JP2008016657A - 電子機器の構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】ラックに実装された電子機器の動作中に、ファンが故障したことによりファンを交換しなければならない事態になっても、ファンの交換が簡単に行えるようにした電子機器の構造を提供する。
【解決手段】電子機器の背面ではなく、正面にファンユニット4をネジ止めする構造とすることにより、ラックが部屋の壁面に対して背を向けて設置されていてもラックを手前に引っ張りださずにファンユニット4を交換できるようにすると共に、ラックの背面に張り巡らしているケーブルの本数が多くても、ファンユニット4の交換の際、ケーブルがファンユニット4の着脱の邪魔とはならないようにする。
【選択図】図1
【解決手段】電子機器の背面ではなく、正面にファンユニット4をネジ止めする構造とすることにより、ラックが部屋の壁面に対して背を向けて設置されていてもラックを手前に引っ張りださずにファンユニット4を交換できるようにすると共に、ラックの背面に張り巡らしているケーブルの本数が多くても、ファンユニット4の交換の際、ケーブルがファンユニット4の着脱の邪魔とはならないようにする。
【選択図】図1
Description
本発明は、ラックに実装される電子機器におけるファンユニットもしくはファンの着脱構造に関するものである。
従来、ラックに実装する電子機器は、操作部(例えば、スイッチ)と表示部とを有する操作パネルを正面に、コネクタ、ファンを背面に設けた構造となっていた。この構造により、各電子機器をラックに実装した後、各電子機器の背面に設けたコネクタ同士を、ケーブルを介して接続することにより各電子機器間の配線作業を行い、配線作業後、電源を立ち上げて電子機器を動作させるときには、正面の操作パネルに具備された操作部を操作するようにしていた。なお、ラックに実装する電子機器(ユニット)については、特許文献1(特開2004−103636号公報)に記載されている。
特開2004−103636号公報
前述の従来技術では、ファンの故障等でファンを交換しなければならない場合、例えば、部屋の壁面を背にしてラックが設置されたとき、ラックを前方に引っ張り出してからでないと、ファンの交換が行えないという欠点がある。更に、ラックを前方に引っ張り出しても、各電子機器同士を接続するケーブルの本数が多いとき、ケーブルが邪魔でファンの交換を行いづらいという欠点もある。
そこで本発明では、前述の欠点を除去することにより、電子機器がラックに実装された状態でもファンの着脱が簡単に行えるようにすることを目的とする。
本発明は、前述の目的を達成するために、上面もしくは底面に凸部を有し、該凸部をラックに設けられた凹部に沿って摺動させて前記ラックに実装される電子機器の構造において、正面に装着可能なファンユニットまたはファンを具備し、該ファンユニットまたはファンの着脱を、前記ラックに実装された状態でも行うようにしたものである。
本発明によれば、電子機器の正面に装着可能なファンユニットまたはファンを具備することにより、例えば、電子機器動作中にファンが故障しても、故障したファンまたはファンユニットを取り外して新しいファンまたはファンを取り付けることが簡単に行える。即ち、ラックが部屋の壁面に対して背を向けて設置していた場合、または各電子機器同士を接続するケーブルの本数が多い場合でも、簡単にファンユニットまたはファンの交換を行うことができる。
以下、本発明の一実施例の電子機器である携帯端末用無線基地局送信増幅器(MCPA:Multi Carrier Power Amplifier、以下、MCPAと称する)の構造について説明する。まず、MCPAの外観について、図1〜8を用いて説明する。図1はファンユニットのMCPAへの取付方法を示す斜視図、図2はMCPAの正面図、図3はMCPAの左側面図、図4はMCPAの上面図、図5はMCPAの底面図、図6はMCPAの背面図である。図7はラックへのMCPAの収納方法を示す斜視図である。1は操作パネル、2はライトシャーシ、3はレフトシャーシ、4はファンユニット、5は上ガイド、6は下ガイドである。操作パネル1にはファンユニット4がネジ止めされていることにより、ファンユニット4の着脱を簡単に行うことができる。その結果、MCPAが動作中にファンユニット4内のファンが故障したとしても、簡単に別のファンユニット4に交換することができる。また、操作パネル1には、ファンユニット4が装着される以外に、電源スイッチ7、LED表示部8、コネクタ9、10を有する。MCPAの背面には、コネクタ11と、ライトシャーシ2及びレフトシャーシ3に設けられた複数の風穴を有する。コネクタ11は、電源供給及び信号入出力用のコネクタである。MCPAの上面及び底面にはそれぞれ凸形状の上ガイド5、下ガイド6を有すると共に、MCPAが収納されるラックには凸形状の上ガイド5及び下ガイド6を摺動させるための凹形状のガイド(図示せず)を有している。その結果、図7の通り、凹形状のガイドに沿って上ガイド5、下ガイド6を摺動させることにより、MCPAをラックに収納する。各MCPAをラックに収納した後、各MCPAの背面に設けたコネクタ同士をケーブルで接続する配線作業を行い、配線作業終了後、各MCPAの電源を立ち上げることで動作させるが、各MCPAの動作中にいずれかのMCPAのファンが故障したとしても、ファンユニット4が各MCPA正面の操作パネル1にネジ止めする構造であることにより、簡単にファンユニット4を交換することができる。
次に、MCPAの各シャーシ(操作パネル1、ライトシャーシ2、レフトシャーシ3)の取付構造について、説明する。図2の通り、操作パネル1にはLカナグ12、13がネジ止めされている。そして、図4、図5の通り、ライトシャーシ2、レフトシャーシ3にはLカナグ12、13がネジ止めされている。更に、ライトシャーシ2は、図4の通り、上ガイド5でネジ止めされると共に、図5の通り、下ガイド6でネジ止めされている。なお、上ガイド5、下ガイド6は、ライトシャーシ2だけでなく、筐体内のブラケット(ブラケットについては、後述する)も共締めしている。
次に、MCPAの実装構造について、図8を用いて説明する。図8は、MCPAの内部構造を示す斜視図である。図9には、ライトシャーシ2、レフトシャーシ3が省略されているが、ブラケット14がライトシャーシ2と共に上ガイド5に共締めされている。また、図示していないが、下ガイド6にもブラケット14がライトシャーシ2と共に共締めされている。ブラケット14には放熱フィン15が取り付けられており、放熱フィン15の取付面と反対面には、電子部品が実装された基板、ケーブルが取り付けられている。
以上の通り、本実施例の電子機器であるMCPAは、ファンユニット4が正面の操作パネル1に取り付けられていることにより、即ち、背面にはファンユニット4が取り付けられていないことにより、MCPAを実装したラックが部屋の壁面に対して背を向けて設置されていたとしても、わざわざMCPAを引っ張り出さずに、ファンユニット4の交換を行うことができる。更に、ラックの背面に張り巡らせているケーブルの本数が多くても、ファンユニット4の交換をラックの背面ではなく正面で行うことができるため、ケーブルがファンユニット4の交換の邪魔とはならず、ファンユニット4の交換を簡単に行うことができる。
本実施例の電子機器であるMCPAは、正面の操作パネルにファンユニットが装着された場合で説明したが、これに本発明は限定されるものではない。ファンユニットではなく、ファンが正面の操作パネルに装着された場合でも同様にして、ファンの交換が容易に行えることは明らかである。
1:操作パネル 2:ライトシャーシ
3:レフトシャーシ 4:ファンユニット
5:上ガイド 6:下ガイド
7:電源スイッチ 8:LED表示部
9:コネクタ 10:コネクタ
11:コネクタ 12:Lカナグ
13:Lカナグ 14:ブラケット
15:放熱フィン
3:レフトシャーシ 4:ファンユニット
5:上ガイド 6:下ガイド
7:電源スイッチ 8:LED表示部
9:コネクタ 10:コネクタ
11:コネクタ 12:Lカナグ
13:Lカナグ 14:ブラケット
15:放熱フィン
Claims (2)
- 上面もしくは底面に凸部を有し、該凸部をラックに設けられた凹部に沿って摺動させて前記ラックに実装される電子機器の構造において、
正面に装着可能なファンユニットを具備し、該ファンユニットの着脱を、前記ラックに実装された状態でも行うようにしたことを特徴とする電子機器の構造。 - 上面もしくは底面に凸部を有し、該凸部をラックに設けられた凹部に沿って摺動させて前記ラックに実装される電子機器の構造において、
正面に装着可能なファンを具備し、該ファンの着脱を、前記ラックに実装された状態でも行うようにしたことを特徴とする電子機器の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006186692A JP2008016657A (ja) | 2006-07-06 | 2006-07-06 | 電子機器の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006186692A JP2008016657A (ja) | 2006-07-06 | 2006-07-06 | 電子機器の構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008016657A true JP2008016657A (ja) | 2008-01-24 |
Family
ID=39073392
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006186692A Pending JP2008016657A (ja) | 2006-07-06 | 2006-07-06 | 電子機器の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008016657A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104582336A (zh) * | 2013-10-22 | 2015-04-29 | 鸿富锦精密电子(天津)有限公司 | 机柜 |
JP2017224821A (ja) * | 2016-06-15 | 2017-12-21 | 廣達電腦股▲ふん▼有限公司 | サーバラック組立体及び部品搬送装置 |
JP2019046445A (ja) * | 2017-09-06 | 2019-03-22 | 廣達電腦股▲ふん▼有限公司 | モジュール化システム及びそれを適用するネットワーク装置 |
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2006
- 2006-07-06 JP JP2006186692A patent/JP2008016657A/ja active Pending
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US10372178B2 (en) | 2017-09-06 | 2019-08-06 | Quanta Computer Inc. | Flexible hot plug fan module system |
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