JP2007240070A - 空調装置の運転制御方法 - Google Patents

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【課題】冷却コイルや冷凍機、電気ヒータを大きくすることなく風量増加に対応し、省エネルギー化を図るとともに、空調装置のイニシャルコストやランニングコストを低減することができる空調装置を提供すること。
【解決手段】空気吸入口1と空気排出口2とが形成された筐体3と、空気吸入口1に配設された冷却コイル4と、冷却コイル4の下流側に配設された電気ヒータ5と、空気排出口2から筐体3内の空気を排出する送風機6とを備えた空調装置において、冷却コイル4を通さずに筐体3に空気を取り入れるバイパス空気吸入口7と、バイパス空気吸入口7の開度を調節するバイパス弁8とを設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、空調装置の運転制御方法に関し、特に、冷却コイルや冷凍機、電気ヒータを大きくすることなく風量増加に対応し、省エネルギー化を図るとともに、空調装置のイニシャルコストやランニングコストを低減することができる空調装置の運転制御方法に関するものである。
従来、空調装置は、例えば、図3に示すように、空気吸入口1と空気排出口2とが形成された筐体3と、空気吸入口1に配設された冷却コイル4と、冷却コイル4の下流側に配設された電気ヒータ5と、空気排出口2から筐体3内の空気を排出する送風機6と、空気排出口2に配設された温度センサ(図示省略)とを備え、空気吸入口1から冷却コイル4により冷却しながら取り入れた外気を、下流側に配設した電気ヒータ5によって精密に設定温度に調節し、空気排出口2から排出するようにしている。
ところで、このような空調装置において、例えば風量を2倍にする場合、同図に点線で示すように、冷却コイル4やその冷凍機9、電気ヒータ5をそれぞれ2倍の能力に変更している。
しかしながら、この種の空調装置では、冷却コイル4で一旦冷却した外気を下流側の電気ヒータ5で加熱することによって精密に温度調節することから、冷却負荷のない外気条件でも冷却コイル4と電気ヒータ5は作動しており、上記のように風量に合わせて冷却コイル4や電気ヒータ5を大きくすると、過大な冷却能力と再熱能力を搭載することになり、イニシャルコストとランニングコストの両方に無駄が非常に多くなるという問題を有している。
本発明は、上記従来の空調装置の有する問題点に鑑み、冷却コイルや冷凍機、電気ヒータを大きくすることなく風量増加に対応し、省エネルギー化を図るとともに、空調装置のイニシャルコストやランニングコストを低減することができる空調装置の運転制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の空調装置の運転制御方法は、空気吸入口と空気排出口とが形成された筐体と、空気吸入口に配設された冷却コイルと、冷却コイルの下流側に配設された電気ヒータと、空気排出口から筐体内の空気を排出する送風機とを備えた空調装置の運転制御方法において、冷却コイルを通さずに筐体に空気を取り入れるバイパス空気吸入口と、該バイパス空気吸入口の開度を調節するバイパス弁とを設け、該バイパス弁によって、送風機の風量設定の変更に関わらず冷却コイル及び電気ヒータを通過する風量が常に一定量となるように調節するとともに、送風機の下流側の空気排出口に配設した温度センサによって、混合空気の温度を検出し、該検出温度に基づいて、混合空気の温度が設定温度になるように電気ヒータを制御することを特徴とする。
この場合において、バイパス空気吸入口から導入される空気の温度ΔT1と、空気吸入口から導入され冷却コイルで冷却された空気の温度ΔT2と、これらの空気が混合された空気の温度ΔT3とを検出し、混合後の空気の温度ΔT3が下記式1の計算値ΔT3’より高い場合はバイパス弁を閉じ側に、低い場合は開き側に制御する弁制御回路を設けることができる。
ΔT2+(ΔT1−ΔT2)・B/A=ΔT3’ ・・・(1)
ここで、Aは空気排出口の風量、Bはバイパス空気吸入口を通過する風量である。
また、送風機の電流値を検出し、該電流値に基づいて、空気排出口からの風量が一定になるように送風機を制御する送風制御回路を設けることができる。
本発明の空調装置の運転制御方法によれば、空気吸入口と空気排出口とが形成された筐体と、空気吸入口に配設された冷却コイルと、冷却コイルの下流側に配設された電気ヒータと、空気排出口から筐体内の空気を排出する送風機とを備えた空調装置の運転制御方法において、冷却コイルを通さずに筐体に空気を取り入れるバイパス空気吸入口と、該バイパス空気吸入口の開度を調節するバイパス弁とを設け、該バイパス弁によって、送風機の風量設定の変更に関わらず冷却コイル及び電気ヒータを通過する風量が常に一定量となるように調節するとともに、送風機の下流側の空気排出口に配設した温度センサによって、混合空気の温度を検出し、該検出温度に基づいて、混合空気の温度が設定温度になるように電気ヒータを制御することから、冷却コイルを通過する風量を一定量とし、バイパス空気吸入口を通る風量を調節することにより、空気排出口から出る風量を増大させることができ、これにより、冷却コイルや冷凍機、電気ヒータを大きくすることなく風量増加に対応し、省エネルギー化を図るとともに、空調装置のイニシャルコストやランニングコストを低減することができる。
そして、風量を増大させても、冷却コイルや冷凍機、電気ヒータを共通化できることから、設計や工数に費やす時間を削減するとともに、それらの在庫管理も容易にすることができる。
この場合、バイパス空気吸入口から導入される空気の温度ΔT1と、空気吸入口から導入され冷却コイルで冷却された空気の温度ΔT2と、これらの空気が混合された空気の温度ΔT3とを検出し、混合後の空気の温度ΔT3が所定の計算値ΔT3’より高い場合はバイパス弁を閉じ側に、低い場合は開き側に制御する弁制御回路を設けることにより、混合後の空気の温度が前記計算値ΔT3’より高い場合はバイパス空気吸入口からの空気導入量が多いためこれを減じ、前記計算値ΔT3’より低い場合はバイパス空気吸入口からの空気導入量が少ないためこれを増やし、これにより、空気排出口から出る風量を設定する場合にバイパス弁の開度調節を自動制御で行うことができ、空調装置の性能の安定化と調整費の削減を行うことができる。
また、送風機の電流値を検出し、該電流値に基づいて、空気排出口からの風量が一定になるように送風機を制御する送風制御回路を設けることにより、空調装置の設定風量を自動制御により運転中一定に保つことができる。
以下、本発明の空調装置の運転制御方法の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1に、本発明の空調装置の運転制御方法を実施する空調装置の第1実施例を示す。
この空調装置は、空気吸入口1と空気排出口2とが形成された筐体3と、空気吸入口1に配設された冷却コイル4と、冷却コイル4の下流側に配設された電気ヒータ5と、空気排出口2から筐体3内の空気を排出する送風機6とを備えている。
そして、この空調装置は、冷却コイル4を通さずに筐体3に空気を取り入れるバイパス空気吸入口7と、該バイパス空気吸入口7の開度を調節するバイパス弁8とを設けている。
空調装置は、筐体3の下に冷却コイル4を作動させる冷凍機9を設置するとともに、筐体3の下部に空気吸入口1を形成している。
空気吸入口1の下流側には冷却コイル4が配設され、冷却コイル4の下流側には電気ヒータ5が配設されている。
筐体3の上面には空気排出口2が形成され、該空気排出口2には、空気吸入口1から取り入れた空気を排出する送風機6が設置されている。空調装置の風量は、この送風機6の出力を手動で切り替えることにより複数の段階に設定することができる。
なお、送風機6の下流側には、温度センサ(図示省略)が設置されており、該温度センサが検出する空気の温度と設定温度に基づいて、電気ヒータ5の出力が制御される。
バイパス空気吸入口7は、空気吸入口1と同じ側で筐体3の上部に設置されており、該バイパス空気吸入口7は、その開度を調節するバイパス弁8を備えている。
バイパス弁8は、送風機6の風量を設定する際に、空気吸入口1すなわち冷却コイル4と電気ヒータ5を通過する風量が常に一定量となるように、バイパス空気吸入口7を通る風量を手動で調節する。
例えば、空調装置の風量設定が10m/minと小さい場合は、バイパス弁8を閉じて、バイパス空気吸入口7を通過する風量を0とするとともに、空気吸入口1を通過する風量を10m/minとする。
また、空調装置の風量設定を20m/minとした場合は、バイパス弁8を開けて、バイパス空気吸入口7を通過する風量を10m/minとするとともに、空気吸入口1を通過する風量を10m/minに維持する。
また、空調装置の風量設定を30m/minとした場合は、バイパス弁8をさらに大きく開け、バイパス空気吸入口7を通過する風量を20m/minとするとともに、空気吸入口1を通過する風量を10m/minに維持する。
次に、本実施例の空調装置の動作を説明する。
設定温度と風量を設定し、空調装置をONにすると、送風機6が駆動し、空気吸入口1とバイパス空気吸入口7から例えば1対1の外気が筐体3内に導入され、空気排出口2から排出される。
この場合、バイパス空気吸入口7から導入された外気はそのままの温度であり、空気吸入口1から導入された外気は、冷却コイル4と電気ヒータ5によって温度調節される。
これら空気吸入口1とバイパス空気吸入口7から導入された空気は、筐体3内で混合され、空気排出口2を介してクリーンブース等に送られるが、空気排出口2の温度センサ(図示省略)によって、この混合された空気の温度が検出される。
そして、この温度センサの検出温度が設定温度になるように、電気ヒータ5の制御が行われる。
かくして、本実施例の空調装置は、空気吸入口1と空気排出口2とが形成された筐体3と、空気吸入口1に配設された冷却コイル4と、冷却コイル4の下流側に配設された電気ヒータ5と、空気排出口2から筐体3内の空気を排出する送風機6とを備えた空調装置において、冷却コイル4を通さずに筐体3に空気を取り入れるバイパス空気吸入口7と、該バイパス空気吸入口7の開度を調節するバイパス弁8とを設けることから、冷却コイル4を通過する風量を一定量とし、バイパス空気吸入口7を通る風量を調節することにより、空気排出口2から出る風量を増大させることができ、これにより、冷却コイル4や冷凍機9、電気ヒータ5を大きくすることなく風量増加に対応し、省エネルギー化を図るとともに、空調装置のイニシャルコストやランニングコストを低減することができる。
そして、風量を増大させても、冷却コイル4や冷凍機9、電気ヒータ5を共通化できることから、設計や工数に費やす時間を削減するとともに、それらの在庫管理も容易にすることができる。
図2に、本発明の空調装置の運転制御方法を実施する空調装置の第2実施例を示す。
この空調装置は、空気吸入口1と空気排出口2とが形成された筐体3と、空気吸入口1に配設された冷却コイル4と、空気排出口2に配設された電気ヒータ5と、空気排出口2から筐体3内の空気を排出する送風機6とを備えている。
そして、この空調装置は、冷却コイル4を通さずに筐体3に空気を取り入れるバイパス空気吸入口7と、該バイパス空気吸入口7の開度を調節するバイパス弁8とを設けるとともに、バイパス空気吸入口7から導入された空気の温度ΔT1と、空気吸入口1から導入され冷却コイル4で冷却された空気の温度ΔT2と、これらの空気が混合された空気の温度ΔT3とを検出し、混合後の空気の温度ΔT3が下記式1の計算値ΔT3’より高い場合はバイパス弁8を閉じ側に、低い場合は開き側に制御する弁制御回路10を設けている。
ΔT2+(ΔT1−ΔT2)・B/A=ΔT3’ ・・・(1)
ここで、Aは空気排出口の風量、Bはバイパス空気吸入口を通過する風量である。
空調装置は、筐体3の下に冷却コイル4を作動させる冷凍機9を設置するとともに、筐体3の下部に空気吸入口1を形成している。
空気吸入口1の下流側には冷却コイル4が配設され、冷却コイル4の下流側となる空気排出口2には電気ヒータ5が配設されている。
筐体3の上面には空気排出口2が形成され、該空気排出口2には、空気吸入口1から取り入れた空気を排出する送風機6が設置されている。空調装置の風量は、この送風機6の出力を切り替えることにより複数の段階に設定することができる。
バイパス空気吸入口7は、空気吸入口1と同じ側で筐体3の上部に設置されており、該バイパス空気吸入口7は、その開度を調節するバイパス弁8を備えている。
バイパス弁8は、送風機6の風量を設定する際に、空気吸入口1すなわち冷却コイル4を通過する風量が常に一定量となるように、バイパス空気吸入口7を通る風量を調節する。
例えば、空調装置の風量設定が10m/minと小さい場合は、バイパス弁8を閉じて、バイパス空気吸入口7を通過する風量を0とするとともに、空気吸入口1を通過する風量を10m/minとする。
また、空調装置の風量設定を20m/minとした場合は、バイパス弁8を開けて、バイパス空気吸入口7を通過する風量を10m/minとするとともに、空気吸入口1を通過する風量を10m/minに維持する。
また、空調装置の風量設定を30m/minとした場合は、バイパス弁8をさらに大きく開け、バイパス空気吸入口7を通過する風量を20m/minとするとともに、空気吸入口1を通過する風量を10m/minに維持する。
弁制御回路10は、バイパス弁8を駆動する弁駆動装置81と、外気温度すなわちバイパス空気吸入口7から導入される空気の温度ΔT1を検出する温度センサT1(空気吸入口1に配設されているが、外気温度を検出するのでバイパス空気吸入口7に配設するのと同じである。)と、冷却コイル4により冷却された空気の温度ΔT2を検出する温度センサT2と、これらの空気が混合された空気の温度ΔT3を検出する温度センサT3と、各温度センサT1〜T3の検出値に基づいて弁駆動装置81を制御する調節器11とを備え、上記式1が成立するようにフィードバック制御することにより、バイパス空気吸入口7のバイパス弁8の開度を自動調節する。
例えば、設定風量Aが2、バイパス空気吸入口7を通過する風量が1の場合で、外気温度すなわちバイパス空気吸入口7から導入される空気の温度ΔT1が30℃、冷却コイルで冷却された空気の温度ΔT2が20℃であるときには、混合された空気の温度ΔT3が25℃になるように、バイパス弁8の開度をフィードバック制御する。
すなわち、空気排出口の風量をA、バイパス空気吸入口を通過する風量をBとして、
ΔT2+(ΔT1−ΔT2)・B/A=ΔT3
上記各数値を代入すると、
20+(30−20)・1/2=25
具体的には、混合された空気の温度が25℃より高い場合は、バイパス空気吸入口7の通過風量が多いためバイパス弁8を閉じ側に駆動し、逆に、25℃より低い場合は、バイパス空気吸入口7の通過風量が少ないためバイパス弁8を開き側に駆動する。
これにより、風量設定を上記のように設定したり変更したりする場合でも、空気吸入口1の通過風量が一定になるようにバイパス弁8の開度調節を自動制御で行うことができる。
また、図では省略しているが、送風機6の電流値を検出し、該電流値に基づいて、空気排出口2からの風量が一定になるように、インバータの出力周波数を変動し送風機6を制御する送風制御回路が設けられており、これにより、空調装置の設定風量を自動制御により運転中一定に保つようにしている。
次に、本実施例の空調装置の動作を説明する。
設定温度と風量を設定し、空調装置をONにすると、送風機6が駆動するとともに、弁制御回路10が各温度センサT1〜T3の検出値に基づいてフィードバック制御することにより、空気吸入口1の通過風量が一定になるようにバイパス弁8の開度が自動調節される。
また、空気排出口2からの風量は、送風機6の電流値をフィードバックすることにより、運転中一定に保持される。
これにより、空気吸入口1とバイパス空気吸入口7から例えば1対1の外気が正確に筐体3内に導入され、空気排出口2から排出される。
この場合、バイパス空気吸入口7から導入された外気はそのままの温度であり、空気吸入口1から導入された外気は、冷却コイル4によって冷却される。
これら空気吸入口1とバイパス空気吸入口7から導入された空気は、筐体3内で混合され、空気排出口2の電気ヒータ5により精密に温度調節された後、クリーンブース等に送られる。
かくして、本第2実施例の空調装置は、空気吸入口1と空気排出口2とが形成された筐体3と、空気吸入口1に配設された冷却コイル4と、空気排出口2に配設された電気ヒータ5と、空気排出口2から筐体3内の空気を排出する送風機6とを備えた空調装置において、冷却コイル4を通さずに筐体3に空気を取り入れるバイパス空気吸入口7と、該バイパス空気吸入口7の開度を調節するバイパス弁8とを設けるとともに、バイパス空気吸入口7から導入された空気の温度ΔT1と、空気吸入口1から導入され冷却コイル4で冷却された空気の温度ΔT2と、これらの空気が混合された空気の温度ΔT3とを検出し、混合後の空気の温度ΔT3が所定の計算値ΔT3’より高い場合はバイパス弁8を閉じ側に、低い場合は開き側に制御する弁制御回路10を設けることから、混合後の空気の温度ΔT3が前記計算値ΔT3’より高い場合はバイパス空気吸入口7からの空気導入量が多いためこれを減じ、前記計算値ΔT3’より低い場合はバイパス空気吸入口7からの空気導入量が少ないためこれを増やし、これにより、空気排出口2から出る風量を設定する場合にバイパス弁8の開度調節を自動制御で行うことができ、空調装置の性能の安定化と調整費の削減を行うことができる。
この場合、送風機6の電流値を検出し、該電流値に基づいて、空気排出口2からの風量が一定になるように送風機6を制御する送風制御回路を設けることにより、空調装置の設定風量を自動制御により運転中一定に保つことができる。
以上、本発明の空調装置の運転制御方法について、その実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができる。
本発明の空調装置の運転制御方法は、冷却コイルや冷凍機、電気ヒータを大きくすることなく風量増加に対応し、省エネルギー化を図るとともに、空調装置のイニシャルコストやランニングコストを低減できることから、小型で低コスト、省エネルギーな空調装置として好適に用いることができる。
本発明の空調装置の運転制御方法を実施する空調装置の第1実施例を示す断面図である。 本発明の空調装置の運転制御方法を実施する空調装置の第2実施例を示す断面図である。 従来の空調装置の一例を示す断面図である。
符号の説明
1 空気吸入口
2 空気排出口
3 筐体
4 冷却コイル
5 電気ヒータ
6 送風機
7 バイパス空気吸入口
8 バイパス弁
81 弁駆動装置
9 冷凍機
10 弁制御回路
11 調節器
T1〜T3 温度センサ

Claims (3)

  1. 空気吸入口と空気排出口とが形成された筐体と、空気吸入口に配設された冷却コイルと、冷却コイルの下流側に配設された電気ヒータと、空気排出口から筐体内の空気を排出する送風機とを備えた空調装置において、冷却コイルを通さずに筐体に空気を取り入れるバイパス空気吸入口と、該バイパス空気吸入口の開度を調節するバイパス弁とを設けたことを特徴とする空調装置。
  2. バイパス空気吸入口から導入される空気の温度ΔT1と、空気吸入口から導入され冷却コイルで冷却された空気の温度ΔT2と、これらの空気が混合された空気の温度ΔT3とを検出し、混合後の空気の温度ΔT3が下記式1の計算値ΔT3’より高い場合はバイパス弁を閉じ側に、低い場合は開き側に制御する弁制御回路を設けたことを特徴とする請求項1記載の空調装置。
    ΔT2+(ΔT1−ΔT2)・B/A=ΔT3’ ・・・(1)
    ここで、Aは空気排出口の風量、Bはバイパス空気吸入口を通過する風量である。
  3. 送風機の電流値を検出し、該電流値に基づいて、空気排出口からの風量が一定になるように送風機を制御する送風制御回路を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の空調装置。
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