JP2007231563A - 養生装置および養生方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンクリート表面全体をムラなく湿潤状態に保持することができ、取り付けが簡単で、保温効果も期待することができる養生装置および養生方法を提供する。
【解決手段】コンクリート養生装置は、気室を有し、コンクリート構造物20を封止するバルーン21a、21bと、気室内に空気を供給し、コンクリート構造物20のコンクリート表面にバルーン21bを密着保持させる空気供給装置22とを含む。バルーン21a、21bは、コンクリート構造物20のコンクリート表面への密着追従性を向上させるため、気室が互いに連通する複数の空気セル28から構成されることが好ましい。
【選択図】図2

Description

本発明は、柱状のコンクリート構造物を構築する際のコンクリートの養生に使用される養生装置および該コンクリートの養生方法に関する。
耐久性、耐火性、耐震性を有する建造物を構築するために、圧縮力に強いコンクリートに、引っ張り力に強い鉄筋を補強材として埋め込んで一体化させた鉄筋コンクリート(RC)が使用されている。この鉄筋コンクリートを用いてコンクリート構造物を構築する場合、その施工の一工程に、打設したコンクリートやモルタルが硬化作用を充分に発揮するように保護する養生工程が含まれる。
橋脚や建造物の柱等の柱状のコンクリート構造物におけるコンクリートの養生には、散水や養生マット等を用いた湿潤養生、表面をシート等で覆い、内部にヒータ等を設置して給熱する給熱養生がある。
例えば、空気を封入した中空の上層と、水を貯留する中空の中層と、この中層からの水を浸潤する保水性の下層とからなる三層構造で、下層が保水マット、中層が貯水と重しを兼ねるウォーターマット、上層が保温・断熱効果を有するエアーマットとして機能する養生マットが提案されている(特許文献1参照)。この養生マットは、中層へ水を補給できるようにするため、中層への注水口が設けられている。この養生マットは、養生しようとするコンクリート面の全体に、ムラなく連続的に湛水させることができ、また、保水性がよく、コンクリートにとって適切な養生条件にでき、しかも重しが不要であり、さらには、敷設する作業性も良いというものである。このマットを使用する養生は、上記でいう湿潤養生である。
また、コンクリートの打ち込み後の基礎全体を養生シートで覆い、その養生シートの周縁部に土を載せる等して密封し、その養生シート内に送風装置をもって所要の温度の空気を吹き込み、養生シートをドーム形に膨らませ、その状態において養生する方法およびそれに用いる装置が提案されている(特許文献2参照)。これは、上記でいう、給熱養生である。
湿潤養生および給熱養生の一例を挙げ、各養生について説明してきたが、これらの養生には以下の問題があった。
湿潤養生の場合、繰り返し散水作業が必要となり、水分の供給管理が面倒であり、鉛直方向の壁面全体をムラなく湿潤状態に保持することが困難で、柱の高さが高く、かつ大断面のコンクリート構造物では充分な養生効果を期待することが難しい。
給熱養生の場合、コンクリート構造物を覆う養生シートの設置が面倒であり、ヒータ等の加熱装置を使用することに伴い、安全性に問題があり、また、養生シート内部の温度および湿度の管理が必要である。
特開平9−049323号公報 特開2001−247384号公報
本発明は、上述の問題を解決するためになされたものであり、上記バルーンを用いることで、コンクリート表面全体をムラなく湿潤状態に保持することができ、取り付けが簡単で、外環境との直接的な接触を防止し保温効果も期待することができる養生装置および養生方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、鋭意検討の結果、柱状のコンクリート構造物を、気室を有するバルーンで封止し、空気供給装置により気室に空気を送り、バルーンを膨張させ、このバルーンをコンクリート構造物の表面に密着保持させることにより、概ねその表面全体に密着保持し、コンクリートを湿潤状態に保持させることができ、保温効果も期待できることを見出した。すなわち、上記課題は、本発明の養生装置および養生方法を提供することにより達成される。
本発明のコンクリート養生装置は、気室を有し、コンクリート構造物または該コンクリート構造物を型枠とともに封止するバルーンと、気室内に空気を供給し、コンクリート構造物のコンクリート表面または型枠にバルーンを密着保持させる空気供給装置とを含む。
バルーンは、気室が互いに連通する複数の空気セルから構成されることが好ましい。この構成にすることで、コンクリート構造物のコンクリート表面全体または型枠全体に概ね一様に密着保持させることができ、コンクリートの湿潤状態をより良好に保持することができ、より高い保温効果を期待することができる。
バルーンは、上部を閉鎖するための第1バルーンと、コンクリート構造物の側面または型枠を包囲し、該側面または該型枠に密着保持される第2バルーンとから構成することができる。
また、バルーンは、第1バルーンと第2バルーンとを連結する第1連結手段と、第2バルーンの長手方向に切断された端部同士を連結する第2連結手段とを備えることができる。これにより、コンクリート構造物に簡単にバルーンを取り付けることができる。
空気供給装置は、加熱手段を備えることができ、加熱した空気を気室内に供給することができる。冬季等の外環境が厳しい状況においても、加熱した空気を供給することで、コンクリート表面での保温効果を期待することができる。
本発明では、コンクリートの養生方法も提供する。本発明の方法は、気室を有するバルーンにより、コンクリート構造物または該コンクリート構造物を型枠とともに封止する工程と、空気供給装置により気室内に空気を供給し、コンクリート構造物のコンクリート表面または型枠にバルーンを密着保持させる工程とを含む。
バルーンが、上部を閉鎖するための第1バルーンと、コンクリート構造物の側面または型枠を包囲し、該側面または該型枠に密着保持される第2バルーンとから構成される場合、上記封止する工程は、第1連結手段により第1バルーンと第2バルーンとを連結し、第2連結手段により第2バルーンの長手方向に切断された端部同士を連結する工程を含むことができる。
本発明の養生装置および養生方法を提供することにより、上記湿潤養生および給熱養生の問題を解決し、コンクリート表面をムラなく湿潤状態に保持することができ、温度および湿度の管理をすることなく湿潤および保温効果を期待することができる。このように湿潤および保温効果を期待することができるため、水分の供給管理が不要で、また、ヒータ等を使用しないため、安全上の問題もない。さらに、各連結手段を備える構成にすることで、コンクリート構造物への設置作業が容易になり、バルーンを高さ方向および周方向に連結し、柱高が高いコンクリート構造物や大断面のコンクリート構造物にも適用することができる。
本発明のコンクリート養生装置および養生方法について説明する前に、簡単に柱状のコンクリート構造物を説明する。図1は、柱状のコンクリート構造物を例示した図である。柱状のコンクリート構造物は、例えば、木製またはFRP(繊維強化プラスチック樹脂)製の型枠を設置し、その型枠内にコンクリート10を流し込み、コンクリートが固まる前に、所定の配列、ピッチで、所定径および長さの鉄筋11が挿入され、その後、コンクリート10が硬化されることにより構築される。図1には、型枠を取り除いた脱型後のコンクリート構造物が示されており、コンクリート構造物の側壁12に近隣した内部に、鉄筋11が等間隔で配列するように埋設されているのが示されている。
次に、図2を参照して、本発明のコンクリート養生装置を説明する。コンクリート養生装置は、図1に示すような柱状のコンクリート構造物20を封止するバルーン21a、21bと、バルーン21a、21bに空気を供給する空気供給装置22とから構成される。バルーン21は、空気を貯留する気室を有し、気室に連続し、空気供給装置22により供給される空気を受け入れるための空気供給穴が設けられる。このバルーン21a、21bは、空気が供給される前は収縮した状態であるが、空気が供給されるにつれて膨張するものである。バルーン21a、21bは、柱状のコンクリート構造物20の周囲を取り囲むようにして設置され、その後、空気が供給され、膨張することにより、コンクリート構造物20のコンクリート表面に密着保持される。なお、脱型されていない場合には、バルーン21a、21bは、コンクリート構造物20を型枠とともに封止し、空気の供給により型枠に密着保持される。コンクリート構造物20のコンクリート表面または型枠は、バルーン21a、21bで概ね一様に密着保持され、さらにバルーン21a、21b内に供給された空気によって内部と外部とを遮断するため、ムラなく湿潤状態を保持し、高い保温効果を良好に保持することができるため、コンクリート表面からの水分逸散に伴う乾燥収縮ひび割れの発生や、セメントの水和発熱に起因した温度ひび割れの発生等を抑制することができる。
図2に示す実施形態では、バルーン21a、21bは、例えば、同じ大きさの2枚のゴムシートの所定位置に縫込みを設け、それらを重ね合わせ、周囲を溶着または接着することにより作成されている。このバルーン21a、21bは、コンクリート構造物20の上部を閉鎖するバルーン21aと、その側面を包囲し、その側面に密着するバルーン21bとから構成され、バルーン21aとバルーン21bとが第1連結手段24によって、バルーン21bの長手方向に切断された端部同士が第2連結手段25によって、バルーン21bとその下部の図示しないバルーンとが第3連結手段26によってそれぞれ連結され、コンクリート構造物20が封止されている。
縫込み27は、バルーン21a、21bの長手方向およびそれに垂直となる周方向に交差するように複数設けられ、複数の矩形の小部屋である空気セル28を形成している。ここで、縫込みとは、縫い込まれた部分をいう。この縫込み27では、空気の通り道が狭くなっているものの、空気セル28同士は連通している。このため、1つの空気供給穴を通して空気を供給するのみで、複数の空気セル28のそれぞれに空気を供給し、バルーン21a、21bを膨張させることができる。なお、縫込み27を設け、複数の空気セル28を形成することで、縫込み27が存在する部分で自在に折り曲げることができ、柱状のコンクリート構造物20が円柱、四角柱、六角柱といった様々な形状であっても対応することが可能となり、コンクリート表面または型枠への密着追従性を高め、その密着を保持することができる。さらに、バルーン21a、21bの膨張圧を各空気セル28によって分散させることで耐久性の向上効果も得られる。
第1連結手段24、第2連結手段25および第3連結手段26は、マジックテープ(登録商標)等の、微小な鉤状フックとループの2つの形状のものからなる面ファスナー、ジッパー(登録商標)等の、左右一列に布に留めつけた細かい、銅やアルミニウム等の金属またはポリエステルやポリアセタール等のプラスチックの歯を噛み合わせたり、離したりして開閉することができるファスナーとすることができる。なお、面ファスナーは、鉤状フックとループの組み合わせに限らず、両面がマッシュルーム形状のフックや矢尻形のフックのものとすることもできる。これら面ファスナーは、強く押しあてられることにより、互いが引っかかり、くっつくものである。このようなファスナーを連結手段として使用することで、簡単に連結することができ、かつ封止することができる。
コンクリート構造物20の側面または型枠を包囲するように設置する場合、中空円筒状に成形したバルーン21bが必要である。予め中空円筒状に成形したバルーン21bは、コンクリート構造物20の上部に吊り上げ、コンクリート構造物20のコンクリート表面に接触しないように降下させる必要がある。これでは簡単に設置することはできない。そこで、上記のような長手方向に切断された両端部に第2連結手段25である上記ファスナーの一方と他方とを設けた構造にすることで、吊り上げることなく、簡単に連結および封止することができる。なお、コンクリート構造物20の上部は、鉄筋がむきだしになっている場合があり、この場合にはバルーン21aに限られるものではなく、単なるシートであってもよい。シートとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等のプラスチック樹脂材料からなるものとすることができる。
また、コンクリート構造物20の柱高が高い場合には、バルーン21bのみからなるバルーンを複数連結し、最後に1つのバルーン21aおよびバルーン21bからなるバルーンを連結して、柱高の高いコンクリート構造物20を封止することができる。さらに、第2連結手段25を設けたバルーン21bは、コンクリート構造物20の周方向に連結することができ、大断面のコンクリート構造物にも適用することができる。また、バルーン21a、21bは、使用後、空気を抜くことで再利用可能となり、周方向および高さ方向に連結可能であるため、様々な形状、高さ、断面のコンクリート構造物に対して使い回しすることができる。
空気供給装置22は、冬季等の外環境が厳しい状況において保温効果を高めるため、所定温度に加熱した空気を供給することができる。加熱には、ヒータ等の加熱手段を用いることができる。例えば、約0℃の空気を、約20℃〜約40℃に加熱することができる。なお、空気供給装置22としては、ファン、ブロワ、圧縮機を用いることができる。
脱型した後のコンクリート構造物20を養生する場合には、バルーン21bは、図3(a)に示すようにコンクリート構造物20の周囲を包囲するように設置され、気室29内に空気が供給されて膨張し、コンクリート構造物20のコンクリート表面に密着保持される。また、脱型していないコンクリート構造物20を養生する場合には、バルーン21bは、図3(b)に示すように型枠30の周囲を包囲するように設置され、気室29内に空気が供給されて膨張し、型枠30に密着保持される。なお、バルーン21bは、気室29が互いに連通する複数の空気セル28を形成するように縫込み27が設けられている。
空気セル28は、縫込み27により矩形に形成することができる。本発明では、空気セル28の数、大きさ、形状は、いかなる数、大きさ、形状であってもよい。バルーン21a、21bを作成するゴムシートは、天然ゴムのほか、ブタジエン、イソプレン、スチレンブタジエン、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)樹脂から選択される合成ゴムからなるシートを用いることができる。表面への密着性においてはゴムシートが好ましいが、ゴムシートに限られるものではなく、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等のプラスチック樹脂材料からなるシートを用いて作成することもできる。
次に、図4を参照して、本発明の養生方法について説明する。ここに示す養生装置は、空気セルの数等が異なるものの、図2に示す養生装置とほぼ同様のものである。図4(a)は、コンクリート構造物20にバルーン21a、21bを取り付けているところを示した図である。ここでは、各連結手段に、複数の歯を噛み合わせることにより連結されるファスナーが用いられている。まず、バルーン21a、21bはファスナーによる連結が解除され、広げられた状態とされる。バルーン21bを、コンクリート構造物20の両側からその周囲を包囲するように覆い、バルーン21bの長手方向に切断された両端部に設けられたファスナーの歯と歯を噛み合わせ、端部同士を連結する。また、下側のバルーンの上端に設けられる歯とバルーン21bの下端に設けられる歯を噛み合わせ、下側のバルーンにバルーン21bを連結する。最後に、コンクリート構造物20の上部を閉鎖するバルーン21aの端部に設けられる歯と第2バルーンの上端に設けられる歯を噛み合わせ、バルーン21aとバルーン21bとを連結して、コンクリート構造物20を封止する。
次に、図4(b)に示すように、バルーン21a、21bの気室に連続する空気供給穴31に、ライン32を介して空気供給装置22を接続する。柱高が高いコンクリート構造物や大断面のコンクリート構造物の場合には、複数のバルーン21bがファスナーによって連結されるため、各バルーン21bに空気供給装置22が接続される。
その次に、空気供給装置22を起動させ、バルーン21a、21bに空気を供給する。バルーン21a、21bの気室内に空気が供給されると、図4(c)に示すように、気室を構成する複数の空気セルのそれぞれが連通しているため、バルーン21a、21bは膨張し、コンクリート構造物20のコンクリート表面に密着し、その表面に保持される。コンクリート表面に密着保持されたバルーン21bおよび上部を閉鎖するバルーン21aにより、コンクリート表面全体をムラなく湿潤状態に保持することができ、特にヒータ等を必要とせず、内部の湿度および温度の管理が不要となるため、コンクリート表面からの水分の逸散に伴う乾燥収縮ひび割れや、セメントの水和発熱に起因した温度ひび割れの発生を抑制することができる。
これまで本発明のコンクリート養生装置および方法を、図面を参照して詳細に説明してきたが、本発明の養生装置は図面に示された実施形態に限定されるものではない。コンクリート表面または型枠への密着追従性を向上させるため、縫込みを設け、複数の空気セルを形成した構造のバルーンについて説明したが、複数の空気セルを形成するためには縫込み以外、格子状の枠部材(例えば、プラスチック樹脂からなる枠部材)にシートを貼付した構造にすることもできる。この場合、各格子内において膨張可能なようにシートを弛ませて貼付することができる。
柱状のコンクリート構造物を例示した図。 本発明の養生装置を例示した図。 コンクリート構造物にバルーンを密着させたところを示した図。 養生装置を用いて養生を行っているところを示した図。
符号の説明
10…コンクリート、11…鉄筋、12…側壁、20…コンクリート構造物、21a、21b…バルーン、22…空気供給装置、24…第1連結手段、25…第2連結手段、26…第3連結手段、27…縫込み、28…空気セル、29…気室、30…型枠、31…空気供給穴、32…ライン

Claims (9)

  1. 柱状のコンクリート構造物のコンクリート養生装置であって、気室を有し、前記コンクリート構造物または該コンクリート構造物を型枠とともに封止するバルーンと、前記気室内に空気を供給し、前記コンクリート構造物のコンクリート表面または前記型枠に前記バルーンを密着保持させる空気供給装置とを含む、養生装置。
  2. 前記バルーンは、前記気室が互いに連通する複数の空気セルから構成されることを特徴とする、請求項1に記載の養生装置。
  3. 前記バルーンは、上部を閉鎖するための第1バルーンと、前記コンクリート構造物の側面または前記型枠を包囲し、該側面または該型枠に密着保持される第2バルーンとから構成される、請求項1または2に記載の養生装置。
  4. 前記バルーンは、前記第1バルーンと前記第2バルーンとを連結する第1連結手段と、前記第2バルーンの長手方向に切断された端部同士を連結する第2連結手段とを備える、請求項3に記載の養生装置。
  5. 前記空気供給装置は、加熱手段を備え、加熱した前記空気を前記気室内に供給する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の養生装置。
  6. 柱状のコンクリート構造物のコンクリート養生方法であって、気室を有するバルーンにより、前記コンクリート構造物または該コンクリート構造物を型枠とともに封止する工程と、空気供給装置により前記気室内に空気を供給し、前記コンクリート構造物のコンクリート表面または前記型枠に前記バルーンを密着保持させる工程とを含む、方法。
  7. 前記バルーンは、前記気室が互いに連通する複数の空気セルから構成されることを特徴とする、請求項6に記載の養生方法。
  8. 前記バルーンは、上部を閉鎖するための第1バルーンと、前記コンクリート構造物の側面または前記型枠を包囲し、該側面または該型枠に密着保持される第2バルーンとから構成されており、前記封止する工程は、第1連結手段により前記第1バルーンと前記第2バルーンとを連結し、第2連結手段により前記第2バルーンの長手方向に切断された端部同士を連結する工程を含む、請求項6または7に記載の養生方法。
  9. 前記空気供給装置は、加熱手段を備え、加熱した前記空気を前記気室内に供給する、請求項6〜8のいずれか1項に記載の養生方法。
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