JP2007222554A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】高濃度の抗菌成分の溶出による変色などの憂いをなくして、長期安定した濃度のもとに有効な抗菌性能を維持できる抗菌剤供給手段を備えた洗濯機を提供する。
【解決手段】内底部に撹拌体13を備えた脱水槽を兼用した洗濯槽11の下部に、内方に面する前面側に通水孔25を有する収納ケース22を設け、該ケース内には水に対する徐溶性を有する抗菌剤24を収納するとともに、収納ケース22の下部には該ケース内の水を抜く排出口30を設け、且つこの排出口30は前記撹拌体13の上面Sより低い位置に形成した構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、洗濯槽内に抗菌剤の供給手段を備えた洗濯機に関する。
従来、衣類などの洗濯物は着用時に付着した雑菌類が完全に除去しきれず、洗い上がった後に繁殖したり臭気を発生したりするおそれがあった。また、例えば水槽内に脱水兼用の洗濯槽を備えた洗濯機にあっては、洗濯槽の裏面側では雑菌や黴などが増殖し易く、これが堆積して異臭を発生するおそれがあり、延いては付着した菌のバイオフィルム(微生物が排泄するスライムで囲まれた微生物の集合体)や、黴が剥がれ落ちて衣類に付着して汚すなどの不具合が懸念されている。そこで、近年その対策の一つとして、衣類自体に抗菌防臭加工を施したものが提供されている。これは、衣類の繊維に銀イオンを含むゼオライト等の抗菌剤を混練したり、表面に銀イオンによる抗菌コートを施したものである。しかながら、この方法では使用するうちに表面から有効成分が溶出して持続性がなくなり、抗菌作用が消失する難点がある。
そこで、抗菌剤を洗濯槽内に自働的に供給する方法が考えられるが、その場合、長期使用にわたり抗菌剤を途中で何度も補充しなくてもよいように、洗濯槽への給水を利用して抗菌剤と水を接触させて投入する方法がある。従って、この場合の抗菌剤としては、極微量で抗菌効果が大きい銀イオン系の抗菌剤が好ましい。例えば、銀イオンを含むゼオライト等の溶出速度が極めて遅い抗菌剤を採用して、これを給水経路中に設置することで、給水時に水との接触により抗菌成分を溶解して洗濯槽内に供給しようとするものである。従って、抗菌剤の溶出量は給水時の水との接触時間により決定されるが、一般的に給水時間は短くて抗菌剤との接触時間が不足し、抗菌に必要な濃度まで達しないおそれがある。また、給水時間も給水圧の変動や地域差に基づき不安定な要因を持っており、濃度も不安定になるという憂いを有する。
しかるに、上記方法に代えて給水経路の途中に金属銀からなる電極を設置して、ここに直流電圧を付加して陽極側から銀イオンを溶出させ、衣類などに抗菌コートする方法が考えられている(例えば、特許文献1参照)。
この方法によれば、電圧を制御することで銀の溶出をコントロールできる利点を有するが、水道圧により給水量が変動するため、やはり銀イオン濃度が不安定となり所期の抗菌効果を得るのが難しいし、電圧調整などの機構部を必要としコストが高騰する。
或は、更に別の方法として洗濯槽内の洗濯水と接触する位置に、通水性を有する箱状のカセットケースを設けるとともに、該カセットケース内に抗菌剤としてタブレット状に固形化したトリクロサン固体を収納し、洗濯時の水流の揺動に基づき抗菌剤を溶出する方法が考えられている(例えば、特許文献2参照)。
この方法によれば、水との接触も安定した形態に確保され、溶け難いトリクロサン固体を採用することで、長期安定した濃度のもとに有効な除菌性能が得られ、且つ面倒な抗菌剤の補充作業を軽減できるとともに、複雑な機構部も要しないなどの効果が期待できる。
特開2004−321316号公報 特開2002−239288号公報
しかしながら、上記特許文献2記載の方法によれば多くの諸欠点を解消できるが、洗濯終了後、カセットケース内の残水や少なくとも抗菌剤の固体表面に付着した水分が残留し、この不使用の時間中に高濃度の抗菌剤成分が生成されて蓄積した状態が生じる。そして、次の洗濯時にこの高濃度の抗菌剤が洗濯槽の内方に溶出することになり、洗濯槽内の衣類などの洗濯物に高濃度の抗菌剤が付着するおそれがある。付着した場合には、衣類の一部が黒褐色に変色するおそれがある。
本発明は、上記問題点を解決するために、高濃度の抗菌成分による変色などの憂いをなくして、長期安定した濃度のもとに有効な抗菌成分を簡易な手段にて供給できる洗濯機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の洗濯機は、脱水槽を兼用した洗濯槽を備え、該洗濯槽内の底部に設けた撹拌体を駆動して洗濯するようにしたものにおいて、前記洗濯槽の下部に、内方に面する前面側に通水孔を有する収納ケースを設け、該ケース内には水に対する徐溶性を有する抗菌剤を収納するとともに、収納ケースの下部には該ケース内の水を抜く排出口を設け、且つこの排出口は前記撹拌体の上面より低い位置に形成したことを特徴とするものである。
上記手段によれば、収納ケース下部に排出口を設けるとともに、これを撹拌体の上面より低位置に形成したので、収納ケース内の水抜きが良好であるとともに、洗濯終了後の脱水運転時にあっては衣類に接触することなく、且つ収納ケース内に残水することなく該排出口から脱水放出できる。これにより、不使用時に抗菌剤表面に高濃度の成分が生成されるのを抑制できるため、高濃度の抗菌剤成分が衣類に付着することによる悪影響を回避できる洗濯機を提供できる。
以下、本発明の洗濯機を示す一実施例につき、図1ないし図6を参照して説明する。そのうち、図2に示す洗濯機全体の概略構成を示す縦断側面図に基づき、全体構成につき説明する。まず、図2に示す洗濯機は一般に全自動形の脱水兼用洗濯機と言われ、洗濯機の外郭を形成する筐体1は、上下面が開放した外箱2と、その上面を覆うトップカバー3と、同下面に装着された台板4とから構成され、そのトップカバー3には略中央部に衣類を出し入れする投入口を開閉する二つ折りの蓋5を備え、また前方には運転コース選択キーやスタートスイッチキー及び表示部等を備えた操作部6と、詳細な機能は後述するが運転全般を制御する制御装置7、及び後方内部に洗濯水供給用の給水弁8などを備えている。
そして、外箱2内には水槽9が弾性支持機構10により弾性支持され、該水槽9の内部には脱水槽兼用の洗濯槽11を回転可能に配設している。従って、洗濯槽11の周壁全体に通水可能な透孔11aを多数形成(一部のみ図示)しており、上端部には液体バランサ12を装着している。この洗濯槽11の内底部には、該底面の大部分を占める径大な円盤状の撹拌体13を回転可能に配設しており、これの周囲に位置させて環状のカバー部材14を底部に固着している。このカバー部材14を介して、洗濯槽11の内壁に設けられた抗菌剤供給手段15を備えており、その詳細は別途説明する。
一方、水槽9の外底面側には駆動機構16を配設しており、この駆動機構16は、アウターロータ形でダイレクトドライブ方式のモータ17を駆動源として有するほか、図示しないクラッチ機構等を有していて、洗い行程及びすすぎ行程などの洗濯運転では上記撹拌体13を正逆回転駆動し、脱水行程では洗濯槽11を一方向に高速回転駆動する。
また、水槽9の内底部には排水口18が形成され、排水弁19を介在した排水ホース20が接続されている。この排水口18と隣接する部分にはエアトラップ21を形成しており、このエアトラップ21に接続したエアチューブ21aを介して図示しない圧力式の水位センサを接続していて、水槽9内の水位、従って洗濯槽11内の水位を検知するようにしている。
しかして、ここで前記制御装置7の制御機能につき説明すると、制御装置7はマイクロコンピュータを主体とした回路構成からなり、操作部6からの操作信号や図示しない水位センサからの検知信号等を入力し、予め記憶された制御プログラムに基づき、モータ17等を有する駆動機構部16、排水弁19、及び給水弁8などを駆動制御し、洗いから脱水行程までを自動運転すべく制御する。
次いで、前記洗濯槽11下部に配設してなる抗菌剤供給手段15につき、図1、図3ないし図5を参照して詳細説明する。この抗菌剤供給手段15は、前記制御装置7が水位センサの検知結果をもとに決定する洗濯槽11内の規定水位中、最低の規定水位より低い位置に装着されており、つまり洗いやすすぎ行程では洗濯する衣類の量に関係なく常に洗濯水に浸漬される位置に設置されており、且つ撹拌体13の近傍である下部に配設されている。
そのうち、図1は抗菌剤供給手段15として機能するよう前記カバー部材14を介して洗濯槽11に装着された状態を示す拡大断面図、図3は抗菌剤供給手段15を正面側から見た斜視図、図4は同背面側のカバー部材14側から見た斜視図で、図5は同分解斜視図である。但し、図3ないし図5はいずれも洗濯槽11を除いた状態で図示している。まず、その図1から理解できるように抗菌剤供給手段15は、撹拌体13が位置する近傍下部にあって、カバー部材14を介して洗濯槽11に装着された内部空間を有する縦長容器状の収納ケース22と、本実施例では袋状でメッシュ状の通水性を有するフィルタ23と、該フィルタ23内に包まれた状態で上記収納ケース22内に収納された固体の抗菌剤24とから構成されている。尚、本実施例ではカバー部材14を介して収納ケース22を取り付ける洗濯槽11には、カバー部材14相当の大きさの凹所11bを形成していて、該カバー部材14の外周囲を取り囲む構成とするとともに、収納ケース22が内方に大きく突出しない構成としている。
以下、更に具体構成につき図5を参照して説明すると、この分解斜視図は収納ケース22と、抗菌剤24を収納したフィルタ23と、洗濯槽11に取付固定されるカバー部材14とを分解した状態を示している。しかるに、まず収納ケース22の構成につき述べると、これは裏面を開放した容器状の表ケース部22aと、該表ケース部22aの裏面を閉鎖する板状の裏ケース部22bとを縦長方向に連接した構成とするとともに、その連接部位に薄肉状のセルフヒンジ部22cを設けて、上下方向に屈曲可能に一体成形された合成樹脂製とするもので、図5ではこれら表,裏ケース部22a,22bを成形時の如く延ばした状態を示している。
上記表ケース部22aには、その内方に面する前面側に複数の通水孔25を形成して、内外を通水可能としている。また、左右の各側面には2個の逆U字状のフック受け28が形成され、後述するカバー部材14側のL字状のフック36と係合する。更に、各側面の上下位置に細溝状の係止孔29(下部のみ図示)が夫々形成され、後述する裏ケース部22bの係止爪31を係止可能とするものである。一方、この表ケース部22aの左右下端部の一部が延出されて前記裏ケース部22bと一体に連接されるとともに、この連接部位に上記セルフヒンジ部22cを形成している。また、この左右のセルフヒンジ部22c間の空間部位には、表ケース部22a下端中央から延設された締結部26が突設され、これは該締結部26が有する通し穴に締結部材であるねじ27を挿通し、前記カバー部材14側のねじ穴38に締結することで、収納ケース22を固定的に装着するためのものである。
これに対し、裏ケース部22bは、前記表ケース部22aの容器状裏面を閉鎖する大きさの板状をなし、そのセルフヒンジ部22c近傍に複数の小孔群からなる排出口30を形成するとともに、左右端部の上下位置に弾性的な前記係止爪31を夫々形成している。この左右の係止爪31は、該裏ケース部22bがセルフヒンジ部22cを介して矢印A方向に屈曲され、表ケース部22aの裏面を閉鎖する位置に折り重ねられたとき、前記係止孔29と対応する位置に設けられている。
そして、本実施例では抗菌剤24を袋状のフィルタ23内に収納しているが、該フィルタ23はポリエステル樹脂やナイロン樹脂などのほか金属製でもよいことはもとより、これは前記通水孔25より小さなメッシュ状をなし、抗菌剤24が寿命相当に消耗したり欠けて小さくなっても漏出しない程度のメッシュサイズとしている。また、このようなフィルタ23内に収納された抗菌剤24は、該フィルタ23が衝撃に対する緩衝作用をなすとともに、高濃度の抗菌剤成分がフィルタ23、及び通水孔25を経て容易に溶出するのを抑えるにも有効である。
次いで、前記カバー部材14につき述べると、全体形状として洗濯槽11の底部から下部にわたり撹拌体13の外周囲に近接して取り囲む環状をなしていて、洗濯槽11に対し環状部位14aに下方に突設した係合片14bによる係合手段(図1も参照)や或は図示しないねじ止め手段など適宜の固定手段を用いて洗濯槽11に取付固定している。そして、このカバー部材14の環状部位14aは、撹拌体13の周りにおける洗濯槽11との間に介在されて適正な隙間に調整する機能を有している。
また、このカバー部材14の一部は、図2に示すように撹拌体13の裏面側に連通した通路32が形成されていて、これに連通接続され洗濯槽11内面に沿うように上方に延びた揚水管33が設けられ、その上部開口に袋状のリントフィルタ34が設けられている。しかして、撹拌体11の裏面側には放射状の裏羽根13aが一体に形成されていて、撹拌体13の回転駆動により洗濯水を通路32から揚水管33へ圧送し、該揚水管33を上昇した洗濯水はリントフィルタ34を経て洗濯槽11内に吐出される。このように、カバー部材14には、洗濯水を循環することで水中の糸屑などのリントをリントフィルタ34にて捕獲する所謂リント捕獲手段を設けている。
次いで、上記カバー部材14を介して洗濯槽11の下部に配設された抗菌剤供給手段15につき述べると、これは上記リント捕獲手段とは対称位置に設けられている(図2参照)。具体的には、特に図5に示すように洗濯槽11側の取付部位には、前記したように内方側が凹状となす矩形の凹所11bを形成している。この凹所11bに、カバー部材14に一体に形成された取付カバー35が収容されるようにして装着されていて、その上端部に洗濯槽11への位置ずれ防止や取付固定に有用な突片35b(特に図1参照)を備えている。
この取付カバー35は、その下部が環状部位14aの一部を切欠して下方まで達した凹状となす矩形容器状をなしていて、抗菌剤24を収納した収納ケース22を、洗濯槽11に装着するための介在物としてその取付固定を容易ならしめる機能を有している。従って、取付カバー35の凹状部35aは、収納ケース22を嵌合できる大きさと形状をなしており、表ケース部22aの側面に形成した前記フック受け28と対応する位置に、前記したL字状のフック36が夫々一体に形成されていて、これらは互いに係合可能としている。尚、フック36に対応して型抜き用の開口36aが形成される。
また、取付カバー35の下端部である上記凹状部35aの底部に及ぶ下端部には、その左右端部に位置して開口部37(図5では1箇所のみ示す)を形成している。この開口部37は、詳細は後述するが収納ケース22が凹状部35aに装着したとき、前記セルフヒンジ部22c及び排出口30と対応する位置に設けられている。更に、凹状部35aの底部より下方に前記したねじ穴38が形成され、且つこのねじ穴38は前記表ケース部22aの下端部に突設した締結部26が嵌り込む凹溝内に形成されている。
斯くして、上記構成の取付カバー35を洗濯槽11の凹所11bに合わせるなどして取付固定されたカバー部材14に収納ケース22を取付固定するには、まず図5に示すように表ケース部22a側にフィルタ23に収容された抗菌剤24を収納し、セルフヒンジ部22cを介して裏ケース部22bを矢印A方向に折り曲げ、各係止爪31を表ケース部22aの各係止孔29に弾性的に係止して、中空の箱状となした収納ケース22を構成する。そして、この収納ケース22を取付カバー35の凹状部35a内に嵌め込み装着する。
この際、まず収納ケース22側の逆U字状のフック受け28を、取付カバー35側に設けられたL字状のフック36に係合させつつ嵌め込む。また、収納ケース22の下端部に突出した状態にある折曲されたセルフヒンジ部22c部分を開口部37に挿入しながら、更には締結部26をねじ穴38に対峙した状態に装着する。この状態で、ねじ27を締結部26から挿入してねじ穴38に締め付けることで、該収納ケース22が取付カバー35に取付固定される。
このように構成された抗菌剤供給手段15は、図1,3,4に示す形態にある。すなわち、図1では撹拌体13の外周囲近傍に配設された収納ケース22は、その表ケース部22aの下端部が環状部位14aの外観形状に略一致する形状としており、従って撹拌体13周りの適正な隙間を環状部位14aとともに連続して形成維持する(図3も参照)。また、特に図4及び図1に示すように取付カバー35下端部の開口部37には、これに対応した位置関係にある収納ケース22側の排出口30が臨み、且つセルフヒンジ部22cの折曲突部が挿入された構成にある。
従って、収納ケース22内の水抜きは排出口30から開口部37及び洗濯槽11の透孔11a等を経て水槽9側に流出し、排水ホース20から機外に排水可能としている。そして、この排出口30や開口部37は、図1から明らかなように撹拌体13の上面Sより下方に位置している。このことは、排水後などの撹拌体13の上面Sには洗濯する衣類などが載りかかった状態にあるが、この衣類に触れることなく上記排水が可能であることを示している。
一方、セルフヒンジ部22cの折曲突部は取付カバー35に装着する際の邪魔にならないばかりか、開口部37に挿入されねじ27による締め付け固定前の所謂仮固定として位置ずれ防止などに有効に機能する。
ここで、本実施例の抗菌剤24の構成や機能につき説明すると、これは抗菌性を有する金属元素と、リン酸系ガラス(本実施例)若しくは硼酸系ガラスとからなるものである。具体的には、本実施例では銀酸化物が約3%、酸化亜鉛が約27%、酸化コバルトが約1%、及びリン酸カルシウムが約69%から構成されている。
その各成分の機能につき説明すると、一般的に溶解性ガラスとしては、SiO及びBを主成分とする硼酸酸系ガラスと、本実施例のようにPを主成分とするリン酸系ガラスが知られている。
ところで、この抗菌剤24の洗濯水への溶解性を有するためのリン酸成分(P)は、ガラスの透明性を維持したり、また銀イオンを洗濯水中に徐溶させる効果を出したりするものである。しかるに、この濃度が10重量パーセントを下回ると、機械的強度を維持できなくなるおそれがある。また、反対に80重量パーセントを超えても、やはり機械的強度の低下を招くおそれがある。そこで、リン酸成分(P)の含有量は、抗菌剤24全体の10〜80重量パーセントが好ましく、最適には30〜70重量パーセントとするのがよい。しかも、このリン酸成分は水に溶解すると、洗濯水である水道水中のカルシウムやマグネシウムに対して、キレート構造(Ca18 2−、Mg18 2−)を取り、カルシウム分の水溶解性を高め、界面活性剤の効果を上げて洗浄性能の向上を図ることができる。
また、従来の方法では抗菌成分である銀イオンが、水道水中の陰イオン、特に塩素イオン、硫化物イオンなどと結合すると、溶解度積が小さい塩を生成して溶解度が減少し、抗菌成分である銀イオンが水中に放出されなくなり、これが衣類などにコートされても有効とするほどの抗菌成分が溶出せず、抗菌効果が低下することがあった。これに対し、本実施例では陰イオンとして、抗菌ガラスから溶出したリン酸成分があるため、上記のような難溶解性の塩を生成することなく、溶出した銀イオンを有効な抗菌効果がある状態に安定的に保つことができ、抗菌作用を持続させることができる。また、このため比較的低濃度でも有効な抗菌効果を発揮することができ、抗菌剤の低コスト化が可能である。
尚、銀酸化物は洗濯水中に銀イオンとして溶出して、抗菌または抗菌効果を発揮するものであり、これに対し前記酸化コバルトは、抗菌剤24を青色にする着色用の金属酸化物として添加されているもので、例えば0.01%程度の極めて少ない含有量でも抗菌剤24を鮮やかな青色とし、収納ケース22の外部から抗菌剤24の有無を確認し易くする点で有効である。
また、本実施例に示す抗菌剤24の一粒は、大きさが一辺7mmの角型で、厚みを5mmとしており、その重さは0,6グラムで、これを60粒を収納セットした。これは、洗濯機の耐久性である平均寿命を超える10年以上にわたり有効な抗菌効果を継続して発揮できるかどうかの観点から実験的に求めたもので、因みに10年後における抗菌剤24の重量は18グラムになると予測され、このときの水中の銀イオン濃度は初期の濃度の80%程度となるが、この濃度は十分に実用に供し得る抗菌作用として機能する。しかも、実用に際して銀イオンは衣類の木綿などの繊維上に吸着するが、これが衣類の着用や洗濯などで簡単に落ちることはなく、例えば洗剤洗いにあっても20%程度が落ちるだけで、むしろ頻繁に洗濯作業が行なわれる場合には、衣類上に銀イオンが蓄積されるように濃縮されて吸着し、より抗菌効果が増大するとともに、衛生的に保つことができる。
尚、図6は経過期間に対する銀イオン濃度の変化を示したもので、上記した実施例品による濃度変化の特徴を示しており、詳細は作用説明の項で説明する。
次に、上記構成の洗濯機において特には抗菌剤供給手段15に関連する作用を中心に説明する。洗いやすすぎ行程では、洗濯槽11内に洗濯する衣類が投入され、その量に応じた所定水位まで給水弁8から洗濯水が供給される。しかるに、収納ケース22内に収納された本実施例の抗菌剤24は、溶解性は極めて低いが水中に浸漬されることで表面に徐々に抗菌成分を溶出する。しかも、抗菌剤供給手段15は衣類の量が少なくて最低の規定水位設定にあっても、該水位以下の洗濯槽11下部に装着されているため、常に洗濯水に浸漬される状態にあり且つ規定水位に至る前に浸漬状態となる。しかるにこの抗菌成分は、本実施例ではリン酸系ガラスを含むため、抗菌剤24表面が酸性に傾き一層溶解性が促進され、高濃度の抗菌成分を含む液体が生成されるようになる。
ところが、この抗菌剤24は小さなメッシュのフィルタ23内に収容され、更には収納ケース22の内方に面して小さな通水孔25を通して連通状態にあるのみで、洗濯水の大きな揺動がない限り上記抗菌成分が洗濯槽11内に放出されることがない。従って、未だ静止状態にある衣類の繊維上に高濃度の抗菌成分が吸着されることはなく、シミや斑点などの変色を生じることはない。
しかして、給水が継続して行われ規定水位に達したことを、エアトラップ21を通して水位センサが検知すると、この検知信号を受けて、制御装置7は給水停止するとともに、モータ17等の駆動機構部16を駆動し撹拌体13を正逆回転駆動する。すなわち、衣類の洗剤洗い若しくはすすぎ洗いが開始される。
斯くして、実質的に静止状態にあった洗濯水は撹拌体13による水流により撹拌され、また衣類も回動しながら撹拌される。この洗濯水の大きな揺動は、収納ケース22内の水も通水孔25を通して影響を受け、水の出入りが促進される。この結果、抗菌剤24は静止状態の洗濯水中に浸漬されただけの状態から水の移動する中にあって、抗菌剤24から溶出された抗菌成分を含む液体は上記水の出入りに乗じて収納ケース22の通水孔25から洗濯槽11の内方側に流出し、撹拌水流などに撹拌されて多量の洗濯水にて速やかに希釈される。
このように、抗菌剤24は水中にあって撹拌体13の回転駆動に伴う洗濯水の揺動に応じて抗菌成分が収納ケース22から放出され、そして十分に撹拌されることにより衣類などの表面に有効濃度の抗菌成分を均一にコートし、抗菌機能を付与することができる。
しかも本実施例の抗菌剤24は、リン酸カルシウムが徐々に溶解していくとともに、抗菌成分である銀イオンも溶出していく構成としたため、洗濯槽11の裏側とか水槽9の内表面などで菌類が繁殖することを抑えることもできる。
特に、本実施例のリン酸カルシウムは極めてゆっくりと洗濯水に溶けていき、且つ銀イオンも長期間にわたってゆっくりと溶出していく。従って、使用者が抗菌剤24を新規なものと交換するなどの煩雑なメンテナンスを不要にできる。
因みに、図6に示す抗菌成分である銀イオン濃度の変化は、従来例1,2と対比して示すことで実施例品との抗菌効果の差が顕著であることが理解できる。まず、図中破線で示す銀イオン濃度1ppbは、一般に抗菌効果が期待できるといわれている基準レベルを示している。しかして、実施例品は前述の如く10年間にわたり必要な抗菌効果を維持できる。尚、初期の高濃度は給水時の洗濯水に浸漬されている間に高濃度の抗菌成分を含む液体が生成され、これが撹拌体13の駆動に伴う水の揺動に応じて洗濯槽11内方に放出されたことによるものである。
これに対し、従来例1は背景技術の項で開示したうちの抗菌剤(30グラム)を銀イオンを含むゼオライトから構成し、これを給水経路に備えた抗菌剤供給手段としたものである。ところが、ゼオライトのように溶出速度が遅いものでは、給水との接触時間が短くなり、初期より銀イオン濃度は基準レベルを下回り、抗菌に必要な濃度が得られない。
また、従来例2は従来例1と同じ構成の抗菌剤を採用して、これを洗濯槽の循環水路のリントフィルタ内に配置した供給手段としたものである。この従来例2によれば、使用開始直後は十分な抗菌作用が期待できるイオン濃度が溶出されているが、約6ヶ月経過後には基準レベル以下に低下する結果となった。これは、開始初期は水との接触時間も十分に確保でき溶出量も多い。ところが、銀イオンを含むゼオライト抗菌剤は、ゼオライトの骨格に銀イオンを担持して成形される。そのため、使用初期はビーズ形状の表面付近の抗菌成分が溶出して濃度は高くなるが、表面部分の銀イオンが溶出してしまうと、ゼオライト内部の銀イオンがゼオライトの壁を越えて表面にブリードして溶出することになるので、その溶出速度は遅くなり、所望の時間内に抗菌に必要な濃度に達することができなくなるからである。
しかして、上記の洗いやすすぎ行程を終えると、制御装置7は排水弁19を開放動作して洗濯水を排水し、続いて脱水行程に移行するよう運転制御する。まず、この排水により収納ケース22内の水も前面の通水孔25、及び裏面側の排出口30のほか、開口部37や型抜き用の開口36a等の係合部や組合せ部分の隙間から下方に排出され、水槽9を経て排水ホース20から機外に排出され、残水することもない。ところが、収納ケース22内に洗濯水が残水なく排出されても、前記したように抗菌剤24には水滴等の水分が付着残存しており、このまま放置しておけば溶解が進み高濃度の抗菌成分が溶出される。
しかしながら、続く脱水行程において衣類などの遠心脱水と同じく、抗菌剤24に付着している水滴等の水分も遠心作用にて放出される。すなわち、脱水槽を兼ねた洗濯槽11が高速回転駆動され、衣類等に含まれた水分を遠心脱水する。また、収納ケース22内には残水はないものの、自然排水された状態では抗菌剤24及びこれを収容しているフィルタ23のメッシュ部分には水滴等が多分に残存しており、このため抗菌剤24表面にはこれら水滴と接触する状態にあることは容易に想定できるし、或は一部の水滴は流下して収納ケース22の底部に残留する。しかるに、これら水滴も上記強力な遠心作用を受けて放出され裏面側の排出口30や開口部37を主に、型抜き用の開口36a等の係合部の隙間などから水槽9側に排出される。
この結果、抗菌剤24に付着していた殆んどの水滴は強制的に払拭され、表面に高濃度の抗菌成分を含む液体の生成を抑止できる。勿論、この遠心脱水時における主たる排出口30及び開口部37は、撹拌体13の上面Sより下部に位置しているため、前記排水行程に同じく放出された水が衣類などに付着することはない。
また、本実施例では抗菌剤24をフィルタ23内に収容した状態で収納ケース22内にセットしている。これは、複数個の抗菌剤24の取扱いを容易にするとともに、収納ケース22に収納した後は、該収納ケース22を着脱する必要が生じた場合でも抗菌剤24に直接手を触れることなく作業できる。但し、通常は使用者が抗菌剤24に触れるおそれがないように、撹拌体13を外した後でなければ該収納ケース24の取外し(ねじ27の着脱)ができないようにしている。
またフィルタ23の機能としては、収納ケース22の通水孔25より小さいメッシュサイズとしていることにより、前述の如く浸漬されただけの条件では抗菌成分の漏出を防止できる点で有効に機能する。のみならず、袋状のフィルタ23は上記脱水運転時に遠心作用を受けた抗菌剤24が収納ケース22の背面側との衝撃を柔らげ、或は振動により抗菌剤24同士の接触や自由動を抑え、磨耗、欠け、割れなどを抑止できる点でも有効に機能する。従って、抗菌成分を均一な徐溶が期待できるとともに、新規補充することなく長期使用でき、洗濯機の寿命に十分に対応できる抗菌剤供給手段15を提供できる。
上記実施例によれば、次のような効果を奏する。
収納ケース22の下部に設けた排出口30を、撹拌体13の上面Sより低位置に形成したので、収納ケース22内の水抜きが良好であるとともに、洗濯終了後の脱水運転時にあっては衣類に接触することなく、該排出口から脱水放出でき、勿論収納ケース22内に残水することを防止できる。これにより、不使用時に抗菌剤表面に残留した水滴などにより高濃度の成分が生成されるのを抑制できるため、高濃度の抗菌剤成分が一挙に放出されて衣類に付着するといった悪影響を回避できる。
しかも、本実施例では収納ケース22内外の通水可能とする通水孔25に対し、それより小さいメッシュの袋状フィルタ23にて抗菌剤24を覆ったので、静止状態の洗濯水に浸漬されただけでは抗菌成分が洗濯槽11内方に放出されず、同状態の衣類などに局部的に吸着されるおそれもない。そして、撹拌体13による撹拌駆動に基づく水の揺動により抗菌成分が通水孔25から放出可能となる。この結果、衣類などが高濃度の抗菌成分に触れて変色するなどの憂いを解消でき、且つ洗濯槽11内の揺動する多量の水にて十分に撹拌希釈され、有効な抗菌効果を発揮できる均一な抗菌コートが実現できる。
また、上記フィルタ23は、その他に抗菌剤24を緩衝的に振動や衝撃等から保護して、抗菌剤24を磨耗、欠け、割れなどを防ぐ機能をも有し、以って均等濃度の抗菌成分の溶出や長期安定使用が期待でき、抗菌剤24の交換などのメンテナンスを不要とする。しかしながら、何らかの事由で収納ケース22を着脱する必要が生じても、該収納ケース22の構成単位にて対処できるので、使用者が抗菌剤24に直接手が触れることはなく安全である。但し、通常は使用者が抗菌剤24に触れることがないように、撹拌体13を外さない限る収納ケース22を固定するねじ27を着脱できないようにしており、取扱い上の安全性は確保されている。
更には、本実施例における抗菌剤24は、銀イオンを含むリン酸カルシウムから構成され、このいずれの成分もゆっくりと溶出し、衣類など抗菌のみならず洗濯槽11の外側や水槽9の内側など菌類の繁殖を防ぎ、衛生的で臭いなどの発生も防止できるとともに、図6にて開示した如く抗菌効果が期待できる銀イオン濃度1ppb以上に長期間維持でき、洗濯機の製品寿命に十分対応できる抗菌剤供給手段15を備えた洗濯機を提供できる。
尚、本発明は上記し且つ図面に示した実施例に限定されることなく、例えば収納ケースを洗濯槽に直接取付固定することも可能であり、この場合、カバー部材と一体の取付カバーを介在する構成を不要とすることができるし、撹拌体の外周囲に設けた上記カバー部材も洗濯槽の底部形状で補えることから必ずしも必要でない。
その他、抗菌剤を収容した袋状のフィルタは無くてもよいし、収納ケースを一体に形成する必要もないなど、取付固定手段も含め実施に際して本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施できるものである。
本発明の一実施例である抗菌剤供給手段を示す拡大断面図 洗濯機全体の概略構成を示す縦断側面図 抗菌剤供給手段を正面側から見た斜視図 抗菌剤供給手段を背面側から見た斜視図 抗菌剤供給手段の分解斜視図 銀イオン濃度の経時的変化を示す図
符号の説明
図面中、9は水槽、11は洗濯槽、13は撹拌体、14はカバー部材、15は抗菌剤供給手段、22は収納ケース、23はフィルタ、24は抗菌剤、25は通水孔、30は排出口、35は取付カバー、及び37は開口部を示す。

Claims (1)

  1. 脱水槽を兼用した洗濯槽を備え、該洗濯槽内の底部に設けた撹拌体を駆動して洗濯するようにしたものにおいて、
    前記洗濯槽の下部に、内方に面する前面側に通水孔を有する収納ケースを設け、該ケース内には水に対する徐溶性を有する抗菌剤を収納するとともに、収納ケースの下部には該ケース内の水を抜く排出口を設け、且つこの排出口は前記撹拌体の上面より低い位置に形成したことを特徴とする洗濯機。
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