JP2007233766A - 警備システムおよび警備プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】住戸からの異常を集中して受信するセンタCに配置されたサーバ装置Scと、警備会社に配置されたサーバ装置Saとを有する警備システムであって、サーバ装置Scは、少なくとも住戸の識別情報と異常の種別情報とを入力する情報入力部201と、入力された住戸の識別情報に基づいて、警備会社の中から最適な通報先を設定する通報先設定部202と、識別情報と種別情報とを最適な通報先に配置されたサーバ装置Saが認識可能に変換して変換済情報を作成する情報変換部203と、変換済情報を通報先へ送信する情報送信部205と、を備え、サーバ装置Saは、送信された変換済情報を入力する情報入力部301と、変換済情報に基づいて異常のあった住戸の所在地と異常の内容とを警備員が認識可能に出力する内容出力部302と、を備えたことを特徴とする警備システムK。
【選択図】図6
Description
まず、警備会社と契約住戸とを独自規格の通信装置を用いて電話回線により接続するため装置費用が高く、結局、サービス価格が高額となってしまうという問題点があった。また、独自の装置であるので、警備会社を変えた場合には、その装置を使い回すことができず、この場合も結局サービス価格が高額になってしまうという問題点があった。
また、警備員の配置状況が警備会社によって異なるため、ある警備会社と契約後に、より早く急行してくれる警備会社が新規参入する状況も生じている。契約者側からみれば警備会社がどこであるかより警備内容(サービス内容)の方が重要であるため、この様な状況は契約者保護の立場から問題がある。
ここでは、警備会社Aと警備会社BとセンタCからなる警備システムを説明し、その中で、特に、本発明の警備プログラムがインストールされ、センタCに配置されたサーバ装置Scと、警備会社Aと警備会社Bに配置されたサーバ装置SaおよびSbとの関係についてそれぞれ説明することにより本発明の警備システムを説明する。なお、センタCを運営する組織自体も便宜的にセンタCと称することとする。
図1は、既存の警備会社のサービス提供エリアを示した概念図である。図において、Aは警備会社Aの位置を、Bは警備会社Bの位置を、●は警備会社Aと契約した住戸の位置を、×は警備会社Bと契約した住戸の位置を、それぞれ示している。なお、警備法上、契約住戸から通報があった場合、警備員は25分以内に現場に到着することが義務づけられている。換言すると、警備会社Aと警備会社Bとは、25分以内に到着可能なエリアをサービス提供エリアとしているといえる(図ではこのエリアを線で囲っている。なお、便宜上このエリアは警備会社Aと警備会社Bとで同一であるとする)。
図5は、サーバ装置Scのハードウェア構成の一例を説明した説明図である。サーバ装置Scは、そのハードウェア構成として、CPU101と、ROM102と、RAM103と、ハードディスク(HD)104と、グラフィックスカード105と、モニタ106と、キーボード(K/B)107と、マウス(MOUSE)108と、通信部109と、を有する。
次に、サーバ装置Scとサーバ装置Saの機能的構成について説明する。なお、第1通報先であるか、第2通報先であるかの状況に応じた機能的な相違はあるものの、実質的な機能はサーバ装置Saもサーバ装置Sbも同じであるため、ここでは、サーバ装置Saを例示するものとする。
次に、サーバ装置Saの機能的構成について説明する。なお、実際は、電話線から信号を入力する専用端末とその信号を処理するコンピュータ装置とがケーブルは介するものの物理的に別に存在する態様が一般的であるが、ここでは、その集合体を広くサーバ装置Saとして捉えることとする。サーバ装置Saは、その機能的構成として、情報入力部301と、内容出力部302と、情報確認入力部303と、対応済情報送信部304と、を有する。
次に、警備システムKの処理の流れについて説明する。図7は、警備システムKの処理の流れについて説明する説明図である。ここでは、センタCと契約した契約住戸▲に不審者がいる場合について説明する。まず、住人は、通報装置J(図6参照)の「不審者ボタン」を押下する(ステップS401)。
143 決定プログラム
144 変換プログラム
145 対処管理プログラム
146 対応データベース
147 通信プロトコル記憶部
201 情報入力部
202 通報先設定部
203 情報変換部
204 情報変換制御部
205 情報送信部
206 対応済情報受信部
207 待機解除・対応要請送信部
301 情報入力部
302 内容出力部
303 情報確認入力部
304 対応済情報送信部
Claims (9)
- 住戸からの異常を集中して受信するセンタ側に配置されたセンタ側コンピュータと、
センタ側コンピュータからの送信を受けて警備員を住戸へ派遣する各種警備組織側に配置された警備側コンピュータと、を有する警備システムであって、
センタ側コンピュータは、
少なくとも住戸の識別情報と異常の種別情報とを入力するセンタ側情報入力手段と、
センタ側情報入力手段により入力された住戸の識別情報に基づいて、各種警備組織側の中から最適な通報先を設定する最適通報先設定手段と、
センタ側情報入力手段により入力された識別情報と種別情報とを、前記最適な通報先に配置された警備側コンピュータが認識可能に変換して変換済情報を作成する情報変換手段と、
情報変換手段により作成された変換済情報を通報先へ送信する情報送信手段と、
を備え、
警備側コンピュータは、
情報送信手段により送信された変換済情報を入力する警備側情報入力手段と、
警備側情報入力手段により入力された変換済情報に基づいて異常のあった住戸の所在地と異常の内容とを警備員が認識可能に出力する所在地異常内容出力手段と、
を備えたことを特徴とする警備システム。 - センタ側コンピュータは、更に、
前記最適な通報先の他に二番目に適した通報先を設定する第二通報先設定手段と、
前記情報変換手段を制御して、センタ側情報入力手段により入力された識別情報と種別情報とを、前記最適な通報先に配置された警備側コンピュータが認識可能に変換すると共に最適通報先であるとの情報を付加して変換済情報を作成し、かつ、前記二番目に適した通報先に配置された警備側コンピュータが認識可能に変換すると共に二番目に適した通報先であるとの情報を付加して変換済情報を作成する情報変換制御手段と、
前記最適な通報先に配置された警備側コンピュータから対応済情報を受信する対応済情報受信手段と、
対応済情報受信手段により前記最適な通報先から対応済情報が受信された場合に、前記二番目に適した通報先に配置された警備側コンピュータへ待機解除信号を送信する待機解除信号送信手段と、
を備え、
警備側コンピュータは、更に、
所在地異常内容出力手段により出力された情報が警備員により認識された旨の情報を入力する情報確認入力手段と、
情報確認入力手段により情報が入力された場合に、センタ側コンピュータに対して対応済である旨の対応済情報を送信する対応済情報送信手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の警備システム。 - センタ側コンピュータは、更に、
前記最適な通報先の他に二番目に適した通報先を設定する第二通報先設定手段と、
前記情報変換手段を制御して、センタ側情報入力手段により入力された識別情報と種別情報とを、前記最適な通報先に配置された警備側コンピュータが認識可能に変換すると共に最適通報先であるとの情報を付加して変換済情報を作成し、かつ、前記二番目に適した通報先に配置された警備側コンピュータが認識可能に変換すると共に二番目に適した通報先であるとの情報を付加して変換済情報を作成する情報変換制御手段と、
前記最適な通報先に配置された警備側コンピュータから対応済情報を受信する対応済情報受信手段と、
情報送信手段により変換済情報が送信された時刻から所定の時間が経過しても対応済情報受信手段により前記最適な通報先からの対応済情報が受信されない場合に、前記二番目に適した通報先に配置された警備側コンピュータへ対応要請信号を送信する対応要請信号送信手段と、
を備え、
警備側コンピュータは、更に、
所在地異常内容出力手段により出力された情報が警備員により認識された旨の情報を入力する情報確認入力手段と、
情報確認入力手段により情報が入力された場合に、センタ側コンピュータに対して対応済である旨の対応済情報を送信する対応済情報送信手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の警備システム。 - センタ側コンピュータまたは警備側コンピュータに、住戸の識別情報と住戸の所在地とを、および、異常の種別情報と異常の内容とを、対応づけて記憶する記憶手段を備えたことを特徴とする請求項1、2または3に記載の警備システム。
- 異常の種別情報には、少なくとも、火災発生、ガス漏れ発生および不審者出没の情報が含まれ、各種警備組織側には、少なくとも警備会社とガス会社とが含まれることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の警備システム。
- 住戸、センタ側コンピュータおよび警備側コンピュータは電話回線で接続されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の警備システム。
- 請求項1に記載の警備システムにおいて適用されるコンピュータプログラムであって、
センタ側コンピュータを、
少なくとも住戸の識別情報と異常の種別情報とを入力するセンタ側情報入力手段、
センタ側情報入力手段により入力された住戸の識別情報に基づいて、各種警備組織側の中から最適な通報先を設定する最適通報先設定手段、
センタ側情報入力手段により入力された識別情報と種別情報とを、前記最適な通報先に配置された警備側コンピュータが認識可能に変換して変換済情報を作成する情報変換手段、および、
情報変換手段により作成された変換済情報を通報先へ送信する情報送信手段、
として機能させることを特徴とする警備プログラム。 - センタ側コンピュータを、更に、
前記最適な通報先の他に二番目に適した通報先を設定する第二通報先設定手段、
前記情報変換手段を制御して、センタ側情報入力手段により入力された識別情報と種別情報とを、前記最適な通報先に配置された警備側コンピュータが認識可能に変換すると共に最適通報先であるとの情報を付加して変換済情報を作成し、かつ、前記二番目に適した通報先に配置された警備側コンピュータが認識可能に変換すると共に二番目に適した通報先であるとの情報を付加して変換済情報を作成する情報変換制御手段、
前記最適な通報先に配置された警備側コンピュータから対応済情報を受信する対応済情報受信手段、および、
対応済情報受信手段により前記最適な通報先から対応済情報が受信された場合に、前記二番目に適した通報先に配置された警備側コンピュータへ待機解除信号を送信する待機解除信号送信手段、
として機能させることを特徴とする請求項7に記載の警備プログラム。 - センタ側コンピュータを、更に、
前記最適な通報先の他に二番目に適した通報先を設定する第二通報先設定手段、
前記情報変換手段を制御して、センタ側情報入力手段により入力された識別情報と種別情報とを、前記最適な通報先に配置された警備側コンピュータが認識可能に変換すると共に最適通報先であるとの情報を付加して変換済情報を作成し、かつ、前記二番目に適した通報先に配置された警備側コンピュータが認識可能に変換すると共に二番目に適した通報先であるとの情報を付加して変換済情報を作成する情報変換制御手段、
前記最適な通報先に配置された警備側コンピュータから対応済情報を受信する対応済情報受信手段、および、
情報送信手段により変換済情報が送信された時刻から所定の時間が経過しても対応済情報受信手段により前記最適な通報先からの対応済情報が受信されない場合に、前記二番目に適した通報先に配置された警備側コンピュータへ対応要請信号を送信する対応要請信号送信手段、
として機能させることを特徴とする請求項7に記載の警備プログラム。
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---|---|---|---|---|
JPH01268249A (ja) * | 1988-04-19 | 1989-10-25 | Mitsubishi Electric Corp | 非常通報装置 |
JPH02282835A (ja) * | 1989-04-25 | 1990-11-20 | Nec Corp | 情報処理装置の保守診断装置 |
JPH06274782A (ja) * | 1993-03-24 | 1994-09-30 | Ngk Insulators Ltd | 全自動防災監視システム |
JP2003169383A (ja) * | 2001-11-29 | 2003-06-13 | Yamatake Sangyo Systems Co Ltd | 監視装置およびそのプログラムとプログラム記録媒体 |
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