JP2007237014A - 撹拌装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、原水を処理する撹拌装置に関し、撹拌装置の設置面積を少なくするとともに、急速撹拌部と緩速撹拌部との撹拌翼を回転させるトルクを小さくすることで、駆動装置の小型化による装置全体のコンパクト化を図ることが課題である。
【解決手段】筒状体の一端側を閉蓋し他端側を開口させてなる槽本体2を上下方向に沿って配置し、前記槽本体に中筒体3を略同心円状になるように挿入して配置し、当該中筒体によって仕切られた前記槽本体内部の外側空間部と内側空間部とが当該槽本体の下部において連通し、前記外側空間部と前記内側空間部とには前記槽本体の軸心を中心に回転する撹拌装置6,7をそれぞれ配設し、当該撹拌装置を回転駆動させる駆動装置8を前記槽本体の上部に配置し、前記内側空間部に原水供給用のパイプを配設するとともに、前記外側空間部に処理水排出用のパイプを配設することで、前記内側空間部を急速撹拌部5とし前記外側空間部を緩速撹拌部4とした撹拌装置1とする。
【選択図】図1
【解決手段】筒状体の一端側を閉蓋し他端側を開口させてなる槽本体2を上下方向に沿って配置し、前記槽本体に中筒体3を略同心円状になるように挿入して配置し、当該中筒体によって仕切られた前記槽本体内部の外側空間部と内側空間部とが当該槽本体の下部において連通し、前記外側空間部と前記内側空間部とには前記槽本体の軸心を中心に回転する撹拌装置6,7をそれぞれ配設し、当該撹拌装置を回転駆動させる駆動装置8を前記槽本体の上部に配置し、前記内側空間部に原水供給用のパイプを配設するとともに、前記外側空間部に処理水排出用のパイプを配設することで、前記内側空間部を急速撹拌部5とし前記外側空間部を緩速撹拌部4とした撹拌装置1とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、水中の懸濁物質を凝集処理する撹拌装置に係り、更に詳しくは、上下水,産業排水,船舶のバラスト水等を凝集処理する撹拌装置に関するものである。
従来、例えば、浄水処理においては、粒子径が数μm程度の砂や泥が懸濁した原水に、凝集剤を添加して、それらの懸濁物質を粒子径0.1〜1mm程度のフロックまで粗大化させる凝集処理を行った後、前記フロックを沈降分離、上澄水を濾過・殺菌処理することで、飲料水を作り出している。
前記凝集処理は、原水と凝集剤とを混合しフロックの核となる微細フロックを生成する混和過程と、それらの微細フロック同士を衝突・結合させて粗大フロックを生成する凝集過程の二つに分けられる。このとき、混和過程においては原水と凝集剤とを速やかに混合するために、比較的強い撹拌力による急速撹拌を行い、凝集過程においては微細フロック同士の衝突・結合を促進する一方で、成長した粗大フロックを破壊しないように、比較的弱い撹拌力による緩速撹拌が行われる。撹拌時間は急速撹拌より緩速撹拌の方が長く、一般的に緩速撹拌時間は急速撹拌時間の数倍である。
そして、前記急速撹拌と緩速撹拌とは、異なる水槽で行われる場合が多く、それらに用いられる撹拌装置としては、図9に示すように、フラットタービン翼を持ったフラッシュミキサや、パドル型の撹拌装置が知られている。
しかしながら、従来の撹拌装置は、急速撹拌と緩速撹拌とが異なる水槽で行われるので、設置面積が大きくなる。また、それぞれの撹拌装置に駆動装置が必要であって、装置の維持管理が煩雑になる。そこで、前記急速撹拌と緩速撹拌とを一つの槽内で1本の回転軸で駆動させて効率的に行うものが提案されている(特許文献1参照)。
特開平5−293349号公報
しかし、従来の撹拌装置では、設置面積が大きくなると共に駆動手段などの維持管理が煩雑である。更に、急速撹拌と緩速撹拌とを一つの槽内で行うものも、1本の回転軸を中心にその最外側の撹拌室を原水を供給する急速撹拌室とし、最内側の撹拌室を緩速撹拌室としているので、中心の回転軸から遠い急速撹拌室を強い撹拌力で撹拌させるには、撹拌翼を回転させるモータの駆動トルクを大きくする必要があり、必然的にモータが大型化する。また、回転軸が1軸であるので、急速撹拌室の撹拌翼と緩速撹拌室の撹拌翼との回転角速度(ω)若しくは回転数(n)が常に同じで、これを自由に設定することができない。本発明に係る撹拌装置は、このような課題を解決するために提案されたものである。
本発明に係る撹拌装置の上記課題を解決して目的を達成するための要旨は、筒状体の一端側を閉蓋し他端側を開口させてなる槽本体を前記開口させた側を上にして上下方向に沿って配置し、前記槽本体の内径よりも小径の外径にした筒体であってその下側を開口させ上側を閉蓋させてなる中筒体を前記槽本体の内部空間へ上下方向に沿って略同心円状になるように挿入して配置し、当該中筒体によって仕切られた前記槽本体内部の外側空間部と内側空間部とが当該槽本体の下部において連通し、前記外側空間部と前記内側空間部とには前記槽本体の軸心を中心に回転する撹拌装置をそれぞれ配設し、当該撹拌手段を回転駆動させる駆動装置を前記槽本体の上部に配置し、前記内側空間部に原水供給用の流入管を配設するとともに、前記外側空間部に処理水排出用の排出管を配設することで、前記内側空間部を急速撹拌部とし前記外側空間部を緩速撹拌部としたことである。
前記緩速撹拌部に配設された撹拌装置は、撹拌翼の枚数若しくは面積が上位置に行くに従って、段階的に若しくは連続的に、減少するように配設されていること、;
前記急速撹拌部における撹拌装置には、所望間隔で上下方向に沿って回転駆動軸に撹拌翼が設けられるとともに、該撹拌翼が前記回転駆動軸に対して上下方向に移動自在に取り付けられていること、;
前記急速撹拌部には凝集剤を注入する注入管が、槽本体の下部から急速撹拌部の内部へと挿入して配設されるとともに、前記注入管が上下方向に昇降装置で昇降することで当該注入管に設けられた注入用孔の位置が上下方向に可変されること、;
前記急速撹拌部には、中筒体の内壁の上下方向に沿って、原水供給用の流入管と、凝集剤注入用の注入管と、前記中筒体の内部の空気を外部に抜くためのエア抜き管と、処理液を検査用に外部に抜き出す採水管とが周方向に間隔を置いて配設され、当該各管が原水撹拌用の邪魔板として兼用されていること、;
前記緩速撹拌部の撹拌装置は、駆動装置によって回転される急速撹拌部用の急速用回転軸に減速装置が介在され、前記急速用回転軸から分岐された別個の緩速用回転軸によって回転されること、;
前記槽本体の上部が、緩速撹拌部の処理水が上昇しつつその流速が漸次減速するように、外側に拡径されていること、;
前記採水管の上端開口部は、上下方向の位置が昇降装置によって可変されること、;
を含むものである。
前記急速撹拌部における撹拌装置には、所望間隔で上下方向に沿って回転駆動軸に撹拌翼が設けられるとともに、該撹拌翼が前記回転駆動軸に対して上下方向に移動自在に取り付けられていること、;
前記急速撹拌部には凝集剤を注入する注入管が、槽本体の下部から急速撹拌部の内部へと挿入して配設されるとともに、前記注入管が上下方向に昇降装置で昇降することで当該注入管に設けられた注入用孔の位置が上下方向に可変されること、;
前記急速撹拌部には、中筒体の内壁の上下方向に沿って、原水供給用の流入管と、凝集剤注入用の注入管と、前記中筒体の内部の空気を外部に抜くためのエア抜き管と、処理液を検査用に外部に抜き出す採水管とが周方向に間隔を置いて配設され、当該各管が原水撹拌用の邪魔板として兼用されていること、;
前記緩速撹拌部の撹拌装置は、駆動装置によって回転される急速撹拌部用の急速用回転軸に減速装置が介在され、前記急速用回転軸から分岐された別個の緩速用回転軸によって回転されること、;
前記槽本体の上部が、緩速撹拌部の処理水が上昇しつつその流速が漸次減速するように、外側に拡径されていること、;
前記採水管の上端開口部は、上下方向の位置が昇降装置によって可変されること、;
を含むものである。
本発明に係る撹拌装置によれば、一つの槽本体に急速撹拌部と緩速撹拌部とを併設したことで、装置全体の設置面積が小さくなるとともに、槽本体内部の内側空間部を急速撹拌部にしたことで、この急速撹拌部の撹拌装置を回転させる急速用回転軸の駆動トルクが小さくても急速撹拌作用が十分であり、当該急速用回転軸と前記緩速用回転軸とを回転させる駆動装置が小型化される。よって、駆動装置の維持管理が容易であるとともに、装置全体が従来の一体型撹拌槽よりも更にコンパクトになる。
前記緩速撹拌部に配設された撹拌装置は、撹拌翼の枚数若しくは面積が上位置に行くに従って、段階的に若しくは連続的に、減少するように配設されているので、微細フロックの衝突・結合を促進し、且つ、それによって成長した粗大フロックが破壊されずに保護される。
前記急速撹拌部の撹拌翼が上下方向に移動自在なので、フロックの核となる微細フロックが最適状態で生成されるように、原水と無機凝集剤との混合状態を可変させることができる。
また、急速撹拌部の下部において、高分子凝集剤を注入する注入管の注入位置を上下方向で可変できるようにすることで、緩速撹拌部に導入される前に、微細フロックを含む原水と、前記高分子凝集剤とが十分に混合するように適宜な時間に調整することができる。
前記急速撹拌部には、原水供給用の流入管と、凝集剤注入用の注入管と、前記中筒体の内部の空気を外部に抜くエア抜き管と、処理液を抜き出す採水管とが周方向に間隔を置いて配設され、当該各管が原水撹拌用の邪魔板として兼用されていることで、撹拌用の構造が簡素化されてコンパクトになるばかりでなく、撹拌翼とこの撹拌翼で撹拌されるべき原水とが供回りする撹拌作用の低下が防止され、効率的に原水等が撹拌される。
前記緩速撹拌部の撹拌装置は、減速装置を介して急速撹拌部の撹拌装置用の急速用回転軸と別個の緩速用回転軸によって回転されるようにすることで、前記急速撹拌部では微細フロックの生成に適した回転で撹拌翼を回転させ、緩速撹拌部では粗大フロックの生成に適した回転で撹拌翼を回転させることができる。このように、急速撹拌部と緩速撹拌部との各撹拌翼を異なる回転数で、独立して設定することができて、原水処理に最も適した回転数を自由に設定できる。
前記槽本体の上部が、緩速撹拌部の処理水が上昇しつつその流速が漸次減速するように、外側に拡径されているので、処理水の排出口付近において粗大フロックが破壊されないようにできる。
また、採水管の上端開口部は、上下方向の位置が昇降装置によって可変できることで、上下方向の任意の位置における処理水の状態を判断することができる。
また、採水管の上端開口部は、上下方向の位置が昇降装置によって可変できることで、上下方向の任意の位置における処理水の状態を判断することができる。
本発明に係る撹拌装置1の構成について説明する。図1に示すように、筒状体の一端側を閉蓋し他端側を開口させてなる槽本体2を前記開口させた側を上にして上下方向に沿って配置してある。そして、前記槽本体2の内径よりも小径の外径にした筒体であってその下側を開口させ上側を閉蓋させてなる中筒体3を、前記槽本体2の内部空間へ上下方向に沿って略同心円状になるように挿入して配置する。
前記中筒体3によって仕切られた前記槽本体2内部の外側空間部4と内側空間部5とが当該前記中筒体3の下部において連通している。そして、前記外側空間部4と前記内側空間部5とに、前記槽本体2の上下方向に沿った軸心を中心に回転する緩速用撹拌装置6,急速用撹拌装置7がそれぞれ配設されている。
また、前記撹拌装置6,7を回転駆動させる駆動装置であるモータ8を前記槽本体2の上部に配置する。前記内側空間部5に原水供給用の流入管9を配設するとともに、前記外側空間部4に処理水排出用の排出管10を配設することで、前記内側空間部を急速撹拌部5とし、前記外側空間部を緩速撹拌部4として、概ね構成されている。
図2乃至図3を参照して、上記各構成部材について詳細に説明する。前記槽本体2は、円筒状の凝集槽であり、その底部には円錐形の底板2aがあり、該底板2aの中心部には、耐摩耗性の水中軸受け2bが設けられている。
前記槽本体2の上部開口端は、軸受け部2cを有した蓋部材2dで閉蓋される。前記軸受け部2cは、前記撹拌装置6を回転駆動させる緩速用回転軸6aを回転自在に支持するものである。
前記緩速用撹拌装置6における緩速用撹拌翼については、図2に示すように、前記緩速用回転軸6aの下部のフランジ6eから垂設された吊持棒6fに、略水平方向に突出する支持腕部によって上下方向に架設された棒状若しくは板状の緩速用撹拌翼6b〜6dが設けられている。当該緩速用撹拌翼6b〜6dは、下から上に行くほど撹拌翼の枚数が減少している。
これは、緩速撹拌部4における微細フロック同士の衝突・結合を促進させると共に、成長した粗大フロックを破壊しないようにするためである。更に、この緩速用撹拌翼6b〜6dは、粗大フロックの成長に適するように、昇降装置で上下方向に位置を可変させたり、伸縮装置で半径方向に位置を可変させたりすることが好ましい。
なお、前記緩速撹拌翼6b〜6dの撹拌用面積が上位置に行くに従って、段階的に若しくは連続的に、減少するようにするには、図示の例に限らず、例えば、下側を底辺とした三角板等でも良い。また、図3に示すように、この一例では周方向に均等配置で4カ所に前記緩速撹拌翼6b〜6dが設けられている。
前記中筒体3の内側は、原水を急速に撹拌する急速撹拌部5であり、その中心に急速用回転軸11が上下方向に沿って立設されている。該急速用回転軸11の下端部は前記軸受け部2cで回転自在に支持され、上端部は前記モータ8のモータ用減速装置8aの出力軸に連結され、蓋部材2dの上部に固設された軸受け部2eで回転自在に支持されている。
前記中筒体3の上端部は、蓋部材3aで閉蓋されているとともに、その中央部で前記急速用回転軸11を挿通させ、オイルシール3b等の密封手段で封止されている。また、この中筒体3の下端部は、前記底板2aに固定され、その近傍の周囲には、複数箇所に連通孔3cが設けられ、緩速撹拌部4と急速撹拌部5とを連通させている。
前記急速用回転軸11には、原水を撹拌するための急速用撹拌装置7が、上下方向に複数段の撹拌翼7a〜7eとして構成されている。この撹拌翼7a,…,7eは、例えば、平板体を、図3(A)に示すように、周方向に180°で2枚配置にしている。この図示した例に限られないのは勿論であり、前記撹拌翼7aの周方向の枚数を3枚〜4枚などにしてもよい。
更に、他の実施例として、上から下へと流れる原水を撹拌するので、撹拌翼7a〜7eの側面を鉛直に沿って起立させるのではなく、図3(B)に示すように、鉛直方向に対して若干斜めに傾斜させることもできる。このようにして撹拌翼を所定方向に回転させると、原水が上に持ち上げられるようになり、降下する原水の流れに抵抗して撹拌効果が一層増すものである。
また、図4に示すように、撹拌翼7a〜7eは、急速用回転軸11に対して上下方向にビス等で固定するようにすることで、移動自在に取り付けられている。原水の撹拌状態に応じて、最も効率的に撹拌されるように設定することができる。
図2及び図3(A)に示すように、前記急速撹拌部5には、中筒体3の内壁の上下方向に沿って、原水流入用の流入管9と、ポリアクリル酸エステルやポリアクリルアミド等の高分子凝集剤を注入する注入管12と、前記中筒体3の内部の空気を外部に抜くためのエア抜き管13と、処理液を検査用に外部に抜き出す採水管14とが、周方向に間隔を置いて配設されている。前記注入管12,エア抜き管13,採水管14は、昇降装置(図示せず)によってそれぞれ上下方向に移動自在にされている。
そして、前記各管9,12,13,14が、供給用,流入用や排出用等の目的に使用されるばかりでなく、中筒体3の内周壁に沿って敷設されていることで、前記撹拌翼7a〜7eで撹拌される原水がこの撹拌翼と供回りするのを邪魔する、原水撹拌用の邪魔板として兼用されている。
前記流入管9からは、図2に示すように、処理すべき原水と、ポリ塩化アルミ等の無機凝集剤とが供給される。前記注入管12は、図5に示すように、槽本体2の下部から急速撹拌部5の内部へと挿入して配設されるとともに、上下方向に昇降装置で昇降することで、当該注入管12に設けられた注入用孔12aの位置が、上下方向に可変されるものである。
前記注入管12が槽本体2の下部から上方へと立ち上がり急速撹拌部5へ挿入されるのは、下から押し上げた圧力で注入孔12aから高分子凝集剤を精度良く供給することができる。仮に、上から供給するとなると、急速撹拌部5の下部に至るまでの管内に高分子凝集剤が溜まってしまい、必要以上に供給されてしまうからである。
この注入管12からの高分子凝集剤の注入量を、注入圧力による可変方法とする以外にも、例えば、図6に示すように、当該注入管12の外周を囲堯する外套管12bの上端開口部から昇降装置で、注入孔12aを急速撹拌部5内へ突出させたり、若しくは、外套管12b内へ没入させたりして、行うことができるものである。
本発明の撹拌装置1の駆動装置に関しては、前記緩速撹拌部4の撹拌装置6は、図2に示すように、該撹拌装置6を回転させる緩速用回転軸6aと駆動装置であるモータ8との間に、タイミングプーリ15aとタイミングベルト15bとによって高精度に回転制御される減速装置15が設けられている。この撹拌装置1の駆動源が、装置全体のコンパクト化により前記モータ8の一つとされているので、前記急速撹拌部5の急速用撹拌装置7を回転させる急速用回転軸11から回転伝達力を分岐させている。
これにより、急速用回転軸11と別個の緩速用回転軸6aによって、緩速用撹拌装置6が回転される。前記減速装置15の減速比を任意に設定することで、前記緩速用回転軸6aを介して撹拌装置6を最適な回転数に設定することができる。なお、撹拌時間を考慮すれば、緩速撹拌の方が長い時間必要なので、前記急速用回転軸11には、前記モータ8との間にクラッチ等の回転切断手段を設けておくのが好ましい。
このほか、撹拌装置1の他の実施例として、図2に示すように、槽本体2の上部2fにトラフ17を設けたり、更に、当該トラフ17の上縁部を、図7に示すように、V型ノッチ付きに形成したりする。これは、撹拌装置1を船内に設置した場合に、横揺れで処理水が溢出する際に、その流れが偏らないようにするものである。又、図8に示すように、槽本体2の上部2fが外側に拡径され喇叭形状にされたりすることで、緩速撹拌部4の処理水が上昇しつつその流速が漸次減速するように形成する。これは、流出口に近づいた粗大フロックの破壊を防止するためである。
また、図5に示すように、前記中筒体3の外周壁面の一部に、内部を観察するための、透明なアクリル製の窓部16が設けられるものである。これにより、原水の処理状態を観察することが容易になる。
このようにしてなる本発明に係る撹拌装置1の使用について説明する。図2に示すように、まず、原水が、その配管途中で無機凝集剤が注入され、流入管9を通じて槽本体2の下部から中筒体3の上部に至る。この流入管9の上端開口部から溢出した原水が槽本体2内を満たす時に、中筒体3の空気が該中筒体3の上部からエア抜き管13を通じて大気に排気されて、エア抜きされる。
前記エア抜き管13は、中筒体3内部の急速撹拌部5が満水状態になったところで、バルブが閉じられる。この満水状態は、水面上に設けたレベルセンサ等で判断する。また、緩速撹拌部4における空気は、処理水排出用の排出管10によって外部へとエア抜きされる。
前記注入された原水は、モータ8によって回転される急速用撹拌装置7により急速に撹拌されつつ、中筒体3の下部へと流れていく。この原水の降下の過程で、前記原水と前記無機凝集剤とが混和されて、フロックの核となる微細フロックが生成される。また、前記急速用撹拌翼7a〜7eで撹拌される原水が、中筒体3の内周壁に敷設された前記各管9,12,13,14が邪魔板となっていて、当該撹拌翼と供回りせずに、前記邪魔板に衝突して良く撹拌されるものである。なお、前記急速用撹拌翼7a〜7eは、急速用回転軸11に沿って上下方向に任意の位置に移動され、撹拌作用が調整される。
前記原水が、中筒体3の下部に至ると、注入管12(図3参照、図2では回転軸11の背部に位置して見えない)から高分子凝集剤が注入される。これにより、前記微細フロック同士の結合が促進される。この高分子凝集剤の注入位置は、その濃度や粘度によって前記原水等と十分に混合するのに要する時間が異なるので、上下方向に昇降装置で調整されるものである。最適な注入位置は、撹拌翼7eの上あたりで、急速撹拌部5の流出口の手前とする。
前記原水は更に降下して、中筒体3の連通孔3cから緩速撹拌部4へと流入する。緩速撹拌部4では、緩速用撹拌装置6によって撹拌される。この緩速用撹拌翼6b〜6dは、前記駆動源のモータ8及びモータ用減速装置8aに連結された急速用回転軸11から減速装置15を介して、回転数を1/2〜1/10程度に減らされて、回転される。
前記緩速用撹拌翼6b〜6dは、翼の枚数を例えば3枚、2枚、1枚と段階的に減らすことで、流入口付近では前記微細フロックの衝突・結合を促進し、流出口付近では成長した粗大フロックが破壊されない。また、処理水の流出口でも、粗大フロックの破壊を防止するために、図2に示すように、槽本体2上部のトラフ17や、図8に示す喇叭形状の上部2fにより、処理水の流速が減速されて好ましいものである。
処理水は、緩速撹拌部4の上部から排出管10によって、次行程に流出する。なお、中筒体3の内周壁面に敷設された採水管14(図3参照)により、処理水を一部抜き出して、原水の処理程度を判断する。この採水管14も、上下方向に移動自在でその位置を可変できるので、上端開口部の位置を変えて任意位置のフロックの成長度合いを確認することができる。
1 撹拌装置、
2 槽本体、 2a 底板、
2b 水中軸受け、 2c 軸受け部、
2d 蓋部材、 2e 軸受け部、
2f 上部、
3 中筒体、 3a 蓋部材、
3b オイルシール、 3c 連通孔、
4 緩速撹拌部、
5 急速撹拌部、
6 緩速用撹拌装置、 6a 緩速用回転軸、
6b,6c,6d 緩速用撹拌翼、
6e フランジ、
6f 吊持棒、
7 急速用撹拌装置、 7a〜7e 撹拌翼、
8 モータ、
9 流入管、
10 排出管、
11 急速用回転軸、
12 注入管、 12a 注入用孔、
12b 外套管、
13 エア抜き管、
14 採水管、
15 減速装置、 15a タイミングプーリ、
15b タイミングベルト、
16 窓部、
17 トラフ。
2 槽本体、 2a 底板、
2b 水中軸受け、 2c 軸受け部、
2d 蓋部材、 2e 軸受け部、
2f 上部、
3 中筒体、 3a 蓋部材、
3b オイルシール、 3c 連通孔、
4 緩速撹拌部、
5 急速撹拌部、
6 緩速用撹拌装置、 6a 緩速用回転軸、
6b,6c,6d 緩速用撹拌翼、
6e フランジ、
6f 吊持棒、
7 急速用撹拌装置、 7a〜7e 撹拌翼、
8 モータ、
9 流入管、
10 排出管、
11 急速用回転軸、
12 注入管、 12a 注入用孔、
12b 外套管、
13 エア抜き管、
14 採水管、
15 減速装置、 15a タイミングプーリ、
15b タイミングベルト、
16 窓部、
17 トラフ。
Claims (8)
- 筒状体の一端側を閉蓋し他端側を開口させてなる槽本体を前記開口させた側を上にして上下方向に沿って配置し、
前記槽本体の内径よりも小径の外径にした筒体であってその下側を開口させ上側を閉蓋させてなる中筒体を前記槽本体の内部空間へ上下方向に沿って略同心円状になるように挿入して配置し、
当該中筒体によって仕切られた前記槽本体内部の外側空間部と内側空間部とが当該槽本体の下部において連通し、
前記外側空間部と前記内側空間部とには前記槽本体の軸心を中心に回転する撹拌装置をそれぞれ配設し、
当該撹拌手段を回転駆動させる駆動装置を前記槽本体の上部に配置し、
前記内側空間部に原水供給用の流入管を配設するとともに、前記外側空間部に処理水排出用の排出管を配設することで、前記内側空間部を急速撹拌部とし前記外側空間部を緩速撹拌部としたこと、
を特徴とする撹拌装置。 - 緩速撹拌部に配設された撹拌装置は、撹拌翼の枚数若しくは面積が上位置に行くに従って、段階的に若しくは連続的に、減少するように配設されていること、
を特徴とする請求項1に記載の撹拌装置。 - 急速撹拌部における撹拌装置には、所望間隔で上下方向に沿って回転駆動軸に撹拌翼が設けられるとともに、該撹拌翼が前記回転駆動軸に対して上下方向に移動自在に取り付けられていること、
を特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載の撹拌装置。 - 急速撹拌部には凝集剤を注入する注入管が、槽本体の下部から急速撹拌部の内部へと挿入して配設されるとともに、前記注入管が上下方向に昇降装置で昇降することで当該注入管に設けられた注入用孔の位置が上下方向に可変されること、
を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の撹拌装置。 - 急速撹拌部には、中筒体の内壁の上下方向に沿って、原水供給用の流入管と、凝集剤注入用の注入管と、前記中筒体の内部の空気を外部に抜くためのエア抜き管と、処理液を検査用に外部に抜き出す採水管とが周方向に間隔を置いて配設され、当該各管が原水撹拌用の邪魔板として兼用されていること、
を特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の撹拌装置。 - 緩速撹拌部の撹拌装置は、駆動装置によって回転される急速撹拌部用の急速用回転軸に減速装置が介在され、前記急速用回転軸から分岐された別個の緩速用回転軸によって回転されること、
を特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の撹拌装置。 - 槽本体の上部が、緩速撹拌部の処理水が上昇しつつその流速が漸次減速するように、外側に拡径されていること、
を特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の撹拌装置。 - 採水管の上端開口部は、上下方向の位置が昇降装置によって可変されること、
を特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載の撹拌装置。
Priority Applications (1)
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