JP2007229325A - 遊技機の賞球払い出し装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 賞球払い出し機スプロケットを所定の払い出し完了タイミングで確実に停止可能にするとともに、停止期間中に不用意に回転するのを防止する。
【解決手段】 賞球払い出し通路11によって、賞球払い出し機12の作動時に、賞球Bを賞球払い出し通路11内の貯留位置P4から賞球払い出し機12の払い出し準備位置P2および払い出し落下位置P3を通して一列に払い出し、賞球払い出し機12の停止時に、払い出し準備位置P2に送られた賞球Bに続く貯留状態の賞球Bを、賞球払い出し機12を逆方向に付勢する賞球払い出し機12の所定位置P1に保持させるようにする。
【選択図】 図1
【解決手段】 賞球払い出し通路11によって、賞球払い出し機12の作動時に、賞球Bを賞球払い出し通路11内の貯留位置P4から賞球払い出し機12の払い出し準備位置P2および払い出し落下位置P3を通して一列に払い出し、賞球払い出し機12の停止時に、払い出し準備位置P2に送られた賞球Bに続く貯留状態の賞球Bを、賞球払い出し機12を逆方向に付勢する賞球払い出し機12の所定位置P1に保持させるようにする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、球受け部から誘導通路を通して賞球を賞球払い出し機に導く遊技機の賞球払い出し装置に関する。
従来、スロットマシン用のメダル(コインともいう)に代えて、所定の複数のパチンコ球を1単位として遊技機に投入しゲームを行う遊技機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この遊技機では、従来から普及しているパチンコ機と共通のパチンコ球を使用して、スロットマシンでの遊戯が可能である。そのため、遊技店内のパチンコ球補給装置、計数装置および集中管理装置などの装置は、そのまま使用できるので同一の遊技店内および同一の島設備にパチンコ機とスロットマシンとを混在させることができる。
しかし、所定の複数のパチンコ球を1単位として遊技機に投入してゲームを行うスロットマシンにおいては、メダル(コイン)を使用したスロットマシンとは異なった幾つかの課題を解決しなければならない。その1つとして入賞したとき一度に払い出される賞球球数が多量となるため、一度に素早く確実に多量の賞球を払い出すことができるようにする必要がある。
ところが、メダル1枚(の交換レート)は20円であり、パチンコ球は1個4円であるため、メダル1枚が5個のパチンコ球に相当する。従って、例えば、メダルが15枚払い出されるような絵柄が揃った入賞では、一度に払い出されるパチンコ球の賞球数は15×5=75個と多くなりすぎてしまい、従来のスプロケットを使用した賞球払い出し装置では、賞球の払い出しを短時間で正確に行うことは困難である。
これに対して、本発明者は、賞球の払い出しを短時間で行える賞球払い出し装置を提供している(例えば、特許文献2参照)。この賞球払い出し装置1は、図5および図6に示すように並列された複数(本例では2列)の賞球の払い出し通路1、1を具備し、この払い出し通路1、1に臨むように、図7に示すようなスプロケット2、2が設けられている。この払い出し通路1、1の上流側には誘導通路3を介して賞球を収納する賞球タンク4が設けられている。
払い出し通路1、1には、賞球タンク4より誘導通路3を介して賞球が供給されて下流に向かうが、スプロケット2、2でその流下が停止されている。スプロケット2、2は、排出路に沿って下流に向かう賞球を、回転することにより下流に払い出し、回転停止によりストップさせる。
図7に示すスプロケット2、2は、爪5aと爪5aとの間が賞球Bの1個づつを受け入れる凹部5bに形成され、停止状態では上流から下流に向かう賞球Bをストップさせるが、回転することにより賞球Bの1球づつを爪5aと爪5aとの間の凹部5bに順次受け入れながら通過および落下を許す構成となっている。これによりスプロケット2、2の回転数により通過する賞球Bの個数も決定できる。
前記互いに隣接するスプロケット2、2は、一方のスプロケット2の爪5aと爪5aとの間に他方のスプロケット2の爪5aが位置するようにずれて配置され、同じ軸6に固設されている。このように同じ軸6にスプロケット2、2が並列して固設されていても、隣接するスプロケット2、2の各爪5a、5bが互いにずれて配置されているため、賞球Bの1球ずつを爪5aと爪5aとの間の凹部5bに順次受け入れて通過を許すことができる。
このため、隣接するスプロケット2、2間での賞球Bの干渉が防止されると共に、隣接するスプロケット2、2を通過する賞球Bが前後(下流側と上流側)に位置がずれることにより、センサによる通過球の検出が確実となり容易となる。
このため、隣接するスプロケット2、2間での賞球Bの干渉が防止されると共に、隣接するスプロケット2、2を通過する賞球Bが前後(下流側と上流側)に位置がずれることにより、センサによる通過球の検出が確実となり容易となる。
前記スプロケット2、2が固設された軸6には、図6に示すように、ステッピングモータ7が連結され、スプロケット2、2はこのステッピングモータ7によりステップ周期が制御されて回転駆動される。即ち、スプロケット2、2は爪5aと爪5aとの間に賞球Bの1球づつを受け入れる凹部5bを有し、回転することにより賞球Bの1球づつを爪5aと爪5aとの間の凹部5bに順次受け入れて通過を許す構成となっている。
このため、スプロケット2、2の回転数により通過する賞球数を知ることができるし、回転数により通過する賞球数を容易に決定できる。この結果、スプロケット2、2の回転速度によって、どれくらいの時間で、どれくらいの賞球数が通過したかも判るので、ステッピングモータ7によりスプロケット2、2の回転速度を設定することによって、賞球Bの払い出し数と所要時間を決定できる。
例えば、賞球Bの払い出し通路1、1が2列であり、スプロケット2、2が同軸6に固設され、各払い出し通路1、1に臨むスプロケット2の爪5aと爪5aとの間の凹部5bが10個であるとすると、1個のスプロケット2の1回転で10個の賞球Bが払い出され、スプロケット2が2個では1回転で20個の賞球Bが払い出される。
ここでステッピングモータ7のステップ角度を1.8度とすると、360度÷1.8度は200ステップで、賞球Bの20個は200ステップで払い出される。賞球の20個の払い出しは2個のスプロケット2、2から払い出すことから、200ステップ÷20個により10ステップで1球の払い出しができる。
例えば、75個の賞球Bを1.5秒内に払い出すためには、1.5秒÷75個は0.02秒であるので、1球の払い出しに20msec必要となる。賞球1個の払い出しに10ステップが必要となるため、20msec÷10ステップは2msecとなり、ステップ周期は2msecとなる。即ち、1.5秒以内に75個の賞球Bを払い出す場合には、払出周期を2msec以下の周期にステッピングモータ7を設定すればよい。
このようにして、1回の払い出しで、賞球75個を1.5秒以内で払い出すことができる。
このようにして、1回の払い出しで、賞球75個を1.5秒以内で払い出すことができる。
また、スプロケット2、2には、回転数および賞球Bの通過個数の検出装置8が設けられる。本例では、検出装置8として、図6に示すように、スプロケット2を固設した軸6にロータリエンコーダ9が設けられて回転数が検出され、また、スプロケット2に近い下流の賞球払い出し通路1にセンサを設けることにより、通過球が検出される。
そして、この賞球払い出し装置では、回転ドラムの絵柄の組み合わせによる入賞信号により、ステッピングモータ5が駆動しスプロケット2が回転し、前記検出装置8であるロータリエンコーダ9でのスプロケット2の回転数およびセンサ8での通過球数の、いずれか一方または両方の検出信号に基づきスプロケット2の回転が停止する。
特公平7−108326号公報
特開2005‐095294号公報
そして、この賞球払い出し装置では、回転ドラムの絵柄の組み合わせによる入賞信号により、ステッピングモータ5が駆動しスプロケット2が回転し、前記検出装置8であるロータリエンコーダ9でのスプロケット2の回転数およびセンサ8での通過球数の、いずれか一方または両方の検出信号に基づきスプロケット2の回転が停止する。
しかしながら、前記従来における遊技機の賞球Bの払い出し装置にあっては、図8に示すように、各払い出し通路1、1の下部で、前記スプロケット2、2が、例えば1.5秒間に排出する賞球数75個の重量を支えるため、ステッピングモータ7の回転軸には大きな荷重が作用する。このため、スプロケット2、2が所定の払い出し完了タイミングで静止しなくなったり、ステッピングモータ7の停止期間中に自身の停止トルクを超える前記荷重を受けて回転する場合があった。このため、必然的に停止トルクの大きい高価なステッピングモータを用いなければならないという不都合があった。
本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、前記スプロケットが、多数の賞球数を支える場合であっても、ステッピングモータの回転軸には過大な荷重が作用しないようにすることによって、スプロケットを所定の払い出し完了タイミングで確実に停止させることができるとともに、ステッピングモータが停止期間中に不用意に回転するのを、停止トルクの比較的小さいステッピングモータを用いても、実現可能とすることができる遊技機の賞球払い出し装置を得ることを目的とする。
前記目的達成のために、本発明にかかる遊技機の賞球払い出し装置は、球受け部から誘導通路を通って賞球を賞球払い出し機に導く賞球払い出し通路を備えた遊戯機の賞球払い出し装置であって、前記賞球払い出し通路は、前記賞球払い出し機の作動時に、賞球を前記賞球払い出し通路内の貯留位置から賞球払い出し機の払い出し準備位置および払い出し落下位置を通して垂下方向へ一列に払い出し、一方、前記賞球払い出し機の停止時には、前記払い出し準備位置に送られた賞球に続く前記貯留位置の賞球を、前記賞球払い出し機の所定位置に保持させて、この賞球払い出し機を逆方向に付勢するように構成されることを特徴とする。
なお、前記逆方向とは、賞球の荷重を受けて賞球払い出し機が回転する方向と逆の方向を指す。
なお、前記逆方向とは、賞球の荷重を受けて賞球払い出し機が回転する方向と逆の方向を指す。
この構成により、賞球払い出し機の作動中は、貯留位置にある一連の複数の賞球をスムースに払い出し可能にし、賞球払い出しの停止時には、賞球払い出し機を逆方向に付勢する賞球が、その賞球払い出し機の作動を停止ロックするため、不用意な賞球の払い出しを防止することができる。また、この停止ロックにより、賞球払い出し機の作動停止中の不用意な払い出し動作を規制することができる。
また、本発明にかかる遊技機の賞球払い出し装置は、前記賞球払い出し機の所定位置が、前記払い出し通路端部に臨むスプロケット外周の前記払い出し準備位置に隣接する自重落下防止位置であることを特徴とする。
この構成により、スプロケットにより送り出される賞球によって、スプロケットの不用意な回転を簡単に規制することができる。
本発明は、賞球払い出し通路に、賞球払い出し時に、賞球を賞球払い出し通路内の貯留位置から賞球払い出し機の払い出し準備位置および払い出し落下位置を通して垂下方向へ一列に払い出させ、賞球払い出し機の停止時に、払い出し準備位置に送られた賞球に続く貯留状態の賞球により、賞球払い出し機を逆方向に付勢させるような構成としたことにより、賞球払い出し機が、多数の賞球数を支える場合であっても、ステッピングモータの回転軸に過大な荷重が作用しないようにすることができ、賞球払い出し機を所定の払い出し終了タイミングで確実に停止させることができ、また賞球払い出し装置の作動開始までは、その停止状態を確実に維持することができる。
以下に、本発明の一実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態による遊技機の賞球払い出し装置の要部を示す斜視図、図2は、この賞球払い出し装置の要部を一部破断して示す側面図、図3は、この賞球払い出し装置の要部を一部破断して示す停止時の拡大側面図、図4は、この賞球払い出し装置の要部を一部破断して示す作動時の拡大側面図である。この賞球払い出し装置10は、図5に示したものと同様の、球受け部4から誘導通路3および並列2本の賞球払い出し通路11、11を通して賞球Bを賞球払い出し機12に導く。賞球払い出し通路11、11は、ともに途中でCの字状に曲折し、下端部付近で賞球払い出し機12に臨んでいる。
図1は、本発明の実施形態による遊技機の賞球払い出し装置の要部を示す斜視図、図2は、この賞球払い出し装置の要部を一部破断して示す側面図、図3は、この賞球払い出し装置の要部を一部破断して示す停止時の拡大側面図、図4は、この賞球払い出し装置の要部を一部破断して示す作動時の拡大側面図である。この賞球払い出し装置10は、図5に示したものと同様の、球受け部4から誘導通路3および並列2本の賞球払い出し通路11、11を通して賞球Bを賞球払い出し機12に導く。賞球払い出し通路11、11は、ともに途中でCの字状に曲折し、下端部付近で賞球払い出し機12に臨んでいる。
また、この賞球払い出し通路11、11は、上流側のタンク部13と、下流側の整流部14とで構成されている。これらの賞球払い出し通路11、11は、前記誘導通路3から送出されて上下に隣接する前記賞球Bを、タンク部13において互いに水平方向に位置ずれした状態で、垂直面内において流れの方向に流れの優先順位を形成する構成とし、しかも同一平面内では1個のみ通過可能に収納する。また、整流部14は、タンク部13から送出されて上下に隣接する賞球Bを、水平方向に位置ずれなく、略同一垂直面内に整列させて送出する。
このため、前記タンク部13内では、上下に隣接する3個又は3個以上の賞球Bの各中心を結ぶ線が3角形または4角形を形成し、直線状には繋がることはない。従って、これらのタンク部13内には、従来のように、垂直方向に一列に賞球Bを配置させるタンク部を使用した場合に比べて、多くの賞球Bをタンク部13内に収納でき、短時間で払い出しする賞球Bの数を十分に貯留、確保することができる。
この結果、タンク部13から整流部14を通じて下方の賞球払い出し機12へ送りだされる賞球の数を過不足なく、また適度の流下スピードにて払い出しをすることができる。
ところで、前記タンク部13内の賞球Bは、整流部14内の賞球Bの上方にあって、その個数分の荷重を整流部14内の賞球Bに対し印加している。このため、賞球払い出し機12の動作が停止した際に、前記荷重を受けてスプロケット2、2は直ちに停止せずに余分に回転する場合があるほか、停止中にもその荷重がステップモータの停止トルクを超えて回転する場合がある。
本発明の実施形態では図2乃至図4に示すように、賞球払い出し通路11下部の、前記スプロケット2、2に対し開口状態で臨む開口部15を略L字状に曲げて、このL字状の通路壁の一部を、後述の賞球Bの自動落下防止位置ガイド部16とするように、スプロケット2の上方に向けてある。
このような賞球払い出し通路11構成とすることによって、図3および図4に示すように、開口部15には、スプロケット2、2外周における前記凹部5bを、上から順に自重落下防止位置P1、払い出し準備位置P2および払い出し落下位置P3として臨ませることができる。
このような賞球払い出し通路11構成とすることによって、図3および図4に示すように、開口部15には、スプロケット2、2外周における前記凹部5bを、上から順に自重落下防止位置P1、払い出し準備位置P2および払い出し落下位置P3として臨ませることができる。
また、前記各位置P3、P2、P1より上方の払い出し通路11内は賞球Bの貯留位置P4となる。なお、図2乃至図4では一方の払い出し通路11とスプロケット2、2との関係について述べたが、他方の払い出し通路11とスプロケット2、2との関係においても、前記位置P3、P2、P1が設定される。
次に、図2乃至図4」を参照して、賞球Bが払い出されている場合と賞球Bの払い出しが停止されている場合の各動作を説明する。
まず、賞球払い出し装置10は、図5に示した球受け部4から誘導通路3および並列2本の賞球払い出し通路11、11を通して賞球Bを賞球払い出し機12に導く。このため、賞球払い出し通路11には、図2に示すように複数の賞球Bが隣り合うように収納される。
まず、賞球払い出し装置10は、図5に示した球受け部4から誘導通路3および並列2本の賞球払い出し通路11、11を通して賞球Bを賞球払い出し機12に導く。このため、賞球払い出し通路11には、図2に示すように複数の賞球Bが隣り合うように収納される。
ここで、遊技機でゲームが開始され、「当たり」が出るなどして賞球払い出し機12のステッピングモータ7が作動した場合には、前記のようにスプロケット2、2が各爪部5a、5a間の凹部5bに、払い出し通路11内の貯留位置からの賞球Bを1個づつ取り込んで、払い出し動作をする。
このとき、スプロケット2が回転を継続しており、貯留位置P5にある賞球Bは自動落下防止位置P1に移動する前に、払い出し落下位置P3から賞球Bが払い出される。このため、貯留位置P4にある前記賞球Bは、その自動落下防止位置P1には移動することは無く、払い出し準備位置P2へ移動する。即ち、賞球Bの流れは図4に示すようになる。従って、賞球Bは貯留位置P4、払い出し準備位置P2および払い出し落下位置P3へ、1個づつ、順次かつスムースに送り出される。
一方、前記賞球Bの払い出し個数がセンサーなどにより検知され、ステップモータ7の駆動による前記賞球Bの払い出し動作が停止した場合には、各スプロケット2、2の回転も停止する。このとき各スプロケット2、2の停止状態は、ステップモータ7が本来備える停止トルクにより保持される。
スプロケット2、2の回転が停止すると、これまで払い出し通路11内をスムースに落下していた下部の賞球Bは、前記払い出し準備位置P2に保持される。このため、この払い出し準備位置P2方向へ流れ出ようとしていたそれより上部の賞球Bは、図3に示すようにスプロケット2、2の自重落下防止位置P1の凹部5bに逃げるように嵌まり込む。
また、この凹部5bに嵌まり込んだ賞球Bに隣接する貯留位置の賞球Bは、これの上方にある多数の賞球Bの荷重を、その凹部5bに嵌まり込んだ賞球Bに伝え、この凹部5b側に押圧するように機能する。この押圧力は、スプロケット2、2の回転に逆らう方向に作用する。
このため、前記凹部5bに嵌まり込んだ賞球Bに隣接する貯留位置の賞球Bは、その凹部5bの自重落下防止位置P1および払い出し準備位置P2にある各賞球Bによって、払い出し方向への下降(落下)が規制された状態になり、スプロケット2、2の回転規制状態が保持される状態となる。
この結果、スプロケット2、2が回転を停止した際には、この回転が自重落下防止位置にある賞球Bによって確実な停止状態にてロックされ、ステップモータ7の停止トルクを超えてスプロケット2、2が回転を継続することはない。また、上記ロック状態では、払い出しの停止中に不用意に賞球Bが払い出されることも当然ない。しかし、払い出しをしようとしてステッピングモータでスプロケット2、2を回転させると、自動落下防止装置P1の賞球Bは、凹部5bにより運ばれ払い出し方向に移動し、図4の状態となるので、払い出しには影響しない。
このように、本実施形態では、賞球払い出し通路11を、賞球払い出し機12が作動すると、賞球Bを賞球払い出し通路11内の貯留位置から図4に示すように賞球払い出し機12の払い出し準備位置P2および払い出し落下位置P3を通して垂下方向へ一列に払い出し、一方、賞球払い出し機12を停止すると、前記払い出し準備位置P2に送られた賞球Bに続く貯留位置の賞球Bを、図3に示すように賞球払い出し機12を逆方向に付勢する賞球払い出し機の自重落下防止位置P1に保持させるような形態に構成したことにより、賞球払い出し機12の作動中は、貯留位置にある一連の複数の賞球Bをスムースに払い出し可能にし、賞球払い出しの停止時には、賞球払い出し機12を逆方向に付勢する賞球Bが、その賞球払い出し機12の作動を停止ロックするため、不用意な賞球Bの払い出しを防止することができる。この停止ロックにより、賞球払い出し機12の作動停止中の不用意な払い出し動作を規制することができる。
本発明の遊技機の賞球払い出し装置は、賞球払い出し機が多数の賞球数を支える場合であっても、ステッピングモータの回転軸には過大な荷重が作用するのを抑えながら、スプロケットを所定の払い出し完了タイミングで確実に停止させることができるとともに、ステッピングモータが停止期間中に不用意に回転しないようにすることができるという効果を有し、球受け部から誘導通路を通して賞球を賞球払い出し機に導く遊技機の賞球払い出し装置等に有用である。
2 スプロケット
3 誘導通路
4 賞球タンク
5a 爪部
5b 凹部
10 賞球払い出し装置
11 払い出し通路
12 賞球払い出し機
13 タンク部
14 整流部
15 開口部
16 自動落下防止位置ガイド部
B 賞球
P1 自重落下防止位置
P2 払い出し準備位置
P3 払い出し落下位置
P4、P5 貯留位置
3 誘導通路
4 賞球タンク
5a 爪部
5b 凹部
10 賞球払い出し装置
11 払い出し通路
12 賞球払い出し機
13 タンク部
14 整流部
15 開口部
16 自動落下防止位置ガイド部
B 賞球
P1 自重落下防止位置
P2 払い出し準備位置
P3 払い出し落下位置
P4、P5 貯留位置
Claims (2)
- 球受け部から誘導通路を通って賞球を賞球払い出し機に導く賞球払い出し通路を備えた遊戯機の賞球払い出し装置であって、
前記賞球払い出し通路は、前記賞球払い出し機の作動時に、賞球を前記賞球払い出し通路内の貯留位置から賞球払い出し機の払い出し準備位置および払い出し落下位置を通して垂下方向へ一列に払い出し、一方、前記賞球払い出し機の停止時には、前記払い出し準備位置に送られた賞球に続く前記貯留位置の賞球を、前記賞球払い出し機の所定位置に保持させて、この賞球払い出し機を逆方向に付勢するように構成されることを特徴とする遊技機の賞球払い出し装置。 - 前記賞球払い出し機の所定位置が、前記払い出し通路端部に臨むスプロケット外周の前記払い出し準備位置に隣接する自重落下防止位置であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機の賞球払い出し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006057095A JP2007229325A (ja) | 2006-03-03 | 2006-03-03 | 遊技機の賞球払い出し装置 |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015058070A (ja) * | 2013-09-17 | 2015-03-30 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
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2006
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Legal Events
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