JP2007221569A - 信号処理装置および信号処理方法 - Google Patents

信号処理装置および信号処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007221569A
JP2007221569A JP2006041112A JP2006041112A JP2007221569A JP 2007221569 A JP2007221569 A JP 2007221569A JP 2006041112 A JP2006041112 A JP 2006041112A JP 2006041112 A JP2006041112 A JP 2006041112A JP 2007221569 A JP2007221569 A JP 2007221569A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bits
frequency component
bit
low frequency
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006041112A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4682866B2 (ja
Inventor
Kazuo Watanabe
和夫 渡辺
Takahiko Tamura
孝彦 田村
Satoshi Miura
悟司 三浦
Hiroyuki Kita
宏之 喜多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2006041112A priority Critical patent/JP4682866B2/ja
Publication of JP2007221569A publication Critical patent/JP2007221569A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4682866B2 publication Critical patent/JP4682866B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】入力信号をビット拡張するに際し、ローパスフィルタの周波数特性に依存することなく、滑らかに変化する出力信号を取得する。
【解決手段】
ローパスフィルタ21は、8ビットの入力信号Siから高周波成分を除去し、nビットの低周波成分を得る。丸め処理演算部22は、nビットの低周波成分を10ビットと8ビットに四捨五入する。減算部24は、遅延された8ビットの入力信号Siと、10ビットに丸められた低周波成分を減算して(s+10)ビットの高周波成分を得る。ビット拡張部26は、8ビットに丸められた低周波成分を10ビットに拡張して加算部27に出力する。加算部27は、10ビットに拡張された低周波成分と遅延された(s+10)ビットの高周波成分を加算する。リミッタ28は、加算結果の(s+11)ビットの信号を10ビットに制限する。本発明は、非線形画像処理を行う画像処理装置の前段に設けることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、信号処理装置および信号処理方法に関し、特に、量子化された信号に対して所定の信号処理を施す際の前処理としてそのビット長を拡張する場合に用いて好適な画像処理装置および画像処理方法に関する。
例えばデジタル映像信号のような量子化されている信号を処理する場合、その量子化ビット(ビット長)は、信号処理を実施するハードウェアの規模の拡大を抑止する目的や、信号の通信帯域の制限などにより、一般的に8ビット程度に制限されている。
映像信号のビット長(8ビット)は、通常、テレビジョン受像機などで映像信号を表示した際、1LSB(Least Significant Bit)の差分、すなわち、映像信号の1階調(ダイナミックレンジ/256)の差異を人が視認できない上限のビット数であり、効率的な映像信号の伝送が考慮されて決定されたものである。
しかしながら、映像信号に対してテレビジョン受像機などにおいて、増幅したり、ゲイン特性をコントロールするガンマ特性を調整したり、黒レベルをより黒へ引き込むようにしてダイナミックレンジを拡大したりするような非線形画像処理を施した場合、8ビットのビット精度を増幅して画面に表示することが発生し、元の映像信号のビット精度が画面上で認識されてしまう擬似輪郭などの画質劣化が生じていた。
このような画像劣化を抑止するため、従来、図1に示すビット拡張装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このビット拡張装置10は、非線形画像処理を行う電子回路などの前段に設けられるものであり、入力信号Siのビット長を、例えば8ビットから10ビットに拡張し、その結果得られた10ビットの信号Soを出力するものである。
このビット拡張装置10は、入力信号Siの低周波成分を抽出するローパスフィルタ(LPF)11、ローパスフィルタ11の処理に要する時間だけ入力信号Siを遅延させる遅延部12、遅延された入力信号Siから抽出された低周波成分を減算することによって高周波成分を抽出する減算部13、抽出された高周波成分の四捨五入演算を行う丸め処理演算部14、抽出された低周波成分と丸め処理された高周波成分を加算する加算部15、および、加算部15の出力を10ビットに制限するリミッタ16から構成される。
次にビット拡張装置10の動作について説明する。前段からの8ビットの入力信号Siは、ビット拡張装置10においてローパスフィルタ11および遅延部12に供給される。
ローパスフィルタ11は、所定の演算により入力信号Siの高周波成分を除去し、その結果得られる10ビットの低周波成分を減算部13および加算部15に出力する。遅延部12は、ローパスフィルタ11の処理に要する時間nD(nはローパスフィルタ11の遅延段数、Dは1サンプリング周期)だけ入力信号Siを遅延させて減算部13に出力する。
減算部13は、遅延された入力信号Siから10ビットの低周波成分を減算し、その結果得られる高周波成分を丸め処理演算部14に出力する。丸め処理演算部14は、減算部13から入力される高周波成分を、四捨五入演算によって(s+8)ビットに丸めて加算部15に出力する。
加算部15は、ローパスフィルタ11から出力された10ビットの低周波成分と、丸め処理演算部14から入力された(s+8)ビットの高周波成分を加算し、その結果得られる(s+10)ビットの信号をリミッタ16に出力する。リミッタ16は、加算部15から入力された(s+10)ビットの信号を10ビットに制限し、出力信号Soとして後段に出力する。
特開2005−86388号公報
以上説明したように、ビット拡張装置10の動作によれば、例えば図2に示すように、黒丸●で示す8ビットの入力信号Siが、白丸○で示す10ビットの出力信号Soに拡張される。より詳細には、区間AおよびCでは黒丸●で示す8ビットの入力信号Siが、白丸○で示す10ビットの出力信号Soに拡張され、区間Bでは出力信号Soは入力信号Siと同じ値であって変化はない。同図から明らかなように、区間A,B,Cにおいて入力信号Siはそれぞれ8ビットの1LSB分ずつ変化しているにも拘らず、出力信号Soには区間Bに平坦部分が生じてしまい滑らかな変化とは言い難い。
ところで、ビット拡張装置10におけるビット拡張は実質的にローパスフィルタ11において行われている。したがって、区間AおよびCの幅はローパスフィルタ11の次数、すなわち、ローパスフィルタ11の周波数特性に依存していることになる。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、入力信号をビット拡張するに際し、ローパスフィルタの周波数特性に依存することなく、滑らかに変化する出力信号を得られるようにするものである。
本発明の一側面である信号処理装置は、量子化された信号の階調数を増加させる信号処理装置において、入力されたVビットの前記信号の高周波成分を除去して低周波成分を抽出する低周波成分抽出手段と、抽出されたn(>V)ビットの前記低周波成分をVビットに制限する第1の制限手段と、Vビットに制限された前記低周波成分のビット数をW(>V)ビットに拡張する拡張手段と、入力されたVビットの前記信号の高周波成分を抽出する高周波成分抽出手段と、Wビットに拡張された前記低周波成分と抽出された前記高周波成分を加算する加算手段と、前記加算手段の出力をWビットに制限する第2の制限手段とを含む。
前記拡張手段は、Vビットに制限された前記低周波成分の連続して入力される値の差分を検出する検出手段と、Vビットに制限された前記低周波成分の平坦部分の幅をカウントするカウント手段と、前記差分および前記平坦部分の幅に基づいて補正値を決定する決定手段と、決定された前記補正値に基づいて前記低周波成分を補正する補正手段とを含むようにすることができる。
本発明の一側面である信号処理方法は、量子化された信号の階調数を増加させる信号処理装置の信号処理方法において、入力されたVビットの前記信号の高周波成分を除去して低周波成分を抽出し、抽出されたn(>V)ビットの前記低周波成分をVビットに制限し、Vビットに制限された前記低周波成分のビット数をW(>V)ビットに拡張し、入力されたVビットの前記信号の高周波成分を抽出し、Wビットに拡張された前記低周波成分と抽出された前記高周波成分を加算し、この加算結果をWビットに制限するステップを含む。
本発明の一側面においては、入力されたVビットの信号の高周波成分が除去されて低周波成分が抽出され、抽出されたn(>V)ビットの低周波成分がVビットに制限され、Vビットに制限された低周波成分のビット数がW(>V)ビットに拡張される。また、入力されたVビットの信号の高周波成分が抽出され、Wビットに拡張された低周波成分と抽出された高周波成分が加算され、この加算結果がWビットに制限される。
本発明の一側面によれば、入力信号をビット拡張するに際し、ローパスフィルタの周波数特性に依存することなく、滑らかに変化する出力信号を得ることが可能となる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、明細書または図面に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、明細書または図面に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書または図面中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面である信号処理装置は、量子化された信号の階調数を増加させる信号処理装置(例えば、図3のビット拡張装置20)において、入力されたVビットの前記信号の高周波成分を除去して低周波成分を抽出する低周波成分抽出手段(例えば、図3のLPF21)と、抽出されたn(>V)ビットの前記低周波成分をVビットに制限する第1の制限手段(例えば、図3の丸め処理演算部22)と、Vビットに制限された前記低周波成分のビット数をW(>V)ビットに拡張する拡張手段(例えば、図3のビット拡張部26)と、入力されたVビットの前記信号の高周波成分を抽出する高周波成分抽出手段(例えば、図3の減算部24)と、Wビットに拡張された前記低周波成分と抽出された前記高周波成分を加算する加算手段(例えば、図3の加算部27)と、前記加算手段の出力をWビットに制限する第2の制限手段(例えば、図3のリミッタ28)とを含む。
前記拡張手段は、Vビットに制限された前記低周波成分の連続して入力される値の差分を検出する検出手段(例えば、図4の1LSB差分検出部41)と、Vビットに制限された前記低周波成分の平坦部分の幅をカウントするカウント手段(例えば、図4の平坦部分カウンタ42)と、前記差分および前記平坦部分の幅に基づいて補正値を決定する決定手段(例えば、図4の平坦部分補間部47)と、決定された前記補正値に基づいて前記低周波成分を補正する補正手段(例えば、図4の加算部48)とを含むようにすることができる。
本発明の一側面である信号処理方法は、量子化された信号の階調数を増加させる信号処理装置の信号処理方法において、入力されたVビットの前記信号の高周波成分を除去して低周波成分を抽出し(例えば、図13のステップS1)、抽出されたn(>V)ビットの前記低周波成分をVビットに制限し(例えば、図13のステップS2)、Vビットに制限された前記低周波成分のビット数をW(>V)ビットに拡張し(例えば、図13のステップS4)、入力されたVビットの前記信号の高周波成分を抽出し(例えば、図13のステップS3)、Wビットに拡張された前記低周波成分と抽出された前記高周波成分を加算し(例えば、図13のステップS5)、この加算結果をWビットに制限する(例えば、図13のステップS6)ステップを含む。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図3は、本発明の一実施の形態であるビット拡張装置の構成例を示している。このビット拡張装置20は、非線形画像処理を行う電子回路などの前段に設けられるものであり、画像を構成する各画素に対応する入力信号Siのビット長を、例えば8ビットから10ビットに拡張して、その結果得られる10ビットの信号Soを出力するものである。
このビット拡張装置20は、8ビットの入力信号Siから高周波成分を除去することによってn(>8)ビットの低周波成分を抽出するローパスフィルタ(LPF)21、抽出された低周波成分を10ビットと8ビットの2種類に四捨五入演算を行う丸め処理演算部22、ローパスフィルタ21および丸め処理演算部22の処理に要する時間だけ入力信号Siを遅延させる遅延部23、遅延された8ビットの入力信号Siから10ビットに丸められた低周波成分を減算することによって(s+10)ビットの高周波成分を抽出する減算部24、抽出された高周波成分をビット拡張部26の処理に要する時間(画像の1水平走査期間)だけ遅延させる遅延部25、丸められた8ビットの低周波成分を10ビットに拡張するビット拡張部26、遅延された(s+10)ビットの高周波成分と10ビットに拡張された低周波成分を加算する加算部27、および、加算部27の出力である(s+11)ビットの信号を10ビットに制限するリミッタ28から構成される。
図4は、ビット拡張部26の詳細な構成例を示している。ビット拡張部26は、丸め処理演算部22から1画素分ずつ順次入力される8ビットの低周波成分の値と1画素前(左隣の画素)の値との差分を検出する1LSB差分検出部41、低周波成分が変動しない平坦部分の画素数をカウントする平坦部分カウンタ42、RAM44の書き込みアドレスを発生する書き込みアドレスカウンタ43、カウントされた平坦部分の画素数などを記憶するRAM44、丸め処理演算部22から順次入力される8ビットの低周波成分を1水平走査期間だけ遅延させる遅延部45、RAM44の読み出しアドレスを発生する読み出しアドレスカウンタ46、平坦部分の画素数に対応して低周波成分の補正値を10ビットの1LSB単位で決定する平坦部分補間部47、および、演算された10ビットの補正値と遅延部45の出力を加算する加算部48から構成される。
1LSB差分検出部41は、前段の丸め処理演算部22から1画素分ずつ順次入力される8ビットの低周波成分の値を左隣の画素の値と比較し、その差分が0であるか、8ビットの+1LSB分(ダイナミックレンジ/256)であるか、−1LSB分であるか、または±2LSB以上であるかを検出して、差分(0,+1,−1または±2)を平坦部分カウンタ42、書き込みアドレスカウンタ43、および遅延部45に出力する。
例えば図5に示すように水平方向に連続する画素の8ビットの低周波成分の値が変動している場合、平坦な区間p,q,r,s,tにおいては、1LSB差分検出部41から差分0が平坦部分カウンタ42に出力される。区間p,qの境界、区間q,rの境界、区間s,tの境界においては、1LSB差分検出部41から差分+1が平坦部分カウンタ42に出力される。区間r,sの境界においては、1LSB差分検出部41から差分±2が平坦部分カウンタ42、書き込みアドレスカウンタ43、および遅延部45に出力される。
1LSB差分検出部41から出力される差分に対応する平坦部分カウンタ42の動作は図6に示すとおりである。
すなわち、平坦部分カウンタ42は、1LSB差分検出部41から差分+1または差分−1が入力された場合、それまでにカウントした値と入力された差分+1または−1をRAM44に出力した後、カウントした値をリセットする。そしてこれ以降に連続する差分0の数をカウントする。したがって、差分+1または差分−1の後ろに差分0が続き、その後に差分+1または差分−1が入力された場合、カウントした差分0の数、すなわち、平坦部分の画素数がRAM44に出力される。反対に、差分0が続く平坦部分の後に差分±2が入力された場合、カウントした値をリセットして0をRAM44に出力する。
したがって、図5に示された例の場合、区間p,q,r,tにおいてそれぞれの画素数がカウントされる。そして、区間p,qの境界、区間q,rの境界、区間t,uの境界においては、差分+1が入力されるので、平坦部分カウンタ42から差分+1とそれぞれの区間の画素数がRAM44に出力される(ただし、区間pの左端は差分±1と仮定している。図示していない画像右端においても同様に差分±1と仮定する)。区間r,sの境界においては、差分±2が入力されるので、カウントした値がリセットされて0がRAM44に出力される。区間s,tの境界においては、差分+1が入力されるので、カウントした値がRAM44に出力されるが、このときのカウント値は0であるので、0がRAM44に出力される。
書き込みアドレスカウンタ43は、平坦部分カウンタ42がRAM44に対して平坦部分の画素数などの出力を行うとき、すなわち、1LSB差分検出部41から差分+1,−1、または±2が入力された毎、所定の値(例えば1)ずつインクリメントすることにより書き込みアドレスwcntを発生してRAM44に供給する。
RAM44は、書き込みアドレスカウンタ43から供給される書き込みアドレスwcntに従い、平坦部分カウンタ42から入力される平坦部分の画素数などを記憶する。また、RAM44は、読み出しアドレスカウンタ46から供給される読み出しアドレスrcntに記憶されている平坦部分の画素数などを読み出して平坦部分補間部47に出力する。
遅延部45は、丸め処理演算部22から順次入力される8ビットの低周波成分を1水平走査期間だけ遅延させるのみならず、RAM44に平坦部分カウンタ42から入力される平坦部分の画素数などが書き込まれるとき、すなわち、1LSB差分検出部41から差分+1,−1、または±2が入力されたとき、そのタイミング(以下、書き込みタイミングと称する)を検知して書き込みタイミング信号を発生し、発生した書き込みタイミング信号を1水平走査期間だけ遅延させて平坦部分補間部47および読み出しアドレスカウンタ46に出力する。
読み出しアドレスカウンタ46は、遅延部45から書き込みタイミング信号が入力される毎、所定の値(例えば1)ずつインクリメントすることにより読み出しアドレスrcntを発生してRAM44に供給する。なお、書き込みアドレスwcntと読み出しアドレスrcntの関係は図7に示すとおりとする。
すなわち、例えば図7Aに示すように水平方向に連続する画素の8ビットの低周波成分の値が変動しており、平坦部分の区間pの画素数がRAM44の書き込みアドレスwcnt=0に書き込まれ、平坦部分の区間qの画素数がRAM44の書き込みアドレスwcnt=1に書き込まれ、差分±2に対応して0がRAM44の書き込みアドレスwcnt=2に書き込まれる場合、平坦部分がカウントされた低周波成分と同じ信号が遅延部45によって1水平走査周期だけ遅延されて出力されるタイミングを図7Bに示すとおりであるとして、遅延部45から区間pが出力される直前に読み出しアドレスrcnt=0が発生され、区間qが出力される直前に読み出しアドレスrcnt=1が発生され、区間rが出力される直前に読み出しアドレスrcnt=2が発生される。
したがって、平坦部分補間部47には、平坦部分の画素数と平坦部分の両端の差分が、それに対応する低周波成分が遅延部45から加算部48に出力される前に供給されることになる。
平坦部分補間部47は、RAM44から入力される8ビット低周波成分の平坦部分の画素数とその平坦部分の両端の差分に応じ、低周波成分の補正値を10ビットの1LSB単位で決定し、得られる補正値を加算部48に出力する。加算部48は、演算された10ビットの補正値と遅延部45の出力を加算することにより、10ビットに拡張した低周波成分を後段に出力する。
なお、遅延部45では、低周波成分を1水平走査周期だけ遅延するので、平坦部分補間部47では最大で1水平走査線分の平坦部分の補正値を演算することができる。
平坦部分補間部47における補正値の決定は、例えば図8に示すように、平坦部分両端の差分が+1であって、低周波成分の変動が単調増加である場合、平坦部分の左端の補正値を10ビットの−2LSB分(−2×ダイナミックレンジ/1024)とし、右端の補正値を10ビットの2LSB分として、この差である10ビットの4LSB分を平坦部分で均等に割り振る。
反対に、平坦部分両端の差分が−1であって、低周波成分の変動が単調減少である場合、平坦部分の左端の補正値を10ビットの2LSB分とし、右端の補正値を10ビットの−2LSB分として、この差である10ビットの4LSB分を平坦部分で均等に割り振る。
なお、低周波成分の変動が凸である場合には以下のように補正量を決定することにより、補正後の低周波成分の変動をより滑らかにすることができる。
例えば図9に示すように、低周波成分の変動が凸であり、その頂点となる平坦部分(いまの場合、区間r)の幅が比較的狭い場合、頂点となる平坦部分に属する各サンプリング点の補正値を10ビットの−2LSB分とする。この場合、低周波成分の変動は破線で示すように補正される。
また、例えば図10に示すように、低周波成分の変動が凸であり、その頂点となる平坦部分(いまの場合、区間r)の幅が比較的広い場合、頂点となる平坦部分の中央のサンプリング点の補正値を10ビットの+2LSB分として、頂点となる平坦部分のその他のサンプリング点の補正値は10ビットの4LSB分の差を均等に割り振って決定する。この場合、低周波成分の変動は破線で示すように補正される。
図11は、低周波成分の変動が凸である場合の補正量をより詳細に示している。図11において、白丸○は頂点となる平坦部分の幅が比較的広く補正量が最大である場合の補正量を示しており、このとき、当該平坦部分における補正量の差は10ビットの4LSB分となる。三角△は頂点となる平坦部分の幅が比較的狭く補正量が最小である場合の補正量を示しており、このとき、当該平坦部分における補正量の差は0である。
なお、頂点となる平坦部分の幅と当該平坦部分における補正量の差の関係は,例えば図12に示すように設定する。
すなわち、頂点となる平坦部分の幅が画像の水平画素数よりも小さくて水平画素数の1/2以上である場合、当該平坦部分における補正量の差を10ビットの4LSB分とする。頂点となる平坦部分の幅が画像の水平画素数の1/2よりも小さくて水平画素数の1/4以上である場合、当該平坦部分における補正量の差を10ビットの3LSB分とする。頂点となる平坦部分の幅が画像の水平画素数の1/4よりも小さくて水平画素数の1/8以上である場合、当該平坦部分における補正量の差を10ビットの2LSB分とする。頂点となる平坦部分の幅が画像の水平画素数の1/8よりも小さくて水平画素数の1/16以上である場合、当該平坦部分における補正量の差を10ビットの1LSB分とする。頂点となる平坦部分の幅が画像の水平画素数の1/16よりも小さい場合、当該平坦部分における補正量の差を0とする。
なお、低周波成分の変動が凹である場合に上述した低周波成分の変動が凸である場合と上下方向に対称となるように補正値を決定すればよい。
次に、本発明を適用したビット拡張装置20の動作(以下、ビット拡張処理と称する)について、図13のフローチャートを参照して説明する。
前段からの入力信号Siは、ビット拡張装置20においてローパスフィルタ21および遅延部23に供給される。ステップS1において、ローパスフィルタ21は、前段からの8ビットの入力信号Siから高周波成分を除去し、その結果得られたn(>8)ビットの低周波成分を丸め処理演算部22に出力する。ステップS2において、丸め処理演算部22は、ローパスフィルタ21から入力されたnビットの低周波成分を10ビットと8ビットの2種類に四捨五入演算し、演算結果として得られた8ビットの低周波成分をビット拡張部26に出力し、演算結果として得られた10ビットの低周波成分を減算部24に出力する。
ステップS3において、減算部24は、遅延部23によりステップS1およびS2の処理に要する時間だけ遅延された8ビットの入力信号Siと、丸め処理演算部22からの10ビットに丸められた低周波成分を減算し、その結果得られる(s+10)ビットの高周波成分を遅延部25に出力する。
ステップS4において、ビット拡張部26は、丸め処理演算部22からの8ビットに丸められた低周波成分を、その変動の平坦部分の幅と両端の差分に応じ、10ビットに拡張して加算部27に出力する。ステップS5において、加算部27は、10ビットに拡張された低周波成分と、遅延部25によりステップS4の処理に要する時間だけ遅延された(s+10)ビットの高周波成分を加算し、その結果得られる(s+11)ビットの信号をリミッタ28に出力する。ステップS6において、リミッタ28は、加算部27から入力された(s+11)ビットの信号を10ビットに制限し、その結果得られた10ビットの出力信号Soを後段に出力する。以上で、ビット拡張装置20によるビット拡張処理の説明を終了する。
以上に説明したビット拡張装置20によるビット拡張処理によれば、従来のビット拡張に比較して平坦部分が減少するようより滑らかに修正されるので、ビット拡張装置20の後段において非線形画像処理を施しても、元の映像信号のビット精度が画面上で認識されてしまう擬似輪郭などの画質劣化の発生を抑止することができる。
なお、本実施の形態であるビット拡張装置20においては、8ビットの入力信号Siを10ビットの出力信号Soに拡張するようにしたが、本発明は、任意のVビットの入力信号SiをW(>V)ビットの出力信号Soに拡張するビット拡張装置に適用することができる。
また、本発明は、画像の画素信号のみならず、あらゆる量子化された信号の階調数を増加させる場合に適応することが可能である。
本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
従来のビット拡張装置の構成の一例を示すブロック図である。 図1のビット拡張装置の動作を説明するための図である。 本発明を適用したビット拡張装置の構成例を示すブロック図である。 図3のビット拡張部の詳細な構成例を示すブロック図である。 図4の1LSB差分検出部41の動作を説明するための図である。 図4の平坦部分カウンタなどの動作をまとめた図である 書き込みアドレスと読み出しアドレスの関係を示す図である。 図4の平坦部分補間部による補正値の決定について説明するための図である。 低周波成分の平坦部分が凸である場合の補正値を説明するための図である。 低周波成分の平坦部分が凸である場合の補正値を説明するための図である。 低周波成分の平坦部分が凸である場合の補正値を説明するための図である。 低周波成分の平坦部分の幅に応じた、平坦部分における補正値の差を説明するための図である。 図3のビット拡張装置によるビット拡張処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
20 ビット拡張装置, 21 ローパスフィルタ, 22 丸め処理演算部, 23 遅延部, 24 減算部, 25 遅延部, 26 ビット拡張部, 27 加算部, 28 リミッタ, 41 1LSB差分検出部, 42 平坦部分カウンタ, 43 書き込みアドレスカウンタ, 44 RAM, 45 遅延部, 46 読み出しアドレスカウンタ, 47 平坦部分補間部, 48 加算部

Claims (3)

  1. 量子化された信号の階調数を増加させる信号処理装置において、
    入力されたVビットの前記信号の高周波成分を除去して低周波成分を抽出する低周波成分抽出手段と、
    抽出されたn(>V)ビットの前記低周波成分をVビットに制限する第1の制限手段と、
    Vビットに制限された前記低周波成分のビット数をW(>V)ビットに拡張する拡張手段と、
    入力されたVビットの前記信号の高周波成分を抽出する高周波成分抽出手段と、
    Wビットに拡張された前記低周波成分と抽出された前記高周波成分を加算する加算手段と、
    前記加算手段の出力をWビットに制限する第2の制限手段と
    を含む情報処理装置。
  2. 前記拡張手段は、
    Vビットに制限された前記低周波成分の連続して入力される値の差分を検出する検出手段と、
    Vビットに制限された前記低周波成分の平坦部分の幅をカウントするカウント手段と、
    前記差分および前記平坦部分の幅に基づいて補正値を決定する決定手段と、
    決定された前記補正値に基づいて前記低周波成分を補正する補正手段と
    を含む
    請求項1に記載の信号処理装置。
  3. 量子化された信号の階調数を増加させる信号処理装置の信号処理方法において、
    入力されたVビットの前記信号の高周波成分を除去して低周波成分を抽出し、
    抽出されたn(>V)ビットの前記低周波成分をVビットに制限し、
    Vビットに制限された前記低周波成分のビット数をW(>V)ビットに拡張し、
    入力されたVビットの前記信号の高周波成分を抽出し、
    Wビットに拡張された前記低周波成分と抽出された前記高周波成分を加算し、
    この加算結果をWビットに制限する
    ステップを含む情報処理方法。
JP2006041112A 2006-02-17 2006-02-17 信号処理装置および信号処理方法 Expired - Fee Related JP4682866B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006041112A JP4682866B2 (ja) 2006-02-17 2006-02-17 信号処理装置および信号処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006041112A JP4682866B2 (ja) 2006-02-17 2006-02-17 信号処理装置および信号処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007221569A true JP2007221569A (ja) 2007-08-30
JP4682866B2 JP4682866B2 (ja) 2011-05-11

Family

ID=38498306

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006041112A Expired - Fee Related JP4682866B2 (ja) 2006-02-17 2006-02-17 信号処理装置および信号処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4682866B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009141454A (ja) * 2007-12-04 2009-06-25 Sony Corp 画像処理装置および画像処理方法、プログラム、並びに、記録媒体
WO2009104710A1 (ja) * 2008-02-21 2009-08-27 株式会社ケンウッド データ変換装置、プログラム、及び方法
JP2010021689A (ja) * 2008-07-09 2010-01-28 Victor Co Of Japan Ltd 映像信号処理装置及び非線形ローパスフィルタ
WO2010070731A1 (ja) * 2008-12-16 2010-06-24 パイオニア株式会社 映像信号処理装置、映像表示装置、映像信号処理方法、そのプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体
JP2010171571A (ja) * 2009-01-21 2010-08-05 Mitsubishi Electric Corp 画像処理装置、画像処理方法、及び画像表示装置
JP2010199645A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Mitsubishi Electric Corp 画像処理装置、画像処理方法、及び画像表示装置
WO2010150327A1 (ja) * 2009-06-23 2010-12-29 パナソニック株式会社 画像処理装置
EP2282531A2 (en) 2009-08-07 2011-02-09 Sony Corporation Signal processing device, reproducing device, signal processing method and program
KR101069573B1 (ko) 2008-04-24 2011-10-05 르네사스 일렉트로닉스 가부시키가이샤 이미지 프로세싱 장치

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08237669A (ja) * 1995-02-28 1996-09-13 Sony Corp 画像信号処理装置、画像信号処理方法および画像信号復号化装置
JP2004054210A (ja) * 2002-05-29 2004-02-19 Sharp Corp 画像処理装置および画像処理方法、並びに画像表示装置、携帯電子機器
JP2005086388A (ja) * 2003-09-08 2005-03-31 Sony Corp 画像処理装置および方法、プログラム、並びに記録媒体
JP2005221593A (ja) * 2004-02-03 2005-08-18 Sharp Corp 画像処理装置、画像処理方法、画像表示装置、携帯用情報機器、制御プログラムおよび可読記録媒体

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08237669A (ja) * 1995-02-28 1996-09-13 Sony Corp 画像信号処理装置、画像信号処理方法および画像信号復号化装置
JP2004054210A (ja) * 2002-05-29 2004-02-19 Sharp Corp 画像処理装置および画像処理方法、並びに画像表示装置、携帯電子機器
JP2005086388A (ja) * 2003-09-08 2005-03-31 Sony Corp 画像処理装置および方法、プログラム、並びに記録媒体
JP2005221593A (ja) * 2004-02-03 2005-08-18 Sharp Corp 画像処理装置、画像処理方法、画像表示装置、携帯用情報機器、制御プログラムおよび可読記録媒体

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009141454A (ja) * 2007-12-04 2009-06-25 Sony Corp 画像処理装置および画像処理方法、プログラム、並びに、記録媒体
JP4577583B2 (ja) * 2007-12-04 2010-11-10 ソニー株式会社 画像処理装置および画像処理方法、プログラム、並びに、記録媒体
US8290310B2 (en) 2007-12-04 2012-10-16 Sony Corporation Image processing apparatus and method, program, and recording medium
WO2009104710A1 (ja) * 2008-02-21 2009-08-27 株式会社ケンウッド データ変換装置、プログラム、及び方法
JP2009198834A (ja) * 2008-02-21 2009-09-03 Kenwood Corp データ変換装置、プログラム、及び方法
US8368569B2 (en) 2008-02-21 2013-02-05 Kabushiki Kaisha Kenwood Data converting device, program and method
KR101069573B1 (ko) 2008-04-24 2011-10-05 르네사스 일렉트로닉스 가부시키가이샤 이미지 프로세싱 장치
JP2010021689A (ja) * 2008-07-09 2010-01-28 Victor Co Of Japan Ltd 映像信号処理装置及び非線形ローパスフィルタ
WO2010070731A1 (ja) * 2008-12-16 2010-06-24 パイオニア株式会社 映像信号処理装置、映像表示装置、映像信号処理方法、そのプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体
JP2010171571A (ja) * 2009-01-21 2010-08-05 Mitsubishi Electric Corp 画像処理装置、画像処理方法、及び画像表示装置
JP2010199645A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Mitsubishi Electric Corp 画像処理装置、画像処理方法、及び画像表示装置
WO2010150327A1 (ja) * 2009-06-23 2010-12-29 パナソニック株式会社 画像処理装置
EP2282531A2 (en) 2009-08-07 2011-02-09 Sony Corporation Signal processing device, reproducing device, signal processing method and program
US8665315B2 (en) 2009-08-07 2014-03-04 Sony Corporation Signal processing device, reproducing device, signal processing method and program

Also Published As

Publication number Publication date
JP4682866B2 (ja) 2011-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4682866B2 (ja) 信号処理装置および信号処理方法
JP4928765B2 (ja) 半導体集積装置及びイメージセンサの黒レベル補正方法
US7738042B2 (en) Noise reduction device for a video signal and noise reduction method for a video signal
US8571348B2 (en) Apparatus and method for image noise reduction based on weighted pixel difference
JP5177142B2 (ja) 画像処理装置、表示装置及び画像処理方法並びにそのプログラム
JP5060447B2 (ja) ノイズキャンセル処理回路および固体撮像装置
WO1999055078A1 (en) False contour correcting apparatus and method
JP5159651B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及び画像表示装置
JP2007221446A (ja) 画像処理装置および画像処理方法、並びにプログラム
JP5213604B2 (ja) 撮像装置
JP2000324363A (ja) 階調補正装置
JP2007274226A (ja) 画像処理装置および方法、情報処理装置および方法、プログラム、並びに記録媒体
JP2010212870A (ja) 画像処理装置および画像表示装置
JP2017130799A (ja) 画像処理装置
JP4571605B2 (ja) ノイズ低減装置および方法
JP6031993B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP4773739B2 (ja) 画像処理方法
JP2011040910A (ja) 信号処理装置、再生装置、信号処理方法及びプログラム
WO2010070731A1 (ja) 映像信号処理装置、映像表示装置、映像信号処理方法、そのプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体
JP4998391B2 (ja) 映像信号処理装置及び非線形ローパスフィルタ
JP2006345244A (ja) ノイズ検出方法、ノイズ低減方法、ノイズ検出装置およびノイズ低減装置
JP2005051337A (ja) 画像処理方法、画像処理装置およびプログラム
JP2005039659A (ja) 信号補正装置および信号補正方法
JP2008258836A (ja) 撮像装置、信号処理回路、信号処理装置、信号処理方法及びコンピュータプログラム
JP2023144442A (ja) 画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090205

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110111

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110124

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140218

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140218

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees