JP2007235534A - カラー画像処理装置、カラー画像処理方法および記憶媒体 - Google Patents

カラー画像処理装置、カラー画像処理方法および記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な構成でカラーテストパターンを得ることのできるカラー画像処理装置を提供する。
【解決手段】3次元座標空間における座標値によって表現された(すなわち3成分の)カラーテストパターンの画像データD3を、複数個の3次元ルックアップテーブルb1,b2のいずれかを用いて補間演算することによって、C,M,Y,Kの4成分の画像データに変換し、プリント出力する。LUT変換処理に用いる3次元ルックアップテーブルの選択を変えることによって異なる種類のカラーテストパターンを出力する。この変換は、ルックアップテーブルの内容が異なるものの、実画像のCMYK変換に使用する手段を流用することができる。
【選択図】図5

Description

この発明は、カラーテストパターンの生成に関する。
従来より、画像処理装置において、画像をプリント出力する際に実行される各種の画像データ処理を、効率的に実行するための技術が様々に考案されている。
例えば、RGB画像データをCMYK画像データに変換する際に、画像データ中の文字や線画については別途抽出して所定のCMYK値(C=M=Y=0,K=255)に置き換え出力する構成を有する画像処理装置がある。従来においては、このような処理を実行するためには、文字や線画を識別するためのデータを格納するフレームメモリが必要であった。そこで、画像データの一部のビットを文字認識用に使用することによって、文字識別用のメモリを不要とする技術が考案されている(特許文献1参照)。
また、例えば、RGB画像データを5色以上に色変換する(例えばC、M、Y、Kの4成分に加えて、Lc、Lm、の計6成分からなる画像データに変換する)処理を実行可能な画像処理装置がある。従来においては、このような処理を実行するためには、5色以上の色変換に対応した専用のハードウェアが必要とされていた。そこで、通常の4色への色変換処理(CMYK画像データへの変換処理)に用いられる処理部を利用して、まずRGB画像データをLcLmの2成分からなる画像データに変換し、続いて、RGB画像データをCMYK画像データに変換することによって、RGB画像データを、6成分のCMYKLcLm画像データに変換する技術が考案されている(特許文献2参照)。
ところで、多くの画像形成装置は、カラーテストパターンを出力するための構成を有している。カラーテストパターンとは、例えば、10mm×10mmサイズの矩形領域に所定の色がべた塗りで表示されたものが所定順序で配置された画像である。カラーテストパターンに配された画像を分光光度計によって測定したり、スキャナーで読み取ったりすることによって、プリンタ特性(色再現範囲や階調再現特性など)を得ることができ、得られた情報に基づいてキャリブレーション補正等を行うことができる。
従来において、カラーテストパターンの生成には、図7(a)(b)のそれぞれに示すような機能部M1,M2,M3を設け、それら各機能部に所定の処理を実行させる必要があった。ただし、図中、機能部T1〜T6は、カラーテストパターン以外の通常の画像の出力処理を行うための各機能部を例示するものである。
例えば、カラーテストパターンの生成は、図7(a)に示すように、カラーテストパターン生成用の専用ハードウェアM1を設けることによって実現されていた。ここにおいては、カラーテストパターンの出力指示がユーザより行われた場合、CMYKの4成分からなるカラーテストパターンデータを専用のハードウェアM1によって生成し、2値化処理部T4において2値化処理した後に、画像記録部T5においてプリント出力していた。またここでは、カラーテストパターンデータの出力と、それ例外の通常の画像データの出力とを切り替えるための切替部M2を設けることも必要であった。この場合、画像処理部のデータ処理速度に応じたデータ処理速度でパターン生成部(専用ハードウエアM1)の処理を実行させなければならなかった。画像処理部を低速で処理させて対応することも可能であるが、この場合、ハードウェアの動作クロックが複数必要となってしまっていた。
また、例えば、カラーテストパターンの生成は、図7(b)に示すように、CMYKの4成分のカラーパターンの画像データを蓄積するメモリ(4成分画像データメモリM3)を設け、ソフトウェアによって処理させることによって実現される場合もあった。ここにおいては、カラーテストパターンの出力指示がユーザより行われた場合、CPUによってCMYK4成分のカラーテストパターンの画像データを生成し、生成された画像データを4成分画像データメモリM3に一旦蓄積した後に、メモリM3に蓄積された画像データを読み出して2値化処理部T4において2値化処理を行い、画像記録部T5においてプリント出力していた。
以下、この明細書では、原画の読取りによって取得した画像のほか、データ処理装置や通信回線から取得した画像、あるいはこれらによって入力されていったん記憶手段に記憶されている画像などのように、通常の画像形成に使用される画像、換言すればテスト用以外の画像を「実画像」と総称する。
特開平11−355594号公報 特開2004−254033号公報
しかしながら、カラーテストパターンを生成するための専用のハードウェアや、4成分のカラーテストパターンの画像データを蓄積するための専用のメモリを設けることはコスト的にも望ましいことではなく、より簡易な構成でカラーテストパターンを生成できる技術が必要とされていた。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、専用のハードウェアや、4成分の画像データを格納するためのメモリを特別に設けなくとも、簡易な構成でカラーテストパターンを得ることのできるカラー画像処理装置、カラー画像処理方法および記憶媒体を提供することを目的としている。
請求項1の発明は、カラーテストパターンの画像データを生成するテスト画像生成手段と、3つの成分値で色表現された実画像の画像データを、3次元ルックアップテーブルを用いた補間演算によってCMYK画像データに変換する変換処理手段と、前記CMYK画像データを記録媒体上に画像形成する画像形成手段と、を備え、前記カラーテストパターンの画像データが、3次元座標空間の座標値によって表現されており、前記3次元座標空間に対応するテストパターン用の3次元ルックアップテーブルを使用することによって、前記変換処理手段が、前記カラーテストパターンの画像データのCMYK変換にも用いられる。
請求項2の発明は、請求項1に記載のカラー画像処理装置であって、前記テストパターン用の3次元ルックアップテーブルを複数種類備える。
請求項3の発明は、請求項2に記載のカラー画像処理装置であって、前記カラーテストパターンの画像データをCMYK変換する際に、前記複数種類の3次元ルックアップテーブルのうちのいずれを用いて補間演算を行うかをユーザに選択させる3次元ルックアップテーブル選択受付手段、を備える。
請求項4の発明は、請求項1から3のいずれかに記載のカラー画像処理装置であって、前記カラーテストパターンの画像データが、3次元座標空間の格子点座標値によって表現されている。
請求項5の発明は、カラーテストパターンの画像データを生成するカラーテストパターン画像データ生成工程と、前記カラーテストパターンの画像データに対して3次元ルックアップテーブルを用いた補間演算を行うことによって、当該カラーテストパターンの画像データをCMYK画像データに変換する変換処理工程と、前記CMYK画像データを記録媒体上に画像形成する画像形成工程と、を備え、前記カラーテストパターンの画像データが、3次元座標空間における座標値によって表現されている。
請求項6の発明は、請求項5に記載のカラー画像処理方法であって、前記変換処理工程が、複数の3次元ルックアップテーブルのうちのいずれかを選択する3次元ルックアップテーブル選択工程、を備え、前記カラーテストパターンの画像データに対して、前記3次元ルックアップテーブル選択工程で選択された3次元ルックアップテーブルを用いた補間演算を行う。
請求項7の発明は、請求項5または請求項6に記載のカラー画像処理方法をコンピュータに実行させるプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体である。
請求項8の発明は、3次元座標空間における座標値によって表現されたカラーテストパターンの画像データと、前記カラーテストパターンの画像データをCMYK画像データに変換可能な3次元ルックアップテーブルと、前記カラーテストパターンの画像データに対して前記3次元ルックアップテーブルを用いた補間演算を行うことによって、前記カラーテストパターンの画像データをCMYK画像データに変換するルック変換処理工程を実行させるプログラムと、を格納したコンピュータが読取可能な記憶媒体である。
請求項1〜8に記載の発明によれば、3次元座標空間における座標値によって表現されているカラーテストパターンの画像データを、3次元ルックアップテーブルを用いた補間演算によってCMYK画像データに変換して画像形成することによってカラーテストパターンを生成している。つまり、RGB画像データ等の3成分の画像データをCMYK画像データに変換して画像形成するという実画像の画像形成処理と同様の処理を実行することによってカラーテストパターンを生成しているので、カラーテストパターンを生成するための専用ハードウェアを設ける必要がない。また、4成分の画像データを蓄積するためのメモリも不要である。すなわち、簡易な構成でカラーテストパターンを得ることができる。
特に、請求項2,3に記載の発明によれば、カラーテストパターンの画像データをCMYK画像データに変換する際に用いられる3次元ルックアップテーブルを複数種類備えるので、1つのカラーテストパターンの画像データより複数種類のカラーテストパターンを生成することができる。
特に、請求項4に記載の発明によれば、カラーテストパターンの画像データが、3次元座標空間の格子点座標値によって表現されているので、隣接しあう格子点に対応するCMYK値が非連続な値をとるような3次元ルックアップテーブルを用いて、カラーテストパターンの画像データをCMYK画像データに変換することができる。つまり、カラーテストパターンの画像データを変換する3次元ルックアップテーブルを自由に生成することができる。
〔1.第1の実施の形態〕
〈1−1.デジタル複合機〉
図1は、この発明の第1の実施の形態に相当するカラー画像処理装置の機能が組み込まれたデジタル複合機1の構成を示すブロック図である。
図1を参照する。このデジタル複合機1は、カラーファクシミリ機能やカラー複写機機能を有する複合機であり、FAX機能、コピー機能、スキャン機能、プリント機能などの複数の機能を有する複合機(MFP装置)として構成されている。
このデジタル複合機1は、制御部11と、RAM12と、ROM13と、操作部14と、表示部15と、画像処理部16と、画像読取部17と、画像記録部18と、画像メモリ19と、大容量蓄積部20と、画像送受信部21と、通信関係の機能部22〜25とを、バスライン26を介して電気的に接続した構成となっている。
制御部11は、CPUで構成されている。制御部11は、ROM13に記憶されたプログラムに基づいて上記のハードウエア各部を制御し、デジタル複合機1の機能を実現する。
RAM12は、読み出しと書き込みとが可能な記憶装置であり、画像データ、FAX番号、メールアドレスなどの一時的に蓄積される諸データや、制御部11による演算処理の際に発生するデータなどを一時的に記憶する。RAM12はSRAMやフラッシュメモリなどで構成される。
ROM13は、デジタル複合機1の制御に必要なプログラムやデータを予め格納した読み出し専用の記憶装置である。
操作部14は、文字キー、テンキー、ファンクションキーなどの各種キーによって構成され、コマンドやテキストデータの入力といったユーザ操作を受け付ける。操作部14が受けたユーザ操作は信号として制御部11に入力される。制御部11はユーザ操作に基づいて各部の動作を制御する。
表示部15は、デジタル複合機1の動作状態や、画像データなどを表示する表示装置である。表示部15は、液晶ディスプレイなどの表示装置により構成される。なお、操作部14に設けられる各種のキーは、この表示部15のディスプレイ画面上に設けたタッチパネルによって実現されてもよい。
画像処理部16は、画像送受信部21で受信された画像データや、画像読取部17から取得した画像データにA/D変換、表色系の変換、色調整、画像の合成などの種々の処理を行う処理部である。
画像処理部16は、LUT変換処理部161を備える。LUT変換処理部161は、3次元ルックアップテーブルを用いた補間演算によって、後述する「3成分画像データ」をC(シアン)・M(マゼンタ)・Y(イエロー)・K(ブラック)の4成分の画像データ(以下において「CMYK画像データ」という)に変換するための処理(以下において、「LUT変換処理」という)を行うための処理部である。
また、画像処理部16は、LUT選択部162を備える。LUT選択部162は、LUT変換処理において用いられる3次元ルックアップテーブルを選択するための処理部である。より具体的には、LUT選択部162は、変換対象となる画像データの種類(より具体的には当該画像データが表現される3次元色空間の種類)に応じて、LUT記憶部163に格納された複数種類の3次元ルックアップテーブル(より具体的には、後述する「一般用ルックアップテーブル」)のうちから1つのルックアップテーブルを選択する。また、LUT選択部162は、ユーザからの指示操作に応じて、LUT記憶部163に格納された複数種類の3次元ルックアップテーブル(より具体的には、後述する「カラーテストパターン用ルックアップテーブル」)のうちから1つの3次元ルックアップテーブルを選択する機能をも有している。
さらに、画像処理部16は、LUT記憶部163を備える。LUT記憶部163には、複数種類の3次元ルックアップテーブルa1,a2,b1,b2を格納している。LUT記憶部163には、2種類の3次元ルックアップテーブルが格納される。
第1は、3次元色空間によって表現された画像データをCMYK画像データにLUT変換するためのルックアップテーブルである。すなわち、後述する「3成分画像データ」を表現する各種の色空間(RGB色空間やLab色空間等)中の座標値(3成分)からなるデータ値(入力値)に対して、CMYKの4成分からなるデータ値を出力するルックアップテーブルである。図1においてはRGB用LUT(a1)、Lab用LUT(a2)がこれに相当する。以下において、この第1のルックアップテーブルを「一般用ルックアップテーブル」という。すなわち、一般用ルックアップテーブルは、実画像の画像形成処理において使用されるルックアップテーブルである。
第2は、後述する「3成分カラーテストパターン画像データ」をCMYK画像データにLUT変換するためのルックアップテーブルである。すなわち、3成分カラーテストパターン画像データを表現する座標空間(ただし、この座標空間は色空間といった物理的意味を有さなくともよい)中の座標値(3成分)からなるデータ値(入力値)に対して、CMYKの4成分からなるデータ値を出力するルックアップテーブルである。図1においてはカラーテストパターン用LUT1(b1),カラーテストパターン用LUT2(b2)がこれに相当する。以下において、この第2のルックアップテーブルを「カラーテストパターン用ルックアップテーブル」という。
さらにまた、画像処理部16は、2値化処理部を有する。2値化処理部は、CMYK画像データに対する2値化処理(より具体的には、ディザ法や誤差拡散法などを用いてCMYKそれぞれの色成分を2値化する処理)を実行するための処理部である。
画像読取部17は、原稿上の画像をCCDラインセンサなどの読取素子によって読み取るフルカラーのスキャナーである。フルカラーのスキャナーによる原稿画像の読み取りが画素ごとに行われることによって、原稿上の画像の画像データがRGBの各色成分ごとに取得される。ここで取得された画像データのように、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の3成分(より具体的に述べると読み取り素子から出力される画素ごとのRGB信号)から構成される画像データを「RGB画像データ」という。なお、画像読取部17は、ガラス台上に載置された原稿の表面を読取素子が走査して画像を読み取るタイプのスキャナーであってもよく、原稿の載置台(図示省略)に載置された原稿を、ADF(Auto Document Feeder)によって搬送し、搬送される原稿の表面を静止した読取素子によって走査して画像を読み取るタイプのスキャナーであってもよい。
画像記録部18は、画像メモリ19に格納された画像データなどを記録紙上へ記録するプリンタである。画像記録部18には、例えば、電子写真方式のプリンタを採用することができる。
画像メモリ19は、LANI/F24やNCU25を通じて外部装置4,5,6から受信した画像データ、画像読取部17において取得された画像データ、画像処理部16において処理された画像データなどを、一時的に記憶するための記憶装置である。画像メモリ19は、読み出しと書き込みとが可能なDRAM等のメモリにより構成される。
この画像メモリ19は、各種の3次元座標空間における座標値(3成分)によって規定される画像データ(以下において「3成分画像データ」という)を格納することができる。3成分画像データには、各種の3次元色空間によって表現された画像データ(例えば、RGB画像データ、Lab画像データ、Ycc画像データ)が含まれる。また、色空間といった物理的意味を有さない座標空間における3つの座標値により規定されるデータ(すなわち、後述する「3成分カラーテストパターン画像データ」)もこれに含まれる。
画像メモリ19は、3成分カラーテストパターン画像データ格納部191を有する。3成分カラーテストパターン画像データ格納部191は、3成分カラーテストパターン画像データを格納するための記憶部である。ただし、「3成分カラーテストパターン画像データ」とは、3次元座標空間における座標値によって表現された(すなわち3成分の)カラーテストパターンの画像データである。ただし、3成分カラーテストパターン画像データを表現する3次元座標空間は、色空間のような物理的な意味を有さなくてもよい。
大容量蓄積部20は、ハードディスクなどにより構成される。大容量蓄積部20は、画像読取部17により処理された画像データを蓄積することができる。
画像送受信部21は、LAN100を介して接続された外部端末4や、インターネット200を介して接続された外部端末5、から電子メール通信によって画像データを受信する。また、PSTN(公衆交換電話網)300を介して接続された外部端末6よりファックス通信によって画像データを受信する。
さらにこのデジタル複合機1には、通信関係の機能部として、画像データ等を複数のプロトコルに対応して符号化/復号化するコーデック(CODEC)22と、送受信データの変調および復調を行うモデム23と、LAN(ローカルエリアネットワーク)100とのインターフェイスに相当するLANI/F24と、電話回線の開閉制御を行うNCU25とが、バスライン26を介して電気的に接続した構成となっている。
次に、このデジタル複合機1の通信環境について説明する。デジタル複合機1は、LAN100と接続されている。LAN100にはメールサーバ7や外部端末4などが接続されている。また、LAN100は、ルータ8などを介してインターネット200に接続されている。このような構成によって、デジタル複合機1は、LAN100を介して接続された外部端末4や、インターネット200を介して接続された外部端末5と電子メール通信などを行うことができる。さらに、デジタル複合機1は、アナログ回線用のデータ通信ネットワークであるPSTN300と接続されている。これによって、デジタル複合機1はPSTN300を介して接続された外部端末6との通信を行うことができる。外部端末4,5,6は、モデム接続されたパソコン、デジタル複合機1と同様の装置、固定電話、携帯電話、FAX専用機、等である。
〈2.通常の画像出力処理〉
はじめに、画像読取部17において読み取られた実画像データ(RGB画像データ)を紙などの記録媒体上にプリント出力する場合の処理動作を、図2および図4(a)を参照しながら説明する。図2は、画像読取部17において読み取られた画像データをプリント出力する場合の処理動作を示すフローチャートであり、図4(a)は、図1に示した各機能部において処理対象となる画像データが順に処理を受ける様子を模式的に示した図である。ただし、特に記載のない場合、以下の動作は制御部11の制御下で自動に行われる。
画像読取部17において画像データ(RGB画像データ)が取得されると、当該取得されたRGB画像データに所定の補正処理(シェーディング補正やγ補正など)が行われた後に、画像メモリ19に格納される(ステップ1)。
なお、当該所定の補正処理が行われた後に、さらにRGB画像データを、3次元空間において1つの無彩軸を有するLabやYccなどの色空間に行列演算等によって変換した後に画像メモリ19に格納してもよい。なお、以下において、Lab,Yccのそれぞれの色空間によって表現された画像データ(すなわち、L,a,b(もしくはY,c,c)の3成分から構成される画像データ)をそれぞれ「Lab画像データ」「Ycc画像データ」という。
またさらに、当該変換処理によって得られたLab画像データ等に対して、拡大縮小処理や色調整処理等を行ってもよい。例えば、ユーザからの拡大指示が行われた場合、Lab画像データに対して所定の拡大処理を実行した後に画像メモリ19に格納する。
続いて、3成分画像データを画像メモリ19より読み出し(ステップS2)、当該読み出された3成分画像データに対するLUT変換処理が実行される。
このLUT変換処理について、より具体的に説明する。はじめに、変換対象となる3成分画像データの種類(より具体的には当該画像データが表現される3次元色空間の種類)に応じて、LUT選択部162が3次元ルックアップテーブルを選択する(ステップS3)。ただし、この場合、一般用ルックアップテーブルa1,a2のうちから1つのルックアップテーブルを選択する。例えば、変換対象となる3成分画像データがRGB画像データの場合は、LUT選択部162においてRGB用LUT(a1)が選択される。また、例えば、変換対象となる3成分画像データがLab画像データの場合は、LUT選択部162においてLab用LUT(a2)が選択される。
続いて、ステップS3でLUT選択部162において選択された3次元ルックアップテーブルがLUT記憶部163より読み出され、LUT変換処理部161において、ステップS1で読み取られた3成分画像データに対して、当該読み出された3次元ルックアップテーブルを用いた補間演算処理が実行される(ステップS4)。これによって、3成分画像データは、CMYK画像データ(すなわち、4成分画像データ)に変換される。
ステップS4の処理が終了して、CMYK画像データが生成されると、次に、2値化処理部164において、当該生成されたCMYK画像データに対して2値化処理が実行される(ステップS5)。2値化処理を受けたCMYK画像データは、続いて、画像記録部18に送られ、紙などの記録媒体上にプリント出力される(ステップS6)。
〈3.カラーテストパターンの生成処理〉
次に、カラーテストパターンの生成処理動作を、図3および図4(b)を参照しながら説明する。図3は、カラーテストパターンの生成処理動作を示すフローチャートであり、図4(b)は、図1に示した各機能部において処理対象となる画像データが順に処理を受ける様子を模式的に示した図である。ただし、特に記載のない場合、以下の動作は制御部11の制御下で自動に行われる。
ユーザが、操作部14よりカラーテストパターンの出力を指示するための所定操作を行ったと判断されると、カラーテストパターンの生成処理が開始される(ステップ11)。
はじめに、3成分カラーテストパターン画像データ格納部191に格納された3成分カラーテストパターン画像データが読み出される(ステップ12)。
続いて、読み出された3成分カラーテストパターン画像データに対するLUT変換処理が実行される。
このLUT変換処理について、より具体的に説明する。はじめに、LUT選択部162が備えるLUT選択受付部(図示省略)において受け付けられたユーザの指示操作に応じて、LUT選択部162が3次元ルックアップテーブルを選択する。ただし、この場合カラーテストパターン用ルックアップテーブルb1,b2のうちから1つのルックアップテーブルを選択する(ステップS13)。
この選択処理は、具体的には、次のように行われる。
はじめに、LUT選択受付部(図示省略)が、表示部15に生成可能なカラーテストパターンの種類の一覧を表示するとともに、生成を実行するカラーテストパターンをユーザに選択させるための所定のメッセージ(例えば「出力するカラーテストパターンを選択してください」とのメッセージ)を表示する。ユーザがカラーテストパターンの種類を選択した場合、LUT選択部162は、当該選択された種類のカラーテストパターンを生成可能な3次元ルックアップテーブルを選択する。ただし、カラーテストパターンの種類とは、例えば、赤のグラデーションのカラーテストパターン、青のグラデーションのカラーテストパターン、等である。
続いて、ステップS13でLUT選択部162において選択された3次元ルックアップテーブルがLUT記憶部163より読み出され、LUT変換処理部161において、ステップS12で読み出された3成分カラーテストパターン画像データに対して、当該読み出された3次元ルックアップテーブルを用いた補間演算処理が実行される(ステップS4)。これによって、3成分カラーテストパターン画像データは、CMYK画像データ(以下において特に「4成分カラーテストパターン画像データ」という)に変換される。
ステップS14の処理が終了して、CMYK画像データ(すなわち4成分カラーテストパターン画像データ)が生成されると、次に、2値化処理部164において、4成分カラーテストパターン画像データに対して2値化処理が実行される(ステップS15)。2値化処理を受けた4成分カラーテストパターン画像データは、続いて、画像記録部18に送られ、紙などの記録媒体上にプリント出力される(ステップS16)。すなわち、カラーテストパターンが生成される。
〈4.3成分カラーテストパターン画像データ〉
〈4−1.とりうるデータ値〉
3成分カラーテストパターン画像データは、カラーテストパターン用ルックアップテーブルb1,b2との関連において、次のような特徴を有している。
すなわち、3成分カラーテストパターン画像データにおいてとりうるデータ値は、3次元ルックアップテーブルの出力値に対応する3成分の入力値(所謂「格子点」)に限定される。換言すると、3成分カラーテストパターン画像データにおいてとりうるデータ値は、LUT変換における補間演算の重み係数が「0」となるようなデータ値に限定される。
例えば、3次元ルックアップテーブルを用いた補間演算の構成が、8ビット中の上位3ビットでテーブルを参照し、下位5ビットで補間演算における重み係数を決定するとしている場合、3成分カラーテストパターン画像データにおいてとりうるデータ値(すなわち、3成分カラーテストパターン画像データを規定する座標空間の各座標の成分値としてとりうる値)は、「0x00,0x20,0x40,0x60,0x80,0xA0,0xC0,0xE0,0xFF」に限定される。つまり、3成分カラーテストパターン画像データを構成するデータは、すべて、座標空間の上の格子点上に相当する。
この結果、4成分カラーテストパターン画像データには3次元ルックアップテーブルにおいて出力値として規定されている値そのものが直接出力されることとなる。つまり、3次元ルックアップテーブルを参照して得られた値がそのまま出力されることになる。
3成分カラーテストパターン画像データをこのようなデータ値によって構成することによって、次の効果が得られる。
すなわち、通常の画像のLUT変換処理の場合、3成分画像データにおける各データは、当該画像データを表現する3次元空間の格子点に位置するとは限らない。格子点に位置しない3成分データ値(例えばRGB値)が入力された場合、出力されるデータ値(CMYK値)は、当該入力された3成分データ値に隣接する格子点に対応するCMYK値を用いて補間演算によって算出されることになる。したがって、隣接する格子点に対応するCMYK値は、互いに関連しあうように規定されている必要がある。つまり、隣接しあう格子点に対応するCMYK値が非連続な値をとることは許されない。
一方、この実施の形態におけるカラーテストパターンのLUT変換処理の場合、3成分カラーテストパターン画像データにおける各データは、常に当該画像データを表現する3次元空間の格子点に位置する。格子点に位置しない3成分データ値が入力されることはないので、各格子点に対応するCMYK値は、互いに関連しあうように規定されている必要がない。つまり、隣接しあう格子点に対応するCMYK値が非連続な値をとることが許される。
これによって、1つの3成分カラーテストパターン画像データに対応するカラーテストパターン用ルックアップテーブルを自由に生成することが可能となる。また、1つの3成分カラーテストパターン画像データを異なるカラーテストパターン用ルックアップテーブルによってLUT変換することによって複数種類のカラーテストパターンを生成することが可能となる。
〈4−2.カラーテストパターン用ルックアップテーブルとの対応関係〉
図5を参照しながら、1つの3成分カラーテストパターン画像データ(図5においては3成分カラーテストパターン画像データD3)より、複数種類のカラーテストパターン(図5においては4成分カラーテストパターン画像データD4(b1),D4(b2))が生成可能される場合について具体的に説明する。ただし、図5において、3成分カラーテストパターン画像データD3のデータ値は(x,y,z)の3成分によって規定される。
例えば、カラーテストパターン用LUT(b1)において、(x,y,z)=(0x20,0x00,0x00)の入力値に対して(C,M,Y,K)=(20%,20%,20%,20%)と規定されており、また、(x,y,z)=(0x20,0x20,0x00)の入力値に対して(C,M,Y,K)=(40%,20%,20%,20%)と規定されているとする。図5に示す3成分カラーテストパターン画像データD3がこのLUT(b1)を用いてLUT変換された場合、4成分カラーテストパターン画像データD4(b1)が生成される。この場合、生成されたカラーテストパターンにおいては、aブロックに、(C,M,Y,K)=(20%,20%,20%,20%)の色が現れることになる。
一方、別のテストパターン用LUT(b2)においては、(x,y,z)=(0x20,0x00,0x00)の入力値に対して(C,M,Y,K)=(60%,20%,20%,20%)と規定されており、また、(x,y,z)=(0x20,0x20,0x00)の入力値に対して(C,M,Y,K)=(80%,20%,20%,20%)と規定されているとする。図5に示す3成分カラーテストパターン画像データD3がこのLUT(b4)を用いてLUT変換された場合、4成分カラーテストパターン画像データD4(b2)が生成される。この場合、生成されたカラーテストパターンにおいては、aブロックに、(C,M,Y,K)=(60%,20%,20%,20%)の色が現れることになる。
このように、カラーテストパターン用ルックアップテーブルを複数個規定しておくことによって、1個の3成分カラーテストパターン画像データより複数種類のカラーテストパターンを生成することができる。
〈5.効果〉
この実施の形態においては次のような効果が得られる。
第1の効果は、従来のように、カラーテストパターンを生成するための専用ハードウェアが必要ないという点である。この実施の形態においては、図4に示すように、実画像のプリント出力処理とほぼ同様の処理を実行することによってカラーテストパターンを生成している。図4と図7(a)とを比較しても明らかなように、ここではカラーテストパターンを生成するための専用ハードウェアM1を設けることなくカラーテストパターンの生成を行うことが可能となる。
第2の効果は、4成分の画像データを蓄積するためのメモリが不要である点である。通常の画像処理装置は、少なくとも3成分画像データを格納する記憶部は有している。この実施の形態においては、カラーテストパターンを、4成分ではなく3成分カラーテストパターン画像データとして格納することが可能となる。したがって、4成分の画像データを格納するための記憶部を設けなくともカラーテストパターンの生成を行うことが可能となる。図4と図7(b)とを比較しても明らかなように、ここでは4成分の画像データを格納するためのメモリM3を設けることなくカラーテストパターンの生成を行うことが可能となる。
第3の効果は、必要とされる記憶容量を抑えつつ複数種類のカラーテストパターンを生成することが可能な点である。この実施の形態においては、LUT変換に用いる3次元ルックアップテーブルを切り替えることによって、1つの3成分カラーテストパターン画像データより複数種類のカラーテストパターンを生成することを可能としている。例えば、A4サイズのカラーテストパターンを生成する場合、A4サイズの画像データをさらに1個格納するための記憶容量よりも、1個のルックアップテーブルをさらに格納するための記憶容量の方が小さい。つまり、小さな容量のデータによって効率的に複数種類のカラーテストパターンを生成することが可能となる。
なお、複数種類のカラーテストパターンを生成することによって、ユーザは精度の高いプリンタキャリブレーションを行うことができる。例えば、赤のグラデーションのカラーテストパターンを生成するカラーテストパターン用ルックアップテーブルと、青のグラデーションのカラーテストパターンを生成するカラーテストパターン用ルックアップテーブルとをLUT記憶部163に格納しておけば、赤、青それぞれのグラデーションのカラーテストパターンを生成することが可能となる。このように複数種類のカラーテストパターンを生成することによって、多くのカラーパターンが得られることになり、精度の高いプリンタキャリブレーションが可能となる。
〈6.変形例〉
〈6−1.変形例1〉
上記の実施の形態においては、3成分カラーテストパターン画像データにおいてとりうるデータ値は、LUT変換における補間演算の重み係数が「0」となるようなデータ値に限定されるとしていたが、このようなデータ値に限定されない任意のデータ値をとりうるとしてもよい。すなわち、この場合、3成分カラーテストパターン画像データのLUT変換処理においても通常の画像のLUT変換処理と同じく、格子点に位置しない3成分データ値が入力された場合、出力されるデータ値(CMYK値)は、当該入力された3成分データ値に隣接する格子点に対応するCMYK値を用いて補間演算によって算出されることになる。この場合、カラーテストパターン用ルックアップテーブルにおいて、隣接する格子点に対応するCMYK値は、互いに関連しあうように規定されている必要がある。
換言すると、カラーテストパターン用ルックアップテーブルにおいて、隣接する格子点に対応するCMYK値が互いに関連しあうように規定されている場合には、3成分カラーテストパターン画像データにおいてとりうるデータ値は、LUT変換における補間演算の重み係数が「0」となるようなデータ値に限定されない任意のデータ値をとることができる。
なお、このような構成とする場合、3成分カラーテストパターン画像データにおいて取りうるデータ値を所定の数値範囲内に限定してもよい。こうすることによって、対応するカラーテストパターン用ルックアップテーブルにおいて規定すべき出力値の数を減らすことが可能となり、カラーテストパターン用ルックアップテーブルの記憶容量を小さく抑えることが可能となる。
〈6−2.変形例2〉
上記の実施の形態においては、3成分カラーテストパターン画像データ格納部には、1個の3成分カラーテストパターン画像データが格納される構成としたが、複数個の3成分カラーテストパターン画像データを格納してもよい。これによって、各種のデザインの3成分カラーテストパターン画像データを生成することが可能となる。
3成分カラーテストパターン画像データを複数個規定しておくことによって、各3成分カラーテストパターン画像データのそれぞれより、複数種類のカラーテストパターンを生成することができる。例えば、図5に示す3成分カラーテストパターン画像データD3の他に、図6に示す3成分カラーテストパターン画像データE3を格納しておけば、カラーテストパターン用ルックアップテーブルb1,b2のそれぞれを用いて、4種類の4成分カラーテストパターン画像データD4(b1),D4(b2),E4(b1),E4(b2)を生成することができる。
なお、この場合、カラーテストパターンの生成指示を行ったユーザに対して、生成するカラーテストパターンの色の種類(すなわち、カラーテストパターン用ルックアップテーブルの種類)だけでなく、生成するカラーテストパターンの形式の種類(すなわち、3成分カラーテストパターン画像データの種類)を選択させる。
〈6−3.変形例3〉
上記の各実施の形態におけるデジタル複合機1に上述のカラーテストパターンの生成処理を実行させるプログラム(以下において「カラーテストパターン生成プログラム」という)は、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体(例えば、光磁気ディスク,光ディスク(CDやDVDなどを含む)、磁気ディスク,メモリカード、ICカード等)に記憶させることもできる。すなわち、これらの記憶媒体にカラーテストパターン生成プログラムを格納しておき、例えばコンピュータの光磁気ディスク装置等にこれらの記憶媒体を装着することによって、コンピュータからカラーテストパターン生成プログラムを読み出し、この発明のカラー画像処理装置の機能またはカラー画像処理方法を実行させてもよい。
また、上記の各実施の形態における3成分カラーテストパターン画像データと当該3成分カラーテストパターン画像データをCMYK画像データに変換可能なカラーテストパターン用ルックアップテーブルとを(すなわち、互いに関連する3成分カラーテストパターン画像データとカラーテストパターン用ルックアップテーブルとを)コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記憶させておくこともできる。この場合、上記のプログラムも同じ記憶媒体に記憶させておくことが好ましい。
この場合も、これらのデータが格納された記憶媒体を、コンピュータの光磁気ディスク装置等に装着することによって、コンピュータから3成分カラーテストパターン画像データおよび当該3成分カラーテストパターン画像データのLUT変換に用いるカラーテストパターン用ルックアップテーブルとを読み出し、それぞれ3成分カラーテストパターン画像データ格納部191、LUT記憶部163に格納してもよい。
この実施の形態に係るデジタル複合機の構成を示すブロック図である。 画像読取部において読み取られた画像データをプリント出力する場合の処理動作を示すフローチャートである。 カラーテストパターンの生成処理動作を示すフローチャートである。 図1に示した各機能部において処理対象となる画像データが順に処理を受ける様子を模式的に示した図である。 1つの3成分カラーテストパターン画像データより、複数種類のカラーテストパターンが生成される様子を模式的に示した説明図である。 3成分カラーテストパターン画像データを複数個有する場合に関する説明図である。 従来行われていたカラーテストパターンの生成処理を模式的に示した図である。
符号の説明
1 デジタル複合機
16 画像処理部
17 画像読取部
18 画像記録部
19 画像メモリ
161 LUT変換処理部
162 LUT選択部
163 LUT記憶部
164 2値化処理部
191 3成分カラーテストパターン画像データメモリ

Claims (8)

  1. カラーテストパターンの画像データを生成するテスト画像生成手段と、
    3つの成分値で色表現された実画像の画像データを、3次元ルックアップテーブルを用いた補間演算によってCMYK画像データに変換する変換処理手段と、
    前記CMYK画像データを記録媒体上に画像形成する画像形成手段と、
    を備え、
    前記カラーテストパターンの画像データが、3次元座標空間の座標値によって表現されており、
    前記3次元座標空間に対応するテストパターン用の3次元ルックアップテーブルを使用することによって、前記変換処理手段が、前記カラーテストパターンの画像データのCMYK変換にも用いられることを特徴とするカラー画像処理装置。
  2. 請求項1に記載のカラー画像処理装置であって、
    前記テストパターン用の3次元ルックアップテーブルを複数種類備えることを特徴とするカラー画像処理装置。
  3. 請求項2に記載のカラー画像処理装置であって、
    前記カラーテストパターンの画像データをCMYK変換する際に、前記複数種類の3次元ルックアップテーブルのうちのいずれを用いて補間演算を行うかをユーザに選択させる3次元ルックアップテーブル選択受付手段、
    を備えることを特徴とするカラー画像処理装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載のカラー画像処理装置であって、
    前記カラーテストパターンの画像データが、3次元座標空間の格子点座標値によって表現されていることを特徴とするカラー画像処理装置。
  5. カラーテストパターンの画像データを生成するカラーテストパターン画像データ生成工程と、
    前記カラーテストパターンの画像データに対して3次元ルックアップテーブルを用いた補間演算を行うことによって、当該カラーテストパターンの画像データをCMYK画像データに変換する変換処理工程と、
    前記CMYK画像データを記録媒体上に画像形成する画像形成工程と、
    を備え、
    前記カラーテストパターンの画像データが、3次元座標空間における座標値によって表現されていることを特徴とするカラー画像処理方法。
  6. 請求項5に記載のカラー画像処理方法であって、
    前記変換処理工程が、
    複数の3次元ルックアップテーブルのうちのいずれかを選択する3次元ルックアップテーブル選択工程、
    を備え、
    前記カラーテストパターンの画像データに対して、前記3次元ルックアップテーブル選択工程で選択された3次元ルックアップテーブルを用いた補間演算を行うことを特徴とするカラー画像処理方法。
  7. 請求項5または請求項6に記載のカラー画像処理方法をコンピュータに実行させるプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
  8. 3次元座標空間における座標値によって表現されたカラーテストパターンの画像データと、
    前記カラーテストパターンの画像データをCMYK画像データに変換可能な3次元ルックアップテーブルと、
    前記カラーテストパターンの画像データに対して前記3次元ルックアップテーブルを用いた補間演算を行うことによって、前記カラーテストパターンの画像データをCMYK画像データに変換するルック変換処理工程を実行させるプログラムと、
    を格納したコンピュータが読取可能な記憶媒体。
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