JP2007227721A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】選択エピタキシャル成長技術を利用し、かつ、接合リーク電流を発生させることなくシリサイド化することのできる半導体装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】複数のトランジスタを有する半導体基板と、前記複数のトランジスタを分離する素子分離領域を備え、前記トランジスタのソース・ドレイン領域は、エピタキシャル層を有し、前記エピタキシャル層表面近傍にシリサイド層が平面的に形成され、前記シリサイド層が前記素子分離領域に接していることを特徴とする半導体装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、選択エピタキシャル成長技術を利用した半導体装置およびその製造方法に関する。
近年、トランジスタの製造工程において、選択エピタキシャル成長技術を用いた歪みシリコン技術の導入が報告されている(例えば、特許文献1参照)。
この技術は、シリコン基板に凹部を形成するエッチングを行い、凹部に基板のシリコンとは異なる格子定数を有する結晶を選択エピタキシャル成長させてソース・ドレイン領域の一部とすることにより、ソース・ドレイン間チャネルに応力を加えて歪みを生じさせるものである。シリコンの結晶格子に歪み(圧縮歪み、あるいは引っ張り歪み)を生じさせることにより、シリコン中の電荷の移動度を向上させることができる。
しかし、エピタキシャル層を形成する際に、選択エピタキシャル成長の特性上、結晶が所定の方向にのみ成長するため、シリコン以外の材料から形成される部分(素子分離領域、ゲート側壁等)とエピタキシャル層との間に隙間が生じる。
そのため、ソース・ドレイン領域表面をシリサイド化させると、その隙間に沿って深い位置にまでシリサイド層が形成され、シリサイド層直下にシリサイド層よりも十分に深い位置にまでソース・ドレイン領域が存在しなくなるために、接合リーク電流が発生してしまうという問題点があった。
米国特許第6621131号明細書
本発明の目的は、選択エピタキシャル成長技術を利用し、かつ、接合リーク電流を発生させることなくシリサイド化することのできる半導体装置およびその製造方法を提供することにある。
本発明の一態様は、複数のトランジスタを有する半導体基板と、前記複数のトランジスタを分離する素子分離領域を備え、前記トランジスタのソース・ドレイン領域は、エピタキシャル層を有し、前記エピタキシャル層表面近傍にシリサイド層が平面的に形成され、前記シリサイド層が前記素子分離領域に接していることを特徴とする半導体装置を提供する。
また、本発明の一態様は、半導体基板上にゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成する工程と、前記半導体基板に形成される複数の素子を分離する素子分離領域を形成する工程と、前記ゲート電極と前記素子分離領域の間で前記半導体基板に凹部を形成する工程と、前記半導体基板の前記凹部に傾斜面を有するエピタキシャル層を形成する工程と、前記素子分離領域と前記エピタキシャル層の前記傾斜面との隙間に埋込膜を埋め込んで前記素子分離領域の一部とする工程と、前記エピタキシャル層の露出面の表面近傍にシリサイド層を形成する工程と、を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法を提供する。
また、本発明の一態様は、半導体基板上にゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成する工程と、前記半導体基板に形成される複数の素子を分離する素子分離領域を形成する工程と、前記ゲート電極と前記素子分離領域の間で前記半導体基板に凹部を形成する工程と、前記半導体基板の前記凹部および前記凹部上に、前記素子分離領域よりも高い位置までエピタキシャル層を形成する工程と、前記エピタキシャル層を前記素子分離領域と同程度の高さになるようにエッチングする工程と、前記エピタキシャル層の露出面の表面近傍にシリサイド層を形成する工程と、を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法を提供する。
本発明によれば、選択エピタキシャル成長技術を利用し、かつ、接合リーク電流を発生させることなくシリサイド化することのできる半導体装置およびその製造方法を提供することができる。
〔第1の実施の形態〕
(半導体装置の構成)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の断面図である。半導体装置1は、複数のトランジスタを有し(1つを図示)、例えばSTI(Shallow Trench Isolation)からなる素子分離領域11により各トランジスタが分離されている。
トランジスタは、半導体基板10上にゲート絶縁膜12を介して形成されたゲート電極13と、ゲート電極13の側面に形成されたゲート側壁16と、ゲート側壁16の側面に形成された第2のゲート側壁20と、半導体基板10の表面近傍に形成された不純物拡散層14およびエピタキシャル層18と、ゲート絶縁膜12直下の不純物拡散層14間に形成されたチャネル領域15と、素子分離領域11とエピタキシャル層18との隙間に形成された埋込絶縁膜21と、ゲート電極13の表面近傍に形成された第1のシリサイド層23と、エピタキシャル層18の表面近傍に平面的に形成された第2のシリサイド層24と、を有して概略構成される。
半導体基板10は、例えばシリコン基板を用いることができる。
ゲート電極13は、例えばポリシリコンからなり、表面の露出した部分上には、例えばNi、Pt、Co、Er、NiPt等の金属とシリコンとの化合物である第1のシリサイド層23が形成されている。
ゲート絶縁膜12は、例えばSiONからなる。
ゲート側壁16および第2のゲート側壁20は、それぞれ例えばSiNからなる単層構造や、例えばSiNとSiOからなる2層構造、更には3層以上の構造であってもよい。
第2のゲート側壁20は、エピタキシャル層18のゲート側壁16との隙間に面した部分がシリサイド化することを防ぐ役割を有する。
不純物拡散層14は、例えばn型トランジスタ場合はAs、P等、p型トランジスタの場合はB、BF等の不純物イオンを半導体基板10の表面から注入することにより形成される。
エピタキシャル層18は、エッチングにより形成した半導体基板10表面近傍の凹部から結晶をエピタキシャル成長させることにより形成される。エピタキシャル層18は、ソース・ドレイン領域、あるいはその一部として働き、本実施の形態においては、不純物拡散層14と共にソース・ドレイン領域として働く。
エピタキシャル層18にエピタキシャル成長させる結晶は、p型トランジスタの場合は、例えばB、In等の不純物をドープしたSiGe、Si等、n型トランジスタの場合は、例えばP、As等の不純物をドープしたSiC、Si等、半導体基板10として用いているSiと同じ材料かもしくはSiと異なる格子定数を有する材料を用いることができる。なお、Siと異なる格子定数を有する材料を用いる場合は、不純物のドープは必須ではない。
エピタキシャル層18にエピタキシャル成長させる結晶としてSiGe、SiC等のSiと異なる格子定数を有する材料を用いる場合は、チャネル領域15に歪みを生じさせて歪みシリコンの効果(電荷移動度の向上)を得ることができる。例えば、SiGeを用いた場合は、不純物拡散層14間のチャネル領域15に圧縮歪みを与え、SiCを用いた場合は、不純物拡散層14間のチャネル領域15に引っ張り歪みを与える。一方、Siを用いる場合は歪みシリコンの効果はほとんど得ることができないが、ドープした金属の働きにより抵抗値を下げる効果を得ることはできる。
エピタキシャル層18は、凹部を形成するエッチングを行う前の半導体基板10の高さよりも高い位置まで形成するが、このとき、結晶は所定の方向にのみ成長し、また、ゲート側壁16、素子分離領域11からは結晶成長が起こらないため、ゲート側壁16および素子分離領域11とエピタキシャル層18との間には隙間が生じる。これらの隙間部分に面したエピタキシャル層18の結晶のファセット19は、(1 1 1)ファセットである。なお、基板表面に水平に露出した結晶面は(1 0 0)である。
第2のシリサイド層24は、例えばNi、Pt、Co、Er、NiPt等の金属とシリコンとの化合物から形成され、エピタキシャル層18表面に平面的に形成されている。ここで、「平面的に形成」とは、エピタキシャル層18表面の、凹部を形成するエッチングを行う前の半導体基板10表面に平行な部分上のみに形成され、ファセット19表面のような高さの異なる部分には形成されないことを示す。
埋込絶縁膜21は、例えばSiN、SiO等からなり、素子分離領域11とエピタキシャル層18との隙間に形成され、エピタキシャル層18の素子分離領域11との隙間に面した部分がシリサイド化することを防ぐ役割を有する。なお、埋込絶縁膜21は、素子分離領域11と共に、素子分離領域の一部として働く。
(半導体装置の製造)
図2A(a)〜(d)、図2B(e)〜(h)は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。
まず、図2A(a)に示すように、半導体基板10内に素子分離領域11を形成し、フォトレジスト工程、RIE(Reactive Ion Etching)工程等によりゲート絶縁膜12、およびゲート電極13を形成した後、半導体装置1上方から不純物イオン注入を行うことにより、不純物拡散層14をそれぞれ半導体基板10表面近傍に形成する。それに伴い、ゲート絶縁膜12直下の不純物拡散層14間にチャネル領域15が形成される。なお、このとき、ゲート電極13上にキャップ層等を設けない場合には、ゲート電極13にも不純物イオンが注入される。
次に、図2A(b)に示すように、RIE工程等によりゲート側壁16をゲート電極13の側面に形成した後、再度半導体装置1上方から不純物イオン注入を行う。この際、図2A(a)に示した不純物注入の工程よりも、深い位置まで注入を行い、不純物拡散層14を深い位置にまで拡げる。このとき、ゲート電極13上にキャップ層等を設けない場合には、ゲート電極13にも不純物イオンが注入される。
次に、図2A(c)に示すように、加熱処理、またはアニール処理を行うことにより、不純物拡散層14中の不純物イオンの半導体基板10への拡散を促し、不純物拡散層14を拡げる。このとき、ゲート電極13に不純物イオンが注入されていた場合は、ゲート電極13内でも不純物イオンの拡散が起こる。
次に、図2A(d)に示すように、半導体基板10表面をRIE工程等によりエッチングを行い、凹部17を形成する。このとき、凹部17は不純物拡散層14の領域内に形成される。凹部17に面して露出した不純物拡散層14の表面は、エピタキシャル成長の下地となる単結晶シリコンである。このとき、ゲート電極13上にキャップ層等を設けない場合には、ゲート電極13上部もエッチングされるので、導電性材料等を用いて埋め戻す(図示しない)。
次に、図2B(e)に示すように、凹部17に面して露出した不純物拡散層14の表面から、BドープしたSiGe等の結晶をエピタキシャル成長させ、エピタキシャル層18を形成する。エピタキシャル層18を形成する結晶は、凹部17を形成するエッチングを行う前の半導体基板10の高さよりも高い位置まで成長させる。エピタキシャル成長は化学蒸着チャンバー内で行い、例えば、BドープしたSiGe結晶を成長させる場合は、モノシラン(SiH)またはジクロロシラン(SiHCl)、水素化ゲルマニウム(GeH)、ジボラン(B)、水素ガス等の雰囲気中で700〜750℃の温度条件で行う。
このとき、ゲート側壁16、素子分離領域11からは結晶成長が起こらないため、ゲート側壁16および素子分離領域11とエピタキシャル層18との間には隙間が生じる。これらの隙間部分に露出しているエピタキシャル層18の結晶のファセット19は、(1 1 1)ファセットである。
次に、図2B(f)に示すように、ゲート側壁16とエピタキシャル層18の隙間のファセット19表面を覆うように第2のゲート側壁20をRIE工程等により形成し、また、素子分離領域11とエピタキシャル層18の隙間のファセット19表面を覆うように埋込絶縁膜21をRIE工程等により形成する。
次に、図2B(g)に示すように、半導体装置1上方からスパッタリングを施し、金属膜22を形成する。ここで、金属膜22はNi、Pt、Co、Er、NiPt等が挙げられる。
次に、熱処理を施すと、金属膜22とゲート電極13ならびにエピタキシャル層18がシリサイド化反応を起こし、図2B(h)に示すように、ゲート電極13ならびにエピタキシャル層18の表面近傍にそれぞれ第1のシリサイド層23、第2のシリサイド層24が形成される。
(第1の実施の形態の効果)
この第1の実施の形態によれば、エピタキシャル層18の基板表面から深い位置にシリサイド層が形成されることを防ぐことにより、接合リーク電流の発生を抑制することができる。
〔第2の実施の形態〕
(半導体装置の構成)
図3は、本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置の断面図である。第2の実施の形態に係る半導体装置1の第1の実施の形態に係る半導体装置1と異なる点は、ゲート側壁16および素子分離領域11とエピタキシャル層18が隙間なく接して形成されているところにある。従って、第2の側壁20および埋込絶縁膜21が存在しない。なお、その他の構成や各部の材料等、第1の実施の形態と同様の点については、説明を省略する。
(半導体装置の製造)
図4(a)〜(d)は、本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。なお、図2A(a)〜(d)に示す、エッチングにより凹部17を形成するまでの工程は第1の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
まず、図2A(d)までの行程を終えた後、図4(a)に示すように、凹部17内にBドープしたSiGe等の結晶をエピタキシャル成長させ、エピタキシャル層18を形成する。この際に、雰囲気ガスや温度条件を制御することにより、第1の実施の形態に係る工程(図2B(e))よりも、エピタキシャル成長の選択性を下げる。エピタキシャル層18を形成する結晶は、素子分離領域11の高さよりも高い位置まで成長させる。
このとき、エピタキシャル成長の選択性を下げ、かつ、素子分離領域11の高さよりも高い位置まで成長させることにより、ゲート側壁16および素子分離領域11と接する位置にもエピタキシャル層18が形成される。
次に、図4(b)に示すように、素子分離領域11よりも高い位置にあるエピタキシャル層18をエッチングにより除去する。
次に、図4(c)に示すように、半導体装置1上方からスパッタリングを施し、金属膜22を形成する。ここで、金属膜22はNi、Pt、Co、Er、NiPt等が挙げられる。
次に、熱処理を施すと、金属膜22とゲート電極13ならびにエピタキシャル層18がシリサイド化反応を起こし、図4(d)に示すように、ゲート電極13ならびにエピタキシャル層18の表面近傍にそれぞれ第1のシリサイド層23、第2のシリサイド層24が形成される。
(第2の実施の形態の効果)
この第2の実施の形態によれば、エピタキシャル成長の選択性を下げ、エピタキシャル層18を素子分離領域11の高さよりも高い位置まで成長させた後に素子分離領域11の高さまでエッチングすることにより、エピタキシャル層18をゲート側壁16および素子分離領域11と隙間なく接して形成することができる。これにより、エピタキシャル層18の基板表面から深い位置にシリサイド層が形成されることを防ぎ、接合リーク電流の発生を抑制することができる。
〔第3の実施の形態〕
(半導体装置の構成)
図5は、本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置の断面図である。第3の実施の形態に係る半導体装置1は、素子分離領域11の一部が除去され、除去された部分にもエピタキシャル層18が形成されており、第2の実施の形態に係る半導体装置1よりもエピタキシャル層18の体積が大きい構造である。なお、その他の構成や各部の材料等、第2の実施の形態と同様の点については、説明を省略する。
(半導体装置の製造)
図6A(a)〜(d)、図6B(e)は、本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。なお、図2A(a)〜(d)に示す、エッチングにより凹部17を形成するまでの工程は第1の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
まず、図2A(d)までの行程を終えた後、図6A(a)に示すように、素子分離領域11の一部をエッチングにより除去し、欠除部25を形成する。欠除部25は、半導体基板10表面近傍に形成された凹部17と隣接して形成され、凹部17の縁と欠除部25の縁が連続的に繋がるように形成されるのが好ましい。
次に、図6A(b)に示すように、凹部17にBドープしたSiGe等の結晶をエピタキシャル成長させ、エピタキシャル層18を形成する。この際に、第2の実施の形態と同様に、エピタキシャル成長の選択性を下げ、素子分離領域11の高さよりも高い位置までエピタキシャル層18を形成する。
このとき、エピタキシャル成長の選択性を下げ、かつ、素子分離領域11の高さよりも高い位置まで成長させることにより、欠除部17にも隙間なくエピタキシャル層18が形成される。
次に、図6A(c)に示すように、素子分離領域11よりも高い位置にあるエピタキシャル層18をエッチングにより除去する。
次に、図6A(d)に示すように、半導体装置1上方からスパッタリングを施し、金属膜22を形成する。ここで、金属膜22はNi、Pt、Co、Er、NiPt等が挙げられる。
次に、熱処理を施すと、金属膜22とゲート電極13ならびにエピタキシャル層18がシリサイド化反応を起こし、図6B(e)に示すように、ゲート電極13ならびにエピタキシャル層18の表面近傍にそれぞれ第1のシリサイド層23、第2のシリサイド層24が形成される。
(第3の実施の形態の効果)
この第3の実施の形態によれば、第2の実施の携帯にかかる接合リーク電流の発生を抑制することができる半導体装置1において、素子分離領域11の欠除部25内にもエピタキシャル層18を形成してエピタキシャル層の体積を増やすことにより、チャネル領域15にかかる応力を増加させて、より電荷の移動度を向上させることができる。
なお、本発明は、上記各実施の形態に限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施が可能である。例えば、上記各実施の形態においては、半導体基板としてバルク基板を用いて説明したが、これに限定されず、例えばSOI(Silicon on Insulator)基板等を用いることもできる。
また、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において上記各実施の形態の構成要素を任意に組み合わせることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の断面図である。 (a)〜(d)は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の各製造工程を示す断面図である。 (e)〜(h)は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の各製造工程を示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置の断面図である。 (a)〜(d)は、本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置の各製造工程を示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置の断面図である。 (a)〜(d)は、本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置の各製造工程を示す断面図である。 (e)は、本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置の各製造工程を示す断面図である。
符号の説明
1 半導体装置
10 半導体基板
11 素子分離領域
12 ゲート絶縁膜
13 ゲート電極
14 不純物拡散層
15 チャネル領域
16 ゲート側壁
17 凹部
18 エピタキシャル層
19 ファセット
20 第2のゲート側壁
21 埋込絶縁膜
22 金属膜
23 第1のシリサイド層
24 第2のシリサイド層
25 欠除部

Claims (6)

  1. 複数のトランジスタを有する半導体基板と、
    前記複数のトランジスタを分離する素子分離領域を備え、
    前記トランジスタのソース・ドレイン領域は、エピタキシャル層を有し、
    前記エピタキシャル層表面近傍にシリサイド層が平面的に形成され、
    前記シリサイド層が前記素子分離領域に接していることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記エピタキシャル層は傾斜面を有し、
    前記素子分離領域は、前記エピタキシャル層の前記傾斜面と接することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記素子分離領域は、前記エピタキシャル層の一部を成長させる欠除部を有して、段状構造を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. 半導体基板上にゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成する工程と、
    前記半導体基板に形成される複数の素子を分離する素子分離領域を形成する工程と、
    前記ゲート電極と前記素子分離領域の間で前記半導体基板に凹部を形成する工程と、
    前記半導体基板の前記凹部に傾斜面を有するエピタキシャル層を形成する工程と、
    前記素子分離領域と前記エピタキシャル層の前記傾斜面との隙間に埋込膜を埋め込んで前記素子分離領域の一部とする工程と、
    前記エピタキシャル層の露出面の表面近傍にシリサイド層を形成する工程と、
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 半導体基板状にゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成する工程と、
    前記半導体基板に形成される複数の素子を分離する素子分離領域を形成する工程と、
    前記ゲート電極と前記素子分離領域の間で前記半導体基板に凹部を形成する工程と、
    前記半導体基板の前記凹部および前記凹部上に、前記素子分離領域よりも高い位置までエピタキシャル層を形成する工程と、
    前記エピタキシャル層を前記素子分離領域と同程度の高さになるようにエッチングする工程と、
    前記エピタキシャル層の露出面の表面近傍にシリサイド層を形成する工程と、
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 前記素子分離領域をエッチングして欠除部を形成する工程を含み、
    前記エピタキシャル層を形成する工程は、前記素子分離領域の前記欠除部および前記欠除部上にもエピタキシャル層を形成することを特徴とする請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
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