JP2007225674A - 電子写真用転写シート - Google Patents

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Abstract

【課題】 高画質、高画像保存性を有し、且つ高い生産効率も兼ね備えた電子写真用転写シートを提供。
【解決手段】 紙基材または熱可塑性ポリエステル系樹脂フィルムからなる芯材層(B)の少なくとも一面上に、熱可塑性フィルム層(A)を接着・積層した積層体であるシート状支持体と、少なくともその一面上にトナー受容層とを有し、前記トナー受容層とシート状支持体との間にポリビニルアルコールを主成分とする障壁層を設けたことを特徴とするものである。
【選択図】 なし

Description

本発明は、電子写真用転写シートに関するものである。更に詳しくは高画質、および高画像保存性を有する電子写真用転写シートに関するものである。
従来、ヒートロール定着式電子写真プリンターには、普通紙タイプであるPPC用紙及びポリエステルフィルムを表面処理したOHPシートが使用されている。しかしPPC用紙は耐水性、耐薬品性や強度が要求されない用途での使用に限定されており、またOHPシートは耐水性や耐薬品性はあるが、透明なためOHP用途に使用が限定されている。一方、オフセット印刷、スクリーン印刷等の印刷方式で、耐水性、耐薬品性や強度が要求される用途には、従来からポリプロピレンを主体とした合成紙が使用され、高湿度、薬品暴露、屋外等の環境下へ持参したり、貼付したりして使用される書類、図面、写真、地図、マニュアル、ラベル、タグ等の用途に利用されている。ところが前記合成紙をヒートロール定着式電子写真プリンターで印画を行うと通紙不良や断紙が発生する虞があるため、特定の芯材層の両面に熱可塑性樹脂フィルムを接着・積層した積層体が提案(特許文献1)されている。
また印画画像の高画質化目的で樹脂層からなるトナー受容層を設けることも提案(特許文献2)されている。さらにトナー受容層とシート状支持体の間に厚さが2〜50μmのポリビニルアルコール層を設けるものも提案(特許文献3)されている。しかしながら、ポリビニルアルコール層を2μm以上設けるとトナー受容層のZ軸方向の柔軟性が低下し、高画質化効果を阻害するため好ましくない。
トナー受容層の形成方法としては、塗料を調製し塗工する方法が、使用できる樹脂の種類が多く、また形成層の厚さや表面性が制御しやすいため好ましく用いられている。塗料の調製方法としては、樹脂をトルエン等の有機溶剤に溶解して有機溶剤含有塗料として調製する方法、樹脂を水中に分散して水性塗料として調製する方法等があるが、有機溶剤含有塗料を塗工する方法が優れた表面性と高い光沢を有する塗工面が得られるため好ましい。
有機溶剤含有塗料を用いる場合、乾燥が十分でないと記録シート中に残留する溶剤量が多くなり、シート同士のブロッキングや、塗工面の保存安定性が低下することはもとより、臭気や人体に対する影響等環境問題の面でも好ましくない。残留溶剤量を少なくする方法としては、乾燥工程で十分な熱量を与えることである。具体的には乾燥温度、乾燥風速を上げる、または乾燥時間を長く取ることであるが、前者は塗工面の粗れやシート状支持体にブリスターを起こす虞があり、また後者は製造効率が低下するため好ましくなく、溶剤性受容層塗料塗工において、高表面性を保持しながら効率よく残留溶剤を低減できる電子写真用転写シートおよびはその製造方法は得られていないのが現状である。
特開2002−258509号公報 特開平8−194394号公報 特開平10−272837号公報
本発明の目的は 高画質、高画像保存性を有し、且つ高い生産効率も兼ね備えた電子写真用転写シートを提供することにある。
本発明に係る電子写真用転写シートは、紙基材または熱可塑性ポリエステル系樹脂フィルムからなる芯材層(B)の少なくとも一面上に、熱可塑性フィルム層(A)を接着・積層した積層体であるシート状支持体と、少なくともその一面上にトナー受容層とを有する電子写真用転写シートにおいて、前記トナー受容層とシート状支持体との間にポリビニルアルコールを主成分とする障壁層を、乾燥後の塗布量が0.1g/m以上、2.0g/m未満であることを特徴とするものである。
また、前記熱可塑性フィルムが、ポリオレフィン系樹脂および無機顔料を主成分とした延伸フィルムからなる合成紙であることが好ましい。トナー受容層は、前記障壁層上にトナー受容層用有機溶剤含有塗料により塗工されて形成されたものであることが好ましい。さらに、シート状支持体と前記障壁層との間に、ガラス転移温度が−100〜50℃であるバインダーを少なくとも1種含有した中間層を、少なくとも1層有することが好ましく、前記ポリビニルアルコールは珪素変性ポリビニルアルコールが好ましい。
本発明は、高画質、高画像保存性を有する電子写真用転写シートが高い生産効率で得られるものであり、実用上極めて有用なものである。
以下に本発明について、詳しく説明する。
本発明における熱可塑性フィルム層(A)で使用する材料としては、例えば高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン等のエチレン系樹脂、プロピレン系樹脂、ポリメチル−1−ペンテン、エチレン−環状オレフィン共重合体等のポリオレフィン系樹脂、ナイロン−6、ナイロン−6,6、等のポリアミド系樹脂、ポリエチレンテレフタレートやその共重合体、ポリブチレンテレフタレートやその共重合体、脂肪族ポリエステル等の熱可塑性ポリエステル系樹脂、ポリカーボネート、アタクティックポリスチレン、シンジオタクティックポリスチレン等が挙げることができる。なかでもポリオレフィン系樹脂を用いることが好ましい。
前記熱可塑性フィルムには、必要に応じて無機微細粉末、有機フィラー、安定剤、光安定剤、分散剤、滑剤等を添加することができる。無機微細粉末を添加する場合には、粒径0.01〜5μmのものが好ましく使用される。具体的には、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、焼成クレー、シリカ、タルク、酸化チタン、硫酸バリウム、アルミナ等を使用することができる。有機フィラーを添加する場合は、主成分である熱可塑性フィルムとは異なる種類の樹脂を選択することが好ましい。例えば熱可塑性フィルムがポリオレフィン系樹脂の場合には、有機フィラーとしてポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ナイロン−6、ナイロン−6,6、環状オレフィン、ポリスチレン、ポリメタクリレート等の重合体であって、ポリオレフィン系樹脂の融点より高い融点ないしはガラス転移温度を持つ重合体を使用することができる。無機微細粉末及び/または有機フィラーを添加する場合は、好ましくは3〜50質量%の範囲内で添加する。
安定剤を添加する場合は、通常0.001〜1質量%の範囲内で添加する。具体的には立体障害フェノール系、リン系、アミン系の安定剤を使用することができる。光安定剤を添加する場合は通常0.001〜1質量%の範囲内で添加する。具体的には立体障害アミン系、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系の光安定剤等を使用することができる。分散剤や滑剤は、例えば無機微細粉末を分散させる目的で使用する。添加量は通常0.01〜4質量%の範囲内とする。具体的にはシランカップリング剤、オレイン酸やステアリン酸等の高級脂肪酸金属石鹸、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸及びこれらの塩等を使用することができる。
熱可塑性フィルムの成形方法は特に限定されるものではなく、公知の方法のなかから適宜選択して成形することができる。例えばスクリュ−型押出機に接続された単層または多層のTダイやIダイを使用して溶融樹脂をシート状に押し出すキャスト成形、カレンダー成形、圧延成形、インフレーション成形方法等を用いて成形することができる。
熱可塑性フィルムは一軸または二軸延伸したものが好ましい。延伸は通常用いられる種々の方法のいずれかによって行うことができる。延伸の温度は、非結晶性樹脂の場合は使用する熱可塑性フィルム用樹脂のガラス転移温度以上、結晶性樹脂の場合には非結晶部分のガラス転移温度以上から結晶部の融点以下の熱可塑性フィルム用樹脂に好適な温度範囲で行うことができる。具体的には熱可塑性フィルム用樹脂の融点より2〜50℃低い温度が好ましい。延伸方法としてはロール群の周速差を利用した縦延伸、テンターオーブンを利用した横延伸、テンターオーブンとリニアモーターの組み合わせによる同時2軸延伸等を用いることができる。
延伸倍率は用いる熱可塑性フィルム用樹脂の特性等を考慮して適宜決定する。例えば熱可塑性フィルム用樹脂としてプロピレン単独重合体またはその共重合体を使用するときには、一方向に延伸するときには2〜10倍が好ましく、二軸延伸の場合は、面積倍率で10〜50倍であることが好ましい。
無機微細粉末や有機フィラーを含有する熱可塑性フィルム用樹脂を延伸すれば、内部に微細な空孔を有する多孔性樹脂延伸フィルムを得ることができる。また延伸した熱可塑性フィルム層は単層からなるものであっても良いし、多層構造を有するものであっても良い。
熱可塑性フィルム層(A)の厚みは通常15μm以上であり、好ましくは25μm以上である。熱可塑性フィルム層の厚みが15μm未満では、得られる電子写真用転写シートの厚みが薄く、機械的強度が不十分となり、熱によるカールを十分に防止できないことがある。熱可塑性フィルム層の厚みの上限値は特にないが、厚みが200μmを超えると、得られた電子写真用転写シートの厚みが過大となり、プリンターの用紙供給部に供給される枚数が減少する不都合が生じ、また経済的にも不利となる。従って、一般に、熱可塑性フィルム層の厚みは好ましくは200μm以下、より好ましくは150μm以下である。
本発明で用いられる芯材層(B)には、セルロースパルプを主成分とする上質紙、コート紙、アート紙、キャスト塗被紙等の紙基材が好ましく用いられる。またポリエチレンテレフタレートやその共重合体、ポリブチレンテレフタレートやその共重合体、脂肪族ポリエステル等の熱可塑性ポリエステル系樹脂フィルムは耐熱性があり、表面が平滑で凹凸が小さいために、印画後の画質が良好であるので、好ましく用いられる。
本発明に用いられる芯材層(B)の厚みは特に限定されないが、一般には50〜200μmの厚さである。厚さが50μm未満であると、得られる電子写真用転写シートの機械的強度が不十分となる場合があり、且つ変形に対する反発力が不十分となり、印刷または印字の際に生じる電子写真用転写シートのカールを十分に防止できないことがある。また厚さが200μmを超えると、得られた電子写真用転写シートの厚みが過大となり、プリンターの用紙供給部に供給される枚数が減少する不都合や、芯材層の凹凸による画質の低下や転写シートの風合いが劣ることがある。
本発明において、熱可塑性フィルム層(A)は芯材層(B)の片面もしくは両面に接着することが出来る。芯材層の片面にのみ熱可塑性フィルムを接着する場合には、芯材層の接着面と反対面に合成樹脂層、顔料と接着剤などからなる塗布層を設けてカール防止処理をすることが好ましい。塗布層には、さらに、印刷適性、給排紙適性、ブロッキング防止性を付与することが可能であり、また、耐水性、耐油性、防滑性、感熱記録、熱転写記録やインクジェット記録などの各種記録適性などを付与することも勿論可能である。
熱可塑性フィルム層(A)を芯材層(B)の両面に接着する場合、積層される熱可塑性フィルムは表裏とも同じフィルムであっても良いし、表裏フィルムの種類が異なっても良いが、芯材層の一方の面にポリプロピレン系樹脂フィルムを積層する場合には、他方の面にもポリプロピレン系樹脂フィルムを積層すると、白紙カール及び印画後カールの点で好ましい。
芯材層(B)の少なくとも片面に、熱可塑性フィルム層(A)を接着・積層する方法としては、特に限定されるものではないが、ウェットラミネート法、エキストルージョンラミネート法、ドライラミネート法、ワックスラミネート法等の公知の技術が用いられる。なお一般的にはドライラミネート法が広く用いられており、このとき使用される接着剤としては、ポリエーテル系、ポリエステル系などの高分子接着成分に、ポリイソシアネート系、エポキシ系等の硬化剤を配合したものが用いられることが多い。接着剤の塗工量は、1〜30g/mの範囲が望ましい。芯材層(B)の両面に熱可塑性フィルム層(A)を接着・積層する場合、カールバランスを保つために、表面側フィルム層、裏面側フィルム層の接着剤の塗工量を同一にするのが好ましい。高画質化のためにエキストルージョンラミネート法も好ましく用いられる。
本発明では、紙基材表面に、熱可塑性フィルム層として白色顔料含有ポリオレフィン樹脂組成物をエキストルージョンラミネートして表面樹脂被覆層、さらに紙基材裏面に、熱可塑性フィルム層としてポリオレフィン樹脂組成物をエキストルージョンラミネートして裏面樹脂被覆層を設けた、いわゆるレジンコーテッド紙がシート状支持体として好適に使用することができる。
本発明では、ポリビニルアルコールを主成分とする障壁層上にトナー受容層を形成させることで製造時、効率よく残留溶剤を低減でき、且つ高い表面性が達成されるものである。障壁層で用いられるポリビニルアルコールの種類としては、完全ケン化ポリビニルアルコール、部分ケン化ポリビニルアルコール、またはそれらをベースとしたカルボキシ変性ポリビニルアルコール、アセトアセチル変性ポリビニルアルコール、ケイ素変性ポリビニルアルコール、ジアセトン変性ポリビニルアルコール等の変性ポリビニルアルコール、更にはこれらのポリビニルアルコールとその他のポリマーとの共重合体で水溶性のもの等があげられる。非変性ポリビニルアルコールの重合度としては、200〜1000程度のものが、残留溶剤低減効果が高く好ましい。より好ましいものは300〜500のものである。
変性ポリビニルアルコールでは、ケイ素変性ポリビニルアルコールが溶剤バリヤー性の効果や印画画像の環境安定性が良好なため好ましい。ケイ素変性ポリビニルアルコールとしては、重合度が200〜3000程度のポリビニルアルコールの側鎖、または末端にオルガノシロキサンが0.1〜10モル%程度導入されたものが使用され、例えばクラレ社製R−1130、R−2130、R−2105等が挙げられる。
障壁層中のポリビルアルコールの使用量としては、障壁層に対して30質量%以上、好ましくは50質量%以上であり、さらに好ましくは80質量%以上である。
障壁層中には、その効果を損なわない範囲において、その他のバインダーや顔料、助剤等を併用することも可能である。併用されるバインダーとしては、例えばデンプン類、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ゼラチン、カゼイン、アラビアガム、ジイソブチレン・無水マレイン酸共重合体塩、スチレン・無水マレイン酸共重合体塩、エチレン・アクリル酸共重合体塩、スチレン・アクリル酸共重合体塩、尿素樹脂、メラミン樹脂、アミド樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂系ラテックス、ポリウレタン系ラテックス等が挙げられる。
障壁層の固形分塗工量は好ましくは、0.1g/m以上2.0g/m未満であり、より好ましくは0.3〜1.5g/mである。障壁層の塗工量が0.1g/m未満では、満足な残留溶剤低減効果が得られず、また2.0g/m以上であると、環境変化における転写シートのカール挙動が大きくなり、トナー受容層表面にひび割れが生じる虞があるため好ましくない。
本発明のトナー受容層としては、公知のトナー受容層用材料が適用できる。トナー受容層を形成する材料としては、電子写真感光体または中間転写体から移行するトナーの転写性が良好、かつトナー受容性の良い樹脂が使用される。このようなトナー受容層用樹脂としては、ポリエステル樹脂、ポリスチレン樹脂、スチレン−アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、塩化ビニル系樹脂、塩化ビニリデン系樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、セルロースアセテートブチレート等のセルロース誘導体樹脂、アクリル樹脂、アイオノマー樹脂等を用いることができる。なかでも、ポリエステル樹脂およびスチレン−アクリル樹脂はトナー転写性が優れるため好ましく用いられる。また必要に応じて、前記トナー受容層中に着色染料、蛍光染料、可塑剤、顔料、離型剤、導電剤、紫外線吸収剤等の1種以上を添加してもよい。これらの添加剤はトナー受容層の形成成分と混合して塗工してもよく、トナー受容層とは別の被覆層としてトナー受容層の上及び/又は下に塗工してもよい。
トナー受容層用塗料は、水性塗料若しくは有機溶剤含有塗料として調製される。有機溶剤含有塗料として調製される場合、溶剤としては特に限定するものではなく、例えばトルエン、キシレン、アセトン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、酢酸ブチル等が挙げられる。これら溶剤は、単独でも使用されるが、塗工面の状態を調整するために2種以上を併用することもできる。
トナー受容層の固形分塗工量は、好ましくは2.5〜30g/m程度であり、より好ましくは3〜25g/mである。トナー受容層の塗工量が2.5g/m未満ではトナー受容層がシート状支持体表面を完全に覆うことができず、画質の低下や、定着時の加熱により定着ロールとトナー受容層が接着してしまう融着トラブルが発生することがある。一方、塗工量が30g/mを超えると、効果が飽和し、不経済であるばかりで無く、トナー受容層の塗膜強度の不足や、トナー受容層の厚みが増大するため環境変化によるひび割れが発生し易くなり、画像品位の低下を招くため好ましくない。
本発明においては、環境変化における画像表面性の低下防止やトナー受容層の白紙光沢向上のため、シート状支持体と障壁層との間に、中間層を設けることが可能である。中間層としては熱可塑性ポリマー含有層、顔料含有層が挙げられる。
前記熱可塑性ポリマー含有層としては、エチレン−アクリル樹脂、ポリウレタン樹脂、エチレン−ポリウレタン樹脂、酢酸ビニル樹脂、エチレン−酢酸ビニル樹脂等やその水性分散体等が1種または、2種以上を併用して用いられる。これらの中でも、ガラス転移温度が−100〜50℃のものは、環境変化における画像の表面性低下防止効果が高いため好ましく用いられる。
前記顔料含有層として、例えば、顔料と接着剤とを主成分とする。前記顔料としては、例えば、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、カオリン、焼成カオリン、構造性カオリン、デラミカオリン、タルク、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、二酸化チタン、酸化亜鉛、アルミナ、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、シリカ、アルミノ珪酸マグネシウム、微粒子状珪酸カルシウム、微粒子状炭酸マグネシウム、微粒子状軽質炭酸カルシウム、ホワイトカーボン、ベントナイト、ゼオライト、セリサイト、スメクタイト等の鉱物材料からなる顔料や、ポリスチレン樹脂、スチレン−アクリル共重合樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、並びにこれらの密実型、微小中空粒子型や貫通孔型の有機材料からなる顔料等が挙げられる。本発明では前記顔料の中から1種類あるいは2種類以上を適宜組合せて用いることができる。
顔料含有層に使用される接着剤の具体例としては、スチレン、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸エステル、(メタ)アクリルアミド、メチルビニルエーテル等のビニル系重合体や共重合体類、スチレン−ブタジエン系、メチルメタクリレート−ブタジエン樹脂系等の合成ゴムラテックス、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、オレフィン−無水マレイン酸樹脂、メラミン樹脂等の高分子化合物が挙げられる。ここで、各化合物における「(メタ)アクリル」なる表現はメタクリルおよびアクリルの双方を意味する。前記高分子化合物の中から、電子写真用転写シートに要求される品質に応じて、前記接着剤として1種又は2種以上を組合せて適宜選択して使用することができる。
前記接着剤の配合割合は、前記顔料に対して5〜50質量%の範囲であることが好ましく、5〜20質量%の範囲であることがより好ましい。前記配合割合が5質量%未満の場合、顔料含有層上にトナー受容層を塗工する際に、前記シート状支持体の表面が前記トナー受容層用塗工液に含まれる溶剤によって侵される場合があり、良好な白紙光沢度を得ることが困難になることがある。一方、前記顔料の配合割合が50質量%を超えた場合、顔料含有層を塗工する際に、泡が発生して前記塗工層の表面にザラツキが発生する場合があり、良好な白紙光沢度を得ることが困難になることがある。
顔料含有層用塗料には、前記顔料及び前記接着剤の他に、各種助剤を必要に応じて添加することも可能である。かかる各種助剤としては、例えば界面活性剤、pH調整剤、粘度調整剤、柔軟剤、光沢付与剤、分散剤、流動変性剤、導電防止剤、安定化剤、帯電防止剤、架橋剤、サイズ剤、蛍光増白剤、着色剤、紫外線吸収剤、消泡剤、耐水化剤、可塑剤、滑剤、防腐剤、香料等が挙げられる。
中間層の塗工量は、本発明の転写シートの使用目的に応じて適宜に選択される。一般的には、シート状支持体表面の凹凸を完全に覆う程度の量が望ましいため、前記塗工量は乾燥質量で、1〜30g/mであり、2〜20g/mであることが好ましい。
中間層は、シート状支持体の片面或いは両面に形成される。前記中間層は、1層以上の多層構造とすることも可能である。なお前記シート状支持体の両面に塗工層を形成する場合、シート状支持体の表面と裏面で塗工される塗布液の組成と塗工量とは、同一でも、異なっていてもよい。
また、前記シート状支持体表面に形成される中間層が多層構造である場合、各層毎に塗工される塗布液の組成と塗工量とは同一でも、異なっていてもよい。さらに前記塗布液の組成または前記塗工量は所望の品質に応じて適宜調整される。
前記中間層を設けたシート状支持体は、通常の乾燥工程や表面処理工程等において平滑化処理することも可能である。
前記中間層を設けたシート状支持体に平滑化処理を施す際には、通常のスーパーカレンダ、グロスカレンダ、ソフトカレンダ等の平滑化処理装置を用いて行われる。前記平滑化処理はオンマシンやオフマシンで適宜施されてもよく、加圧装置の形態、加圧ニップの数、加温等も通常の平滑化処理装置に応じて適宜調節される。なお、シート状支持体表面に予め顔料と接着剤とからなる塗工層が設けられた市販の用紙を用いることも出来る。
本発明において、任意的な中間層を構成する材料として、各種の無機、有機の顔料、ワックス類、金属石鹸等が含有させることが可能であり、さらに必要に応じ紫外線吸収剤、蛍光染料、撥油剤、消泡剤、粘度調節剤等の各種添加剤が、所望の効果を損なわない範囲で使用可能である。
前記中間層、障壁層、トナー受容層等の塗工層を塗工方式で形成する方法としては、エアーナイフコーター、バリバーブレードコーター、ピュアブレードコーター、ロッドブレードコーター、ショートドウェルコーター、カーテンコーター、ダイコーター、グラビアコーター、ロールコーター、スプレーコーター、ディップコーター、バーコーター、コンマコーター、オフセットロールコーター、リバースロールコーター、リップコーター、スライドビードコーター、チャンプレックスコーター、ブラシコーター、ツーロールあるいはメータリングブレード式のサイズプレスコーター、ビルブレードコーター、ショートドウェルコーター、ゲートロールコーター等を適宜用いることができる。乾燥が必要な場合は、従来の方法で行うことができる。また放射線による硬化が必要な場合には、紫外線照射装置、電子線照射装置等の放射線照射装置を適宜使用し、硬化することができる。
本発明の電子写真用転写シートは、帯電を防止する目的、カールを矯正する目的、印画時のプリンター内での重送を防止する目的等で、電子写真用転写シートの裏面に、裏面層を設けることができる。もちろん裏面層形成時にスーパーカレンダ処理を施すことも可能である。
裏面層を設けることにより、電子写真用転写シートをプリンターまたは複写機に供給し、プリンターまたは複写機内を走行させ、プリンターまたは複写機から送り出す操作をスムースに行うことが出来る。裏面層には、必要に応じて滑剤、離型剤、帯電防止剤、有機及び/又は無機顔料等の1種或いは2種以上が含まれていることが好ましい。裏面層の固形分塗工量は0.3〜10g/mの範囲が好ましく、更に好ましくは1〜5g/mである。
本発明の電子写真用転写シートにおける含有水分率は、開封時に3.0〜6.5%の範囲になることにより、印画物が低湿環境や高湿環境で保管されても光沢度低下が発生しにくいため好ましく、4.0〜6.0%であることがより好ましく、4.5〜5.5%の範囲となるように調整されることが特に好ましい。
さらに、本発明の電子写真用転写シートは、シート状支持体の裏面側に粘着層、剥離層、剥離シート基材を順次積層した構成にしてもよい。この構成において、粘着層と剥離層の間で剥離可能であり、いわゆるシールタイプまたは、ラベルタイプの電子写真用転写シートとすることも出来る。
また、シート状支持体裏面側に磁性、難燃、耐熱、耐水、耐油、防滑等の加工を施すことにより、各種の用途適性を付加することも可能である。
以下に実施例を挙げて本発明を詳細に説明するが、勿論本発明はこれに限定されるものではない。なお実施例中の「部」及び「%」はすべて「質量部」及び「質量%」を示す。
実施例1
(障壁層用塗料の調製)
珪素変性ポリビニルアルコール(商品名:R−1130、クラレ社製)を固形分濃度が3質量%となるように溶解して障壁層用塗料を得た。
(障壁層の形成)
前記障壁層用塗料を合成紙(商品名:ユポFPG80、ユポ・コーポレーション社製)の片面に、バーコーターで乾燥後の塗布量が0.5g/mとなるように塗布、乾燥し障壁層を得た。
(トナー受容層用塗料の調製)
ポリエステル樹脂(商品名:バイロン200、東洋紡社製)100部、パラフィンワックス(HNP−51、日本精蝋社性)の3%シクロヘキサン溶液16部をトルエン200部に溶解し、混合撹拌してトナー受容層用塗料を得た。
(トナー受容層の形成)
前記トナー受容層用塗料を前記障壁層上に、バーコーターで乾燥後の塗布量が15g/mとなるように塗布後、オーブン条件110℃、1分間で乾燥し、トナー受容シートを得た。
(電子写真用転写シートの形成)
厚さ100μmのアート紙(王子製紙社製、商標 金藤104.7g/m)の片面に、前記トナー受容層を塗工したトナー受容シートをドライラミネート法により積層貼合し、反対面には合成紙(商品名:ユポFPG80、ユポ・コーポレーション社製)をドライラミネート法により積層貼合して、電子写真用転写シートを作成した。
実施例2
実施例1の障壁層用塗料の調製において、珪素変性ポリビニルアルコールの代わりに非変性の完全ケン化ポリビニルアルコール(商品名:PVA105、クラレ社製)を用いた以外は実施例1と同様にして電子写真用転写シートを作成した。
実施例3
実施例1の障壁層用塗料の調製において、珪素変性ポリビニルアルコールの代わりに非変性の部分ケン化ポリビニルアルコール(商品名:PVA203、クラレ社製)を用いた以外は実施例1と同様にして電子写真用転写シートを作成した。
実施例4
実施例1の障壁層用塗料の調製において、珪素変性ポリビニルアルコールの代わりにカルボキシ変性ポリビニルアルコール(商品名:ゴーセナールT−330H、日本合成化学社製)を用いた以外は実施例1と同様にして電子写真用転写シートを作成した。
実施例5
実施例1の障壁層用塗料の調製において、珪素変性ポリビニルアルコールの代わりにアセトアセチル基変性ポリビニルアルコール(商品名:ゴーセファイマーZ−100、日本合成化学社製)を用いた以外は実施例1と同様にして電子写真用転写シートを作成した。
実施例6
実施例1の障壁層の形成において、障壁層の乾燥後の塗布量を0.2g/mにした以外は実施例1と同様にして電子写真用転写シートを作成した。
実施例7
(中間層の形成)
カチオン性ポリウレタン樹脂(商品名:F−8570D−C、ガラス転移温度−12℃、第一工業製薬社製)の30%水分散体を合成紙(商品名:ユポFPG80、ユポ・コーポレーション社製)の片面に、バーコーターで乾燥後の塗布量が10g/mとなるように塗布、乾燥して中間層を形成した。
(電子写真用転写シートの形成)
実施例1の障壁層の形成において、合成紙の片面の代わりに前記中間層上に障壁層を設けた以外は、実施例1と同様にして電子写真用転写シートを作成した。
実施例8
(不透明シート状支持体の作成)
180g/mの上質紙の両面にコロナ放電処理を行った後、溶融押出機を用いて、一方の面に、二酸化チタンを含有させた密度0.923g/cmの低密度ポリエチレン、もう一方の面に、密度0.967g/cmの高密度ポリエチレン70質量%と、密度0.923g/cmの低密度ポリエチレン30質量%の比率で混合したものを、それぞれ厚みが30μmとなるようにエキストルージョンラミネートを行い、シート状支持体を作成した。
(電子写真用転写シートの作成)
シート状支持体の低密度ポリエチレン層を形成した面に、実施例1で調製した障壁層、トナー受容層をそれぞれ0.5g/m、15g/mとなるように塗布し、実施例1と同様に乾燥を行って電子写真用転写シートを得た。
実施例9
実施例8において、シート状支持体の低密度ポリエチレン層を形成した面に、カチオン性ポリウレタン樹脂(商品名:F−8570D−C、ガラス転移温度−12℃、第一工業製薬社製)の30%水分散体を塗工量が10g/mとなるよう塗布・乾燥して中間層を形成し、中間層上に実施例8と同様にして障壁層、トナー受容層を形成して電子写真用転写シートを得た。
比較例1
実施例1の電子写真用転写シートの形成において障壁層を形成しなかった以外は実施例1と同様にして電子写真用転写シートを得た。
比較例2
実施例7の電子写真用転写シートの形成において障壁層を形成しなかった以外は実施例7と同様にして電子写真用転写シートを得た。
比較例3
実施例8の電子写真用転写シートの形成において障壁層を形成しなかった以外は実施例8と同様にして電子写真用転写シートを得た。
比較例4
実施例9の電子写真用転写シートの形成において障壁層を形成しなかった以外は実施例9と同様にして電子写真用転写シートを得た。
比較例5
実施例1の障壁層の形成において、珪素変性ポリビニルアルコールの代わりにアクリル樹脂エマルジョン(商品名:ポリゾールAM2250、固形分濃度:52%、昭和高分子社製)を乾燥後の塗布量が0.5g/mとなるように塗布、乾燥し障壁層を形成した以外は実施例1と同様にして電子写真用転写シートを作成した。
比較例6
実施例1の障壁層の形成において、珪素変性ポリビニルアルコールの代わりにスチレン−ブタジエン共重合体エマルジョン(商品名:T−2531H、固形分濃度:50%、日本合成ゴム社製)を乾燥後の塗布量が0.5g/mとなるように塗布、乾燥し障壁層を形成した以外は実施例1と同様にして電子写真用転写シートを作成した。
比較例7
実施例1の障壁層の形成において、障壁層の乾燥後の塗布量を2.5g/mにした以外は実施例1と同様にして電子写真用転写シートを作成した。
[評価]
前記各実施例及び比較例で得られた電子写真用転写シートについて、それぞれ下記の方法により評価を行い、得られた結果を表1に示す。
〔残留溶剤量の測定〕
各電子写真用転写シートを10×10cmの大きさに断裁して、容量2リットルの三角フラスコに入れて密封し、120℃のオーブン中に10分間放置したのち、室温になるまで自然放冷した。
次に、三角フラスコ中の空気について北側式トルエン検知管(10〜500ppm用、光明理化学工業社製)を用いて、トルエンの残留溶剤量を測定した。
〔画像品質の評価〕
リコー社製カラーレーザープリンターIPSiO CX9000およびIPSiO CX2500にて印画試験を行い、画像品質を評価した。なお画像としては、ISO/JIS−SCID JIS X 9201−1995 N3画像及び電子写真学会テストチャート No.5−1 1995画像を用い、A4サイズのシートに印画し、次の基準で評価した。
○ 表面が高光沢性であり均一で鮮明な画像
△ 若干、画像に乱れがあるが、実用レベル
× 画像に乱れが見られ、実用上問題あり
〔環境試験における表面性評価〕
画像品質の評価方法と同様にして得られた印画物を30℃、80%RHの条件に5日間放置した後に、画像の表面性について目視で評価した。
◎ 画像の表面性が未処理品と変化ない。
○ 未処理品に対して若干表面光沢性が劣るが問題ないレベル。
○− 表面の均一性がやや低下。
△ 表面の均一性が低下。
× 表面の均一性が著しく低下。
Figure 2007225674
本発明に係る電子写真用転写シートは、高画質、高画像保存性を有し、且つ高い生産効率も兼ね備えたものであり、産業上、実用的に価値の高いものである。

Claims (5)

  1. 紙基材または熱可塑性ポリエステル系樹脂フィルムからなる芯材層(B)の少なくとも一面上に、熱可塑性フィルム層(A)を接着・積層した積層体であるシート状支持体と、少なくともその一面上にトナー受容層とを有する電子写真用転写シートにおいて、前記トナー受容層とシート状支持体との間にポリビニルアルコールを主成分とする障壁層を、乾燥後の塗布量が0.1g/m以上、2.0g/m未満であることを特徴とする電子写真用転写シート。
  2. 前記熱可塑性フィルムが、ポリオレフィン系樹脂および無機顔料を主成分とした延伸フィルムからなる合成紙である請求項1記載の電子写真用転写シート。
  3. 前記トナー受容層は、前記障壁層上にトナー受容層用有機溶剤含有塗料により塗工されて形成されたものである請求項1または2項記載の電子写真用転写シート。
  4. 前記シート状支持体と前記障壁層との間に、ガラス転移温度が−100〜50℃であるバインダーを少なくとも1種含有した中間層を、少なくとも1層有する請求項1〜3項のいずれか1項記載の電子写真用転写シート。
  5. 前記ポリビニルアルコールが、珪素変性ポリビニルアルコールである請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子写真用転写シート。

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