JP2009015486A - 警備連絡システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 平時においては長期間使用してもストレスを感じず警備会社の介在をも意識することなく、異常時には緊急対応サービスを享受できる警備連絡システムを構築すること。
【解決手段】 各契約住戸に設置された伝送装置401からの信号を集中して受信するセンタ側コンピュータScと、Scからの送信を受けて警備員を住戸へ派遣する警備側コンピュータSaと、Scから送信されたメールを表示する各住戸にそれぞれ関連づけられた携帯電話と、を有する警備連絡システムであって、緊急情報が送信された場合は、当該緊急情報にかかる住戸の識別情報に基づいて各種警備組織側の中から最適な通報先を設定し、連絡情報が送信された場合は、当該連絡情報にかかる住戸の識別情報に基づいて当該住戸に予め関連づけて登録されたメールアドレスをメール送信すべきアドレスとして設定する通報先設定部203を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、警備連絡システムに関し、特に、各警備会社ごとに独自に構築された既存のシステムも利用しつつ、広範な警備サービスを提供可能であって、独居老人や要介護者といった社会的弱者にとっても利用しやすい警備連絡システムに関する。
近年、社会構造の変化や住環境の変化に対応すべく、いわゆるホームセキュリティを導入する住戸が増えている。ホームセキュリティの導入に際しては複数の警備会社の中から特定の警備会社と契約し、警備会社では、主として、不審者対応や、ガス漏れ火災などの緊急性の高いものに対応する。このようなサービスが提供されている住戸では、たとえば、不審者出没の信号が送られた場合に、警備員がその住戸に駆けつけ対応をおこなう。
一方、同様に近年の社会構造の変化から、いわゆる独居老人が増え、また要介護者が一人住まいすることも珍しくない。独居老人を例にとると、老人側から毎朝起きたら家族に電話をかけ、また、家族側から連絡を入れ無事を確認する。
特開2000−251180号公報 特開2006−048317 特開2006−048303 特開平11−211532
しかしながら、従来の技術では以下の問題点があった。
まず、警備会社と契約住戸とは独自規格の伝送装置を用いて電話回線により接続するため装置費用が高く、結局、サービス価格が高額となってしまうという問題点があった。また、独自の装置であるので、警備会社を変えた場合には、その装置を使い回すことができず、この場合も結局サービス価格が高額になってしまうという問題点があった。
また、独居老人は、例えば家族や知人に実際には毎日特段変わったこともないのに電話をかけるのは煩わしく感じてしまい、逆に、知人や家族から電話をかけてもらうとすると、たまたま外出していたり、手の空いていないときにかかってきたりして、電話をとることができないと知人や家族が心配することを懸念して外出もしづらくなるなど、結果として両者ともにストレスが生じてしまう。すなわち、おこなうこと自体のみに意義がある定常的かつ長期的な連絡は、ストレスを感じさせてしまうという問題点があった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、平時においては長期間使用してもストレスを感じず警備会社の介在をも意識することなく、異常時には緊急対応サービスを享受できる警備連絡システムを構築することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1にかかる警備連絡システムは、各契約住戸に設置された伝送装置からの信号を集中して受信するセンタ側に配置されたセンタ側コンピュータと、センタ側コンピュータからの送信を受けて警備員を住戸へ派遣する各種警備組織側に配置された警備側コンピュータと、センタ側コンピュータから送信されたメールを表示する各契約住戸にそれぞれ関連づけられた端末装置と、を有する警備連絡システムであって、センタ側コンピュータが、伝送装置から送信された住戸の識別情報と信号の種別情報とを入力するセンタ側情報入力手段と、センタ側情報入力手段により入力された信号の種別情報から、緊急性の高い情報である緊急情報と、緊急性の高くない情報である連絡情報と、を判別する判別手段と、判別手段により緊急情報と判別された場合には、当該緊急情報にかかる住戸の識別情報に基づいて各種警備組織側の中から最適な通報先を設定し、判別手段により連絡情報と判別された場合には、当該連絡情報にかかる住戸の識別情報に基づいて当該住戸に予め関連づけて登録されたメールアドレスをメール送信すべきアドレスとして設定する通報先設定手段と、センタ側情報入力手段により入力された識別情報と種別情報とを、前記最適な通報先に配置された警備側コンピュータが認識可能に変換して変換済情報を作成する情報変換手段と、情報変換手段により作成された変換済情報を前記最適な通報先へ送信する情報送信手段と、通報先設定部により設定されたメールアドレスに対して所定の定型文メールを送信するメール送信手段と、を備え、警備側コンピュータが、情報送信手段により送信された変換済情報を入力する警備側情報入力手段と、警備側情報入力手段により入力された変換済情報に基づいて緊急情報の内容とその住戸の所在地とを警備員が認識可能に出力する所在地緊急情報出力手段と、を備え、伝送装置が、各契約住戸に設置された、火災警報機、ガス漏れ警報機、非常用押釦、非緊急用の連絡スイッチから、火災警報機からは火災発生信号、ガス漏れ警報機からはガス漏れ発生信号、非常用押釦からは非常事態発生信号、連絡スイッチからは押下信号、をそれぞれ入力する信号入力手段と、信号入力手段により入力された信号の種別情報に加え、当該住戸の識別情報をセンタ側コンピュータに送信する信号送信手段と、を備えたことを特徴とする。
すなわち、請求項1にかかる発明は、従来の警備サービスに加え、連絡情報送信サービスが提供される。
詳しくは、非常事態(緊急性を要する信号の場合)には、センタ側の変換機能により、伝送装置の仕様に依存せずに契約住戸にとっては最適な通報先が選択され、警備組織側にとっては従来のシステムのままで営業エリアを拡大できる。これと同時に、定常連絡ツールとしてシステムの運用が可能となる。
なお、本願で警備とは、狭義の警備や火災対応、ガス漏れ対応、水漏れ対応、その他の契約者が必要とする、身体の安全保障や財産の維持に関する活動ないし行動をいうものとする。また、警備組織とは、警備会社、ガス会社、水道会社、警察署、交番、派出所、消防署、その他の広義に警備と把握することができるサービスを提供する組織をいう。住戸の識別情報とは、電話番号や住所(所在地)その他の住戸を一意に特定する情報をいう。緊急情報とは、火災、ガス漏れ、不審者、緊急派遣、漏水などの何らかの対応が必要な情報をいう。警備側コンピュータが認識可能に変換するとは、警備側コンピュータが認識可能なプロトコルないし情報授受形式をいう。なお、センタとは、警備組織とは別組織を表すものとする。
また、請求項2に記載の警備連絡システムは、請求項1に記載の警備連絡システムにおいて、伝送装置が独居老人宅に設置され、端末装置がその家族の有する携帯電話またはパーソナルコンピュータであって、定型文のメールが「無事に過ごしている」旨の安否内容であることを特徴とする。
すなわち、請求項2にかかる発明は、家族等が独居老人の無事を確認できる。
また、請求項3に記載の警備連絡システムは、請求項1に記載の警備連絡システムにおいて、伝送装置が要介護者宅に設置され、端末装置が介護者の有する携帯電話またはパーソナルコンピュータであって、定型文のメールが介護要請の内容文であることを特徴とする。
すなわち、請求項3にかかる発明は、要介護者から介護要請が発せられていることを介護者が把握できる。
また、請求項4に記載の警備連絡システムは、請求項1、2または3に記載の警備連絡システムにおいて、センタ側コンピュータが、さらに、特定の住戸から一定時間ないし一定期間連絡情報の入力がないことを検知する無連絡検知手段と、無連絡検知手段により一定時間ないし一定期間連絡情報の入力がないと検知された場合に、情報変換手段と情報送信手段とを制御して、その旨を緊急情報として通報先へ送信する変換送信制御手段と、を備えたことを特徴とする。
すなわち、請求項4にかかる発明は、安否連絡がない場合に警備会社への自動通報が行われる。換言すれば、定常連絡サービスを緊急対応サービスへリンク可能となる。
また、請求項5に記載の警備連絡システムは、請求項4に記載の警備連絡システムにおいて、住戸の外壁または屋外に非常警告灯を設け、非常用押釦が押下された場合または無連絡検知手段により一定時間ないし一定期間連絡情報の入力がないと検知された場合に、当該非常警告灯を点灯する点灯制御手段を備えたことを特徴とする。
すなわち、請求項5にかかる発明は、独居老人等の状態が悪くなっていることを近隣に通知することが可能となる。
また、請求項6に記載の警備連絡システムは、請求項1〜5のいずれか一つに記載の警備連絡システムにおいて、伝送装置、センタ側コンピュータおよび警備側コンピュータは電話回線で接続されていることを特徴とする。
すなわち、請求項6にかかる発明は、住戸に標準的に備わっているインフラを応用可能とし、簡便にシステムが構築可能となる。
本発明の警備連絡システムによれば、平時においては長期間使用してもストレスを感じず警備会社の介在をも意識することなく、異常時には緊急対応サービスを享受できる警備連絡システムを構築できる。また、過疎地などの警備網が粗な地域であっても、複数の警備網を利用可能となることにより広範な警備連絡サービスを提供可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
ここでは、まず、警備会社Aと警備会社Bとこれらの一方と契約している複数の契約住戸(に設置された伝送装置)と、センタCと、からなる警備連絡システムを説明し、あわせて独居老人宅Dにおけるシステム運営を説明する。
なお、センタCに配置されたサーバ装置をサーバ装置Sc、警備会社Aと警備会社Bに配置されたサーバ装置をそれぞれサーバ装置SaおよびSbと、センタCを運営する組織自体を便宜的にセンタCと称することとする。
なお、警備会社と警備員の待機所(詰所)は同一でない場合もあり、また、警備会社内では通報を受けてその情報を即時に詰所や中継局に転送するためにサーバ装置が複数異なった場所に配置されることもあるが、ここでは、説明の便宜のため、警備会社と警備員の待機所とは同一であり、サーバ装置も一台であるものと仮定する。
(警備連絡システムのシステム構成)
図1は、既存の警備会社のサービス提供エリアを示した概念図である。図において、Aは警備会社Aの位置を、Bは警備会社Bの位置を、●は警備会社Aと契約した住戸の位置を、×は警備会社Bと契約した住戸の位置を、それぞれ示している。なお、警備法上、契約住戸から通報があった場合、警備員は25分以内に現場に到着することが義務づけられている。換言すると、警備会社Aと警備会社Bとは、25分以内に到着可能なエリアをサービス提供エリアとしているといえる(図ではこのエリアを線で囲っている。なお、便宜上このエリアは警備会社Aと警備会社Bとで同一であるとする)。
しかしながら、実際は、図2に示したように、警備会社Aが例えば通報7分以内といった所定時間内に警備員を急行させることを保障するエリア(実線)と、警備会社Bが同じ所定時間内に警備員を急行させることを保障するエリア(点線)とは異なり、契約先によってサービスの質が異なる。独居老人宅Dに関しても、契約は警備会社Bと行っているものの、実際は警備会社Aの方が7分以内の急行対応が可能である。
本発明の警備連絡システムは、センタCを設置することにより、警備会社側にとっても契約住戸にとっても利点を見いだせるシステム構築が可能となる。すなわち、本システムによれば緊急時には、警備会社を意識することなく最も適切に(早く)緊急対応が可能な警備会社が選択され、非緊急時には、サーバリソースをメール配信機能に振り分け(定常)連絡をおこなうことができる。なお、以降において、本発明の警備連絡システムを警備連絡システムKと適宜表記するものとする。
図3は、警備連絡システムKの「警備」と「連絡」の流れを概説する説明図である。図4は、住戸に設置された、火災警報機、ガス漏れ警報機、漏水警報機、非常用押釦、非緊急用の連絡スイッチ、非常警告灯、電話、伝送装置の接続関係を示した概念図である。図4に示したように、伝送装置401は、複数のポートを有し、電話402の接続はもちろんのこと、連絡スイッチ403,火災警報機404、ガス警報器405,漏水警報機406(水道メータに内蔵)、非常用押釦407からの配線を導入して各種信号を入力し、NTT回線(電話402用)408または、センタC用回線409を備える。
また、住戸の外壁面または住戸屋外には非常警告灯410が備わり、非常用押釦407の押下に連動して点灯するようになっている。また後述するようにサーバScからの制御により非常警告灯410が点灯するようにもなっている。なお、連絡スイッチ403は、いわゆるユニバーサルデザインとなっており、スイッチの面積が広く、また、引き下ろしの取っ手が備わっており、取っ手を引くことによってもスイッチが入る構成となっている。
<緊急対応の場合>
図4において、矢印で表したように、警備連絡システムKでは、契約住戸Dから緊急情報の発信(火災発生信号、ガス漏れ発生信号、漏水発生信号、非常事態発生信号)があった場合に、一旦サーバ装置Scで内容を把握し、最適な通報先を設定して信号変換し、警備会社(ここでは警備会社A)に通報し直し、警備員を派遣する。
<非緊急対応の場合>
一方、独居老人宅である契約住戸Dから緊急対応が必要でない発信(連絡スイッチ403の押下信号)があった場合に、サーバ装置Scは、遠隔地にいる家族の携帯電話に「今日も無事に過ごしている」という内容のメールを送信する。
(サーバ装置Scのハードウェア構成)
図5は、サーバ装置Scのハードウェア構成の一例を説明した説明図である。サーバ装置Scは、そのハードウェア構成として、CPU101と、ROM102と、RAM103と、ハードディスク(HD)104と、グラフィックスカード105と、モニタ106と、キーボード(K/B)107と、マウス(MOUSE)108と、通信部109と、を有する。
CPU101は、OSと共にサーバ装置Sc全体を制御し、また、各種のプログラムの処理制御をおこなう。具体的には、例えば、CPU101は、ハードディスク104に格納されているプログラムに従って、通信部109から入力された住戸からの通報を受信し、緊急情報であれば最適な警備会社を選択し、警備会社の仕様に合うように通報を変換して通信部109を介して送信し、緊急情報でなく連絡情報であれば定型文を当該住戸に関連づけられた所定のメールアドレスに送信するといった一連の処理をおこなう。この他CPU101は、ハードディスク104に格納されている作業データをRAM103に一時保存する制御等もおこなう。
ROM102は、ブートプログラム等を記憶する。使用の態様によっては、ROM102は、サーバ装置Scの制御プログラムを格納しておいてもよい。RAM103は、CPU101のワークエリアとして使用する。具体的には、ハードディスク104から読み出されたデータの内容やプログラム内容などを一時的に格納する。
ハードディスク104は、オペレーティング装置(OS)、アプリケーションプログラム、各種のデータを記憶する。ハードディスクの構成については後述する。
グラフィックスカード105は、モニタ106へ出力すべき画像信号を送出する。グラフィックスカード105は、出力すべき画像信号を格納するVRAMと、処理された画像信号をモニタ106へ出力する画像出力インターフェース(画像出力I/F)を備える。画像出力I/Fは、VRAMに展開されたRGB画像データをモニタ106へ出力する。
通信部109は、電話回線を介して住戸からの信号を受信し、また、メールを送信したり、最適通報先のサーバへ向けて住戸からの異常信号の内容を転送する。送受信のためのハードウェア構成は、内容伝送が確実であればその態様は問わないが、例えば、ネットワークカード、DSU、ターミナルアダプタなどにより構成できる。なお、通信部109は後述する通信プログラム142により制御される。
この他、図示は省略するが、サーバ装置Scは、フレキシブルディスクドライブ装置、CD−ROMドライブ装置、MOドライブ装置等を搭載することも可能である。
ハードディスク104に格納されているプログラムないしソフトウェアについて説明する。ハードディスク104は、サーバ装置Sc全体を制御するOS141と、通信データの送受信を司る通信プログラム142と、信号の種別情報を判別する信号判別プログラム143と、通報内容に基づいて警備先またはメールアドレスを設定する設定プログラム144と、設定された警備先において通報内容を認識可能とすべく当該サーバ装置の処理プロトコルに沿うように当該通報内容を変換する変換プログラム145と、通報先の警備会社における対処状況を管理する対処管理プログラム146と、通報元の電話番号と所在地とを対応させ、その所在地に基づいて第1通報先と第2通報先とを対応づけた対応データベース147と、警備会社の通信プロトコルを格納した通信プロトコル記憶部148と、住戸の識別情報とメールアドレスと定型文であるメール内容とを対応づけて格納したメールデータベース149と、を備える。また、対応データベース147は異常の種別情報と異常の内容との対応づけも格納する。
また、ハードディスク104は、特定の住戸から一定時間ないし一定期間連絡情報の入力がない状態が続いている場合にそれを検知し、警備先へ通報する制御をおこなう無連絡対応プログラム150も有する。
ここに説明したプログラムないしDBもしくは記憶部は、サーバ装置Scが実現する警備連絡システムという観点から集約したプログラム集合を説明したに過ぎず、実際のプログラムは多数のコンポーネントやDLLなどにより構成される。後述する機能的構成は、これらのプログラムが単体もしくは複数で、場合によっては他の構成要素と協働して各種実現されるものである。
(警備連絡システムの機能的構成)
次に、警備連絡システムの機能的構成を、システム構成要素、すなわち、伝送装置401と、サーバ装置Scと、サーバ装置Saと、携帯電話の機能的構成の観点から説明する。なお、第1通報先であるか、第2通報先であるかの状況に応じた機能的な相違はあるものの、実質的な機能はサーバ装置Saもサーバ装置Sbも同じであるため、ここでは、サーバ装置Saを例示するものとする。
図6は、警備連絡システムの機能的構成例を示した説明図である。ここでは、警備会社Aと契約した住戸D(図1参照)に設置した伝送装置からセンタCへ信号を発信し、センタCから携帯電話へメールを送信する態様と、警備会社Aに緊急通報を伝送する態様について説明する。以下の説明では、第1通報先が警備会社Aであり、第2通報先が警備会社Bであるとする。
サーバ装置Scは、情報入力部201と、緊急判別部202と、通報先設定部203と、情報変換部204と、情報変換制御部205と、情報送信部206と、対応済情報受信部207と、待機解除・対応要請送信部208と、無連絡検知部209を有する。また、サーバ装置Saは、情報入力部301と、内容出力部302と、情報確認入力部303と、対応済情報送信部304と、を有する。伝送装置401は、信号入力部501と、信号送信部502と、点灯制御部503と、を有する。
情報入力部201は、住戸に設置された伝送装置401から少なくとも住戸の識別情報と信号の種別情報とを入力する。この住戸の識別情報は、一般的には電話番号を意味する。ただし、最終的に住所情報(より正確には警備すべき所在地情報)に置換されるのであればその態様を問わない。信号の種別情報は、緊急情報(火災発生信号、ガス漏れ発生信号、漏水発生信号、不審者出没等の非常事態発生信号、その他の要緊急対応信号)または非緊急情報である連絡情報からなる。
伝送装置401の構成は前述したとおりであるが、伝送装置401とサーバ装置Scとはデジタル電話回線により接続されており、信号の種別情報と電話番号がサーバ装置Scに送信される。情報入力部201は、例えば、通信部109と、OS141と、通信プログラム142などによりその機能を実現することができる。
緊急判別部202は、情報入力部201により入力された信号が緊急情報であるか連絡情報であるかを判別する。伝送装置401は、デジタル電話回線を備えるのでポートの番号情報を種別情報として利用してよい。緊急判別部202は、例えば通信部109とOS141と、信号判別プログラム143、RAM103などによりその機能を実現することができる。
通報先設定部203は、緊急判別部202によって、入力された信号が緊急情報であると判別された場合には、当該緊急情報にかかる住戸の識別情報に基づいて警備組織側の中から通報先を設定する。このとき、通報先設定部203は、対応データベース147の中から、通報元の住所に基づいて第1通報先と第2通報先とを設定する。第1通報先とは一般的には最も短時間に警備員が急行できる警備会社をいい、独居老人宅Dの契約警備会社はBであるが、ここでは警備会社Aとなる。なお、第1通報先とは、必ずしも時間に限らず、火災などの場合には消防車対応が必要となるため、専門性を加味して決定されてもよい。なお、通報された時刻や信号の種別情報に応じて、第1通報先と、第2通報先を適宜選択可能にしてもよい。また、ここでは、通報先の選択肢は二つとして説明するが、より確実性を高めるために、通報先を三箇所以上設定するようにしてもよい。
また、通報先設定部203は、緊急判別部202によって、入力された信号が連絡情報と判別された場合には、当該連絡情報にかかる住戸の識別情報に基づいて当該住戸に予め関連づけて登録されたメールアドレスをメール送信すべきアドレスとして設定する。後述するように、独居老人宅Dから毎日定型メールが、離れて暮らす家族の携帯電話に送られることにより、独居老人も家族もストレスを感じることなく無事に過ごしていることを連絡・確認できるようになる。
通報先設定部203は、例えば、設定プログラム144と、OS141(特にメーラ機能)と、対応データベース147、メールデータベース149となどによりその機能を実現できる。
情報変換部204は、情報入力部201により入力された識別情報と種別情報とを、通報先設定部203により設定された第1通報先(警備会社A)と第2通報先(警備会社B)のそれぞれに配置されたサーバ(サーバ装置Saおよびサーバ装置Sb)が認識可能に変換する(この変換された情報を変換済情報と称することとする)。すなわち、情報変換部204が存在することにより、個々の警備会社それぞれで専用に開発されている受信装置の仕様にそった信号へ識別情報と種別情報とが変換されることとなる。
これを応用すれば、契約会社Aや契約会社Bと、個別の契約をしていない住戸であっても、センタCと契約すれば、その契約住戸に設置される伝送装置が、警備会社Aにより設置される専用端末にも警備会社Bにより設置される専用端末にも成り代わることが可能となる。なお、情報変換部204では、通信プロトコル記憶部148からサーバ装置Saおよびサーバ装置Sbで認識されるプロトコルを入手する。
情報変換制御部205は、変換済情報に、更に、通報先の警備会社が第1通報先であるのか第2通報先であるのかの情報を組み込む。すなわち、優先順位をつけることにより、第1通報先では、至急対応すべき状態と認識し、第2通報先では、待機班としての準備をすべき状態であると認識することが可能となる。すなわち、情報変換部204と情報変換制御部205が存在することにより、警備の確実性が担保されることとなる。
また、情報変換制御部205は、後述する無連絡検知部209により一定時間ないし一定期間連絡情報の入力がないと検知された場合に、情報変換部204と情報送信部206とを制御して、その旨を緊急情報として最適な通報先へ送信する。
情報変換部204は、例えば、変換プログラム145と、通信プロトコル記憶部148などによりその機能を実現することができる。また、情報変換制御部205は、例えば、変換プログラム145と、設定プログラム144と、無連絡対応プログラム150と、対応データベース147と、OS141などによりその機能を実現することができる。
情報送信部206は、情報変換部204により作成された二つの変換済情報を、第1通報先である警備会社Aと、第2通報先である警備会社Bへ向けて送信する。送信に際しては、データ送受信の確実性を担保し、また、従来のインフラを利用するため電話回線を用いる。
一方、後述するように、所定の住戸に関して連絡情報が一定の期間センタScに送信されない場合は、当該住戸に何らかの異常が発生したとして、当該住戸の非常警告灯410を点灯する指示を送信する。また、これとともに、警備会社に緊急対応すべき旨の変換済情報を送信する。独居老人宅Dを例にとると、例えば48時間連絡情報が送信されない場合に、警備会社Bに緊急情報(の変換済情報)としてその旨を送信する。これにより、常態と非常状態とを関連を持たせて、質の高い警備サービスが提供可能となる。
情報送信部206は、例えば、通信プログラム142と、対処管理プログラム146と、OS141と、通信部109などによりその機能を実現することができる。
待機解除・対応要請送信部208は、情報送信部206から第1通報先(警備会社A)へ変換済情報を送信してから、その第1通報先(警備会社A)にて対応した旨の連絡(返信)があるまでの時間が所定の時間内であるかないかを判断し、所定の時間内であった場合には、第2通報先(警備会社B)へ待機解除信号を送信し、所定の時間を経過しても対応した旨の連絡がない場合には、第2通報先(警備会社B)へ対応要請信号を送信する。対応要請信号を送出する際には、変換済情報に第1通報先である旨の情報を付加して、改めて情報送信部206から送信する対応であってもよい。
これにより、第2通報先(警備会社B)の状態を管理することができる。警備会社Aでは、通常、警備会社Aと契約した住戸の数に基づいて警備員の人数を決定するが、実際は出動時以外は、警備員が剰余した状態となる。従って、警備連絡システムKでは、警備会社Aと契約していない住戸へサービスを提供すべく警備会社Aの警備員を派遣するが、ここで、サービス低下を招かぬよう、第2通報先を設けるようにし、かつ、待機状態を解除するか、出動要請をかけるか、所定時間をもって決定するようにしている。待機解除・対応要請送信部208は、例えば、対処管理プログラム146と、通信プログラム142と、通信部109と、OS141などによりその機能を実現することができる。
無連絡検知部209は、特定の住戸から一定時間ないし一定期間連絡情報の入力がないことを検知する。これにより、例えば独居老人宅で異変が起きていないかどうかを検知可能となる。無連絡検知部209は、例えばOS141と、無連絡対応プログラム150などによりその機能を実現することができる。
(サーバ装置Saの機能的構成)
次に、サーバ装置Saの機能的構成について説明する。なお、実際は、電話線から信号を入力する専用端末とその信号を処理するコンピュータ装置とがケーブルは介するものの物理的に別に存在する態様が一般的であるが、ここでは、その集合体を広くサーバ装置Saとして捉えることとする。サーバ装置Saは、その機能的構成として、情報入力部301と、内容出力部302と、情報確認入力部303と、対応済情報送信部304と、を有する。
情報入力部301は、契約住戸●の専用端末から送信された異常情報を受信する。サーバ装置Scは、変換済情報を情報送信部206により送信するが、その信号ないし情報は契約住戸●の専用端末から送信される信号ないし情報と同形式であるので、情報入力部301は、情報送信部206からも異常情報を受信する。これにより、直接の契約住戸でない独居老人宅Dも間接的に警備をおこなうことができ、警備会社にとっては営業エリアを拡大でき、また、契約住戸にとっては最適な警備先からの警備サービスを受けることができる。また、独居老人宅Dの場合のように一定期間の無連絡状態が続いた場合には警備会社から当該住戸の様子をうかがうように手配が可能となる。
内容出力部302は、情報入力部301により入力された変換済情報に基づいて異常のあった住戸の所在地と異常の内容と第1通報先であることを警備員が認識可能に出力する。出力形式は、モニタ表示であっても音声表示であってもよい。また、警備会社Aのシステム仕様によっては、警備員が持ち歩くPDAないしページャ、または無線で出力させるようにしてもよい。これにより、警備員は、どのような警備内容を、どの住戸に対して施せばよいか認識できる。
情報確認入力部303は、警備員が、内容出力部302により出力された情報を確認した旨の情報を入力する。これにより、情報が警備員に伝わったことが確認できる。入力の態様は、専用のボタン(確認ボタン)であってもよいし、警備会社内でサーバ装置Saの前にいる所員が確認アイコン等を押下する等してもよい。
また、対応済情報送信部304は、情報確認入力部303により情報が入力された場合に、サーバ装置Scに対して対応済である旨の対応済情報を送信する。なお、この対応済情報は、待機解除・対応要請送信部208に入力されることになる。
なお、以上の例はサーバ装置Saについての説明であるが、サーバ装置Sbについても同様である。ただし、サーバ装置Sbの場合は、情報入力部301では、異常情報について第2通報先である旨も付加される。
(警備連絡システムの処理の流れ)
次に、警備連絡システムKの処理の流れについて説明する。図7は、警備連絡システムKの処理の流れ(緊急対応)を示したフローチャートである。ここでは、契約住戸Dに不審者がいる場合について説明する。まず、独居老人は、敷地内に不審者を発見し非常用押釦407を押下する(ステップS601)。このとき、住戸Dの屋外では非常警告灯410が点灯する。
サーバ装置Scは、伝送装置401から契約住戸Dの電話番号と送信された信号が緊急情報であるか連絡情報であるかを判定する(ステップS602)。緊急情報である場合に(ステップS602:緊急情報)、受信した番号に基づいて通報住戸の住所を割出し、通報時刻に基づいて駆けつけ時間の最も早い第1通報先(警備会社A)と、次に早く駆けつけることのできる第2通報先(警備会社B)とを、選定する(ステップS603)。
続いて、選定した警備会社の仕様に合うように(警備会社Aと警備会社Bの受信の仕様に合うように)、住戸Dからの受信信号をそれぞれ変換し、変換済情報を作成する(ステップS604)。このとき、第1通報先であるか、第2通報先であるかの種別情報も加える。この情報は、警備会社における対応優先順位に関する情報に置き換えてもよい。
サーバ装置Scは、作成した変換済情報を警備会社Aおよび警備会社Bに送信する(ステップS605)。警備会社Aに配置されたサーバ装置Saおよび警備会社Bに配置されたサーバ装置Sbは、それぞれ、サーバ装置Scを経由した住戸Dからの通報を受信する(ステップS606a、ステップS606b)。続いて、それぞれの警備会社では、警備員が認識できるように、対処すべき住戸の住所と警備内容を表示する(ステップS607a、607b)。そして、第1通報先の警備会社Aの警備員は、警備内容の確認信号を送出する(ステップS608)。
サーバ装置Scでは、ステップS605における第1通報先への通報送信から、ステップS608で確認信号を受信するまでの時間を計測し、所定時間内に応答があるか否かを判断する(ステップS609)。所定時間内に、確認信号を受信した場合(ステップS609:Yes)、第2通報先である警備会社Bに、待機解除信号を送信する(ステップS610)。一方、所定時間内に確認信号を受信できなかった場合(ステップS610:No)、当初の第2通報先である警備会社Bへ、今度は第1通報先であるとして変換済情報を送信する(ステップS611)。
次に、一定期間連絡スイッチ403が押されなかった場合について説明する。図8は、警備連絡システムKの処理の流れ(無連絡状態が続いた場合)を示したフローチャートである。ステップS602において、連絡情報である場合に、サーバ装置Scは、契約住戸Dの家族のメールアドレスを抽出する(ステップS703)。続いて、サーバ装置Scは、契約住戸Dに関連づけられている定型文である「無事に過ごしている」という内容のメールを、連絡情報を受信した日時と共に当該メールアドレスに送信する(ステップS704)。
送信後、連絡情報を受信した日時にフラグをたて、受信日時からの経過時間を監視する(ステップS705)。予め設定した時間(住戸Dの場合は48時間とする)を経過して、次の連絡情報が受信されたか否かを判定し(ステップS706)、受信された場合には(ステップS706:Yes)、新たに受信された日時にフラグをたて経過時刻をリセットする(ステップS707)。
一方、受信がない場合(ステップS706:No)、サーバ装置Scは、警備会社Bにその旨を緊急情報として送信し(ステップ708)、同時に、住戸Dの非常警告灯410を点灯する制御をおこなこなう(ステップS709)。
なお、契約住戸によっては、必ずしも連絡情報がない場合に緊急対応が必要であるわけではないので、経過時間の監視は、そのような契約をしている住戸のみであればよい。
以上、警備連絡システムKでは、警備会社Aと警備会社Bの、それぞれの契約住戸でなくても、警備サービスを享受できる。また、警備会社Aもしくは警備会社Bにおいても、警備員を有効活用して、活動エリアを広げることが可能となる。
以上は、警備会社Aと警備会社Bのサービス種類とその質が総て同じであるとして説明したが、例えば、警備会社Aは、ガス漏れ対応に優れ、警備会社Bでは、不審者対応に優れるという場合もある。このような場合であっても、本発明によれば、最適通報先の設定を調整することにより、住戸側からは最適なサービスが提供されることとなる。
また、以上は主として独居老人宅Dの例を挙げたが、例えば一人暮らしで骨折して自由に外出ないし受診ができないような、要介護者がいる住戸に適用することもできる。
既存の警備会社のサービス提供エリアを示した概念図である。 既存の警備会社のサービス提供エリアと、各警備会社において7分以内に警備員が急行できる範囲とを示した概念図である。 警備連絡システムKの警備と連絡の流れを概説する説明図である。 住戸に設置された、火災警報機、ガス漏れ警報機、漏水警報機、非常用押釦、非緊急用の連絡スイッチ、非常警告灯、電話、伝送装置の接続関係を示した概念図である。 サーバ装置Scのハードウェア構成の一例を説明した説明図である。 警備連絡システムの機能的構成例を示した説明図である。 警備連絡システムKの処理の流れ(緊急対応)を示したフローチャートである。 警備連絡システムKの処理の流れ(無連絡状態が続いた場合)を示したフローチャートである。
符号の説明
104 ハードディスク
109 通信部
141 OS
142 通信プログラム
143 信号判別プログラム
144 設定プログラム
145 変換プログラム
146 対処管理プログラム
147 対応データベース
148 通信プロトコル記憶部
149 メールデータベース
150 無連絡対応プログラム
201 情報入力部
202 緊急判別部
203 通報先設定部
204 情報変換部
205 情報変換制御部
206 情報送信部
207 対応済情報受信部
208 待機解除・対応要請送信部
209 無連絡検知部
301 情報入力部
302 内容出力部
303 情報確認入力部
304 対応済情報送信部
401 伝送装置
402 電話
403 連絡スイッチ
404 火災警報機
405 ガス警報器
406 漏水警報機
407 非常用押釦
409 回線
410 非常警告灯
501 信号入力部
502 信号送信部
503 点灯制御部
D 独居老人宅
Sa サーバ装置
Sc サーバ装置

Claims (6)

  1. 各契約住戸に設置された伝送装置からの信号を集中して受信するセンタ側に配置されたセンタ側コンピュータと、
    センタ側コンピュータからの送信を受けて警備員を住戸へ派遣する各種警備組織側に配置された警備側コンピュータと、
    センタ側コンピュータから送信されたメールを表示する各契約住戸にそれぞれ関連づけられた端末装置と、
    を有する警備連絡システムであって、
    センタ側コンピュータは、
    伝送装置から送信された住戸の識別情報と信号の種別情報とを入力するセンタ側情報入力手段と、
    センタ側情報入力手段により入力された信号の種別情報から、緊急性の高い情報である緊急情報と、緊急性の高くない情報である連絡情報と、を判別する判別手段と、
    判別手段により緊急情報と判別された場合には、当該緊急情報にかかる住戸の識別情報に基づいて各種警備組織側の中から最適な通報先を設定し、判別手段により連絡情報と判別された場合には、当該連絡情報にかかる住戸の識別情報に基づいて当該住戸に予め関連づけて登録されたメールアドレスをメール送信すべきアドレスとして設定する通報先設定手段と、
    センタ側情報入力手段により入力された識別情報と種別情報とを、前記最適な通報先に配置された警備側コンピュータが認識可能に変換して変換済情報を作成する情報変換手段と、
    情報変換手段により作成された変換済情報を前記最適な通報先へ送信する情報送信手段と、
    通報先設定部により設定されたメールアドレスに対して所定の定型文メールを送信するメール送信手段と、
    を備え、
    警備側コンピュータは、
    情報送信手段により送信された変換済情報を入力する警備側情報入力手段と、
    警備側情報入力手段により入力された変換済情報に基づいて緊急情報の内容とその住戸の所在地とを警備員が認識可能に出力する所在地緊急情報出力手段と、
    を備え、
    伝送装置は、
    各契約住戸に設置された、火災警報機、ガス漏れ警報機、非常用押釦、非緊急用の連絡スイッチから、火災警報機からは火災発生信号、ガス漏れ警報機からはガス漏れ発生信号、非常用押釦からは非常事態発生信号、連絡スイッチからは押下信号、をそれぞれ入力する信号入力手段と、
    信号入力手段により入力された信号の種別情報に加え、当該住戸の識別情報をセンタ側コンピュータに送信する信号送信手段と、
    を備えたことを特徴とする警備連絡システム。
  2. 伝送装置は独居老人宅に設置され、端末装置はその家族の有する携帯電話またはパーソナルコンピュータであって、定型文のメールが「無事に過ごしている」旨の安否内容であることを特徴とする請求項1に記載の警備連絡システム。
  3. 伝送装置は要介護者宅に設置され、端末装置は介護者の有する携帯電話またはパーソナルコンピュータであって、定型文のメールが介護要請の内容文であることを特徴とする請求項1に記載の警備連絡システム。
  4. センタ側コンピュータは、さらに、
    特定の住戸から一定時間ないし一定期間連絡情報の入力がないことを検知する無連絡検知手段と、
    無連絡検知手段により一定時間ないし一定期間連絡情報の入力がないと検知された場合に、情報変換手段と情報送信手段とを制御して、その旨を緊急情報として通報先へ送信する変換送信制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1、2または3に記載の警備連絡システム。
  5. 住戸の外壁または屋外に非常警告灯を設け、
    非常用押釦が押下された場合または無連絡検知手段により一定時間ないし一定期間連絡情報の入力がないと検知された場合に、当該非常警告灯を点灯する点灯制御手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載の警備連絡システム。
  6. 伝送装置、センタ側コンピュータおよび警備側コンピュータは電話回線で接続されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の警備連絡システム。
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