JP5340685B2 - 冷凍装置 - Google Patents

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Description

本発明は、冷凍装置に係り、詳しくは、冷却器である蒸発器に着いた霜を容易に除去する技術に関する。
近年、スーパーマーケット等の大規模小売店舗では、精肉や鮮魚を始め、冷凍食品やアイスクリーム等、種々の食品が販売されている。これらの食品は、適切な温度管理を行いながら、顧客が容易に手にとれるように、冷凍装置としての冷蔵ショーケースあるいは冷凍ショーケース(以下、単にショーケースという)内に収納・陳列される。
冷凍機別置型のショーケースは、食品が収納されるとともに、冷却用ファン、蒸発器(冷却器)等を備えたショーケース本体と、圧縮機や膨張弁などの減圧装置、凝縮器等により構成された冷媒回路を備えた冷凍機と、を備えており、ショーケース本体内の食品に冷却器用ファンによって冷気が供給される構造になっている。
上記従来のショーケース、特にオープンタイプのショーケースは、冷却器である蒸発器に霜が着きやすい。したがって、ホットガスや除霜ヒータを用いて、定期的に除霜運転(デフロスト運転)を行っていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−207885号公報
除霜運転中は、冷却が停止し、庫内温度が上昇するため、スーパーマーケットなどの店舗においては、開店時間中には、極力短い時間で除霜運転から復帰して通常冷却運転に移行することが望まれている。
そこで、本発明の目的は、実効的な除霜運転時間を短くすることができる冷凍装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本願発明の第1態様は、冷媒を圧縮する圧縮機と、前記冷媒の流量を調整するための膨張弁と、伝熱管および複数のフィンを有し、冷媒を蒸発させるための蒸発器と、除霜を行うための除霜用ヒータと、を備えた冷凍装置において、冷却対象の空気を前記蒸発器の下方から上方に向かって流し、前記除霜用ヒータを前記蒸発器の近傍の前記空気の上流側に配置し、前記蒸発器の下部側に冷媒上流側の伝熱管を配置し、前記蒸発器の上部側に冷媒下流側の伝熱管を配置し、最下部に配置された冷媒上流側の伝熱管をバイパス管を介して最上部に配置された伝熱管に接続し、前記伝熱管における前記冷媒の流れが前記空気の流れに対し対向流となるように前記冷媒を流し、前記蒸発器の除霜運転時には、前記除霜用ヒータによる加熱と並行して、前記膨張弁を所定時間だけ所定開度で開いた状態を維持し、前記膨張弁の開度の制御に先立って前記除霜用ヒータをオンとし、前記膨張弁を全閉状態とした後も前記除霜用ヒータによる加温を継続することを特徴とする。
上記構成によれば、最下部に配置された冷媒上流側の伝熱管をバイパス管を介して最上部に配置された伝熱管に接続し、冷媒の流れが空気の流れに対し対向流となるように冷媒を流すので、冷却運転時には、下部側に配置された冷媒上流側の伝熱管により除湿がなされた後の乾いた空気を上部に配置された伝熱管側に流すことにより、より着霜を抑制するとともに、除霜運転時には、冷媒下流側の伝熱管と比較して着霜しやすいと考えられる冷媒上流側の伝熱管を確実に除霜用ヒータにより加温でき、実効的な除霜時間を短縮することができる。
本願発明の第2態様は、第1態様において、前記蒸発器の下部側の最下部に配置される伝熱管は、前記除霜用ヒータの延在方向に沿って配置されていることを特徴とする。
上記構成によれば、最下部に配置される伝熱管は、除霜用ヒータの延在方向に沿って配置されているため、高効率で除霜用ヒータから伝熱管に熱を伝達することができ、より一層実効的な除霜時間を短縮することができる。
本発明の第3態様は、第1または第2態様において、前記バイパス管を流れる冷媒の温度を測定する温度センサを備え、前記所定開度は、前記温度センサにより測定された温度に基づいて設定されることを特徴とする。
上記構成によれば、所定開度は、除霜時間を短縮する側に設定されるので、より短時間で除霜を行うことが可能となる。
本発明の第4態様は、第1態様または第2態様において、除霜運転時には、前記除霜用ヒータによる加熱と並行して、前記膨張弁を所定時間だけ所定開度で開いた状態を維持し、その後、前記圧縮機を停止して前記膨張弁を第2の所定時間全開状態に維持することを特徴とする。
上記構成によれば、除霜用ヒータにより加温された冷媒は、バイパス管を介して上部側に配置された伝熱管に流れるとともに、圧縮機停止後は、膨張弁を全開することにより冷媒配管全体に迅速に熱を伝えることができ、蒸発器全体を迅速に加温することが可能となる。
本発明の第5態様は、第1態様ないし第4態様のいずれかにおいて、前記蒸発器の上部側の前記伝熱管のピッチを下部側の前記伝熱管のピッチより狭くすることを特徴とする。
上記構成によれば、蒸発器の上部側には、下部側に配置された伝熱管およびフィンにより、除湿がなされた後の空気が到達することとなり、着霜しにくいので、上部側の伝熱管のピッチを下部側の伝熱管のピッチより狭くすることで、熱交換効率の向上を図り、ひいては、冷却対象の空気をより効率的に冷却することが可能となる。
本発明の第6態様は、第1態様ないし第5態様のいずれかにおいて、前記蒸発器の上部側の前記フィンのピッチを下部側の前記フィンのピッチよりも狭くすることを特徴とする。
上記構成によれば、蒸発器の上部側には、下部側に配置された伝熱管およびフィンにより、除湿がなされた後の空気が到達することとなり、着霜しにくいので、上部側のフィンのピッチを下部側のフィンのピッチよりも狭くすることで、熱交換効率の向上を図り、ひいては、冷却対象の空気をより効率的に冷却することが可能となる。
本発明の第7態様は、第1態様ないし第6態様のいずれかにおいて、前記蒸発器の下部側には、少なくとも冷媒最上流側の伝熱管を配置したことを特徴とする。
上記構成によれば、最も着霜の可能性が高い冷媒上流側伝熱管のうち、少なくとも冷媒最上流側の伝熱管が除霜ヒータの近傍である蒸発器の下部側に配置されるので、除霜運転時間の短縮が容易に図れる。
本発明によれば、冷凍能力の低下を招くことなく、除霜効率を高くでき、実効的な除霜運転時間を短くすることができる。
次に本発明の好適な実施形態について図面を参照して説明する。
[1]第1実施形態
図1は、本発明の実施形態に係る冷凍装置としての冷凍ユニット別置型の冷蔵ショーケースシステムの概要構成ブロック図である。
冷蔵ショーケースシステムは、複数(図1では3台)の冷蔵ショーケース1と、各冷蔵ショーケース1に冷媒配管52、55を介して冷媒を供給し、循環させる冷凍ユニット101と、を備えている。
したがって、本第1実施形態の冷蔵ショーケースシステムは、1台の冷凍ユニット101に対し、複数の蒸発器が接続されているので、いずれかの冷蔵ショーケース1において蒸発器の除霜を行う際には、他の冷蔵ショーケース1においては、通常運転を継続することが前提となっている。
まず、冷蔵ショーケース1について説明する。
図2は、冷蔵ショーケースの縦断面図である。
冷蔵ショーケース1は、前面が開放された多段オープン型で、かつ、別置きの冷凍ユニット101から冷媒(液冷媒;例えば、CO2)が供給される冷凍ユニット別置型となっている。ショーケース本体2は、その開口に4段の陳列棚3が設けられるとともに、陳列棚3の前部には内層エアカーテン(その流れをA方向の矢印で示す)と、外層エアカーテン(その流れをB方向の矢印で示す)とが形成されている。
ショーケース本体2には、陳列棚3を囲むかたちで冷却ダクト4が形成されており、冷却ダクト4の下部には冷却器用ファン5が配置されている。また、冷却ダクト4の垂直部には、冷却用熱交換器としての蒸発器6が配置されている。これらの冷却ダクト4、冷却器用ファン5、蒸発器6、冷気吸込口7および冷気吹出口8により冷却風が循環され陳列棚3周囲に供給されている。
本実施形態において、冷媒の流れは、原則的に空気流に対して対向流とされている。
また、蒸発器6の下方には、除霜用ヒータ30が伝熱管19の延在方向(図1においては、紙面垂直方向)に沿って配置されている。
また、ショーケース本体2には、冷却ダクト4を囲むように送風ダクト9が形成されており、その内部には図示しないエアカーテン用ファンが配設され、これと空気吸込口10および空気吹出口11によりエアカーテンを生成することとなっている。
図3は、蒸発器周辺の構成説明模式図である。
蒸発器6の冷媒上流側には、減圧装置としての電子膨張弁15が接続されており、電子膨張弁15の冷媒下流側の蒸発器6の入口管には入口温度センサ16が配設され、蒸発器6の出口管には出口温度センサ17が配設されている。
さらに、蒸発器6は、バイパス管18を含む複数の伝熱管19および複数のフィン20を有し、バイパス管18の所定位置には、バイパス管18内を流れる冷媒の温度を検出するためのバイパス管温度センサ21が取り付けられている。この場合において、蒸発器6を構成するフィン20のフィンピッチFP1は、従来と同様に10mmとされ、伝熱管19のパイプピッチPP1は、従来と同様に30mmとされている。
図4は、実施形態の冷凍サイクルとその制御系統とを示す概略構成図である。
図4に示したように、冷凍サイクルは、蒸発器6、電子膨張弁15、圧縮機42、凝縮器43、受液器44等から構成されている。凝縮器43の近傍には、凝縮器43において熱交換を促進するための凝縮器用ファン45が配置され、蒸発器6の近傍には、除霜を行うための除霜用ヒータ30が配置されている。また、冷媒配管51〜56は、液冷媒またはガス冷媒が流れることとなる。
冷凍ユニット101は、圧縮機42、熱交換器である凝縮器43などが配設されている。この凝縮器43は、例えば、図示しない前面パネルの吸気穴から取り込んだ外気によって冷却され、熱交換後の空気は、凝縮器用ファン45により図示しない背面パネルの排気穴から後方に吹き出される。
また、冷凍ユニット101には、圧縮機42や凝縮器用ファン45等を駆動制御する冷凍ユニット側コントロールユニット(CU)60が設置されている。冷凍ユニット側コントロールユニット(CU)60は、CPUを始め、入出力インタフェースやROM,RAM,タイマカウンタ等を備えたマイクロコンピュータとして構成されている。
一方、冷蔵ショーケース1には、冷却器用ファン5、冷却器としての蒸発器6、電子膨張弁15、除霜用ヒータ30を駆動制御するショーケース側のコントロールユニット(CU)25が設置されている。
ショーケース側のコントロールユニット(CU)25は、CPUを始め、入出力インタフェースやROM,RAM,タイマカウンタ等を備えたマイクロコンピュータとして構成されており、その入力インタフェースには、入口温度センサ16からの入口温度検出信号TI、出口温度センサ17からの出口温度検出信号TO及びバイパス管温度センサ21からのバイパス管冷媒温度検出信号TBなどを始めとした種々のセンサの出力信号が入力されている。そして、コントロールユニット25は、入口温度検出信号TIおよび出口温度検出信号TOに基づいて蒸発器6を最適な過熱度状態で動作させるように制御を行っている。
また、各ショーケース1側のコントロールユニット(CU)25と冷却ユニット側コントロールユニット(CU)60とは通信ライン61により接続されており、相互に信号の授受を行う。
次に実施形態の動作について説明する。
まず、通常冷却運転時の動作について説明する。
冷凍サイクルの運転が開始されると、図4に示すように、受液器44内のガス冷媒が実線矢印で示すように冷媒配管56を介して圧縮機42に吸引される。ガス冷媒は、圧縮機42内で圧縮されて高温・高圧となった後、冷媒配管51を介して凝縮器43に流入し、凝縮器43内を流通する間に凝縮・液化する。その後、液化した冷媒は、冷媒配管52から冷媒配管53に分流し、冷媒配管53に介装された電子膨張弁15により減圧され、蒸発器6の最下部に配置された伝熱管19に流入する。
最下部の伝熱管19を流れた冷媒は、バイパス管18を介して蒸発器6の最上部に配置された伝熱管19に流入し、順次伝熱管19内を流れて、蒸発器6の上方から下方に向かって流れることとなる。
そして冷媒は、蒸発器6内で蒸発・気化した後、冷媒配管54,55を介して受液器44に環流し、受液器44に貯留された後、再び冷媒配管58を介して圧縮機42に吸引される。
本実施形態の場合、陳列棚3周辺の冷気は、冷却器用ファン5により冷気吸込口7から冷却ダクト4内に吸い込まれた後、外気を含む最も湿った高温の冷却風は、蒸発器6の冷媒下流側の除霜用ヒータ30近傍に流れ込み、さらに蒸発器6のフィン20の周囲を流れつつ、熱交換して冷却されるとともに、除湿がなされる。
そして、冷却され、除湿がなされた冷却風は、蒸発器6内で所定の温度まで冷却され、冷気吹出口8から陳列棚3に向けて吹き出される。また、エアカーテンを生成する空気は、エアカーテン用ファンにより空気吸込口10から送風ダクト9内に吸い込まれた後、空気吹出口11から空気吸込口10に向けて吹き出される。
このとき、蒸発器6は、その表面温度が冷媒の気化に伴う気化潜熱により氷点下(例えば、−5℃)となり、フィン20の間を通過する空気を冷却する。冷却された空気は、冷却器用ファン5によりショーケース本体2内をAの矢印(図2)で示すように循環し、陳列棚3上に陳列された商品を所定温度(例えば、冷蔵ショーケースの場合、2℃〜7℃)に冷却する。
この場合において、コントロールユニット25により、タイマなどにより設定された所定時間毎、あるいは図示しない冷風温度センサ、霜付きセンサ等の着霜に関連する情報が得られるセンサの出力に基づいて、除霜運転が行われる。
ここで、除霜運転について説明する。
この場合において、着霜が最も多いのは、蒸発器6において、入口管から出口管の間で最も入口管側となっている。この理由は、除霜後などの運転開始時に最も最初に低温となるのが入口管側であり、着霜開始からの時間経過が最も長いからであると考えられる。
図5は、実施形態の除霜運転を含む冷却制御の処理フローチャートである。
まずコントロールユニット25は、自己が内蔵しているタイマあるいは図示しないセンサの出力に基づいて除霜を行うべきタイミングであるか否かを判別する(ステップS11)。
ステップS11の判別において、除霜を行うべきタイミングでは無いと判別した場合、すなわち、前回の除霜から所定時間が経過していない場合、あるいは、着霜が検出されない場合には(ステップS11;No)、上述した通常冷却運転がなされる(ステップS20)。
ステップS11の判別において、除霜を行うべきタイミングであると判別した場合、すなわち、前回の除霜から所定時間が経過した場合、あるいは、図示しない冷風温度センサ、霜付きセンサ等の出力に基づいて着霜が検出された場合には、コントロールユニット25は、バイパス管温度センサ21からのバイパス管冷媒温度検出信号TBに基づいて、バイパス管18を流れる冷媒の温度の測定を行い、監視を開始する(ステップS12)。
図6は、バイパス管温度と膨張弁開度の関係説明図である。
次にコントロールユニット25は、予めメモリに記憶しておいたバイパス管温度−膨張弁開度データに基づいて除霜運転開始時の膨張弁開度を算出する(ステップS13)。
続いてコントロールユニット25は、除霜用ヒータ30をオンとして、冷却対象空気を加熱することとなる(ステップS14)。
続いてコントロールユニット25は、膨張弁開度をステップS13で算出した開度となるように、電子膨張弁15の開度を制御する(ステップS15)。
具体的には、コントロールユニット25は、バイパス管冷媒温度検出信号TBに基づくバイパス管温度を計測しながら、バイパス管冷媒温度検出信号TBに基づくバイパス管18を流れる冷媒の温度が所定の温度T2(本実施形態では、除霜温度10℃)となるまで、膨張弁開度を徐々に下げる。この場合において、膨張弁開度がV2(例えば、13[%])となるまでは、冷媒は、気液混合状態であり、バイパス管温度はT1のままとなる。
そして、さらに膨張弁開度を下げ、膨張弁開度がV2[%]を超えて下がると、徐々にバイパス管温度は、上がり、膨張弁開度がV3[%](例えば、10[%])となると、バイパス管温度は、温度T2となるので、除霜に十分な温度であると判断される。
これにより、加温前の温度が−10℃〜−9℃であった場合に、徐々に10℃程度まで温度が上昇することとなる。
したがって、蒸発器6内を流れる冷媒のうち、最も上流側を流れる冷媒が暖められることとなるため、所定時間の間、上述した動作を行うことで、蒸発器6全体が暖められ、除霜が促進されることとなる。
続いてコントロールユニット25は、除霜運転を開始してから所定の膨張弁開時間が経過したか否かを判別する(ステップS16)。この場合において、所定の膨張弁開時間は、蒸発器6内が暖められた冷媒で満たされるのに十分な程度に設定されるが、除霜用ヒータ30の能力を考慮し、少なくとも蒸発器6の着霜が多い、冷媒上流側(蒸発器6の上部側)部分が十分に暖められるのに十分な時間に設定される。具体的には、2分〜3分程度の時間が設定される。
なお、膨張弁開時間が経過した後も、除霜用ヒータ30による加温は継続されるので、膨張弁開時間が経過した時点で、完全に除霜が完了している必要はない。
ステップS16の判別において、所定の膨張弁開時間が経過していない場合には(ステップS16;No)、コントロールユニット25は、除霜が完了しない虞があるので、そのまま待機状態となる。
ステップS16の判別において、所定の膨張弁開時間が経過している場合には(ステップS16;Yes)、そのまま膨張弁15を開いた状態にしておくと、最下部の伝熱管19L部分が冷えたままの状態となるため、コントロールユニット25は、膨張弁15を全閉状態とする(ステップS17)。
次にコントロールユニット25は、所定の除霜時間が経過したか否かを判別する(ステップS18)。この所定の除霜時間としては、予め設定しておくことが可能であるが、本実施形態では、5分〜8分程度とされており、従来の同程度の冷凍能力を有する冷蔵ショーケース(8分〜12分程度)と比較して、より短く設定することが可能となっている。
ステップS18の判別において、未だ所定の除霜時間が経過していない場合には(ステップS18;No)、除霜が完了していない虞があるので、コントロールユニット25は、除霜用ヒータ30をオンにしたまま待機状態となる。
ステップS18の判別において、所定の除霜時間が経過した場合には(ステップS18;Yes)、蒸発器6は、十分に加温され、除霜が完了し、蒸発器6に着いていた霜は除去されたと考えられるので、除霜用ヒータ30をオフし、上述した通常冷却運転に移行することとなる(ステップS20)。
以上の説明のように、本第1実施形態によれば、最も着霜が多いと考えられる蒸発器6の入口管につながる伝熱管19は、蒸発器6の最下部、すなわち、除霜用ヒータ30の近傍に配置されているため、除霜運転時に直ちに加温されるため、除霜効率がアップし、除霜時間の短縮が図れることとなる。
また、プルダウン時など高圧側の圧力が十分に上がっていないときや膨張弁制御により十分に過熱されているときは、蒸発器出口付近の冷媒温度は蒸発器入口付近の冷媒温度に比較して高くなっているため、従来の蒸発器のように、蒸発器の入口管につながる冷媒最上流側の伝熱管が最上部に配置されている場合には、蒸発器下部よりも蒸発器上部で霜が着くことが多かった。しかしながら、本第1実施形態によれば、蒸発器6の入口管につながる冷媒最上流側の伝熱管19、すなわち、伝熱管19Lは、他の伝熱管19と比較して着霜しやすく、通常冷却運転時には、蒸発器6の冷媒最上流側の伝熱管19Lにより除湿された空気が上方に配置された他の伝熱管19にもたらされることとなるため、従来のように、蒸発器の冷媒最上流側の伝熱管が最上部に配置されている場合と比較して蒸発器6の上部に配置された伝熱管19への着霜も生じにくくなる。
上述したように、蒸発器の下部に配置された伝熱管(特に伝熱管19L)およびフィン20により除湿がなされ、蒸発器の上部に配置された伝熱管19およびフィン20への着霜が生じにくくなるので、以下のような変形例も実現可能となる。
図7は、第1実施形態の変形例の説明図である。
図7において、図3の第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付すものとする。
本変形例の蒸発器6Aが実施形態の蒸発器6と異なる点は、除湿された空気が導入されると考えられる冷媒下流側のフィン20とフィン20Aとの間のピッチであるフィンピッチFP2(例えば、5mm)を冷媒最上流側のフィン20同士のフィンピッチFP1(例えば、10mm)よりも小さくし、また冷媒最上流側の伝熱管19Lを除く、冷媒下流側の伝熱管19A同士のパイプピッチPP2(例えば、20mm)を冷媒最下流の伝熱管19Aと、冷媒最上流の伝熱管19Lとの間のパイプピッチPP1(例えば、30mm)よりも小さくしている点である。
ところで、従来の蒸発器は、多量の霜が蒸発器に着いて、冷却風が減少し、あるいは、霜により伝熱管あるいはフィン管の隙間が塞がれて、冷却風が流れなくなってしまうことを畏れ、蒸発器の伝熱管ピッチ(チューブピッチ)やフィンピッチは非常に広く設計されていた。具体的には、伝熱管ピッチは30mm程度、フィンピッチは10〜20mm程度とされていた。
この結果、従来の蒸発器は、熱交換効率(冷却効率)が低くなってしまっていたが、本変形例においては、蒸発器6Aの下部において、伝熱管19(特に伝熱管19L)およびフィン20により適度な除湿がなされた空気が蒸発器6Aの上部に流れることとなるので、蒸発器6Aの上部側の伝熱管19Aおよびフィン20、20Aにおける着霜を抑制でき、冷却対象空気の下流側のフィンピッチFP2およびパイプピッチPP2を小さくすることによる相乗効果で熱交換効率が飛躍的に向上することとなり、着霜の影響を低減しつつ、高熱交換効率を有する蒸発器を構成することが可能となっている。
[2]第2実施形態
図8は、第2実施形態の蒸発器の説明図である。
上記第1実施形態においては、蒸発器の下部側に冷媒最上流側の伝熱管19Lを配置し、蒸発器6の上部側に冷媒下流側の伝熱管19を配置し、最下部に配置された冷媒最上流側の伝熱管19Lをバイパス管18を介して最上部に配置された伝熱管19に接続し、冷媒の流れが空気の流れに対し対向流となるように冷媒を流す構成を採っていたが、本第2実施形態は、蒸発器6Bの下部側に冷媒最上流側の伝熱管19Lを含む3本の伝熱管19を配置し、蒸発器6の上部側に冷媒下流側の伝熱管19を配置し、最下部に配置された冷媒最上流側の伝熱管19Lをバイパス管18を介して最上部に配置された伝熱管19に接続し、冷媒の流れが空気の流れに対し対向流となるように冷媒を流す構成を採ったものである。
すなわち、蒸発器の冷媒最上流側の伝熱管19Lのみが蒸発器の最下部に配置される必要はなく、数本の冷媒上流側の伝熱管19を蒸発器6Bの下部に配置されてもよいのである。
具体的には、本第2実施形態は、蒸発器6Bの上流側の3本の伝熱管19を蒸発器6Bの下部に配置した場合のものである。
この場合において、蒸発器6を構成するフィン20のフィンピッチFP1は、第1実施形態と同様に10mmとされ、伝熱管19のパイプピッチPP1は、実施形態と同様に30mmとされている。
本第2実施形態によれば、最も着霜量が多いと考えられる冷媒最上流側の伝熱管19が除霜用ヒータ30から離れた位置となるため、除霜効率は第1実施形態よりも多少劣るが、着霜量がより多いと考えられる冷媒上流側の3本の伝熱管が、冷却対象の空気の上流側に位置することとなるため、除湿効率はより高まり、蒸発器6Bの上部側に配置された伝熱管19およびフィン20における着霜をより一層抑制することができ、熱交換効率の高い冷却を行うことができる。
[3]第3実施形態
以上の各実施形態は、冷凍ユニット別置型の冷蔵ショーケースについて説明するものであったが、本第3実施形態は、冷凍ユニット一体型の冷蔵ショーケースに対応する実施形態である。
図9は、第3実施形態の冷凍装置としての冷蔵ショーケースの縦断面図である。図9において、図2及び図4と同様の部分には同一の符号を付すものとし、その詳細な説明を援用する。
図9の冷蔵ショーケース1が図2のショーケースと異なる点は、ショーケース本体2の下側部分であって、断熱壁部の下方には、圧縮機42、熱交換器である凝縮器43などが配設されており、この凝縮器43は、前面パネル40の吸気穴から取り込んだ外気によって冷却され、熱交換後の空気は、背面パネル41の排気穴から後方に吹き出される点である。
図10は、第3実施形態の要部の処理フローチャートである。
次に、第3実施形態の動作について説明するが、図5の第1実施形態の除霜運転を含む冷却制御の処理フローチャートと動作が異なるのは、ステップS17のみであるので、当該部分を主として説明する。
コントロールユニット25は、図5のステップS11〜ステップS15の処理を行った後、除霜運転を開始してから所定の膨張弁開時間が経過したか否かを判別する(ステップS16)。
ステップS16の判別において、所定の膨張弁開時間が経過していない場合には(ステップS16;No)、コントロールユニット25は、除霜が完了しない虞があるので、そのまま待機状態となる。
ステップS16の判別において、所定の膨張弁開時間が経過している場合には(ステップS16;Yes)、コントロールユニット25は、圧縮機42を停止する(ステップS17A)。
続いて、コントロールユニット25は、膨張弁15を全開状態とし(ステップS17B)、所定の除霜時間が経過するまで待機状態となることとなる(ステップS18)。
このような処理を行っているのは、本第3実施形態は、冷凍ユニット一体型であるため、除霜運転時に他の冷蔵ショーケースの運転状態を考慮する必要もなく、除霜を短時間で完了させるためである。
このため、本第3実施形態のように、冷凍ユニット一体型の冷蔵ショーケースにおいては、冷凍ユニット別置型の冷蔵ショーケースより効率的に除霜運転が行える。
[4]実施形態の変形例
以上の第1実施形態の変形例の説明においては、冷却対象の空気の下流側において、フィンピッチあるいは伝熱管ピッチを密にする構成を採っていたが、対応する部分をスリットを有し、熱交換効率が高い、いわゆるスリットフィンを用いる構成としてもよい。
また、対応する部分に内面に溝が設けられ、熱交換効率が高い、いわゆる内面溝付管を用いる構成としても良い。
以上の説明においては、多段オープン型の冷蔵ショーケースに適用した場合について説明したが、ガラス扉等を備えた冷蔵あるいは冷凍ショーケース等に適用することも可能である。
[5]実施形態の効果
以上の説明のように、各実施形態によれば、冷凍能力の低下を招くことなく、除霜効率を高くでき、実効的な除霜運転時間を短くできる。
本発明の実施形態に係る冷凍装置としての冷凍ユニット別置型の冷蔵ショーケースシステムの概要構成ブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る冷凍装置としての冷蔵ショーケースの縦断面図である。 蒸発器周辺の構成説明模式図である。 実施形態の冷凍サイクルとその制御系統とを示す概略構成図である。 第1実施形態の除霜運転を含む冷却制御の処理フローチャートである。 バイパス管温度と膨張弁開度の関係説明図である。 第1実施形態の変形例の説明図である。 第2実施形態の蒸発器の説明図である。 第3実施形態の冷凍装置としての冷蔵ショーケースの縦断面図である。 第3実施形態の要部の処理フローチャートである。
符号の説明
1 冷蔵ショーケース
2 ショーケース本体
3 陳列棚
4 冷却ダクト
5 冷却器用ファン
6、6A、6B 蒸発器
7 冷気吸込口
8 冷気吹出口
9 送風ダクト
10 空気吸込口
11 空気吹出口
15 電子膨張弁
18 バイパス管
19、19A、19L 伝熱管
20、20A フィン
21 バイパス管温度センサ
25 コントロールユニット
30 除霜用ヒータ
42 圧縮機
43 凝縮器
44 受液器
45 凝縮器用ファン
FP1、FP2 フィンピッチ
PP1、PP2 パイプピッチ
TB バイパス管冷媒温度検出信号

Claims (7)

  1. 冷媒を圧縮する圧縮機と、前記冷媒の流量を調整するための膨張弁と、伝熱管および複数のフィンを有し、冷媒を蒸発させるための蒸発器と、除霜を行うための除霜用ヒータと、を備えた冷凍装置において、
    冷却対象の空気を前記蒸発器の下方から上方に向かって流し、
    前記除霜用ヒータを前記蒸発器の近傍の前記空気の上流側に配置し、
    前記蒸発器の下部側に冷媒上流側の伝熱管を配置し、前記蒸発器の上部側に冷媒下流側の伝熱管を配置し、最下部に配置された冷媒上流側の伝熱管をバイパス管を介して最上部に配置された伝熱管に接続し、
    前記伝熱管における前記冷媒の流れが前記空気の流れに対し対向流となるように前記冷媒を流し、
    前記蒸発器の除霜運転時には、前記除霜用ヒータによる加熱と並行して、前記膨張弁を所定時間だけ所定開度で開いた状態を維持し、前記膨張弁の開度の制御に先立って前記除霜用ヒータをオンとし、前記膨張弁を全閉状態とした後も前記除霜用ヒータによる加温を継続する
    ことを特徴とする冷凍装置。
  2. 請求項1記載の冷凍装置において、
    前記蒸発器の下部側の最下部に配置される伝熱管は、前記除霜用ヒータの延在方向に沿って配置されていることを特徴とする冷凍装置。
  3. 請求項1または請求項2記載の冷凍装置において、
    前記バイパス管を流れる冷媒の温度を測定する温度センサを備え、
    前記所定開度は、前記温度センサにより測定された温度に基づいて設定されることを特徴とする冷凍装置。
  4. 請求項1または請求項2記載の冷凍装置において、
    除霜運転時には、前記除霜用ヒータによる加熱と並行して、前記膨張弁を所定時間だけ所定開度で開いた状態を維持し、その後、前記圧縮機を停止して前記膨張弁を第2の所定時間全開状態に維持することを特徴とする冷凍装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の冷凍装置において、
    前記蒸発器の上部側の前記伝熱管のピッチを下部側の前記伝熱管のピッチより狭くすることを特徴とする冷凍装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の冷凍装置において、
    前記蒸発器の上部側の前記フィンのピッチを下部側の前記フィンのピッチよりも狭くすることを特徴とする冷凍装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の冷凍装置において、
    前記蒸発器の下部側には、少なくとも冷媒最上流側の伝熱管を配置したことを特徴とする冷凍装置。
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