JP2007237277A - 少数歯スプライン転造工具及び少数歯スプラインの転造方法 - Google Patents

少数歯スプライン転造工具及び少数歯スプラインの転造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】歯数13以下の少数歯スプラインを転造することができる少数はスプライン転造工具及び少数歯スプラインの転造方法を提供すること。
【解決手段】少数歯スプライン転造工具1によれば、初めに、押圧工具2の押圧面3で軸状部材Mを押圧挟持し、軸状部材Mを強制的に回転させ、次いで、押圧工具2による軸状部材Mの強制回転を継続させつつ転造工具5による少数歯スプラインの転造を開始する。これにより、押圧工具2による軸状部材Mの被押圧面を駆動部として、軸状部材Mを転造工具5の転造歯形面6上で強制的に回転させることができるので、軸状部材Mに歯数13以下の少数歯スプラインを転造により形成することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、少数歯スプライン転造工具及び少数歯スプラインの転造方法に関し、特に、歯数13以下の少数歯スプラインを転造することができる少数歯スプライン転造工具及び少数歯スプラインの転造方法に関するものである。
スプラインは、転造工具を用いた転造加工により形成されるのが一般的である。従来の転造工具は、例えば、特許第2902101号公報に開示されるように、食付き歯群と仕上げ歯群とを備え、それら食付き歯群及び仕上げ歯群上を軸状部材が転動することで、軸状部材の外周面を塑性変形させ、スプラインを転造する。
しかしながら、従来の転造工具では、歯数13以下の少数歯スプラインを転造することができないという問題点があった。即ち、従来の転造工具では、歯群上で軸状部材を転動させる転造過程において、転造工具の歯と被転造素材の歯とが非接触となる状態が生じるため、軸状部材を適切な回転ピッチで転動させることができず、スプラインの転造が不可能となる。
特許第2902101号公報(図2など)
そこで、本出願人は、スプライン転造用の転造工具と、ねじ又はウォーム転造用の転造工具とを並列に配置した並列型の転造工具を開発した(本出願時において未公知)。これによれば、ねじ又はウォーム転造用の転造工具を駆動源として、軸状部材をスプライン転造用の転造工具上で強制的に回転させることができるので、軸状部材の外周面に歯数13以下の少数歯スプラインを転造することができる。
しかしながら、上述した並列型の転造工具では、ねじ又はウォーム転造用の転造工具を別途設ける必要があるため、その分、転造工具の製造コストが増大するという問題点があった。また、この並列型の転造工具では、軸状部材の外周面にねじ又はウォームが転造されるため、これを切り落とす等の後加工が必要になり、加工コストが嵩むという問題点があった。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、歯数13以下の少数歯スプラインを転造可能な少数歯スプライン転造工具及び少数歯スプラインの転造方法を提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1記載の少数歯スプライン転造工具は、軸状部材の外周面に歯数13以下の少数歯スプラインを転造するための転造歯形面を有する一対の転造工具と、前記一対の転造工具に並列に配置され前記軸状部材の外周面を押圧するための押圧面を有する一対の押圧工具と、を備え、前記一対の押圧工具の一方及び前記一対の転造工具の一方をそれぞれの他方に対して相対移動させることで、前記一対の押圧工具の押圧面間に押圧挟持される前記軸状部材の外周面を駆動部として前記軸状部材を強制的に回転させると共に、その強制的な回転により前記軸状部材を前記一対の転造工具の転造歯形面間で転動させることで、前記軸状部材の外周面を塑性変形させて、前記少数歯スプラインを転造するものであり、前記一対の押圧工具の押圧面は、転造方向始端側から終端側へ向けて所定の食付き角で傾斜される食付き部と、その食付き部に連設される仕上げ部とを備え、前記転造工具の転造歯形面における歯群のピッチは、前記押圧工具の押圧面における仕上げ部により強制的に回転される前記軸状部材の転がり径の円周長さに対応して設定され、前記転造工具の転造歯形面による前記軸状部材の外周面への切り込みは、前記軸状部材が少なくとも前記押圧工具の押圧面における食付き部を通過し前記仕上げ部に達した後に開始されるように構成されている。
請求項2記載の少数歯スプラインの転造方法は、軸状部材の外周面に歯数13以下の少数歯スプラインを転造するための転造歯形面を有する一対の転造工具と、前記軸状部材の外周面を押圧するための押圧面を有する一対の押圧工具とを並列に配置し、前記一対の押圧工具の押圧面に、転造方向始端側から終端側へ向けて所定の食付き角で傾斜される食付き部と、その食付き部に連設される仕上げ部とを形成し、前記転造工具の転造歯形面における歯群のピッチを、前記押圧工具の押圧面における仕上げ部により強制的に回転される前記軸状部材の転がり径の円周長さに対応するピッチに設定し、前記一対の押圧工具の一方及び前記一対の転造工具の一方をそれぞれの他方に対して相対移動させることで、前記一対の押圧工具の押圧面間に押圧挟持される前記軸状部材の外周面を駆動部として前記軸状部材を強制的に回転させると共に、その強制的な回転により前記軸状部材を前記一対の転造工具の転造歯形面間で転動させることで、前記軸状部材の外周面を塑性変形させて、前記少数歯スプラインを転造する少数歯スプラインの転造方法であって、まず、前記一対の押圧工具による前記軸状部材の強制的な回転を開始し、次いで、前記軸状部材が少なくとも前記押圧工具の押圧面における食付き部を通過し前記仕上げ部に達した後に、前記転造工具の転造歯形面による前記軸状部材の外周面への切り込みを開始する。
請求項3記載の少数歯スプライン転造工具又は少数歯スプラインの転造方法は、請求項1又は2に記載の少数歯スプライン転造工具又は少数歯スプラインの転造方法において、前記一対の押圧工具の押圧面間距離は、前記軸状部材のブランク直径よりも略0.1mm以上かつ略0.2mm以下だけ小さくされている。
請求項4記載の少数歯スプライン転造工具又は少数歯スプラインの転造方法は、請求項1から3のいずれかに記載の少数歯スプライン転造工具又は少数歯スプラインの転造方法において、前記押圧工具の押圧面には、少なくとも前記仕上げ部にショットブラストによる粗面加工が施されている。
請求項1記載の少数歯スプライン転造工具によれば、軸状部材の外周面に少数歯スプラインを転造するための転造歯形面を有する転造工具と、軸状部材の外周面を押圧するための押圧面を有する押圧工具とを並列に配置すると共に、軸状部材が少なくとも押圧工具の押圧面における食付き部を通過し仕上げ部に達した後に、転造工具の転造歯形面による軸状部材の外周面への切り込みを開始するように構成した、即ち、初めに押圧工具の押圧面が軸状部材の外周面に押圧され、次いでその押圧工具の押圧面による軸状部材の強制的な回転を継続させつつ転造工具の転造歯形面により軸状部材の外周面に少数歯スプラインの転造を行う構成であるので、軸状部材を転造工具の転造歯形面上で一定の回転ピッチで転動させることができる。
そして、転造工具の転造歯形面における歯群のピッチは、押圧工具の押圧面における仕上げ部を転動する軸状部材の転がり径の円周長さに対応して設定されているので、軸状部材が転造工具の転造歯形面上を転動することで、その軸状部材の外周面に歯数13以下の少数歯スプラインを適切な分割精度を確保しつつ転造により形成することができるという効果がある。
ここで、転造工具の転造歯形面により軸状部材の外周面への切り込みを開始するタイミングが早すぎる場合には、押圧工具の押圧面による軸状部材の外周面への押圧力が不十分となるため、駆動部(被押圧部)における滑りの発生などにより、軸状部材を強制的に回転させることができない。そのため、軸状部材を転造工具の転造歯形面上で適切な回転ピッチで転動させることができず、少数歯スプラインの分割精度が悪化する。
これに対し、本発明によれば、軸状部材が少なくとも押圧工具の押圧面における食付き部を通過し仕上げ部に達した後に、転造工具の転造歯形面による軸状部材の外周面への切り込みを開始するように構成したので、押圧工具の押圧面による押圧力、即ち、押圧工具の押圧面と軸状部材の外周面との間の密着力を十分に確保して、軸状部材の強制的な回転を確実に行わせることできる。その結果、軸状部材を転造工具の転造歯形面上で適切に転動させ、少数歯スプラインの分割精度を確保することができる。
また、本発明によれば、一対の押圧工具の押圧面間に軸状部材の外周面を押圧挟持し、その押圧力により軸状部材を強制的に回転させる構成であるので、例えば、ねじ又はウォーム転造用の転造工具を駆動源とする場合のように、軸状部材の外周面にねじ又はウォームが形成されず、これを切り落とす等の後加工を行う必要がない。よって、加工コストを削減して、その分、少数歯スプラインの製造コストの削減を図ることができるという効果がある。
また、このように、一対の押圧工具の押圧面間に軸状部材の外周面を押圧挟持し、その押圧力により軸状部材を強制的に回転させる構成であれば、軸状部材は、駆動部(被押圧面)が若干窪む程度で、大きな形状変化が生じないので、軸状部材自体の剛性強度が損なわれることを抑制することができるという効果がある。
更に、本発明によれば、押圧工具の押圧面に、例えば、歯形を形成するための研削加工などを施す必要がなく、かかる押圧面を平坦面として形成すれば良いので、その構造を簡素化して、耐久性の向上を図ることができると共に、製造コストの削減を図ることができるという効果がある。
請求項2記載の少数歯スプラインの転造方法によれば、軸状部材の外周面に少数歯スプラインを転造するための転造歯形面を有する転造工具と、軸状部材の外周面を押圧するための押圧面を有する押圧工具とを並列に配置すると共に、軸状部材が少なくとも押圧工具の押圧面における食付き部を通過し仕上げ部に達した後に、転造工具の転造歯形面による軸状部材の外周面への切り込みを開始する、即ち、初めに押圧工具の押圧面が軸状部材の外周面に押圧され、次いでその押圧工具の押圧面による軸状部材の強制的な回転を継続させつつ転造工具の転造歯形面により軸状部材の外周面に少数歯スプラインの転造を行う構成であるので、軸状部材を転造工具の転造歯形面上で一定の回転ピッチで転動させることができる。
そして、転造工具の転造歯形面における歯群のピッチは、押圧工具の押圧面における仕上げ部を転動する軸状部材の転がり径の円周長さに対応して設定されているので、軸状部材が転造工具の転造歯形面上を転動することで、その軸状部材の外周面に歯数13以下の少数歯スプラインを適切な分割精度を確保しつつ転造により形成することができるという効果がある。
ここで、転造工具の転造歯形面により軸状部材の外周面への切り込みを開始するタイミングが早すぎる場合には、押圧工具の押圧面による軸状部材の外周面への押圧力が不十分となるため、駆動部(被押圧部)における滑りの発生などにより、軸状部材を強制的に回転させることができない。そのため、軸状部材を転造工具の転造歯形面上で適切な回転ピッチで転動させることができず、少数歯スプラインの分割精度が悪化する。
これに対し、本発明によれば、軸状部材が少なくとも押圧工具の押圧面における食付き部を通過し仕上げ部に達した後に、転造工具の転造歯形面による軸状部材の外周面への切り込みを開始するので、押圧工具の押圧面による押圧力、即ち、押圧工具の押圧面と軸状部材の外周面との間の密着力を十分に確保して、軸状部材の強制的な回転を確実に行わせることできる。その結果、軸状部材を転造工具の転造歯形面上で適切に転動させ、少数歯スプラインの分割精度を確保することができる。
また、本発明によれば、一対の押圧工具の押圧面間に軸状部材の外周面を押圧挟持し、その押圧力により軸状部材を強制的に回転させるので、例えば、ねじ又はウォーム転造用の転造工具を駆動源とする場合のように、軸状部材の外周面にねじ又はウォームが形成されず、これを切り落とす等の後加工を行う必要がない。よって、加工コストを削減して、その分、少数歯スプラインの製造コストの削減を図ることができるという効果がある。
また、このように、一対の押圧工具の押圧面間に軸状部材の外周面を押圧挟持し、その押圧力により軸状部材を強制的に回転させる方法であれば、軸状部材は、駆動部が若干窪む程度で、大きな形状変化が生じないので、軸状部材自体の剛性強度が損なわれることを抑制することができるという効果がある。
更に、本発明によれば、押圧工具の押圧面に、例えば、歯形形成加工などを施す必要がなく、かかる押圧面を平坦面として構成すれば良いので、その構造を簡素化して、耐久性の向上を図ることができると共に、製造コストの削減を図ることができるという効果がある。
請求項3記載の少数歯スプライン転造工具又は少数歯スプラインの転造方法によれば、請求項1又は2に記載の少数歯スプライン転造工具又は少数歯スプラインの転造方法の奏する効果に加え、一対の押圧工具の押圧面間距離は、軸状部材のブランク直径よりも略0.1mm以上かつ略0.2mm以下だけ小さくされているので、軸状部材に対する押圧力を確保して、軸状部材を滑らせることなく確実に強制回転させることができると共に、軸状部材の外形形状が変化することを抑制して、軸状部材自体の剛性強度の確保と製造コストの削減とを図ることができるという効果がある。
即ち、上記した押圧面間距離とブランク径との差が略0.1mmよりも小さいと、押圧工具の押圧面を軸状部材の外周面に強固に押圧させることができず、十分な密着力を確保することができないので、軸状部材との間に滑りが発生して、軸状部材の強制的な回転が不安定となることで、少数歯スプラインの分割精度が悪化する。
これに対し、本発明によれば、上記した押圧面間距離とブランク径との差を略0.1mm以上とするので、押圧工具の押圧面を軸状部材の外周面に強固に密着させることができる。その結果、軸状部材との間の滑りを抑制して、軸状部材の強制的な回転を適正に行うことができるので、少数歯スプラインの分割精度の向上を図ることができる。
一方、上記した押圧面間距離とブランク径との差が略0.2mmよりも大きいと、押圧工具の押圧面が軸状部材の外周面へ食い込んで、軸状部材の外形形状が大きく変化(例えば、縮径化や余肉の盛り上がりによる応力集中部の発生)することで、軸状部材自体の剛性強度が損なわれると共に、他の部品との干渉を回避するべく形状変化部を切り落とす等の後加工が必要となる。
これに対し、本発明によれば、上記した押圧面間距離とブランク径との差を略0.2mm以下とするので、軸状部材の外形形状の変化を抑制することができ、その結果、軸状部材自体の剛性強度を確保することができると共に、形状変化部を切り落とす等の後加工を不要として、製造コストの低減を図ることができる。
請求項4記載の少数歯スプライン転造工具又は少数歯スプラインの転造方法によれば、請求項1から3のいずれかに記載の少数歯スプライン転造工具又は少数歯スプラインの転造方法の奏する効果に加え、押圧工具の押圧面には、少なくとも仕上げ部にショットブラストによる粗面加工が施されているので、押圧工具の押圧面における少なくとも仕上げ部を軸状部材の外周面に強固に係合させて、軸状部材を転動させるための駆動力を確保することができる。即ち、押圧工具により軸状部材を滑らせることなく強制的に回転させ、転造工具上の軸状部材を適切な回転ピッチで転動させることができるので、少数歯スプラインの分割精度の向上を図ることができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず、少数歯スプライン転造工具1の全体構成について、図1を参照して概略説明する。図1は、本発明の一実施の形態における少数歯スプライン転造工具1の斜視図である。なお、図1では、少数歯スプライン転造工具1により転造加工される軸状部材Mが仮想的に図示されている。
少数歯スプライン転造工具1は、図1に示すように、円柱状の部材として構成された軸状部材Mの外周面を塑性変形させて、歯数13以下(本実施の形態では歯数10)の少数歯スプラインsを有する部品C(図4参照)を転造するための工具であり、軸状部材Mの被加工部P1を押圧するための押圧工具2と、軸状部材Mの被加工部P1に少数歯スプラインsを転造するための転造工具5とを備えて構成されている。
なお、少数歯スプライン転造工具1は、上下一対(図1では、一方の少数歯スプライン転造工具1のみが図示され、その一方の少数歯スプライン転造工具1に対して相対的に平行移動される他方の少数歯スプライン転造工具1の図示が省略されている)から構成されている。
部品Cの転造は、上下一対の少数歯スプライン転造工具1の間に軸状部材Mを回転自在に支持した状態で、これら上下の少数歯スプライン転造工具1を互いに相対移動させることにより、押圧工具2の押圧面3間に押圧挟持される軸状部材Mの被加工部P1を駆動部rとして軸状部材Mを強制的に回転させると共に、その強制的な回転により軸状部材Mを一対の転造工具5の転造歯形面6間で転動させることで、被加工部P1の外周面を塑性変形させて、少数歯スプラインsを転造する。
次いで、図2を参照して、押圧工具2の詳細構成について説明する。図2(a)は押圧工具2の正面図であり、図2(b)は押圧工具2の側面図であり、図2(c)は図2(a)のIIc−IIc線における押圧工具2の断面図ある。
押圧工具2は、図2に示すように、転造に適した合金工具鋼または高速度工具鋼等の金属材料から略直方体状に形成されており、その一面側(図2(a)紙面手前側、図2(b)及び図2(c)上側)から突出する板状体の上面に押圧面3が設けられている。
押圧面3は、軸状部材Mの被加工部P1(図1参照)を押圧するための部位であり、この押圧面3には、図2に示すように、転造方向始端側(図2右側)から終端側(図2左側)へ向けて、食付き部3a、仕上げ部3bおよび逃げ部3cが順に連続して設けられている。
食付き部3aは、押圧工具2の押圧面3を軸状部材M(被加工部P1)の外周面に食い付かせる為の部位であり、いわゆる食付き部として用いられる。この食付き部3aは、図2(b)に示すように、転造方向始端側(図2右側)から仕上げ部3b側(図2左側)へ向けて傾斜角κ1で上昇傾斜して形成されている。
仕上げ部3bは、図2(b)に示すように、押圧工具2の支持面(図2(b)下側面、即ち、転造方向)に対して略平行に形成されており、この仕上げ部3bに軸状部材Mの被加工部P1が押圧挟持されることで、軸状部材Mが強制的に回転され、この強制的な回転により、後述する転造工具5の転造歯形面6上を軸状部材Mの被加工部P1が適切な回転ピッチで転動される。
ここで、押圧工具2の仕上げ部3bには、ショットブラストによる粗面加工を施すことが好ましい。これにより、押圧工具2の仕上げ部3bを軸状部材Mの被加工部P1に強固に密着させて、軸状部材Mを滑らせることなく転動させるための駆動力を確実に確保することができるからである。
なお、軸状部材Mを強制回転させるための駆動力が必要な箇所は仕上げ部3bのみであるため、ショットブラストによる粗面加工は、仕上げ部3bのみに施されていることが好ましい。粗面加工に要する加工コストを効率的に削減することができるからである。
逃げ部3cは、仕上げ部3bを通過した軸状部材M(被加工部P1)を押圧工具2の押圧面3から排出するための部位であり、いわゆる逃げ部として用いられている。この逃げ部3cは、図2(b)に示すように、仕上げ部3bの終端から転造方向終端端(図2(b)左側)へ向けて傾斜角κ2で下降傾斜して形成されている。
これら食付き部3a、仕上げ部3b及び逃げ部3cで構成された押圧面3には、図2(c)に示すように、先端(図2(c)上側)が平坦面状に形成されている。これにより、軸状部材Mとの接触面積を大きくして、強制的に回転させるための駆動力を確保しつつ、軸状部材Mの外形形状が変化することを抑制して、部品C(図4参照)の剛性強度を確保することができる。
次いで、図3を参照して、転造工具5について説明する。図3(a)は転造工具5の正面図であり、図3(b)は転造工具5の側面図である。なお、図3では、加工歯7を模式的に図示している。
転造工具5は、上述した押圧工具2と同様に、転造に適した合金工具鋼または高速度工具鋼等の金属材料から略直方体状に形成されており、図3に示すように、その一面側(図3(a)紙面手前側、図3(b)上側)には、軸状部材M(被加工部P1)の外周面に少数歯スプラインsの転造を行うための転造歯形面6が設けられている。
転造歯形面6には、図3に示すように、転造工具5の転造方向始端側(図3右側)から終端側(図3左側)へ向けて、食付き部6a、仕上げ部6bおよび逃げ部6cが順に連続して設けられている。
食付き部6aは、転造工具5の転造歯形面6を軸状部材M(被加工部P1)の外周面に食い付かせる為の部位であり、いわゆる食付き部として用いられる。この食付き部6aは、図3(b)に示すように、転造工具5の転造方向始端側(図3右側)から仕上げ部6b側(図2左側)へ向けて傾斜角κ3で上昇傾斜して形成されている。
仕上げ部6bは、食付き部6aによって軸状部材M(被加工部P1)に転造された少数歯スプラインs(図4参照)を仕上げるための部位であり、図3(b)に示すように、転造工具5の支持面(図3(b)下側面)に対して略平行に形成されている。
逃げ部6cは、仕上げ部6bにより仕上げられた軸状部材M(被加工部P1)を転造工具5の転造歯形面6から排出するための部位であり、いわゆる逃げ部として用いられている。この逃げ部6cは、図3(b)に示すように、仕上げ部6bの終端から転造工具5の転造方向終端端(図3(b)左側)へ向けて傾斜角κ4で下降傾斜して形成されている。
これら食付き部6a、仕上げ部6b及び逃げ部6cで構成された転造歯形面6には、複数の加工歯7が刻設されている。これら複数の加工歯7は、少数歯スプラインs(図4参照)を形成するための加工歯であり、食付き部6aの始端(図3右側)から逃げ部6cの終端(図6左側)へ向けて所定のピッチで形成されている。
なお、加工歯7のピッチは、押圧工具2の押圧面3(仕上げ部3b)を転動する軸状部材Mの転がり径の円周長さに対応して設定されている。これにより、後述するように、押圧工具2の押圧面3間に押圧挟持された被加工部P1の外周面を駆動部rとして、軸状部材Mが強制的に回転され、軸状部材Mの被加工部P1が転造工具5の転造歯形面6上を転動されると、かかる転造歯形面6の加工歯7により、軸状部材Mの被加工部P1の外周面に少数歯スプラインsが転造により形成される。
また、これら複数の加工歯7は、図3(a)に示すように、転造工具5の長手方向(図3(a)左右方向)に対してねじれを有さずに(即ち、リード角が略90°で)刻設されている。
ここで、図1に戻って説明する。少数歯スプライン転造工具1は、上述のように構成された押圧工具2及び転造工具5を、図1に示すように、並列に配置すると共に、軸状部材Mが少なくとも押圧工具2の食付き部3aを通過し仕上げ部3bに達した後に、転造工具5による軸状部材Mの被加工部P1への切り込みが開始されるように構成されている。
即ち、即ち、初めに押圧工具2の押圧面3(食付き部3a及び仕上げ部3b)が軸状部材Mの被加工部P1の外周面に押圧され、次いでその押圧工具2の押圧面3による軸状部材Mの強制的な回転を継続させつつ、転造工具5の転造歯形面6により軸状部材Mの被加工部P1の外周面に少数歯スプラインsの転造を行う構成であるので、軸状部材Mを転造工具5の転造歯形面6上で一定の回転ピッチで転動させることができる。
そして、転造工具5の転造歯形面6における加工歯7群のピッチは、上述したように、押圧工具2の押圧面3における仕上げ部3bを転動する軸状部材Mの転がり径の円周長さに対応して設定されているので、軸状部材Mの被加工部P1が転造工具5の転造歯形面6上を転動することで、その被加工部P1の外周面に歯数13以下の少数歯スプラインsを適切な分割精度を確保しつつ転造により形成することができる。
ここで、転造工具5の転造歯形面6により被加工部P1の外周面への切り込みを開始するタイミングが早すぎる場合には、押圧工具2の押圧面3による被加工部P1の外周面への押圧力が不十分となるため、駆動部r(被押圧面)における滑りの発生などにより、軸状部材Mを強制的に回転させることができない。そのため、軸状部材Mを転造工具5の転造歯形面6上で適切な回転ピッチで転動させることができず、少数歯スプラインsの分割精度が悪化する。
これに対し、本発明によれば、軸状部材Mが少なくとも押圧工具2の押圧面3における食付き部3aを通過し仕上げ部3bに達した後に、転造工具5の転造歯形面6による軸状部材Mの被加工部P1の外周面への切り込みを開始するように構成したので、押圧工具2の押圧面3による押圧力、即ち、押圧工具2の押圧面3と軸状部材Mの被加工部P1の外周面との間の密着力を十分に確保して、軸状部材Mの強制的な回転を確実に行わせることできる。その結果、軸状部材Mを転造工具2の転造歯形面6上で適切に転動させ、少数歯スプラインsの分割精度を確保することができる。
また、本発明によれば、一対の押圧工具2の押圧面3間に軸状部材Mの被加工部P1の外周面を押圧挟持し、その押圧力により軸状部材Mを強制的に回転させる構成であるので、例えば、ねじ又はウォーム転造用の転造工具を駆動源とする場合のように、軸状部材Mの外周面にねじ又はウォームが形成されず、これを切り落とす等の後加工を行う必要がない。よって、加工コストを削減して、その分、少数歯スプラインsの製造コストの削減を図ることができる。
また、このように、一対の押圧工具2の押圧面3間に軸状部材Mの外周面を押圧挟持し、その押圧力により軸状部材Mを強制的に回転させる構成であれば、軸状部材Mは、駆動部r(被押圧面)が若干窪む程度で、大きな形状変化が生じないので、軸状部材M自体の剛性強度が損なわれることを抑制することができる。
更に、本発明によれば、押圧工具2の押圧面3に、例えば、歯形を形成するための研削加工などを施す必要がなく、かかる押圧面3を平坦面として形成すれば良いので、押圧工具2の構造を簡素化して、その耐久性の向上を図ることができると共に、製造コストの削減を図ることができる。
ここで、一対の押圧工具2は、その押圧面3の対向面間距離が軸状部材Mのブランク直径Dよりも略0.1mm以上かつ略0.2mm以下だけ小さい値に設定されていることが好ましい。
これは、次に示す理由による。即ち、上記した押圧面3の対向面間距離とブランク径Dとの差が略0.1mmよりも小さいと、押圧工具2の押圧面3を軸状部材Mの被加工部P1の外周面に強固に押圧させることができず、十分な密着力を確保することができないので、軸状部材Mとの間に滑りが発生して、軸状部材Mの強制的な回転が不安定となることで、少数歯スプラインsの分割精度が悪化する。
これに対し、上記した押圧面3の対向面間距離とブランク径Dとの差を略0.1mm以上に設定した場合には、押圧工具2の押圧面3を軸状部材Mの被加工部P1の外周面に強固に密着させることができる。その結果、軸状部材Mとの間の滑りを抑制して、軸状部材Mの強制的な回転を適正に行うことができるので、少数歯スプラインsの分割精度の向上を図ることができるからである。
一方、上記した押圧面3の対向面間距離とブランク径Dとの差が略0.2mmよりも大きいと、押圧工具2の押圧面3が軸状部材Mの被加工部P1の外周面へ食い込んで、軸状部材Mの外形形状が大きく変化(例えば、駆動部rの縮径化や余肉の盛り上がりによる応力集中部の発生など)することで、軸状部材M自体の剛性強度が損なわれると共に、他の部品との干渉を回避するべく形状変化部を切り落とす等の後加工が必要となる。
これに対し、上記した押圧面3の対向面間距離とブランク径Dとの差を略0.2mm以下とした場合には、軸状部材Mの外形形状が変化することを抑制して、軸状部材M自体の剛性強度を確保することができると共に、形状変化部を切り落とす等の後加工を不要として、製造コストの低減を図ることができるからである。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記実施の形態では、押圧工具2の転造面3の面幅(図2(c)左右方向寸法)についての説明を省略したが、かかる面幅は軸状部材Mの形状等に応じて適宜変更することができる。
また、上記実施の形態では、押圧工具2及び転造工具5をそれぞれ1ずつ備える場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、押圧工具2及び転造工具5の少なくとも一方又は両方を複数並設することは当然可能である。
本発明の一実施の形態における転造工具の斜視図である。 (a)は押圧工具の正面図であり、(b)は押圧工具の側面図であり、(c)は図2(a)のIIc−IIc線における押圧工具の断面図である。 (a)はスプライン転造工具の正面図であり、(b)はスプライン転造工具の側面図である。 少数歯スプラインを有する部品の正面図である。
符号の説明
1 少数歯スプライン転造工具
2 押圧工具
3 押圧面
3a 押圧工具の食付き部
3b 押圧工具の仕上げ部
5 転造工具
6 転造歯形面
6a 転造工具の食付き部
6b 転造工具の仕上げ部
7 加工歯(転造工具の歯)
κ1 傾斜角(押圧工具の仕上げ部の食付き角)
κ3 傾斜角(転造工具の仕上げ部の食付き角)
M 軸状部材
r 駆動部
s 少数歯スプライン
D 軸状部材のブランク直径

Claims (4)

  1. 軸状部材の外周面に歯数13以下の少数歯スプラインを転造するための転造歯形面を有する一対の転造工具と、
    前記一対の転造工具に並列に配置され前記軸状部材の外周面を押圧するための押圧面を有する一対の押圧工具と、を備え、
    前記一対の押圧工具の一方及び前記一対の転造工具の一方をそれぞれの他方に対して相対移動させることで、前記一対の押圧工具の押圧面間に押圧挟持される前記軸状部材の外周面を駆動部として前記軸状部材を強制的に回転させると共に、その強制的な回転により前記軸状部材を前記一対の転造工具の転造歯形面間で転動させることで、前記軸状部材の外周面を塑性変形させて、前記少数歯スプラインを転造するものであり、
    前記一対の押圧工具の押圧面は、転造方向始端側から終端側へ向けて所定の食付き角で傾斜される食付き部と、その食付き部に連設される仕上げ部とを備え、
    前記転造工具の転造歯形面における歯群のピッチは、前記押圧工具の押圧面における仕上げ部により強制的に回転される前記軸状部材の転がり径の円周長さに対応して設定され、
    前記転造工具の転造歯形面による前記軸状部材の外周面への切り込みは、前記軸状部材が少なくとも前記押圧工具の押圧面における食付き部を通過し前記仕上げ部に達した後に開始されるように構成されていることを特徴とする少数歯スプライン転造工具。
  2. 軸状部材の外周面に歯数13以下の少数歯スプラインを転造するための転造歯形面を有する一対の転造工具と、前記軸状部材の外周面を押圧するための押圧面を有する一対の押圧工具とを並列に配置し、
    前記一対の押圧工具の押圧面に、転造方向始端側から終端側へ向けて所定の食付き角で傾斜される食付き部と、その食付き部に連設される仕上げ部とを形成し、
    前記転造工具の転造歯形面における歯群のピッチを、前記押圧工具の押圧面における仕上げ部により強制的に回転される前記軸状部材の転がり径の円周長さに対応するピッチに設定し、
    前記一対の押圧工具の一方及び前記一対の転造工具の一方をそれぞれの他方に対して相対移動させることで、前記一対の押圧工具の押圧面間に押圧挟持される前記軸状部材の外周面を駆動部として前記軸状部材を強制的に回転させると共に、その強制的な回転により前記軸状部材を前記一対の転造工具の転造歯形面間で転動させることで、前記軸状部材の外周面を塑性変形させて、前記少数歯スプラインを転造する少数歯スプラインの転造方法であって、
    まず、前記一対の押圧工具による前記軸状部材の強制的な回転を開始し、
    次いで、前記軸状部材が少なくとも前記押圧工具の押圧面における食付き部を通過し前記仕上げ部に達した後に、前記転造工具の転造歯形面による前記軸状部材の外周面への切り込みを開始することを特徴とする少数歯スプラインの転造方法。
  3. 前記一対の押圧工具の押圧面間距離は、前記軸状部材のブランク直径よりも略0.1mm以上かつ略0.2mm以下だけ小さくされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の少数歯スプライン転造工具又は少数歯スプラインの転造方法。
  4. 前記押圧工具の押圧面には、少なくとも前記仕上げ部にショットブラストによる粗面加工が施されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の少数歯スプライン転造工具又は少数歯スプラインの転造方法。
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