JP2007227642A - 防塵底板付き筐体およびその改造方法 - Google Patents

防塵底板付き筐体およびその改造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】底抜ケーブル19を接続したまま防塵底板40を着脱できるようにする。
【解決手段】前面開口11aと背面開口11bの形成された本体部11と、ケーブル遊挿穴21aの形成された主底板と、底抜ケーブル19を前後から挟んでケーブル遊挿穴21aを塞ぐ一対の閉塞部材22,23とを備えた防塵底板付き筐体において、主底板を左底板41と右底板42とに分割し、左底板41には底抜ケーブル19を遊挿しうる左半穴41aを形成し、右底板42には底抜ケーブル19を遊挿しうる右半穴42aを形成し、左底板41と右底板42を左右に並設すると左半穴41aと右半穴42aとが合わさってケーブル遊挿穴21aになるようにする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、防塵底板付き筐体およびその改造方法に関し、詳しくは、底板を貫くケーブル(底抜ケーブル)を防塵のため閉塞部材で挟んでいる防塵底板付き筐体に関する。底抜ケーブルを追加するのに好適な防塵底板付き筐体の改造方法にも関する。
鉄道信号保安装置は、各種の電子回路や電気回路などからなり、多数の回路基板やユニットに纏められ、幾つかの筐体に内蔵されている(例えば特許文献1参照)。
そのような筐体には、大抵、回路基板やユニットが多段に格納される他、電源回路なども格納され、信号ケーブルや電源ケーブルが内から外に引き出されている。
鉄道信号保安装置の場合、電源回路や現場機器インターフェイスは筐体の中で底寄りに配置され、論理回路や室内機器インターフェイスは筐体の中で高位に配置されている。そして、室内配線の信号ケーブルは筐体の背面や上面を貫いて引き出されるのに対し、ノイズの重畳しやすい電源ケーブルや線路等の現場へ延びるケーブルは、信号ケーブルへのノイズ誘導を避けるため、筐体の底面を貫いて引き出されている。底板を貫く謂わば底抜ケーブルの周りが空いていると、そこから筐体の中へ不所望な塵埃が入り込むので、これを防止するために、防塵底板付き筐体では、底抜ケーブルの周りが塞がれている。
図3は、そのような従来の防塵底板付き筐体10の構造を示し、(a)が正面図、(b)が右側面図、(c)が背面図、(d)が内底部分の斜視図、(e)が防塵底板20の斜視図である。この防塵底板付き筐体10には、最少の構成要素として、前面または背面のうち少なくとも底寄り部分が解放可能に形成された本体部11と、その内底に装着された防塵底板20とが具わっている。防塵底板20は、一枚の主底板21と一対の閉塞部材22,23(第1閉塞部材)とを組み上げたものである。主底板21にはケーブル遊挿穴21a(第1ケーブル遊挿穴)が形成されており、主底板21は本体部11の内底に装着される。一対の閉塞部材22,23は、一本の又は複数本の底抜ケーブル19(第1ケーブル)を前後から挟めるように分割された二枚の板状体であり、主底板21の上に前後並設状態で装着されてケーブル遊挿穴21aを塞ぐようになっている。
詳述すると、本体部11は例えば適宜な強度のアングル材を各辺に配したフレームに側板や天板を着脱可能に又は固定的に取り付けたものであり、前面開口11aと背面開口11bの他に底面にも開口が形成されている。前面開口11aは前板12の着脱により、背面開口11bは背板13の着脱により、底面開口は防塵底板20の着脱により、閉塞状態と解放状態とのうち何れか一方の状態を採りうるようになっている。それらの着脱は、図示の例では小ネジを用いた締結によって行われるようになっているが、掛け止めなど他の取り付け手法で行われることもある。前板12や背板13は図示のように一枚もののこともあれば図示は割愛したが何枚かに分割されていることもある。
本体部11の両側面の内側には支持枠14,15が立設されており、これに電子回路部16が取り付けられている。
電子回路部16は上下に並べて本体部11に格納されるので、格納効率を上げるためには、本体部11の中で内底の近くにまで電子回路部16が配置されることとなる。電子回路部16から装置外へ引き出される大部分の信号ケーブル18は、図示のように背面から抜け出たり図示は割愛したが上面から抜け出たりするが、その際、防塵のためケーブル周囲を閉塞する必要があれば、背板13に装着された防塵板17を貫く態様で信号ケーブル18が引き出される。また、本体部11の底面から抜け出る底抜ケーブル19は、防塵のためケーブル周囲を閉塞する必要があるので、防塵底板20を貫く態様で引き出される。具体的には、主底板21が本体部11の内底に装着され、そのケーブル遊挿穴21aに底抜ケーブル19が通され、それから一対の閉塞部材22,23が主底板21の上に前後並設状態で装着されて、ケーブル遊挿穴21aが塞がれる。
そのため、主底板21は、本体部11の底面開口を覆えるだけの面積を持った広い板からなり、ケーブル遊挿穴21aは幾本かの底抜ケーブル19を楽に引き出したり移動させられるよう左右に長く形成されている。
また、一対の閉塞部材22,23は、合わせるとケーブル遊挿穴21aより広くなる長い板からなり、合わせ目のところに切欠23aが形成されている。切欠23aは、底抜ケーブル19がピッタリ嵌り込む形状になっており、閉塞部材22,23に分散して形成しても良いが、本体部11の前面開口11aと背面開口11bのうちケーブル遊挿穴21aに近い背面開口11b寄りに設置される切欠23aに集中して形成した方が作業しやすい。
特開2005−212532号公報
このような従来の防塵底板付き筐体では、前板12や背板13を本体部11に装着するときや防塵板17を背板13に装着するとき、特別な仕様等による制約があれば別として、そのような制約がなければ、外側の面上に重ねて装着することが多く、その方が配線変更等にも容易に対処できる。
これに対し、防塵底板20を本体部11の内底に装着するときは、背面開口11bや前面開口11aから本体部11の内部へ手を差し入れて、内側の面上に重ねて装着することとなる。そのため、本体部11の中が空いていないと作業がし辛いので、先に主底板21を装着しておき、それから電子回路部16を最下のものまで格納するとともにケーブル遊挿穴21aに底抜ケーブル19を通し、その後で一対の閉塞部材22,23を装着するという作業手順を強いられる。防塵底板20を取り外すときは逆順が強いられる。
何れにしても、そのような手順を採ることができれば防塵底板20の着脱は不都合なく行われる。
しかしながら、そのような一定の手順が何時でも採れる訳ではない。例えば、電子回路部16の初期調整時や機能増強目的の改造時などには、底抜ケーブル19の取換や追加が頻繁に行われることがあり、そのようなときには底抜ケーブル19の配線状態が確定するまで防塵底板20を外しておくことがある。
このような場合、従来では底抜ケーブル19を電子回路部16から外すとともに下位の電子回路部16を本体部11から外して本体部11の底部空間を空けてから防塵底板20を装着し、その後に再度、電子回路部16の装着や底抜ケーブル19の接続を遣り直していた。
また、現場機器の増設に伴って底抜ケーブルが追加され、これを通すために防塵底板を改造することが必要になって、防塵底板を本体部から取り外すときにも、同様の面倒な作業を行わなければならなかった。
そこで、底抜ケーブルの接続状態を変えないでも防塵底板の着脱が行えるようにすることが望まれるが、コストアップや複雑化を招来しないよう防塵底板の構造に工夫を凝らすことが技術課題となる。
本発明の防塵底板付き筐体は(解決手段1)、このような課題を解決するために創案されたものであり、前面または背面のうち少なくとも底寄り部分が解放可能に形成されている本体部と、第1ケーブル遊挿穴が形成されており前記本体部の内底に装着される主底板と、第1ケーブルを前後から挟めるように分割された一対のものからなり前記主底板の上に前後並設状態で装着されて前記第1ケーブル遊挿穴を塞ぐ第1閉塞部材とを備えた防塵底板付き筐体において、 前記主底板が、前記第1ケーブルを遊挿しうる第1左半穴の形成された左底板と、前記第1ケーブルを遊挿しうる第1右半穴の形成された右底板とを、左右に並設したものであり、 前記第1ケーブル遊挿穴が前記第1左半穴と前記第1右半穴とを合わせてなるものである、ことを特徴とする。
また、本発明の防塵底板付き筐体の改造方法は(解決手段2)、前面および背面の双方について少なくとも底寄り部分が解放可能に形成されており、内底に主底板をなす左底板と右底板とが左右並設状態で装着されて第1ケーブル遊挿穴を形成しており、第1閉塞部材が前後並設状態で前記主底板に装着されて第1ケーブルを挟みつつ前記第1ケーブル遊挿穴を塞いでいる防塵底板付き筐体に対して、その底面を貫く第2ケーブルを追加するための改造方法であって、前記第1閉塞部材を取り外してから前記第1ケーブルを前記第1ケーブル遊挿穴の中で片寄せして前記主底板を取り外し、左右並設状態で第2ケーブル遊挿穴になる半穴を前記左底板と前記右底板とに追加工し、それらを前記内底に再装着するとき前記第1ケーブルを前記第1ケーブル遊挿穴の中で片寄せするとともに前記第2ケーブルを前記第2ケーブル遊挿穴の中で片寄せして装着を行う、というものである。
さらに、本発明の防塵底板付き筐体は(解決手段3)、前面および背面の双方について少なくとも底寄り部分が解放可能に形成されている本体部と、第1ケーブル遊挿穴が形成されており前記本体部の内底に装着される主底板と、第1ケーブルを前後から挟めるように分割された一対のものからなり前記主底板の上に前後並設状態で装着されて前記第1ケーブル遊挿穴を塞ぐ第1閉塞部材とを備えた防塵底板付き筐体において、前記主底板が、前記第1ケーブルを遊挿しうる第1左半穴と第2ケーブルを遊挿しうる第2左半穴とが右辺の前後に形成された左底板と、前記第1ケーブルを遊挿しうる第1右半穴と前記第2ケーブルを遊挿しうる第2右半穴とが左辺の前後に形成された右底板とを、左右に並設したものであり、前記第1ケーブル遊挿穴が前記第1左半穴と前記第1右半穴とを合わせたものであり、前記第2左半穴と前記第2右半穴とが合わさって第2ケーブル遊挿穴が形成されており、前記第2ケーブルを前後から挟めるように分割された一対のものからなり前記主底板の上に前後並設状態で装着されて前記第2ケーブル遊挿穴を塞ぐ第2閉塞部材が設けられていることを特徴とする。
このような本発明の防塵底板付き筐体にあっては(解決手段1)、閉塞部材が二分割されていたところに主底板も二分割されて解放面から出し入れしやすくなっている。二分割なので、構造が大して複雑になる訳でなく、加工費等のコストアップもほとんどない。
しかも、主底板より小さくてよい閉塞部材が前後に分かれるようになっていたところ、主底板は左右に分かれるように分割され、ケーブル遊挿穴も左半穴と右半穴とに分割されて何れもケーブルを遊挿しうるようになっている。そのため、ケーブルを左半穴に片寄せすれば右底板とケーブルとの干渉が解消され、ケーブルを右半穴に片寄せすれば左底板とケーブルとの干渉が解消されるので、ケーブルの中間部分に遊挿箇所を左右に片寄せできる程度の遊びがありさえすれば、ケーブル端部の接続状態は維持したままであっても、主底板を半分ずつ着脱することができる。その作業は、主底板の左右分割にて左底板や右底板の長手方向となった前後方向への出し入れで行えるので、狭くても可能である。
したがって、この発明によれば、底抜ケーブルを接続したままでも防塵底板を着脱しうる簡素で安価な防塵底板付き筐体を実現することができる。
また、本発明の防塵底板付き筐体の改造方法(解決手段2)及び防塵底板付き筐体(解決手段3)にあっては、底抜ケーブルを接続したままでも防塵底板を着脱できるようになったことを利用して、既存の第1底抜ケーブルは接続状態を変えないまま、既存の第1ケーブル遊挿穴に加えて新たな第2ケーブル遊挿穴を主底板に加工形成し、この第2ケーブル遊挿穴と追加の一対の第2閉塞部材を利用して、第2ケーブルも防塵底板を貫く態様で筐体から引き出すことができる。
このように本発明はケーブル及びケーブル遊挿穴の追加や複数化にも有用である。
このような本発明の防塵底板付き筐体およびその改造方法について、これを実施するための具体的な形態を、以下の実施例1〜2により説明する。
図1に示した実施例1は、上述した解決手段1(出願当初の請求項1)を具現化したものであり、図2に示した実施例2は、上述した解決手段2〜3(出願当初の請求項2〜3)を具現化したものである。
なお、それらの図示に際し従来と同様の構成要素には同一の符号を付して示したので、重複する再度の説明は割愛し、以下、従来との相違点を中心に説明する。
本発明の防塵底板付き筐体の実施例1について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図1は、(a)が防塵底板付き筐体30の内底部分の斜視図、(b)が防塵底板40の斜視図である。
この防塵底板付き筐体30が既述した従来例の防塵底板付き筐体10と相違するのは防塵底板20が改造されて防塵底板40になった点であり、防塵底板40が防塵底板20と相違するのは主底板21が二分割されて左底板41と右底板42とになった点である。
その分割はケーブル遊挿穴21a(第1ケーブル遊挿穴)をも二分しながら左右にほぼ等しく切り分ける如き態様で行われ、左底板41は、底抜ケーブル19(第1ケーブル)を遊挿しうる左半穴41a(第1左半穴)の形成されたものとなり、右底板42は、底抜ケーブル19を遊挿しうる右半穴42a(第1右半穴)の形成されたものとなっている。
左底板41と右底板42とを左右に並べて本体部11の内底に装着すると、本体部11の底面開口の大部分が覆われる。また、左半穴41aと右半穴42aとが連なり、これらを合わせたところに一つのケーブル遊挿穴41a+42a(第1ケーブル遊挿穴)が形作られるようになっている。
なお、同様の形状であれば、左底板41と右底板42は個別に製造して組み合わせても良く、締結用ネジ穴などは適宜増やしたり位置変更しても良い。また、本発明の実施に必須ではないが、補強や分割箇所密封などのため、この防塵底板40では、左底板41のうち右底板42と隣り合う部分に、右底板42と重なる連結部41bが付設されている。
一対の閉塞部材22,23(第1閉塞部材)は従来と同じで良い。
このような防塵底板40は、左底板41も右底板42も閉塞部材22も閉塞部材23も、板状の簡素な構造なので、例えば厚さ1mm程度の板金から、シャーリングマシンで切断したり、プレスマシンで曲げたり、ポンチングマシンで穴あけする等のことで、安価に製造される。
また、底抜ケーブル19には、単芯であれ多芯であれ、配線作業のため或る程度の可撓性をもった電気ケーブルや信号ケーブルが採用されるので、ケーブル遊挿穴の中で片寄せするのに不都合はない。
この実施例1の防塵底板付き筐体30について、その使用態様等を、図面を引用して説明する。図1(c)〜(f)は、防塵底板40の取付手順を示し、何れも防塵底板付き筐体30の内底部分の斜視図である。図では、見やすいように支持枠15や電子回路部16などが省かれているが、電子回路部16は最下のものまで本体部11に格納されたままであり、底抜ケーブル19は端部が電子回路部16等に接続されたままである。
底面を貫いている底抜ケーブル19を接続したまま外さないで防塵底板40を本体部11の内底に装着するには、先ず(図1(c)参照)、底抜ケーブル19を本体部11の底面開口の中で左右いずれか例えば右側に片寄せして、空いた左側に背面開口11b又は前面開口11aから左底板41を差し込んで、その左底板41をネジ止め等にて本体部11の内底の上面に取り付ける。次に(図1(d)参照)、底抜ケーブル19を左底板41の左半穴41aの中に片寄せして、本体部11の内底の右半分を空け、そこに背面開口11b又は前面開口11aから右底板42を差し込んで、その右底板42をネジ止め等にて本体部11の内底の上面に取り付ける。その際、左半穴41aと右半穴42aを繋げて一つのケーブル遊挿穴41a+42aにしながら、左底板41と右底板42とをピッタリ付けておく。
それから(図1(e)参照)、底抜ケーブル19を右半穴42aへも分散させ、閉塞部材22を左底板41及び右底板42の上面に取り付けて、ケーブル遊挿穴41a+42aの一部を塞ぐ。そのとき、閉塞部材22は閉塞部材23より形状が単純で取り付けやすいので、本体部11の内底の中央寄り例えば前面開口11a側に装着しておく。最後に(図1(f)参照)、切欠23aに一本ずつ底抜ケーブル19を嵌め込みながら閉塞部材23を左底板41及び右底板42の上面に取り付けて、ケーブル遊挿穴41a+42aの残りを塞ぐ。そのとき、閉塞部材23を作業しやすい背面開口11b側に装着して閉塞部材22にピッタリ付け、閉塞部材22と閉塞部材23とが前後並設状態で底抜ケーブル19を挟むようにしておく。
このように、左右分割の主底板すなわち一対の左底板41及び右底板42と、前後分割の一対の閉塞部材22,23とを用いることにより、底抜ケーブル19を片寄せしながら作業すれば、底抜ケーブル19を接続したまま、防塵底板40を本体部11の内底に装着することができる。
なお、繰り返しとなる詳細な説明は割愛するが、上述したのと逆順に作業することで、底抜ケーブル19を接続したまま、防塵底板40を本体部11の内底から取り外すことができる。
本発明の防塵底板付き筐体およびその改造方法の実施例2について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図2は、(a)が防塵底板付き筐体30の内底部分の斜視図、(b)が防塵底板50の斜視図、(f)が防塵底板付き筐体60の内底部分の斜視図である。
上述した既存の底抜ケーブル19(第1ケーブル)に加えて、新たな別の底抜ケーブル61(第2ケーブル)が追加され、この底抜ケーブル61も底面開口から引き込まれて端部が電子回路部16等に接続されるものとする。しかも、動作テスト等の間は、接続変更等が想定されるので、防塵底板は外され、接続状態の確定後に防塵底板が戻されるが、底抜ケーブル61は、底抜ケーブル19と同じく防塵底板を貫く態様で筐体から引き出されるにもかかわらず、底抜ケーブル19用の既存ケーブル遊挿穴(第1ケーブル遊挿穴)とは別の新ケーブル遊挿穴(第2ケーブル遊挿穴)から引き出されるものとする(図2(f)参照)。
この場合、先ず、防塵底板付き筐体30から(図2(a)参照)、上述のようにして底抜ケーブル19を接続したまま、防塵底板40を取り外す。具体的には、一対の閉塞部材22,23(第1閉塞部材)を取り外してから既存の底抜ケーブル19(第1ケーブル)を既存のケーブル遊挿穴41a+42a(第1ケーブル遊挿穴)の中で片寄せして主底板すなわち左底板41及び右底板42を取り外す。
そして、大きく空いた底面開口を通して底抜ケーブル61(第2ケーブル)を引き込み、さらに接続して動作テスト等を行う。
それと並行して、防塵底板40を防塵底板50に改造するため(図2(b)参照)、左右並設状態で新ケーブル遊挿穴になる半穴を左底板41と右底板42とに追加工する。
具体的には、既存の左半穴41a(第1左半穴)と同様の形で同様に底抜ケーブル61を遊挿しうる追加左半穴51a(第2左半穴)を左底板41の右辺部に追加形成して左底板41を左底板51にする。また、既存の右半穴42a(第1右半穴)と同様の形で同様に底抜ケーブル61を遊挿しうる追加右半穴52a(第2右半穴)を右底板42の左辺部に追加形成して右底板42を右底板52にする。その際、左底板51において左半穴41aと追加左半穴51aとが前後に位置し、右底板52において右半穴42aと追加右半穴52aとが前後に位置し、左底板51と右底板52とを左右に並べて左半穴41aと右半穴42aとから既存ケーブル遊挿穴41a+42aができるようにすると追加左半穴51aと追加右半穴52aとが連合して新ケーブル遊挿穴51a+52a(第2ケーブル遊挿穴)ができるように追加左半穴51a及び追加右半穴52aの形成位置を定める。
このような左底板51と右底板52と既存の一対の閉塞部材22,23(第1閉塞部材)とに、新たなもう一対の閉塞部材53,54(第2閉塞部材)を追加して防塵底板50ができあがる。閉塞部材53は閉塞部材22と同一又は同様のものであり、閉塞部材54は閉塞部材23と同一又は同様のものであり切欠23aも形成されている。閉塞部材22,23が底抜ケーブル19を前後からから挟めるように分割された一対のものからなり主底板51+52の上に前後並設状態で装着されて既存ケーブル遊挿穴41a+42aを塞ぐものであるのに対し、閉塞部材53,54は底抜ケーブル61を前後から挟めるように分割された一対のものからなり主底板51+52の上に前後並設状態で装着されて新ケーブル遊挿穴51a+52aを塞ぐものである。
この実施例2の防塵底板50の使用態様等を、図面を引用して説明する。図2(c)〜(f)は、防塵底板50の取付手順を示し、何れも防塵底板付き筐体30,60の内底部分の斜視図である。
底抜ケーブル61の接続状態が確定したら、底抜ケーブル19も底抜ケーブル61も接続したまま外さないで防塵底板50を本体部11の内底に装着する。そのためには、先ず(図2(c)参照)、底抜ケーブル19,61を本体部11の底面開口の中で例えば右側に片寄せして、空いた左側に背面開口11b又は前面開口11aから左底板51を差し込んで、その左底板51をネジ止め等にて本体部11の内底の上面に取り付ける。次に(図2(d)参照)、底抜ケーブル19を左底板51の左半穴41aの中に片寄せするとともに、底抜ケーブル61を左底板51の追加左半穴51aに片寄せして、本体部11の内底の右半分を空け、そこに背面開口11b又は前面開口11aから右底板52を差し込んで、その右底板52をネジ止め等にて本体部11の内底の上面に取り付ける。その際、左半穴41aと右半穴42aを繋げて既存ケーブル遊挿穴41a+42aにするとともに、追加左半穴51aと追加右半穴52aとを繋げて新ケーブル遊挿穴51a+52aにしながら、左底板51と右底板52とをピッタリ付けておく。
それから(図2(e)参照)、底抜ケーブル19を右半穴42aへも分散させ、閉塞部材22を左底板51及び右底板52の上面に取り付けて、既存ケーブル遊挿穴41a+42aの一部を塞ぐ。また、底抜ケーブル61を追加右半穴52aへも分散させ、閉塞部材53を左底板51及び右底板52の上面に取り付けて、新ケーブル遊挿穴51a+52aの一部を塞ぐ。ここでも閉塞部材22,53は何れも本体部11の内底の中央寄りに装着しておく。最後に(図2(f)参照)、切欠23aに一本ずつ底抜ケーブル19を嵌め込みながら閉塞部材23を左底板51及び右底板52の上面に取り付けて既存ケーブル遊挿穴41a+42aの残りを塞ぐとともに、切欠23aに一本ずつ底抜ケーブル61を嵌め込みながら閉塞部材54を左底板51及び右底板52の上面に取り付けて新ケーブル遊挿穴51a+52aの残りを塞ぐ。そのとき、閉塞部材23,54を作業しやすい背面開口11b側や前面開口11a側に装着して閉塞部材22,53にピッタリ付け、閉塞部材22と閉塞部材23とが前後並設状態で底抜ケーブル19を挟み、閉塞部材53と閉塞部材54とが前後並設状態で底抜ケーブル61を挟むようにしておく。
このように、左右分割の主底板すなわち一対の左底板51及び右底板52と、前後分割の一対の閉塞部材22,23及びもう一対の閉塞部材53,54とを用いることにより、底抜ケーブル19,61を片寄せしながら作業すれば、底抜ケーブル19も底抜ケーブル61も接続したまま、防塵底板50を本体部11の内底に装着することができる。
なお、繰り返しとなる詳細な説明は割愛するが、この場合も、上述したのと逆順に作業することで、底抜ケーブル19,61を接続したまま、防塵底板50を本体部11の内底から取り外すことができる。
また、本体部11に防塵底板50を装着して出来上がる防塵底板付き筐体60は、防塵底板50の主底板が、底抜ケーブル19,61をそれぞれ遊挿しうる左半穴41a,51aが右辺の前後に形成された左底板51と、底抜ケーブル19,61をそれぞれ遊挿しうる右半穴42a,52aが左辺の前後に形成された右底板52とを、左右に並設したものであり、既存ケーブル遊挿穴41a+42aが左半穴41aと右半穴42aとを合わせたものであり、追加左半穴51aと追加右半穴52aとが合わさって新ケーブル遊挿穴51a+52aが形成されており、底抜ケーブル19を前後から挟めるように分割された一対の閉塞部材22,23が上記主底板の上に前後並設状態で装着されて既存ケーブル遊挿穴41a+42aを閉塞しており、底抜ケーブル61を前後から挟めるように分割されたもう一対の閉塞部材53,54が上記主底板の上に前後並設状態で装着されて新ケーブル遊挿穴51a+52aを閉塞している、というものになっている。
[その他]
上記各実施例では、一対の閉塞部材22,23のうち底抜ケーブル19を挟むところが切欠23aになっていたが、底抜ケーブル19を挟む部分には軟質ゴム等を装着しても良い。また、閉塞部材22,23,53,54の一部または全部を硬質ゴムやプラスチック等で作っても良い。
上記実施例2では、防塵底板40に追加工を施して防塵底板50を製造したが、防塵底板50は、防塵底板40を経ないで、板金等から直ちに製造しても良い。
本発明の防塵底板付き筐体およびその改造方法は、鉄道信号保安装置の筐体に限らず、底面を貫ぬくケーブルの周りを防塵のため閉塞する必要のある筐体であれば、適用を検討すべきであり、多くの場合に有用である。
本発明の実施例1について、(a)及び(b)が防塵底板付き筐体の構造を示し、(a)は内底部分の斜視図、(b)は防塵底板の斜視図である。また、(c)〜(f)は、防塵底板の取付手順を示し、何れも内底部分の斜視図である。 本発明の実施例2について、(a)及び(b)が防塵底板付き筐体の構造を示し、(a)は内底部分の斜視図、(b)は防塵底板の斜視図である。また、(c)〜(f)は、防塵底板の取付手順を示し、何れも内底部分の斜視図である。 従来の防塵底板付き筐体について、(a)が正面図、(b)が右側面図、(c)が背面図、(d)が内底部分の斜視図、(e)が防塵底板の斜視図である。
符号の説明
10…防塵底板付き筐体、11…本体部、
11a…前面開口、11b…背面開口、12…前板、
13…背板、14…支持枠、15…支持枠、16…電子回路部、
17…防塵板、18…信号ケーブル、19…底抜ケーブル(第1ケーブル)、
20…防塵底板、
21…主底板、21a…ケーブル遊挿穴、22…閉塞部材(第1閉塞部材)、
23…閉塞部材(第1閉塞部材)、23a…切欠、
30…防塵底板付き筐体、
40…防塵底板、41…左底板、41a…左半穴(第1左半穴)、
41b…連結部、42…右底板、42a…右半穴(第1右半穴)、
50…防塵底板、
51…左底板、51a…追加左半穴(第2左半穴)、
52…右底板、52a…追加右半穴(第2右半穴)、
53…閉塞部材(第2閉塞部材)、54…閉塞部材(第2閉塞部材)、
60…防塵底板付き筐体、61…底抜ケーブル(第2ケーブル)

Claims (3)

  1. 前面または背面のうち少なくとも底寄り部分が解放可能に形成されている本体部と、ケーブル遊挿穴が形成されており前記本体部の内底に装着される主底板と、ケーブルを前後から挟めるように分割された一対のものからなり前記主底板の上に前後並設状態で装着されて前記ケーブル遊挿穴を塞ぐ閉塞部材とを備えた防塵底板付き筐体において、前記主底板が、前記ケーブルを遊挿しうる左半穴の形成された左底板と、前記ケーブルを遊挿しうる右半穴の形成された右底板とを、左右に並設したものであり、前記ケーブル遊挿穴が前記左半穴と前記右半穴とを合わせたものであることを特徴とする防塵底板付き筐体。
  2. 前面および背面の双方について少なくとも底寄り部分が解放可能に形成されており、内底に主底板をなす左底板と右底板とが左右並設状態で装着されて第1ケーブル遊挿穴を形成しており、閉塞部材が前後並設状態で前記主底板に装着されて第1ケーブルを挟みつつ前記第1ケーブル遊挿穴を塞いでいる防塵底板付き筐体に対して、その底面を貫く第2ケーブルを追加するための改造方法であって、前記閉塞部材を取り外してから前記第1ケーブルを前記第1ケーブル遊挿穴の中で片寄せして前記主底板を取り外し、左右並設状態で第2ケーブル遊挿穴になる半穴を前記左底板と前記右底板とに追加工し、それらを前記内底に再装着するとき前記第1ケーブルを前記第1ケーブル遊挿穴の中で片寄せするとともに前記第2ケーブルを前記第2ケーブル遊挿穴の中で片寄せして装着を行う防塵底板付き筐体の改造方法。
  3. 前面および背面の双方について少なくとも底寄り部分が解放可能に形成されている本体部と、第1ケーブル遊挿穴が形成されており前記本体部の内底に装着される主底板と、第1ケーブルを前後から挟めるように分割された一対のものからなり前記主底板の上に前後並設状態で装着されて前記第1ケーブル遊挿穴を塞ぐ第1閉塞部材とを備えた防塵底板付き筐体において、前記主底板が、前記第1ケーブルを遊挿しうる第1左半穴と第2ケーブルを遊挿しうる第2左半穴とが右辺の前後に形成された左底板と、前記第1ケーブルを遊挿しうる第1右半穴と前記第2ケーブルを遊挿しうる第2右半穴とが左辺の前後に形成された右底板とを、左右に並設したものであり、前記第1ケーブル遊挿穴が前記第1左半穴と前記第1右半穴とを合わせたものであり、前記第2左半穴と前記第2右半穴とが合わさって第2ケーブル遊挿穴が形成されており、前記第2ケーブルを前後から挟めるように分割された一対のものからなり前記主底板の上に前後並設状態で装着されて前記第2ケーブル遊挿穴を塞ぐ第2閉塞部材が設けられていることを特徴とする防塵底板付き筐体。
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