JP2005505297A - 圧力下での液体サンプルの微生物学的な試験のための装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、その濾過膜4が、排出本体の一部を形成している環状の横断方向壁32と、取入れ本体の軸方向を向いた円筒形の壁9との間で、周縁を環状に把持されている装置に関する。前記側壁は、縁部を形成するエラストマーシール13を有し、そのエラストマーシール13によって、側壁が前記膜4と接続している。この装置は、弓型の輪郭形状を有する第2のシール55を備え、このシールの外側の環状の端部61は、前記膜4を越えて径方向に前記環状の横断方向壁32を支持しており、このシールの内側の環状の端部57は、以下で第1のシールと呼ぶ、前記リザーバ5の側壁9で前記シール13と接続されている。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、圧力下での液体サンプルの微生物学的な試験のための装置に関する。
【背景技術】
【0002】
フランス国特許出願第2802942号および第2802943号を通じて、取入本体と、濾過膜と、排出本体とを有するこのような装置がすでに知られている。取入本体は、リザーバを有し、リザーバの1つの壁面に液体取入口オリフィスが設けられ、このリザーバを膜が閉鎖している。排出本体は、リザーバの反対側で膜を支持するように構成され、液体出口オリフィスを備える。取入本体および排出本体は、軸方向のスナップ止めを用いて互いにロックしており、膜は、排出本体が膜を支持するために設けられている手段の周囲に配置された排出本体の環状の横断方向壁と、取入本体のリザーバの側壁との間で、周縁で環状に把持されている。取入本体のリザーバの側壁は、縁部を形成し、これによって側壁が膜と接触するエラストマージョイントを有する。このジョイントは、膜の面の一方にしか存在していないが、上記で述べた2つの壁が膜を把持しているという単純な事実から、膜の両面での密封を得ることを可能にする。
【0003】
試験されるサンプルの採取は、取入本体のリザーバの取入口オリフィスを、加圧された液体源と接続することによって実施され、それによってリザーバが、この液体で満たされる。このことによって、液体に濾過膜のみを通らせることができる。この液体は、排出本体によって膜の他方の側で回収され、出口オリフィスを通って排出本体から排出される。
【0004】
膜の把持によって得られた密封によって、膜を通過したすべての液体が、排出本体の出口開口部を通って排出本体から逃げる。したがって、出口開口部を通って排出された液体を、目盛付きの受容器内に収集することによって、膜を通過する液体サンプルの量が、正確に知られる。
【0005】
液体サンプルは、次に、所定の条件、特に温度および継続時間の下で、培養媒体と接触して培養され、それによって、サンプリング中に膜に捕捉された微生物が成長し、培養期間の終わりに膜上に存在する微生物コロニーの識別および計数によって、微生物学的試験の結果が提供される。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、同じタイプであるが、信頼性および使用の簡便性に関する改善された性能を有する装置に関する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、この目的のために、取入本体と、濾過膜と、排出本体とを有する圧力下での液体サンプルの微生物学的な試験のための装置であって、前記取入本体が、1つの壁の中に液体取入開口部が作られているリザーバを有し、前記膜が、前記リザーバを閉鎖しており、前記排出本体が、前記リザーバの反対側で前記膜を支持する手段および液体出口開口部を有し、前記取入本体および前記排出本体が、相互ロッキング手段を有し、前記膜が、前記膜の支持手段の周囲に配置された前記排出本体の環状の横断方向壁と、前記取入本体の前記リザーバの側壁との間で周縁部で環状に把持され、前記側壁が、縁部を形成するエラストマージョイントを有し、このエラストマージョイントによってこの側壁が前記膜と接触し、
装置が、弓型の輪郭形状を有する第2のジョイントを有し、第2のジョイントの外側の環状の端部が、前記膜を越えて径方向に前記環状の横断方向壁を支持し、第2のジョイントの内側の環状の端部が、以下で第1のジョイントと呼ぶ、前記リザーバの側壁が有する前記ジョイントと接続されている、ことを特徴とする装置を提案する。
【0008】
第1のジョイントおよび第2のジョイントは、互いに二重ジョイント密封リングを形成し、前記第1および第2のジョイントは、第2のジョイントの内側の環状の端部で互いに接続されている。
【0009】
第1のジョイントの周囲に配置された膜の部分は、第2のジョイントによって外部から隔離され、第2のジョイントの弓形の輪郭形状は、この部分の反対側に閉じたチャンバを作成することを可能にする。
【0010】
第2のジョイントは、このようにして、環境に関連する微生物による汚染に対して、第1のジョイントよりもさらに外側に配置された膜の環状の部分の保護を得る。
【0011】
このようにして、試験される液体サンプルに由来しない微生物の存在による分析の結果を誤るリスクが、回避される。
【0012】
また、膜の最外部分に対向して存在するチャンバが、第2のジョイントによって、圧力下での液体のサンプリング操作中、膜が把持されている点の膜での内部漏出による液体のいかなる排出も収集することができる。これらの漏出は、膜の横断方向の毛細管引力に起因する。したがって、装置からのこの排出の漏れが、大部分の場合に防止され、使用の簡便性が改善される。
【0013】
使用の簡便性と得られる結果の品質の両方に対して好ましい特徴によると、前記第2のジョイントは、
第1の円筒形の壁を有し、第1の円筒形の壁の第1の端部が、前記第1のジョイントと接続された前記内側端部を形成し、第1の円筒形の壁の内部表面が、前記リザーバの前記側壁の剛性の部分と対向し、前記第2のジョイントはさらに、
円錐台状の壁を有し、円錐台状の壁の内側端部が、前記第1の円筒形の壁の前記第2の端部と接続され、前記第2のジョイントはさらに、
第2の円筒形の壁を有し、第2の円筒形の壁の第1の端部が、前記円錐台状の壁と接続され、第2の円筒形の壁の第2の端部が、前記第2のジョイントの前記外側の環状の端部を形成している。
【0014】
好ましくは、
前記取入本体が、円錐台状の壁を有し、円錐台状の壁の小径の端部が、前記リザーバの前記側壁と接続され、前記第2のジョイントの第1の円筒形の壁の内部表面が、前記第1のジョイントと前記取入本体の前記円錐台状の壁との間の前記側壁の外部表面と同じ構造を有し、および、前記第2のジョイントの前記円錐台状の壁の外部表面が、前記取入本体の円錐台状の壁の内部表面と同じ傾斜を有する。
【0015】
かつ可能ならば
前記第2のジョイントの前記円錐台状の壁の外部表面の小径が、前記取入本体の円錐台状の壁の内部表面の小径と対応しているが、前記第2のジョイントの前記円錐台状の壁の外部表面の大径が、前記取入本体の円錐台状の壁の内部表面の大径よりもわずかに小さい。
【0016】
かつ/または可能ならば、
前記取入本体の前記円錐台状の壁が、前記取入本体が備える前記ロッキング手段を担持しているスカートの一部を形成する。かつ/または、
前記第2の円筒形の壁が、内側側面に、前記外部環状の端部からのように、傾斜を有する。かつ可能ならば、
前記第2のジョイントの第2の円筒形の壁の前記第2の端部が、前記第2のジョイントの前記内側の環状の端部と実質上同じレベルにある。
【0017】
他の好ましい特徴によると、同じ理由で、
溝が、前記側壁の剛性部分の端部に設けられているが、前記第1のジョイントが、T字型の輪郭形状を有し、T字型の輪郭形状の長手方向脚部が前記溝内に挿入されたリブを形成し、T字型の輪郭形状の横断方向脚部が、前記膜と接触する突起を形成するT字型の輪郭形状を有する。かつ可能ならば、
外部側面で、前記リブと前記突起の間に傾斜が存在する一方、内部側面で、前記リブと前記突起が真直ぐな表面によって接続されている。
【0018】
他の好ましい特徴によると、同じ理由で、前記第1のジョイントおよび前記第2のジョイントが、一体で成形された密封リングによって形成されている。
【0019】
さらに他の好ましい特徴によると、
第1のジョイントおよび/または密封リングをできる限り膜と共存させるために、スクリーンリングによって、前記第1のジョイントが前記膜と接続されている。
【0020】
このリングのスクリーン特性は、密封リングおよび/または第1のジョイントが作製されているエラストマー材料の構成物質の膜への移動を防止し、微生物がサンプリング操作に続いて培養される時、膜上での微生物の正確な成長に影響を与えることを回避する。
【0021】
好ましい特徴によると、使用の簡便性および得られた結果の品質のために、
前記スクリーンリングは、ポリプロピレンの極めて薄いフィルム製である。
【0022】
かつ/または
前記スクリーンリングは、前記第1のジョイントで保持されている。
【0023】
かつ/または、
前記スクリーンリングの内径が、前記第1のジョイントが有するクッションの内径に対応している。
【0024】
かつ/または、
前記スクリーンリングの外径が、前記第2のジョイントの外部側面に配置された円筒形の壁の内径に対応している。
【0025】
ここに開示した密封リングの使用は、第2のジョイントが存在しない時にも利点を有することに留意されたい。
【0026】
本発明の説明は、添付の図面を参照にして、限定されない例示として以下で示される例示的な実施形態の説明によって続けられる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0027】
図面、特に図1および2に示されている、圧力下での液体サンプルの微生物学的な試験のための装置1は、概して、中心軸回りの回転対称性を有する。この装置は、取入本体2と、排出本体3と、濾過膜4とを有する。
【0028】
取入本体2は、リザーバ5と、リザーバ5の外部に接続されたスカート6と、スカート6から軸方向に突き出して延びている4つのラッチングタブ7とを有する。
【0029】
リザーバ5は、端壁8および側壁9を有する。
【0030】
2つの正反対に対向するパイプ10が、側壁9から外側に突き出して、スカート6の上方へ延びており、これらのパイプのそれぞれが、圧力下で液体を採取するために、雄のルアーコネクタを内部で受けるように構成された雌のルアーコネクタを構成する。各パイプ10の内部の通路は、壁9内に作製された開口部11によって連続される。この開口部は、端壁8に極めて近接している。
【0031】
側壁9は、シール13の一部を形成している縁部の端壁8に対向する端部を終点としており、溝14が、図2、3、6および7によって次でより詳細に説明するように、壁9の剛性の部分へ作用するように作製されている。
【0032】
スカート6が、溝14とパイプ10との間に位置する高さで、側壁9の外側によってリザーバ5と接続されている。スカート6は、円錐台形状の壁15と、円筒形状の壁16を有する。スカート6は、壁15の小径の端部によって壁9と接続されているが、壁15と16との間の接続部は、壁15の大径の端部によって作製されており、壁15と16の間の接続部は、壁9の縁部の高さにほぼ配置されている。
【0033】
ラッチングタブ7のそれぞれは、軸方向に関して対称な台形の形態の一般的な外形を有し、タブ7の自由端18を形成している側部は、このタブがそれによってスカート6と接続されている側部と、より正確には壁16の縁部と平行である。タブ7は、そのスカート6との接続部と、その自由端との間で徐々に狭くなっている。
【0034】
各タブ7の両側に、その縁部からある距離にわたって切欠き7が壁16内に作製されている。
【0035】
各タブ7は、その自由端18から、内部表面を有し、この内部表面から表面19が壁16に向かって内側に傾いている二面角20まで、真直ぐな、すなわち軸方向に平行である。
【0036】
各タブ16の外部表面21に関しては、壁16に向かって外側に傾いており、表面21は、表面18と、横断方向を向いた表面22との間に延びている。表面22は、表面21と溝23とを接続し、この溝23は、その表面22が縁部を構成している外側ショルダ24と、表面21に対して内側に偏移している表面25との間に配置される。表面25は、壁16の外部表面の延長にある。
【0037】
溝23の底部と壁16の縁部との間に配置されている各タブ7の部分は、二面角20の高さで最小である厚みを有することに留意されたい。
【0038】
したがって、十分に大きな圧力が表面21に及ぼされた場合、より一般的には、径方向内向きの力がタブ7に及ぼされた場合、タブ7が破壊するのは、二面角20の領域内である。タブ7が端部表面18の近くに付着されているほど、タブ7を破壊するために必要な力は小さい。
【0039】
図1を見ればより具体的にわかるように、表面21は、軸方向と平行な縁部を有し、各タブ7は、表面21の横縁部とタブ7の横縁部との間にL字型の輪郭を有する切欠き26を有する。
【0040】
図4を見ればより良くわかるように、排出本体3は、円形のテーブル30と、テーブル30の周囲の段差に配置されたスカート31を有する。
【0041】
テーブル30は、大部分は平坦であるが外側に向かってわずかな傾きを有する表面33によってスカート31から反対側に境界を画定されている環状の横断方向壁32を有する。
【0042】
壁32の内部周縁部は、大部分は凹状であるがスカート31に向かって軸方向に表面33に関して偏移している表面35によって、表面33の側で境界を画定されている、壁34と接続されている。表面35の周縁部と表面33の内部周縁部は、わずかに円錐台形状の表面36によって接続されている。
【0043】
壁34は、その内部通路が出口開口部38を介して壁34内に延びているパイプ37と中央で接続され、同心状の排出チャネル39が、表面35から壁34内に入れられている。径方向に向けられたチャネル(図示せず)もまた、チャネル39と同じ深さに作成されている。これらの径方向チャネルはもちろん、出口開口部38内へ開いており、したがって、それを通って表面35に対して中空にされた壁34内に作製されたチャネルによって排出されたすべての液体が流出する。
【0044】
壁32と34の間の接合部に、スカート31の側の壁32および34に対して突き出した環状のリブ40が配置されている。このリブは、V字型の輪郭形状のその自由端に向かって先細りにされており、それによってこの端部は鋭利な縁を構成する。
【0045】
テーブル30もまた、一方の端部で壁32と接続されているが、他方の端部によってスカート31と接続されている円筒形の側壁41を有する。
【0046】
スカート31は、横断方向を向いた環状の壁42と、軸方向を向いた円筒形の壁43とを有し、壁42は、その端部の一方によって壁41と、他方によって壁43と接続されている。
【0047】
壁42において壁41の近傍に、4つの開口部44が作製されており、開口部は、その間にラッチングタブ7の間と同じ角度間隔を有する、すなわち、互いに90°だけ離隔されている。これらの開口部は、タブ7の最大の外形に対応する外形を有し、それによって、タブ7は、各開口部44をそれぞれ通過することができる。
【0048】
各開口部44は、テーブル30から反対側に突き出している、軸方向に向けられた歯45によって外側の境界を定められている。
【0049】
各歯45は、溝23の深さに対応する高さにわたって突き出して延びており、溝23の幅よりも小さい厚さを有する。各歯45を壁43から離隔している距離は、ショルダ24の厚さよりも大きい(図5参照)。
【0050】
各開口部44の高さに、壁43は、壁43の高さの約3分の2にわたり、ラッチングタブ7の幅の約2倍の幅にわたって延びている、角の丸いほぼ矩形の形状の切欠き46を有する。
【0051】
壁43もまた、それぞれ2つの連続する切欠き46の間の中間に配置された4つの切欠き47を有し、切欠き47は、その最大高さが、壁43の高さの3分の1にほぼ対応する丸い形状を有する。
【0052】
排出本体3はまた、多孔質のパッド48(図4には図示せず)を有する。パッドは、表面35と同一の形態の2つの反対側表面で一定の厚さを有し、その直径および厚さは、表面36の直径および厚さと同一である。
【0053】
濾過本体2、排出本体3、および膜4は、図1および2に特に示されているように、組み立てられている。膜4は、取入本体2のリザーバ5の横断方向壁9の縁部と、排出本体3の円形のテーブル30の壁32の表面33との間で把持され、本体2および3は、ラッチングタブ7およびスカート31によって互いにロックされている。これらは、図5を見ればより具体的にわかるように互いに配置されている。
【0054】
壁42の歯45が、タブ7の溝23内に嵌入していること、およびこのタブのショルダ24が、壁43と歯45との間に位置する空間内に嵌入して、それによって、ショルダ24と歯45との間の協働が、スカート31内のタブ7の極めて強力なロッキングを提供し、本体2および3を互いに離そうとする比較的大きな力に耐えることができることに留意されたい。
【0055】
タブ7の端部18が、壁43の自由端に対してくぼんでおり、それによって、装置1が排出本体3を底部にして表面上に置かれたとき、そのスカート31を用いて、装置1がこの表面上に載置され、このためタブ7に働く力はなく、したがって誤って破壊されることはないことにも留意されたい。
【0056】
図2を見れば最も良くわかるように、装置1が組み立てられたとき、シール13、およびより具体的にはそのクッションが、図3および7に示す負荷の無い状態での形態と比較して強く圧縮される。
【0057】
このシールは、T字型の一般的な輪郭形状を有し、この輪郭形状の長手方向分岐部が溝14内に挿入されるように構成されリブ50を形成し、この輪郭形状の横断方向分岐部が、膜4と接触するように構成されたクッション51を形成している。
【0058】
リブ50とクッション51の間の分岐部が、内部側面上の真直ぐな表面52によって作製されるが、外部側面には傾斜53があることに留意されたい。
【0059】
この傾斜は、事実上、壁9の剛性部分の端部の外縁の面取りされたリップ54に対応しており、この面取りされたリップは、主に内向きに、すなわち、膜4およびリザーバ5によって画定されたチャンバに向かって流れるための、外側面のクッション51を横断方向に含むことを可能にする。
【0060】
圧縮されない状態では、クッション51は、輪郭形状を有し、この輪郭形状は、リブ50ならびに、表面52および53と対向しているその自由部分が、外側では、真直ぐであり、外側に向かってリブ50のほうへ傾斜しており、内側では真直ぐであり、軸方向に向けられており、内側と外側の間では、円弧状に曲げられている。圧縮された状態では(図2)、内側は、曲線状であるが、内側と外側の間に配置された部分、膜4と接触している部分は、膜がこの点で載っている表面33のように、真直ぐである。
【0061】
膜の周縁領域、すなわち、支持部の多孔質パッド48よりも半径方向外側に向けて配置された領域は、シール13によって形成された横断方向壁9の縁部と、壁32の表面33との間で把持された環状の部分に限定されるのではなく、さらに径方向外側に、把持された部分と膜4の外側端部との間に延びている、表面33に対向して配置された環状の部分を有し、それが壁41の内側表面の少し右に配置されていることがわかる。
【0062】
この環状部分を微生物による汚染から保護するために、ジョイント13のほかに、第2のジョイント55が設けられている。第2のジョイントは、弓形の輪郭形状を有し、その外側の環状の端部が、膜4を越えて、径方向に表面33を支持しており、その内側の環状の端部は、その環状の周縁部によってシール13に接続されており、シール13および55が、図6および7に詳細に示す密封リング56を互いに形成している。
【0063】
シール55は、内側の環状の端部57から、円筒形の壁58を有し、この円筒形の壁58の内直径が、シール13とスカート6の間に配置された壁9の剛性の部分の外径に対応している。端部57と対向するその端部で、円筒形の壁58は、曲線状の部分によって、円錐状の壁59の小径の端部に接続され、この円錐状の壁59の外部表面が、スカート6の円錐台(fructoconical)状の壁15の内部表面と同様の形態を有する。壁59の外部表面の小さい径は、壁15の内部表面の小さい径に対応しており、他方、壁59の外表面の大きい径は、壁15の内部表面の径よりもわずかに小さい。
【0064】
壁59は、壁58と接続されている端部と対向するその端部で、その壁59との接続部と対向する、シール55の外周端部61を形成しているほぼ円筒形の壁60と接続されている。
【0065】
壁60は、内側に、端部61からの、傾斜62を有する。
【0066】
壁60がそれを用いて壁59と接続されている端部が、傾斜53の外周とほぼ同じ高さに配置されていること、および傾斜62の内側縁部が、リブ50に対向するクッション51の限界とほぼ同じ高さに配置されていることがわかるであろう。
【0067】
ここで開示された寸法的な特徴のため、および図2を見ればわかるように、装置1が組み立てられた状態にあるとき、ジョイント55の壁58および59は、それぞれ、壁9の外部表面と、および壁15の内部表面とそれぞれ当接しているが、一方、部分60は、壁32と、壁15と当接している壁59との間で圧縮されている。
【0068】
その形態のため、および特に傾斜62の存在のために、壁60は、壁32の表面33を押すリップのように作用する。
【0069】
ほぼ一定であり、同一な深さおよび幅を有するスロット63が、傾斜62から壁60の全厚にわたって設けられている。以下で説明するように、そのとき、このスロットは、殺菌剤用の通路として、装置1の殺菌用の働きをする。
【0070】
図8のみに示されているスクリーンリング65は、ポリプロピレンの非常に薄いフィルムから形成されている。その内直径は、リザーバ5の側壁9の縁部の内径に、すなわちシール13が圧縮されないときのクッション51の内径に対応しているが、一方、リング65の外直径は、傾斜62と、壁59との接続部との間に配置された、壁60の部分の内径に対応している。
【0071】
リング65を用いて、ジョイント13は膜4と接触されている。リング65は、膜とこのジョイントとの間に挿入されている。リング65を構成しているスクリーンは、ポリプロピレン製であるため、密封リング57が作製されているエラストマー材料の構成物質の膜4への移動を防止する。これらの構成物質は、微生物がサンプリング操作に続いて培養されるとき、膜4上での微生物の正確な成長を損なう傾向がある。
【0072】
また、スクリーンリング65は、さらにそれが作製されている材料のため、装置1が開放されて膜が装置から引き抜かれたとき、回収を困難にする、または膜に損傷を与えることがある膜4のシール13への接着および/または固着を防止する。
【0073】
図示した例では、シール13と同じ側に配置されたリング65の面に、表面処理が行われ、それによってリング65がシール13上で保持され、装置1の開放および膜4の回収の操作をさらに容易にする。
【0074】
取入本体2は、シール13を除いて、比較的に剛性の透明なプラスチックを成型することによって得られる。
【0075】
図4に示す排出本体3の部品もまた、ここでは白色である、比較的に剛性の成型されたプラスチック製である。この部品は、次に、単に嵌合によって、多孔質のパッド48を装着される。
【0076】
取入本体1、排出本体3、および膜4を組み立てるためには、膜をテーブル30上に、それと同心状に配置する。次に、取入本体2を、ラッチングタブ7を開口部44と位置合わせして、排出本体3に面して配置する。次に、タブ7が、斜路として作用する傾斜した表面21によってわずかに撓んでいる開口部44と係合するように、取入本体2を排出本体3のほうへ強く押圧する。ショルダ24の表面22が、押圧運動の終わりで、タブ7のばねによって、歯45を越えることができるように力を加える。次に、タブ7とスカート31の間の間隔が完全に塞がれて、次に圧縮されるシール13の弾性が、そのようにして得られたロッキングを維持するように、シール13をわずかに緩める。
【0077】
シールを圧縮された状態に維持することが、膜4と壁9の縁部との間の、さらには、反作用によって膜4と表面33との間の、優れた密封を得ることを可能にすることに留意されたい。
【0078】
シール13の周囲に配置された膜4の部分は、シール55によって外部から隔離される。シールの弓形の輪郭形状、および特に本体2と3のアセンブリ中に壁60の変形する能力は、この部分の反対側にチャンバ64を作成することを可能にする。このチャンバは、膜のこの部分を、環境に由来する微生物、特にバクテリアによる汚染に対して保護する。
【0079】
また、チャンバ64は、圧力下で液体を採取する操作中、シール13での把持にもかかわらず残っている、膜の横断方向の毛細管引力のためこの液体からのいかなる排出も収集することができる。
【0080】
採取が特に大量の液体に関連する、および/または特に長期間にわたって行われ、したがってチャンバ64が全体的に液体で満たされる場合には、上記で示したように、リップを形成する壁60は、過剰な液体がチャンバ64から排出され、次に壁60が、その位置を回復し、外部に対する保護を再構成するように変形する。壁60は、ある種のオーバーフローバルブのように作用する。
【0081】
壁16の内部表面が、壁41の外部表面と接触する特別な厚さ27の局所化された領域(図3)を有し、これらの表面の間の横断方向の楔を提供し、これらの表面は、類似の径であり、より一般的には取入本体2と排出本体3との間にあることに留意されたい。
【0082】
装置1がこのようにして組み立てられた後、装置を包装し、ETOなどのガスで、または放射線照射によって殺菌することが可能であることに留意されたい。スロット63によって、ガスによる殺菌中、ガスがチャンバ64内に入り、チャンバ64もまた殺菌される。
【0083】
もちろん、組み立てられた装置1を包装し、殺菌する前に、パイプ10および37のそれぞれは、ストッパを装着される。
【0084】
装置1を用いて圧力下での液体の採取が行われる方法をここで説明する。
【0085】
最初に、パイプ10のうちの1つを遮蔽するストッパ、およびパイプ37を遮蔽するストッパが取り外される。次に、ストッパを付けられていないパイプ10が、たとえば、雄型ルアーチップを有するサンプリングコネクタを使用して、圧力下の液体の供給源と接続され、ルアーチップがストッパを付けられていないパイプ10の通路内に挿入され、コネクタのバルブが操作される。それによって、リザーバ5と膜4とによって形成されたチャンバが、液体と同じ圧力、たとえば3バールに上昇し、液体が、開口部11を通ってリザーバ5に入り、多孔質のパッド48上に載せられた膜4を通過することによってリザーバから出る。膜4を通過した液体は、チャネル39によって開口部38へ案内され、液体は、パイプ37によって装置1から出る。サンプルのために必要な容積が膜4を通過するときを知るために、パイプ37から出てくる液体を回収するために、目盛付き容器が好ましくは装置1の下に配置される。
【0086】
この容積が到達されたとき、コネクタ上のバルブが閉鎖され、装置1がコネクタから取り外され、次に、ストッパを付けられていないパイプ10内で、空気殺菌フィルタ63(図示せず)が定位置に置かれる。次に、特にリザーバ5内にまだ存在する液体の排出が、出口開口部38を通しての吸引によって行われる。
【0087】
たとえば、パイプ37の通路内に挿入された吸引先端部を備えるコネクタを有するシリンジまたはポンプで排出を行うことが可能である。先端部によって吸い出された液体は、操作時にシリンジまたはポンプから排出される。
【0088】
壁43に設けられた切欠き47が、ポンプまたはシリンジを、互いから90°の4つの位置に従って装置1に対して正確に配置することを可能にすることに留意されたい。
【0089】
サンプリングの後に装置1内に残存する液体を引き出すために別の可能性は、真空容器を使用することである。
【0090】
いったん装置1内に残存する液体が、装置から排出された後、装置1を開放することができる。開放は、上記で説明したように、それぞれの切欠き46を通って単にラグを押すことによって、4つのスナップラグ7を破壊することによって行われる。
【0091】
装置1を開放する別の方法は、上記に示したようにラグ7に作用するが、ラグが歯45から解放されるとすぐに、ラグを押圧することを止めることによって、本体2および3を解放することである。ラグ7のそれぞれが、破裂にまで至ることなく、対応する開口部44を通って本体3から引き出される。
【0092】
次に、取入本体2を排出本体3から取り外して、たとえば殺菌ピンセットで膜4を採取し、その後、試験されるサンプルが通過した膜をペトリ皿に配置し、その後、従来の方式で、膜−ペトリ皿アセンブリを培養することが可能である。
【0093】
装置1の外部で微生物を培養することではない、別の可能性は、パイプ10の1つを使用して液体培養媒体を装置内に挿入し、その後パイプ37を通って過剰な培養媒体を排出し、次に装置1を直接培養して、培養後、微生物を識別および計数するためのみに膜4を回収することである。
【0094】
このような場合、ある量の採取された液体が特にパッド48内に常に残存しており、注入された培養媒体と混合し、したがって培養媒体が希釈されるため、従来の媒体よりもわずかに濃く濃縮された液体の培養媒体を使用することが有利である。
【0095】
示さていない変形形態では、スクリーンリング65が、たとえば熱溶接によって、シール13とではなく、膜4と接続される。または、リング65が、シール13にも膜4にも接続されない。スクリーンリング65は、パッド48によりもさらに径方向外側に向かって配置された膜4の周縁領域の被覆および飽和によって交換される。本体2と3の間の雄型および雌型ラッチング要素が、それぞれ排出本体3と取入本体2に設けられる。その逆ではない。および/または、異なるタイプのラッチング手段、本体2と3の間にヒンジ手段ならびにヒンジ手段と対向するラッチング手段を有するロッキング手段、またはラッチングよる以外のロッキング手段が使用される。
【0096】
他の多数の変形形態が、状況に応じて可能であるが、本発明はここで説明し、図示した例に限定されない点を述べておく。
【図面の簡単な説明】
【0097】
【図1】本発明による装置の立面図である。
【図2】この装置の立断面図である。
【図3】取入本体を示した、同様の図である。
【図4】排出本体を示した、同様の図である。
【図5】底面右側に配置された図2の一部の拡大図である。
【図6】取入本体が備える密封リングを下から見た図である。
【図7】図5のVII−VIIによって示された立断面拡大図である。
【図8】図示した実施形態での、膜と密封リングの間に挿入されたスクリーンリングの平面図であり、図6のリングと同じスケールの図である。

Claims (15)

  1. 取入本体(2)と、濾過膜(4)と、排出本体(3)とを有する圧力下での液体サンプルの微生物学的な試験のための装置であって、前記取入本体(2)が、1つの壁(9)に液体取入開口部(11)が作られているリザーバ(5)を有し、前記膜(4)が、前記リザーバ(5)を閉鎖しており、前記排出本体(3)が、前記リザーバ(5)の反対側で前記膜(4)を支持する手段(48)および液体出口開口部(38)を有し、前記取入本体(2)および前記排出本体(3)が、相互ロッキング手段(7、31)を有し、前記膜(4)が、前記膜(4)の支持手段(48)の周囲に配置された前記排出本体(3)の環状の横断方向壁(32)と、前記取入本体(2)の前記リザーバ(5)の側壁(9)との間で周縁部で環状に把持され、前記側壁(9)が、縁部を形成するエラストマーシール(13)を有し、該エラストマーシール(13)によって前記側壁(9)が前記膜(4)と接触し、
    前記装置(1)が、弓型の輪郭形状を有する第2のシール(55)を備え、前記第2のシール(55)の外側の環状の端部(61)が、前記膜(4)を越えて径方向に前記環状の横断方向壁(32)を支持し、前記第2のシール(55)の内側の環状の端部(57)が、以下で第1のシールと呼ぶ、前記リザーバ(5)の側壁(9)が有する前記シール(13)と接続されていることを特徴とする装置。
  2. 前記第2のシール(55)が、
    第1の円筒形の壁(58)を有し、前記第1の円筒形の壁(58)の第1の端部が、前記第1のシール(13)と接続された前記内側端部(57)を形成し、前記第1の円筒形の壁(58)の内部表面が、前記リザーバ(5)の前記側壁(9)の剛性の部分と対向し、前記第2のシール(55)がさらに、
    円錐台状の壁(59)を有し、前記円錐台状の壁(59)の内側端部が、前記第1の円筒形の壁(58)の前記第2の端部と接続され、前記第2のシール(55)がさらに、
    第2の円筒形の壁(60)を有し、前記第2の円筒形の壁(60)の第1の端部が、前記円錐台状の壁(59)と接続され、前記第2の円筒形の壁(60)の第2の端部が、前記第2のシール(65)の前記外側の環状の端部(61)を形成していることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 前記取入本体(2)が、円錐台状の壁(15)を有し、該円錐台状の壁(15)の小径の端部が、前記リザーバ(5)の前記側壁(9)と接続されること、
    前記第2のシール(55)の第1の円筒形の壁(58)の内部表面が、前記第1のシール(13)と前記取入本体(2)の前記円錐台状の壁(15)との間の前記側壁(9)の外部表面と同じ構造を有すること、および、
    前記第2のシール(55)の前記円錐台状の壁(59)の外部表面が、前記取入本体(2)の円錐台状の壁(15)の内部表面と同じ傾斜を有することを特徴とする、請求項2に記載の装置。
  4. 前記第2のシール(55)の前記円錐台状の壁(59)の外部表面の小径が、前記取入本体(2)の円錐台状の壁(15)の内部表面の小径と対応しているが、前記第2のシール(55)の前記円錐台状の壁(59)の外部表面の大径が、前記取入本体(2)の円錐台状の壁(15)の内部表面の大径よりもわずかに小さいことを特徴とする、請求項3に記載の装置。
  5. 前記取入本体(2)の前記円錐台状の壁(15)が、前記取入本体(2)が備える前記ロッキング手段(7)を担持しているスカート(6)の一部を形成していることを特徴とする、請求項3または4に記載の装置。
  6. 前記第2の円筒形の壁(60)が、内側側面に、前記外側環状の端部(61)からの傾斜(62)を有することを特徴とする、請求項2から5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 前記第2のシール(65)の第2の円筒形の壁(60)の前記第2の端部が、前記第2のジョイント(55)の前記内側の環状の端部(57)と実質上同じレベルにあることを特徴とする、請求項6に記載の装置。
  8. 溝(14)が、前記側壁(9)の剛性部分の端部に設けられているが、前記第1のシール(13)が、T字型の輪郭形状を有し、前記T字型の輪郭形状の長手方向脚部が、前記溝(14)内に挿入されたリブ(50)を形成し、前記T字型の輪郭形状の横断方向脚部が、前記膜(4)と接触しているクッション(51)を形成することを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の装置。
  9. 外部側面で、前記リブ(50)と前記クッション(51)の間に傾斜が存在する一方、内部側面で、前記リブと前記クッション(51)が真直ぐな表面(52)によって接続されていることを特徴とする、請求項8に記載の装置。
  10. 前記第1のシール(13)および前記第2のシール(55)が、一体で成形された密封リング(56)によって形成されていることを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項に記載の装置。
  11. スクリーンリング(65)を用いて、前記第1のシール(13)が、前記膜(4)と接続されていることを特徴とする、請求項1から10のいずれか一項に記載の装置。
  12. 前記スクリーンリング(65)が、ポリプロピレンの極めて薄いフィルム製であることを特徴とする、請求項11に記載の装置。
  13. 前記スクリーンリング(65)が、前記第1のシール(13)上で保持されていることを特徴とする、請求項12に記載の装置。
  14. 前記スクリーンリング(65)の内径が、前記第1のシール(13)が有するクッション(51)の内径に対応していることを特徴とする、請求項11から13のいずれか一項に記載の装置。
  15. 前記スクリーンリング(65)の外径が、前記第2のシール(55)の外部側面に配置された円筒形の壁(60)の内径に対応していることを特徴とする、請求項11から14のいずれか一項に記載の装置。
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