JP2017130799A - 画像処理装置 - Google Patents

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浩明 森野
Hiroaki Morino
浩明 森野
純一 細川
Junichi Hosokawa
純一 細川
正彦 野崎
Masahiko Nozaki
正彦 野崎
直人 三原
Naoto Mihara
直人 三原
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Abstract

【課題】画質の劣化を抑制しながらダイナミックレンジを拡大する。【解決手段】画像処理装置は、ノンリニア変換回路111と、デジタルゲイン回路113とを含む。ノンリニア変換回路は、第1の画素信号に対して入出力1:1のノンリニア変換を適用し、当該第1の画素信号よりもビット数の多い第2の画素信号を生成する。デジタルゲイン回路は、第2の画素信号に×1倍よりも大きなデジタルゲインを乗算し、当該第2の画素信号よりもダイナミックレンジの広い第3の画素信号を得る。【選択図】図1

Description

実施形態は、画像処理に関する。
HDR(High Dynamic Range)合成とは、複数の異なる露光時間を用いて複数の画像を撮影してこれらを適切に合成することによりダイナミックレンジを拡大する技術である。係る技術によれば、輝度差の大きな画像を適切に表現することが可能となる。例えば、暗環境で撮影された被写体の白飛びを少なくしたり、明環境で撮影された被写体の黒つぶれを少なくしたりすることができる。
しかしながら、HDR合成では、露光時間の異なる画像が合成されるので、被写体の動きが高速である場合には当該被写体のぶれが合成画像に表れる。また、単一の画像のダイナミックレンジを拡大する方式(単一露光方式とも呼ばれる)に比べると、HDR合成は処理が複雑である。また、HDR合成では、合成される画像の感度を合わせるためにゲイン調整が行われるが、デジタルゲインの乗算により生じる量子化ノイズが画質を劣化させる。
特開2006−33381号公報
実施形態は、画質の劣化を抑制しながらダイナミックレンジを拡大することを目的とする。
実施形態によれば、画像処理装置は、ノンリニア変換回路と、デジタルゲイン回路とを含む。ノンリニア変換回路は、第1の画素信号に対して入出力1:1のノンリニア変換を適用し、当該第1の画素信号よりもビット数の多い第2の画素信号を生成する。デジタルゲイン回路は、第2の画素信号に×1倍よりも大きなデジタルゲインを乗算し、当該第2の画素信号よりもダイナミックレンジの広い第3の画素信号を得る。
第1の実施形態に係る画像処理装置を例示するブロック図。 RAW信号の画素配列を例示する図。 図1のγ補正回路によって行われるガンマ補正を例示するグラフ。 図1のキズ・ノイズ補正回路によって行われるキズ補正処理の説明図。 比較例および第1の実施形態のそれぞれにおけるデジタルゲイン設定を例示するテーブル。 RAW信号を例示するグラフ。 ガンマ補正済信号を例示するグラフ。 高ダイナミックレンジ信号を例示するグラフ。 RAW信号に直接的にデジタルゲインを乗算して得られる線形な高ダイナミックレンジ信号を例示するグラフ。 入力信号の輝度ヒストグラムを例示する図。 図7の輝度ヒストグラムに基づくトーンマッピングの説明図。 図1の信号処理回路によって行われる信号処理の流れを例示するフローチャート。
以下、図面を参照しながら実施形態の説明が述べられる。尚、以降、説明済みの要素と同一または類似の要素には同一または類似の符号が付され、重複する説明は基本的に省略される。
(第1の実施形態)
図1に例示されるように、第1の実施形態に係る画像処理装置は、レンズ101と、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ102と、ADC(Analog−to−Digital Converter)103と、信号処理回路110とを含む。
レンズ101は、外界からの入射光をCMOSセンサ102に集光する。CMOSセンサ102は、レンズ101を通過した入射光をその光量に応じた信号レベルを持つ電気信号へと変換する。CMOSセンサ102は、生成した電気信号をADC103へと出力する。
ADC103は、CMOSセンサ102から電気信号を受け取り、当該電気信号をアナログ/デジタル変換することによって、デジタルのRAW信号(第1の画素信号)を生成する。ADC103は、RAW信号を信号処理回路110へと出力する。
なお、ADC103の感度は、後述されるHDR比率(ダイナミックレンジの拡大率)に応じて設定される。すなわち、HDR比率がn[倍]の場合には、ADC103の感度の通常に比べて1/n倍に設定される。例えば、HDR比率が1[倍]の場合にADC103の入力飽和レベルが150[%]に設定されるならば、HDR比率がn[倍]の場合にADC103の入力飽和レベルは150×n[%]に設定される。
RAW信号の値は、対応するCMOSセンサ102(画素)における入射光の強度に依存する。レンズ101とCMOSセンサ102との間には、図示されないカラーフィルタが設けられていてもよい。この場合に、RAW信号は、例えば図2に示されるようなベイヤー配列のRGB信号となる。図2の画素配列では、赤画素(R)、2つの緑画素(Gr,Gb)および青画素(B)からなる4画素のブロックが規則的に並べられる。
信号処理回路110は、ADC103からRAW信号を受け取る。信号処理回路110は、RAW信号に対してダイナミックレンジの拡大を含む種々の画像処理を施す。信号処理回路110は、処理済みの信号を図示されない後段の装置(例えば、表示装置、通信装置、記録装置など)へと出力する。
具体的には、信号処理回路110は、γ補正回路111と、キズ・ノイズ補正回路112と、デジタルゲイン回路113と、HDR圧縮回路114とを含む。
γ補正回路111は、ADC103からRAW信号を受け取る。γ補正回路111は、RAW信号にガンマ補正を適用することによって、当該RAW信号よりもビット数の多いガンマ補正済信号(第2の画素信号)を生成する。γ補正回路111は、ガンマ補正済信号をキズ・ノイズ補正回路112へと出力する。
具体的には、γ補正回路111は、例えば下記数式(1)に示される入出力1:1の多ビット化ガンマ補正をRAW信号に適用することができる。
数式(1)において、OUT(x)はADC103の入力信号レベルがx[%]の場合のガンマ補正済信号の値を表し、IN(x)は入力信号レベルがx[%]の場合のRAW信号の値を表す。IN(0)およびIN(100)は、それぞれ、入力信号レベルが0[%](黒)および100[%](白)の場合のRAW信号の設定値を表す。γは、例えば信号処理回路110の後段に設けられる図示されない表示装置の入出力特性に応じて定められるガンマ補正係数である。また、OUT(0)およびOUT(100)は、それぞれ、入力信号レベルが0[%](黒)および100[%](白)の場合のガンマ補正済信号の設定値を表す。
例えば、IN(0)=256、IN(100)=2816、γ=0.45、OUT(0)=15360、OUT(100)=56320の場合に、γ補正回路111は図3に例示されるガンマ補正を12ビットのRAW信号に適用して16ビットのガンマ補正済信号を生成する。
図3のγ補正によれば、RAW信号には信号レベル毎に個別のゲインが与えられる。そして、ガンマ補正済信号は、高輝度側(RAW信号の値が大きい側)に比べて低輝度側(RAW信号の値が小さい側)の解像度が大きい。
なお、γ補正は、関数として定義されてもよいし、例えばルックアップテーブルなどのテーブルを用いて定義されてもよい。また、γ補正は、他の入出力1:1の多ビット化ノンリニア変換に置き換えることもできる。
キズ・ノイズ補正回路112は、γ補正回路111からガンマ補正済信号を受け取る。キズ・ノイズ補正回路112は、画素毎にキズ検出を行い、ある画素がキズとして検出されたならば、当該画素の(ガンマ補正済信号の)値を周囲の画素の値を用いて補正する。さらに、キズ・ノイズ補正回路112は、キズ検出・補正済みの信号に対してノイズ除去処理を適用することによって、ノイズ除去済信号を生成する。キズ・ノイズ補正回路112は、ノイズ除去済信号をデジタルゲイン回路113へと出力する。
具体的には、キズ・ノイズ補正回路112は、キズ検出の対象画素の値とその周囲の複数の画素の平均値との間の差分を閾値と比較し、当該差分が閾値を超えているならば対象画素をキズとして検出する。ここで、周囲の複数の画素とは、図4に例示されるように、対象画素(中心に位置する「R」)に対して、上、右上、右、右下、下、左下、左および左上方向でそれぞれ隣接する8個の同色画素(丸で囲まれた「R」)を指す。
キズ・ノイズ補正回路112は、キズとして検出した画素の値を当該画素の周囲の画素の平均値で置き換えることによりキズを補正する。他方、キズ・ノイズ補正回路112は、キズとして検出しなかった画素の値については補正を行わない。
さらに、キズ・ノイズ補正回路112は、ノイズ除去の対象画素とその周囲の複数の画素とに対してメディアンフィルタを適用し、これらの画素の中央値を抽出する。キズ・ノイズ補正回路112は、抽出した中央値と対象画素の値との差分をノイズ基本成分として算出する。そして、キズ・ノイズ補正回路は、このノイズ基本成分にノイズ除去の強度を定める係数を乗算し、これらの積を対象画素の値から差し引くことでノイズ除去済信号を生成する。
なお、キズ・ノイズ補正回路112は、上述の技法とは異なる技法を用いて、キズを検出・補正したり、ノイズを除去したりしてもよい。
デジタルゲイン回路113は、キズ・ノイズ補正回路112からノイズ除去済信号を受け取る。デジタルゲイン回路113は、ノイズ除去済信号に対してデジタルゲインを乗算し、高ダイナミックレンジ信号(第3の画素信号)を生成する。デジタルゲイン回路113は、高ダイナミックレンジ信号をHDR圧縮回路114へと出力する。
デジタルゲインは、HDR比率に基づいて全色共通に設定される第1のゲインに依存して定められる。第1のゲインは、HDR比率が1[倍]よりも大きければ、HDR比率よりも小さくなる。
或いは、デジタルゲインは、ノイズ除去済信号の色調を補正(典型的には、ホワイトバランスを調整)するために色毎に設定される第2のゲインと前述の第1のゲインとの積に依存して定められてもよい。
なお、γ補正回路111よりも前段に例えば図示されない自動ホワイトバランス調整回路を設け、当該自動ホワイトバランス調整回路にホワイトバランスの調整を行わせてもよい。この場合に、デジタルゲインは第1のゲインと同じであってよい。以降の説明では、簡単化のために、特に断りの無い限りは第2のゲインを無視し、デジタルゲインが第1のゲインと等しいこととする。
デジタルゲインは、以下のように導出することができる。HDR比率が1[倍]およびn[倍]の場合の入力飽和レベルでのガンマ補正済信号の値からガンマ補正済信号の黒レベル設定値(OUT(0))を差し引いた値を、それぞれDIF(1)およびDIF(n)とする。DIF(n)をDIF(1)で除算することにより、HDR比率がn[倍]の場合のデジタルゲインを導出することができる。
例えば、HDR比率が1[倍]に設定され、ADC103の入力飽和レベルが150[%]に設定されているとする。この場合に、図3のγ補正によれば、入力飽和レベルでのガンマ補正済信号の値は以下のように計算される。
そして、HDR比率が2[倍]に設定されれば、ADC103の入力飽和レベルは300[%]に設定されることになる。この場合に、図3のγ補正によれば、入力飽和レベルでのガンマ補正済信号の値は以下のように計算される。
故に、HDR比率が2[倍]の場合のデジタルゲインは、以下のように導出することができる。
HDR圧縮回路114は、デジタルゲイン回路113から高ダイナミックレンジ信号を受け取る。HDR圧縮回路114は、高ダイナミックレンジ信号のダイナミックレンジを圧縮することによってHDR圧縮信号を生成する。HDR圧縮回路114は、図示されない後段の装置(例えば、表示装置)へとHDR圧縮信号を出力する。なお、HDR圧縮信号のダイナミックレンジは、上記後段の装置がサポート可能なダイナミックレンジに適合するように定められる。
具体的には、HDR圧縮回路114は、例えばトーンマッピングを用いて局所的なコントラストをできるだけ維持しながら、高ダイナミックレンジ信号のダイナミックレンジを圧縮する。
例えば、HDR圧縮回路114は、図7に示されるように、入力信号(高ダイナミックレンジ信号)の輝度レベルのヒストグラムを作成する。そして、HDR圧縮回路114は、図8に示されるように、各ビンに属する入力信号に対して当該ビンの頻度に応じて解像度を割り当てることにより、HDR圧縮信号を生成する。頻度が高いビンには高い解像度が割り当てられ、頻度が低いビンには低い解像度が割り当てられる。
信号処理回路110によって行われる信号処理の流れが図9に例示される。ここで、信号処理回路110は、HDRモードおよびノーマルモードのいずれかに設定されることとする。HDRモードでは、ダイナミックレンジの拡大が行われ、HDR比率は1[倍]より大きく設定される。ノーマルモードではダイナミックレンジの拡大は行われず、HDR比率は1[倍]に設定される。
まず、γ補正回路111は、RAW信号にガンマ補正を適用することによって、当該RAW信号よりもビット数の多いガンマ補正済信号を生成する(ステップS101)。キズ・ノイズ補正回路112は、ステップS101において生成されたガンマ補正済信号に基づいて、対象画素がキズであるか否かを判定する(ステップS102)。対象画素がキズとして判定されれば処理はステップS104へと進み、そうでなければ処理はステップS105へと進む(ステップS103)。
ステップS104において、キズ・ノイズ補正回路112は、キズとして判定された画素の値を正常な値(例えば、周囲の画素の平均値)に置き換えることでキズ補正を行う。ステップS104の後に処理はステップS105へと進む。
ステップS105において、キズ・ノイズ補正回路112は、対象画素にノイズ除去を適用することでノイズ除去済信号を生成する。信号処理回路110の動作モードがHDRモードであれば処理はステップS107へと進み、信号処理回路110の動作モードがノーマルモードであれば処理はステップS109へと進む(ステップS106)。
ステップS107において、デジタルゲイン回路113は、HDR比率に基づいて全色共通に設定される第1のゲインに依存して定められるデジタルゲインを、ステップS105において生成されたノイズ除去済信号に乗算することで、高ダイナミックレンジ信号を生成する。なお、デジタルゲイン回路113は、ノイズ除去済信号の色調を補正するために色毎に設定される第2のゲインを上記第1のゲインに乗算することにより得られるデジタルゲインを用いてもよい。
HDR圧縮回路114は、ステップS107において生成された高ダイナミックレンジ信号のダイナミックレンジを例えばトーンマッピングを用いて圧縮する(ステップS108)。ステップS108にて図9の信号処理(HDRモード)は終了する。
他方、ステップS109では、ノイズ除去済信号の色調を補正するために色毎に設定される第2のゲインに等しいデジタルゲインを、ステップS105において生成されたノイズ除去済信号に乗算することで、当該ノイズ除去済信号の色調を補正する。ステップS109にて図9の信号処理(ノーマルモード)は終了する。
なお、図示されない自動ホワイトバランス調整回路にホワイトバランスの調整を行わせる場合には、ステップS109を省略してもよい。
概括すれば、第1の実施形態に係る画像処理装置は、入力信号レベルに対して線形に変化するRAW信号(図6A)にガンマ補正を適用することで、入力信号レベルに対して非線形に変化するガンマ補正済信号(図6B)を生成する。そして、この画像処理装置は、ガンマ補正済信号(より正確にはノイズ除去済信号)にデジタルゲインを乗算することでダイナミックレンジを拡大する(図6C)。
他方、従来の画像処理装置(以降、比較例に係る画像処理装置と呼ばれる)は、RAW信号(図6A)に直接的にデジタルゲインを乗算することで、入力信号レベルに対して線形に変化する高ダイナミックレンジ信号(図6D)を生成する。故に、比較例に係る画像処理装置によって用いられるデジタルゲインは、HDR比率に等しくなる。
図5には、第1の実施形態に係る画像処理装置と比較例に係る画像処理装置とのデジタルゲイン設定が例示されている。図5から理解できるように、第1の実施形態に係る画像処理装置のデジタルゲインは、HDR比率が1より大きい限りは、HDR比率(すなわち、比較例に係る画像処理装置のデジタルゲイン)よりも小さい。
加えて、第1の実施形態に係る画像処理装置のデジタルゲインはHDR比率が増加すると連動して増加するものの、前者の増分は後者の増分に比べて小さく抑えられる。例えばHDR比率が128[倍]の場合に、第1の実施形態に係る画像処理装置のデジタルゲインは8.876であり、この値は比較例の約0.069倍に相当し非常に小さい。
以上説明したように、第1の実施形態に係る画像処理装置は、入力画素信号に入出力1:1の多ビット化ノンリニア変換を適用してから、デジタルゲインを乗算してダイナミックレンジを拡大する。この結果、この画像処理装置は、入力画素信号に直接的にデジタルゲインを乗算する場合に比べて、小さなデジタルゲインで同等のダイナミックレンジの拡大を実現する。故に、この画像処理装置によれば、ダイナミックレンジの拡大に伴う量子化ノイズを低減することができる。換言すれば、この画像処理装置によれば、画質(例えば、SNR(Signal to Noise Ratio)、色再現性など)の劣化を抑制しながらダイナミックレンジを拡大することができる。
さらに、第1の実施形態に係る画像処理装置は、単一露光方式であるから、イメージセンサの複雑な制御や画像合成のような複雑な処理を必要としないので低コストでの実装が可能である。また、この画像処理装置は、多ビット化γ補正後に空間演算処理を含むキズ・ノイズ補正を行うので、色再現性の向上が可能である。
上記各実施形態の処理の少なくとも一部は、汎用のコンピュータを基本ハードウェアとして用いることでも実現可能である。上記処理を実現するプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納して提供されてもよい。プログラムは、インストール可能な形式のファイルまたは実行可能な形式のファイルとして記録媒体に記憶される。記録媒体としては、磁気ディスク、光ディスク(CD−ROM、CD−R、DVD等)、光磁気ディスク(MO等)、半導体メモリなどである。記録媒体は、プログラムを記憶でき、かつ、コンピュータが読み取り可能であれば、何れであってもよい。また、上記処理を実現するプログラムを、インターネットなどのネットワークに接続されたコンピュータ(サーバ)上に格納し、ネットワーク経由でコンピュータ(クライアント)にダウンロードさせてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
101・・・レンズ
102・・・CMOSセンサ
103・・・ADC
110・・・信号処理回路
111・・・γ補正回路
112・・・キズ・ノイズ補正回路
113・・・デジタルゲイン回路
114・・・HDR圧縮回路

Claims (3)

  1. 第1の画素信号に対して入出力1:1のノンリニア変換を適用し、当該第1の画素信号よりもビット数の多い第2の画素信号を生成するノンリニア変換回路と、
    前記第2の画素信号に×1倍よりも大きなデジタルゲインを乗算し、当該第2の画素信号よりもダイナミックレンジの広い第3の画素信号を得るデジタルゲイン回路と
    を具備する、画像処理装置。
  2. 前記第3の画素信号のダイナミックレンジを圧縮する圧縮回路をさらに具備する、請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記デジタルゲインは、前記第2の画素信号のダイナミックレンジの拡大率に基づいて設定される第1のゲインと、当該第2の画素信号の色調を補正するために色毎に設定される第2のゲインとの積に依存して定められる、請求項1記載の画像処理装置。
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