JP2007234969A - Cmp研磨装置における研磨剤調合装置及び調合方法。 - Google Patents

Cmp研磨装置における研磨剤調合装置及び調合方法。 Download PDF

Info

Publication number
JP2007234969A
JP2007234969A JP2006056550A JP2006056550A JP2007234969A JP 2007234969 A JP2007234969 A JP 2007234969A JP 2006056550 A JP2006056550 A JP 2006056550A JP 2006056550 A JP2006056550 A JP 2006056550A JP 2007234969 A JP2007234969 A JP 2007234969A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
abrasive
tank
polishing agent
additive
polishing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006056550A
Other languages
English (en)
Inventor
Shingo Kawanishi
真悟 川西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Seimitsu Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Seimitsu Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Seimitsu Co Ltd filed Critical Tokyo Seimitsu Co Ltd
Priority to JP2006056550A priority Critical patent/JP2007234969A/ja
Publication of JP2007234969A publication Critical patent/JP2007234969A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】適正に調合された研磨剤の供給を間断なく実行してウェーハの研磨時間のロスを最少限に抑える。
【解決手段】研磨剤調合装置20は2個の研磨剤調合用タンク21が並設され、研磨剤原液を供給するための研磨剤原液供給ライン23と、添加剤を供給するための添加剤供給ライン24と、一方のタンクを作動中は他方のタンクの作動が制御されるように構成された研磨剤循環ライン38と、添加剤の濃度を計測する濃度計22と、各タンク21からCMP研磨装置44に研磨剤を供給するための研磨剤供給ラインとしての管路43を有し、前記濃度計22による計測結果に基づいて各タンク内の添加剤の投入量及び/又は研磨剤原液の投入量を各タンク毎に別々に算出して各タンク21内に添加剤及び/又は研磨剤原液の適正量を供給して研磨剤が調合されるように構成したCMP研磨装置における研磨剤調合装置を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明はCMP(Chemical Mechanical Polishing)研磨装置への研磨剤の供給を兼ねた研磨剤調合装置及び調合方法に関するものである。
従来、此種CMP研磨装置における研磨剤調合装置又は調合方法は本出願人の出願に係る特許文献1に記載されているものが知られている。
そこで、同文献1記載の研磨剤調合装置又は調合方法を図2の回路図に従って簡単に説明する。同図において、1は研磨剤の調合装置を示す。該研磨剤調合装置によって研磨剤原液と添加剤とを調合して生成された研磨剤はCMP研磨装置14へ供給され、そこで、ウェーハの研磨用として用いられる。
尚、前記研磨剤は、その原液として微細粒子をpH調整剤等の試薬を含む水溶液に分散させた固液分散系のものを主として用い、之に添加剤として、僅かの量(略2重量%)のH2 2 等を添加して調合されたものである。
又、同図における上記研磨剤の調合装置1は主として研磨剤調合用タンク2、該研磨剤調合用タンク2内へ研磨剤原液タンク3から研磨剤原液をポンプP1 及びバルブV1 を介して供給するための配管4、添加剤としてのH2 2 をH2 2 タンク5から前記研磨剤調合用タンク2内へポンプP2 及びバルブV2 を介して供給するための配管6、研磨剤調合用タンク2内の研磨剤中のH2 2 濃度を計測するための濃度計7を有し、且つ、該濃度計7は研磨剤調合用タンク2からの配管8(研磨剤の循環ラインを兼ねる)上にポンプP3 及びダンパ9と直列に配設されて成り、更に、該研磨剤の循環ライン8から分岐した配管8a上に配設された変換器10と接続され、そして、該濃度計の計測値は該変換器10によってデジタル信号として制御部11(デ−タ−ロガー及びシーケンサ等を含む)に入力され、該制御部11によって前記濃度計7によるタンク2内の研磨剤中のH2 2 濃度を計測した結果に基づいてH2 2 の不足量を算出し、前記H2 2 タンク5からH2 2 の必要量がバルブV2 を開放してタンク2内へ補充され、更に、タンク2内の研磨剤の全量を増量する必要がある場合は、前記H2 2 の補充量と共に前記研磨剤原液の補充量も該制御部11によって算出し、前記ポンプP1 及び又はP2 によりバルブV1 及びV2 を開放して夫々の必要量を補充し、該タンク2内に設けられている攪拌機12によって攪拌し乍ら調合し、適正値に調合された研磨剤を該タンク2内から配管13によってポンプP4 を介しCMP研磨装置14へ供給されるように構成されている。
特開2003−205463号公開公報
特許文献1記載のCMP研磨装置における研磨剤調合装置は研磨剤の循環ラインにH2 2 の濃度計を配設してH2 2 の濃度を計測しているのであるが、研磨剤調合用タンクが一個であるため、該タンク内に収容されている研磨剤が少量となってCMP研磨装置への研磨剤の供給量が不足し又は供給ができなくなった場合は、一時、該研磨剤の供給を停止し、新めて研磨剤原液及びH2 2 を該タンク内へ供給し、適正値に攪拌調合されることによりCMP研磨装置に対しての研磨剤の供給が可能となる。従って、CMP研磨装置におけるウェーハの研磨時間帯に相当時間の空白が生じてウェーハ研磨効率に影響を及ぼし、ウェーハ研磨のコストアップの要因ともなる。
そこで、CMP研磨装置へ研磨剤を供給する研磨剤調合用タンクであって、該タンクから適正値に調合された研磨剤を間断なく供給して、ウェーハの研磨時間のロスをなくし、コストアップの要因を抑制するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は該課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、CMP研磨装置における研磨剤調合装置であって、該研磨剤調合装置は2個の研磨剤調合用タンクが並設され、夫々のタンクに研磨剤原液を供給するための研磨剤原液供給ラインと、添加剤を供給するための添加剤供給ラインと、前記並設された各タンクの外側に各タンクに共用され、且つ、一方のタンクを作動中は他方のタンクの作動が制御されるように構成された研磨剤循環ラインと、該研磨剤循環ラインに前記タンク内の添加剤の濃度を計測する濃度計と、各タンクからCMP研磨装置に研磨剤を供給するための研磨剤供給ラインとしての管路を有し、前記濃度計による計測結果に基づいて各タンク内の添加剤の投入量及び/又は研磨剤原液の投入量を各タンク毎に別々に算出して各タンク内に添加剤及び/又は研磨剤原液の適正量を供給して研磨剤が調合されるように構成したCMP研磨装置における研磨剤調合装置を提供するものである。
この構成によれば、2個の研磨剤調合用タンク内には別々に研磨剤原液及び添加剤が夫々の研磨剤供給ライン及び添加剤供給ラインを介して供給される。更に、一方のタンク内にて適正に調合された研磨剤は適宜CMP研磨装置へ供給されるのであるが、この場合、一方のタンク内の添加剤の濃度を計測する濃度計によって計測された添加剤の濃度が不足している場合は、制御部からの指令により添加剤及び/又は研磨剤原液を該一方のタンク内へ供給し、攪拌混合して添加量の適正値を有する研磨剤が調合される。その間においては、他方の研磨剤調合用タンクには予め決定されている添加剤と研磨剤原液が供給されて適宜攪拌混合して調合され、前記一方のタンク内の研磨剤供給の停止を待って該他方のタンク内の前記調合された研磨剤をCMP研磨装置へ直ちに供給できるように待機している。
請求項2記載の発明は、上記研磨剤循環ラインは双方のタンク内の研磨剤の循環ラインとしての管路が共用され、且つ、その上下端部から分岐された技管が双方のタンク内に各別に開閉バルブを介して挿入され、双方のタンク内の研磨剤が各別に循環できるように構成されたCMP研磨装置における研磨剤調合装置を提供する。
この構成によれば、研磨剤の循環ラインは双方のタンクに共用されるが、夫々各別に自動開閉バルブが配設されているので、双方のタンクは制御部からの操作指令により各別に夫々の自動開閉バルブが開又は閉に切替えられ、一方のタンク内の研磨剤循環ラインが作動している間は、他方のタンクの研磨剤循環ラインは停止されている。
請求項3記載の発明は、上記研磨剤循環ラインに設けられている添加剤の濃度を計測する濃度計の上流側にダンパが設けられているCMP研磨装置における研磨剤調合装置を提供する。
この構成によれば、研磨剤循環ラインに設けられている添加剤の濃度を計測する濃度計の上流側にダンパが設けられているので、タンクから研磨剤循環ラインに流れる研磨剤は該濃度計の前方においてその流れの脈動が整流化される。
請求項4記載の発明は、CMP研磨装置における研磨剤調合方法であって、該研磨剤調合方法に用いられる研磨剤調合装置は2個の研磨剤調合用タンクが並設され、夫々のタンクに研磨剤原液を供給するための研磨剤原液供給ラインと、添加剤を供給するための添加
剤供給ラインと、前記並設された各タンクの外側に各タンクに共用され、且つ、一方のタンクを作動中は他方のタンクの作動が制御されるように構成された研磨剤循環ラインと、該研磨剤循環ラインに前記タンク内の添加剤の濃度を計測する濃度計と、各タンクからCMP研磨装置に研磨剤を供給するための研磨剤供給ラインとしての管路を有し、前記濃度計による計測結果に基づいて各タンク内の添加剤の投入量及び/又は研磨剤原液の投入量を各タンク毎に別々に算出して各タンク内に添加剤及び/又は研磨剤原液の適正量を供給して研磨剤が調合されるように構成されて成り、前記一方のタンク内の研磨剤をCMP研磨装置へ供給中は、他方のタンク内の研磨剤の循環ラインを停止して前記一方のタンク内の研磨剤の循環ラインを作動させ、且つ、該一方のタンク内の添加剤濃度を前記濃度計にて計測し、該計測結果に基づいて制御部によって適正値に算出された添加剤及び/又は研磨剤原液を前記一方のタンク内に供給して研磨剤を調合するように形成されたCMP研磨装置における研磨剤調合方法を提供する。
この方法によれば、双方のタンクに共用される研磨剤の循環ラインには各タンク毎に配設されている自動開閉バルブが制御部からの指令信号により各タンク毎に開閉する。そこで、一方のタンクを稼動している間には、他方のタンクと共用される前記研磨剤の循環ラインの作動は停止されており、そして、前記一方のタンク内に投入されている研磨剤が該研磨剤循環ラインに流れて研磨剤中に含有せられている添加量の濃度が濃度計によって計測され、そして、その計測結果に基づいて制御部は添加剤の不足量及び/又は研磨剤原液の補充量を算出して添加剤及び/又は研磨剤の不足量を補充する。
請求項5記載の発明は、上記一方のタンク内の研磨剤をCMP研磨装置に供給している間においては、他方のタンク側の研磨剤循環ラインは停止しており、且つ、該他方のタンク内には予め適正量の研磨剤原液及び添加剤が供給されて研磨剤が調合され、該研磨剤をCMP研磨装置へ供給できるようにすべく待機状態にあるCMP研磨装置における研磨剤調合方法を提供する。
この方法によれば、一方のタンク側の研磨剤循環ラインが機能して該タンク内における研磨剤が適正値の添加剤を有するように調整調合され、そして、添加剤の適正値に調合された研磨剤は適宜CMP研磨装置へ供給される。この間においては他方のタンク側の研磨剤循環ラインは停止している。そこで、この停止中においてこのタンク内には予め決定されている研磨剤原液及び添加剤が投入されて前記一方のタンク側の研磨剤がCMP研磨装置への供給を終了したときに、直ちに該他方のタンク側が機能し得るように待機している。
請求項1記載の発明は研磨剤調合用タンクを2個並設し、その間に双方に共用される研磨剤循環ラインを設け、且つ、一方のタンク側の研磨剤循環ラインを作動させているときには他方の研磨剤循環ラインは停止し、その間に予め添加剤の混合比率が決定されている添加剤と研磨剤原液を他方のタンクに投入して調合しておく。然るときは、前記一方のタンク側の研磨剤のCMP研磨装置への供給を終了したときは、該タンク側の研磨剤循環ラインを停止し、そして、他方のタンク側の研磨剤循環ラインを作動させ乍ら該タンク内の研磨剤をCMP研磨装置へ供給することができるので、研磨剤調合用タンクからCMP研磨装置への研磨剤の供給を間断なく実行できてウェーハの研磨時間のロスをなくし、コストダウンにも寄与するとともに、研磨剤調合用タンク内の研磨剤の残量変動にかかわらず、常に安定した添加剤の濃度制御も可能となる等、正に著大なる効果を奏する。
請求項2記載の発明は、2個の研磨剤調合用タンク間に設けられている研磨剤循環ラインとしての管路が共用されて各タンクの研磨剤循環ラインを各別に作動することになるが、之は前記管路の上下端部が分岐して双方のタンク内に各別に挿入され、且つ、夫々に自
動開閉バルブが設けられているので、請求項1記載の発明の効果に加え、双方のタンクの夫々の研磨剤循環ラインが前記自動開閉バルブを制御部からの操作指令により各別に開又は閉に切替えることにより、各タンクは各別に夫々の研磨剤供給ラインを作動し、一方が作動中は他方は停止しており、そして、交互に作動させることにより研磨剤循環ラインを各タンク別に設けるまでもなく、能率良く研磨剤供給ラインを作動させることができる。
請求項3記載の発明は、研磨剤循環ライン上に設けられている濃度計の上流側にダンパが設けられているので、請求項1又は2記載の発明の効果に加え、タンクから流れる研磨剤の脈動を該ダンパによって整流化し、濃度計による計測制度を一層向上させることが可能となる。
請求項4及び5記載の発明は、2個並設された研磨剤調合用タンク間に、双方のタンクに共用される研磨剤循環ラインを設け、該研磨剤循環ラインに添加剤の濃度計を設けているので、一方のタンク側の研磨剤循環ラインを作動させて該タンク内の研磨剤中の添加剤濃度を計測し、その計測結果に基づいて添加剤の濃度が不足している場合は、制御部(データロガー及びシーケンサー等を含む)が添加剤及び/又は研磨剤原液の不足量を算出し、そして、該制御部からの指令信号により添加剤及び/又は研磨剤原液の適正量を該タンク内に補充し乍ら、該タンク内の研磨剤を常に適正値に維持してCMP研磨装置へ、該研磨剤を供給できるのである。
このように、一方のタンク側の前記研磨剤循環ラインが作動中においては、他方のタンク側の研磨剤循環ラインの作動は停止している。そこで、該他方のタンクには予め適正量が決定されている研磨剤原液と添加剤が投入され、混合調合されて前記一方のタンク側の稼動停止を待って直ちに他方のタンク側が稼動できるように待機しているのである。依って、双方のタンクを効率良く使用し、間断なく研磨剤調合用タンクからCMP研磨装置へ適正値の研磨剤を供給でき、前記請求項1記載の発明と同様の効果を奏することができる。
CMP研磨装置へ研磨剤を供給する研磨剤調合用タンクであって、該タンクから適正値に調合された研磨剤を間断なく供給することができるようにして、ウェーハの研磨作業効率を向上させると云う目的を達成するために、CMP研磨装置における研磨剤調合装置であって、該研磨剤調合装置は2個の研磨剤調合用タンクが並設され、夫々のタンクに研磨剤原液を供給するための研磨剤原液供給ラインと、添加剤を供給するための添加剤供給ラインと、前記並設された各タンクの外側に各タンクに共用され、且つ、一方のタンクを作動中は他方のタンクの作動が制御されるように構成された研磨剤循環ラインと、該研磨剤循環ラインに前記タンク内の添加剤の濃度を計測する濃度計と、各タンクからCMP研磨装置に研磨剤を供給するための研磨剤供給ラインとしての管路を有し、前記濃度計による計測結果に基づいて各タンク内の添加剤の投入量及び/又は研磨剤原液の投入量を各タンク毎に別々に算出して各タンク内に添加剤及び/又は研磨剤原液の適正量を供給して研磨剤が調合されるように構成したことを特徴とするCMP研磨装置における研磨剤調合装置を提供することにより実現した。
以下、本発明の好適な一実施例を図1に従って説明する。図において20は本発明の研磨剤調合装置を示す。該研磨剤調合装置20は主として研磨剤調合用タンク21、H2 2 濃度計測手段としての濃度計22、研磨剤原液投入ライン23、H2 2 投入ライン24、及びこれらを制御するためのデータロガー及びシーケンサー等を含む制御部25等から成る。
前記研磨剤調合用タンク21は左右に各1個が並設されて、左タンク21aと右タンク21bとから成る。左右のタンク21a及び21bは合成樹脂製の円筒形状を有し、且つ、同一の構成要素を含み、同一の機能を発揮する。又、該左右の研磨剤調合用タンク21a,21bは重量センサ26,26上に夫々載設されており、タンク21a,21bの全重量が該重量センサ26,26に負荷され、そして、該重量センサ26の検出値は前記濃度計22のH2 2 の計測値とともに前記制御部25へ送信され、該制御部25でH2 2 の適正値及び/又は該H2 2 の適正値に対応する研磨剤原液の投入量を算出して、適正量のH2 2 及び/又は研磨剤原液をタンク21a又は21b内へ投入すべき指令信号を発することになる。
又、上記研磨剤原液投入ライン23を構成する原液主管路23aが研磨剤原液タンク27から配設され、そして、該原液主管路23aから分岐した原液技管23b,23bが前記各タンク21a及び21bの夫々の側壁上部を貫通して各タンク21a及び21bの各内部と連通されている。又、該原液主管路23aには液面計29、ポンプ28及び前記技管23b,23bには夫々自動開閉バルブ30a,30aが設けられている。前記液面計29は研磨剤原液及び添加剤の供給量を管理する。又、該自動開閉バルブ30a,30aは夫々各別に前記制御部25の制御信号により、自動的に開又は閉に切替えられるとともに前記ポンプ28も同様に制御部25からの制御信号により自動的に作動及び停止するものとする。
又、前記添加剤であるH2 2 投入ライン24を構成するH2 2 主管路24aがH2 O投入口31から配設され、そして、該H2 2 主管路24aから分岐したH2 2 技管24b,24bが前記各タンク21a及び21bに夫々の側壁上部を貫通して各タンク21a及び21bの内部と連通されている。又、前記H2 2 技管24b,24bには夫々自動開閉バルブ30b,30bが設けられ、そして、該自動開閉バルブ30b,30bは各別に前記制御部25からの指令信号により開又は閉に切替えられてH2 2 の適正値が補充される。
更に又、前記タンク21a及び21bには必要に応じて純水が加えられる。而して、該純水は純水投入口32に連結された純水主管路32aから分岐された純水技管32b,32bの先端部が前記タンク21a及び21bを貫通して該タンク21a及び21bの内部に連通されている。又、該純水技管32b,32bには自動開閉バルブ30c,30cが設けられており、前記制御部25からの指令信号により開又は閉に切替えられて該純水がタンク21a及び21b内に必要量だけ注水されて、前記研磨剤原液及びH2 2 とともに攪拌され、夫々適正量が調合されて研磨剤が生成されるのである。
尚、純水主管路32a上には圧力計34が設けられ、その検出値は前記制御部25へ出力され、純水タンク32から送水される純水の圧力を適正に制御できるように構成されている。更に又、純水主管路32aの先端部には手動開閉弁35aが設けられ、連結具36によって純水シャワー37に連結され、そして、該手動開閉バルブ35aを開にして純水主管路32aから所定圧の純水を研磨剤調合装置20に噴射して該研磨剤調合装置20を洗浄できるように構成されている。勿論、洗浄作業の終了時には、前記手動開閉弁35aを閉じて純水の噴射を停止させる。
又、左タンク21aと右タンク21bとの中間部には研磨剤循環ライン38が設けられている。該研磨剤循環ライン38は図1において、左タンク21aと右タンク21bとの中間部に上下に一本の主管路38aが設けられ、該主管路38aの上端部から左右に分岐された上部技管38b,38bが各別に左タンク21a及び右タンク21b内に挿入され、更に、該主管路38aの下端部からも左右に分岐された下部技管38c,38cが各別に左タンク21a及び右タンク21bに挿入されて、左タンク側研磨剤循環路39及び右
タンク側研磨剤循環路40を形成している。
即ち、左タンク側研磨剤循環路39は前記主管路38aと左方の上部技管38b及び左方の下部技管38c並びに左タンク21aによって形成される。又、右タンク側研磨剤循環路40は前記主管路38aと右方の上部技管38b及び右方の下部技管38c並びに右タンク21bによって形成され、そして、上下夫々の技管38b及び38cには各別に自動開閉バルブ30d,30d,30d,30dが設けられ、左方の自動開閉バルブ30d,30dと、右方の自動開閉バルブ30d,30dとは制御部25の指令信号により左右各別に開又は閉に切替わり、前記左タンク側研磨剤循環路39と右タンク側研磨剤循環路40とが夫々各別に作動し、一方が作動している間には他方は停止するように構成されている。
又、前記主管路38aにはダンパ41が設けられ、該ダンパ41の上流側にポンプ42が設けられており、更に、前記ダンパ41の下流側にH2 2 の濃度を計測するための濃度計22が設けられている。
又、左タンク21a又は右タンク21b内において調合された研磨剤は管路43を介してCMP研磨装置44へ送られ、ウェーハの研磨に供せられることになる。勿論該管路43は前記左タンク21a及び右タンク21bに技管43a及び43bによって各別に連通されている。
又、該管路43の下流側にはポンプ45、ダンパ46、圧力計47、自動開閉バルブ48及びフィルタ49が直列に配設され、更に、前記技管43a,43bには夫々自動開閉バルブ50,50が設けられて左タンク21a又は右タンク21bからの適正に調合された研磨剤を前記CMP研磨装置44へ円滑に送られるように構成されている。又、前記CMP研磨装置44へ供給される研磨剤はバイパス管路51a、及び手動開閉バルブ52aを介してスラリーリターンライン51を通って自動開閉バルブ52の開閉動作によって前記左タンク21a又は右タンク21bに環流することができるように形成されている。
尚、ドレンライン53が別途設けられており、該ドレンライン53は前記左タンク21a又は右タンク21bの夫々の底部に連結した左右各別の技ライン53a,53bに連通され、且つ、自動開閉バルブ54,54を介して左タンク21a又は右タンク21bの研磨剤を各別にドレンに送流できるように構成されている。又、左タンク21a又は右タンク21b内の研磨剤をドレンに別途送流する必要が生じた場合は、前記ドレンライン53から更に左右各別の技管54,54を左タンク21a及び右タンク21bの夫々に連通することによって左右の各タンク内の研磨剤を適宜ドレンに流すことも可能である。
尚、図中符号55は攪拌機を示す。
本発明の一実施例は上記構成を有するので、例えば、先ず、左タンク21a及び右タンク21bに夫々予め添加剤の混合率が決定された研磨剤原液及び添加剤としてのH2 2 又は必要により適正量の純水を投入し、前記攪拌機55にて攪拌混合して適正値の研磨剤に調合されることができる。そして、例えば左タンク21a内の研磨剤をCMP研磨装置44へ供給してウェーハの研磨に供している間においては、左タンク側研磨剤循環路39に設けた左方の自動開閉バルブ30d,30dを開にして左タンク側研磨剤循環路39を作動させ、そして、左タンク21a内の研磨剤中の添加剤濃度を濃度計22によって常に計測し、若し、H2 2 の濃度が低下した場合は、制御部25が濃度計22等の計測結果に基づき、添加剤の不足量を算出し、又は適正な添加剤に相当する研磨剤原液の補充量を算出して添加剤及び/又は研磨剤原液を補充し乍ら、左タンク21a内の適正値の研磨剤を調合し、前記CMP研磨装置へ該研磨剤を供給する。
この間においては、右タンク側の自動開閉バルブ30d,30dは閉じて右タンク側研磨剤循環路40の作動が停止している。この場合、右タンク21b内には前述したように添加剤の混合比率が予め決定され、適正値に調合された研磨剤が該右タンク21b内に収容されており、前記左タンク21a内の研磨剤供給が終了すれば、該左タンク側研磨剤循環路39の作動を停止し、直ちに右タンク側研磨剤循環路40を作動させて前記左タンク側研磨剤循環路39の作動と同様の作動を実行させ、右タンク21b内の研磨剤を逐次CMP研磨装置44へ供給し、その間添加剤の濃度低下が濃度計22にて計測されたときには、制御部25にて添加剤及び/又は研磨剤原液の追加量が算出されて適正値の混合比率になるように添加剤及び/又は研磨剤原液を補充し、ウェーハの研磨に最も適する研磨剤として調合されてCMP研磨装置44に供給されることになる。又、前記濃度計22による計測は常時行ってもよいが間欠的計測であってもよい。
斯くの如く、本発明は2個の研磨剤調合用タンク21を並設し、その間に研磨剤循環ライン38及び該研磨剤循環ライン38上に添加剤の濃度を計測する濃度計を設け、そして、左タンク側研磨剤循環路39と右タンク側研磨剤循環路40とを双方のタンク各別に作動させ、一方が作動している間は他方の作動は停止しており、そして、他方のタンク側研磨剤循環路の停止時間帯中には他方のタンク内に添加剤及び研磨剤原液を注入して適正値の混合比率を有するように調合された研磨剤のCMP研磨装置44への供給を制御しておき、そして、前記一方のタンク側の研磨剤供給動作が終了するまで待機している。
そこで、該一方のタンク側の研磨剤のCMP研磨装置への送給が終了すれば、待機している前記他方のタンク側からの研磨剤送給を直ちに開始し、そして、該タンク側の研磨剤循環路を作動させ、且つ、この間においては前記一方のタンク側研磨剤循環路の作動は停止させておき、そして、該一方のタンク側には再度、予め所定の添加剤及び研磨剤原液を投入して調合し、適正値に調合された該一方のタンク内の研磨剤は直ちに前記同様にCMP研磨装置44への供給開始ができるように待機することになる。このとき、他方のタンク側からの研磨剤の送給時に、添加剤濃度が低下した場合には前述と全く同様に該タンク内の研磨剤が適正値に調合されてウェーハ研磨に最も適する高純度の研磨剤としてCMP研磨装置へ送給されることになる。
斯くして、CMP研磨装置における研磨剤調合装置及び方法によって適正に調合された研磨剤の送給が極めて迅速且つ、正確に実行され、これによって研磨されたウェーハの品質性能も向上し、コストダウンにも寄与することができる。
尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
本発明の一実施例を示し、研磨剤調合装置全体の概要を示す回路図。 従来例の研磨剤調合装置の概要を示す回路図。
符号の説明
20 研磨剤調合装置
21 研磨剤調合用タンク
21a 左タンク
21b 右タンク
22 濃度計
23 研磨剤原液投入ライン
23a 主管路
23b 技管
24 H2 2 供給ライン
24a 主管路
24b 技管
25 制御部
27 研磨剤原液タンク
28 ポンプ
29 液面計
30a,30b,30c,30d,48,50,52,54 自動開閉バルブ
31 H2 2 投入口
32 純水投入口
32a 純水主管路
35a,52a 手動開閉バルブ
36 連結具
37 純水シャワー
38 研磨剤循環ライン
38a 主管路
38b 上部技管
38c 下部技管
39 左タンク側研磨剤循環路
40 右タンク側研磨剤循環路
41,46 ダンパ
44 CMP研磨装置
51 スラリーリターンライン
53 ドレンライン
55 攪拌機

Claims (5)

  1. CMP研磨装置における研磨剤調合装置であって、該研磨剤調合装置は2個の研磨剤調合用タンクが並設され、夫々のタンクに研磨剤原液を供給するための研磨剤原液供給ラインと、添加剤を供給するための添加剤供給ラインと、前記並設された各タンクの外側に各タンクに共用され、且つ、一方のタンクを作動中は他方のタンクの作動が制御されるように構成された研磨剤循環ラインと、該研磨剤循環ラインに前記タンク内の添加剤の濃度を計測する濃度計と、各タンクからCMP研磨装置に研磨剤を供給するための研磨剤供給ラインとしての管路を有し、前記濃度計による計測結果に基づいて各タンク内の添加剤の投入量及び/又は研磨剤原液の投入量を各タンク毎に別々に算出して各タンク内に添加剤及び/又は研磨剤原液の適正量を供給して研磨剤が調合されるように構成したことを特徴とするCMP研磨装置における研磨剤調合装置。
  2. 上記研磨剤循環ラインは双方のタンク内の研磨剤の循環ラインとしての管路が共用され、且つ、その上下端部から分岐された技管が双方のタンク内に各別に自動開閉バルブを介して挿入され、双方のタンク内の研磨剤が各別に循環できるように構成されたことを特徴とする請求項1記載のCMP研磨装置における研磨剤調合装置。
  3. 上記研磨剤循環ラインに設けられている添加剤の濃度を計測する濃度計の上流側にダンパが設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のCMP研磨装置における研磨剤調合装置。
  4. CMP研磨装置における研磨剤調合方法であって、該研磨剤調合方法に用いられる研磨剤調合装置は2個の研磨剤調合用タンクが並設され、夫々のタンクに研磨剤原液を供給するための研磨剤原液供給ラインと、添加剤を供給するための添加剤供給ラインと、前記並設された各タンクの外側に各タンクに共用され、且つ、一方のタンクを作動中は他方のタンクの作動が制御されるように構成された研磨剤循環ラインと、該研磨剤循環ラインに前記タンク内の添加剤の濃度を計測する濃度計と、各タンクからCMP研磨装置に研磨剤を供給するための研磨剤供給ラインとしての管路を有し、前記濃度計による計測結果に基づいて各タンク内の添加剤の投入量及び/又は研磨剤原液の投入量を各タンク毎に別々に算出して各タンク内に添加剤及び/又は研磨剤原液の適正量を供給して研磨剤が調合されるように構成されて成り、前記一方のタンク内の研磨剤をCMP研磨装置へ供給中は、他方のタンク内の研磨剤の循環ラインを停止して前記一方のタンク内の研磨剤の循環ラインを作動させ、且つ、該一方のタンク内の添加剤濃度を前記濃度計にて計測し、該計測結果に基づいて制御部によって適正値に算出された添加剤及び/又は研磨剤原液を前記一方のタンク内に供給して研磨剤を調合するように形成されたことを特徴とするCMP研磨装置における研磨剤調合方法。
  5. 上記一方のタンク内の研磨剤をCMP研磨装置に供給している間においては、他方のタンク側の研磨剤循環ラインは停止しており、且つ、該他方のタンク内には予め適正量の研磨剤原液及び添加剤が供給されて研磨剤が調合され、該研磨剤をCMP研磨装置へ供給できるようにすべく待機状態にあることを特徴とする請求項5記載のCMP研磨装置における研磨剤調合方法。
JP2006056550A 2006-03-02 2006-03-02 Cmp研磨装置における研磨剤調合装置及び調合方法。 Pending JP2007234969A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006056550A JP2007234969A (ja) 2006-03-02 2006-03-02 Cmp研磨装置における研磨剤調合装置及び調合方法。

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006056550A JP2007234969A (ja) 2006-03-02 2006-03-02 Cmp研磨装置における研磨剤調合装置及び調合方法。

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007234969A true JP2007234969A (ja) 2007-09-13

Family

ID=38555229

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006056550A Pending JP2007234969A (ja) 2006-03-02 2006-03-02 Cmp研磨装置における研磨剤調合装置及び調合方法。

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007234969A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010062818A2 (en) * 2008-11-26 2010-06-03 Applied Materials, Inc. Two-line mixing of chemical and abrasive particles with endpoint control for chemical mechanical polishing
KR101116590B1 (ko) * 2010-10-20 2012-03-13 주성엔지니어링(주) 케미컬 공급 장치 및 이를 이용한 케미컬 공급 방법
KR101747035B1 (ko) 2016-05-09 2017-06-14 백동석 세정액 자동공급시스템
CN114102439A (zh) * 2021-11-23 2022-03-01 大连大学 智能芯片化学研磨液供给方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010062818A2 (en) * 2008-11-26 2010-06-03 Applied Materials, Inc. Two-line mixing of chemical and abrasive particles with endpoint control for chemical mechanical polishing
WO2010062818A3 (en) * 2008-11-26 2010-08-12 Applied Materials, Inc. Two-line mixing of chemical and abrasive particles with endpoint control for chemical mechanical polishing
KR101116590B1 (ko) * 2010-10-20 2012-03-13 주성엔지니어링(주) 케미컬 공급 장치 및 이를 이용한 케미컬 공급 방법
KR101747035B1 (ko) 2016-05-09 2017-06-14 백동석 세정액 자동공급시스템
CN114102439A (zh) * 2021-11-23 2022-03-01 大连大学 智能芯片化学研磨液供给方法
CN114102439B (zh) * 2021-11-23 2024-01-09 大连大学 智能芯片化学研磨液供给方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102619114B1 (ko) 개선된 유체 처리 방법 및 시스템
US6659634B2 (en) Chemical solution feeding apparatus and method for preparing slurry
JP2007234969A (ja) Cmp研磨装置における研磨剤調合装置及び調合方法。
US11839860B2 (en) On-demand in-line-blending and supply of chemicals
JP2009510556A (ja) ユースポイントでのプロセス制御ブレンダーシステムおよび対応する方法
JP6898940B2 (ja) 容器充填装置
US11396083B2 (en) Polishing liquid supply device
JP2019509224A5 (ja)
KR20030061312A (ko) 씨엠피 연마장치에 있어서의 연마제 조합장치 및 조합방법
US20200377378A1 (en) Device and method for conditioning water in a tank
JP7326003B2 (ja) 液体供給装置、洗浄ユニット、基板処理装置
JP4527956B2 (ja) Cmp装置用スラリー調製供給装置および方法
JP6698921B1 (ja) 研磨液供給装置
CN106669474A (zh) 一种自动调控含沙水流发生系统
JP2021008003A (ja) 研磨液供給装置
JP6538953B1 (ja) 研磨液供給装置
JPH0340537Y2 (ja)
CN213674817U (zh) 一种新型ab料注浆辅助装置
JP6538954B1 (ja) 研磨液供給装置
JP6667032B1 (ja) 研磨液供給装置
JPS6021386A (ja) ポリシング用研摩剤供給装置
US20200262006A1 (en) Method of and apparatus for supplying cooling water to laser processing head and method of producing cooling water
JP2009249707A (ja) 3価クロムめっき液管理装置
JP2001340736A (ja) 混合装置
CN114277535A (zh) 一种应用于印染退煮漂设备的智能加料装置