JP2007222414A - 除霜運転機能付き配膳車 - Google Patents
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Abstract
【課題】蒸発器の凍結状態を検知するセンサ類のメンテナンスを容易に行うことができる除霜運転機能付き配膳車を提供する。
【解決手段】冷蔵室1と、冷媒を圧縮する圧縮機2と、圧縮された冷媒を凝縮して液化する凝縮器3と、液化した冷媒を気化することによって周囲のエアを冷却する蒸発器4と、冷却されたエアを冷蔵室1に送る送風機5とを車両本体6に設けると共に、断熱材で形成された筐体7で蒸発器4及び送風機5を覆うことによって形成される除霜運転機能付き配膳車に関する。送風機5に流れる電流の変化を検知する電流センサ8を筐体7の外部に設ける。電流センサ8の検知結果に基づいて圧縮機2の運転を制御する。
【選択図】図1
【解決手段】冷蔵室1と、冷媒を圧縮する圧縮機2と、圧縮された冷媒を凝縮して液化する凝縮器3と、液化した冷媒を気化することによって周囲のエアを冷却する蒸発器4と、冷却されたエアを冷蔵室1に送る送風機5とを車両本体6に設けると共に、断熱材で形成された筐体7で蒸発器4及び送風機5を覆うことによって形成される除霜運転機能付き配膳車に関する。送風機5に流れる電流の変化を検知する電流センサ8を筐体7の外部に設ける。電流センサ8の検知結果に基づいて圧縮機2の運転を制御する。
【選択図】図1
Description
本発明は、病院、ホテル、学校等の施設で使用される除霜運転機能付き配膳車に関するものである。
例えば、病院において各病室の患者に給食する場合、主食や副食、デザート等をそれぞれ盛り付けた食器をトレーの上に並べると共にこのトレーを配膳車内に多数収容し、配膳車を走行させて各病室を回りながら、配膳車からトレーを取り出して患者に配達することが行われている。
このような配膳車として従来から各種のものが提供されており、最近では保冷機能を有する配膳車が提供されている。このように保冷機能を有する配膳車は、蒸発器を有する冷凍・冷蔵装置や空調装置等と同様に、蒸発器への水滴凍結による熱交換効率の低下が発生するため、除霜運転機能(デフロスト機能)も持たせておくのが一般的である(例えば、特許文献1−4参照。)。ここで、除霜運転を行うためには、蒸発器の凍結状態を検知する必要があり、一般的な検知手段として、蒸発器周辺の温度を検知する方法や圧力差を検知する方法が用いられている。
特開2005−40507号公報
特開2001−286347号公報
特開平05−223440号公報
特開2005−40507号公報
しかしながら、いずれの方法においても、センサ類を蒸発器と共に筐体内に収容する必要があるため、センサ類のメンテナンスを行うのが困難であるという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、蒸発器の凍結状態を検知するセンサ類のメンテナンスを容易に行うことができる除霜運転機能付き配膳車を提供することを目的とするものである。
本発明の請求項1に係る除霜運転機能付き配膳車は、冷蔵室1と、冷媒を圧縮する圧縮機2と、圧縮された冷媒を凝縮して液化する凝縮器3と、液化した冷媒を気化することによって周囲のエアを冷却する蒸発器4と、冷却されたエアを冷蔵室1に送る送風機5とを車両本体6に設けると共に、断熱材で形成された筐体7で蒸発器4及び送風機5を覆うことによって形成される除霜運転機能付き配膳車において、送風機5に流れる電流の変化を検知する電流センサ8を筐体7の外部に設け、電流センサ8の検知結果に基づいて圧縮機2の運転を制御して成ることを特徴とするものである。
請求項2に係る発明は、請求項1において、圧縮機2の運転をインバータ9で制御して成ることを特徴とするものである。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2において、蒸発器4の設置面10を斜面に形成すると共に、この斜面の最下部に排水口11を設けて成ることを特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、請求項3において、蒸発器4の設置面10を樹脂でコーティングして成ることを特徴とするものである。
本発明の請求項1に係る除霜運転機能付き配膳車によれば、蒸発器の凍結状態を検知するセンサ類のメンテナンスを容易に行うことができるものである。すなわち、送風機に流れる電流の変化を電流センサで検知することで、蒸発器の凍結状態を検知することができるものであり、このような電流センサは、蒸発器を覆う筐体内に収容する必要がなく、筐体外に設けることができるので、メンテナンスを容易に行うことができるものである。
請求項2に係る発明によれば、インバータで圧縮機の運転効率を下げることによって、除霜運転を行うことができるものであり、また、圧縮機は運転効率を下げるだけで完全には停止させないので、冷却されたエアの冷蔵室への供給を継続することができ、除霜運転中に冷蔵室の温度が上昇するのを防止することができるものである。
請求項3に係る発明によれば、蒸発器から垂れ落ちた除霜水や結露水が斜面を伝わって排水口から除去されることによって、筐体内に除霜水や結露水が滞留するのを防止することができるものである。
請求項4に係る発明によれば、蒸発器の設置面が撥水化されることによって、除霜水や結露水の滞留を一層確実に防止することができるものである。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図2は本発明の実施の形態の一例を示すものであり、本発明において除霜運転機能付き配膳車は、車両本体6の内部に冷蔵室1を設けると共に、車両本体6の上面に圧縮機2と、凝縮器3と、蒸発器4とを設けて形成されている。圧縮機2、凝縮器3、蒸発器4は配管(図示省略)によって接続し、この配管を通って冷媒が圧縮機2、凝縮器3、蒸発器4の順に循環することができるようにしてある。また、蒸発器4の近傍には送風機5が設けられ、これらのものは、発泡スチロールなどの断熱材で形成された筐体7で覆われている。また、車両本体6の下面には複数の車輪(図示省略)が設けられており、これらの車輪は、ACサーボモータ等で駆動される駆動輪と、首振り回転自在に形成される操向輪とで構成されている。また、冷蔵室1には複数段の棚(図示省略)を設け、食器を載せたトレーを各棚の上に載せることによって、複数のトレーを収容することができるようにしてある。また、車両本体6の側面には扉(図示省略)を設け、この扉を開閉してトレーの出し入れをすることができるようにしてある。
そして、冷蔵室1の冷却は次のようにして行われる。すなわち、冷媒が、圧縮機2によって圧縮されて高温のガス冷媒に変化し、配管を通って凝縮器3に送られる。次に、このガス冷媒は、凝縮器3によって凝縮されて液化し、配管を通って蒸発器4に送られる。次に、液化した冷媒は、蒸発器4によって気化するが、このとき気化熱が奪われるので、蒸発器4の周囲のエアが冷却される(熱交換)。その後、気化した冷媒は、配管を通って圧縮機2に送られ、再び圧縮されるものであり、一方、冷却されたエアは、車両本体6の上面に設けた吹出口12から送風機5によって冷蔵室1内に送られ、これによって冷蔵室1が冷却されることとなる。温度が高くなったエアは、車両本体6の上面に設けた吸込口13を通って筐体7内に入り、蒸発器4によって再び冷却されるものである。このような冷却サイクルを繰り返すことによって、冷蔵室1が冷却されることとなる。なお、図2中の矢印はエアの流れを示す。
上記のようにして冷蔵室1の冷却を続けると、やがて蒸発器4に霜が付着するようになるが、このような蒸発器4の凍結状態は、図1のように筐体7の外部に設けた電流センサ8(CT)によって、検知することができる。電流センサ8は、送風機5に電気的に接続され、送風機5に流れる電流の変化を検知するものであるが、この電流の変化は、蒸発器4の凍結状態と関連している。すなわち、蒸発器4に霜が付着すると、この霜によって、送風機5によるエアの循環が阻害されるため、送風機5にかかる負荷が大きくなり、送風機5に流れる電流値が上昇する。よって、電流センサ8が電流値の上昇を検知すれば、その検知結果は、蒸発器4に霜が付着していることを示すものであるから、直ちに除霜運転を開始するようにすればよい。具体的には、電流センサ8の検知結果は、図1のように制御ブロック(制御回路)へフィードバックされ、制御ブロックで圧縮機2の運転を制御することによって、除霜運転を行うことができる。なお、送風機5に流れる電流の変化と蒸発器4の凍結状態との関係をあらかじめ詳細に調べておけば、電流センサ8の検知結果から蒸発器4の凍結状態をより正確に知ることができる。
このように本発明は、電流センサ8の検知結果に基づいて圧縮機2の運転を制御するようにしているが、これによれば、従来のものと比べて蒸発器4の凍結状態を検知するセンサ類のメンテナンスを容易に行うことができるものである。すなわち、送風機5に流れる電流の変化を電流センサ8で検知することで、蒸発器4の凍結状態を検知することができるものであり、このような電流センサ8は、蒸発器4を覆う筐体7内に収容する必要がなく、筐体7外に設けることができるので、メンテナンスを容易に行うことができるものである。
除霜運転は、圧縮機2を停止することによって行うことができるが、圧縮機2を完全に停止させると、冷蔵室1の冷却が停止してしまうので、除霜運転中に冷蔵室1の温度が上昇するおそれがある。そこで、本発明においては、図1に示すように圧縮機2の運転をインバータ9で制御するようにしている。これによれば、インバータ9で圧縮機2の運転効率(回転速度)を下げることによって、除霜運転を行うことができるものであり、また、圧縮機2は運転効率を下げるだけで完全には停止させないので、冷却されたエアの冷蔵室1への供給を継続することができ、除霜運転中に冷蔵室1の温度が上昇するのを防止することができるものである。
図3に除霜運転に関するフローチャートを示す。このフローチャートでは、送風機5に流れる電流が0.15mA以上になれば、蒸発器4に霜が付着していると判定して、除霜運転を行うようにしているが、この電流値はあくまで一例である。また、除霜運転を行うにあたって、インバータ9で圧縮機2の運転効率を100%から30%に下げているが、これも一例であり、除霜運転時の圧縮機2の運転効率は適宜に設定することができる。
ところで、除霜運転を行うと、蒸発器4から除霜水が垂れ落ちたり、また、筐体7内の壁面から結露水が垂れ落ちたりして、除霜水や結露水が筐体7内の底部に滞留するおそれがある。そこで、これを防止するため、図示省略しているが、蒸発器4の設置面10を水平ではなく、斜面に形成すると共に、この斜面の最下部に図1のように排水口11を設けてもよい。これによれば、垂れ落ちた除霜水や結露水が斜面を伝わって排水口11から除去されることによって、筐体7内に除霜水や結露水が滞留するのを防止することができるものである。斜面の勾配は特に限定されるものではないが、約3°に設定することができる。排水口11の先には回収タンク(図示省略)を設け、除霜水や結露水を回収タンクに貯留し、必要に応じて廃棄することができるようにしてもよい。
上記のように蒸発器4の設置面10を斜面に形成していても、筐体7を形成する断熱材の種類によっては、除霜水や結露水が斜面をスムーズに伝わらないおそれがある。そこで、これを防止するため、蒸発器4の設置面10をABS樹脂などの樹脂でコーティングしてもよい。これによれば、蒸発器4の設置面10が撥水化されることによって、除霜水や結露水の滞留を一層確実に防止することができるものである。
1 冷蔵室
2 圧縮機
3 凝縮器
4 蒸発器
5 送風機
6 車両本体
7 筐体
8 電流センサ
9 インバータ
10 設置面
11 排水口
2 圧縮機
3 凝縮器
4 蒸発器
5 送風機
6 車両本体
7 筐体
8 電流センサ
9 インバータ
10 設置面
11 排水口
Claims (4)
- 冷蔵室と、冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮された冷媒を凝縮して液化する凝縮器と、液化した冷媒を気化することによって周囲のエアを冷却する蒸発器と、冷却されたエアを冷蔵室に送る送風機とを車両本体に設けると共に、断熱材で形成された筐体で蒸発器及び送風機を覆うことによって形成される除霜運転機能付き配膳車において、送風機に流れる電流の変化を検知する電流センサを筐体の外部に設け、電流センサの検知結果に基づいて圧縮機の運転を制御して成ることを特徴とする除霜運転機能付き配膳車。
- 圧縮機の運転をインバータで制御して成ることを特徴とする請求項1に記載の除霜運転機能付き配膳車。
- 蒸発器の設置面を斜面に形成すると共に、この斜面の最下部に排水口を設けて成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の除霜運転機能付き配膳車。
- 蒸発器の設置面を樹脂でコーティングして成ることを特徴とする請求項3に記載の除霜運転機能付き配膳車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006047476A JP2007222414A (ja) | 2006-02-23 | 2006-02-23 | 除霜運転機能付き配膳車 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006047476A JP2007222414A (ja) | 2006-02-23 | 2006-02-23 | 除霜運転機能付き配膳車 |
Publications (1)
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Family Applications (1)
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JP2006047476A Withdrawn JP2007222414A (ja) | 2006-02-23 | 2006-02-23 | 除霜運転機能付き配膳車 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2007222414A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104807132A (zh) * | 2014-01-23 | 2015-07-29 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种化霜控制方法及装置 |
JP2016031190A (ja) * | 2014-07-29 | 2016-03-07 | ホシザキ電機株式会社 | 冷温蔵装置 |
-
2006
- 2006-02-23 JP JP2006047476A patent/JP2007222414A/ja not_active Withdrawn
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