JPH06141890A - 加圧液体の微生物試験のための方法及び装置 - Google Patents
加圧液体の微生物試験のための方法及び装置Info
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- JPH06141890A JPH06141890A JP4175903A JP17590392A JPH06141890A JP H06141890 A JPH06141890 A JP H06141890A JP 4175903 A JP4175903 A JP 4175903A JP 17590392 A JP17590392 A JP 17590392A JP H06141890 A JPH06141890 A JP H06141890A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
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- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 分析に必要なろ過並びに膜上に保持された微
生物の培養媒体との接触状態での培養の各操作を現場で
実施することにより加圧流体の微生物試験にこれまで必
要とされた操作を簡易化すること。 【構成】 基部に膜フィルター４を封着し、膜フィルタ
ーの上流に組込み式覗き窓１３を装備しそして膜フィル
ターの下流にリップシール１０と雌ねじ部８とを含むフ
ランジ７を装備する透明プラスチック製の容器を備える
ことを特徴とする微生物試験装置。雄ねじ部を有するろ
過支持体或いは培養カートリッジが容器の雌ねじ部に順
次装着されうるようになっている。容器をろ過支持体に
気密に螺着した組合体に検査されるべきサンプルを導入
し、容器に正圧或いは負圧を適用してろ過を完了し、ろ
過支持体を容器内に気密に螺着される培養カートリッジ
と交換し、容器と培養カートリッジとからなる組合体を
反転姿勢で培養器内で培養する。
生物の培養媒体との接触状態での培養の各操作を現場で
実施することにより加圧流体の微生物試験にこれまで必
要とされた操作を簡易化すること。 【構成】 基部に膜フィルター４を封着し、膜フィルタ
ーの上流に組込み式覗き窓１３を装備しそして膜フィル
ターの下流にリップシール１０と雌ねじ部８とを含むフ
ランジ７を装備する透明プラスチック製の容器を備える
ことを特徴とする微生物試験装置。雄ねじ部を有するろ
過支持体或いは培養カートリッジが容器の雌ねじ部に順
次装着されうるようになっている。容器をろ過支持体に
気密に螺着した組合体に検査されるべきサンプルを導入
し、容器に正圧或いは負圧を適用してろ過を完了し、ろ
過支持体を容器内に気密に螺着される培養カートリッジ
と交換し、容器と培養カートリッジとからなる組合体を
反転姿勢で培養器内で培養する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、加圧液体中に含まれる
生きている微生物を計数するのに有用な、加圧液体の微
生物検査方法及び装置に関するものである。
生きている微生物を計数するのに有用な、加圧液体の微
生物検査方法及び装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】食品、薬品及び電子産業を含めて多くの
産業分野で、加圧流体の微生物品質をそれが管路を通し
て移送されている間にせよ或いは貯蔵タンクに保持され
ている場合にせよ、検査しうることが重要である。
産業分野で、加圧流体の微生物品質をそれが管路を通し
て移送されている間にせよ或いは貯蔵タンクに保持され
ている場合にせよ、検査しうることが重要である。
【０００３】これまで使用された標準的な方法は、無菌
状態で小さなサンプル弁を使用して或る容積の液体を容
器内にサンプル採取しそして後このサンプルを通常のろ
過方法により或いは米国特許第４，７７７，１３７号に
記載された方法により検査することであった。
状態で小さなサンプル弁を使用して或る容積の液体を容
器内にサンプル採取しそして後このサンプルを通常のろ
過方法により或いは米国特許第４，７７７，１３７号に
記載された方法により検査することであった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】これらサンプルにより
またサンプルの様々の移行や移し替えにより微生物実在
数の誤りが発生することを想像することは難くない。更
に、これら異なった別個の操作は、時間を浪費しそして
分析結果を入手するまでに遅延をもたらした。
またサンプルの様々の移行や移し替えにより微生物実在
数の誤りが発生することを想像することは難くない。更
に、これら異なった別個の操作は、時間を浪費しそして
分析結果を入手するまでに遅延をもたらした。
【０００５】分析に必要とされるろ過並びに膜上に保持
されている微生物の培養に必要とされるフィルターの栄
養物質との接触状態への配置を現場で実施することによ
りこれら欠点を排除することが所望されている。
されている微生物の培養に必要とされるフィルターの栄
養物質との接触状態への配置を現場で実施することによ
りこれら欠点を排除することが所望されている。
【０００６】本発明の課題は、加圧流体の微生物試験に
これまで必要とされた操作を簡易化することである。
これまで必要とされた操作を簡易化することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明に従う液体サンプ
ルの微生物試験装置は、膜フィルターを使用する、好ま
しくは予備殺菌されたそして一回使用のみに適応する使
い捨て装置である。本装置は、基部に膜フィルターを封
着した透明プラスチック製の完全密閉された容器により
特徴づけられる。容器には、膜より上流で組込み式覗き
（観察）窓が装備されそして膜より下流でリップシール
及び雌ねじ部を有するフランジが設けられる。試験に際
して、共にプラスチック製の、雄ねじ部を有するろ過支
持体或いは培養カートリッジが容器の雌ねじ部に順次装
着される。
ルの微生物試験装置は、膜フィルターを使用する、好ま
しくは予備殺菌されたそして一回使用のみに適応する使
い捨て装置である。本装置は、基部に膜フィルターを封
着した透明プラスチック製の完全密閉された容器により
特徴づけられる。容器には、膜より上流で組込み式覗き
（観察）窓が装備されそして膜より下流でリップシール
及び雌ねじ部を有するフランジが設けられる。試験に際
して、共にプラスチック製の、雄ねじ部を有するろ過支
持体或いは培養カートリッジが容器の雌ねじ部に順次装
着される。
【０００８】ろ過支持体は、容器の雌ねじ部と協働する
雄ねじ部分を外面に備える室と、軸線方向出口オリフィ
スにおいて終端する排出チャネル系統を備える上方プレ
ートとを具備する。ろ過支持体はまた、分析されるべき
液体サンプルのろ過中支持体の外周に外部からの漏入或
いは汚染を防止するために容器のリップシールと協働す
る封着用円錐部を含んでいる。
雄ねじ部分を外面に備える室と、軸線方向出口オリフィ
スにおいて終端する排出チャネル系統を備える上方プレ
ートとを具備する。ろ過支持体はまた、分析されるべき
液体サンプルのろ過中支持体の外周に外部からの漏入或
いは汚染を防止するために容器のリップシールと協働す
る封着用円錐部を含んでいる。
【０００９】培養カートリッジは、適当な液体或いは乾
燥微生物培養媒体（培養基、栄養媒体）を収納しそして
容器の雌ねじ部と協働する雄ねじ部を外面に備える室を
備えている。培養カートリッジはまた、その上端部にお
いて、膜フィルターの下流周囲での密閉を保証しそして
それにより培養中培養媒体の脱水を防止するため容器の
リップシールと協働するように設計された円錐部分を含
むことができる。
燥微生物培養媒体（培養基、栄養媒体）を収納しそして
容器の雌ねじ部と協働する雄ねじ部を外面に備える室を
備えている。培養カートリッジはまた、その上端部にお
いて、膜フィルターの下流周囲での密閉を保証しそして
それにより培養中培養媒体の脱水を防止するため容器の
リップシールと協働するように設計された円錐部分を含
むことができる。
【００１０】本発明に従う装置は、膜フィルターを完全
に密閉された容器内に維持し、それにより行なわれるべ
き分析の結果を乱し易い外部からの汚染から隔離する利
点を与える。この密閉容器形態はまた、これまで知られ
た装置では行ない得なかった６×１０5 Ｐａに至るまで
もの圧力下で液体サンプルを分析することを可能ならし
める。加えて、本装置はまた、膜フィルター上に捕集さ
れた任意の微生物の培養を直接且つ迅速にそして膜の取
り扱いを何ら必要とすることなく実施する作用を為す。
に密閉された容器内に維持し、それにより行なわれるべ
き分析の結果を乱し易い外部からの汚染から隔離する利
点を与える。この密閉容器形態はまた、これまで知られ
た装置では行ない得なかった６×１０5 Ｐａに至るまで
もの圧力下で液体サンプルを分析することを可能ならし
める。加えて、本装置はまた、膜フィルター上に捕集さ
れた任意の微生物の培養を直接且つ迅速にそして膜の取
り扱いを何ら必要とすることなく実施する作用を為す。
【００１１】本発明はまた、膜フィルターを使用しての
液体サンプルの微生物試験方法をも意図しており、これ
は分析されるべきサンプルをろ過支持体に螺着されそし
て正圧或いは負圧に維持される上述した容器を備える装
置に導入する段階と、ろ過支持体を容器に螺着される培
養カートリッジと交換する段階と、容器とカートリッジ
とから成る組立体を培養器において培養する段階とを含
む。
液体サンプルの微生物試験方法をも意図しており、これ
は分析されるべきサンプルをろ過支持体に螺着されそし
て正圧或いは負圧に維持される上述した容器を備える装
置に導入する段階と、ろ過支持体を容器に螺着される培
養カートリッジと交換する段階と、容器とカートリッジ
とから成る組立体を培養器において培養する段階とを含
む。
【００１２】この方法は、液体サンプル或いは検査され
るべき存在する微生物を捕集する膜の取扱を回避するの
で、その簡易性と迅速性にもかかわらず、最大限の信頼
性をもって加圧液体の微生物品質を検査するのに役立
つ。
るべき存在する微生物を捕集する膜の取扱を回避するの
で、その簡易性と迅速性にもかかわらず、最大限の信頼
性をもって加圧液体の微生物品質を検査するのに役立
つ。
【００１３】
【作用】本発明に従う液体サンプルの微生物試験装置
は、基部に膜フィルターを封着した透明プラスチック製
の完全密閉された容器を使用する。容器には、膜より上
流で組込み式覗き（観察）窓が装備されそして膜より下
流でリップシール及び雌ねじ部を有するフランジが設け
られる。試験中、雄ねじ部を有するろ過支持体或いは培
養カートリッジが容器の雌ねじ部に順次装着されろ過及
び培養を行う。ろ過支持体は、ろ過中膜フィルターを支
持し、容器の雌ねじ部と協働する雄ねじ部分を外面に備
える室と、軸線方向出口オリフィスにおいて終端する排
出チャネル系統を備える上方プレートとを具備し更には
分析されるべき液体サンプルのろ過中支持体の外周に外
部からの漏入或いは汚染を防止するために容器のリップ
シールと協働する封着用円錐部を含んでいる。培養カー
トリッジは、適当な液体或いは乾燥微生物培養媒体を収
納しそして容器の雌ねじ部と協働する雄ねじ部を外面に
備える室を備えている。試験に際しては、分析されるべ
きサンプルをろ過支持体に螺着されそして正圧或いは負
圧に維持される上述した容器を備える装置に導入してろ
過を行ない、微生物を膜フィルター上に捕集し、ろ過支
持体を容器に螺着される培養カートリッジと交換して容
器とカートリッジとから成る組立体を培養器において培
養することにより微生物コロニーを発現せしめる。本発
明に従う装置は、膜フィルターを完全に密閉された容器
内に維持し、それにより行なわれるべき分析の結果を乱
し易い外部からの汚染から隔離する利点を与える。この
密閉容器形態はまた、これまで知られた装置では行ない
得なかった６×１０5 Ｐａに至るまでもの圧力下で液体
サンプルを分析することを可能ならしめる。加えて、本
装置はまた、膜フィルター上に捕集された任意の微生物
の培養を直接且つ迅速にそして膜の取り扱いを何ら必要
とすることなく実施する作用を為す。液体サンプル或い
は検査されるべき存在する微生物を捕集する膜の取扱を
回避するので、その簡易性と迅速性にもかかわらず、最
大限の信頼性をもって加圧液体の微生物品質を検査する
ことができる。
は、基部に膜フィルターを封着した透明プラスチック製
の完全密閉された容器を使用する。容器には、膜より上
流で組込み式覗き（観察）窓が装備されそして膜より下
流でリップシール及び雌ねじ部を有するフランジが設け
られる。試験中、雄ねじ部を有するろ過支持体或いは培
養カートリッジが容器の雌ねじ部に順次装着されろ過及
び培養を行う。ろ過支持体は、ろ過中膜フィルターを支
持し、容器の雌ねじ部と協働する雄ねじ部分を外面に備
える室と、軸線方向出口オリフィスにおいて終端する排
出チャネル系統を備える上方プレートとを具備し更には
分析されるべき液体サンプルのろ過中支持体の外周に外
部からの漏入或いは汚染を防止するために容器のリップ
シールと協働する封着用円錐部を含んでいる。培養カー
トリッジは、適当な液体或いは乾燥微生物培養媒体を収
納しそして容器の雌ねじ部と協働する雄ねじ部を外面に
備える室を備えている。試験に際しては、分析されるべ
きサンプルをろ過支持体に螺着されそして正圧或いは負
圧に維持される上述した容器を備える装置に導入してろ
過を行ない、微生物を膜フィルター上に捕集し、ろ過支
持体を容器に螺着される培養カートリッジと交換して容
器とカートリッジとから成る組立体を培養器において培
養することにより微生物コロニーを発現せしめる。本発
明に従う装置は、膜フィルターを完全に密閉された容器
内に維持し、それにより行なわれるべき分析の結果を乱
し易い外部からの汚染から隔離する利点を与える。この
密閉容器形態はまた、これまで知られた装置では行ない
得なかった６×１０5 Ｐａに至るまでもの圧力下で液体
サンプルを分析することを可能ならしめる。加えて、本
装置はまた、膜フィルター上に捕集された任意の微生物
の培養を直接且つ迅速にそして膜の取り扱いを何ら必要
とすることなく実施する作用を為す。液体サンプル或い
は検査されるべき存在する微生物を捕集する膜の取扱を
回避するので、その簡易性と迅速性にもかかわらず、最
大限の信頼性をもって加圧液体の微生物品質を検査する
ことができる。
【００１４】
【実施例】図１及び図２に示される容器（リザーバ）１
は、一般に円筒状の、一体の密閉された本体２を備え
る。本体２は、その上方部分において覗き窓（観察窓、
計数窓）３によりそしてその下方部分において覗き窓の
面と平行な面にある膜フィルター４により閉鎖されてい
る。
は、一般に円筒状の、一体の密閉された本体２を備え
る。本体２は、その上方部分において覗き窓（観察窓、
計数窓）３によりそしてその下方部分において覗き窓の
面と平行な面にある膜フィルター４により閉鎖されてい
る。
【００１５】本体２には、膜４の面と平行な軸線を有し
そして雄型のルアープラグ６により閉止されうる雌型の
ルアー型式の側部入口オリフィス５が装備される。円筒
状の本体２の直径より大きな直径を有するチューブ状フ
ランジ７が、本体を膜フィルターの下流に延長する。フ
ランジ７の内面には雌ねじ部８が形成され、これは特
に、対応する雄ねじ部を有する取り外し自在の要素（以
下に説明するろ過支持体及び培養カートリッジ、ここで
は図示していない）との迅速な止着・離脱を保証するた
め例えば３条の雌ねじ先導部から構成することができ
る。
そして雄型のルアープラグ６により閉止されうる雌型の
ルアー型式の側部入口オリフィス５が装備される。円筒
状の本体２の直径より大きな直径を有するチューブ状フ
ランジ７が、本体を膜フィルターの下流に延長する。フ
ランジ７の内面には雌ねじ部８が形成され、これは特
に、対応する雄ねじ部を有する取り外し自在の要素（以
下に説明するろ過支持体及び培養カートリッジ、ここで
は図示していない）との迅速な止着・離脱を保証するた
め例えば３条の雌ねじ先導部から構成することができ
る。
【００１６】本体２とフランジ７との間の連結部は、上
流から下流に順次、肩９、リップシール１０及び固定用
止め１１を含んでいる。本体と同じ軸線を有する円形リ
ングの形態の肩９は、膜フィルター４を本体２及びフラ
ンジ７の共通軸線に垂直な平面において封着する容器１
の基部の周囲を定める。
流から下流に順次、肩９、リップシール１０及び固定用
止め１１を含んでいる。本体と同じ軸線を有する円形リ
ングの形態の肩９は、膜フィルター４を本体２及びフラ
ンジ７の共通軸線に垂直な平面において封着する容器１
の基部の周囲を定める。
【００１７】図１に示される具体例におけるリップシー
ル１０は、本体２とフランジ７との間の中間直径を有す
る、それらと同軸の円形タブの形態にあり、内面及び外
面を備えて軸線方向に突出する。同じく本体２と同じ軸
線を有する円形リングの形態にある固定用止め１１は、
フランジのねじ部８への取り外し自在の要素（以下に説
明するろ過支持体及び培養カートリッジ）のねじ止め中
膜フィルターの円形端の圧潰を防止することを意図して
いる。
ル１０は、本体２とフランジ７との間の中間直径を有す
る、それらと同軸の円形タブの形態にあり、内面及び外
面を備えて軸線方向に突出する。同じく本体２と同じ軸
線を有する円形リングの形態にある固定用止め１１は、
フランジのねじ部８への取り外し自在の要素（以下に説
明するろ過支持体及び培養カートリッジ）のねじ止め中
膜フィルターの円形端の圧潰を防止することを意図して
いる。
【００１８】図１に示されるように、覗き窓３は、そこ
からの膜フィルター４の観察を遮るような障害物をなん
ら持たない。容器１は、透明な、耐圧性のそして膜フィ
ルター上で培養後発現した微生物コロニーのサンプル採
取を必要なら可能ならしめるように破断することなく穿
孔されうるプラスチックから作製される。容器用の適当
なプラスチックは、メチルメタクリレート、ブタジエン
及びスチレンの共重合体である。
からの膜フィルター４の観察を遮るような障害物をなん
ら持たない。容器１は、透明な、耐圧性のそして膜フィ
ルター上で培養後発現した微生物コロニーのサンプル採
取を必要なら可能ならしめるように破断することなく穿
孔されうるプラスチックから作製される。容器用の適当
なプラスチックは、メチルメタクリレート、ブタジエン
及びスチレンの共重合体である。
【００１９】膜フィルターは一般にセルロースエステル
から形成することができ、その孔径は保持されるべき微
生物の寸法に応じて変更される。一般的に検査される微
生物に対しては、一般に使用される孔径は０．４５μｍ
である。当業者には良く理解されるように、他の種の微
生物の保持のために、親水性であれ疎水性であれ、他の
種の膜フィルター材料が使用されうる。
から形成することができ、その孔径は保持されるべき微
生物の寸法に応じて変更される。一般的に検査される微
生物に対しては、一般に使用される孔径は０．４５μｍ
である。当業者には良く理解されるように、他の種の微
生物の保持のために、親水性であれ疎水性であれ、他の
種の膜フィルター材料が使用されうる。
【００２０】本発明に従う装置を構成するろ過支持体１
２が図３及び図４に示される。ろ過支持体１２は一般に
円筒状である室１３を備えている。室１３の外面には、
容器１のフランジ７の雌ねじ部８と協働する、例えば３
条の雄ねじ部から構成しうる雄ねじ部１４が形成されて
いる。必要なら、把持用部材３０をも含めることができ
る。
２が図３及び図４に示される。ろ過支持体１２は一般に
円筒状である室１３を備えている。室１３の外面には、
容器１のフランジ７の雌ねじ部８と協働する、例えば３
条の雄ねじ部から構成しうる雄ねじ部１４が形成されて
いる。必要なら、把持用部材３０をも含めることができ
る。
【００２１】室１３は、その上方部においてプレート１
５により閉成される。プレート１５は、円形の周縁部１
６並びに軸線出口オリフィス１９を終端に形成した円形
及び半径方向の排出チャネル系統、即ちネットワーク１
７、１８を含む。周縁部１６は図３に示されるようにプ
レート１５の上面を僅かに越えて突出して、排出チャネ
ルの上面に載置されるディスク状の取り外し可能な多孔
質無菌処理済の挿入体２０を受容する役目を為す中央円
形凹入部を形成する。
５により閉成される。プレート１５は、円形の周縁部１
６並びに軸線出口オリフィス１９を終端に形成した円形
及び半径方向の排出チャネル系統、即ちネットワーク１
７、１８を含む。周縁部１６は図３に示されるようにプ
レート１５の上面を僅かに越えて突出して、排出チャネ
ルの上面に載置されるディスク状の取り外し可能な多孔
質無菌処理済の挿入体２０を受容する役目を為す中央円
形凹入部を形成する。
【００２２】ろ過支持体１２が容器１内に螺着されると
き、膜フィルターの下側ろ過面全面に接触しそしてそれ
を支持するよう設計されている挿入体２０の上面は、周
縁部１６の上面と同一平面を形成する。周縁部１６は、
膜の下流側周縁表面と周縁部表面との間に多孔質無菌挿
入体２０を通して漏入した液体の取り除きを促進するよ
うに多数の細い半径方向スリット２１を有している。
き、膜フィルターの下側ろ過面全面に接触しそしてそれ
を支持するよう設計されている挿入体２０の上面は、周
縁部１６の上面と同一平面を形成する。周縁部１６は、
膜の下流側周縁表面と周縁部表面との間に多孔質無菌挿
入体２０を通して漏入した液体の取り除きを促進するよ
うに多数の細い半径方向スリット２１を有している。
【００２３】ろ過支持体１２のねじ付きの室１３とプレ
ート１５との間の連結部分は、図１に示されそして図７
に明瞭に示される具体例においては、外側肩２２と、円
形溝２３と、周縁部１６の周囲を構成する封着用円錐部
２４とを含んでいる。図７に示されるように、ろ過支持
体１２が容器１のフランジ内部に螺着されるとき、肩２
２は容器１の固定用止め１１と接触状態となって膜の圧
潰を防止し、そして封着用円錐部２４はリップシール１
０の内面を変形せしめてそこに密着して支持体１２と容
器１との間での完全な気密性を保証する。
ート１５との間の連結部分は、図１に示されそして図７
に明瞭に示される具体例においては、外側肩２２と、円
形溝２３と、周縁部１６の周囲を構成する封着用円錐部
２４とを含んでいる。図７に示されるように、ろ過支持
体１２が容器１のフランジ内部に螺着されるとき、肩２
２は容器１の固定用止め１１と接触状態となって膜の圧
潰を防止し、そして封着用円錐部２４はリップシール１
０の内面を変形せしめてそこに密着して支持体１２と容
器１との間での完全な気密性を保証する。
【００２４】図８に示される別の具体例においては、ろ
過支持体１２の外側肩２２は、容器１の固定用止め１１
と接触状態に突入するのみならず、リップシール１０の
内面ではなく外面を変形せしめて密着する封着用円錐部
２４を含んでおり、それにより容器１への支持体１２の
螺着中完全な気密性を保証する。図８に示される具体例
は、図７における具体例の場合に使用可能な圧力より高
い圧力において、即ち６×１０5 Ｐａもの高い圧力にお
いて分析されるべき液体サンプル採取を行うのに有用で
ある。これは、ろ過されるべき液体の圧力の増加が封着
用円錐部２４をろ過支持体１２に一層密着せしめて容器
の気密性を向上する傾向があるとの事実によるものであ
る。
過支持体１２の外側肩２２は、容器１の固定用止め１１
と接触状態に突入するのみならず、リップシール１０の
内面ではなく外面を変形せしめて密着する封着用円錐部
２４を含んでおり、それにより容器１への支持体１２の
螺着中完全な気密性を保証する。図８に示される具体例
は、図７における具体例の場合に使用可能な圧力より高
い圧力において、即ち６×１０5 Ｐａもの高い圧力にお
いて分析されるべき液体サンプル採取を行うのに有用で
ある。これは、ろ過されるべき液体の圧力の増加が封着
用円錐部２４をろ過支持体１２に一層密着せしめて容器
の気密性を向上する傾向があるとの事実によるものであ
る。
【００２５】ろ過支持体１２は例えばアクリロニトリル
／ブタジエン／スチレン樹脂のようなスチレン重合体類
から作製されそして挿入体２０は例えば焼結ポリエチレ
ン製と為しうる。
／ブタジエン／スチレン樹脂のようなスチレン重合体類
から作製されそして挿入体２０は例えば焼結ポリエチレ
ン製と為しうる。
【００２６】本発明の装置の構成するよう設計される培
養カートリッジ２５は液体培養媒体に対して（図５参
照）また乾燥培養媒体に対して（図６参照）プラスチッ
ク製カートリッジとなしうる。
養カートリッジ２５は液体培養媒体に対して（図５参
照）また乾燥培養媒体に対して（図６参照）プラスチッ
ク製カートリッジとなしうる。
【００２７】このカートリッジ２５は、検査されるべき
微生物に適当な培養媒体（栄養）２７を収納する、一般
に円筒状でありそして外面に容器１のフランジ７の雌ね
じ部８と協働しうる雄ねじ部２８を備える室２６を含ん
でいる。雄ねじ部２８は、迅速な止着を保証するために
対応する雌ねじ部に対応して例えば３条の雄ねじ先導部
から構成できる。室２６にもまた、把持要素２９を設け
ることができそしてまたその上部に容器１へのカートリ
ッジ２５の螺着中止め１１と接触状態に突入する肩３７
を形成することができる。
微生物に適当な培養媒体（栄養）２７を収納する、一般
に円筒状でありそして外面に容器１のフランジ７の雌ね
じ部８と協働しうる雄ねじ部２８を備える室２６を含ん
でいる。雄ねじ部２８は、迅速な止着を保証するために
対応する雌ねじ部に対応して例えば３条の雄ねじ先導部
から構成できる。室２６にもまた、把持要素２９を設け
ることができそしてまたその上部に容器１へのカートリ
ッジ２５の螺着中止め１１と接触状態に突入する肩３７
を形成することができる。
【００２８】図５に示される液体培養媒体に適応するカ
ートリッジにおいては、室２６は、その上部において、
外方に凸状でありそして室２６と一体に形成される支持
体３１を有している。この凸状支持体３１には、軸線方
向供給オリフィス３２に連通する供給チャネル系統即ち
ネットワーク２７ａを備える。供給オリフィス３２は取
り外し可能な封栓３６により閉鎖される。加えて、凸状
支持体３１は、その周縁部に対してわずかにくぼんでお
り、適当な液体培養媒体を含浸した吸収パッド３３を載
せる中央円形凹入部を形成する。パッドはまた、周縁部
に接着される剥離可能な保護ペーパ３４により保護され
うる。
ートリッジにおいては、室２６は、その上部において、
外方に凸状でありそして室２６と一体に形成される支持
体３１を有している。この凸状支持体３１には、軸線方
向供給オリフィス３２に連通する供給チャネル系統即ち
ネットワーク２７ａを備える。供給オリフィス３２は取
り外し可能な封栓３６により閉鎖される。加えて、凸状
支持体３１は、その周縁部に対してわずかにくぼんでお
り、適当な液体培養媒体を含浸した吸収パッド３３を載
せる中央円形凹入部を形成する。パッドはまた、周縁部
に接着される剥離可能な保護ペーパ３４により保護され
うる。
【００２９】凸状支持体３１は、室２６の上端に容器１
のリップシール１０と協働するように設計されている円
錐状封着部分３５により連結されて、容器に螺着された
カートリッジの液体培養媒体の周辺部が培養中脱水・乾
燥するのを防止する。
のリップシール１０と協働するように設計されている円
錐状封着部分３５により連結されて、容器に螺着された
カートリッジの液体培養媒体の周辺部が培養中脱水・乾
燥するのを防止する。
【００３０】図６に示した乾燥培養媒体用培養カートリ
ッジは、円錐状封着部分を具備しておらず、その室２６
は各端で一対の取り外し可能な蓋３８及び３９によりそ
れぞれ閉鎖される。肩３７とは反対側に位置付けられる
蓋３８はカートリッジ２５に培養媒体を充填する役目を
為しそして外方に凸状の蓋３９は容器１へのカートリッ
ジの螺着中取り外される。カートリッジ本体を作製する
のに使用されるプラスチックは例えばポリスチレン製で
ありそして蓋用のプラスチックは例えばポリプロピレン
とされうる。
ッジは、円錐状封着部分を具備しておらず、その室２６
は各端で一対の取り外し可能な蓋３８及び３９によりそ
れぞれ閉鎖される。肩３７とは反対側に位置付けられる
蓋３８はカートリッジ２５に培養媒体を充填する役目を
為しそして外方に凸状の蓋３９は容器１へのカートリッ
ジの螺着中取り外される。カートリッジ本体を作製する
のに使用されるプラスチックは例えばポリスチレン製で
ありそして蓋用のプラスチックは例えばポリプロピレン
とされうる。
【００３１】本発明に従うプロセスは、適当な培養媒体
をカートリッジに充填した後、検査されるべき液体サン
プルの現場での直接微生物試験に必要な操作から成る。
本プロセスは先ず、容器１を固定用止めに当るまでろ過
支持体１２に螺着することにより開始される。容器は、
図１、３及び７の具体例では３×１０5 Ｐａを超えるそ
して図８に示した具体例では６×１０5 Ｐａまでの、検
査されるべき液体のろ過圧力に耐えうる閉鎖された室を
形成する。
をカートリッジに充填した後、検査されるべき液体サン
プルの現場での直接微生物試験に必要な操作から成る。
本プロセスは先ず、容器１を固定用止めに当るまでろ過
支持体１２に螺着することにより開始される。容器は、
図１、３及び７の具体例では３×１０5 Ｐａを超えるそ
して図８に示した具体例では６×１０5 Ｐａまでの、検
査されるべき液体のろ過圧力に耐えうる閉鎖された室を
形成する。
【００３２】小さな雄型ルアープラグ６が取り外されそ
して容器１はサンプル抽出口に接続される。サンプル抽
出口の弁が開放されそして所望容積の検査されるべき液
体が膜フィルターを通してろ過せしめられそして抽出し
たサンプル分がろ過支持体１２から下流に配置されたビ
ーカ内に回収される（図９参照）。サンプル抽出口は閉
鎖されサンプル採取終了時点で閉鎖されそしてろ過ユニ
ット（容器１＋ろ過支持体１２）が取り外される。
して容器１はサンプル抽出口に接続される。サンプル抽
出口の弁が開放されそして所望容積の検査されるべき液
体が膜フィルターを通してろ過せしめられそして抽出し
たサンプル分がろ過支持体１２から下流に配置されたビ
ーカ内に回収される（図９参照）。サンプル抽出口は閉
鎖されサンプル採取終了時点で閉鎖されそしてろ過ユニ
ット（容器１＋ろ過支持体１２）が取り外される。
【００３３】ろ過は、図１０に示されるように、空気フ
ィルターを装備する注射器４０により容器を無菌状態で
加圧することにより完了されうる。この方式は、フィル
ター膜の上流、下流及び細孔内に存在する液体をすべて
排斥する利点を有し、それにより膜フィルターより下流
で培養媒体の希釈が起こる危険性を回避する。別法とし
て、ろ過は、図１１に示されるように、注射器４０によ
って液体残量を吸引することにより負圧を適用すること
により完了されうる。
ィルターを装備する注射器４０により容器を無菌状態で
加圧することにより完了されうる。この方式は、フィル
ター膜の上流、下流及び細孔内に存在する液体をすべて
排斥する利点を有し、それにより膜フィルターより下流
で培養媒体の希釈が起こる危険性を回避する。別法とし
て、ろ過は、図１１に示されるように、注射器４０によ
って液体残量を吸引することにより負圧を適用すること
により完了されうる。
【００３４】サンプルが回収された後、ろ過支持体１２
は取り外され、そして所望の培養媒体を収納する前述し
た２種のカートリッジ２５の一方が容器１に然るべく螺
着される。その後、図１２及び図１３に示すように、容
器１とカートリッジ２５から成るユニット全体が上下反
転姿勢で培養器内に膜フィルター４上に捕集した微生物
から生じるコロニーの発現に要する温度及び時間置かれ
る。
は取り外され、そして所望の培養媒体を収納する前述し
た２種のカートリッジ２５の一方が容器１に然るべく螺
着される。その後、図１２及び図１３に示すように、容
器１とカートリッジ２５から成るユニット全体が上下反
転姿勢で培養器内に膜フィルター４上に捕集した微生物
から生じるコロニーの発現に要する温度及び時間置かれ
る。
【００３５】本発明に従う装置はまた真空注射器或いは
フラスコのようなろ過支持体１２に連結される真空源に
より検査されるべきサンプルを回収する役目も為すこと
を銘記されたい。こうした方法は、従来知られた装置で
は得られなかった。
フラスコのようなろ過支持体１２に連結される真空源に
より検査されるべきサンプルを回収する役目も為すこと
を銘記されたい。こうした方法は、従来知られた装置で
は得られなかった。
【００３６】コロニーの出現後、それらは、完全に透明
な覗窓を通してペトリ皿において為されるように然るべ
く計数されうるし、或いはそれら１種以上が用具４１に
より容器を穿孔しそして白金ループ４２により所望のコ
ロニーを採取することによるサンプル採取により同定さ
れうる（図１４、１５及び１６）。
な覗窓を通してペトリ皿において為されるように然るべ
く計数されうるし、或いはそれら１種以上が用具４１に
より容器を穿孔しそして白金ループ４２により所望のコ
ロニーを採取することによるサンプル採取により同定さ
れうる（図１４、１５及び１６）。
【００３７】容器を支持体内に配した状態で、三角形状
の穿孔点が容器１の円筒状本体２の壁を貫通可能に形成
されており、以ってプラスチックを除去することなく完
全に清浄な穴を創出する（図１４及び図１５）。所望な
ら、フィルター膜の表面上に存在するコロニーに一層接
近し易くするために複数の穴を形成することも可能であ
る。
の穿孔点が容器１の円筒状本体２の壁を貫通可能に形成
されており、以ってプラスチックを除去することなく完
全に清浄な穴を創出する（図１４及び図１５）。所望な
ら、フィルター膜の表面上に存在するコロニーに一層接
近し易くするために複数の穴を形成することも可能であ
る。
【００３８】この場合、サンプル採取を為すために最も
最適な穴を通して白金ループ４２を導入すればよい（図
１６）。
最適な穴を通して白金ループ４２を導入すればよい（図
１６）。
【００３９】培養を継続することが所望されるなら、容
器及び培養カートリッジから成るユニットを容器を周囲
空気から隔離するように適当なフィルム４３で包被すれ
ばよい。
器及び培養カートリッジから成るユニットを容器を周囲
空気から隔離するように適当なフィルム４３で包被すれ
ばよい。
【００４０】
【発明の効果】本発明に従う装置は、膜フィルターを完
全に密閉された容器内に維持し、それにより行なわれる
べき分析の結果を誤らし易い外部からの汚染から隔離す
る利点を与える。この密閉容器形態はまた、これまで知
られた装置では行ない得なかった６×１０5 Ｐａに至る
までもの圧力下で液体サンプルを分析することを可能な
らしめる。加えて、本装置はまた、膜フィルター上に捕
集された任意の微生物の培養を直接且つ迅速にそして膜
の取り扱いを何ら必要とすることなく実施する作用を為
す。液体サンプル或いは検査されるべき存在する微生物
を捕集する膜の取扱を回避するので、その簡易性と迅速
性にもかかわらず、最大限の信頼性をもって加圧液体の
微生物品質を検査することができる。本発明に従う装置
はまた真空注射器或いはフラスコのようなろ過支持体に
連結される真空源により検査されるべきサンプルを回収
する役目も為す。
全に密閉された容器内に維持し、それにより行なわれる
べき分析の結果を誤らし易い外部からの汚染から隔離す
る利点を与える。この密閉容器形態はまた、これまで知
られた装置では行ない得なかった６×１０5 Ｐａに至る
までもの圧力下で液体サンプルを分析することを可能な
らしめる。加えて、本装置はまた、膜フィルター上に捕
集された任意の微生物の培養を直接且つ迅速にそして膜
の取り扱いを何ら必要とすることなく実施する作用を為
す。液体サンプル或いは検査されるべき存在する微生物
を捕集する膜の取扱を回避するので、その簡易性と迅速
性にもかかわらず、最大限の信頼性をもって加圧液体の
微生物品質を検査することができる。本発明に従う装置
はまた真空注射器或いはフラスコのようなろ過支持体に
連結される真空源により検査されるべきサンプルを回収
する役目も為す。
【図１】本発明に従う装置の容器の垂直断面図である。
【図２】図１の容器の平面図である。
【図３】図１及び２の容器と共働するよう設計されてい
るろ過支持体の垂直断面図である。
るろ過支持体の垂直断面図である。
【図４】図３に示したろ過支持体の平面図である。
【図５】図１及び２の容器と共働するよう設計されてい
る液体培養媒体のための培養カートリッジの垂直断面図
である。
る液体培養媒体のための培養カートリッジの垂直断面図
である。
【図６】図１及び２の容器と共働するよう設計されてい
る乾燥培養媒体のためのまた別の培養カートリッジの垂
直断面図である。
る乾燥培養媒体のためのまた別の培養カートリッジの垂
直断面図である。
【図７】本発明に従う装置のリップシールの第１具体例
の断面図である。
の断面図である。
【図８】本発明に従う装置のリップシールの第２具体例
の断面図である。
の断面図である。
【図９】本発明に従う装置で試験されるべき液体サンプ
ルのろ過状況を示す説明図である。
ルのろ過状況を示す説明図である。
【図１０】注射器を使用する本発明に従う装置の無菌加
圧によるサンプルのろ過の終了状況を示す説明図であ
る。
圧によるサンプルのろ過の終了状況を示す説明図であ
る。
【図１１】注射器を使用する液体残部の吸引によるサン
プルのろ過の終了状況を示す説明図である。
プルのろ過の終了状況を示す説明図である。
【図１２】培養器内で上下反転位置にある液体培養媒体
用の培養カートリッジを含む本発明装置の部分断面図で
ある。
用の培養カートリッジを含む本発明装置の部分断面図で
ある。
【図１３】培養器内で上下反転位置にある乾燥培養媒体
用の培養カートリッジを含む本発明装置の部分断面図で
ある。
用の培養カートリッジを含む本発明装置の部分断面図で
ある。
【図１４】サンプル採取と同定のためコロニーに到達す
るよう本発明装置の容器を穿孔する前の状態を示す説明
図である。
るよう本発明装置の容器を穿孔する前の状態を示す説明
図である。
【図１５】サンプル採取と同定のためコロニーに到達す
るよう本発明装置の容器を穿孔した後の状態を示す説明
図である。
るよう本発明装置の容器を穿孔した後の状態を示す説明
図である。
【図１６】本発明に従う装置の膜上でのコロニーのサン
プル採取の状態を示す説明図である。
プル採取の状態を示す説明図である。
【図１７】コロニーのサンプル採取後本発明に従う装置
の培養を継続する状況を示す説明図である。
の培養を継続する状況を示す説明図である。
１ 容器 ２ 本体 ３ 覗き窓 ４ 膜フィルタ ５ 入口オリフィス ６ ルアープラグ ７ フランジ ８ 雌ねじ部 ９ 肩 １０ リップシール １１ 固定用止め １２ ろ過支持体 １３ 室 １４ 雄ねじ部 １５ プレート １６ 周縁部 １７、１８ 排出チャネル １９ 出口オリフィス ２０ 挿入体 ２１ スリット ２２ 外側肩 ２３ 円形溝 ２４ 封着用円錐部 ２５ 培養カートリッジ ２６ 室 ２７ 培養媒体 ２７ａ 供給チャネル系統 ２８ 雄ねじ部 ２９ 把持要素 ３０ 把持用部材 ３１ 支持体 ３２ 供給オリフィス３２ ３３ 吸収パッド ３４ 保護ペーパ ３６ 封栓 ３７ 肩 ３８、３９ 蓋 ４０ 注射器 ４１ 用具 ４２ 白金ループ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成４年９月１０日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項１４
【補正方法】変更
【補正内容】
Claims (14)
- 【請求項１】 好ましくは予備殺菌されそして１回使用
後使い捨ての、膜フィルターを使用する加圧液体サンプ
ルの微生物試験のための装置であって、透明プラスチッ
ク製の、完全に閉じられた容器１にして、基部に膜フィ
ルター４を封着し、該膜フィルターの上流に組込み式覗
き窓１３を装備しそして該膜フィルターの下流にリップ
シール１０と雌ねじ部８とを含むフランジ７を装備する
容器を備えることを特徴とする微生物試験装置。 - 【請求項２】 容器１が膜フィルター４の上流に膜フィ
ルター４の平面に平行な軸線を有するオリフィス５の形
態にありそして取り外し自在のプラグ６により閉鎖され
うる液体入口を具備することを特徴とする請求項１の装
置。 - 【請求項３】 容器１がリップシール１０と雌ねじ部８
との間に位置づけられる固定用止め１１を含むことを特
徴とする請求項１乃至２の装置。 - 【請求項４】 リップシール１０が容器の雌ねじ部に螺
着される取り外し自在の要素の円錐部分と協働すること
により気密性を保証する内面を有する円形タブから成る
ことを特徴とする請求項１、２乃至３の装置。 - 【請求項５】 リップシール１０が容器の雌ねじ部に螺
着される取り外し自在の要素の円錐部分と協働すること
により気密性を保証する外面を有する円形タブから成る
ことを特徴とする請求項１、２乃至３の装置。 - 【請求項６】 容器１の上面を構成する組込み式覗き窓
３が膜フィルター４の面に平行な平面に位置付けられそ
して膜フィルターの観察を遮る障害物がなんら存在せ
ず、そして容器が好ましくは側面から貫通により穿孔で
き、それにより微生物コロニーのサンプル採取のため白
金ループ４２により膜フィルターの上面に接近可能とし
たことを特徴とする請求項１〜５のいづれか１項の装
置。 - 【請求項７】 容器１を形成する透明プラスチックがメ
チルメタクリレート、ブタジエン及びスチレンの共重合
体であることを特徴とする請求項１〜６のいづれか１項
の装置。 - 【請求項８】 容器１の雌ねじ部８と協働する雄ねじ部
１４を外面に備える室１３と軸線方向排出オリフィス１
９において終端する排出チャネル系統１７、１８を備え
る上方プレート１５とを具備するプラスチック製のろ過
支持体１２にして、検査されるべき液体サンプルのろ過
中ろ過支持体の周辺において外部からの漏入或いは汚染
を防止するために容器１のリップシール１０と協働する
封着用円錐部２４を有するろ過支持体１２を備えること
を特徴とする請求項１〜７のいづれか１項の装置。 - 【請求項９】 ろ過支持体１２の上方プレート１５の周
縁部１６がプレート１５の上面を超えて軸線方向に突出
して、排出チャネル１７、１８の上面に載りそして容器
１の膜フィルター４のろ過面全体と接触状態になるよう
設計された取り外し自在の多孔質無菌挿入体２０の挿入
のための中央円形凹入部を形成することを特徴とする請
求項８の装置。 - 【請求項１０】 ろ過支持体１２を形成するプラスチッ
クがスチレン重合体であり、特にアクリロニトリル／ブ
タジエン／スチレン樹脂であることを特徴とする請求項
９の装置。 - 【請求項１１】 微生物の培養媒体２７を収納しそして
容器１の雌ねじ部８と協働する雄ねじ部２８を外面に有
する室２６を具備する、プラスチック製の培養カートリ
ッジ２５を備えることを特徴とする請求項１〜７のいづ
れか１項の装置。 - 【請求項１２】 培養カートリッジ２５が液体培養媒体
を含浸しそして剥離可能な保護ペーパ３４により保護さ
れうる吸収パッド３３を受容する外方に凸状の支持体３
１を含み、室２６の上端が容器１のリップシール１０と
協働するよう設計された円錐部を形成して膜フィルター
４の下流周囲での気密性を保証しそして培養中培養媒体
の脱水を防止することを特徴とする請求項１１の装置。 - 【請求項１３】 培養カートリッジを形成するプラスチ
ックがポリスチレンであることを特徴とする請求項１１
或いは１２の装置。 - 【請求項１４】 膜フィルター４による液体サンプルの
微生物試験方法であって、請求項１〜７のいづれかに記
載される装置の、容器１をろ過支持体１２に気密に螺着
した組合体に検査されるべきサンプルを導入し、容器１
に正圧或いは負圧を適用してろ過を完了し、ろ過支持体
１２を容器内に気密に螺着される培養カートリッジ２５
と交換し、該容器と培養カートリッジとからなる組合体
を反転姿勢で培養器内で培養する段階を具備することを
特徴とする液体サンプルの微生物試験方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9107232A FR2677664A1 (fr) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | Dispositif et procede de controle microbiologique des liquides sous pression. |
| FR91-07232 | 1991-06-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06141890A true JPH06141890A (ja) | 1994-05-24 |
| JP3130132B2 JP3130132B2 (ja) | 2001-01-31 |
Family
ID=9413803
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04175903A Expired - Fee Related JP3130132B2 (ja) | 1991-06-13 | 1992-06-11 | 加圧液体の微生物試験のための方法及び装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5288638A (ja) |
| EP (1) | EP0536004B1 (ja) |
| JP (1) | JP3130132B2 (ja) |
| DE (1) | DE69218714T2 (ja) |
| FR (1) | FR2677664A1 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007222167A (ja) * | 2006-02-24 | 2007-09-06 | Millipore Corp | 微生物学的試験装置、それを含む試験および培養システム、ならびにそれを使用する方法 |
| JP2007325591A (ja) * | 2006-06-01 | 2007-12-20 | Millipore Corp | 微生物学的検査のための装置、組み立て品、および方法 |
| JP2012511929A (ja) * | 2008-12-16 | 2012-05-31 | イー・エム・デイー・ミリポア・コーポレイシヨン | 攪拌タンク反応器及び方法 |
| US9090930B2 (en) | 2006-06-27 | 2015-07-28 | Emd Millipore Corporation | Method and unit for preparing a sample for the microbiological analysis of a liquid |
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| US9731288B2 (en) | 2010-05-17 | 2017-08-15 | Emd Millipore Corporation | Stimulus responsive polymers for the purification of biomolecules |
| JP2020065468A (ja) * | 2018-10-23 | 2020-04-30 | アサヒ飲料株式会社 | ろ過装置及び微生物検査方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US6706159B2 (en) * | 2000-03-02 | 2004-03-16 | Diabetes Diagnostics | Combined lancet and electrochemical analyte-testing apparatus |
| US6776294B2 (en) * | 2000-12-18 | 2004-08-17 | Millipore Corporation | Device for microbiological examination of a sample of liquid under pressure and method for draining this device |
| US6750039B1 (en) | 2001-03-21 | 2004-06-15 | Boston Probes, Inc. | Filtration apparatus and method for the separation of microscopic entities from a fluid |
| US20040009473A1 (en) * | 2002-06-07 | 2004-01-15 | Christopher Pease | Kit and process for microbiological for on-site examination of a liquid sample |
| AU2003256742A1 (en) * | 2002-07-24 | 2004-02-09 | Board Of Regents, The University Of Texas System | Capture and detection of microbes by membrane methods |
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| WO2006125109A1 (en) * | 2005-05-17 | 2006-11-23 | Idexx Laboratories, Inc. | Rapid bacterial quantification |
| US8377398B2 (en) | 2005-05-31 | 2013-02-19 | The Board Of Regents Of The University Of Texas System | Methods and compositions related to determination and use of white blood cell counts |
| FR2897872B1 (fr) * | 2006-02-24 | 2008-08-15 | Millipore Corp | Procede d'analyse microbiologique rapide. |
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