JP2007221251A - 多重伝送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】
現在敷設され通信に利用されている通信ケーブルを利用して、配電塔や開閉器の機器の劣化状況を監視できる多重伝送システムを提供することにある。
【解決手段】
2対の通信ケーブルのうち、第1の1対の通信ケーブル6aによりFSK送信器4aから低周波数帯を用い通信する低周波信号がFSK受信器5bに一方向に伝送し、第2の1対の通信ケーブル6bによりFSK送信器4bからFSK受信器5aに他方向に伝送する。OFDM送受信器10a,10b,10c,10dが送受信する高周波帯の高周波信号は、等周波数間隔に配置された少なくとも3つ以上の搬送波からなり、これらの搬送波に割当てるデータは伝送の状況に応じて変える。OFDM送受信器10a,10b,10c,10dの高周波数帯の高周波信号は、2対の通信ケーブル6a,6bに双方向で伝送される。低周波信号と高周波信号は、重畳される。
【選択図】図1

Description

本発明は、多重伝送システムに係り、特に、送電系統の配電塔や開閉器の監視及び制御用に敷設されている送電系統監視用通信線を用いる通信装置間の高速通信に好適な多重伝送システムに関する。
一般需要家に100Vあるいは200Vの電力供給を行う場合には、6.6kVの電圧で送電線(配電線)を介して配電し、柱上あるいは路上設置の変圧器にて100/200Vに変換し供給する。6.6kVの配電線の特定区間で故障があると、その地点より遠方の地域は停電となるため、6.6kV配電線に開閉器を設け故障区間を迂回して電力を配電する対策が採られている。この開閉器の監視制御を行うため、配電線と平行して通信線が敷設されている。通信線に接続されている開閉器制御用の通信装置(遠制子局)は100個以上であり、最大距離は10kmを越える。
6.6kVを送電する変電所が一般需要家から遠距離に有る場合には、変電所から22kVで送電し配電塔にて6.6kVに変換して、6.6kVにて変圧器まで配電する。変電所から配電塔までは同じく通信線が敷設されており、配電塔の監視制御を行っている。通信線の距離は20km以上の場合も多く、信号減衰が大きいため途中に中継器を設ける場合もある。
監視情報は電圧,電流の異常の有無、開閉器の接点情報であり、通信距離も長いために、例えば、特許第3558864号公報に記載のように、FSK(周波数遷移変調)通信方式が用いられる。FSK(周波数遷移変調)通信方式の周波数帯は、例えば、5kHz以下で、伝送速度は200bps〜1200bpsの低い通信システムが採用されている。
配電塔や開閉器の機器の劣化状況は、一般に、定期的に保安員が目視にて点検している。なお、例えば、特開平10−304601号公報に記載のように、機器の状況をカメラで監視し、カメラの撮影情報を光ファイバで伝送したり、例えば、特開2002−10531号公報に記載のように、PHS等の無線システムを利用して伝送する提案もなされている。
また、開閉器の遠隔監視においては、電圧や電流以外に力率などの多数の情報を収集すれば、電力系統の安定化等を図ることが可能である。この点に関し、例えば、特開平11−69665号公報に記載のように、光ファイバを用いてこれらの情報を収集監視している提案もなされている。
特許第3558864号公報 特開平10−304601号公報 特開2002−10531号公報 特開平11−69665号公報
しかしながら、配電塔や開閉器の機器の劣化状況をカメラで監視し、カメラの撮影情報を、特許第3558864号公報に記載のような従来のFSK通信方式で伝送しようとすると、FSK通信方式では、通信速度が低速であるため、一定周期で異常の有無を通信している従来の監視周期が低下するという問題が生じる。
一方、特開平10−304601号公報や特開2002−10531号公報に記載のように、カメラ監視用に光ファイバやPHS等の無線システムを利用する方式では、光ファイバの敷設費や無線回線の使用料が発生するなどのコスト上の問題がある。
また、開閉器の遠隔監視においては、電圧や電流以外に力率などの多数の情報を収集するため、特開平11−69665号公報に記載のように、光ファイバを用いてこれらの情報を収集監視すると、1営業所当たりに設置されている開閉器は数千個以上であり、コスト上の問題が生じる。
本発明の目的は、現在敷設され通信に利用されている通信ケーブルを利用して、配電塔や開閉器の機器の劣化状況を監視できる多重伝送システムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、現在敷設され通信に利用されている通信ケーブルを利用して、開閉器の遠隔監視のための多数の情報を収集できる多重伝送システムを提供することにある。
(1)上記目的を達成するために、本発明は、配電塔あるいは開閉器と変電所等に設置される監視装置との間を2対の通信ケーブルを用いて通信する通信システムに用いられ、10kHz以下の低周波数帯を用い通信する低周波信号は、前記2対の通信ケーブルのうち、第1の1対の通信ケーブルにより一方向に、第2の1対の通信ケーブルにより他方向に伝送され、前記の低周波数帯より高い周波数の高周波数帯の高周波信号は、前記第1及び第2の2対の通信ケーブルの両方に双方向で伝送され、前記低周波信号と前記高周波信号は、重畳されて多重信号として伝送され、前記高周波帯の高周波信号は、等周波数間隔に配置された少なくとも3つ以上の搬送波からなり、これらの搬送波に割当てるデータは伝送の状況に応じて変えるようにしたものである。
かかる構成により、現在敷設され通信に利用されている通信ケーブルを利用して、配電塔や開閉器の機器の劣化状況を監視できるものとなる。
(2)上記(1)において、好ましくは、前記高周波帯は、20kHz〜100kHzの周波数を含み、前記周波数間隔は、60Hz〜3kHzの間である。
(3)上記(1)において、好ましくは、前記第1の通信ケーブル上の多重信号から低周波信号をフィルタにて分離し増幅後に第2の通信ケーブルに出力し、前記第2の通信ケーブル上の多重信号から低周波信号をフィルタにて分離し増幅後に第1の通信ケーブルに出力し、前記第1の通信ケーブル上の多重信号から高周波信号をフィルタにて分離しデジタル信号に復調し、このデジタル信号を入力しこの高周波信号に変調し第2の通信ケーブルに出力し、前記第2の通信ケーブル上の多重信号から高周波信号をフィルタにて分離しデジタル信号に復調し、このデジタル信号を入力しこの高周波信号に変調し第1の通信ケーブルに出力する中継器を備えるようにしたものである。
(4)上記(3)において、好ましくは、前記中継器で受信される前記高周波信号の各搬送波に割当てるデータ長と、中継器から送信される前記高周波信号の各搬送波に割当てるデータ長とは、お互いに独立に設定されるものである。
(5)また、上記目的を達成するために、本発明は、営業所もしくは変電所の遠隔監視用遠制親局と配電用開閉器を監視制御する遠制子局が、通信ケーブルを介して通信する通信システムであって、前記遠制子局は、低周波帯域あるいは高周波帯域のいずれか一方を用いて通信するOFDM遠制子局を備え、前記営業所もしくは変電所の遠隔監視用遠制親局は、前記低周波帯域のOFDM遠制親局と、高周波帯域のOFDM遠制親局の両方を備え、両周波数帯の信号は、前記通信ケーブル上にて周波数多重され、前記営業所もしくは変電所の遠隔監視用遠制親局と複数の遠制子局との伝送速度は、伝送路の状況に応じて異なるようにしたものである。
かかる構成により、現在敷設され通信に利用されている通信ケーブルを利用して、開閉器の遠隔監視のための多数の情報を収集できるものとなる。
(6)上記(5)において、好ましくは、前記高周波数帯の帯域巾は前記低周波帯より広く、前記高周波帯のOFDM搬送波の周波数間隔は、前記低周波数帯のOFDM搬送波の周波数間隔より広くしたものである。
(7)上記(5)において、好ましくは、通信距離の短い場所に設置される前記OFDM遠制子局は前記高周波数帯を利用し、通信距離の長い場所に設置される前記OFDM遠制子局は前記低周波数帯を利用して通信するようにしたものである。
本発明によれば、現在敷設され通信に利用されている通信ケーブルを利用して、配電塔や開閉器の機器の劣化状況を監視できるようになる。
また、本発明によれば、現在敷設され通信に利用されている通信ケーブルを利用して、開閉器の遠隔監視のための多数の情報を収集できるようになる。
以下、図1〜図6を用いて、本発明の一実施形態による多重伝送システムについて、配電塔監視システムを一例として説明する。
最初に、図1を用いて、本実施形態による多重伝送システムのシステム構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態による多重伝送システムの構成を示すシステム構成図である。
図1に示すように、配電塔側には、開閉器1や、電圧,電流,開閉器1の開閉状態などを検出する各種センサ2(2a,2b)が、制御装置3に接続されている。制御装置3は、開閉器1や各種センサ2により異常の有無を検出する。また、制御装置3には、FSK(周波数遷移変調:Frequency Shift Keying)送信器4a及びFSK受信器5aが接続されている。
一方、営業所側には、監視装置7と、表示装置37が接続されている。監視装置7には、FSK送信器4b及びFSK受信器5bが接続されている。
営業所側の監視装置7は、一定周期にて配電塔側の状態監視送信要求を、FSK送信器4bに送る。FSK送信器4bは、FSK変調された信号を、下りの1対の通信ケーブル6bにて配電塔側のFSK受信器5aに送信する。配電塔側のFSK受信器5aで受信された状態監視送信要求は、制御装置3に送信される。
制御装置3は、営業所側の監視装置7からの送信要求に従い、FSK送信器4aを介して上りの1対の通信ケーブル6aに監視情報を送信する。営業所側では、FSK受信器5bによって監視情報を受信し、監視装置7を介して表示装置37に配電塔の状態が表示される。以上の構成が従来の配電塔監視システムの構成及び動作手順である。
前記の構成に対して、本実施形態では、さらに、配電塔側には、配電塔を監視するための複数の監視カメラ8a,8b,8cが、設置される。監視カメラ8a,8b,8cは、それぞれ、カメラ制御器9a,9bと接続されている。カメラ制御器9a,9bは、それぞれ、カメラ情報を送信し、また、カメラ制御情報を受信するためにOFDM(直交周波数分割多元通信:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式の送受信器10a,10bに接続されている。OFDM送受信器10a,10bは、それぞれ、上り通信ケーブル6a及び下り通信ケーブル6bに接続されている。
一方、営業所側でも、同様に通信ケーブル6a,6bそれぞれにOFDM送受信器10c,10dが接続されている。映像監視装置11a,11bは、配電塔側の監視カメラの選択や、ズーム等のカメラ制御情報を送信する。配電塔側のカメラ制御器9a,9bは、映像監視装置11a,11bからの制御情報に従い、監視カメラ8a,8b,8cの映像情報をOFDM送受信器10a,10b及び通信ケーブル6a,6bを介して通信する。
ここで、図2を用いて、本実施形態による多重伝送システムにおける通信周波数帯域について説明する。
図2は、本発明の一実施形態による多重伝送システムにおける通信周波数帯域の説明図である。
図2において、搬送波f0,f1は、FSK送信器4,FSK受信器5に用いられるもので、その周波数は1kHz〜5kHzの間に設けられている。搬送波f0がデータ0、搬送波f1がデータ1に割当てられ、f0,f1の搬送波周波数を検出することでデータを送受信する。
OFDM送受信器10(10a,10b)の通信周波数帯W0は、FSK方式の搬送波周波数f0,f1より高い周波数領域に、搬送波Faから搬送波Fnまでの複数の搬送波を等間隔に設けている。
このように、FSK信号とOFDM信号を周波数多重しているため、お互いに干渉せずに、同一の通信ケーブル6a,6bを利用して時間的に同時に通信することができる。さらに、上り下りの通信ケーブル6a,6bのそれぞれに、OFDM送受信器10a,10bを接続することにより、独立した2つの通信システムを動作させることができ、全体の伝送速度が2倍となるため、映像情報などの大容量データの通信に適するものとなる。
次に、図3を用いて、本実施形態による多重伝送システムにおいて用いられる通信ケーブルの減衰特性について説明する。ここでは、通信ケーブルと使用される型式CPEV線の長さ1kmでの減衰特性を示している。
図3は、本発明の一実施形態による多重伝送システムにおいて用いられる通信ケーブルの減衰特性の説明図である。図3の横軸は周波数(kHz)を示し、縦軸は抵抗値(dBkm)を示している。
図3に示すように、通信ケーブルの減衰特性は、周波数に比例して減衰が大きくなっている。図中の数字はケーブルの直径(0.65mm.0.9mm.1.2mm)を示しており、直径が大きいほど減衰は小さく、配電監視用には直径0.9mmが多く用いられる。
本実施形態において、複数の搬送波を用いるOFDM変調では、図2に示したようにFSK信号の周波数f0,f1より高い周波数のところに搬送波Fa,…,Fnを割当てるが、通信ケーブル長が10km以上となるために減衰も大きい。そこで、最小周波数の搬送波Faと最大周波数の搬送波Fnの減衰量の差が30dB以上あれば、減衰が大きな搬送波はA/D変換器によりデジタル信号に変換した場合の量子化誤差が大きくなる。
図3は長さ1km時の減衰であり、ケーブル直径0.9mmとした場合、減衰率は10kHz時は1.9dB、20kHzは2.4dB、100kHzは3.5dB、200kHzは4.9dBである。これを距離20kmに換算すると、10kHz時は38dB、20kHzは48dB、100kHzは70dB、200kHzは98dBの減衰となり、20kHzと100kHzの減衰差は22dBである。そこで、本実施形態では、OFDM変調の通信周波数範囲としては、20kHz〜100kHzを含む領域に割当てるものである。このような周波数領域を含む範囲で搬送波を割当てることで、A/D変換機による量子化誤差を低減でき、より高速な通信が可能となる。
さらに、OFDMにおける搬送波の周波数間隔は、送信波形のシンボル周波数となるため、これはカメラの1画面の走査周波数であるフレーム周波数60Hz以上が望ましい。但搬送波をデータにて変調すると搬送波スペクトルは搬送波の中心周波数からシンボル周波数の巾で拡がる。このシンボル周波数の範囲内で群遅延差が大きいと信号歪が発生するため、シンボル周波数には上限があり、本実施形態の通信ケーブル20kmにおいては3kHzが上限となる。以上説明したように本発明のシンボル周波数を60Hz〜3kHzの範囲に設定することで搬送波内での信号歪が低下するため、高速な通信が可能となる。
次に、図4及び図5を用いて、本実施形態による多重伝送システムに用いるOFDM送受信器10の構成について説明する。
図4は、本発明の一実施形態による多重伝送システムに用いるOFDM送受信器の構成を示すブロック図である。図5は、図4の要部の詳細ブロック図である。
図4に示すように、カメラ8からの映像情報がOFDM送受信器10に入力すると、外部I/F19,プロトコル変換器18,通信制御器17,OFDM変復調器16,アナログフロントエンド回路15,結合回路14を介してOFDM変調された信号が通信ケーブル6に送信される。受信側では、通信ケーブル6からのOFDM受信信号を送信側とは逆の経路で処理し、映像監視装置11に出力される。
ここで、図5を用いて、OFDM変復調器16とアナログフロントエンド回路15との詳細構成及び動作について説明する。送信データ34はマッパー32に入力され、図2に示した搬送波Fa,…,Fn毎にデータが割当てられる。各搬送波Fa,…,Fnには一定量のデータが割当てられるのではなく、ビット割当表29に格納されているビット割当に応じてデータが割当てられる。例えば、1番目の搬送波は1bit、2番目は4bits等と割当てられ、データを割当てない搬送波も存在することがある。割当てられた送信データに従いマッパー32では、各搬送波を変調する複素数データに変換され、IFFT(逆フーリエ変換器)33に出力され、33にて逆フーリエ変換によりOFDM変調の時間領域信号に変換される。そして、アナログフロントエンド回路15のD/A25に入力され、アナログ信号に変換され、バンドパスフィルタ(BPF)24及び送信アンプ23を介して、送信信号が出力される。
一方、受信動作においては、アナログフロントエンド回路15のバンドパスフィルタ(BPF)20及び受信アンプ21により受信された信号は、A/D22でデジタル量に変換された後、OFDM変復調器16に入力される。OFDM変復調器16では、受信信号の先頭を示す同期信号を検出する同期検出器26にて、まず信号受信の有無が確認される。同期が検出された場合には、その後に続く受信信号には受信データが含まれているため、FFT(フーリエ変換器)27にてシンボル間隔データ毎に周波数領域の複素データに変換される。複素データは伝送路補正回路30で伝送路歪が補正された後、デマッパー31によって、各搬送波の複素数データからビット割当表29のビット割当を参照して、受信データに変換する。
S/N推定器28は、ビット割当表29を送受両方で生成するために、予め定められたデータを送信し、受信側で真値との差を計算することでS/Nを推定し、伝送誤り率とS/Nから搬送波のビット割当量を決定する。これを送受信双方で行い、受信側で決定したビット割当量のデータを送信側におくることで、搬送波毎に異なるビット割当量にて通信することができる。
以上の説明したように、送信側と受信側が同一のビット割当表29を持つことにより、搬送波毎に異なる量のデータを変調して送信することができる。このようにすることで、搬送波毎に減量が異なるためS/Nも異なる状況の中で、より高速な通信を安定して行うことができる。
なお、以上の説明は、配電塔映像監視システムに適用した場合についてであるが、営業所と配電塔間の1対1通信だけでなく、営業所と開閉器を遠隔で監視制御するために通信ケーブルに複数接続する1対Nの遠制通信においても、FSK通信とOFDM通信を周波数多重することができる。遠制通信に本発明を実施することで、電柱に設置される変圧器、開閉器などのカメラによる遠隔監視が新たに通信線を敷設することなく可能ためるため、保守運用費用を抑制しかつ信頼性の高い保守が可能となる。
次に、図6を用いて、本実施形態による多重伝送システムに用いる中継器の構成について説明する。
図6は、本発明の一実施形態による多重伝送システムに用いる中継器の構成を示すブロック図である。
伝送距離が長くなると、伝送される信号の減衰量が大きくなり、S/Nが低下することになる。そこで、図1に示した通信ケーブル6a,6bの途中には、所定距離(例えば、20km)毎に中継器43を設ける。図6は、中継器43の構成を示している。
中継器43は、図6に示すように、配電塔側の上り線6aには、BPF(バンドパスフィルタ)44aとOFDM変復調器10aが接続される。BPF44aはFSK信号の周波数を通過させる特性を持ち、その出力がアンプ45aで増幅されて営業所側の上り線6aに出力されことでFSK信号が中継される。同様に下り線6bでは、BPF44bとアンプ45bにより、FSK信号が増幅され中継される。
一方、OFDM信号においては高速化を図るために、上述したように通信路でのS/Nを推定し搬送波毎のビット割当を可変としているため、フィルタ及びアンプにて増幅し中継すると、速度が低下する問題が発生する。これは、配電塔から中継器43までの通信線で発生する減衰,ノイズにて、中継器43の受信点でのS/Nが決まるが、この受信信号をアナログ信号のまま増幅しても増幅時のS/Nは向上していないため、中継器から営業所への通信線にて発生する減衰、ノイズにて、営業所の受信信号のS/Nはさらに低下する。このため、搬送波へのビット割当量が低下し速度が低下する。
そこで、本実施形態においては、上り線6aに接続されたOFDM送受信器10aでの受信信号を復調し、デジタル量の受信データに変換し、受信データをOFDM送受信器10bに入力し送信信号を生成して営業所側に送信する。このように、OFDM送受信器でデジタル量に変換することで伝送路上での発生したノイズの影響を除去できるため、従来のアナログ増幅のように、増幅前のS/N低下の影響を中継器以降に引きずることは無く、速度低下を防止できる。以上は、上り線6aでの動作を説明したが、下り線6bでの動作も同様である。
ここで、中継器43で受信される高周波信号(OFDM信号)の各搬送波に割当てるデータ長と、中継器43から送信される高周波信号の各搬送波に割当てるデータ長とは、お互いに独立に設定するようにしている。すなわち、中継器間(若しくは送信側と中継器や、中継器と受信側)の間の距離が短い場合には、データ長を短くして高速通信を可能にし、距離が長い場合には、データ長を短くしてS/Nを向上させることができる。以上のようにして、中継点でのS/N低下を除去したあとの信号(データ)を用いて、送信するため高速化が可能である。
なお、配電塔と中継器間、中継器と営業所間で発生する減衰、ノイズは異なるため、双方での伝送速度は異なる場合が多く、OFDM中継器10a,b,c,dには速度差を吸収するためのバッファメモリの容量を増やす必要がある。バッファメモリを容量が少ない場合には、速度差によりバッファメモリに収容できないデータが発生するため、送信側に速度抑制の指令を送信するため、結果としてどちらかの伝送期間の速度が低い方の伝送速度に全体の速度は一致する。なお、このような速度管理に関するフロー制御は一般的な技術であり、広く用いられている。
以上説明したように、本実施形態によれば、FSK通信周波数より高い周波数領域を利用して既設の通信ケーブルで通信することが可能となるため、通信線の敷設コストが発生せず、従来のFSK通信に影響を与えることなく、高速な通信システムを得ることができる。
次に、図7〜図9を用いて、本発明の他の実施形態による多重伝送システムについて、開閉器の遠隔監視制御システムを一例として説明する。
最初に、図7を用いて、本実施形態による多重伝送システムのシステム構成について説明する。
図7は、本発明の他の実施形態による多重伝送システムの構成を示すシステム構成図である。
営業所もしくは変電所36から電圧6.6kVが配電線にて送電され、複数の開閉器1(1a,1b,…,1n,1a’,1b’,…,1n’,1A,1B,…,1M,1A’,1B’,…,1M’)が配電線の複数箇所に接続されている。配電線に地絡事故などにより過大な電流が流れると開閉器1は自動的に開き、送電を遮断する機能がある。これらの複数の開閉器1を遠隔監視制御するため、開閉器1の近くにそれぞれ設けられたOFDM遠制子局10(10a,10b,…,10n,10a’,10b’,…,10n’,10A,10B,…,10M,10A’,10B’,…,10M’)と、変電所(営業所)36に設置されるOFDM遠制親局10(10W,10X,10Y,10Z)とは、通信ケーブル6a,6bを介して接続されている。OFDM遠制親局10(10W,10X,10Y,10Z)とOFDM遠制子局10(10a,10b,…,10n,10a’,10b’,…,10n’,10A,10B,…,10M,10A’,10B’,…,10M’)の構成は、図4及び図5に示した構成を有している。
通信ケーブル6a,6bは2対のケーブルで、上り線6aには、OFDM遠制子局10(10a,10b,…,10n,10a’,10b’,…,10n’)とOFDM遠制親局10(10W,10X)が接続され、下り線6bには、OFDM遠制子局10(10A,10B,…,10M,10A’,10B’,…,10M’)と、OFDM遠制親局10(10Y,10Z)とが接続されている。このように構成することで、OFDM遠制親局が通信するOFDM遠制子局の数を半分に低減できる。これにより、伝送速度が同一であれば従来に比べ伝送可能な情報量が2倍にすることができる。あるいは、全子局から情報収集する時間を半分に短縮できる。
次に、図8を用いて、本実施形態による多重伝送システムに用いる通信帯域について説明する。
図8は、本発明の他の実施形態による多重伝送システムに用いる通信帯域の説明図である。
図8は、OFDM遠制子局の通信帯域を示しており、低周波領域に設けた帯域W1と高周波帯域W2のどちらか一方を用いて、遠制子局は通信する。従って、帯域W1及びW2で通信する子局数が等しいとすれば、接続される子局数はさらに半分となり、上述の時分割多重と周波数多重を採用することにより、伝送可能情報量の増加、あるいは情報収集時間の短縮を図ることができる。
OFDM遠制子局の通信スペクトルは、低周波側の帯域W1に対して高周波側の帯域W2の帯域巾を広くし、搬送波の周波数間隔も低周波側の間隔Δf1に対して、高周波側の間隔Δf2を広くする。例えば、帯域W1は、20kHz〜500kHzとし、帯域W2は、4MHz〜20MHzとする。また、間隔Δf1を4kHzとし、間隔Δf2を30〜50kHzとする。ここで、両帯域のS/Nが等しければ、帯域巾に速度は比例するため、高周波側の速度が速くなる。周波数が高いほど群遅延量が小さいため周波数間隔を広くすることができ、その結果、帯域W2のOFDM遠制子局の方がシンボル時間が短いために、通信オーバヘッドの時間を短くできる。また通信ケーブルの減衰量は周波数に比例して増加するため、営業所からの距離が近い遠制子局10(10a,10b,…,10n,10a’,10b’,…,10n’)を高周波側のW2に、遠い方の子局10(10A,10B,…,10M,10A’,10B’,…,10M’)は低周波側のW1を用いて通信することで、効率の良い通信システムを構築できる。
次に、図9を用いて、本実施形態による多重伝送システムにおけるOFDM通信信号の時間シーケンスについて説明する。
図9は、本発明の一実施形態による多重伝送システムにおけるOFDM通信信号の時間シーケンスを示すタイムチャートである。
図9は、下り信号線6aを用いて通信されるOFDM通信信号の時間シーケンスを、図9(A)の帯域W1と図9(B)の帯域W2に分けて示している。
営業所もしくは変電所36のOFDM遠制親局10(10W,10X)から一定周期にてOFDM遠制子局(10a,10b,…,10n,10A,10B,…,10M)に問合せ信号を送信し、問合せされたOFDM遠制子局がデータを送信し、これらの通信を高周波及び低周波数の両OFDM遠制親局および遠制子局が同時に行い、一つの遠制子局に送信される問合せ信号の送信周期t1(例えば、10ms)は、低周波と高周波側で同一としている。
伝送データ量が同一とすれば、伝送速度の遅いW1が時間巾が広くなる。このように、周波数多重化し、複数のOFDM通信帯域を使って送受信するために、伝送速度,情報量,収集時間で性能向上を図ることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、複数の通信周波数領域を設け各領域毎に独立して通信することができるため、1領域で接続される通信子局数を減らすことが可能であり、通信子局ごとに通信速度を変えることができるため、通信伝送量を大きくすることができる。
本発明の一実施形態による多重伝送システムの構成を示すシステム構成図である。 本発明の一実施形態による多重伝送システムにおける通信周波数帯域の説明図である。 本発明の一実施形態による多重伝送システムにおいて用いられる通信ケーブルの減衰特性の説明図である。 本発明の一実施形態による多重伝送システムに用いるOFDM送受信器の構成を示すブロック図である。 図4の要部の詳細ブロック図である。 本発明の一実施形態による多重伝送システムに用いる中継器の構成を示すブロック図である。 本発明の他の実施形態による多重伝送システムの構成を示すシステム構成図である。 本発明の他の実施形態による多重伝送システムに用いる通信帯域の説明図である。 本発明の一実施形態による多重伝送システムにおけるOFDM通信信号の時間シーケンスを示すタイムチャートである。
符号の説明
1…開閉器
2…センサ
3…制御装置
4…FSK送信器
5…FSK受信器、
6a,6b…通信ケーブル
7…監視装置
8…カメラ
9…カメラ制御器
10…OFDM送受信器
10W,10X,10Y,10Z…OFDM遠制親局
10a,10b,…,10n,10a’,10b’,…,10n’,10A,10B,…,10M,10A’,10B’,…,10M’…OFDM遠制子局
11…映像監視装置

Claims (7)

  1. 配電塔あるいは開閉器と変電所等に設置される監視装置との間を2対の通信ケーブルを用いて通信する通信システムに用いられ、
    10kHz以下の低周波数帯を用い通信する低周波信号は、前記2対の通信ケーブルのうち、第1の1対の通信ケーブルにより一方向に、第2の1対の通信ケーブルにより他方向に伝送され、
    前記の低周波数帯より高い周波数の高周波数帯の高周波信号は、前記第1及び第2の2対の通信ケーブルの両方に双方向で伝送され、
    前記低周波信号と前記高周波信号は、重畳されて多重信号として伝送され、
    前記高周波帯の高周波信号は、等周波数間隔に配置された少なくとも3つ以上の搬送波からなり、これらの搬送波に割当てるデータは伝送の状況に応じて変えることを特徴とする多重伝送システム。
  2. 請求項1記載の多重伝送システムにおいて、
    前記高周波帯は、20kHz〜100kHzの周波数を含み、
    前記周波数間隔は、60Hz〜3kHzの間であることを特徴とする多重伝送システム。
  3. 請求項1記載の多重伝送システムにおいて、
    前記第1の通信ケーブル上の多重信号から低周波信号をフィルタにて分離し増幅後に第2の通信ケーブルに出力し、
    前記第2の通信ケーブル上の多重信号から低周波信号をフィルタにて分離し増幅後に第1の通信ケーブルに出力し、
    前記第1の通信ケーブル上の多重信号から高周波信号をフィルタにて分離しデジタル信号に復調し、このデジタル信号を入力しこの高周波信号に変調し第2の通信ケーブルに出力し、
    前記第2の通信ケーブル上の多重信号から高周波信号をフィルタにて分離しデジタル信号に復調し、このデジタル信号を入力しこの高周波信号に変調し第1の通信ケーブルに出力する中継器を備えたことを特徴とする多重伝送システム。
  4. 請求項3記載の多重伝送システムにおいて、
    前記中継器で受信される前記高周波信号の各搬送波に割当てるデータ長と、中継器から送信される前記高周波信号の各搬送波に割当てるデータ長とは、お互いに独立に設定されることを特徴とする多重伝送システム。
  5. 営業所もしくは変電所の遠隔監視用遠制親局と配電用開閉器を監視制御する遠制子局が、通信ケーブルを介して通信する通信システムであって、
    前記遠制子局は、低周波帯域あるいは高周波帯域のいずれか一方を用いて通信するOFDM遠制子局を備え、
    前記営業所もしくは変電所の遠隔監視用遠制親局は、前記低周波帯域のOFDM遠制親局と、高周波帯域のOFDM遠制親局の両方を備え、
    両周波数帯の信号は、前記通信ケーブル上にて周波数多重され、
    前記営業所もしくは変電所の遠隔監視用遠制親局と複数の遠制子局との伝送速度は、伝送路の状況に応じて異なることを特徴とする多重伝送システム。
  6. 請求項5記載の多重伝送システムにおいて、
    前記高周波数帯の帯域巾は前記低周波帯より広く、
    前記高周波帯のOFDM搬送波の周波数間隔は、前記低周波数帯のOFDM搬送波の周波数間隔より広いことを特徴とする多重伝送システム。
  7. 請求項5記載の多重伝送システムにおいて、
    通信距離の短い場所に設置される前記OFDM遠制子局は前記高周波数帯を利用し、
    通信距離の長い場所に設置される前記OFDM遠制子局は前記低周波数帯を利用して通信することを特徴とする多重伝送システム。
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