JP2001510999A - 濾過アッセンブリ - Google Patents

濾過アッセンブリ

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Abstract

(57)【要約】 微生物の培養で使用するための濾過アッセンブリ(10)は、濾過されるべき流体を保持するための試料リザーバ(20)と、濾過中にフィルタ・エレメント(45)を支持するために試料リザーバの下端と係合できるベース(30)と、試料リザーバの上端を覆うカバー・アッセンブリ(50)とを含む。カバー・アッセンブリは、それ自体をペトリ皿として使用することができる一方、カバー・アッセンブリの一部(70)をベース(30)と組み合わせてペトリ皿を形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 濾過アッセンブリ発明の背景 1.発明の分野 本発明は、微生物の培養(culturing)に使用できる濾過アッセンブリに関す るものである。 2.関連技術の説明 流体中の微生物の存在を調査するための一般的な方法は、所定の大きさよりも 大きな流体中の微生物を捕捉できるフィルタエレメントに流体を通すことである 。濾過の完了後、フィルタエレメント及びこのフィルタエレメントによって捕捉 された微生物を栄養溶液が入ったペトリ皿に置く。栄養溶液は、フィルタエレメ ントを透過して微生物に到り、フィルタエレメント上の微生物を培養できるよう にする。 微生物を含む流体の濾過は、典型的には、フィルタエレメントを取り外し自在 に置くことができるベースに連結された流体リザーバを含む濾過アッセンブリを 使用して行われる。濾過後にフィルタエレメントを入れるためのペトリ皿は、濾 過アッセンブリの部分を形成せず、そのため、微生物の培養を行うために別のペ トリ皿が必要とされる。発明の概要 本発明は、微生物を含む流体を濾過するため及び濾過によって流体から取り出 された微生物を培養するための両方で使用することができる、濾過アッセンブリ を提供する。 更に、本発明は、微生物培養方法を提供する。 本発明の一つの態様では、濾過アッセンブリは、濾過されるべき流体試料を保 持するためのチャンバと、このチャンバと流体連通した濾液用ポートと、チャン バと流体ポートとの間の流れ通路に設けられ、フィルタエレメントを支持するよ うに構成された、フィルタ支持体と、チャンバに取り外し自在に取り付けられた 下カバーとこの下カバーに取り外し自在に取り付けられた上カバーとを有するカ バーアッセンブリとが備えられる。カバーアッセンブリは、フィルタエレメント に存在する微生物を培養するため、フィルタエレメントを内部に置くことができ るペトリ皿を構成する。カバーアッセンブリをペトリ皿として使用することがで きるため、濾過アッセンブリの使用が非常に便利になり、別のペトリ皿が不要に なる。 一つの好ましい実施例では、アッセンブリは、チャンバを画成する試料リザー バと、流体ポート及び支持面を持つベースを含む。試料リザーバ及びベースは互 いに永久的に連結されていてもよいし、ベースを試料リザーバとは別に、カバー の一方とともにペトリ皿として使用できるように互いから取り外し自在であって もよい。 本発明の別の態様によれば、濾過アッセンブリは、流体試料を保持するための 試料リザーバと、この試料リザーバを支持するためのベースとを含む。このベー スは、試料リザーバとの間にシール部材を使用せずに試料リザーバに流体密をな して取り外し自在に取り付けることができる。試料とベースとの間にシール部材 を必要としないため、濾過アッセンブリの製造費用を減少できる。 本発明の更に別の態様によれば、濾過アッセンブリは、濾過されるべき流体試 料を保持するための試料リザーバと、この試料リザーバを支持するためのベース とを含む。ベースは、流体ポート及び真空濾過アッセンブリの真空マニホールド と接触するために流体ポートを取り囲むスカートを含む。このスカートにより、 ベースを真空マニホールドに連結するためのストッパー又はアダプタを提供する 必要がなるため、フィルタアダプタの使用が容易になる。 本発明の更に別の態様では、流体濾過方法は、試料リザーバ又はベースのフィ ルタ支持面にフィルタエレメントを置く工程と、試料リザーバをベースに、シー ル部材を使用せずに、流体密をなして取り外し自在に連結する工程と、流体試料 を試料リザーバに導入する工程と、フィルタエレメントを通過した流体をベース の流体ポートから取り出す工程とを含む。 本発明の更に別の態様では、濾過アッセンブリ使用方法は、ベースのスカート がマニホールドの入口チューブと接触した状態で、濾過アッセンブリのベースを 真空マニホールドに配置する工程と、入口チューブの内部に吸引力を加え、フィ ルタエレメントを通して流体を濾過アッセンブリとマニホールドとに吸い込む工 程とを含む。 本発明のこれらの態様及びその他の様々な特徴を、以下の説明と添付図面とに よって更に詳細に説明する。図面の簡単な説明 第1図は、本発明による濾過アッセンブリの一実施例の斜視図である。 第2図は、第1図の実施例の縦断面図である。 第3図は、第1図の実施例の試料リザーバの縦断面図である。 第4図は、第1図の実施例のベースの縦断面図である。 第5図は、ベースを上方から見た斜視図である。 第6図は、ベースを下方から見た斜視図である。 第7図は、第1図の実施例の下カバーの縦断面図である。 第8図は、第1図の実施例の上カバーの縦断面図である。 第9図は、第1図の実施例のカバーアッセンブリと同様のカバーアッセンブリ を各々含む、互いに積み重ねた二つのペトリ皿の断面図である。 第10図は、第1図の実施例のベース及び上カバーと同様のベース及び上カバ ーを各々含む、互いに積み重ねた二つのペトリ皿の断面図である。 第11図は、第1図の実施例を使用できる真空濾過装置の概略図である。 第12図は、アダプタ及びストッパーを使用して真空マニホールドに設置した 第1図の実施例のベースの縦断面図である。 第13図は、真空濾過を行うために真空マニホールドと直接係合させた第1図 の実施例のベースの縦断面図である。 第14図は、ベースの流体ポートを通して栄養溶液を導入するための方法を示 す、ベースを下方から見た斜視図である。好ましい実施例の説明 第1図乃至第8図は、本発明による濾過アッセンブリ10を示す。これらの図 に示すように、アッセンブリ10は、試料リザーバ20と、この試料リザーバ2 0の下端に取り外し自在に係合させることができるベース30と、試料リザーバ 20の上に取り外し自在に取り付けることができるカバーアッセンブリ50とを 含む。試料リザーバ20は、濾過されるべき流体試料を保持できるチャンバ22 を画成し、この際、ベース30は、試料リザーバ20と流体試料を通過させるフ ィルタエレメント45を支持するのに役立つ。本実施例では、カバーアッセンブ リ50は、それ自体がペトリ皿として機能するように、或いは、カバーアッセン ブリ50の一部をベース30と組み合わせてペトリ皿を形成するように、設計さ れている。 試料リザーバ20は、濾過されるべき所望容積の試料流体を保持できる任意の 構造を備えているのがよい。本実施例では、試料リザーバ20は、全体として円 筒形の部材であり、即ち、回転体であり、その上端と下端とが開放している。試 料リザーバは、試料流体用チャンバ22の外周を構成する外壁21を有する。外 壁21の横断面形状は円形であり、内径がその上端から下端まで線型をなして減 少しているが、外壁21の形状は重要ではなく、その直径は必ずしもその高さに 亘って変化していなくてもよい。例えば、横断面形状は多角形又は円形以外の湾 曲した形状であってもよく、試料リザーバ20の内径又は他の寸法は、試料リザ ーバ20の高さに亘って一定であるか、或いは、任意の所望の態様で変化してい てもよい。試料リザーバ20の内面又は外面には、試料リザーバ20に導入され た試料リザーバの量を使用者が計測するのを助けるための目盛りが形成されるこ とが望ましい。 ベース30の縦断面図と、上方から見た斜視図である第4図及び第5図とに最 もよく示されているように、ベース30は、濾過中にフィルタエレメント45を 支持可能なフィルタ支持面31とフィルタエレメント45とを通過した濾液を濾 過アッセンブリ10から排出できる流体ポート38を含む。フィルタ支持面31 は、ベース30の底内面33から上方に延在する複数の突出部32を含む上面に よって構成されている。これらの突出部32は互いに離間され、フィルタエレメ ント45を通過した濾液を突出部32の間に流し、流体ポート38に入れること ができる。流体ポート38の内部を、突出部32が設けられたベース30の領域 に連結するため、ベース30の中央に設けられた突出部32に濾液用の一つ又は それ以上のドレン開口部39が形成されている。 本実施例では、ベース30は、例えば、射出成形によって形成された一体の部 材であり、フィルタ支持面31がベース30の他の部分と一体に形成されている 。しかしながら、別々に形成された複数の構成要素でベース30を構成すること もできる。例えば、フィルタ支持面31は、ベース30の内部に取り外し自在に 設置され、かつ、フィルタエレメント45を支持することが可能な、有孔プレー ト又はメッシュで形成することができる。 本実施例のフィルタ支持面31は平坦であるが、濾過を行うためにフィルタエ レメント45を支持することができる任意の形状を備えているのがよい。例えば 、皿状、円弧状、又は波形の形状であるのがよい。 フィルタ支持面31は、その外周から上方に延在する円形の壁34によって取 り囲まれ、複数の半径方向突出部35が壁34の上側に形成された押縁から上方 に延在している。各突出部35の垂直方向半径方向内面は壁34と面一に形成さ れている。壁34及び突出部35は、フィルタ支持面31上に配置されたフィル タエレメント45を取り囲み、かつ、位置決めするために役立つ。 フィルタアッセンブリ10は、平坦な表面上に支持することかく直立させるこ とができるように構成すると便利である。本実施例では、ベース30は、このベ ース30をテーブル又は他の平坦な表面上に支持するため、ベースの全外周に亘 って延在する外壁41を含む。この外壁41は、必ずしもシール機能を果たさな くてもよく、このため、ベース30の周囲に亘って必ずしも連続している必要は なく、また、流体密である必要もない。ベースを支持する上で、壁以外の複数の 脚部等の部材もまた使用可能である。更に、ベース30それ自体が支持される必 要はなく、それ自体では直立しない形状を備えていてもよく、例えばベース30 の底部を漏斗状に形成してもよい。 試料リザーバ20とベース30とは、別々に形成された後、互いに永久的に連 結されるのがよく、或いは、単一の部材として形成されるのがよい。しかしなが ら、本発明では、試料リザーバ20は、ベース30を試料リザーバ20とは別に ペトリ皿の部分として使用できるように、ベース30に取り外し自在に係合され ている。試料リザーバ20とベース30との間の係合態様は、好ましくは、この 係合により、O−リング等のシール部材を必要とせずに流体密シールを形成する が、試料リザーバ20とベース30とを互いに手で容易に外すことができるよう に構成される。更に、試料リザーバ20の下端は、好ましくは、試料リザーバ2 0とフィルタ支持面31に配置されたフィルタエレメント45の上面との間に流 体密シールを形成し、試料リザーバ20からの流体が試料リザーバ20とフィル タエレメント45との間を流れることによって、フィルタエレメント45を迂回 することがないように形成される。 一般的には、試料リザーバ20とベース30との間をベース30の全内周に亘 ってぴったりと密封接触させる任意の種類の取り外し自在の係合を使用して、二 つの部材を取り外し自在に係合させることができる。例えば、試料リザーバ20 とベース30との間を締まり嵌めさせ、半径方向力によって試料リザーバ20の 周面をこれと向き合ったベース30の周面に押し付けて密封接触させるか、或い は、試料リザーバ20及びベース30の向き合った表面を押し付け合って、濾過 アッセンブリの軸線方向に作用する圧縮力によって互いに密封接触させるのがよ い。本実施例では、試料リザーバ20及びベース30を締まり嵌めで互いに係合 させる。締まり嵌めにより、試料リザーバ20の外周面とベース30の内周面と の間に流体密シールが形成される。試料リザーバ20とベース30とは、これら が使用中に互に誤って外れることがないように、これらを引き離そうとする軸線 方向力に対して抵抗を付与するように構成されるのが望ましい。本実施例におい て、外そうとする力に対する抵抗は、試料リザーバ20の下端をベース30の上 端の内側に受け入れるスナップ嵌めによって付与される。第3図の断面図に示す ように、試料リザーバ20の下端には、溝24及びその全外周に亘って連続的に 半径方向外方に延在する突出部25が設けられている。同様に、第4図に示すよ うに、ベース30の上端には、溝36とその全内周に亘って連続的に半径方向内 方に延在する突出部37とが設けられている。試料リザーバ20の下端の外径と ベース30の内径とは、好ましくは、突出部25及び突出部37が、溝36と溝 24の内側にそれぞれぴったりと締まり嵌めによってスナップ嵌合し、その結果 、各突出部と試料リザーバ20の全周に亘って設けられた対応する溝との間が、 線接触によって又は表面接触によってぴったりと接触するように選択される。試 料リザーバ20は、二つの部材を互いに撓ませることによってベース30から外 すことが可能であり、例えば、突出部と溝との係合を解除するだけでベース30 から外すことができる。一般的には、溝36と突出部37とが、出来る限りベー ス30の上端の近くに形成されている場合には、これらの二つの部材を外すのは 更に容易になる。例えば、本実施例では、突出部37はベース30の上端の直ぐ 近くに設けられている。通常の使用中、流体が濾過アッセンブリ10の外部に漏 れることが接触により阻止できる限り、試料リザーバ20とベース30との間の 密封接触の位置は重要でない。例えば、密封接触は、溝24、36及び突出部2 5、37の互いに噛み合う表面間に形成され、或いは、これとは異なる位置に形 成できる。また、溝と突出部との間の係合は、主に、試料リザーバ20及びベー ス30が誤って外れることがないようにするのに役立ち、又は、試料リザーバ2 0とフィルタエレメント45との間に軸線方向圧縮力を維持し、フィルタエレメ ント45に対して流体密シールを形成するのに役立つ。後者の場合、溝及び突出 部は必ずしも連続した部材でなくてもよい。 本実施例では、各溝は、対応する突出部と相補的形状をなし、即ち、各溝及び 対応する突出部が表面接触するように、対応する突出部と曲率半径が実質的に同 じであるが、溝及び突出部の湾曲は、これらが例えば線接触するような湾曲であ ってもよい。試料リザーバ20とベース30との間には、二つの部材のうちの一 方の部材の表面に形成された一つの突出部と、この突出部と係合するために、二 つの部材のうちの他方の部材の表面に形成された、一つの溝によって、シールを 形成することができるが、複数の溝と突出部とを設けることによって、更に一体 性の高いシールを形成してもよい。 試料リザーバ20とベース30との間が外れないようにするため、バヨネット 嵌めやねじ係合等の、スナップ嵌め以外の多くの他の構成を使用することができ る。更に、試料リザーバ20とベース30との間の接合部の周囲にテープを配置 することにより、又は、(例えば超音波溶接によって)二つの部材をそれらの周 囲に亘って互いに軽く溶接したり、結合したりすることにより、これらの部材を 互いに固定することができる。この場合、これらの部材は、必要なときに互いに 容易に外すことができる。試料リザーバ20とベース30とに設けた溝及び突出 部による締まり嵌めの代わりに、又は、それに加えて、このような連結方法を使 用することができる。 試料リザーバ20の下端には環状シールリム26が形成されている。このリム は、試料リザーバ20の全周に亘って全体に試料リザーバ20の軸線方向に延在 する。試料リザーバ20とベース30の溝と突出部とを互いに係合させると、シ ール・リム26は下方に押され、ベース30のフィルタ支持面31上に配置され たフィルタ・エレメント45の上面と密封接触する。シール・リム26とフィル タ・エレメント45との間の圧縮力は、試料リザーバ20とベース30の溝と突 出部との間の係合によって維持される。本実施例では、シールリム26は、その 外周とベース30の内周との間にその全周に亘って環状空気空間が形成されるよ うに、試料リザーバ20に位置決めされている。前記空気空間は、毛管作用によ る流体のクリープを阻止するエア・ロックを二つの部材間に形成することによっ て、試料リザーバ20とベース30との間のシールの一体性を改善する。しかし ながら、空気空間は重要ではなく、シール・リム26をベース30の内周に密着 させてもよい。 本実施例では、フィルタ支持面31はベース30の一部であるが、フィルタ支 持面を試料リザーバ20の一部としてもよい。例えば、試料リザーバ20の下端 を完全に開放したものにする代わりに、フィルタエレメント45を支持するため の有孔底面を有する構成にすることが可能であり、ベース30を、試料リザーバ 20の底面を通過した濾液を収集するための、試料リザーバ20の下に配置され た漏斗として機能させることができる。 フィルタエレメント45は、濾過を受ける流体から問題の微生物を除去するこ とができる濾材を含む。この濾材は、例えば様々な材料で構成された微孔膜か、 濾紙等の任意の所望の種類の濾材であるのがよい。微生物の研究に対し、様々な 種類の濾材を商業的に入手することが可能であり、このような濾材のうちの任意 の濾材を本発明でフィルタエレメント45として使用することができる。微生物 の研究で使用するための濾材は、多くの場合、平坦な円板状の膜であるが、フィ ルタエレメント45は必ずしも任意の特定の形状を備えていなくてもよい。例え ば、平坦な形状の代わりに、その表面積を増大するためにプリーツを備えていて もよい。 フィルタエレメント45は、ベース30のフィルタ支持面31と直接接触して いてもよいし、フィルタエレメント45に対して機械的支持を付与するフィルタ ・エレメント45よりも目の粗いメッシュや、紙や、又は織物でできた層等の中 間支持部材に載置されていてもよい。培養中にフィルタエレメント45をベース 30上に残そうとする場合には、培養中に栄養溶液を保持するのに使用するため の吸収体パッド46を、濾過後ではなく、濾過前に、フィルタエレメント45の 下に配置し、濾過後のフィルタエレメント45の取り扱い量を少なくするのが便 利である。更に、吸収体パッド46は、濾過中、フィルタエレメント45に対す る支持を提供することができる。更に、前置フィルタや、保護シートや、又はそ の他の部材を、フィルタ・エレメント45の上に載置することができる。 弾性と圧縮性とを有する部材を、シール・リム26がフィルタ・エレメント4 5と接触する場所の下の領域で、フィルタ・エレメント45の下面とフィルタ支 持面31との間に配置するのが有利である。このような部材は、シール・リム2 6の軸線方向長さの変化や、シールリム26とフィルタ支持面31との向き合っ た表面の滑らかさを補償して、シール・リム26をフィルタ・エレメント45に 密着させて密封された状態に維持することが可能であり、これによって、試料リ ザーバ20とベース30との製造許容差の精度を下げることができる。弾性部材 は、濾過を受ける流体に対して、透過性であってもよく、また、不透過性であっ てもよい。例えば、多孔質のシート又はパッドでできているのが望ましく、本実 施例では、吸収体パッド46が弾性部材として役立つ。別の態様では、弾性部材 は、フィルタ・エレメント45の下に配置された不透過性ガスケットで構成され るのが望ましい。更に、ガスケット等の弾性シール部材をフィルタ・エレメント 45の上面とシール・リム26との間に配置することができる。これにより、シ ール・リム26はフィルタ・エレメント45と直接は接触しないが、シール部材 に密着させて密封された状態で押し付けられ、これによってシール部材がフィル タ・エレメント45に密着して密封するように押し付けられる。このようなシー ル部材はフィルタ・エレメント45とは別体であってもよいし、フィルタ・エレ メントに接合されていてもよい。 本実施例では、フィルタ支持面31を取り囲む壁34は、好ましくは、吸収体 パッド46及びフィルタ・エレメント45をフィルタ支持面31に取り付けたと き、吸収体パッド46が壁34によって取り囲まれ、少なくとも部分的に壁34 の上端の下に配置されるような高さを備えているが、吸収体パッド46上に配置 されたフィルタ・エレメント45は、壁34の上端付近に又はこれよりも上に位 置決めされ、半径方向突出部35によって取り囲まれる。例えば、壁34の高さ は、吸収体パッド46の厚さとほぼ同じであるのがよい。吸収体パッド46の一 部又は全部が壁34の上端の下に配置された構成により、濾過アッセンブリ10 の使用者がフィルタ・エレメント45を吸収体パッド46の上から異なる場所に 移そうとするとき、使用者は、吸収体パッド46を摘み上げることなく、ピンセ ットを使用して支持エレメント45を容易に摘み上げることができる。半径方向 突出部35の間の空間により、フィルタ・エレメント45に容易に近付くことが でき、フィルタ・エレメントをベース30から容易に取り外すことができる。 製造を容易にするという観点から、試料リザーバ20のシール・リム26の軸 線方向長さと、ベース30に設けられた半径方向突出部35の軸線方向高さとは 、第2図に示すように、試料リザーバ20がベース30と密封係合し且つ試料リ ザーバ20のシール・リム26がフィルタ・エレメント45に密封接触するよう に押し付けられるとき、半径方向突出部35の上面と試料リザーバ20の底面と の間に軸線方向へ延びる隙間が形成されるように定められているのが好ましい。 このような隙間が存在する場合には、半径方向突出部35とシール・リム26は 、半径方向突出部35の上面が試料リザーバ20の底面と接触する場合程精度の 高い許容差を持つように製造される必要はない。 カバー・アッセンブリ50は、下カバー60と上カバー70とを含む。これら のカバーは、第7図と第8図とにそれぞれ最もよく示されている。下カバー60 は、試料リザーバ20の上端に取り外し自在に嵌着するように形成され、上カバ ー70は下カバー60の上に取り外し自在に嵌着されるか、或いは、ベース30 の上端の上に取り外し自在に嵌着するように形成されている。これによって、こ れらのカバー60、70は、互いにペトリ皿を形成することができ、上カバー7 0とベース30とで別のペトリ皿を形成することができる。更に、上カバー70 は、下カバー60を取り外した状態で試料リザーバ20の上端の上に、直接的に 、取り外し自在に嵌着するように構成され得る。 下カバー60は、試料リザーバ20の上端に様々な方法で係合可能である。例 えば、これらのカバーは、スナップ嵌めや、バヨネット嵌めや、ねじ係合や、プ レス嵌めや、隙間嵌めによって、互いに係合可能である。これらの係合は、好ま しくは、カバー・アッセンブリ50が試料リザーバ20から外れ落ちることなく 、濾過アッセンブリ10の取り扱いと、持ち運びとを行うことができるように、 試料リザーバ20からの下カバー60の係合解除に対して或る程度の抵抗を示す ように構成されているが、下カバー60は試料リザーバ20から容易に取り外す こ とができる。本実施例では、下カバー60は連続した環状突出部62が上面から 上方に延在するディスク状プレート61を有する。カバー・アッセンブリ50を ペトリ皿として使用する場合、突出部62はペトリ皿の外壁として役立つ。プレ ート61は、更に、その下面から延在する連続した環状突出部63を有する。環 状突出部63と、試料リザーバ20の上端の外周全体に亘って形成された半径方 向外方に延在するリップ23との間に、スナップ嵌めが形成される。下カバー6 0に設けられた突出部63は、半径方向内方への膨出部64を有する。弛緩(無 応力)状態で膨出部64のところで計測した下カバー60の最少内径は、弛緩状 態での試料リザーバ20のリップ23の外径よりも小さく、そのため、リップ2 3が膨出部64を越えて上方に押圧されるとき、膨出部64は、試料リザーバ2 0と下カバー60との係合が解除しないように抵抗する。下カバー60と試料リ ザーバ20との間の係合は、緊密さの程度が様々に変化する。例えば、この係合 は、係合解除に対してシールを形成することなく、或る程度の抵抗を付与するた めに十分であるのがよく、又は二つの部材間に流体密シールが形成される程度で あってもよい。濾過前に流体試料を一時的に貯蔵するために試料リザーバ20を 使用する場合には、下カバー60と試料リザーバ20との間の流体密シールが便 利である。例えば、工場では、流体試料を工場の一部に集め、次いでこの試料を 工場の別の部分にある分析室に送るのが一般的である。このような場合には、カ バー・アッセンブリ50と試料リザーバ20との間に流体密シールを形成するこ とにより、試料リザーバ20内の流体試料を一つの場所から別の場所に、零した り、汚したりする恐れなしに、輸送できる。流体密シールは、任意の適当な手段 で形成できるが、好ましくは、O−リングやガスケット等の、別のシール手段の 使用を必要としない手段で形成される。本実施例では、流体密シールは、下カバ ー60の下面から下方に延在する環状突出部65の補助により、下カバー60と 試料リザーバ20との間に形成される。弛緩状態の突出部65の外径は、弛緩状 態の試料リザーバ20の上端の内径よりも大きく、そのため、試料リザーバ20 のリップ23を二つの突出部63と65との間の空間内に配置したとき、試料リ ザーバ20の上端は、内突出部65によって突出部63に向かって半径方向外方 に押圧される。試料リザーバ20の上端は、これによって、少なくとも突出部6 5と、好ましくは突出部63及び65の両方とぴったりと接触するように押し付 けられ、その結果、下カバー60と試料リザーバ20との間に試料リザーバ20 の全周に亘って、二つの突出部63及び65間の空間に流体密シールが形成され る。 上カバー70は、同様に、ディスク状プレート71を有する。このプレート7 1には、その下面から下方に延在する複数の環状突出部73、74が設けられて いる。第1突出部73は、下カバー60の上面に設けられた突出部62の内周と 係合する外径を備える。 下カバー60と試料リザーバ20の上端との間の嵌着と同様に、上下のカバー 60及び70が突出部62及び73で係合したときのこれらのカバー間の嵌着は 、緊密さの程度が流体密嵌着状態から隙間嵌め状態まで変化する。本実施例では 、上カバー70に設けられた突出部73は、下カバー60の突出部62の内面と ぴったりと係合し、取り扱い中に上カバー70が下カバー60から誤って外れる ことがないようにされている。しかし、必要な場合には、上カバー70を下カバ ー60から手で容易に取り外すことができる。突出部73は、特に下カバー60 に設けられた突出部62に対してシールする必要がない場合には、必ずしも上カ バー70に亘って連続的に延在する必要はない。 下カバー60は、その下面から周囲突出部73に同心に延在する別の環状突出 部74を有する。第10図に示すように、上カバー70は、ベース30の上端の 上に置くことができ、ベース30のカバーとして役立つ。上カバー70とベース 30とは互いにペトリ皿を形成する。突出部74の内径は、突出部74の内面が ベース30の外周面に密着して係合可能であり、その取り扱い中に、又は、ベー ス30と上カバー70とを引っ繰り返すときに、上カバー70がベース30から 落下して外れることがないように選択される。この実施例では、突出部73とベ ース30の外周との間の係合はシールを形成しない。しかしながら、上カバー7 0とベース30との間を隙間嵌めにしたり、気密嵌め(流体密シールを形成する 嵌着を含む)にすることができる。 カバー・アッセンブリ50をペトリ皿として使用する場合に、フィルタ・エレ メント45と吸収体パッド46とを、典型的には、二つのカバー60と70との 間の空間に配置し、これらのカバーを培養器内に置き、フィルタ・エレメント4 5に存在する微生物を培養する。カバー間に置いた吸収体パッド46は、通常は 、濾過中にフィルタ・エレメント45の下に置いたパッドとは異なり(しかし、 これらのパッドは同じであってもよい)、そのため、使用者は、濡れた吸収体パ ッドを一つの位置から別の位置に移す必要がない。使用できる一つの培養方法に よれば、カバー・アッセンブリ50が構成するペトリ皿は、培養中に、フィルタ ・エレメント45と吸収体パッド46が下カバー60の上内面に載った正しい側 を上にした状態で収納される。しかしながら、使用できる別の培養方法によれば 、ペトリ皿は、培養中に、下カバー60が上カバー70の上に位置決めされ、フ ィルタ・エレメント45と吸収体パッド46とが下カバー60の内面に押し付け られた逆様の状態で収容される。この第2の培養方法でのカバー・アッセンブリ 50の使用を容易にするために、上カバー70の下面には、フィルタ・エレメン ト45と吸収体パッド46とを下カバー60の上面に当てた状態に保持するため の保持部材が設けられ、カバー・アッセンブリ50を逆様にしたとき、フィルタ ・エレメント45と吸収体パッド46との重量はこの保持部材によって支持され る。本実施例では、保持部材は、上カバー70の下面から下カバー60に向かっ て下方に延在する環状壁の形状の突出部72によって構成される。下カバー60 の突出部62の上面が上カバー70の底面に当接したとき、突出部72の底面と 下カバー60の上面との間の距離は、フィルタ・エレメント45と吸収体パッド 46とを、これらが存在する場合に、突出部72によって下カバー60の上面に 押し付けることが可能となり、カバー・アッセンブリ50を引っ繰り返したとき に落下しないようにするために十分な距離である。突出部72は、フィルタ・エ レメント45に対してシールを形成する必要がなく、そのため、フィルタ・エレ メン ト45の全周に亘って連続的に延在する必要がない。保持部材は、必ずしも壁の 形状をしている必要はない。例えば、上カバー70から下カバー60に向かって 下方に延在する複数のピン又は他の突出部の形体であるのがよい。好ましくは、 保持部材は、フィルタ・エレメント45の外周の近くでフィルタ・エレメント4 5と接触し、フィルタ・エレメント45の微生物の成長に対する干渉を最少にす るが、フィルタ・エレメント45が特に重く、その周囲以外の場所で支持を必要 とする場合には、保持部材は、周囲以外の場所でフィルタ・エレメント45と接 触してもよい。上カバー70をベース30の上に取り付ける場合には、保持部材 は同様に機能し、上カバー70とベース30とを引っ繰り返したとき、フィルタ ・エレメントと吸収体パッド46とをベース30のフィルタ支持面31に対して 保持する。カバー・アッセンブリ50を、又は、上カバー70とベース30とを 、培養中に引っ繰り返さない場合には、保持部材を省略できる。更に、上カバー 70とは別に形成されたリング等の保持部材を使用できる。この保持部材は、二 つのカバー60と70との間に、本実施例で突出部72が形成された場所に、フ ィルタ・エレメント45の上面に押し付けられるように挿入できる。 空間を節約するため、代表的には、ペトリ皿での微生物の培養中、複数のペト リ皿を互いに積み重ねる。本実施例は、複数のペトリ皿(各ペトリ皿は、一つの カバーアッセンブリを含み、又は、そうでない場合には上カバー70及びベース 30を含む)を互いに積み重ねることが可能に構成されている。第9図は、カバ ー・アッセンブリ50を各々含む、互いに積み重ねられた二つのペトリ皿の縦断 面図である。この図では、各下カバー60の底面に設けられた突出部63及び6 5は、その下に配置されたカバー・アッセンブリ50の上カバー70の上面に載 止している。ペトリ皿の積み重ねを引っ繰り返すと、各上カバー70の上面は、 その下に配置されたカバー・アッセンブリ50の下カバー60の底面に設けられ た突出部63及び65の上に載る。第10図は、ベース30及び上カバー70を 各々有する互いに積み重ねられた二つのペトリ皿の縦断面図である。各ベース3 0の外壁41は、その下に配置された別のペトリ皿の上カバー70の上面に載止 している。別の態様では、ペトリ皿を引っ繰り返すと、各上カバー70の上面が 、その下に配置されたペトリ皿のベース30の外壁41の上に載る。任意の数の ペトリ皿を第9図及び第10図に示すように互いに積み重ねることができる。更 に、ペトリ皿の積み重ねは、第9図に示すのと同様の一つ又はそれ以上のペトリ 皿を第10図に示すのと同様の一つ又はそれ以上のペトリ皿とともに含んでもよ い。積み重ねられたペトリ皿の安定性を増大させるために、隣接したペトリ皿の 横方向移動に抵抗できる安定化構造を各上カバー70に設け、一つのペトリ皿が その下に置かれたペトリ皿から誤って叩き落とされる(knocked off )ことがないようにすることが望ましい。本実施例では、安定化構造は、上カバ ー70の上面から上方に延在する二つの環状リング75及び76を含む。一つの ペトリ皿の下カバー60が別のペトリ皿の上カバー70に載っている場合、上カ バー70の環状外押縁75が下カバー60の下面に設けられた二つの突出部63 及び65間に配置される。一方のカバーに横方向力が加えられたとき、上カバー 70に設けられた環状外押縁75が下カバー60に設けられた突出部63及び6 5の一方又は両方と接触し、二つのカバーの相対的横方向移動に抵抗する。第1 0図に示すように、一つのペトリ皿のベース30が別のペトリ皿の上カバー70 に載っている場合、ベース30の外壁41が上カバー70と、二つの環状押縁7 5と76との間で接触し、これらの押縁の一方又は両方が上カバー70に対する 外壁41の横方向移動に抵抗する。これらの押縁は、これらの押縁が接触する別 のペトリ皿の部分に対してシールを形成する必要はなく、そのため、必ずしも連 続してなくてもよく、必ずしも隣接したペトリ皿に密着して係合している必要は ない。更に、この安定化構造は押縁の形体に制限されない。例えば、この安定化 構造は、上カバー70の上面に設けられたピンや、出っ張り(bump)や、タ ブや、又は、その他の突出部の形態であるのが望ましく、あるいは、下カバー6 0に設けられた突出部63及び65の一方又は両方又はベース30の外壁41を 受け入れるために上カバー70の上面に形成された凹所の形態であるのが望まし い。 濾過アッセンブリ10は、所望の強度と可撓性と耐熱性と耐蝕性とに応じて、 そして、濾過アッセンブリ10が再使用可能であるようになっているか、或いは 、使用完了時に廃棄されるようになっているか、否かに応じて、漏斗やリザーバ やペトリ皿やその他の実験器具について従来使用された金属やプラスチックやガ ラス等を含む様々な材料で形成することができる。濾過アッセンブリ10の様々 な部分を様々な材料で形成することができる。安価に製造するために、型成形に よって成形できるプラスチックが、濾過アッセンブリ10に特に適している。適 当なプラスチックの幾つかの例には、ポリプロピレンやナイロンやポリアクリレ ートが含まれる。場合によっては、アッセンブリ10内の物質を容易に観察でき るように、下カバー60及び上カバー70の一方又は両方等のアッセンブリ10 の部分が半透明又は透明であるのが便利である。 試料リザーバ20内の流体試料の濾過は、重力濾過や真空濾過を含む様々な従 来の方法で行うことができる。真空濾過では、濾過アッセンブリ10を真空マニ ホールドや濾過フラスコやその他の装置に取り付け、この装置を通して吸引力を 流体ポート38に加え、試料リザーバ20内の流体をフィルタ・エレメント45 を通して流体ポート38の外に吸い出すことができる。第11図は、本発明によ る濾過アッセンブリ10を使用することができる真空濾過装置の概略図である。 図示の装置は、濾過アッセンブリ10を各々支持できる複数の入口チューブ81 を備えた真空濾過マニホールド80を含む。入口チューブ81のうちの任意の一 つのチューブをマニホールド80の内部を通してマニホールド80の真空ポート 82に停止栓83によって流動学的に連結できる。ホース85によって真空ポー ト82に連結された真空ポンプ84によって真空ポート82に真空を加えること ができる。ポンプ84の構造に応じて、空気からエアロゾルを除去するための真 空濾過フラスコ86とフィルタ87とをマニホールド80とポンプ84との間に 設置し、濾過を受けている流体がポンプ84に吸い込まれないようにする。この 装置によって濾過を行うため、フィルタ・エレメント45を備え、場合によって は、吸収体パッド46がベース30のフィルタ支持面31上に配置された濾過ア ッセンブリ10を入口チューブ81のうちの一つに取り付け、ベース30の流体 ポート38を入口チューブ81と流動学的に連通させる。流体ポート38は、一 つの入口チューブ81に様々な方法で連結できる。第12図に概略に示す一つの 方法は、流体ポート38を中空アダプタ88の上端に挿入し、アダプタ88の下 端を、入口チューブ81の一つの上端に嵌め込まれる大きさのゴム製の中空スト ッパー89のボアに挿入する方法である。剛性又は可撓性のいずれであってもよ いアダプタ88は、流体ポート38をアダプタ88に挿入したとき、流体ポート 38の外面に関して線接触又は表面接触をなし、真空ポンプ84を作動させたと きに流体ポート38内に所望の吸引力が得られるように十分に密着して、流体ポ ート38とアダプタ88とが嵌着するような大きさになっている。別の態様では 、第13図に概略に示すように、濾過アッセンブリ10のベース30は、アダプ タ88又はストッパー89を必要とせずにマニホールド80の入口チューブ81 と直接係合するように形成されているのがよい。この実施例では、ベース30は 、流体ポート38と外壁41との間に配置され、かつ、ベース30の下面から下 方に延在する環状スカート42を備える。このスカート42の外周は、スカート 42を入口チューブ81に挿入したときに、その全周に亘って入口チューブ81 の内面と線接触又は表面接触するように構成されている。スカート42は、入口 チューブ81に対して流体密シールを形成するのがよいが、必ずしも形成しなく てもよい。スカート42は、好ましくは、試料リザーバ20内に収容された流体 をフィルタ・エレメント45を通して吸引するのに十分な吸引力を真空ポンプ8 4が入口チューブ81に発生するために、入口チューブ81に十分に密着して係 合する。スカート42が幾分可撓性である場合には、スカート42と入口チュー ブ81とを更に容易に所望通りに嵌着させることができる。更に、スカート42 は、真空濾過マニホールドの入口チューブ以外の濾過フラスコ等の濾過装置と直 接接触するように形成できる。入口チューブ81へのアダプタ10の取り付けの 前後いずれかで、所望量の濾過されるべき流体試料を試料リザーバ20内に置く ことができる。濾過アッセンブリ10が入口チューブ81の一つに取り付けられ た状態で、真空ポンプ84を作動させ、流体試料をフィルタ・エレメント45を 通し て濾過フラスコ86に吸い込む。ポンプ84の作動中、カバー・アッセンブリ5 0は、通常は、試料リザーバ20から外してある。そのため、流体の上方にある 試料リザーバ20の内部は大気圧であり、これによって、濾過を容易にし、ポン プ84が発生した吸引力によって試料リザーバ20が潰れることがないようにす る。流体試料が試料リザーバ20からフィルタ・エレメント45を通して吸い出 された後にポンプ84を消勢する。このとき、濾過アッセンブリ10を真空マニ ホールド80から取り外してもよいし、そのまま付けた状態にしておいてもよい 。カバー・アッセンブリ50をペトリ皿として使用しようとする場合には、環状 突出部62によって取り囲まれた領域内で、下カバー60上に吸収体パッド46 を配置し、微生物の培養に適した栄養溶液を吸収体パッド46に従来の方法で加 える。次いで、試料リザーバ20をベース30から手で外し、フィルタ・エレメ ント45をベース30の上から例えばピンセットで取り外し、下カバー60の吸 収体パッド46の上に置く。その後、上カバー70を下カバー60の上に置いて ペトリ皿を形成し、このペトリ皿内の微生物を適当な方法によって、例えば、従 来の培養器内に置くことによって培養する。単一のペトリ皿の培養を行うことが できる外、培養中に複数のペトリ皿を第10図に示すように互いに積み重ねるこ とができる。 ベース30と上カバー70とをペトリ皿として使用する場合には、濾過の完了 後に、試料リザーバ20とベース30との間のスナップ嵌めを手で外すことによ って試料リザーバ20をベース30から取り外し、フィルタ・エレメント45を ベース30の上に残し、この際に適当な栄養溶液をフィルタエレメント45の下 に置かれた吸収体パッド46に加える。吸収体パッド46は、代表的には、濾過 前にフィルタ・エレメント45の下に配置されている。栄養溶液は、上方からフ ィルタ・エレメント45を通して、又は、下から流体ポート38を介して、吸収 体パッドに加えることができる。流体ポート38を通して溶液を導入する方法を 第14図に示す。栄養溶液は、通常は、流体ポート38に挿入できるテーパした スヌート(snout)91を持つアンプル90に収容され、栄養溶液をスヌー トから出すことができる。アンプル90のスヌート91の外面と流体ポート38 の内面との間の嵌着は非常に密着しているのが望ましく、アンプル90のスヌー ト91の外面を流体ポート38の内面に密着させて押し付けたときにエア・ロッ クが発生することによって、流体ポート38への栄養溶液の導入を妨げることが ないように、流体ポート38から空気を逃がすことができる一つ又はそれ以上の 空気抜き40が流体ポート38に形成されているのが望ましい。本実施例では、 流体ポート38は三つの空気抜き40を有し、これらの空気抜きは、それぞれ、 流体ポート38の内周に流体ポート38の開口部39とその外端との間に形成さ れた細長い溝からなる。栄養溶液を流体ポート38を通して吸収体パッド46に 加える場合には、試料リザーバ20か、上カバー70をベース30に取り付け、 フィルタエレメント45と吸収体パッド46とが落下しないようにする。栄養溶 液を吸収体パッド46に加え、上カバー70をベース30に取り付けた後、ベー ス30と上カバー70とを含むペトリ皿は培養の準備ができる。必要な場合には 、キャップや栓等の閉鎖体を流体ポート38の下端に取り付け、流体が培養中に 漏れないようにするのが望ましい。培養中にベース30を逆様にして流体ポート 38を上に向けて配置する場合には、閉鎖体は不要である。 一般的には、カバー・アッセンブリ50を含むペトリ皿と、ベース30と上カ バー70を含むペトリ皿とは、両方とも、非常に満足できるものである。しかし ながら、一方の種類のペトリ皿の利点が他方のペトリ皿の利点を上回る場合があ る。例えば、ベース30と上カバー70とを備えたペトリ皿を使用する方が便利 である。このようなペトリ皿は、濾過の完了時にフィルタ・エレメント45をベ ース30から取り外す必要がないため、実施される工程数が少なく、フィルタ・ エレメント45に加わる摩耗が少ないためである。他方、濾過の完了時にベース 30上でフィルタ・エレメント45の下にある吸収体パッド46は、濾液で飽和 されている。吸収体パッド46内に存在する濾液が邪魔である場合や、培養のた めに吸収体パッド46に加えられた栄養溶液を濾液が過度に希釈してしまう場合 には、このような構成のペトリ皿を使用する代わりに、カバー・アッセンブリ5 0をペトリ皿として使用するのが望ましい。これは、カバー・アッセンブリ50 内の吸収体パッド46が濾過中に液体に晒されていないためである。
【手続補正書】 【提出日】平成11年12月24日(1999.12.24) 【補正内容】 特許請求の範囲を次の通りに訂正する。 『1.濾過される流体試料を保持するためのチャンバと、 前記チャンバに流体連通した濾液用ポートと、 前記チャンバと前記流体ポートとの間の流れ通路に設けられ、フィルタエレメ ントを支持するための、フィルタ支持面と、 前記チャンバを取り外し自在に覆う下カバーと、前記下カバーに取り外し自在 に取り付けられた上カバーとを備え、前記フィルタ・エレメントに存在する微生 物を培養するために前記フィルタ・エレメントを内部に配置することができるペ トリ皿を構成する、カバーアッセンブリと、 有することを特徴とする、濾過アッセンブリ。 2.前記チャンバを画成する試料リザーバと、前記試料リザーバを支持するベー スとを備え、前記ベースは流体ポートを備え、前記試料リザーバと前記ベースと の一方がフィルタ支持面を構成し、前記下カバーは前記試料リザーバに取り外し 自在に取り付けられている、請求項1に記載の濾過アッセンブリ。 3.前記ベースは前記流体支持面を有する、請求項2に記載の濾過アッセンブリ 。 4.前記下カバーは、前記試料リザーバに密着して嵌合した状態で係合する、請 求項2に記載の濾過アッセンブリ。 5.前記下カバーは、シール部材を使用することなく、前記試料リザーバに流体 密嵌着状態で係合する、請求項2に記載の濾過アッセンブリ。 6.前記上カバーと前記下カバーとは、前記上カバーと前記下カバーとが互いに 外れることなく、前記カバー・アッセンブリを引っ繰り返すことができるように 嵌合した状態で互いに係合している、請求項1に記載の濾過アッセンブリ。 7.前記上カバーは、前記カバー・アッセンブリを引っ繰り返すことにより、前 記下カバーが前記上カバーの上に配置されたとき、前記上カバーと前記下カバー との間に配置された前記フィルタエレメントを前記下カバーに対して保持するた めの保持部材を含む、請求項1に記載の濾過アッセンブリ。 8.前記試料リザーバは前記ベースから取り外し可能に構成され、前記カバー・ アッセンブリの前記カバーの一方を、前記ベースに取り外し可能に取り付けて前 記ベースとともにペトリ皿を構成する、請求項2に記載の濾過アッセンブリ。 9.前記カバーの一方は、前記カバーの一方が前記ベースから外れることなく前 記ベースを引っ繰り返すことができるように、嵌着した状態で前記ベースと係合 できる、請求項8に記載の濾過アッセンブリ。 10.前記上カバーは、前記上カバーの上面に、前記上カバーの上に積み重ねら れたときに同じカバー・アッセンブリの横方向運動に抵抗するための安定化構造 を備える、請求項1に記載の濾過アッセンブリ。 11.前記安定化構造は、前記上カバーの前記上面に形成された環状押縁を含む 、請求項10に記載の濾過アッセンブリ。 12.濾過アッセンブリであって、前記濾過アッセンブリは、 流体試料を保持するための試料リザーバと、 前記試料リザーバを支持するための、前記試料リザーバとの間にシール部材を 使用せずに前記試料リザーバに流体密をなして取り外し自在に取り付けられたベ ースとを含み、 前記試料リザーバと前記ベースのうちの一方は、フィルタ・エレメントを前記 試料リザーバの内部に流体連通した状態に支持するための、フィルタ支持面を有 し、 前記試料リザーバと前記ベースのうちの一方は、その周囲に亘って延在する突 出部を有し、前記試料リザーバと前記ベースのうちの他方は、その周囲に亘って 延在する溝を有し、前記溝に流体密をなしてその周囲に亘って係合することを特 徴とする、濾過アッセンブリ。 13.前記溝と前記突出部とは相補的形状を備える、請求項12に記載の濾過ア ッセンブリ。 14.前記溝と前記突出部とはそれらの周囲に亘って表面接触する、請求項12 に記載の濾過アッセンブリ。 15.前記試料リザーバは、その周囲に亘って延在する溝と突出部とを備え、前 記ベースは、その周囲に亘って延在する溝と突出部とを備え、前記ベースの前記 突出部と前記試料リザーバの前記溝とは、それらの周囲に亘って互いに流体密を なして係合し、前記試料リザーバの前記突出部と前記ベースの前記溝とはそれら の周囲に亘って互いに流体密をなして係合する、請求項12に記載の濾過アッセ ンブリ。 16.濾過アッセンブリであって、前記濾過アッセンブリは、 濾過されるべき流体試料を保持するための試料リザーバと、 前記試料リザーバの内部と連通した流体ポートと真空濾過アッセンブリの真空 マニホールドに接触するために流体ポートを取り囲むスカートとを含む、前記試 料リザーバを支持するためのベースとを有し、 前記試料リザーバと前記ベースのうちの一方が、フィルタ・エレメントを支持 するためのフィルタ支持面を備えることを特徴とする、濾過アッセンブリ。 17.試料リザーバとベースのうちの一方に形成されたフィルタ支持面に、フィ ルタ・エレメントを配置する工程と、 前記試料リザーバと前記ベースのうちの一方に形成された突出部と、前記試料 リザーバと前記ベースのうちの他方に形成された溝との間を係合させることによ って、シール部材を使用せずに、前記試料リザーバを前記ベースに流体密をなす ように取り外し自在に連結する工程と、 流体試料を前記試料リザーバに導入する工程と、 前記フィルタ・エレメントを通過した流体を前記ベースの流体ポートから取り 出す工程と、 を有することを特徴とする、流体濾過方法。 18.前記試料リザーバを前記ベースに締まり嵌めで連結する工程を含む、請求 項17に記載の方法。 19.前記試料リザーバを前記ベースにスナップ嵌めで連結する工程を含む、請 求項17に記載の方法。 20.濾過アッセンブリのベースを、前記ベースのスカートが前記マニホールド の入口チューブと前記スカートの周囲に亘って接触した状態で、真空マニホール ドに配置する工程と、 前記入口チューブの内部に吸引力を加え、フィルタ・エレメントを通して流体 を前記濾過アッセンブリと前記マニホールドとに吸い込む工程と、 を有することを特徴とする、濾過アッセンブリの使用方法。 21.流体試料を試料リザーバに導入する工程と、 流体を濾過するために、前記試料リザーバの内部と連通したフィルタ・エレメ ントに流体試料を通す工程と、 前記試料リザーバに取り付けることができるカバー・アッセンブリによって構 成され、かつ、第1及び第2のカバーを備えたペトリ皿に、流体の濾過後、前記 フィルタ・エレメントを配置する工程と、 前記ペトリ皿内で微生物を培養する工程と、 を備えることを特徴とする、微生物培養方法。』

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.濾過される流体試料を保持するためのチャンバと、 前記チャンバに流体連通した濾液用ポートと、 前記チャンバと前記流体ポートとの間の流れ通路に設けられ、フィルタエレメ ントを支持するための、フィルタ支持面と、 前記チャンバを取り外し自在に覆う下カバーと、前記下カバーに取り外し自在 に取り付けられた上カバーとを備え、前記フィルタ・エレメントに存在する微生 物を培養するために前記フィルタ・エレメントを内部に配置することができるペ トリ皿を構成する、カバーアッセンブリと、 有することを特徴とする、濾過アッセンブリ。 2.前記チャンバを画成する試料リザーバと、前記試料リザーバを支持するベー スとを備え、前記ベースは流体ポートを備え、前記試料リザーバと前記ベースと の一方がフィルタ支持面を構成し、前記下カバーは前記試料リザーバに取り外し 自在に取り付けられている、請求項1に記載の濾過アッセンブリ。 3.前記ベースは前記流体支持面を有する、請求項2に記載の濾過アッセンブリ 。 4.前記下カバーは、前記試料リザーバに密着して嵌合した状態で係合する、請 求項2に記載の濾過アッセンブリ。 5.前記下カバーは、シール部材を使用することなく、前記試料リザーバに流体 密嵌着状態で係合する、請求項2に記載の濾過アッセンブリ。 6.前記上カバーと前記下カバーとは、前記上カバーと前記下カバーとが互いに 外れることなく、前記カバー・アッセンブリを引っ繰り返すことができるように 嵌合した状態で互いに係合している、請求項1に記載の濾過アッセンブリ。 7.前記上カバーは、前記カバー・アッセンブリを引っ繰り返すことにより、前 記下カバーが前記上カバーの上に配置されたとき、前記上カバーと前記下カバー との間に配置された前記フィルタエレメントを前記下カバーに対して保持するた めの保持部材を含む、請求項1に記載の濾過アッセンブリ。 8.前記試料リザーバは前記ベースから取り外し可能に構成され、前記カバー・ アッセンブリの前記カバーの一方を、前記ベースに取り外し可能に取り付けて前 記ベースとともにペトリ皿を構成する、請求項2に記載の濾過アッセンブリ。 9.前記カバーの一方は、前記カバーの一方が前記ベースから外れることなく前 記ベースを引っ繰り返すことができるように、嵌着した状態で前記ベースと係合 できる、請求項8に記載の濾過アッセンブリ。 10.前記上カバーは、前記上カバーの上面に、前記上カバーの上に積み重ねら れたときに同じカバー・アッセンブリの横方向マウントに抵抗するための安定化 構造を備える、請求項1に記載の濾過アッセンブリ。 11.前記安定化構造は、前記上カバーの前記上面に形成された環状押縁を含む 、請求項10に記載の濾過アッセンブリ。 12.濾過アッセンブリであって、前記濾過アッセンブリは、 流体試料を保持するための試料リザーバと、 前記試料リザーバを支持するための、前記試料リザーバとの間にシール部材を 使用せずに前記試料リザーバに流体密をなして取り外し自在に取り付けられたベ ースとを含み、 前記試料リザーバと前記ベースのうちの一方は、フィルタ・エレメントを前記 試料リザーバの内部に流体連通した状態に支持するための、フィルタ支持面を有 し、 前記試料リザーバと前記ベースのうちの一方は、その周囲に亘って延在する突 出部を有し、前記試料リザーバと前記ベースのうちの他方は、その周囲に亘って 延在する溝を有し、前記溝に流体密をなしてその周囲に亘って係合することを特 徴とする、濾過アッセンブリ。 13.前記溝と前記突出部とは相補的形状を備える、請求項12に記載の濾過ア ッセンブリ。 14.前記溝と前記突出部とはそれらの周囲に亘って表面接触する、請求項12 に記載の濾過アッセンブリ。 15.前記試料リザーバは、その周囲に亘って延在する溝と突出部とを備え、前 記ベースは、その周囲に亘って延在する溝と突出部とを備え、前記ベースの前記 突出部と前記試料リザーバの前記溝とは、それらの周囲に亘って互いに流体密を なして係合し、前記試料リザーバの前記突出部と前記ベースの前記溝とはそれら の周囲に亘って互いに流体密をなして係合する、請求項12に記載の濾過アッセ ンブリ。 16.濾過アッセンブリであって、前記濾過アッセンブリは、 濾過されるべき流体試料を保持するための試料リザーバと、 前記試料リザーバの内部と連通した流体ポートと真空濾過アッセンブリの真空 マニホールドに接触するために流体ポートを取り囲むスカートとを含む、前記試 料リザーバを支持するためのベースとを有し、 前記試料リザーバと前記ベースのうちの一方が、フィルタ・エレメントを支持 するためのフィルタ支持面を備えることを特徴とする、濾過アッセンブリ。 17.試料リザーバとベースのうちの一方に形成されたフィルタ支持面に、フィ ルタ・エレメントを配置する工程と、 前記試料リザーバと前記ベースのうちの一方に形成された突出部と、前記試料 リザーバと前記ベースのうちの他方に形成された溝との間を係合させることによ って、シール部材を使用せずに、前記試料リザーバを前記ベースに流体密をなす ように取り外し自在に連結する工程と、 流体試料を前記試料リザーバに導入する工程と、 前記フィルタ・エレメントを通過した流体を前記ベースの流体ポートから取り 出す工程と、 を有することを特徴とする、流体濾過方法。 18.前記試料リザーバを前記ベースに締まり嵌めで連結する工程を含む、請求 項17に記載の方法。 19.前記試料リザーバを前記ベースにスナップ嵌めで連結する工程を含む、請 求項17に記載の方法。 20.濾過アッセンブリのベースを、前記ベースのスカートが前記マニホールド の入口チューブと前記スカートの周囲に亘って接触した状態で、真空マニホール ドに配置する工程と、 前記入口チューブの内部に吸引力を加え、フィルタ・エレメントを通して流体 を前記濾過アッセンブリと前記マニホールドとに吸い込む工程と、 を有することを特徴とする、濾過アッセンブリの使用方法。 21.流体試料を試料リザーバに導入する工程と、 流体を濾過するために、前記試料リザーバの内部と連通したフィルタ・エレメ ントに流体試料を通す工程と、 前記試料リザーバに取り付けることができるカバー・アッセンブリによって構 成され、かつ、第1及び第2のカバーを備えたペトリ皿に、流体の濾過後、前記 フィルタ・エレメントを配置する工程と、 前記ペトリ皿内で微生物を培養する工程と、 を備えることを特徴とする、微生物培養方法。
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