JP2007229659A - 軟水装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】軟水装置において、前記カートリッジを交換するときに、前記カートリッジ交換口から水があふれ出すことを無くす。
【解決手段】
イオン交換樹脂を充填したカートリッジ3がハウジング6のカートリッジ収容室7に収容され、前記ハウジング6の上部には、開閉自在に構成されたカートリッジ交換口17が設けられ、また前記ハウジング6には、前記カートリッジ収容室7と連通して前記カートリッジ3へ原水を供給する原水供給通路23と前記カートリッジ収容室7と連通して前記カートリッジ3からの軟水が流れる軟水通路24とが形成されている軟水装置1であって、前記ハウジング6の下部に、前記カートリッジ収容室7内の水を外部へ排出する排水通路25を設け、前記排水通路25を通路閉じ具26としての栓部材13で開閉自在としたことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】
イオン交換樹脂を充填したカートリッジ3がハウジング6のカートリッジ収容室7に収容され、前記ハウジング6の上部には、開閉自在に構成されたカートリッジ交換口17が設けられ、また前記ハウジング6には、前記カートリッジ収容室7と連通して前記カートリッジ3へ原水を供給する原水供給通路23と前記カートリッジ収容室7と連通して前記カートリッジ3からの軟水が流れる軟水通路24とが形成されている軟水装置1であって、前記ハウジング6の下部に、前記カートリッジ収容室7内の水を外部へ排出する排水通路25を設け、前記排水通路25を通路閉じ具26としての栓部材13で開閉自在としたことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
この発明は、イオン交換樹脂を充填したカートリッジに原水を通して軟水とする軟水装置に関する。
軟水装置は、ナトリウム型またはカリウム型のイオン交換樹脂を使用し、原水に含まれる硬度分,すなわちカルシウムイオンおよびマグネシウムイオンをナトリウムイオンまたはカリウムイオンと置換させることにより軟水を得るものである。
このような軟水装置として、一般家庭における浴室などの狭い場所に設置する小型の軟水装置の中には、たとえば特許文献1に開示されているようなイオン交換樹脂を充填したカートリッジを備えた軟水装置がある。前記カートリッジは、通常、ハウジングのカートリッジ収容室に収容され、このカートリッジ収容室には、前記カートリッジへ原水を供給する原水供給通路と前記カートリッジからの軟水が流れる軟水通路とが連通している。前記カートリッジ収容室は、前記ハウジングの上部に開口するカートリッジ交換口を有しており、このカートリッジ交換口には、開閉自在な蓋が装着されている。そして、この蓋を開けて前記カートリッジ交換口から前記カートリッジを交換するようになっている。
特開平8−252578号公報
しかしながら、このような構造の従来の軟水装置では、前記カートリッジの交換時に、前記蓋を開けて前記カートリッジ交換口から古いカートリッジを取り出したときに、前記カートリッジ内に溜まっていた水が前記カートリッジ収容室へ抜け落ちたり、前記原水供給通路や前記軟水通路の水が前記カートリッジ収容室へ流入したりする。したがって、新しいカートリッジを挿入するときには、前記カートリッジ収容室内に水が溜まっていて、この水が前記カートリッジ収容室へ挿入されたカートリッジによって押し出されて前記カートリッジ交換口からあふれ出し、交換作業を行っている者の服が濡れたりすることがあった。
この発明が解決しようとする課題は、軟水装置において、カートリッジを交換するときに、カートリッジ交換口から水があふれ出すことを無くすことである。
この発明が解決しようとする他の課題は、軟水装置において、カートリッジを交換するときに、カートリッジ交換口から水があふれ出すのを手間をかけずに無くすことである。
この発明は、前記課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、イオン交換樹脂を充填したカートリッジがハウジングのカートリッジ収容室に収容され、前記ハウジングの上部には、開閉自在に構成されたカートリッジ交換口が設けられ、また前記ハウジングには、前記カートリッジ収容室と連通して前記カートリッジへ原水を供給する原水供給通路と前記カートリッジ収容室と連通して前記カートリッジからの軟水が流れる軟水通路とが形成されている軟水装置であって、前記ハウジングの下部に、前記カートリッジ収容室内の水を外部へ排出する排水通路を設け、前記排水通路を通路閉じ具で開閉自在としたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記通路閉じ具を前記カートリッジの下部に一体に設けられた栓部材で構成し、前記カートリッジの収容状態では、前記栓部材が前記排水通路と嵌合してこの排水通路を液密に閉じ、前記カートリッジの取出状態では、前記栓部材が前記排水通路から抜けることにより、前記排水通路が排水可能状態となる構造となっていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1において、前記通路閉じ具を前記排水通路の部分に設けられた弁構造体で構成し、前記カートリッジの収容状態では、前記カートリッジの自重で前記弁構造体の弁体が閉じて前記排水通路を液密に閉じ、前記カートリッジの取出状態では、前記カートリッジによる押さえが解除されて前記弁体が開くことにより、前記排水通路が排水可能状態となる構造となっていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1において、前記通路閉じ具を前記カートリッジとは別体であって、前記排水通路を開閉可能で液密に閉じる栓で構成したことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、前記カートリッジを交換するときに、前記排水通路を開くことで前記カートリッジ収容室内の水を外部へ排水することができる。これにより、前記カートリッジ収容室へ前記カートリッジを挿入するときに、前記カートリッジ交換口から水があふれ出すことを無くすことができる。そして、前記カートリッジの交換が終了したら、前記排水通路を前記通路閉じ具で閉じることにより前記軟水装置を支障なく使用することができる。
請求項2に記載の発明によれば、前記カートリッジの交換操作にともなって、前記通路閉じ具による前記排水通路の開閉操作を行うことができる。この結果、前記カートリッジ収容室へ前記カートリッジを挿入するときに、前記カートリッジ交換口から水があふれ出すのを手間をかけずに無くすことができる。
請求項3に記載の発明によれば、前記カートリッジの交換操作にともなって、前記通路閉じ具による前記排水通路の開閉操作を行うことができる。この結果、前記カートリッジ収容室へ前記カートリッジを挿入するときに、前記カートリッジ交換口から水があふれ出すのを手間をかけずに無くすことができる。
請求項4に記載の発明によれば、前記カートリッジを交換するときに、前記栓を操作して前記排水通路を開き、排水可能状態とすることにより、前記カートリッジの交換時にカートリッジ交換口から水があふれ出すことを無くすことができる。
以下、この発明に係る軟水装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(第一実施形態)
まず、この発明の第一実施形態について説明する。図1は、この発明に係る軟水装置の第一実施形態の一部を示す縦断面図であり、また図2は、図1に示す軟水装置のカートリッジを示す一部拡大縦断面図であり、さらに図3は、図1に示す軟水装置においてカートリッジ収容室からカートリッジを取り出すときの状態を示す縦断面図である。
(第一実施形態)
まず、この発明の第一実施形態について説明する。図1は、この発明に係る軟水装置の第一実施形態の一部を示す縦断面図であり、また図2は、図1に示す軟水装置のカートリッジを示す一部拡大縦断面図であり、さらに図3は、図1に示す軟水装置においてカートリッジ収容室からカートリッジを取り出すときの状態を示す縦断面図である。
軟水装置1は、イオン交換樹脂2(図2参照)を充填したカートリッジ3と、設置面4に脚部5,5を介して設置されるハウジング6とを備えている。前記カートリッジ3は、前記ハウジング6のカートリッジ収容室7に収容されている。
前記カートリッジ3は、前記イオン交換樹脂2が充填された縦長の充填容器部8と、この充填容器部8の下端部に一体に設けられた円筒状の原水取入部9を有している。前記カートリッジ3においては、前記原水取入部9の下端部が原水入口となり、前記充填容器部8の上端部が軟水出口となっている。
図2に示すように、前記原水取入部9内は、原水流路10となっており、この原水流路10は、前記充填容器部8の底壁11に形成された連通路12によって前記充填容器部8の内部と連通している。また、前記原水流路10の中心部には、前記充填容器部8の底壁11から棒状の栓部材13が突設されている。この栓部材13は、前記原水取入部9の周壁14の内周面から中心方向へ突設された複数の支持部材(図示省略)によって支持されている。
前記栓部材13の外周には、リング状の第一シール部材15が設けられている。また、前記充填容器部8の上部側外周には、リング状の第二シール部材16が設けられている。
前記カートリッジ収容室7は、前記ハウジング6の上部に開口するカートリッジ交換口17と、前記カートリッジ3の前記充填容器部8の部分に対応する充填容器部収容部18と、前記原水取入部9および前記栓部材13の部分に対応する縦向き孔部19とを上から順に有しており、前記カートリッジ交換口17は、蓋20によって開閉自在に構成されている。前記蓋20は、前記カートリッジ交換口17のねじ部21に螺合されて固定されている。前記カートリッジ3の上部と前記蓋20との間には、空間部22が形成されている。
前記ハウジング6には、前記カートリッジ3へ原水を供給する原水供給通路23と前記カートリッジ3からの軟水が流れる軟水通路24とが形成されている。前記原水供給通路23は、前記カートリッジ収容室7の下部,具体的には前記縦向き孔部19と連通するように形成されている。また、前記軟水通路24は、前記カートリッジ交換口17の下部および前記充填容器部収容部18の上部に跨るように形成され,かつ前記空間部22と連通するとともに、収容状態の前記カートリッジ3の前記第二シール部材16よりも上側となるような位置に形成されている。
また、前記ハウジング6の下部には、前記カートリッジ収容室7内の水を外部へ排出する排水通路25が設けられている。この排水通路25は、前記カートリッジ収容室7の前記縦向き孔部19から前記ハウジング6の下面に貫通するように垂直下向きに形成されている。
前記排水通路25は、通路閉じ具26で開閉自在となっている。この通路閉じ具26は、前記栓部材13で構成されており、前記カートリッジ3の収容状態では、前記栓部材13が前記排水通路25と嵌合し、この排水通路25の内周面に前記第一シール部材15が密着して前記排水通路25を液密に閉じる構造となっている。一方、前記通路閉じ具26は、前記カートリッジ3の取出状態では、前記栓部材13が前記排水通路25から抜けることにより、前記排水通路25が排水可能状態となる構造となっている。
さて、前記軟水装置1では、前記カートリッジ3へ原水が供給され、この原水が軟水となる。具体的には、前記原水供給通路23から供給された原水は、前記カートリッジ3の前記原水流路10から前記充填容器部8内へ流入し、前記イオン交換樹脂2によって硬度分が除去されて軟水となる。そして、この軟水は、前記充填容器部8の上端部から前記空間部22へ流出した後、前記軟水通路24へ流れる。このとき、前記充填容器部8の上部は、前記第二シール部材16によってシールされているので、前記充填容器部8の上端部から流出した軟水は、前記カートリッジ収容室7の下部へは流れず、前記軟水通路24へ流れる。
また、前記カートリッジ3の収容状態では、前記通路閉じ具26,すなわち前記栓部材13が前記第一シール部材15を介して前記排水通路25と嵌合し、この排水通路25を液密に閉じている。このため、前記カートリッジ3の収容状態では、従来と同様に、前記カートリッジ3へ原水を供給して軟水を得ることができる。
前記カートリッジ3の交換時期になったならば、図3に示すように、前記蓋20を前記ハウジング6から外して前記カートリッジ交換口17を開き、前記カートリッジ3を前記カートリッジ収容室7から取り出す。このとき、前記カートリッジ3を持ち上げると、前記栓部材13が前記排水通路25から抜けて排水可能状態になる。このため、前記カートリッジ3から前記カートリッジ収容室7内へ落ちた水や前記原水供給通路23および前記軟水通路24から流入した水は、前記排水通路25から外部へ排出される。したがって、前記カートリッジ収容室7内へ新しい前記カートリッジ3を挿入したときに、カートリッジ交換口17から水があふれ出すことを無くすことができる。
そして、前記カートリッジ収容室7内へ新しい前記カートリッジ3を挿入すると、前記栓部材13によって前記排水通路25が閉じられる。したがって、前記カートリッジ3の交換操作にともなって、前記通路閉じ具26による前記排水通路25の開閉操作を行うことができる。この結果、前記カートリッジ収容室7へ前記カートリッジ3を挿入するときに、前記カートリッジ交換口17から水があふれ出すのを手間をかけずに無くすことができる。
(第二実施形態)
つぎに、この発明の第二実施形態を説明する。図4は、この発明に係る軟水装置の第二実施形態を示す一部拡大縦断面図であり、また図5は、図4に示す軟水装置においてカートリッジ収容室からカートリッジを取り出すときの状態を示す一部拡大縦断面図である。図4および図5において、前記第一実施形態の軟水装置1と同一の構成については同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
つぎに、この発明の第二実施形態を説明する。図4は、この発明に係る軟水装置の第二実施形態を示す一部拡大縦断面図であり、また図5は、図4に示す軟水装置においてカートリッジ収容室からカートリッジを取り出すときの状態を示す一部拡大縦断面図である。図4および図5において、前記第一実施形態の軟水装置1と同一の構成については同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
第二実施形態の軟水装置30において、前記排水通路25は、前記縦向き孔部19と連通する大孔部31と前記ハウジング6の下部に開口する小孔部32とで構成されている。そして、この第二実施形態では、前記カートリッジ3は、前記栓部材13を備えておらず、前記通路閉じ具26として、前記栓部材13の代わりに前記カートリッジ収容室7内の前記排水通路25の部分に弁構造体33が設けられている。この弁構造体33は、前記大孔部31の開口部の周縁部分が弁座34となり、コイルバネ35によって支持された弁体36が、前記弁座34と当接または離反することにより、前記排水通路25が開閉される構造となっている。前記弁体36は、前記カートリッジ3の下端部,すなわち前記原水取入部9における前記周壁14の下端面によって押圧されて前記弁座34と当接し、また前記原水取入部9による押圧が解除されると、前記弁座34から離反するようになっている。したがって、前記縦向き孔部19は、前記原水取入部9が前記弁体36と当接してこれを押圧できるよう、第一実施形態よりも長さが短くなっている。
前記弁構造体33についてもう少し詳しく説明すると、前記コイルバネ35は、一端側が前記弁体36から突設する弁軸37と嵌合され、他端側が前記小孔部32の開口部の周縁部分に立設された環状突起部38と嵌合されている。そして、前記弁体36は、前記コイルバネ35により前記弁座34から離反する方向へ付勢されている。これにより、前記カートリッジ3の収容状態では、前記カートリッジ3の自重によって前記コイルバネ35の弾発力に抗して前記弁体36が前記排水通路25を液密に閉じる構造となっている。一方、前記カートリッジ3の取出状態では、前記カートリッジ3による押さえが解除され、前記コイルバネ35の弾発力によって前記弁体36が開くことにより、前記排水通路25が排水可能状態となる構造となっている。
さて、前記軟水装置30では、図4に示すように、前記カートリッジ3の収容状態では、前記通路閉じ具26,すなわち前記弁構造体33の前記弁体36が、前記カートリッジ3の自重で押し下げられて前記弁座34と当接し、前記排水通路25が閉じられている。このため、前記カートリッジ3の収容状態では、従来と同様に、前記カートリッジ3へ原水を供給して軟水を得ることができる。
一方で、前記カートリッジ3の交換時には、図5に示すように、前記カートリッジ収容室7内から前記カートリッジ3を持ち上げると、前記弁体36が前記弁座34から離反して前記排水通路25が開き、排水可能状態となる。このため、前記第一実施形態と同様に、前記カートリッジ3から前記カートリッジ収容室7内へ落ちた水や前記原水供給通路23および前記軟水通路24から流入した水は、前記排水通路25から外部へ排出される。したがって、前記カートリッジ収容室7内へ新しい前記カートリッジ3を挿入したときに、前記カートリッジ交換口17から水があふれ出すことを無くすことができる。
そして、前記カートリッジ収容室7内へ新しい前記カートリッジ3を挿入すると、前記弁体36が前記カートリッジ3の自重で押し下げられて前記弁座34と当接し、前記排水通路25が閉じられる。したがって、前記カートリッジ3の交換操作にともなって、前記通路閉じ具26による前記排水通路25の開閉操作を行うことができる。この結果、前記カートリッジ収容室7へ前記カートリッジ3を挿入するときに、前記カートリッジ交換口17から水があふれ出すのを手間をかけずに無くすことができる。
(第三実施形態)
つぎに、この発明の第三実施形態について説明する。図6は、この発明に係る軟水装置の第三実施形態を示す一部拡大縦断面図である。図6において、前記第一実施形態および前記第二実施形態の軟水装置1と同一の構成については同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
つぎに、この発明の第三実施形態について説明する。図6は、この発明に係る軟水装置の第三実施形態を示す一部拡大縦断面図である。図6において、前記第一実施形態および前記第二実施形態の軟水装置1と同一の構成については同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
この第三実施形態の軟水装置40では、前記ハウジング6は、前記第一実施形態と基本構成を同じくするが、前記排水通路25には、外部への開口側の内周面に雌ネジ部41が形成されている点で前記第一実施形態と異なっている。そして、前記カートリッジ3は、前記第二実施形態と同様に前記栓部材13を備えておらず、前記通路閉じ具26としては、前記カートリッジ2とは別体であって、前記排水通路25を開閉可能で液密に閉じる栓42を備えている。
前記栓42は、頭部43とこの頭部43から突設され、前記雌ネジ部41と螺合する雄ネジ部44とで構成され、前記雄ネジ部44の基部外周には、パッキン45が装着されている。前記栓42は、その前記雄ネジ部44を前記雌ネジ部41と螺合させて前記排水通路25を液密に閉じるようになっている。
さて、前記軟水装置40では、前記カートリッジ3の収容状態では、前記栓42の前記雄ネジ部44を前記雌ネジ部41と螺合させて前記排水通路25を閉じた状態にしておく。このため、前記カートリッジ3の収容状態では、従来と同様に、前記カートリッジ3へ原水を供給して軟水を得ることができる。
一方で、前記カートリッジ3の交換時には、前記カートリッジ3を前記カートリッジ収容室7内から取り出すとともに、前記栓42を前記排水通路25から抜いて前記排水通路25を開き、排水可能状態とする。これにより、前記第一実施形態および前記第二実施形態と同様に、前記カートリッジ3から前記カートリッジ収容室7内へ落ちた水や前記原水供給通路23および前記軟水通路(図6では図示省略)から流入した水は、前記排水通路25から外部へ排出される。したがって、前記カートリッジ収容室7内へ新しい前記カートリッジ3を挿入したときに、前記カートリッジ交換口17から水があふれ出すことを無くすことができる。
そして、前記カートリッジ収容室7内へ新しい前記カートリッジ3を挿入すると、前記排水通路25を再び前記栓42で閉じる。
以上、この発明を前記各実施形態によって説明したが、この発明はその主旨を変更しない範囲で種々変更実施可能なことはもちろんである。
1,30,40 軟水装置
2 イオン交換樹脂
3 カートリッジ
6 ハウジング
7 カートリッジ収容室
13 栓部材
17 カートリッジ交換口
23 原水供給通路
24 軟水通路
25 排水通路
26 通路閉じ具
33 弁構造体
36 弁体
42 栓
2 イオン交換樹脂
3 カートリッジ
6 ハウジング
7 カートリッジ収容室
13 栓部材
17 カートリッジ交換口
23 原水供給通路
24 軟水通路
25 排水通路
26 通路閉じ具
33 弁構造体
36 弁体
42 栓
Claims (4)
- イオン交換樹脂を充填したカートリッジがハウジングのカートリッジ収容室に収容され、前記ハウジングの上部には、開閉自在に構成されたカートリッジ交換口が設けられ、また前記ハウジングには、前記カートリッジ収容室と連通して前記カートリッジへ原水を供給する原水供給通路と前記カートリッジ収容室と連通して前記カートリッジからの軟水が流れる軟水通路とが形成されている軟水装置であって、
前記ハウジングの下部に、前記カートリッジ収容室内の水を外部へ排出する排水通路を設け、前記排水通路を通路閉じ具で開閉自在としたことを特徴とする軟水装置。 - 前記通路閉じ具を前記カートリッジの下部に一体に設けられた栓部材で構成し、前記カートリッジの収容状態では、前記栓部材が前記排水通路と嵌合してこの排水通路を液密に閉じ、前記カートリッジの取出状態では、前記栓部材が前記排水通路から抜けることにより、前記排水通路が排水可能状態となる構造となっていることを特徴とする請求項1に記載の軟水装置。
- 前記通路閉じ具を前記排水通路の部分に設けられた弁構造体で構成し、前記カートリッジの収容状態では、前記カートリッジの自重で前記弁構造体の弁体が閉じて前記排水通路を液密に閉じ、前記カートリッジの取出状態では、前記カートリッジによる押さえが解除されて前記弁体が開くことにより、前記排水通路が排水可能状態となる構造となっていることを特徴とする請求項1に記載の軟水装置。
- 前記通路閉じ具を前記カートリッジとは別体であって、前記排水通路を開閉可能で液密に閉じる栓で構成したことを特徴とする請求項1に記載の軟水装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006056392A JP2007229659A (ja) | 2006-03-02 | 2006-03-02 | 軟水装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012155979A (ja) * | 2011-01-25 | 2012-08-16 | Noritz Corp | 燃料電池システム |
JP2016064373A (ja) * | 2014-09-25 | 2016-04-28 | 株式会社Roki | イオン交換器 |
JP2016110841A (ja) * | 2014-12-05 | 2016-06-20 | トヨタ紡織株式会社 | 燃料電池用イオン交換器及び燃料電池システム |
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2006
- 2006-03-02 JP JP2006056392A patent/JP2007229659A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016064373A (ja) * | 2014-09-25 | 2016-04-28 | 株式会社Roki | イオン交換器 |
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