JP2007232478A - 超音波探触子のカップリングチェック方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents

超音波探触子のカップリングチェック方法、及びコンピュータプログラム Download PDF

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【課題】超音波探触子を自動的に走査して探傷データを取得する場合に、超音波探触子と被検体とが正しくカップリングされていることを確認するための技術を提供する。
【解決手段】本発明による超音波探触子のカップリングチェック方法は、(A)探触子6と被検体2との間のカップリングが得られている状態で探触子6によって被検体2に超音波を入射して、被検体2の所定の健全部21の各位置におけるエコー高さを取得するステップと、(B)健全部21の各位置におけるエコー高さから閾値を定めるステップと、(C)探触子6を自動的に走査しながら探触子6によって被検体2に超音波を入射して、被検体2の所定の監視範囲22内の各位置におけるエコー高さを取得するステップと、(D)前記所定の監視範囲22内の各位置におけるエコー高さと閾値と比較することにより、探触子6が自動的に走査されている間において探触子6と被検体2との間のカップリングが正しく保たれているか否かを判断するステップとを具備する。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動超音波探傷装置及び超音波探傷データの処理方法に関し、特に、自動で超音波探触子を走査する自動超音波探傷装置の超音波探触子と被検体との間のカップリングを確認するための技術に関する。
超音波探触子によって被検体(例えば、橋梁)の探傷を行う場合、超音波探触子と被検体とのカップリングの確認をする必要がある。カップリングが正しく取れていない状態で超音波探傷を行うと、超音波の被検体への入射や被検体からの反射波の検出が正しく行われず、したがって、正しい探傷データが得られない。
超音波探触子と被検体とのカップリングを確認する一つの方法は、反射波の波形を技術者の目視によって確認しながら超音波探触子と被検体との接触状態を調節する方法である。充分な経験を有する技術者は、反射波の波形を目視によって確認することにより、超音波探触子と被検体とが正しくカップリングされていることを確認することができる。
しかしながら、超音波探触子を自動的に走査して探傷データを取得する場合には、目視によって超音波探触子と被検体とのカップリングを確認することは好適でない。超音波探触子を自動的に走査する場合、何らかの原因で走査中にカップリングが不適正になる可能性があるので、各走査位置において(即ち、走査方向と垂直な各断面において)超音波探触子と被検体とのカップリングを確認する必要がある。しかしながら、全ての走査位置(即ち全ての断面)において超音波探触子と被検体とのカップリングを目視によって確認することには、多大な労力を要する。
日本工業規格JIS Z 3070は、林状エコーを用いてカップリングをチェックする自動超音波探傷方法を開示している(6〜7頁及び図10)。しかしながら、日本工業規格JIS Z 3070の当該箇所には、「エコー収録ゲート内の平均的なエコー高さをカップリング監視信号とする」としか記載されていない。日本工業規格JIS Z 3070は、カップリング監視信号をどのように決定するかについては具体的に記載しておらず、また、カップリングが正しく取れているか否かを判定する基準を具体的に与えるものでもない。
このような背景から、超音波探触子を自動的に走査して探傷データを取得する場合に、超音波探触子と被検体とが正しくカップリングされていることを確認するための技術の提供が望まれている。
JIS Z 3070 鋼溶接部の超音波自動探傷試験方法 平成10年6月30日、第1刷 財団法人 日本規格協会
本発明の目的は、超音波探触子を自動的に走査して探傷データを取得する場合に、超音波探触子と被検体とが正しくカップリングされていることを確認するための技術を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、以下に述べられる手段を採用する。その手段を構成する技術的事項の記述には、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]の記載との対応関係を明らかにするために、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号・符号が付加されている。但し、付加された番号・符号は、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲を限定的に解釈するために用いてはならない。
本発明による超音波探触子のカップリングチェック方法は、
(A)探触子(6)と対照用構造体との間のカップリングが得られている状態で、探触子(6)によって前記対照用構造体に超音波を入射して、前記対照用構造体の所定の健全部(21)の各位置におけるエコー高さを取得するステップと、
(B)健全部(21)の各位置におけるエコー高さから閾値を定めるステップと、
(C)探触子(6)を自動的に走査しながら探触子(6)によって被検体(2)に超音波を入射して、被検体(2)の所定の監視範囲(22)内の各位置におけるエコー高さを取得するステップと、
(D)前記所定の監視範囲(22)内の各位置におけるエコー高さと閾値と比較することにより、探触子(6)が自動的に走査されている間において探触子(6)と被検体(2)との間のカップリングが正しく保たれていたか否かを判断するステップ
とを具備する。一実施形態では、探触子(6)を自動的に走査することにより、被検体(2)の複数の断面のそれぞれについてエコー高さが取得され、取得されたエコー高さからカップリングが正しく保たれていたか否かが判断される。
この場合、健全部(21)の各位置における前記エコー高さの平均値が、前記閾値として定められることが好ましい。
対照用構造体と被検体(2)とは、同一物であることが好適である、即ち、被検体(2)それ自体を閾値の決定に使用することが好適である。この場合、複数の断面のそれぞれに規定された監視範囲(22)と、健全部(21)とは、同一の位置であるように定められることが好ましい。
対照用構造体と前記被検体(2)とは、別の構造体であることも可能である。この場合、対照用構造体は、前記被検体と同じ材質で、又は、同じ製造工程で形成されていることが好ましい。
本発明によるコンピュータプログラムは、
(E)探触子(6)と対照用構造体との間のカップリングが得られている状態で探触子(6)によって前記対照用構造体に超音波を入射して得られた対照用探傷データから、前記対照用構造体の所定の健全部(21)の各位置におけるエコー高さを取得するステップと、
(F)健全部(21)の各位置におけるエコー高さから閾値を定めるステップと、
(G)探触子(6)を自動的に走査しながら探触子(6)によって被検体(2)に超音波を入射して得られた探傷データから、被検体(2)の所定の監視範囲(22)内の各位置におけるエコー高さを取得するステップと、
(H)前記所定の監視範囲(22)内の各位置におけるエコー高さと閾値とを比較することにより、探触子(6)を自動的に走査している間において探触子(6)と被検体(2)との間のカップリングが正しく保たれていたか否かを判断するステップ
とを演算装置に実行させる。
本発明により、超音波探触子を自動的に走査して探傷データを取得する場合に、超音波探触子と被検体とが正しくカップリングされていることを確認するための技術が提供される。更に、演算装置によって自動的にカップリングを確認することにより、カップリングの確認作業を効率的にすることができる。
図1は、本発明の超音波探触子のカップリングチェック方法が適用される自動超音波探傷装置1の構成の例を示す図である。本実施形態では、所定数の並列の超音波振動子を有する探触子を用いた自動超音波探傷装置1により、一定の探傷屈折角によって電子的に超音波の発振位置を走査して被検体2の探傷が行われる。探傷される被検体2は、突合せ溶接された2枚の鋼板3、4である。以下では、鋼板3、4の溶接部5、及びその周辺の探傷が行われる場合について説明が行われるが、被検体2がこのような構造に限定されないことは、当業者に自明であろう。
本実施形態の自動超音波探傷装置1は、探触子6と、探触子6を所望の走査方向に走査する走査装置7と、演算装置8と、表示装置9を備えている。本実施形態では、鋼板3、4の溶接線に沿った方向に走査方向が定められる。以下の説明では、走査方向をz軸方向と、走査方向に垂直で、且つ、鋼板3の表面に平行な方向をx軸方向とするxyz直交座標系が使用されることに留意されたい。
探触子6は、超音波を被検体2に入射し、更に、被検体2から反射波を受けとって反射波に対応する電気信号を生成する。探触子6の表面には、楔形のスペーサ10が接合されており、探触子6は、楔形のスペーサ10によって鋼板3の表面に対して斜めに支持されている。探触子6が発生した超音波ビームは、スペーサ10を介して鋼板3に入射され、その超音波ビームの反射波は、鋼板3からスペーサ10を介して探触子6に到達する。
探触子6はxy断面内で一列に並べられた複数の超音波振動子で構成されており、探触子6は、それ単独でフェーズドアレイとして機能することが可能である。即ち、探触子6は、探触子6とスペーサ10の接触面の所望の位置から、被検体2のxy平面に平行な断面内の所望の方向に超音波ビームを入射することができるように構成されている。被検体2のある断面における、ある超音波ビームの経路は、超音波ビームが探触子6から放出される位置(即ち、選択された所定数の超音波振動子によって形成される超音波の発振源(仮想の探触子)、及び超音波ビームの入射方向で決定される。選択された所定数の超音波振動子によって形成される超音波の発振源は、フォーカルローと呼ばれる。
走査装置7は、レール11と探触子保持機構12とを備えている。レール11は、走査方向、即ち、被検体2の溶接線の方向に延設されている。探触子保持機構12は、探触子6を保持する。探触子保持機構12は、レール11の上に探傷方向に移動可能に載置されており、探触子6の走査は、探触子保持機構12がレール11の上を移動することによって行われる。探触子6の走査方向の位置は、レール11に設けられたエンコーダ(図示されない)によって検出可能である。
演算装置8は、探触子6を制御すると共に、被検体2の探傷を行うための様々な演算を行う。具体的には、演算装置8は、探触子6に電気信号を供給して探触子6に超音波ビームを発生させる。更に、演算装置8は、探触子6が受け取った反射波の波形を示すデータである探傷データを記憶装置(図示されない)に保存する。探傷データは、被検体2の各断面の各フォーカルローについてのAスコープデータ(即ち、反射波の波形データ)で構成されており、被検体2に存在する欠陥を検出するために使用される。演算装置8は、更に、探傷データから様々な超音波画像、即ち、Aスコープ画像、Bスコープ画像、Cスコープ画像、Dスコープ画像を生成し、表示装置9に表示する機能を有している。
なお、自動超音波探傷装置1の構成は上述されているものに限られず、自動超音波探傷装置1として、JIS Z3070に記載されているような方形走査型の自動超音波探傷装置が使用されてもよいことは、当業者に自明であろう。
既述のように、被検体2の探傷を正しく行うためには、探触子6が自動的に走査されている間、探触子6と被検体2との間のカップリングが正しく保たれていることを確認する必要がある。このために、本実施形態では、下記の手順でカップリングチェックが行われる。
図2を参照して、本実施形態のカップリングチェック方法では、被検体2の自動探傷を行う前に、対照用探傷データが取得される(ステップS01)。対照用探傷データとは、カップリングチェックのための閾値を決定するために使用される探傷データであり、探触子6と被検体2との間のカップリングが正しく保たれていることを技術者の目視によって確認した状態で取得される。対照用探傷データの採取の際には、表示装置9に超音波画像が表示され、技術者は、表示された超音波画像から探触子6と被検体2との間のカップリングが正しく保たれていることを確認する。
図3に示されているように、対照用探傷データの採取は、被検体2のある断面について行われ、且つ、少なくとも、当該断面に予め定義された健全部21を含む範囲について行われる。対照用探傷データが採取されるフォーカルローの走査範囲および超音波ビームの経路は、健全部21の全体を少なくともカバーするように決定される。健全部21としては、きずが存在しないと考えられる部分が選択される。被検体2の形状からきずが存在しない部分を考察することは、経験上可能である。健全部21は、被検体2の表面2a、裏面2b、及び溶接部5から離れているように選択される。健全部21は、きずを含まない部分であるから、健全部21の各位置から得られるエコーは、全て林状エコーである。
図2に示されているように、対照用探傷データの採取の後、対照用探傷データから閾値が決定される(ステップS02)。より具体的には、演算装置8は、対照用探傷データから健全部21の各位置から得られるエコーのエコー高さを抽出し、そのエコー高さの平均値を算出する。その平均値が閾値として決定される。
続いて、被検体2の自動探傷が行われる(ステップS03)。探触子6が溶接線に平行に定められた走査方向に自動的に走査され、これにより、探傷データが被検体2の複数の断面について取得される。
自動探傷が行われた後、ステップS02で決定された閾値を用いてカップリングチェックが行われる(ステップS04)。図4に示されているように、被検体2には、予め監視範囲22が定められており、演算装置8は、その監視範囲22の各位置におけるエコー高さを示すデータを、自動探傷で得られた探傷データから抽出する。更に演算装置8は、監視範囲22の各位置におけるエコー高さを示すデータと、ステップS02で得られた閾値とを比較し、その比較結果に基づいてカップリングチェックを行う。
詳細には、ある断面のあるフォーカルローについての探傷データの取得時に探触子6と被検体2とのカップリングが正しく保たれていたか否かの判断は、当該フォーカルローの監視範囲22内のエコー高さが閾値を超える位置の数に基づいて行われる。演算装置8は、ある断面のあるフォーカルローの監視範囲22内に、エコー高さが閾値を超える位置が所定数以上存在する場合、当該フォーカルローの探傷データの取得時に探触子6の当該フォーカルローによる超音波の入射位置と被検体2とのカップリングが正しく保たれていたと判断する。そうでない場合、演算装置8は、カップリング不良が発生していたと判断する。
例えば、図5Aに示されているように、ある断面のあるフォーカルローのAスコープデータに、エコー高さが閾値を超える位置が所定数以上、現れている場合には、演算装置8は、カップリングが正しく保たれていたと判断する。一方、図5Bに示されているように、エコー高さが閾値を超える位置の数が所定数に満たない場合(図5Bでは、エコー高さが閾値を超える位置の数が0である)、演算装置8は、当該フォーカルローの探傷データの取得時にカップリング不良が発生していたと判断する。
各断面の監視範囲22は、対照用探傷データが採取された断面の健全部21と相違する位置に定められることは許容される。しかしながら、各断面の監視範囲22と健全部21とは、同一の位置に定められることが好ましい。即ち、各断面の監視範囲22のxy平面への投影は、健全部21のxy平面への投影と同一の範囲であることが好ましい。このように監視範囲22を決定することにより、カップリングが正しく保たれた状態で自動探傷の際に得られた探傷データに現れる林状エコーの高さと、対照用探傷データ位置に現れる林状エコーの高さとを同一にすることができる。これは、カップリングを確実にチェックするために好適である。
対照用探傷データは、被検体2ではなく、被検体2と同一の材料で形成された構造体、又は被検体2と同一の製造工程で作製された構造体から取得されることも可能である。林状エコーは、概ね材質で決定されるから、被検体2と同一の材料で形成された別の構造体や、同一の製造工程で作製された別の構造体から対照用探傷データを取得しても、概ね適切な閾値を決定することが可能である。ただし、検査されるべき被検体2そのものを用いて対照用探傷データを取得することは、材料や製造工程のばらつきがあっても閾値を決定できる点で好適である。
また、本実施形態では、自動探傷が完了した後にカップリングチェックが行われているが、自動探傷が行われている間に、各断面及び各フォーカルローについてカップリングチェックが行われることも可能である。
また、カップリングチェックは、オフラインで行われることも可能である。即ち、ステップS01で得られた対照用探傷データとステップS03の自動探傷で得られた探傷データとが他の演算装置に転送され、当該他の演算装置によってカップリングチェックが行われることも可能である。この場合、当該他の演算装置には、ステップS02、ステップS04を実行するためのプログラムがインストールされ、このプログラムによってカップリングチェックが行われる。
図1は、本発明の一実施形態において使用される自動超音波探傷装置の構成を示す図である。 図2は、本実施形態で行われるカップリングチェックの手順を示すフローチャートである。 図3は、対照用探傷データの採取の手順を示す断面図である。 図4は、自動探傷によって探傷データの採取する手順を示す断面図である。 図5Aは、カップリングが良好である場合のAスコープデータの一例を示すグラフである。 図5Bは、カップリングが不良である場合のAスコープデータの一例を示すグラフである。
符号の説明
1:自動超音波探傷装置
2:被検体
3、4:鋼板
5:溶接部
6:探触子
7:走査装置
8:演算装置
9:表示装置
10:スペーサ
11:レール
12:探触子保持機構
21:健全部
22:監視範囲

Claims (7)

  1. (A)探触子と対照用構造体との間のカップリングが得られている状態で前記探触子によって前記対照用構造体に超音波を入射して、前記対照用構造体の所定の健全部の各位置におけるエコー高さを取得するステップと、
    (B)前記健全部の各位置における前記エコー高さから閾値を定めるステップと、
    (C)前記探触子を自動的に走査しながら前記探触子によって被検体に超音波を入射して、前記被検体の所定の監視範囲内の各位置におけるエコー高さを取得するステップと、
    (D)前記所定の監視範囲内の各位置における前記エコー高さと前記閾値とを比較することにより、前記探触子が自動的に走査されている間において前記探触子と前記被検体との間のカップリングが正しく保たれていたか否かを判断するステップ
    とを具備する
    超音波探触子のカップリングチェック方法。
  2. 請求項1に記載の超音波探触子のカップリングチェック方法であって、
    前記閾値は、前記健全部の各位置における前記エコー高さの平均値に一致するように定められる
    超音波探触子のカップリングチェック方法。
  3. 請求項1に記載のカップリングチェック方法であって、
    前記対照用構造体と前記被検体とは、同一物である
    超音波探触子のカップリングチェック方法。
  4. 請求項1に記載の超音波探触子のカップリングチェック方法であって、
    前記(C)ステップでは、前記被検体の複数の断面のそれぞれについて、前記エコー高さが取得され、前記複数の断面のそれぞれに規定された前記監視範囲と、前記健全部とは、同一の位置であるように規定されている
    超音波探触子のカップリングチェック方法。
  5. 請求項1に記載の超音波探触子のカップリングチェック方法であって、
    前記対照用構造体は、前記被検体と同じ材質で形成されている
    超音波探触子のカップリングチェック方法。
  6. 請求項1に記載の超音波探触子のカップリングチェック方法であって、
    前記対照用構造体は、前記被検体と同じ製造工程で形成されている
    超音波探触子のカップリングチェック方法。
  7. (E)探触子と対照用構造体との間のカップリングが得られている状態で前記探触子によって前記対照用構造体に超音波を入射して得られた対照用探傷データから、前記対照用構造体の所定の健全部の各位置におけるエコー高さを取得するステップと、
    (F)前記健全部の各位置における前記エコー高さから閾値を定めるステップと、
    (G)前記探触子を自動的に走査しながら前記探触子によって前記被検体に超音波を入射して得られた探傷データから、前記被検体の所定の監視範囲内の各位置におけるエコー高さを取得するステップと、
    (H)前記所定の監視範囲内の各位置における前記エコー高さと前記閾値とを比較することにより、前記探触子を自動的に走査している間において前記探触子と前記被検体との間のカップリングが正しく保たれていたか否かを判断するステップ
    とを演算装置に実行させる
    コンピュータプログラム。
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