JP2007231905A - エンジンの失火検出装置および失火検出方法 - Google Patents

エンジンの失火検出装置および失火検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】アイドリング時などエンジンが無負荷状態のときでも、失火を正確に検出することができるエンジンの失火検出装置を提供する。
【解決手段】所定の周期でクランクシャフトの回転速度を検出する回転速度検出手段と10、クランクシャフトの回転速度から失火パラメータを算出する失火パラメータ算出手段と、失火パラメータに基づいてエンジンの失火を判定する失火判定手段と、を備えたエンジンの失火検出装置であって、失火パラメータ算出手段は、AとBを異なる自然数としてある時点t0における失火パラメータP0を、t0の時点よりA回前に検出したクランクシャフトの回転速度R-Aおよびt0の時点よりB回後に検出したクランクシャフトの回転速度RBを用いて求めるものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンの失火を検出する失火検出装置および失火検出方法に関する。
エンジンが失火すると未燃ガスが排出されエミッション悪化する。そこで従来より失火を検出する装置が種々提案されている。例えば従来の失火検出装置では、瞬間的なエンジン回転速度の落ち込みがあったときにエンジンの失火を検出するようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−317402号公報
ところで従来の失火検出装置では(例えば、特許文献1参照)、エンジンの回転数の微分値を求め、この微分値の変動量に基づいてエンジンが失火しているかどうかを判定するようにしていた。しかし、このような方法で失火を検出すると、アイドリング時などエンジンが無負荷状態のときに、失火の場合と無失火の場合における微分値の差が少ないため、無失火の場合に失火と誤判定したり、失火の場合に無失火と誤判定してしまうという問題点があった。
本発明は、このような従来の失火検出装置の問題点に着目してなされたものであり、アイドリング時などエンジンが無負荷状態のときでも、失火を正確に検出することができるエンジンの失火検出装置および失火検出方法を提供することを目的とする。
本発明に係るエンジンの失火検出装置は、所定の周期でクランクシャフトの回転速度を検出する回転速度検出手段と、クランクシャフトの回転速度から失火パラメータを算出する失火パラメータ算出手段と、失火パラメータに基づいてエンジンの失火を判定する失火判定手段と、を備えたエンジンの失火検出装置であって、失火パラメータ算出手段は、AとBを異なる自然数としてある時点t0における失火パラメータP0を、t0の時点よりA回前に検出したクランクシャフトの回転速度R-Aおよびt0の時点よりB回後に検出したクランクシャフトの回転速度RBを用いて求めるものである。
本発明に係るエンジンの失火検出装置は、t0の時点よりA回前に検出したクランクシャフトの回転速度R-Aおよびt0の時点よりB回後に検出したクランクシャフトの回転速度RB(但し、A≠B)を用いることにより、クランクシャフトの回転変動に敏感な失火パラメータP0を算出することが可能となる。そして、この失火パラメータP0に基づいてエンジンの失火を判定するため、アイドリング時などエンジンが無負荷状態のときでも、失火を正確に検出することができる。
以下では図面等を参照して本発明の実施形態についてさらに詳しく説明する。図1は、本発明に係るエンジンの失火検出装置の一実施形態を示す図である。
失火検出装置10はエンジン20の失火を検出する装置である。失火検出装置10は、クランク角センサ(回転速度検出手段)11と、警告ランプ12と、コントローラ15とを有する。コントローラ15は中央演算装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)および入出力インターフェース(I/Oインターフェース)を備えたマイクロコンピュータで構成される。なおコントローラ15は、複数のマイクロコンピュータで構成してもよい。コントローラ15は、クランク角センサ11が検出したクランクシャフト23の回転速度を読み込み、以下に示す失火パラメータを算出する。なおクランクシャフト23の回転速度は、クランクシャフト23の角速度として検出してもよい。またコントローラ15は、算出された失火パラメータに基づいてエンジンの失火を判定し、エンジンが失火していると判定した場合には警告ランプ12を点灯して、運転者に注意を喚起する。この失火の判定については、後に説明する。
またエンジン20のクランクシャフト23に結合するエンジン側シャフト21にはエンジンダンパ30が設けられている。このエンジンダンパ30はエンジントルクが急変したときにギヤ等の部品を保護するとともに、運転性の悪化を防止するものである。
図2はエンジンダンパ30の構造を示す図である。図2(A)はエンジンダンパ30の側面図、図2(B)はエンジンダンパ30をエンジン側プレート31とギヤ側プレート32とを分離した図、図2(C)はエンジン側プレート31及びギヤ側プレート32をそれぞれの接合面から見た図、図2(D)はギヤ側プレート32を透視してエンジン側プレート31を見た図である。
エンジンダンパ30は、エンジン側プレート31と、ギヤ側プレート32とバネ33とを有する。図2(A)に示すように、エンジン側プレート31はエンジン側シャフト21に連結する。またギヤ側シャフト32はギヤ側シャフト22に連結する。さらにギヤ側シャフト22は図1に示すように、発電機40およびモータ50と連結し、発電機40及びモータ50はギヤ側シャフト22を介して接続されている。
また図2(B)、図2(C)に示すように、エンジン側プレート31は接合面に突起31aが形成されている。またギヤ側プレート32は接合面に突起32aが形成されている。これらの突起31a、32aは図2(D)に示すようにバネ33を介して噛み合っている。
このようにエンジンダンパ30は、エンジン側シャフト21とギヤ側シャフト22とがバネ33を介して連結する構造である。エンジンダンパ30は、このような構造であるのでエンジン出力(エンジントルク)が急変してもその出力変動(トルク変動)をバネ33の変位で吸収し、ギヤ側シャフト22に伝達しない。そのため、エンジンダンパ30によってギヤ等の部品を保護することができる。
次に、本発明に係る失火検出装置10が失火の検出を行う際の手順について説明する。図3は本発明に係る失火検出装置10が失火の検出を行う際の手順を示したフローチャートである。なお本実施形態では、エンジン20が4つの気筒を有するものとし、クランクシャフト23が2回転する間に1つのサイクル(燃焼、排気、吸入、圧縮)が行われるものとする。
エンジン20が駆動を開始すると、失火検出装置10が起動し(S1)、クランク角センサ(回転速度検出手段)11が所定の周期でクランクシャフト23の回転速度を検出する(S2)。なお本実施形態では、エンジン20が4気筒であるため、クランクシャフト23が180°回転するごとに回転速度を検出するようになっている。
そして、コントローラ15の失火パラメータ算出手段は、クランクシャフト23の回転速度から失火パラメータを算出する(S3)。このとき失火パラメータ算出手段は、AとBを異なる自然数として、ある時点t0における失火パラメータP0を、t0の時点よりA回前に検出したクランクシャフトの回転速度R-Aおよびt0の時点よりB回後に検出したクランクシャフトの回転速度RBを用いて求める。具体的には、第1の所定値をA、第2の所定値をBとして、

0=A×(RB−R0)+B×(R-A−R0) …(1)

という式に従ってある時点t0における失火パラメータP0を求める。ただし、AとBは異なる自然数であり、R0はt0におけるクランクシャフトの回転速度、R-Aはt0の時点よりA回前に検出したクランクシャフトの回転速度、RBはt0の時点よりB回後に検出したクランクシャフトの回転速度である。本実施形態では、A=1、B=3として、AとBの和がエンジン20の気筒数(=4)と等しくなるように設定されている。例えば、エンジン20が6気筒である場合には、A=1、B=5やA=2、B=4等に設定することができる。このように、AとBの和とエンジン20の気筒数を等しくすることで、クランクシャフト23の回転速度が失火等により落ち込んだ場合のみ失火パラメータP0の値が大きくなるようにすることができる。なお、クランクシャフト23の回転変動に敏感なパラメータP0を算出するためには、A<Bとするのが望ましい。
図4は、本発明の失火パラメータの算出方法を説明するためのグラフである。なお、図4では理解を容易にするためにクランクシャフト23の回転速度を模式的に示している。図4中の記号を用いて、上記の(1)式を本実施形態に即して書き直すと、

0=(R3−R0)+3×(R-1−R0) …(2)

となる。ここで、R0はt0(クランク角度0°)におけるクランクシャフトの回転速度、R-1はt0の時点より1回前(クランク角度−180°)に検出したクランクシャフトの回転速度、R3はt0の時点より3回後(クランク角度540°)に検出したクランクシャフトの回転速度である。なお図4において、t0の時点でクランクシャフト23の回転速度が低下しており、ここで失火が発生しているものと考えられる。(2)式に、例えばR0=10、R-1=20、R3=40を代入すると、P0=60が得られる。
これに対して、従来の失火検出装置では失火パラメータP0’を以下に示すような式に従って求めている。

0’=2×(R2−R0)+2×(R-2−R0) …(3)

ここで、R0はt0(クランク角度0°)におけるクランクシャフトの回転速度、R-2はt0の時点より2回前(クランク角度−360°)に検出したクランクシャフトの回転速度、R2はt0の時点より2回後(クランク角度360°)に検出したクランクシャフトの回転速度である。(3)式に、例えばR0=10、R-2=10、R2=30を代入すると(図4参照)、P0’=40が得られる。このように、本発明に係るエンジンの失火検出装置では、従来のものに比べてクランクシャフト23の回転変動に敏感な失火パラメータP0を得ることができる。
失火パラメータ算出手段が失火パラメータを算出した後、コントローラ15の失火判定手段は失火パラメータに基づいてエンジンが失火しているかどうかを判定する(図3、S4)。図5は、本発明に係る失火パラメータ算出手段が算出した失火パラメータの例を示すグラフである。なお、図5の点線部分においてエンジン20が失火しているものとする。
図5のグラフに示すように、失火したときに失火パラメータが大きくなっている。これはエンジン20が失火することにより、クランクシャフト23の回転速度が低下するためである(式(2)参照)。失火判定手段は、失火パラメータが所定値(図5の失火ライン)以上となった場合にエンジンが失火したと判定する。なお、従来のエンジンの失火検出装置では、失火パラメータが所定の上限値を越えたとき又は所定の下限値以下になったときに、失火を判定しないようにしているものがあるが、本発明ではこのような処理は行っていない。これは、本発明に係る失火パラメータは、クランクシャフト23の回転変動に敏感なためである。なお、失火パラメータが非常に大きくなったり小さくなったりする原因としては、エンジンダンパ30のバネ33の伸縮等によってクランクシャフト23の回転速度が変化することが考えられる。図5に示すように本発明の失火パラメータを用いた場合には、エンジン20が失火していないときに失火と判定したり、失火しているのに無失火と判定するなどの誤判定がないことが分かる。
また本発明に係る失火判定手段は、所定期間内における失火パラメータの総和又は平均値が所定値以上である場合に、その期間の終了後の失火の判定をキャンセルするようにしている。これは、例えばある時点t0から前の4つ分の失火パラメータの総和又は平均値が所定値以上である場合には、ある時点t0においてエンジンが失火した場合でも失火の判定をキャンセルするということである。なお本実施形態では、所定期間内における失火パラメータ(ある時点から前の4つ分の失火パラメータ)の移動平均を取り、その移動平均が所定値以上である場合に、その所定期間終了直後に失火の判定を1回キャンセルするようにしている。これは、悪路走行時においてクランクシャフト23の回転速度が大きく変動し、実際に失火していなくても失火パラメータが所定値を越えてしまうためである。図6は、通常の失火時と悪路走行時における失火パラメータ及び失火パラメータの移動平均を比較したグラフである。図6(A)に示すように通常の失火時における失火パラメータの移動平均は比較的小さく、所定値を越えないようになっている。しかし、図6(B)における悪路走行時の失火パラメータの移動平均は大きく変動しており、移動平均が所定値を越えた場合は失火の判定がキャンセルされる。
さらに本発明に係る失火判定手段は、1回失火を判定した後からクランクシャフト23が2回転するまでの間、失火の判定を停止するようになっている。なおクランクシャフト23が2回転する期間とは、1つのサイクル(燃焼、排気、吸入、圧縮)が行われる期間である。図7は、1回失火を判定してから1サイクルの間、失火の判定を停止する様子を示すグラフである。
エンジン20の4つの気筒は、第1気筒、第3気筒、第4気筒、第2気筒の順に点火される。図7においては、1つ目のサイクルで第3気筒、第4気筒が実際に失火しているが、最初に第3気筒の失火が判定されてから1サイクルの間、失火の判定が停止されるため、失火判定手段は第3気筒のみが失火していると判定する。2つ目のサイクルにおいても最初に失火が判定された第3気筒について失火していると判定し、第2気筒の失火は判定されない。このように1回失火を判定してから1サイクルの間、失火の判定を停止するのは、エンジンダンパ30のバネ33の伸縮等によってクランクシャフト23の回転速度が変化し、失火パラメータのピークが複数現れてどの気筒が失火しているか分からなくなるからである。しかし、1回失火を判定してから1サイクルの間、失火の判定を停止することにより、どの気筒に異常があるか(図7においては、第3気筒)を判別することが可能となる。
また本発明では、モータ50と発電機40を備えたハイブリッド車両を例として挙げているが、モータ50及び発電機40のいずれか1つのトルク変動が所定値以上となった場合に失火の判定を停止するようにしてもよい。具体的には、失火判定手段が、モータ50及び発電機40のいずれか1つのトルク変動が所定値以上となってから所定の期間、失火の判定を停止するようにすればよい。これは、モータ50や発電機40のトルクが急変したときにエンジンが失火したと誤判定するのを防止するためである。なお、モータ50及び発電機40のトルク変動は、制御装置(図示せず)の指令値等から検出することができる。
本発明に係るエンジンの失火検出装置では、t0の時点よりA回前に検出したクランクシャフトの回転速度R-Aおよびt0の時点よりB回後に検出したクランクシャフトの回転速度RB(但し、A≠B)を用いることにより、クランクシャフトの回転変動に敏感な失火パラメータP0を算出することが可能となる。そして、この失火パラメータP0に基づいてエンジンの失火を判定するため、アイドリング時などエンジンが無負荷状態のときでも、失火を正確に検出することができる。
なお本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内でなしうるさまざまな変更、改良が含まれることは言うまでもない。例えば、弾性体の伸縮作用によってエンジントルクの急変を吸収する構造としてエンジンダンパを例示して説明したが、デュアルマスフライホイール等を用いてもよい。
本発明に係るエンジンの失火検出装置の一実施形態を示す図である。 エンジンダンパの構造を示す図である。 本発明の失火検出装置が失火の検出を行う際の手順を示したフローチャートである。 本発明の失火パラメータの算出方法を説明するためのグラフである。 失火パラメータ算出手段が算出した失火パラメータの例を示すグラフである。 通常の失火時と悪路走行時における失火パラメータ及び失火パラメータの移動平均を比較したグラフである。 1回失火を判定してから1サイクルの間、失火の判定を停止する様子を示すグラフである。
符号の説明
10 失火検出装置
11 クランク角センサ(回転速度検出手段)
12 警告ランプ
15 コントローラ
20 エンジン
21 エンジン側シャフト
22 ギヤ側シャフト
23 クランクシャフト
30 エンジンダンパ
31 エンジン側プレート
31a 突起
32 ギヤ側シャフト
32a 突起
33 バネ
40 発電機
50 モータ

Claims (12)

  1. 所定の周期でクランクシャフトの回転速度を検出する回転速度検出手段と、
    前記クランクシャフトの回転速度から失火パラメータを算出する失火パラメータ算出手段と、
    前記失火パラメータに基づいてエンジンの失火を判定する失火判定手段と、を備えたエンジンの失火検出装置であって、
    前記失火パラメータ算出手段は、AとBを異なる自然数としてある時点t0における失火パラメータP0を、t0の時点よりA回前に検出したクランクシャフトの回転速度R-Aおよびt0の時点よりB回後に検出したクランクシャフトの回転速度RBを用いて求めることを特徴とするエンジンの失火検出装置。
  2. 前記失火パラメータ算出手段は、第1の所定値をA、第2の所定値をBとして、ある時点t0における失火パラメータP0を以下に示される式に従って求めることを特徴とする請求項1記載のエンジンの失火検出装置。

    0=A×(RB−R0)+B×(R-A−R0

    ただし、AとBは異なる自然数とし、R0はt0におけるクランクシャフトの回転速度、R-Aはt0の時点よりA回前に検出したクランクシャフトの回転速度、RBはt0の時点よりB回後に検出したクランクシャフトの回転速度とする。
  3. 前記第1の所定値Aおよび前記第2の所定値Bの和と、前記エンジンの気筒数が等しいことを特徴とする請求項2記載のエンジンの失火検出装置。
  4. 前記エンジンは4つの気筒を有し、前記第1の所定値Aが1であり、前記第2の所定値が3であることを特徴とする請求項3記載のエンジンの失火検出装置。
  5. 前記失火判定手段は、所定期間内における失火パラメータの総和または平均値が所定値以上である場合には、前記所定期間終了後の失火の判定をキャンセルすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のエンジンの失火検出装置。
  6. 前記失火判定手段は、前記所定期間終了直後に失火の判定を1回キャンセルすることを特徴とする請求項5記載のエンジンの失火検出装置。
  7. 前記失火判定手段は、前記失火パラメータが所定値以上となった場合に、前記エンジンの失火を判定することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載のエンジンの失火検出装置。
  8. 前記失火判定手段は、1回失火を判定した後から前記クランクシャフトが2回転するまでの間、失火の判定を停止することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載のエンジンの失火検出装置。
  9. モータと、このモータに接続された発電機を有するハイブリッド車両に用いられるエンジンの失火検出装置において、前記失火判定手段は、前記モータおよび前記発電機の少なくともいずれか1つのトルク変動が所定値以上となった場合に、失火の判定を停止することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載のエンジンの失火検出装置。
  10. 前記失火判定手段は、前記モータおよび前記発電機の少なくともいずれか1つのトルク変動が所定値以上となってから所定の期間、失火の判定を停止することを特徴とする請求項9記載のエンジンの失火検出装置。
  11. 所定の周期でクランクシャフトの回転速度を検出する回転速度検出工程と、
    前記クランクシャフトの回転速度から失火パラメータを算出する失火パラメータ算出工程と、
    前記失火パラメータに基づいてエンジンの失火を判定する失火判定工程と、を有するエンジンの失火検出方法であって、
    前記失火パラメータ算出工程は、AとBを異なる自然数としてある時点t0における失火パラメータP0を、t0の時点よりA回前に検出したクランクシャフトの回転速度R-Aおよびt0の時点よりB回後に検出したクランクシャフトの回転速度RBを用いて求めることを特徴とするエンジンの失火検出方法。
  12. 前記失火パラメータ算出工程は、第1の所定値をA、第2の所定値をBとして、ある時点t0における失火パラメータP0を以下に示される式に従って求めることを特徴とする請求項11記載のエンジンの失火検出方法。

    0=A×(RB−R0)+B×(R-A−R0

    ただし、AとBは異なる自然数とし、R0はt0におけるクランクシャフトの回転速度、R-Aはt0の時点よりA回前に検出したクランクシャフトの回転速度、RBはt0の時点よりB回後に検出したクランクシャフトの回転速度とする。
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