JP2007234319A - コネクタ - Google Patents
コネクタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007234319A JP2007234319A JP2006052592A JP2006052592A JP2007234319A JP 2007234319 A JP2007234319 A JP 2007234319A JP 2006052592 A JP2006052592 A JP 2006052592A JP 2006052592 A JP2006052592 A JP 2006052592A JP 2007234319 A JP2007234319 A JP 2007234319A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slider
- lock arm
- connector housing
- connector
- pressing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
【解決手段】ロックアーム33は覆い部46によって後方を覆われるから、剥き出しにされている場合に比べて異物の干渉等から保護される。
また、ロックアーム33の手押し部43は、覆い部46に近い位置に設けられるとともに、覆い部46の周縁よりも突出する高さとされているから、ロック解除時に手押し部43を押した指が覆い部46の周縁に掛かって支持されるため、固定壁である覆い部46に指を引っ掛けて操作することができ、スライダ30の引き抜き作業を行いやすい。
【選択図】図19
Description
請求項1の発明によれば、ロックアームは覆い部によって後方を覆われるから、剥き出しにされている場合に比べて異物の干渉等から保護される。また、この覆い部が押圧操作壁を兼ねているから、スライダを押圧操作するための押圧操作部を、覆い部とは別に設ける必要がなく、その分構造を複雑化しなくて済む。なお、既存の押圧操作部に加え、ロックアームを覆う部分が拡張して設けられる構成となるため、結果的に押圧操作面が拡大し、もってスライダの挿入作業を行いやすくなる。
請求項2の発明によれば、ロック解除時に手押し部を押した指が覆い部の先端縁に掛かって支持されるから、固定壁である覆い部に指を引っ掛けて操作することができ、スライダの引き抜き作業を行いやすくなる。
請求項3の発明によれば、ロックを解除する際に覆い部の先端縁部から手押し部の突出端部にかけて斜めに架け渡される指に対し双方の指置き面が沿うような形態となり、指の置き具合がよくなるからスライダの引き抜き作業を行いやすくなる。
請求項4の発明によれば、手押し部に形成された指置き面には凹凸が形成されているから、指置き面が平坦な面とされている場合に比べて指に対する摩擦力が大きくなって指が滑りにくくなり、スライダの引き抜き作業がより行いやすくなる。
請求項5の発明によれば、手押し部における覆い部の先端縁よりも突出している部分、つまり手押し部における覆い部に覆われていない部分の後面には、同面にスライダの挿入方向前方へ向かう外力が作用した場合にロックアームを本来の撓み方向である撓み空間側へ向けて変位させるような分力を生じさせる傾斜面が形成されている。ここで、このような傾斜面が形成されていない場合には、外力の作用によってロックアームが本来の撓み方向とは反対方向に変位してしまい、そのまま外力を受け続けて破損してしまうおそれがある。しかし、本発明の構成によれば、ロックアームは傾斜面に生じた分力によって本来の撓み方向である撓み空間側へ逃がされ、外力から開放されるようになっているから、このような事態を回避できる。
請求項6の発明によれば、ロックアームとスライダ本体部とは、連結部材によって連結されているから、例えばロックアームとスライダ本体部との間に電線等が入り込んでしまうような事態が発生し、ロックアームが電線に持ち上げられるようにして本来の撓み方向とは反対方向に変位しようとしても、塑性変形に至るほどの過度の変位は防止される。したがって、異物の干渉等によりロックアームが過度に変位して損傷してしまうことを確実に防止できる。
本実施形態のコネクタは、図1に示すように、雌側のコネクタハウジング(本発明における第2コネクタハウジングに該当し、以下、雌ハウジング10という)と、雄側のコネクタハウジング(本発明における第1コネクタハウジングに該当し、以下、雄ハウジング50という)と、両ハウジング10,50の嵌合・離脱操作用のスライダ30とを備えている。スライダ30は、雌ハウジング10に対し、両ハウジング10,50の嵌合・離脱方向と略直角方向に挿抜されるようになっている。
なお、雌ハウジング10の左側面における後端部には、上下一対の保護部24が突出形成されている。
まず、各キャビティ11に対し後方から雌端子金具12を挿入し、全ての雌端子金具12を挿入した後、スライダ30を、上段用突部36Aと下段用突部36Bとがそれぞれスライダ収容空間15の上段連通部15Aおよび下段連通部15Bに嵌まる向きにしてスライダ出入り口17に差し入れる。そして、覆い部46に指を当てて徐々に押し込むことにより、スライダ30をスライダ出入り口17から右方に向かって差し込んでいく。
両ハウジング10,50を離脱させる際には、まず、図19に示すように、スライダ30の覆い部46を前後から指で挟み込むようにする。すると、一方の指の先端が、手押し部43の先端部に形成された指当て面44に当てられた状態となる。次いで、指当て面44に当てられた指を本体部32側に押し込み、ロックアーム33のロック解除を行い、そのまま指で挟み込んだ覆い部46を引っ張ってスライダ30を引き抜いていく。このとき、手押し部43が覆い部46に近い位置に設けられるとともに、手押し部43の先端部が覆い部46の周縁よりも突出する高さとされているため、手押し部43を押し込んだ指が、覆い部46の周面に設けられた指支持面47に支持された状態になる。このように、手押し部43を押し込んだ指が、覆い部46のような固定部材に支持されるようになっており、この固定壁である覆い部46に指を引っ掛けてロック解除操作をできるから、弾性変形するロックアーム33に指を当てただけの不安定な状態である場合に比べて、スライダ30の引き抜き作業を行いやすい。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
18B…後連通部(ロック部)
30…スライダ
31…カム溝
32…本体部(スライダ本体部)
33…ロックアーム
43…手押し部
44…指当て面(手押し部の指置き面)
45…逃がし面(傾斜面)
46…覆い部
47…指支持面(覆い部の指置き面)
48…ヒンジ(連結部材)
50…雄ハウジング(第1コネクタハウジング)
56…カムピン
Claims (6)
- カムピンが備えられた第1コネクタハウジングと、この第1コネクタハウジングに嵌合可能な第2コネクタハウジングと、
前記カムピンと係合するカム溝が形成された板状をなすスライダ本体部を備えるとともに前記第1コネクタハウジングおよび前記第2コネクタハウジングの嵌合方向に対し交差方向をなして前記第2コネクタハウジングに挿抜されるスライダとを備え、
前記スライダは、このスライダにおける挿入方向後部を押圧操作することにより前記第2コネクタハウジングに挿入され、
前記第1コネクタハウジングおよび前記第2コネクタハウジングは、前記スライダの挿抜に伴う前記カムピンと前記カム溝とのカム作用により嵌合・離脱されるようになっており、
前記スライダには、前記スライダ本体部との間に撓み空間を設けてこのスライダ本体部の板面に沿う方向に弾性的に撓み可能とされるとともに前記撓み空間側へ押圧操作されるとロック解除状態となるロックアームが備えられ、
前記第2コネクタハウジングには、前記スライダの挿入完了時において前記ロックアームと係止するロック部が設けられたコネクタであって、
前記スライダの挿入方向後部には前記ロックアームを前記スライダの挿入方向後方から覆う覆い部が設けられ、この覆い部が前記スライダを押圧操作するための押圧操作壁を兼ねていることを特徴とするコネクタ。 - 前記ロックアームにはこのロックアームを押圧操作するための手押し部が設けられており、
この手押し部は、前記ロックアームにおける前記覆い部寄り位置に設けられるとともに前記覆い部の先端縁よりも前記ロックアームの撓み方向に関して反対側へ突出する高さとされていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。 - 前記手押し部の突出端部および前記覆い部の先端縁部の双方には、前記ロックアームが前記ロック解除状態となるまで押圧操作されたときに前記スライダの挿入方向前方へ向かって連続する下り勾配となる傾斜をなす指置き面が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
- 前記手押し部の指置き面には、滑り止めとしての凹凸が形成されていることを特徴とする請求項3に記載のコネクタ。
- 前記手押し部における前記覆い部の先端縁よりも突出している部分の前記スライダの挿入方向後側の面には、同面に前記スライダの挿入方向に沿った外力が作用した場合に前記ロックアームに対して前記撓み空間へ向けて変位させるような分力を生じさせる傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれかに記載のコネクタ。
- 前記ロックアームと前記スライダ本体部とは、前記ロックアームの撓み動作を許容するとともに前記ロックアームが塑性変形に至るほど前記撓み空間とは反対方向へ変位してしまうことを規制可能な連結部材によって連結されていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のコネクタ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006052592A JP4428348B2 (ja) | 2006-02-28 | 2006-02-28 | コネクタ |
DE602006009607T DE602006009607D1 (de) | 2005-12-08 | 2006-12-06 | Connecteur electrique et ensemble de connexion |
EP06025237A EP1796226B1 (en) | 2005-12-08 | 2006-12-06 | Electrical connector and connector assembly |
US11/636,342 US7431596B2 (en) | 2005-12-08 | 2006-12-08 | Connector assembly with mold removal hole |
US12/136,111 US7568923B2 (en) | 2005-12-08 | 2008-06-10 | Connector and connector assembly |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006052592A JP4428348B2 (ja) | 2006-02-28 | 2006-02-28 | コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007234319A true JP2007234319A (ja) | 2007-09-13 |
JP4428348B2 JP4428348B2 (ja) | 2010-03-10 |
Family
ID=38554714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006052592A Active JP4428348B2 (ja) | 2005-12-08 | 2006-02-28 | コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4428348B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015052801A1 (ja) * | 2013-10-09 | 2015-04-16 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | コネクタ |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02150774U (ja) * | 1989-05-24 | 1990-12-27 | ||
JPH0917508A (ja) * | 1995-06-27 | 1997-01-17 | Mazda Motor Corp | コネクタ組立体およびその取付方法 |
JPH10270119A (ja) * | 1997-03-26 | 1998-10-09 | Yazaki Corp | コネクタ |
JPH11126653A (ja) * | 1997-10-23 | 1999-05-11 | Nec Eng Ltd | モジュラプラグ及びこれに用いるロック爪折れ防止機構 |
JP2002164125A (ja) * | 2000-11-27 | 2002-06-07 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
JP2002359030A (ja) * | 2001-06-01 | 2002-12-13 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
JP2003036931A (ja) * | 2001-07-23 | 2003-02-07 | Ryosei Electro-Circuit Systems Ltd | レバー式コネクタ |
-
2006
- 2006-02-28 JP JP2006052592A patent/JP4428348B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02150774U (ja) * | 1989-05-24 | 1990-12-27 | ||
JPH0917508A (ja) * | 1995-06-27 | 1997-01-17 | Mazda Motor Corp | コネクタ組立体およびその取付方法 |
JPH10270119A (ja) * | 1997-03-26 | 1998-10-09 | Yazaki Corp | コネクタ |
JPH11126653A (ja) * | 1997-10-23 | 1999-05-11 | Nec Eng Ltd | モジュラプラグ及びこれに用いるロック爪折れ防止機構 |
JP2002164125A (ja) * | 2000-11-27 | 2002-06-07 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
JP2002359030A (ja) * | 2001-06-01 | 2002-12-13 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
JP2003036931A (ja) * | 2001-07-23 | 2003-02-07 | Ryosei Electro-Circuit Systems Ltd | レバー式コネクタ |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015052801A1 (ja) * | 2013-10-09 | 2015-04-16 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | コネクタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4428348B2 (ja) | 2010-03-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4419875B2 (ja) | 嵌合検知コネクタ | |
EP2733794B1 (en) | Connector provided with a connecting position assurance device | |
EP2859625B1 (en) | Connector assembly and connector product | |
EP2466695B1 (en) | Connector | |
JP2006253074A (ja) | コネクタ | |
KR20070112141A (ko) | 커넥터용 부츠 및 커넥터 조립체 | |
JP2013045663A (ja) | 端子金具及びコネクタ | |
JP2008140571A (ja) | コネクタ | |
JP2007173216A (ja) | コネクタ | |
JP2008293938A (ja) | コネクタ及びショート端子 | |
JP2017004737A (ja) | コネクタ | |
JP2004281207A (ja) | コネクタ | |
JP7275275B2 (ja) | コネクタ | |
JP2010067469A (ja) | コネクタ | |
US7431596B2 (en) | Connector assembly with mold removal hole | |
JP2007184188A (ja) | コネクタ | |
JP2006107820A (ja) | コネクタ | |
JP5329339B2 (ja) | コネクタ | |
JP4428348B2 (ja) | コネクタ | |
JP4457936B2 (ja) | コネクタ | |
JP4857899B2 (ja) | コネクタ | |
JP4396652B2 (ja) | コネクタ | |
JP4665816B2 (ja) | コネクタ | |
EP1916746B1 (en) | A connector | |
EP1901400B1 (en) | A wire cover and a locking construction therefor |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080627 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090907 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090915 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091027 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091124 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121225 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4428348 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091207 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131225 Year of fee payment: 4 |