JP2007233766A - 警備システムおよび警備プログラム - Google Patents

警備システムおよび警備プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2007233766A
JP2007233766A JP2006055576A JP2006055576A JP2007233766A JP 2007233766 A JP2007233766 A JP 2007233766A JP 2006055576 A JP2006055576 A JP 2006055576A JP 2006055576 A JP2006055576 A JP 2006055576A JP 2007233766 A JP2007233766 A JP 2007233766A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
security
report destination
optimum
computer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006055576A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4850539B2 (ja
Inventor
Osamu Nakada
治 中田
Takanori Katsura
貴徳 桂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MATSUE GAS SECURITY KK
Original Assignee
MATSUE GAS SECURITY KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MATSUE GAS SECURITY KK filed Critical MATSUE GAS SECURITY KK
Priority to JP2006055576A priority Critical patent/JP4850539B2/ja
Publication of JP2007233766A publication Critical patent/JP2007233766A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4850539B2 publication Critical patent/JP4850539B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)

Abstract

【課題】警備会社を意識することなく最適な警備サービスを享受できる様になること。
【解決手段】住戸からの異常を集中して受信するセンタCに配置されたサーバ装置Scと、警備会社に配置されたサーバ装置Saとを有する警備システムであって、サーバ装置Scは、少なくとも住戸の識別情報と異常の種別情報とを入力する情報入力部201と、入力された住戸の識別情報に基づいて、警備会社の中から最適な通報先を設定する通報先設定部202と、識別情報と種別情報とを最適な通報先に配置されたサーバ装置Saが認識可能に変換して変換済情報を作成する情報変換部203と、変換済情報を通報先へ送信する情報送信部205と、を備え、サーバ装置Saは、送信された変換済情報を入力する情報入力部301と、変換済情報に基づいて異常のあった住戸の所在地と異常の内容とを警備員が認識可能に出力する内容出力部302と、を備えたことを特徴とする警備システムK。
【選択図】図6

Description

本発明は、警備システムおよび警備プログラムに関し、特に、各警備会社内に独自に構築された既存のシステムも利用しつつ、広範な警備サービスの提供可能な警備システムおよび警備プログラムに関する。
従来、警備会社は、独自に開発した通信装置を契約住戸に設置し、その装置を介して住戸から不審者等の通報があった場合に、警備員を派遣等していた。
特開2000−251180号公報
しかしながら、従来の技術では以下の問題点があった。
まず、警備会社と契約住戸とを独自規格の通信装置を用いて電話回線により接続するため装置費用が高く、結局、サービス価格が高額となってしまうという問題点があった。また、独自の装置であるので、警備会社を変えた場合には、その装置を使い回すことができず、この場合も結局サービス価格が高額になってしまうという問題点があった。
また、警備員の配置状況が警備会社によって異なるため、ある警備会社と契約後に、より早く急行してくれる警備会社が新規参入する状況も生じている。契約者側からみれば警備会社がどこであるかより警備内容(サービス内容)の方が重要であるため、この様な状況は契約者保護の立場から問題がある。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、警備会社を意識することなく最適な警備サービスを享受できる様になることを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の警備システムは、住戸からの異常を集中して受信するセンタ側に配置されたセンタ側コンピュータと、センタ側コンピュータからの送信を受けて警備員を住戸へ派遣する各種警備組織側に配置された警備側コンピュータと、を有する警備システムであって、センタ側コンピュータが、少なくとも住戸の識別情報と異常の種別情報とを入力するセンタ側情報入力手段と、センタ側情報入力手段により入力された住戸の識別情報に基づいて、各種警備組織側の中から最適な通報先を設定する最適通報先設定手段と、センタ側情報入力手段により入力された識別情報と種別情報とを、前記最適な通報先に配置された警備側コンピュータが認識可能に変換して変換済情報を作成する情報変換手段と、情報変換手段により作成された変換済情報を通報先へ送信する情報送信手段と、を備え、警備側コンピュータが、情報送信手段により送信された変換済情報を入力する警備側情報入力手段と、警備側情報入力手段により入力された変換済情報に基づいて異常のあった住戸の所在地と異常の内容とを警備員が認識可能に出力する所在地異常内容出力手段と、を備えたことを特徴とする。
すなわち、請求項1に係る発明は、通報元である住戸からみて最適な通報先をセンタ側で設定し、その通報先のシステムに沿った仕様に信号を変換する。これにより、警備組織側からみると従来のシステムをそのまま使い続けて警備対象とする住戸を拡大でき、住戸側からみると最適な警備が保障される。
なお、本願で警備とは、狭義の警備や火災対応、ガス漏れ対応、水漏れ対応、その他の契約者が必要とする、身体の安全保障や財産の維持に関する活動ないし行動をいうものとする。また、警備組織とは、警備会社、ガス会社、水道会社、警察署、交番、派出所、消防署、その他の広義に警備と把握することができるサービスを提供する組織をいう。住戸の識別情報とは、電話番号や住所(所在地)その他の住戸を一意に特定する情報をいう。異常の種別情報とは、火災、ガス漏れ、不審者、緊急派遣、漏水などの何らかの対応が必要な情報をいう。警備側コンピュータが認識可能に変換するとは、警備側コンピュータが認識可能なプロトコルないし情報授受形式をいう。なお、センタとは、警備組織とは別組織を表すものとする。
また、請求項2に記載の警備システムは、請求項1に記載の警備システムにおいて、センタ側コンピュータが、更に、前記最適な通報先の他に二番目に適した通報先を設定する第二通報先設定手段と、前記情報変換手段を制御して、センタ側情報入力手段により入力された識別情報と種別情報とを、前記最適な通報先に配置された警備側コンピュータが認識可能に変換すると共に最適通報先であるとの情報を付加して変換済情報を作成し、かつ、前記二番目に適した通報先に配置された警備側コンピュータが認識可能に変換すると共に二番目に適した通報先であるとの情報を付加して変換済情報を作成する情報変換制御手段と、前記最適な通報先に配置された警備側コンピュータから対応済情報を受信する対応済情報受信手段と、対応済情報受信手段により前記最適な通報先から対応済情報が受信された場合に、前記二番目に適した通報先に配置された警備側コンピュータへ待機解除信号を送信する待機解除信号送信手段と、を備え、警備側コンピュータが、更に、所在地異常内容出力手段により出力された情報が警備員により認識された旨の情報を入力する情報確認入力手段と、情報確認入力手段により情報が入力された場合に、センタ側コンピュータに対して対応済である旨の対応済情報を送信する対応済情報送信手段と、を備えたことを特徴とする。
すなわち、請求項2に係る発明は、待機班を設けると共に、通報先において自分が第1通報先(最適通報先)であるのか第2通報先(待機班)であるのかを認識でき、第1通報先の対応に基づいて第2通報先の待機状態を開放する。これにより、警備組織側においては自らの契約住戸を上回る要対応住戸を抱える状況にあっても相補的ないし互助的ネットワークが構築され、また、住戸側にとっては対応の確実性が担保されることとなる。
また、請求項3に記載の警備システムは、請求項1に記載の警備システムにおいて、センタ側コンピュータが、更に、前記最適な通報先の他に二番目に適した通報先を設定する第二通報先設定手段と、前記情報変換手段を制御して、センタ側情報入力手段により入力された識別情報と種別情報とを、前記最適な通報先に配置された警備側コンピュータが認識可能に変換すると共に最適通報先であるとの情報を付加して変換済情報を作成し、かつ、前記二番目に適した通報先に配置された警備側コンピュータが認識可能に変換すると共に二番目に適した通報先であるとの情報を付加して変換済情報を作成する情報変換制御手段と、前記最適な通報先に配置された警備側コンピュータから対応済情報を受信する対応済情報受信手段と、情報送信手段により変換済情報が送信された時刻から所定の時間が経過しても対応済情報受信手段により前記最適な通報先からの対応済情報が受信されない場合に、前記二番目に適した通報先に配置された警備側コンピュータへ対応要請信号を送信する対応要請信号送信手段と、を備え、警備側コンピュータが、更に、所在地異常内容出力手段により出力された情報が警備員により認識された旨の情報を入力する情報確認入力手段と、情報確認入力手段により情報が入力された場合に、センタ側コンピュータに対して対応済である旨の対応済情報を送信する対応済情報送信手段と、を備えたことを特徴とする。
すなわち、請求項3に係る発明は、待機班を設けると共に、通報先において自分が第1通報先(最適通報先)であるのか第2通報先(待機班)であるのかを認識でき、第1通報先が対応しないまたはできない場合に第2通報先から警備員を派遣する。これにより、警備組織側においては契約住戸を上回る要対応住戸を抱える状況にあっても相補的ないし互助的ネットワークが構築され、また、住戸側にとっては対応の確実性が担保されることとなる。
また、請求項4に記載の警備システムは、請求項1、2または3に記載の警備システムにおいて、センタ側コンピュータまたは警備側コンピュータに、住戸の識別情報と住戸の所在地とを、および、異常の種別情報と異常の内容とを、対応づけて記憶する記憶手段を備えたことを特徴とする。
すなわち、請求項4に係る発明は、システム構築の自由度を向上させる。
また、請求項5に記載の警備システムは、請求項1〜4のいずれか一つに記載の警備システムにおいて、異常の種別情報には、少なくとも、火災発生、ガス漏れ発生および不審者出没の情報が含まれ、各種警備組織側には、少なくとも警備会社とガス会社とが含まれることを特徴とする。
すなわち、請求項5に係る発明は、専門性を要する警備内容を含めて最低限の警備を保障する。
また、請求項6に記載の警備システムは、請求項1〜5のいずれか一つに記載の警備システムにおいて、住戸、センタ側コンピュータおよび警備側コンピュータは電話回線で接続されていることを特徴とする。
すなわち、請求項6に係る発明は、住戸に標準的に備わっているインフラを応用可能とし、簡便にシステムが構築可能となる。
また、請求項7に記載の警備プログラムは、請求項1に記載の警備システムにおいて適用されるコンピュータプログラムであって、センタ側コンピュータを、少なくとも住戸の識別情報と異常の種別情報とを入力するセンタ側情報入力手段、センタ側情報入力手段により入力された住戸の識別情報に基づいて、各種警備組織側の中から最適な通報先を設定する最適通報先設定手段、センタ側情報入力手段により入力された識別情報と種別情報とを、前記最適な通報先に配置された警備側コンピュータが認識可能に変換して変換済情報を作成する情報変換手段、および、情報変換手段により作成された変換済情報を通報先へ送信する情報送信手段、として機能させることを特徴とする。
すなわち、請求項7に係る発明は、通報元である住戸からみて最適な通報先をセンタ側で設定し、その通報先のシステムに沿った仕様に信号を変換する。これにより、警備組織側からみると従来のシステムをそのまま使い続けて警備対象とする住戸を拡大でき、住戸側からみると最適な警備が保障される。
また、請求項8に記載の警備プログラムは、請求項7に記載の警備プログラムにおいて、センタ側コンピュータを、更に、前記最適な通報先の他に二番目に適した通報先を設定する第二通報先設定手段、前記情報変換手段を制御して、センタ側情報入力手段により入力された識別情報と種別情報とを、前記最適な通報先に配置された警備側コンピュータが認識可能に変換すると共に最適通報先であるとの情報を付加して変換済情報を作成し、かつ、前記二番目に適した通報先に配置された警備側コンピュータが認識可能に変換すると共に二番目に適した通報先であるとの情報を付加して変換済情報を作成する情報変換制御手段、前記最適な通報先に配置された警備側コンピュータから対応済情報を受信する対応済情報受信手段、および、対応済情報受信手段により前記最適な通報先から対応済情報が受信された場合に、前記二番目に適した通報先に配置された警備側コンピュータへ待機解除信号を送信する待機解除信号送信手段、として機能させることを特徴とする。
すなわち、請求項8に係る発明は、待機班を設けると共に、通報先において自分が第1通報先(最適通報先)であるのか第2通報先(待機班)であるのかを認識でき、第1通報先の対応に基づいて第2通報先の待機状態を開放する。これにより、警備組織側においては自らの契約住戸を上回る要対応住戸を抱える状況にあっても相補的ないし互助的ネットワークが構築され、また、住戸側にとっては対応の確実性が担保されることとなる。
また、請求項9に記載の警備プログラムは、請求項7に記載の警備プログラムにおいて、センタ側コンピュータを、更に、前記最適な通報先の他に二番目に適した通報先を設定する第二通報先設定手段、前記情報変換手段を制御して、センタ側情報入力手段により入力された識別情報と種別情報とを、前記最適な通報先に配置された警備側コンピュータが認識可能に変換すると共に最適通報先であるとの情報を付加して変換済情報を作成し、かつ、前記二番目に適した通報先に配置された警備側コンピュータが認識可能に変換すると共に二番目に適した通報先であるとの情報を付加して変換済情報を作成する情報変換制御手段、前記最適な通報先に配置された警備側コンピュータから対応済情報を受信する対応済情報受信手段、および、情報送信手段により変換済情報が送信された時刻から所定の時間が経過しても対応済情報受信手段により前記最適な通報先からの対応済情報が受信されない場合に、前記二番目に適した通報先に配置された警備側コンピュータへ対応要請信号を送信する対応要請信号送信手段、として機能させることを特徴とする。
すなわち、請求項9に係る発明は、待機班を設けると共に、通報先において自分が第1通報先(最適通報先)であるのか第2通報先(待機班)であるのかを認識でき、第1通報先が対応しないまたはできない場合に第2通報先から警備員を派遣する。これにより、警備組織側においては契約住戸を上回る要対応住戸を抱える状況にあっても相補的ないし互助的ネットワークが構築され、また、住戸側にとっては対応の確実性が担保されることとなる。
本発明の警備システム(請求項1)または警備プログラム(請求項7)によれば、通報元である住戸からみて最適な通報先をセンタ側で設定し、その通報先のシステムに沿った仕様に信号を変換するので、警備組織側からみると従来のシステムをそのまま使い続けて警備対象とする住戸を拡大でき、住戸側からみると最適な警備が保障される。
また、本発明の警備システム(請求項2)または警備プログラム(請求項8)によれば、待機班を設けると共に、通報先において自分が第1通報先(最適通報先)であるのか第2通報先(待機班)であるのかを認識でき、第1通報先の対応に基づいて第2通報先の待機状態を開放するため、警備組織側においては契約住戸を上回る要対応住戸を抱える状況にあっても相補的ないし互助的ネットワークが構築され、また、住戸側にとっては対応の確実性が担保される。
また、本発明の警備システム(請求項3)または警備プログラム(請求項9)によれば、通報先において自分が第1通報先(最適通報先)であるのか第2通報先(待機班)であるのかを認識でき、第1通報先が対応しないまたはできない場合に第2通報先から警備員を派遣するため、警備組織側においては契約住戸を上回る要対応住戸を抱える状況にあっても相補的ないし互助的ネットワークが構築され、また、住戸側にとっては対応の確実性が担保される。
この他、本発明の警備システムによれば、システム構築の自由度が向上し(請求項4)、どの様な警備組織が加わっても最低限の警備サービスを提供可能となり(請求項5)、従来のインフラを応用して簡便にシステム構築が可能となる(請求項6)。
すなわち、本発明によれば、総じて、警備会社を意識することなく最適な警備サービスを住戸側が享受できる様になる。また、スケールメリットにより安価な警備サービスを提供可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
ここでは、警備会社Aと警備会社BとセンタCからなる警備システムを説明し、その中で、特に、本発明の警備プログラムがインストールされ、センタCに配置されたサーバ装置Scと、警備会社Aと警備会社Bに配置されたサーバ装置SaおよびSbとの関係についてそれぞれ説明することにより本発明の警備システムを説明する。なお、センタCを運営する組織自体も便宜的にセンタCと称することとする。
また、警備会社と警備員の待機所(詰所)は同一でない場合もあり、また、警備会社内では通報を受けてその情報を即時に詰所や中継局に転送するためにサーバ装置が複数異なった場所に配置されることもあるが、ここでは、説明の便宜のため、警備会社と警備員の待機所とは同一であり、サーバ装置も一台であるものと仮定する。
(警備システムのシステム構成)
図1は、既存の警備会社のサービス提供エリアを示した概念図である。図において、Aは警備会社Aの位置を、Bは警備会社Bの位置を、●は警備会社Aと契約した住戸の位置を、×は警備会社Bと契約した住戸の位置を、それぞれ示している。なお、警備法上、契約住戸から通報があった場合、警備員は25分以内に現場に到着することが義務づけられている。換言すると、警備会社Aと警備会社Bとは、25分以内に到着可能なエリアをサービス提供エリアとしているといえる(図ではこのエリアを線で囲っている。なお、便宜上このエリアは警備会社Aと警備会社Bとで同一であるとする)。
しかしながら、実際は、図2に示した様に、警備会社Aが例えば通報7分以内といった所定時間内に警備員を急行させることを保障するエリア(実線)と、警備会社Bが同じ所定時間内に警備員を急行させることを保障するエリア(点線)とは異なり、契約先によってサービスの質が異なる。
また、警備会社Aと警備会社Bのサービス提供エリア内には、まだいずれとも契約していないが、潜在的に警備を欲している需要者もある。これを△印で表す。絶対数として△は●や×より遙かに数が多い。
従来では、警備会社はぞれぞれのサービス提供エリア内で、個別に住戸と契約を結び、契約を結んだ住戸に対してのみサービスを提供している。従って、図中で矢印を付した契約住戸の様に、他方の警備会社と契約した方がサービスが向上する場合もある。また、警備会社では、警備員が出動せず警備会社内で待機しているときは、無駄が発生しており、例えば△印の住戸からの要請があればサービスを提供可能であるといえる。
本発明の警備システムは、センタCを設置することにより、警備会社側にとっても通報者にとっても利点を見いだせるシステム構築が可能となる。図3では、センタCと契約した△を▲として表した。なお、以降において、本発明の警備システムを警備システムKと表記するものとする。
図4は、警備システムKの警備の内容を概説する説明図である。図中、矢印で表した様に、警備システムKでは、センタCとの契約住戸▲から通報があった場合に、一旦サーバ装置Scで内容を把握し、最適な通報先を設定して信号変換し、警備会社(ここでは警備会社A)に通報し直し、警備員を派遣する様子を示している。
(サーバ装置Scのハードウェア構成)
図5は、サーバ装置Scのハードウェア構成の一例を説明した説明図である。サーバ装置Scは、そのハードウェア構成として、CPU101と、ROM102と、RAM103と、ハードディスク(HD)104と、グラフィックスカード105と、モニタ106と、キーボード(K/B)107と、マウス(MOUSE)108と、通信部109と、を有する。
CPU101は、OSと共にサーバ装置Sc全体を制御し、また、各種のプログラムの処理制御をおこなう。具体的には、例えば、CPU101は、ハードディスク104に格納されているプログラムに従って、通信部109から入力された住戸からの通報を受信し、最適な警備会社を選択し、警備会社の仕様に合う様に通報を変換して通信部109を介して送信するといった一連の処理をおこなう。この他CPU101は、ハードディスク104に格納されている作業データをRAM103に一時保存する制御等もおこなう。
ROM102は、ブートプログラム等を記憶する。使用の態様によっては、ROM102は、サーバ装置Scの制御プログラムを格納しておいてもよい。RAM103は、CPU101のワークエリアとして使用する。具体的には、ハードディスク104から読み出されたデータの内容やプログラム内容などを一時的に格納する。
ハードディスク104は、オペレーティング装置(OS)、アプリケーションプログラム、各種のデータを記憶する。ハードディスクの構成については後述する。
グラフィックスカード105は、モニタ106へ出力すべき画像信号を送出する。グラフィックスカード105は、出力すべき画像信号を格納するVRAMと、処理された画像信号をモニタ106へ出力する画像出力インターフェース(画像出力I/F)を備える。画像出力I/Fは、VRAMに展開されたRGB画像データをモニタ106へ出力する。
通信部109は、電話回線を介して住戸から異常信号を受信し、また、最適通報先である第1通報先のサーバへ向けて住戸からの異常信号の内容を転送する。送受信のためのハードウェア構成は、内容伝送が確実であればその態様は問わないが、例えば、ネットワークカード、DSU、ターミナルアダプタなどにより構成できる。なお、通信部109は、ハードウェアであって後述する通信プログラム142により制御される。
この他、図示は省略するが、サーバ装置Scは、フレキシブルディスクドライブ装置、CD−ROMドライブ装置、MOドライブ装置等を搭載することも可能である。
ハードディスク104に格納されているプログラムないしソフトウェアについて説明する。ハードディスク104は、サーバ装置Sc全体を制御するOS141と、通信データの送受信を司る通信プログラム142と、通報内容に基づいて警備先を決定する決定プログラム143と、決定された警備先において通報内容を認識可能とすべく当該サーバ装置の処理プロトコルに沿う様に当該通報内容を変換する変換プログラム144と、通報先の警備会社における対処状況を管理する対処管理プログラム145と、通報元の電話番号と所在地とを対応させ、その所在地に基づいて第1通報先と第2通報先とを対応づけた対応データベース146と、警備会社の通信プロトコルを格納した通信プロトコル記憶部147と、を備える。なお、対応データベース146は異状の種別情報と異状の内容との対応づけも格納する。
ここに説明したプログラムないしDBもしくは記憶部は、サーバ装置Scが実現する警備システムという観点から集約したプログラム集合を説明したに過ぎず、実際のプログラムは多数のコンポーネントやDLLなどにより構成される。後述する機能的構成は、これらのプログラムが単体もしくは複数で、場合によっては他の構成要素と協働して各種実現されるものである。
(サーバ装置Scの機能的構成)
次に、サーバ装置Scとサーバ装置Saの機能的構成について説明する。なお、第1通報先であるか、第2通報先であるかの状況に応じた機能的な相違はあるものの、実質的な機能はサーバ装置Saもサーバ装置Sbも同じであるため、ここでは、サーバ装置Saを例示するものとする。
図6は、サーバ装置Scおよびサーバ装置Saの機能的構成例を示した説明図である。ここでは、センタCと契約した住戸▲(図2または図3参照)に設置した通報装置から異常信号をセンタCに発信し、センタCから警備会社Aに通報を伝送する態様について説明する。以下の説明では、第1通報先が警備会社Aであり、第2通報先が警備会社Bであるとする。
サーバ装置Scは、情報入力部201と、通報先設定部202と、情報変換部203と、情報変換制御部204と、情報送信部205と、対応済情報受信部206と、待機解除・対応要請送信部207と、を有する。また、サーバ装置Saは、情報入力部301と、内容出力部302と、情報確認入力部303と、対応済情報送信部304と、を有する。
情報入力部201は、住戸に設置された通報装置Jから少なくとも住戸の識別情報と異常の種別情報とを入力する。この住戸の識別情報は、一般的には電話番号を意味する。ただし、最終的に住所情報(より正確には警備すべき所在地情報)に置換されるのであればその態様を問わない。また、異常の種別情報は、少なくとも火災発生、ガス漏れ、不審者出没の情報を含み、この他、緊急対応(警備員往訪要請)といった情報を含む。これらの種別情報があれば、警備会社側では適切な初動対応をとることができる。
なお、通報装置Jの構成は詳述しないが、デジタル電話回線によりサーバ装置Scと接続されており、例えば、火災ボタン、ガス漏れボタン、不審者ボタン、緊急対応ボタン(その他ボタン)があって、住人がボタンを押すと、ボタンの種別番号と電話番号がサーバ装置Scに送信される態様であればよい。なお、例えば、ガス漏れボタンはもともとなく、ガス警報装置と連動して自動検出する様な態様であってもよい。また、リモコン操作が可能な装置構成としてもよい。情報入力部201は、例えば、通信部109と、OS141と、通信プログラム142などによりその機能を実現することができる。
通報先設定部202は、情報入力部201により入力された住戸の識別情報に基づいて、警備会社の中から通報先を設定する。このとき、通報先設定部202は、対応データベース146の中から、通報元の住所に基づいて第1通報先と第2通報先とを設定する。第1通報先とは一般的には最も短時間に警備員が急行できる警備会社をいうが、必ずしも時間に限らず、火災などの場合には消防車対応が必要となるため、専門性を加味して決定されてもよい。なお、通報された時刻や異常の種別情報に応じて、第1通報先と、第2通報先を適宜選択可能にしてもよい。また、ここでは、通報先は二つしか設定されないが、より確実性を高めるために、通報先を三箇所以上設定する様にしてもよい。通報先設定部202は、例えば、決定プログラム143と、OS141と、対応データベース146などによりその機能を実現できる。
情報変換部203は、情報入力部201により入力された識別情報と種別情報とを、通報先設定部202により設定された第1通報先(警備会社A)と第2通報先(警備会社B)のそれぞれに配置されたサーバ(サーバ装置Saおよびサーバ装置Sb)が認識可能に変換する(この変換された情報を変換済情報と称することとする)。すなわち、情報変換部203が存在することにより、個々の警備会社それぞれで専用に開発されている受信装置の仕様にそった信号へ識別情報と種別情報とが変換されることとなる。従って、契約会社Aや契約会社Bと、個別の契約をしていない住戸であっても、センタCと契約すれば、その契約住戸▲に設置される通報装置Jが、警備会社Aにより設置される専用端末にも警備会社Bにより設置される専用端末にも成り代わることが可能となる。なお、情報変換部203では、通信プロトコル記憶部147からサーバ装置Saおよびサーバ装置Sbで認識されるプロトコルを入手する。
情報変換制御部204は、変換済情報に、更に、通報先の警備会社が第1通報先であるのか第2通報先であるのかの情報を組み込む。すなわち、優先順位をつけることにより、第1通報先では、至急対応すべき状態と認識し、第2通報先では、待機班としての準備をすべき状態であると認識することが可能となる。すなわち、情報変換部203と情報変換制御部204が存在することにより、警備の確実性が担保されることとなる。
情報変換部203は、例えば、変換プログラム144と、通信プロトコル記憶部147などによりその機能を実現することができる。また、情報変換制御部204は、例えば、変換プログラム144と、決定プログラム143と、対応データベース146、OS141などによりその機能を実現することができる。
情報送信部205は、情報変換部203により作成された二つの変換済情報を、第1通報先である警備会社Aと、第2通報先である警備会社Bへ向けて送信する。送信に際しては、データ送受信の確実性を担保し、また、従来のインフラを利用するため電話回線を用いる。情報送信部205は、例えば、通信プログラム142と、対処管理プログラム145と、OS141と、通信部109などによりその機能を実現することができる。
待機解除・対応要請送信部207は、情報送信部205から第1通報先(警備会社A)へ変換済情報を送信してから、その第1通報先(警備会社A)にて対応した旨の連絡(返信)があるまでの時間が所定の時間内であるかないかを判断し、所定の時間内であった場合には、第2通報先(警備会社B)へ待機解除信号を送信し、所定の時間を経過しても対応した旨の連絡がない場合には、第2通報先(警備会社B)へ対応要請信号を送信する。対応要請信号を送出する際には、変換済情報に第1通報先である旨の情報を付加して、改めて情報送信部205から送信する対応であってもよい。
これにより、第2通報先(警備会社B)の状態を管理することができる。警備会社Aでは、通常、警備会社Aと契約した住戸の数に基づいて警備員の人数を決定するが、実際は出動時以外は、警備員が剰余した状態となる。従って、警備システムKでは、センタCと契約した住戸▲へサービスを提供すべく警備会社Aの警備員を派遣するが、ここで、サービス低下を招かぬ様、第2通報先を設ける様にし、かつ、待機状態を解除するか、出動要請をかけるか、所定時間をもって決定する様にしている。待機解除・対応要請送信部207は、例えば、対処管理プログラム145と、通信プログラム142と、通信部109と、OS141などによりその機能を実現することができる。
(サーバ装置Saの機能的構成)
次に、サーバ装置Saの機能的構成について説明する。なお、実際は、電話線から信号を入力する専用端末とその信号を処理するコンピュータ装置とがケーブルは介するものの物理的に別に存在する態様が一般的であるが、ここでは、その集合体を広くサーバ装置Saとして捉えることとする。サーバ装置Saは、その機能的構成として、情報入力部301と、内容出力部302と、情報確認入力部303と、対応済情報送信部304と、を有する。
情報入力部301は、契約住戸●の専用端末から送信された異状情報を受信する。サーバ装置Scは、変換済情報を情報送信部205により送信するが、その信号ないし情報は契約住戸●の専用端末から送信される信号ないし情報と同形式であるので、情報入力部301は、情報送信部205からも異状情報を受信する。
内容出力部302は、情報入力部301により入力された変換済情報に基づいて異常のあった住戸の所在地と異常の内容と第1通報先であることを警備員が認識可能に出力する。出力形式は、モニタ表示であっても音声表示であってもよい。また、警備会社Aのシステム仕様によっては、警備員が持ち歩くPDAないしページャ、または無線で出力させる様にしてもよい。これにより、警備員は、どの様な警備内容を、どの住戸に対して施せばよいか認識できる。
情報確認入力部303は、警備員が、内容出力部302により出力された情報を確認した旨の情報を入力する。これにより、情報が警備員に伝わったことが確認できる。入力の態様は、専用のボタン(確認ボタン)であってもよいし、警備会社内でサーバ装置Saの前にいる所員が確認アイコン等を押下する等してもよい。
また、対応済情報送信部304は、情報確認入力部303により情報が入力された場合に、サーバ装置Scに対して対応済である旨の対応済情報を送信する。なお、この対応済情報は、待機解除・対応要請送信部207に入力されることになる。
なお、以上の例はサーバ装置Saについての説明であるが、サーバ装置Sbについても同様である。ただし、サーバ装置Sbの場合は、情報入力部301では、異状情報について第2通報先である旨も負荷される。
(警備システムの処理の流れ)
次に、警備システムKの処理の流れについて説明する。図7は、警備システムKの処理の流れについて説明する説明図である。ここでは、センタCと契約した契約住戸▲に不審者がいる場合について説明する。まず、住人は、通報装置J(図6参照)の「不審者ボタン」を押下する(ステップS401)。
サーバ装置Scは、通報装置Jからの不審者信号と電話番号を受信する(ステップS402)。続いて、受信した番号に基づいて通報住戸の住所を割出し、通報時刻に基づいて駆けつけ時間の最も早い第1通報先(警備会社A)と、次に早く駆けつけることのできる第2通報先(警備会社B)とを、選定する(ステップS403)。
続いて、選定した警備会社の仕様に合う様に(警備会社Aと警備会社Bの受信の仕様に合う様に)、住戸▲からの受信信号をそれぞれ変換し、変換済情報を作成する(ステップS404)。このとき、第1通報先であるか、第2通報先であるかの種別情報も加える。この情報は、警備会社における対応優先順位に関する情報に置き換えてもよい。
サーバ装置Scは、作成した変換済情報を警備会社Aおよび警備会社Bに送信する(ステップS405)。警備会社Aに配置されたサーバ装置Saおよび警備会社Bに配置されたサーバ装置Sbは、それぞれ、サーバ装置Scを経由した住戸▲からの通報を受信する(ステップS406a、ステップS406b)。続いて、それぞれの警備会社では、警備員が認識できる様に、対処すべき住戸の住所と警備内容を表示する(ステップS407a、407b)。そして、第1通報先の警備会社Aの警備員は、警備内容の確認信号を送出する(ステップS408)。
サーバ装置Scでは、ステップS405における第1通報先への通報送信から、ステップS408で確認信号を受信するまでの時間を計測し、所定時間内に応答があるか否かを判断する(ステップS409)。所定時間内に、確認信号を受信した場合(ステップS409:Yes)、第2通報先である警備会社Bに、待機解除信号を送信する(ステップS410)。一方、所定時間内に確認信号を受信できなかった場合(ステップS410:No)、当初の第2通報先である警備会社Bへ、今度は第1通報先であるとして変換済情報を送信する(ステップS411)。
以上、警備システムKでは、警備会社Aと警備会社Bの、それぞれの契約住戸でなくても、警備サービスを享受できる。また、警備会社Aもしくは警備会社Bにおいても、警備員を有効活用して、活動エリアを広げることが可能となる。
以上は、警備会社Aと警備会社Bのサービス種類とその質が総て同じであるとして説明したが、例えば、警備会社Aは、ガス漏れ対応に優れ、警備会社Bでは、不審者対応に優れるという場合もある。この様な場合であっても、本発明によれば、最適通報先の設定を調整することにより、住戸側からは最適なサービスが提供されることとなる。
既存の警備会社のサービス提供エリアを示した概念図である。 既存の警備会社のサービス提供エリアと、各警備会社において7分以内に警備員が急行できる範囲とを示した概念図である。 センタと警備会社と住戸との関係を示した図である。 警備システムKの警備の内容を概説する説明図である。 サーバ装置Scのハードウェア構成の一例を説明した説明図である。 サーバ装置Scおよびサーバ装置Saの機能的構成例を示した説明図である。 警備システムKの処理の流れについて説明する説明図である。
符号の説明
142 通信プログラム
143 決定プログラム
144 変換プログラム
145 対処管理プログラム
146 対応データベース
147 通信プロトコル記憶部
201 情報入力部
202 通報先設定部
203 情報変換部
204 情報変換制御部
205 情報送信部
206 対応済情報受信部
207 待機解除・対応要請送信部
301 情報入力部
302 内容出力部
303 情報確認入力部
304 対応済情報送信部

Claims (9)

  1. 住戸からの異常を集中して受信するセンタ側に配置されたセンタ側コンピュータと、
    センタ側コンピュータからの送信を受けて警備員を住戸へ派遣する各種警備組織側に配置された警備側コンピュータと、を有する警備システムであって、
    センタ側コンピュータは、
    少なくとも住戸の識別情報と異常の種別情報とを入力するセンタ側情報入力手段と、
    センタ側情報入力手段により入力された住戸の識別情報に基づいて、各種警備組織側の中から最適な通報先を設定する最適通報先設定手段と、
    センタ側情報入力手段により入力された識別情報と種別情報とを、前記最適な通報先に配置された警備側コンピュータが認識可能に変換して変換済情報を作成する情報変換手段と、
    情報変換手段により作成された変換済情報を通報先へ送信する情報送信手段と、
    を備え、
    警備側コンピュータは、
    情報送信手段により送信された変換済情報を入力する警備側情報入力手段と、
    警備側情報入力手段により入力された変換済情報に基づいて異常のあった住戸の所在地と異常の内容とを警備員が認識可能に出力する所在地異常内容出力手段と、
    を備えたことを特徴とする警備システム。
  2. センタ側コンピュータは、更に、
    前記最適な通報先の他に二番目に適した通報先を設定する第二通報先設定手段と、
    前記情報変換手段を制御して、センタ側情報入力手段により入力された識別情報と種別情報とを、前記最適な通報先に配置された警備側コンピュータが認識可能に変換すると共に最適通報先であるとの情報を付加して変換済情報を作成し、かつ、前記二番目に適した通報先に配置された警備側コンピュータが認識可能に変換すると共に二番目に適した通報先であるとの情報を付加して変換済情報を作成する情報変換制御手段と、
    前記最適な通報先に配置された警備側コンピュータから対応済情報を受信する対応済情報受信手段と、
    対応済情報受信手段により前記最適な通報先から対応済情報が受信された場合に、前記二番目に適した通報先に配置された警備側コンピュータへ待機解除信号を送信する待機解除信号送信手段と、
    を備え、
    警備側コンピュータは、更に、
    所在地異常内容出力手段により出力された情報が警備員により認識された旨の情報を入力する情報確認入力手段と、
    情報確認入力手段により情報が入力された場合に、センタ側コンピュータに対して対応済である旨の対応済情報を送信する対応済情報送信手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の警備システム。
  3. センタ側コンピュータは、更に、
    前記最適な通報先の他に二番目に適した通報先を設定する第二通報先設定手段と、
    前記情報変換手段を制御して、センタ側情報入力手段により入力された識別情報と種別情報とを、前記最適な通報先に配置された警備側コンピュータが認識可能に変換すると共に最適通報先であるとの情報を付加して変換済情報を作成し、かつ、前記二番目に適した通報先に配置された警備側コンピュータが認識可能に変換すると共に二番目に適した通報先であるとの情報を付加して変換済情報を作成する情報変換制御手段と、
    前記最適な通報先に配置された警備側コンピュータから対応済情報を受信する対応済情報受信手段と、
    情報送信手段により変換済情報が送信された時刻から所定の時間が経過しても対応済情報受信手段により前記最適な通報先からの対応済情報が受信されない場合に、前記二番目に適した通報先に配置された警備側コンピュータへ対応要請信号を送信する対応要請信号送信手段と、
    を備え、
    警備側コンピュータは、更に、
    所在地異常内容出力手段により出力された情報が警備員により認識された旨の情報を入力する情報確認入力手段と、
    情報確認入力手段により情報が入力された場合に、センタ側コンピュータに対して対応済である旨の対応済情報を送信する対応済情報送信手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の警備システム。
  4. センタ側コンピュータまたは警備側コンピュータに、住戸の識別情報と住戸の所在地とを、および、異常の種別情報と異常の内容とを、対応づけて記憶する記憶手段を備えたことを特徴とする請求項1、2または3に記載の警備システム。
  5. 異常の種別情報には、少なくとも、火災発生、ガス漏れ発生および不審者出没の情報が含まれ、各種警備組織側には、少なくとも警備会社とガス会社とが含まれることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の警備システム。
  6. 住戸、センタ側コンピュータおよび警備側コンピュータは電話回線で接続されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の警備システム。
  7. 請求項1に記載の警備システムにおいて適用されるコンピュータプログラムであって、
    センタ側コンピュータを、
    少なくとも住戸の識別情報と異常の種別情報とを入力するセンタ側情報入力手段、
    センタ側情報入力手段により入力された住戸の識別情報に基づいて、各種警備組織側の中から最適な通報先を設定する最適通報先設定手段、
    センタ側情報入力手段により入力された識別情報と種別情報とを、前記最適な通報先に配置された警備側コンピュータが認識可能に変換して変換済情報を作成する情報変換手段、および、
    情報変換手段により作成された変換済情報を通報先へ送信する情報送信手段、
    として機能させることを特徴とする警備プログラム。
  8. センタ側コンピュータを、更に、
    前記最適な通報先の他に二番目に適した通報先を設定する第二通報先設定手段、
    前記情報変換手段を制御して、センタ側情報入力手段により入力された識別情報と種別情報とを、前記最適な通報先に配置された警備側コンピュータが認識可能に変換すると共に最適通報先であるとの情報を付加して変換済情報を作成し、かつ、前記二番目に適した通報先に配置された警備側コンピュータが認識可能に変換すると共に二番目に適した通報先であるとの情報を付加して変換済情報を作成する情報変換制御手段、
    前記最適な通報先に配置された警備側コンピュータから対応済情報を受信する対応済情報受信手段、および、
    対応済情報受信手段により前記最適な通報先から対応済情報が受信された場合に、前記二番目に適した通報先に配置された警備側コンピュータへ待機解除信号を送信する待機解除信号送信手段、
    として機能させることを特徴とする請求項7に記載の警備プログラム。
  9. センタ側コンピュータを、更に、
    前記最適な通報先の他に二番目に適した通報先を設定する第二通報先設定手段、
    前記情報変換手段を制御して、センタ側情報入力手段により入力された識別情報と種別情報とを、前記最適な通報先に配置された警備側コンピュータが認識可能に変換すると共に最適通報先であるとの情報を付加して変換済情報を作成し、かつ、前記二番目に適した通報先に配置された警備側コンピュータが認識可能に変換すると共に二番目に適した通報先であるとの情報を付加して変換済情報を作成する情報変換制御手段、
    前記最適な通報先に配置された警備側コンピュータから対応済情報を受信する対応済情報受信手段、および、
    情報送信手段により変換済情報が送信された時刻から所定の時間が経過しても対応済情報受信手段により前記最適な通報先からの対応済情報が受信されない場合に、前記二番目に適した通報先に配置された警備側コンピュータへ対応要請信号を送信する対応要請信号送信手段、
    として機能させることを特徴とする請求項7に記載の警備プログラム。
JP2006055576A 2006-03-01 2006-03-01 警備システムおよび警備プログラム Active JP4850539B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006055576A JP4850539B2 (ja) 2006-03-01 2006-03-01 警備システムおよび警備プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006055576A JP4850539B2 (ja) 2006-03-01 2006-03-01 警備システムおよび警備プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007233766A true JP2007233766A (ja) 2007-09-13
JP4850539B2 JP4850539B2 (ja) 2012-01-11

Family

ID=38554294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006055576A Active JP4850539B2 (ja) 2006-03-01 2006-03-01 警備システムおよび警備プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4850539B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01268249A (ja) * 1988-04-19 1989-10-25 Mitsubishi Electric Corp 非常通報装置
JPH02282835A (ja) * 1989-04-25 1990-11-20 Nec Corp 情報処理装置の保守診断装置
JPH06274782A (ja) * 1993-03-24 1994-09-30 Ngk Insulators Ltd 全自動防災監視システム
JP2003169383A (ja) * 2001-11-29 2003-06-13 Yamatake Sangyo Systems Co Ltd 監視装置およびそのプログラムとプログラム記録媒体

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01268249A (ja) * 1988-04-19 1989-10-25 Mitsubishi Electric Corp 非常通報装置
JPH02282835A (ja) * 1989-04-25 1990-11-20 Nec Corp 情報処理装置の保守診断装置
JPH06274782A (ja) * 1993-03-24 1994-09-30 Ngk Insulators Ltd 全自動防災監視システム
JP2003169383A (ja) * 2001-11-29 2003-06-13 Yamatake Sangyo Systems Co Ltd 監視装置およびそのプログラムとプログラム記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP4850539B2 (ja) 2012-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7574509B2 (en) Interactive two-way collaboration in process control plants
US20140066003A1 (en) System and method for emergency communications through a residential gateway
US20070157018A1 (en) Method and apparatus for using SMS short code messaging to facilitate the transmission of a status update for a security system
CN103891257B (zh) 用于监测至少一个传感器的中央处理器
US20210150637A1 (en) A method and a system for monitoring a fire or security system and a storage medium
US11818002B2 (en) Remote wireless sensors and systems including remote wireless sensors
KR101023800B1 (ko) 원격 소방 관제 시스템
JP4809906B2 (ja) 遠隔警備システム
JP2011053859A (ja) 警備検針システム
JP2010228877A (ja) エレベータの地震時監視システム
JP4850539B2 (ja) 警備システムおよび警備プログラム
JP2009251984A (ja) 警備検針システム
JP2007112557A (ja) エレベータ監視システム
JP2008040727A (ja) イベント情報配信システム
JP2005115716A (ja) 遠隔操作システム
JP2013041452A (ja) ホームセキュリティシステム
JP2009015486A (ja) 警備連絡システム
KR20000054812A (ko) 무선보안 감지방법 및 그 시스템
KR100460533B1 (ko) 실시간 원격 경보메세지 전송 방법 및 그에 사용하는 경보메세지 서버
JP3456889B2 (ja) 遠隔監視システム
JP5599685B2 (ja) 通報システムおよび通報方法
KR101146290B1 (ko) 위험신호 시멘틱 자동송신시스템 및 송신방법
WO2022269958A1 (ja) 転送装置
JP2002169874A (ja) 異常対応方法、異常対応システム、仲介装置、及び記録媒体
KR20080000304A (ko) 유비쿼터스 도시 통합 관제 플랫폼의 상황판 출력장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090226

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20090918

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110915

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111018

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111019

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4850539

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141028

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250