JP2007239784A - 管継手及びエルボ管の接続方法 - Google Patents

管継手及びエルボ管の接続方法 Download PDF

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Abstract

【課題】エルボ管同士を接続する際に、継手管を用いることなく、コンパクトな空間で接続を行うことができるとともに、溶接により袋ナットへ悪影響を及ぼさないこと。
【解決手段】大径に形成された環状突出部13を先端部側に有する第1エルボ管10と、先端部外周に雄ネジ23を有するとともに、内周側に第1エルボ管10の先端部が挿入され、その内周面に環状突出部13の外周面と密着するOリング40を有する第2エルボ管20と、一方の開口部33に第1エルボ管10が挿入されるとともに、その内径が環状突出部13の外径よりも小さく、かつ、他方の開口部31に第2エルボ管20が挿入されるとともに、その内径が第2エルボ管20の外径よりも大きく形成され、内周部に第2エルボ管20の雄ネジ23に螺合する雌ネジ32とを有する袋ナット30とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、給水、給湯、冷温水配管等に使用されるステンレス鋼管、銅管等のエルボ管同士をコンパクトに接続できる管継手及びエルボ管の接続方法に関する。
端部側に環状突出部が形成された薄肉ステンレス鋼管を現場で簡単且つ確実に接続できる拡管式の管継手が知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。このような拡管式管継手は、図2に示すように、例えばエルボ管100同士を継手管110を介して接続する場合に用いられる。
エルボ管100は、90度に曲げられた管体101と、その先端に設けられた筒体102と、この筒体102の外周に設けられた雄ネジ103とを備えている。継手管110は、円筒状の筒体111とを備え、筒体111は、両側の管端112近傍が専用工具により径方向に膨出させて環状突出部113が形成されている。筒体111の両端側には、予め袋ナット120がその開口端121を管端112側に向けて挿入されている。
そして、管端112をエルボ管100の内部に挿入し、袋ナット120の内周に形成された雌ネジ121を雄ネジ103に螺入して、継手管110の環状突出部113をエルボ管100のテーパ部114に押圧し、さらに、Oリング140を環状突出部113に密着させることで、エルボ管100、継手管110内を流れる流体の漏洩を防止するものである。
実公平7−55424号公報 特開平9−137884号公報 特開平10−318459号公報
上述した管継手では、次のような問題があった。すなわち、エルボ管100同士を接続する際に必ず継手管110が必要となり、広い配管スペースが必要になる。
また、配管スペースを狭くするために拡管した短管をエルボ管100に溶接する方法も考えられる。しかしながら、袋ナット120の環状突出部113と接する部分に共回りを防止するために樹脂製リングを装着したり、樹脂材製の滑材をコーティングあるいは塗布してある場合、溶接時の熱により、樹脂リングや滑材が溶けたり剥離してしまう等、継手の有する機能が発揮できないという問題があった。また、熱影響によるネジ部の変形により接続できなくなる虞があった。
そこで本発明は、エルボ管同士を接続する際に、継手管を用いることなく、コンパクトな空間で接続を行うことができるとともに、溶接により袋ナットへ悪影響を及ぼすことがない管継手及びエルボ管の接続方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決し目的を達成するために、本発明の管継手及びエルボ管の接続方法は次のように構成されている。
大径に形成された環状突出部を先端部側に有する第1エルボ管と、先端部外周に雄ネジ部を有するとともに、内周側に上記第1エルボ管の先端部が挿入され、その内周面に上記環状突出部の外周面と密着するOリングを有する第2エルボ管と、一方の開口部に上記第1エルボ管が挿入されるとともに、その内径が上記環状突出部の外径よりも小さく、かつ、他方の開口部に上記第2エルボ管が挿入されるとともに、その内径が上記第2エルボ管の外径よりも大きく形成され、内周部に上記第2エルボ管の雄ネジ部に螺合する雌ネジ部とを有する袋ナットとを備えていることを特徴とする。
エルボ状の第1管体の先端側に薄肉短管を溶接により接合する工程と、上記薄肉短管を内周面に雌ネジが形成された袋ナットの一方の開口部を挿入する工程と、上記薄肉短管の先端側を上記一方の開口部の内径より大径に加工する工程と、上記薄肉短管の先端側をエルボ状であって、先端に雄ネジが形成された第2管体の内周側に挿入する工程と、上記袋ナットの他方の開口部を上記第2管体の外周側に挿入する工程と、上記袋ナットの雌ネジを上記第2管体の雄ネジに螺合させる工程とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、エルボ管同士を接続する際に、継手管を用いることなく、コンパクトな空間で接続を行うことができるとともに、溶接により袋ナットへ悪影響を及ぼすことがない。
図1は本発明の一実施の形態に係る管継手1を一部切欠して示す側面図である。管継手1は、鋼管からなる第1エルボ管10と、第2エルボ管20と、これらを結合するための袋ナット30とを備えている。
第1エルボ管10は、エルボ型の管体11を有し、その先端側に薄肉ステンレス鋼管12が溶接により接続されている。薄肉ステンレス鋼管12には、薄肉ステンレス鋼管12の外径よりも大径に形成された環状突出部13が形成されている。
第2エルボ管20は、エルボ型の管体21と、この管体21の先端側に設けられた接続口22とを備えている。接続口22の外周には、雄ネジ23が形成されている。また、接続口22の先端側の内周面には、環状溝24が形成され、樹脂材製のOリング40が配置されている。
袋ナット30は、図1中に示すように、円筒状に形成され、図1中右側から開口部31、内周面に形成された雌ネジ32と、薄肉ステンレス鋼管12よりも大径であるが、前述した環状突出部13よりも小径の開口部33を有する。
このように構成された管継手1では、次のようにして第1エルボ管10と第2エルボ管20との接続を行う。
予め環状突出部13が形成されていない段階で薄肉ステンレス鋼管12と管体11とを溶接し、第1エルボ管10を形成する。次に、袋ナット30を開口部33側から薄肉ステンレス鋼管12に挿入する。
次に、専用工具等を用いて環状突出部13を形成する拡管処理を行う。これにより、開口部33の内径は環状突出部13の外径より小径であるため、袋ナット30が第1エルボ管10から抜け出すことはない。
次に、薄肉ステンレス鋼管12の先端側(図1中右側)を、第2エルボ管20の接続口22の内周面側に挿入する。そして、袋ナット30を締め付けることで、袋ナット30の雌ネジ32と接続口22の雄ネジ23と螺合させる。これにより、環状突出部13は、接続口22のOリング40に接触する位置まで進み、シール状態となる。
このように本実施の形態に係る管継手1によれば、継手管を用いることなく、エルボ管同士を直接接続することができる。
また、袋ナット30を第1エルボ管10に装着する前に、薄肉ステンレス鋼管12と管体11とを溶接するため、溶接の熱により、樹脂リングや滑材が溶けたり剥離してしまうことはなく、継手の要する機能を十分に発揮させることができる。また、熱影響によるネジ部の変形により、接続できなくなることを防止できる。
なお、上述した例では、エルボ状の薄肉ステンレス鋼管を示したが、直管等、他の形状の薄肉ステンレス鋼管にも適用できるのは勿論である。
上述したように、本実施の形態に係る管継手1によれば、配管スペースをコンパクトにすることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
本発明の一実施の形態に係る管継手の一部を破断して示す側面図。 エルボ管同士を継手管を用いて接続した管継手の一例を一部切欠して示す側面図。
符号の説明
1…管継手、10…第1エルボ管、12…薄肉ステンレス鋼管、13…環状突出部、20…第2エルボ管、22…接続口、23…雄ネジ、30…袋ナット、32…雌ネジ、40…Oリング。

Claims (3)

  1. 大径に形成された環状突出部を先端部側に有する第1エルボ管と、
    先端部外周に雄ネジ部を有するとともに、内周側に上記第1エルボ管の先端部が挿入され、その内周面に上記環状突出部の外周面と密着するOリングを有する第2エルボ管と、
    一方の開口部に上記第1エルボ管が挿入されるとともに、その内径が上記環状突出部の外径よりも小さく、かつ、他方の開口部に上記第2エルボ管が挿入されるとともに、その内径が上記第2エルボ管の外径よりも大きく形成され、内周部に上記第2エルボ管の雄ネジ部に螺合する雌ネジ部とを有する袋ナットとを備えていることを特徴とする管継手。
  2. 上記第1エルボ管は、エルボ状の管体と、この管体の端部に溶接された薄肉の短管とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の管継手。
  3. エルボ状の第1管体の先端側に薄肉短管を溶接により接合する工程と、
    上記薄肉短管を内周面に雌ネジが形成された袋ナットの一方の開口部を挿入する工程と、
    上記薄肉短管の先端側を上記一方の開口部の内径より大径に加工する工程と、
    上記薄肉短管の先端側をエルボ状であって、先端に雄ネジが形成された第2管体の内周側に挿入する工程と、
    上記袋ナットの他方の開口部を上記第2管体の外周側に挿入する工程と、
    上記袋ナットの雌ネジを上記第2管体の雄ネジに螺合させる工程とを具備することを特徴とするエルボ管の接続方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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