JP2007222167A - 微生物学的試験装置、それを含む試験および培養システム、ならびにそれを使用する方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】微生物学的試験装置、それを含む試験および培養システム、ならびにそれを使用する方法を提供する。
【解決手段】入口オリフィス、出口オリフィス21、濾過膜3、第1本体2から取り外し可能な膜3用の支持部材4を含む第1本体と、第1本体2に取り外し可能に固定される第2本体6とを含み、出口オリフィス21は、第1本体2の周囲に形成され、第2本体6は、接着によって上記第1本体2に取り付けられる、着脱可能な壁から形成される。
試験アセンブリは、上記装置を万力のやり方で把持するクランプを含む。
培養アセンブリは、装置とゲル成長培地カセットを含む。
上記装置をクランプに取り付け、装置内の液体のボリュームを濾過し、装置をゲル成長培地カセットに入れ子にし、培養を待つステップを含む。
【選択図】図4

Description

本出願は、加圧下で流れる液体の試料の微生物学的試験に関する。
加圧下の液体が通って濾過される微細孔膜を含む、加圧下の液体試料の微生物学的試験用装置は、当該技術分野、特にフランス特許第2,802,942号で既に知られている。これらの装置は、一方で、入口オリフィスと、入口オリフィスから進入する液体が膜を通って濾過される前に、それを受け取るように構成されたカップとを有する入口体、ならびに他方で、入口本体とは分離する、カップの反対側の膜を支持するように構成される、濾過された液体の出口オリフィスを有する排出体を含む。
入口体と排出体は、それらが膜を密閉部材によって環状に圧締めする構成で、それらの間に濾過膜を備えて、一緒にロックされる。
フランス特許発明第2,802,942号明細書 フランス特許発明第2,830,872号明細書 フランス特許発明第2,677,664号明細書 米国特許第2,923,669号明細書
このロックは、入口体と排出体の補足的クリップ手段によって獲得されるが、それは濾過中、カップと膜によって形成されるチャンバ内の液体圧力に抵抗するように設計される。
さらに、これらの圧力は数バールもの大きさになる可能性があるため、排出体と入口体は、これらの応力に耐えることが可能な機械的剛性特性(例えば厚みの点で)を有していなければならない。
本発明は、従来技術よりも経済的で、簡単、製造および使用するのに便利な微生物学的試験装置を提供することを目的とする。
この目的のために、本発明の第1の態様は、加圧下で軸方向の濾過方向に流れる液体の試料の微生物学的試験用の装置において、
入口オリフィスと、上記入口オリフィスに連結される受け取りボリュームとを有する第1本体と、
出口オリフィスと、上記出口オリフィスに連通する排出ボリュームと、
受け取りボリュームと排出ボリュームの間で、上記軸方向に対して横断方向に配設された濾過膜と、
上記第1本体から除去可能であり、液体が受け取りボリュームから排出ボリュームに流れる時、その流れを阻止せずに膜の変形を制限するように構成された支持部材と、
排出ボリュームを膜と共同して画定するように、上記第1本体に取り外し可能に固定された第2本体とを含む装置であって、
出口オリフィスが上記第1本体の周囲にあり、
上記第2本体が、上記第1本体に接着によって取り付けられる着脱可能な壁から主に形成されることを特徴とする装置にある。
ここで「接着によって取り付けられる壁」とは、摩擦力(例えば圧力嵌め)または結合力(例えば接着性結合)によって着脱可能に保持される任意の部材を意味する。したがって脱離は、接着域の外側で破損なく実行される。
着脱可能な壁は装置の完全性を保証して、膜を外部の汚染から保護する。接着による簡単な保持で、この完全性を保証するのに充分であり、その保持は、第1本体に接着によって取り付けられる、第2本体用の単純化された構造物であって、鋳型成形するのに複雑でありしたがって製造するのにコスト高であるクリップ手段を有さない構造物を使用するのを可能にする。
使用前の保管中、または使用準備中、第1本体と着脱可能な壁との境界面に実質的に力が掛からず、その結果、この境界面との連結がさほど強力である必要がないことに留意されたい。さらに、第2本体の第1本体からの偶発的な引き裂けの可能性が小さく、操作者が把持する第2本体の区域が制限される(主に簡単な壁で形成される)。
装置が使用されるとき、着脱可能な壁の構造的単純性はクランプの使用を可能にし、着脱可能な壁は、クランプによってもたらされる強化によって、装置を通って流れる液体の高圧に耐えるようにも構成される。
明らかに、この種類のクランプの使用は、第1本体の剛性、したがって重量、および全体的寸法をも縮小できることを意味する。
単純性、使用する際の便利さおよび経済性という理由から、本発明の様々な特徴を実施することができ、必要に応じてそれらを相互に組み合わせることができる。
したがって、本発明の有利な一特徴によれば、上記排出ボリュームの少なくとも大部分が、上記第1本体に形成される。第1本体内で受け入れボリュームと排出ボリュームを一緒に有利にグループ化することは、この本体によって画定される空間を最適化して、この装置をよりコンパクトにする。詳しくは、このコンパクトさは、使用される材料の量、したがってこの種類の装置の製造コストを縮小できることを意味する。異なったボリュームを同じ構成要素に組み込んでも、構成要素を複雑にし過ぎることはなく、その構成要素は相当程度簡単なままであり、1つの部片に成形するのに好都合である。
本発明の他の有利な特徴によれば、上記着脱可能な壁は、上記支持部材を上記第1本体の内部の定位置に保持し、上記着脱可能な壁は上記支持部材に有利に密閉される。その結果、着脱可能な壁が第1本体から分離されるとき、支持部材はもはや着脱可能な壁によって定位置に保持されず、したがってそれとともに運び去ることができて、この動作中、接触によって汚染を受ける危険がなく、濾過膜がアクセス可能にされるようになる。
本発明の他の有利な特徴によれば、
第2本体の上記壁は可撓性であって、それを脱離することをし易くし、また上記壁は有利に剥離可能なフィルムであって、実際には接着剤層によって固定され、また代替方法として、上記着脱可能な壁は、上記第1本体の中または上に圧力嵌めされるカバーの一部であり、
上記第1本体は、第2本体の壁の、上記膜に対して反対側に、上記第1本体に接着によって取り付けられる、上記受け取りボリュームを閉鎖する第2の着脱可能な壁であって、本体の構築をし易くすることができる着脱可能な壁を有し、
上記受け取りボリュームは、上記第2の着脱可能な壁の存在下で閉鎖空間を形成し、それが、濾過中および微生物培養中、受け取りボリュームを外部の汚染から保護し、必要な場合に、膜上に増殖された微生物を観察し、数えるためには、培養の後にしかこの第2の壁は脱離することができず、
上記第2壁は可撓性であって、それが培養段階の後に有用であることが判明する場合があり、また上記第2壁は、例えば剥離可能なフィルムであるが、有利に上記第1本体の中または上に圧力嵌めされるカバーの一部であり、また上記第2壁は、より薄い材料の少なくとも1つの部分を有利に含む可撓性蝶番を有利に含み、カバーは、上記受け取りボリュームが所定の空間を占める第1安定位置と、上記受け取りボリュームが上記所定空間よりも小さな空間しか占めない第2安定位置とを有することが好ましく、このカバーは変形可能であって、それを押圧すると受け取りボリュームに僅かな圧力上昇が生じて膜を変形し、支持膜が除去されている場合、例えばそれに凸形状を与えて、それのゲル状成長培地への貼付をし易くし、
上記第1本体に接着によって取り付けられる上記壁は、実質的に相互に平行であって、それがクランプの幾何学的形状を単純化するが、より複雑な形状もクランプによる把持に適応可能である。
本発明の他の有利な特徴によれば、上記第1本体は、第2本体の壁の、上記膜に対して反対側に、上記着脱可能な壁と平行な第2の壁を有し、それがなければこの壁は必ずしも着脱可能ではない。
本発明の他の有利な特徴によれば、
上記膜の周囲は、上記受け取りボリュームと、上記排出ボリュームが通って出口オリフィスと連通する周囲通過ボリュームとの間で、上記第1本体の環状リムに対して保持され、通過ボリュームは、第1本体内部の縮小ボリュームで排出ボリュームから到来する液体を収集し、この膜は、上記環状リムに有利に密閉され、それは、厳密なクランプ締めをもたらす必要なく密閉連結をもたらし、上記リムは、膜に向かって軸方向に収束する全体的に円錐台形状の壁の一部であり、通過ボリュームは、通過ボリュームが第1本体に最適に収容されるように、上記リムと、上記リムのまわりの外側壁と、上記リムを着脱可能な壁に対して反対軸方向側の上記外側壁に連結する横断方向壁との間に位置し、排出ボリュームは、環状リムを越えて横断方向に延びて、上記周囲通過ボリュームと接合し、それが装置をよりコンパクトにし、上記支持部材は有利に、少なくとも上記リムに面する位置に横方向に延びる多孔性部材であり、またそれは、上記膜と上記着脱可能な壁との間隔の半分よりも多く軸方向に延び、そのことが液体を小さな空間で通過ボリュームへと排出する助けとなり、
上記第1本体は、膜が最適に取り囲まれるように全体的に軸方向に対称の環状形状を有し、
上記支持部材は多孔性であり、
上記装置は、上記支持部材と上記着脱可能な壁との間に配設される、支持部材を第1本体に対して保持する保持部材を含み、
上記装置は、上記入口オリフィスと上記受け取りボリュームとの間に配設される第1較正弁と、上記排出ボリュームと上記出口オリフィスとの間に配設される第2較正弁とを含み、上記弁が、上記入口オリフィスから上記出口オリフィスへの流れ方向にある液体の上記流れ圧力で開くように構成され、それが膜の完全性を保証し、受け取りボリュームを閉鎖し、そのようにして受け取りボリュームが外部の汚染から守られる。
本発明の第2の態様は、加圧下で流れる液体の試料の、微生物学的試験のアセンブリであって、上述の装置と、上記第1本体および上記着脱可能な壁によって万力のやり方で上記装置を軸方向に保持するように構成されたクランプ手段を有するクランプとを含むアセンブリにある。
装置に掛けられる圧力応力は、クランプによって機械的に吸収される。廃棄可能である装置それ自体とは異なって、このクランプは、それぞれの新たな装置に再使用することができ、それが、材料の量に関して全体的コストを縮小する助けとなる。
クランプの使用はまた、装置が大きな流れ圧力に抵抗するのを可能にする。
単純性、使用する際の便利さおよび経済性という理由から、本発明の様々な特徴を実施することができ、必要に応じてそれらを相互に組み合わせることができる。
本発明の有利な一特徴によれば、上記クランプは上記着脱可能な壁にクランプ締め圧力を及ぼし、それが、大きな流れ圧力にもかかわらず、装置の密閉および完全性を維持し、この目的のために、例えば上記クランプは、固定されたプレートと、クランプが装置から離される休止位置と、クランプが上記装置に圧し掛かるクランプ締め位置との間で移動するプレートとを有し、上記クランプ締め手段は、ノブおよびクランプ締め機構を含み、上記ノブは、上記クランプ締め機構を作動して、移動プレートをその休止位置からそのクランプ締め位置へ、またその逆に移動させるように作動されるように構成され、上記クランプ締め機構は、上記ノブが作動されるとき、上記クランプが上記装置に所定のクランプ締め圧力を及ぼすようにクランプ締めトルクを制限するように構成して、クランプを、装置を圧潰してだめにはしないが装置の密閉を保証するのに充分にそれをクランプ締めするように選択された圧力でクランプ締めできるようにすることが好ましく、上記着脱可能な壁と係合するプレートは、有利に中央空洞を有し、それは、この空洞が空である場合、着脱可能な壁が空洞内に変形して排出ボリュームを増大するのを可能にし、上記空洞が弾性および可撓性材料、例えばシリコンで充填される場合、装置がシリコン上に圧し掛かる区域の密閉を強化する。
本発明の第3の態様は、微生物学的培養アセンブリにおいて、上に規定した通りの装置と、ゲル成長培地を取り囲む本体、および上記ゲル成長培地が載る支持体を含み、上記支持体の反対側に凸状表面を有するゲル成長培地カセットとを含むアセンブリであって、上記着脱可能な壁および上記支持部材の取り外し後に、装置が上記カセットと入れ子にされるように構成されて、上記装置を上記カセットに入れ子にする位置で、上記カセットに面する上記装置の膜の表面が上記ゲル成長培地に載るようになるアセンブリにある。
したがってこのカセットは、膜を試験装置から分離する必要なく、膜が、ゲル成長培地と、その表面全体にわたって接触するのを可能にするように設計され、したがって受け取りボリュームは、この動作中、外部汚染から保護される。
単純性、使用する際の便利さおよび経済性という理由から、本発明の様々な特徴を実施することができ、必要に応じてそれらを相互に組み合わせることができる。
本発明の有利な特徴によれば、
上記支持体は、上記ゲル成長培地が注がれる網目であり、
上記装置および上記カセットは、装置およびカセットの安定した入れ子化を可能にする補足的クリップ手段を含み、これらの補足的クリップ手段は、例えば上記装置の少なくとも1つの隆起部形成部と、上記カセットの1つの溝形成部とを含む。
本発明の第4態様は、加圧下で流れる液体の試料の、微生物学的試験の方法であって、
上に規定した通りの試験装置を確保するステップと、
上記装置をクランプに取り付けて、上述の試験アセンブリを構成するステップと、
上記装置の入口オリフィスを充填通路に、出口オリフィスを上記液体用の排出通路に連結するステップと、
液体のボリュームを、上記装置を通って濾過させるステップと、
上記装置を上記クランプから取り外すステップと、
液体を上記装置から取り除くステップと、
上記着脱可能な壁および支持部材を上記装置から取り外すステップと、
上記装置をゲル成長培地カセットに入れ子にして、請求項36から39のいずれか一項に記載の培養アセンブリを構成するステップと、
培養が起こるのを待つステップとを含む方法にある。
したがってこの方法は、微生物学的試験を、濾過から培養まで同一の装置で実施するのに効率的で便利、かつ経済的な方法で提供する。
単純性、使用する際の便利さおよび経済性という理由から、本発明の様々な特徴を実施することができ、必要に応じてそれらを相互に組み合わせることができる。
本発明の有利な特徴によれば、試験アセンブリを確保するステップは、
第2本体の着脱可能な壁の、上記膜に対して反対側に、少なくとも1つの可撓性の壁を含む第1本体を有する装置を試験装置として選択するステップを含み、上記方法が、装置をゲル成長培地カセットに入れ子にするステップの前に、
上記第1本体を押圧して、上記壁を上記装置の内部に向けて屈曲させて、上記膜が上記装置の外部に向けてドーム形にされるようにするステップと、
膜をゲル成長培地に押圧して、それをゲル成長培地と接触するように、最初はその中心で、次いで徐々にその表面全体にわたって外の周囲までもたらすステップとを含む。
膜をゲル成長培地に、その中心からその周囲に徐々に貼付すると、膜とゲル成長培地との間にある空気を徐々に追い出して、残留空気ポケットが膜とゲル成長培地との間に残る可能性を最小限にする。
本発明の他の有利な特徴によれば、上記液体を取り除くステップは、上記装置の出口オリフィスをバキューム供給部に連結するステップと、上記液体を上記出口オリフィスから吸引するステップとを含む。
例示的および非制限的な例として、添付図面を参照して以下に掲げる本発明の一実施形態についての詳しい記述をもって、本発明の説明を続ける。
図1から3に表す微生物学的試験装置1は、本体2、膜3、多孔性焼結ディスク4、保持部材5、剥離可能なプラスチックフィルム6、およびカバー7を備える。
この装置は、2つの逆止弁8および9と雌型挿入部10とも含む。
本体2は、ポリカーボネートから1つの部片に鋳型成形される。図5に別に示すこの本体は、全体に円筒形状の外部壁15と、膜3に向かって収束する円錐台形状の内部壁16とを有する。
壁15は、壁の局部的な変形によって得られる2つの同一の窪み47と48を有する(図1)。
壁15と16は、壁17と18によって一緒に接合される。壁16は、壁16の最大直径部分41とその最小直径部分40との間にオリフィス19を有する。
オリフィス19は、壁17と18の間の通路22によって円筒状壁15のオリフィス20と連通する。
オリフィス20の正反対にある、壁15の第2オリフィス21は、壁17と18の間の通路23によって延ばされる。通路23は、オリフィス21の反対側の端部で、壁18内のオリフィス25を介して、壁16と15の間に位置する空間内に排出するように、肘部を含む。
壁15と16の間に配設され、通路22と23の反対側で突出する円筒状中間壁26は、壁18に横断方向に接合される。
弁8は、壁16の高さで通路22の内側に入れ子にされて、そのフランジ28’が本体2に衝頭接合した状態で、そのフランジ28に心合わせされる。
同じように、弁9は、通路23に入れ子にされて、そのフランジ29’が開口部25の周りの壁部分18に衝頭接合した状態で、そのフランジ29に心合わせされる。
弁8と9は、流体が加圧下で入口オリフィス20から出口オリフィス21へ流れ方向に供給されるときに、特定の圧力値を超えた場合にのみ開くように、それ以外では閉鎖されたままとなるように設定される。
弁8が挿入されると、挿入部10は、オリフィス20と同じ端部に位置する通路部分22の内側に入れ子にされ、その環状フランジ27’が円筒状壁15の外部表面に衝頭接合した状態で、そのフランジ27の周りに心合わせされ、弁8の反対側にあるこの挿入部のオリフィス12が、本体2のオリフィス20の近傍に位置するようになる。
ここで挿入部10はルアー雌型連結器であり、挿入部の周辺のまわりの超音波溶接によって、この連結器と本体2の間に密閉が獲得される。
挿入部10のように、通路23とその周りの壁も、ルアー雌型連結器を形成する。
オリフィス12と21のそれぞれは、微生物汚染の潜在的源である装置外部の大気からそれらを保護することによって通路22と23の完全性を保証するために、剥離可能な可撓性のプラスチック材料舌部(図示せず)によって閉鎖される。
可撓性のプラスチック材料カバー7は、円錐台形状壁16の部分41の内側に強制的に入れ子にされる。
本体2は、円錐台形状部分41の縁部に、装置から外に向かう、カバーと密閉をもたらすように構成された先の尖った環状リブ46も含む(以下参照)。
図1から4に示すカバー7は、ポリエチレン製であり、閉鎖壁30、環状蝶番31、円筒状入れ子細片32、および環状フランジ33を含む。
閉鎖壁30は、環状蝶番31によって円筒状入れ子細片32と、フランジ33とに連結される。
円筒状細片32は、円錐台形状壁部分41に対して入れ子状であるその位置で、環状リブ34という中間物を介してその部分の外部面にもたれる。
壁30をカバーの残りの部分に連結する環状蝶番31は、屈曲するように構成された薄い部分31’と31”を有し、それによって、カバー7が、壁30がフランジ33の高さにある安定した第1の位置(図4)と、その壁が実質的にリブ34と同じ高さである安定した第2の位置(図13から15)とを有するようになる。これを以下で説明する。
55mm直径の膜3は繊維素エステル製である(ポリカーボネートまたはPVDFからも同等に作ることができる)。詳しくは、この材料は液体が通過するのを可能にするが、それが含む微生物を保持する。
この膜の周囲は、円錐台形状壁40の縁部44に密閉され、この部分は環状リムを形成する。
この膜の下には、多孔性焼結ディスク4が配設されるが、これは膜の直径よりも大きな直径を有し、したがってリム40に対して配設され、このリムを越えて突出し、膜を、その表面3”全体にわたって支持する(図3および6)。
焼結ディスクの縁部に対して心合わせされた保持部材5が、焼結ディスクの下に配設される。
ここで保持部材5は、例えば周囲スタッド、またはディスクとさえも置き換えることのできる簡単な中央スタッドである。
多孔性焼結ディスク4はスタッド5を介して、円筒状壁26の環状縁部50に密閉されるポリエチレンフィルム6によって支持され、それによって、スタッド5が、焼結ディスク4を、膜3および環状リム40に対して定位置に保持する状態で、このフィルムがスタッド5、多孔性焼結ディスク4、および膜3を全体的に覆い、密閉するようになる。
このフィルムの細片(図面では見えない)は、フィルムと、焼結ディスクと、それらの間に配設されたスタッドとを一緒にクランプ締めするように、焼結ディスク4に密閉される。
したがって、使える状態にある試験装置(カバー7が本体2に入れ子にされ、フィルム6がその本体に密閉されている)は、全体的に相互に平行の、本体2によって画定される濾過チャンバの頂部と底部を閉鎖する、2つの可撓性で着脱可能な横断方向壁(蝶番31およびフィルム6に関連付けられる壁30)を有し、壁30(それぞれフィルム6)は、装置から外向きである面38(それぞれ39)を有する。
壁30およびフィルム6は、簡単な接着現象(細片32およびリブ34のおかげで、壁30の場合は圧力嵌めの結果としての摩擦により、フィルム6の場合はセメント化または密閉結合による)によって保持される。
以下に説明するように、カバー7は、膜3、円錐台形状壁16、およびカバーの間に位置する液体のための受け取りボリューム43をより精密に閉鎖し、プラスチックフィルム6は、膜の下に位置する液体のための、膜とフィルム6の間に位置する空間を含む排出ボリューム45を、膜3とともに部分的に画定する。このボリュームは、液体が通路23によって出口オリフィス21に案内されるように、壁部分40と壁26の間に位置する環状ボリューム49と連通するが、環状ボリューム49は、液体が受け取りボリューム43に受け取られ、次いで排出ボリューム45の中に排出された後に通過するボリュームを形成する。
ガンマ放射線によって予め殺菌されたこの装置は、一区分が手によって剥離可能である溶接ビードによって一緒に接合された2つの熱可塑性シートから成るプラスチック小袋(図示せず)に包装される。
クランプ60を、図7から9を参照して次に述べる。
クランプ60は、可動プレート61、2つの固定プレート62および65、ノブ64、クランプ機構63、ならびに2つの壁66および67を含む。
固定プレート62および65のそれぞれは、壁66および67のそれぞれの縁部に対して取り付けられ、それらは相互から離隔され、その結果、クランプ60が、壁66および67とプレート62および65の間に、図7の後部で第1窓68を有し、その図面の前部で第2窓69を有する。
可動プレート61は、プレート62と65の間に配設され、プレート65のオリフィスを通過する棒70によって機構63によって連結される(図8および9)。
固定プレート62はその中心に、プレート65に面する側に、シリコンなどの弾性かつ可撓性の材料73が中に堆積される円筒状空洞72を有する。
クランプ締め機構63は、ねじによってノブ64に連結され、歯付ラック71であって、操作者がノブ64をまわすとき可動板61をプレート62と65の間で平行に移動させるように、またこのプレートを、例えば装置1によってそれに掛けられた圧力による力にも関わらず定位置に保持するように構成された歯付ラック71を含む(以下参照)。
機構63は、装置1が所定の力でクランプ締めされるのを可能にするトルクリミター機構である。
次にゲル成長培地カセット80について、図10および12を参照して述べる。
ゲル成長培地カセット80は、カセット本体81と、2つの同一のカバー82とを有する。本体81は、全体に円筒状であり、第1円筒状壁83、第2円筒状壁84、網目支持プレート85、バルコニ86、および複数の歯87を有する。
壁84は壁83を取り囲み、横断方向壁99によってそれに連結される。
カセットの内部に向かう壁83の表面から、その円筒状壁の幾何学上の中心の方向に立ち上がる一連の棒94が円形リブ(図示せず)によって連結されて網目支持体85を形成する。
バルコニ86は、壁99の反対側の壁84に連結される。これは、壁84と平行に突出する、規則的に離隔された一連の歯87を有する。
横断方向壁99の高さにある、バルコニ86を担持する壁84の面の環状溝96は、装置1と協働するように構成される(以下参照)。
カバー82のそれぞれは、円筒状細片91によってフランジ92に連結されるドーム形壁90を有する。
フランジ92は、細片91と同じ側で突出する環状リブ93を有する。
寒天ゲル成長培地88が、カセット80の網目85上に注がれて(カセットは、この時点で図12と比較して上下逆さまであり、カバー82が除去された歯87の近傍にある)、網目を被覆し、凸状表面89を、除去されていないカバー82の方向に向けるようにする。
使える状態であるゲル成長培地カセットの各カバー82(図12)は、壁84のそれぞれの自由縁部に対して入れ子にされて(これらの縁部は次いで、対応するカバー82の細片91とリブ93の間に配設される)、それによって、カバーの凹状表面97が網目支持体85に向かい、ゲル成長培地により近いカバー82のドーム状壁90の凹状表面97がゲル成長培地の凸状表面89に沿って延びて、それを大気から保護するようになる。
この目的のために、壁99は、ゲル成長培地88がカバー82に、それが取り除かれる時、吸込によって張り付くのを防止する通気孔を形成するオリフィス95を有する。
同様に、壁84は、空気が第2カバー82とゲル成長培地88との間を通過するのを可能にする複数の溝98を有する。
ゲル成長培地カセットは、保管を単純化するために、それが他の同一のゲル成長培地カセットに入れ子にされて、下方カセットの頂部カバーが上方カセットの底部カバーに載り、上方カセットの歯87の自由縁部が2つのカバーを部分的に取り囲んで、1つのカセットが他のカセットから滑るのを防止するように設計される。
本発明の装置を使用して微生物学的試験がどのように実施されるかを次に述べる。
最初に、操作者が、装置1が含まれる個々の小袋を開けて(剥離可能な溶接ビードのところで2枚の熱可塑性フィルムを引き離すことによって)、本体2の窪み47および48を把持することによってそれを引き出す。
次いで装置1は、最初にオリフィス12、次いで窓68からクランプ60に係合されて、それが、窓68よりも狭い窓69の近傍に位置する壁部分66および67に衝頭接合するようになる。
したがって、装置1は、固定プレート62と可動プレート61の間に配設されて、フィルム6が封着される壁26の縁部50が、プレート62の空洞72を充填するシリコン73に圧し掛かる(図8および9)。
次いで操作者がノブ64をまわしてクランプ締め機構63を作動させ、装置1をクランプ締めすると、可動プレート61はカバー7の表面38に対して圧し掛かり、固定プレート62はフィルム6の表面39に対して圧し掛かる。
装置1が充分にきつくクランプ締めされると、機構63のトルクリミターがノブ64と脱係合して、操作者が装置1をそれよりきつくクランプ締めできないようにする。トルクリミターは、クランプ締め圧力が、装置1を過度に圧潰せずに密閉するのに充分になるように設定される。
壁26は、シリコンを局部的に変形させて、壁26とフィルム6の完全な密閉を保証する(図9)。
カバー7との側の本体2との密閉は、クランプ60がカバー7の可撓性部分に押圧する環状リブ46によって保証される。
装置がクランプ締めされた後は、操作者は、装置の入口オリフィス12を閉鎖するプラスチックフィルム(図示せず)を剥がし取り、次いで窓69から、装置のルアー雌型入口連結器10を、弁(図示せず)を介して加圧下の液体タンク(図示せず)と連通する充填通路に連結された雄型ルアー連結器(図示せず)に連結する。
次いで操作者は、出口オリフィス21を閉鎖するプラスチックフィルムを剥がし取って、出口雌型ルアー連結器を、窓68を介して排出通路(図示せず)に連結する。
次いで操作者は、濾過チャンバが液体と同じ圧力、例えば3バールであるように、弁を操縦する。クランプ60は、装置1が8バールもの大きさの圧力に対して密閉されるのを保証する。
次いで液体が矢印Bの方向に通路22を通過し(図4)、その圧力は弁8を開くのに充分であり、次いで液体は受け取りボリューム43を充填し、膜3の厚み全体を矢印Aによって表す軸方向の濾過方向に通過し始める(図4)。
この膜はリム40の縁44に密閉されることから、液体は、膜3の厚み全体を通過することによってしか、受け取りボリューム43から抜けることはできない。
液体が膜を通って濾過された後は、液体は、多孔性焼結ディスク4の排出ボリューム45に進入し、少なくとも部分的に後者を通過する。
液体の大部分は、焼結ディスクの厚みの一部分のみを通過して、ディスクからその縁部4’を介して抜ける(図6)。
排出ボリュームはしたがって、基本的に、焼結ディスク4によって占められるボリューム内に、また縁部4’の近傍に位置する焼結ディスクの周りに径方向(即ち軸方向の濾過方向に対して横断方向)に延びるボリューム内に局在される。
したがって、その代わりに、焼結ディスクを、スタッド5などの中間保持部材を用いずに直接フィルム6に連結できることも明らかである。
液体は次いで排出ボリューム45から、リム40と、膜3の周りに径方向に分配された壁26との間に位置する通過ボリューム49に向かって移動し、したがって液体は弁9へと搬送される。
弁8と同様に、この弁は装置の作動圧力で開くように構成され、したがって液体は、通路23を通って流れて、オリフィス21から抜かれることが可能である。
操作者が万一、入口オリフィスと出口オリフィスを誤って置き換えてしまっても、逆止弁8および9が、液体が装置を、膜3を境に圧力差を起こすことになる方向で、装置を通過することから防止するが、圧力差は、それを支持する焼結ディスクの反対側でそれを変形し、おそらくはそれを引き裂くことになる。
全ての液体が濾過された後は、操作者は液体入口弁を閉鎖し、装置1の充填器と排出通路を連結解除し、装置1をクランプ60から引き抜く。装置がクランプから引き抜かれた状態で、水が充満された膜3は、それが引き裂けるのを防止するように、焼結ディスク4によってしか支持されない。
次いで操作者は、装置の出口オリフィス21を真空ポンプに連結して、通路23から縮小圧力をかけて液体を吸引することによって、装置に含まれる液体を取り除く。
この取り除き動作が完了すると、操作者は、窪み47および48の一方付近の剥離可能なフィルム6を把持し、フィルムを剥がし取り(図1)、スタッド5および多孔性焼結ディスク4が、フィルム6に運び去られ、それとともに取り除かれ(フィルムは数箇所で焼結ディスクに密閉されている)、膜3だけがリム40に締め付けられたままとなる。
濾過装置1をゲル成長培地カセット80にクリップする動作を、次に図13から16を参照して説明する。
最初に、操作者は、ゲル成長培地88を保護するカバー82を、カバーのフランジ92を把持してそれを壁84から脱係合することによって取り外す(図13)。
次に、操作者が、装置1のカバー7の表面に、その中心の近傍で圧力をかけて、蝶番31のより薄い部分31’および31”を屈曲させると、このカバーの壁30と蝶番31とが、図13に表す第1安定位置からそれらの第2安定位置へと進んで、受け取りボリューム43を縮小させ、その時点で操作者は、カバーに掛けられた圧力を解放することができる。
弁8および膜3が気密装置を形成していることから、受け取りボリューム43の縮小は、装置1内の僅かな圧力上昇を引き起こすが、この圧力上昇は、操作者がもはやそれを押圧しなくともカバーが第2安定位置に留まるのに充分に小さい。
この圧量上昇に反応して、周囲で保持される膜3が、装置の外部に向かって僅かにドーム形の形状に変形される(その表面3’は凹形状になり、その表面3”は凸形状になる)(図13)。
次いで操作者は、装置をカセット80の頂部に配置して、膜の凸状表面3”がゲル成長培地の凸状表面89に面して、カバー7を押圧し続けるようにする。
次いで操作者は、表面3”の中心がゲル成長培地の凹状表面89の中心と接触する状態で、膜3とゲル成長培地88を接触させる(図14)。カセット80の壁84は、装置の壁26と40の間に係合されて、装置1をカセットに対して心合わせし、案内する。
操作者はこの動きを、装置1がカセット80にクリップされるまで続ける(図15および16)。
この動きの間、膜がゲル成長培地に徐々に押圧されて、膜とゲル成長培地との間に存在する残留空気を膜の周囲に追い出す。
膜をゲル成長培地に、最初はその中心に、次いでそこからその周囲へと徐々に貼付すると、微生物の成長を局部的に妨げる可能性のある、膜とゲル成長培地との間の残留空気ポケットの形成を回避する。
このステップの終わりに、壁26から装置1の壁16に向かって突出する装置1の規則的に離隔された隆起部35(図15)が、カセット80の溝96内にクリップし、それが、装置1によって形成されたアセンブリとカセット80とを一緒に締め付け、それを安定位置で保持する。
次いでこのアセンブリは、膜3に保持された微生物を成長させるのに必要な時間、培養するために培養チャンバ内に配置されて、それらを見ることができ、数えることができるようになる。
保管をし易くするために、いくつかのアセンブリを培養チャンバ内に積み上げることができる。
ゲル成長培地上での凝縮を制限するために、アセンブリは反転させることもできる。
培養が実施された後は、カバーが透明の場合はカバー越しにコロニーが数えられ、あるいはカバー7が取り外され、直接コロニーが数えられる。
一変化形態では、固定プレート62の空洞72は空のままとなって、フィルム6がこの空洞の中に局部的に変形するのを可能にして、液体の排出域から通行域への流れをし易くするが、この場合、排出ボリュームは、多孔性焼結ディスク4と液体の圧力によって変形されたフィルム6との間に位置するボリュームからも形成される。
他の変化形態では、装置のカバー7は、着脱可能ではない(膜の方向にドーム形状になるように構成される)可撓性の壁に、あるいはフィルム6と類似の剥離可能なフィルムに置き換えられる。
さらなる変化形態では、フィルム6は、カバー7と類似のカバーに、または引き裂き可能なフィルムに置き換えられる。
さらなる変化形態では、多孔性焼結ディスクは、加圧下の液体の排出を可能にするように、プレートの中心からその周囲に向かって径方向に延びる複数の通路が形成される不浸透性の支持プレートによって置き換えられる。
本発明は、ここに述べ、示した実施形態に限定されず、その任意の変化形態の実施を包含する。
本発明の微生物学的試験装置の斜視図である。 この装置の類似の分解図である。 この装置の上面図である。 図3の線IV〜IVに沿った装置の断面立面図である。 図4と類似の図であるが、装置の本体を別に示す。 図4の詳細VIの拡大図である。 装置が導入されて万力のやり方でそこでクランプ締めされるクランプの斜視図である。 クランプに係合される装置の断面立面図であって、クランプの可動クランプ締めプレートが装置から離れる位置にあるクランプを示す。 クランプに係合される装置の断面立面図であって、そのプレートが装置に対してクランプ締めされ位置にあるクランプを示す。 液体が濾過されたとき、微生物学的試験装置と併せて使用されるように設計されたゲル成長培地カセットの斜視図である。 図10のカセットの類似の分解図である。 カセットの断面立面図である。 カセットへの接近段階を示す、断面立面図である。 カセットに接触させる段階を示す、断面立面図である。 装置をカセットにクリップする段階を示す、断面立面図である。 一緒にクリップされたときのカセットと装置によって形成されるアセンブリの斜視図である。
符号の説明
1 微生物学的試験装置
2 本体
3 膜
4 多孔性焼結ディスク
5 保持部材、スタッド
6 着脱可能な壁、フィルム、第2本体の壁
7 カバー
8、9 逆止弁、較正弁
10 雌型挿入部
12 入口オリフィス
15 円筒形状の外部壁
16 円錐台形状の内部壁
17、18、26、30、66、67、83、84、壁
19、20、25 オリフィス
21 出口オリフィス
22、23 通路
27、28、33、92フランジ
31 蝶番
32、91 円筒状細片
34、46、93 リブ
35 隆起部
38、39 表面
40 リム
40 壁部分
40 円錐台形状壁の最小直径部分
41 円錐台形状壁の最大直径部分
43 受け取りボリューム
44、50、4’、縁部
45 排出ボリューム
47、48 窪み
49 環状ボリューム
60 クランプ
61 可動プレート
62、65 固定プレート
63 クランプ機構
64 ノブ
66、67、68、69 窓
70、94 棒
71 歯付ラック
72 空洞
73 可撓性材料
80 ゲル成長培地カセット
81 カセット本体
82 カバー
85 網目
86 バルコニ
87 複数の歯
88 ゲル成長培地
89 凸状表面
90 ドーム形壁
96、98 溝
97 凹状表面
99 横断方向壁

Claims (42)

  1. 加圧下で軸方向の濾過方向(A)に流れる液体の試料の微生物学的試験用の装置において、
    入口オリフィス(20)と、前記入口オリフィス(20)に連結される受け取りボリューム(43)とを有する第1本体(2)と、
    出口オリフィス(21)と、前記出口オリフィス(21)に連通する排出ボリューム(45)と、
    受け取りボリューム(43)と排出ボリューム(45)の間で、前記軸方向(A)に対して横断方向に配設された濾過膜(3)と、
    前記第1本体(2)から除去可能であり、液体が受け取りボリューム(43)から排出ボリューム(45)に流れる時、その流れを阻止せずに膜(3)の変形を制限するように構成された支持部材(4)と、
    排出ボリューム(45)を膜(3)と共同して画定するように、前記第1本体(2)に取り外し可能に固定された第2本体(6)とを含む装置であって、
    出口オリフィス(21)が前記第1本体(2)の周囲にあり、
    前記第2本体(6)が、前記第1本体(2)に接着によって取り付けられる着脱可能な壁から主に形成されることを特徴とする、装置。
  2. 前記排出ボリューム(45)の少なくとも大部分が、前記第1本体(2)に形成されることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 前記着脱可能な壁(6)が、前記第1本体(2)の内側の定位置で前記支持部材(4)を保持することを特徴とする、請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記着脱可能な壁(6)が、前記支持部材(4)に密閉されることを特徴とする、請求項3に記載の装置。
  5. 第2本体の前記壁(6)が可撓性であることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 前記壁が剥離可能なフィルム(6)であること特徴とする、請求項5に記載の装置。
  7. 前記着脱可能な壁が、前記第1本体(2)の中または上に圧力嵌めされるカバー(7)の一部であることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の装置。
  8. 前記第1本体(2)が、第2本体の壁(6)の、前記膜(3)に対して反対側に、前記第1本体(2)に接着によって取り付けられる、前記受け取りボリューム(43)を閉鎖する第2の着脱可能な壁(30、31)を有することを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の装置。
  9. 前記受け取りボリュームが、前記第2の着脱可能な壁(30、31)の存在下で閉鎖空間を形成することを特徴とする、請求項8に記載の装置。
  10. 前記第2の壁(30、31)が可撓性であることを特徴とする、請求項8または請求項9に記載の装置。
  11. 前記第2の壁が剥離可能なフィルムであることを特徴とする、請求項10に記載の装置。
  12. 前記第2の壁(30、31)が、前記第1本体(2)の中または上に圧力嵌めされるカバー(7)の一部であることを特徴とする、請求項8から10のいずれか一項に記載の装置。
  13. 前記第2の壁が可撓性の蝶番(31)を含むことを特徴とする、請求項8から12のいずれか一項に記載の装置。
  14. 前記蝶番(31)がより薄い材料(31’、31”)の少なくとも1つの部分を含むことを特徴とする、請求項13に記載の装置。
  15. 前記カバー(7)が、前記受け取りボリューム(43)が所定の空間を占める第1安定位置と、前記受け取りボリューム(43)が前記所定の空間よりも小さな空間しか占めない第2安定位置とを有する、請求項12に記載の装置。
  16. 接着によって前記第1本体(2)に取り付けられる前記壁(6、30)が、実質的に相互に平行であることを特徴とする、請求項8から15のいずれか一項に記載の装置。
  17. 前記第1本体(2)が、第2本体の壁(6)の、前記膜(3)に対して反対側に、前記着脱可能な壁(6)に平行な第2の壁(30)を有することを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の装置。
  18. 前記膜(3)の周囲が、前記受け取りボリューム(43)と、前記排出ボリューム(45)が出口オリフィス(21)を通って連通する周囲通過ボリューム(49)との間で、前記第1本体(2)の環状リム(40)に対して保持されることを特徴とする、請求項1から17のいずれか一項に記載の装置。
  19. 前記膜(3)が前記環状リム(40)に密閉されることを特徴とする、請求項18に記載の装置。
  20. 前記リム(40)が、膜に向かって軸方向に収束する全体的に円錐台形状の壁(16)の一部であることを特徴とする、請求項18または19のいずれかに記載の装置。
  21. 通過ボリューム(49)が、前記リム(40)と、前記リム(40)のまわりの外側壁(26)と、着脱可能な壁(6)に対して反対軸方向側の前記外側壁(26)に前記リム(40)を連結する横断方向壁(18)との間に位置することを特徴とする、請求項18から20のいずれか一項に記載の装置。
  22. 前記排出ボリューム(45)が環状リム(40)を越えて横断方向に延びて、前記周囲通過ボリューム(49)と接合することを特徴とする、請求項18から21のいずれか一項に記載の装置。
  23. 前記支持部材(4)が、少なくとも前記リム(40)に面する位置に横方向に延びる、前記膜(3)と前記着脱可能な壁(6)との間隔の半分よりも多く軸方向に延びる多孔性部材であることを特徴とする、請求項22に記載の装置。
  24. 前記第1本体(2)が、全体として軸方向(A)に対称形である環形状を有することを特徴とする、請求項1から23のいずれか一項に記載の装置。
  25. 前記支持部材(4)が多孔性であることを特徴とする、請求項1から22のいずれか一項に記載の装置。
  26. 前記支持部材(4)と前記着脱可能な壁(6)との間に配設される保持部材(5)を含むことを特徴とする、請求項1から25のいずれか一項に記載の装置。
  27. 前記入口オリフィス(20)と前記受け取りボリューム(43)との間に配設される第1較正弁(8)と、前記排出ボリューム(45)と前記出口オリフィス(21)との間に配設される第2較正弁(9)とを含み、前記弁(8、9)が、前記入口オリフィス(20)から前記出口オリフィス(21)への流れ方向にある液体の前記流れ圧力で開くように構成されることを特徴とする、請求項1から26のいずれか一項に記載の装置。
  28. 加圧下で流れる液体の試料についての、微生物学的試験用アセンブリにおいて、請求項1から27のいずれか一項に記載の装置と、前記装置を軸方向に前記第1本体(2)および前記着脱可能な壁(6)によって万力のやり方で保持するように構成されたクランプ締め手段(61、62、63、64)を有するクランプ(60)とを含む、アセンブリ。
  29. 前記クランプ(60)が、前記着脱可能な壁(6)にクランプ締め圧力を及ぼすことを特徴とする、請求項28に記載のアセンブリ。
  30. 前記クランプ(60)が、固定されたプレート(62)、ならびにクランプが装置から離される休止位置と、クランプが上記装置に圧し掛かるクランプ締め位置との間で移動するプレート(61)を有することを特徴とする、請求項29に記載のアセンブリ。
  31. 前記クランプ締め手段(61、62、63、64)がノブ(64)とクランプ締め機構(63)とを含み、前記ノブ(64)が、前記クランプ締め機構(63)を作動して、移動プレート(61)をその休止位置からそのクランプ締め位置へ、またその逆に移動させるように作動されるように構成されることを特徴とする、請求項30に記載のアセンブリ。
  32. 前記クランプ締め機構(63)が、前記ノブ(64)が作動されるとき、前記クランプ(60)が前記装置に所定のクランプ締め圧力を及ぼすようにクランプ締めトルクを制限するように構成されることを特徴とする、請求項31に記載のアセンブリ。
  33. 前記着脱可能な壁(6)と係合するプレート(62)が、中央空洞(72)を有することを特徴とする、請求項30から32のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  34. 前記空洞(72)が、弾性かつ可撓性の材料で充填されることを特徴とする、請求項33に記載のアセンブリ。
  35. 前記材料がシリコン(73)であることを特徴とする、請求項34に記載のアセンブリ。
  36. 微生物学的培養アセンブリにおいて、請求項1から27のいずれか一項に記載の装置と、ゲル成長培地(88)を取り囲む本体(81)、および前記ゲル成長培地(88)が載る支持体(85)を含み、前記支持体の反対側に凸状表面(89)を有するゲル成長培地カセット(80)とを含むアセンブリであって、前記着脱可能な壁(6)および前記支持部材(4)の取り外し後に、装置が前記カセット(80)と入れ子にされるように構成されて、前記装置を前記カセット(80)に入れ子にする位置で、前記カセット(80)に面する前記装置の膜(3)の表面(3”)が前記ゲル成長培地(88)に載るようになる、アセンブリ。
  37. 前記支持体(85)が、前記ゲル成長培地(88)が注がれる網目であることを特徴とする、請求項36に記載のアセンブリ。
  38. 前記装置および前記カセット(80)が補足的クリップ手段を含むことを特徴とする、請求項36または37のいずれかに記載のアセンブリ。
  39. 前記補足的クリップ手段が、前記装置の一部を形成する少なくとも1つの隆起部(35)と、前記カセット(80)の一部を形成する1つの溝(96)とを含むことを特徴とする、請求項38に記載のアセンブリ。
  40. 加圧下で流れる液体の試料の微生物学的試験の方法において、
    請求項1から27のいずれか一項に記載の試験装置を確保するステップと、
    前記装置をクランプ(60)に取り付けて、請求項28から35のいずれか一項に記載の試験アセンブリを構成するステップと、
    前記装置の入口オリフィス(20)を充填通路に、出口オリフィス(21)を前記液体用の排出通路に連結するステップと、
    液体のボリュームを、前記装置を通って濾過させるステップと、
    前記装置を前記クランプ(60)から取り外すステップと、
    液体を前記装置から取り除くステップと、
    前記着脱可能な壁(6)および前記支持部材(4)を前記装置から取り外すステップと、
    前記装置をゲル成長培地カセット(80)に入れ子にして、請求項36から39のいずれか一項に記載の培養アセンブリを構成するステップと、
    培養が起こるのを待つステップとを含む、方法。
  41. 試験アセンブリを確保するステップが、第2本体の着脱可能な壁(6)の、前記膜(3)に対して反対側に、少なくとも1つの可撓性の壁(30、31)を含む第1本体(2)を有する装置を試験装置として選択するステップを含むこと、前記方法が、装置をゲル成長培地カセット(80)に入れ子にするステップの前に、
    前記第1本体(2)を押圧して、前記壁(30、31)を前記装置の内部に向けて屈曲させて、前記膜(3)が前記装置の外部に向けてドーム形にされるようにするステップと、
    膜(3)をゲル成長培地(88)に押圧して、それをゲル成長培地(88)と接触するように、最初はその中心で、次いで徐々にその表面全体にわたって外の周囲までもたらすステップとを含むことを特徴とする、請求項40に記載の方法。
  42. 前記液体を取り除くステップが、前記装置の出口オリフィス(21)をバキューム供給部に連結するステップと、前記液体を前記出口オリフィス(21)から吸引するステップとを含むことを特徴とする、請求項40または41のいずれかに記載の方法。
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