JP2002010531A - 配電線自動化システム - Google Patents
配電線自動化システムInfo
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- 238000004891 communication Methods 0.000 claims abstract description 44
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims abstract description 8
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims description 6
- 230000006870 function Effects 0.000 description 14
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 230000004044 response Effects 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y04—INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
- Y04S—SYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
- Y04S40/00—Systems for electrical power generation, transmission, distribution or end-user application management characterised by the use of communication or information technologies, or communication or information technology specific aspects supporting them
- Y04S40/12—Systems for electrical power generation, transmission, distribution or end-user application management characterised by the use of communication or information technologies, or communication or information technology specific aspects supporting them characterised by data transport means between the monitoring, controlling or managing units and monitored, controlled or operated electrical equipment
- Y04S40/126—Systems for electrical power generation, transmission, distribution or end-user application management characterised by the use of communication or information technologies, or communication or information technology specific aspects supporting them characterised by data transport means between the monitoring, controlling or managing units and monitored, controlled or operated electrical equipment using wireless data transmission
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- Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 現行の親局、子局を有効に活用しながら低コ
ストでシステムの拡充を図ることができる配電線自動化
システムを提供する。 【解決手段】 自動開閉器用遠方制御等の監視・制御を
行う親局10と子局11,12,13,14とのデータ
通信手段として、通信線方式と無線方式とを併用する。
ストでシステムの拡充を図ることができる配電線自動化
システムを提供する。 【解決手段】 自動開閉器用遠方制御等の監視・制御を
行う親局10と子局11,12,13,14とのデータ
通信手段として、通信線方式と無線方式とを併用する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配電線自動化シス
テムに関し、詳しくは、遠隔地に設置された子局の遠方
監視や遠方制御を親局で自動的に行うための配電線自動
化システムに関する。
テムに関し、詳しくは、遠隔地に設置された子局の遠方
監視や遠方制御を親局で自動的に行うための配電線自動
化システムに関する。
【0002】
【従来の技術】自動開閉器用遠方制御等の監視・制御を
行う親局と子局とのデータ通信手段として、専用通信線
を用いる場合は、通信線を敷設する必要があり、多額の
費用を要するという問題がある。また、電力線搬送方式
では、高出力の配電線搬送モデムと商用周波と高周波信
号とを分離するための高圧に耐える結合器が必要で、こ
の場合も高価なシステムとなる。
行う親局と子局とのデータ通信手段として、専用通信線
を用いる場合は、通信線を敷設する必要があり、多額の
費用を要するという問題がある。また、電力線搬送方式
では、高出力の配電線搬送モデムと商用周波と高周波信
号とを分離するための高圧に耐える結合器が必要で、こ
の場合も高価なシステムとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さらに、通信線方式
は、信号減衰があることから、通信線の長さ、分岐数、
子局設置数に制限があって多数の通信線ルートを設ける
必要があり、親局側には、通信線ルートに対応した数だ
けの高価な通信モデムを設置しておかなければならなか
った。
は、信号減衰があることから、通信線の長さ、分岐数、
子局設置数に制限があって多数の通信線ルートを設ける
必要があり、親局側には、通信線ルートに対応した数だ
けの高価な通信モデムを設置しておかなければならなか
った。
【0004】そこで本発明は、現行の親局、子局を有効
に活用しながら低コストでシステムの拡充を図ることが
できる配電線自動化システムを提供することを目的とし
ている。
に活用しながら低コストでシステムの拡充を図ることが
できる配電線自動化システムを提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の配電線自動化システムは、自動開閉器用遠
方制御等の監視・制御を行う親局と子局とのデータ通信
手段として通信線方式と無線方式とを併用したことを特
徴とするものであって、子局の設置場所によっていずれ
かを選択できるようにしている。
め、本発明の配電線自動化システムは、自動開閉器用遠
方制御等の監視・制御を行う親局と子局とのデータ通信
手段として通信線方式と無線方式とを併用したことを特
徴とするものであって、子局の設置場所によっていずれ
かを選択できるようにしている。
【0006】また、前記子局から親局に通信されるデー
タとして、配電線で変電所では感知できない配電線路の
異常を含むようにすることが好ましい。さらに、前記無
線方式によるデータ通信に、既設のPHS公衆回線網を
利用するとともに、一つの親局のPHSモデムに対して
複数の子局のPHSモデムを対応可能とすることによ
り、親局の改造や新設を行うことなく、子局の増設拡充
が可能となる。
タとして、配電線で変電所では感知できない配電線路の
異常を含むようにすることが好ましい。さらに、前記無
線方式によるデータ通信に、既設のPHS公衆回線網を
利用するとともに、一つの親局のPHSモデムに対して
複数の子局のPHSモデムを対応可能とすることによ
り、親局の改造や新設を行うことなく、子局の増設拡充
が可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明の配電線自動化シス
テムの一形態例を示す概略系統図である。この配電線自
動化システムは、営業所等に設けられている親局10
と、この親局10に付随した複数の子局11,12,…
とにより構成されている。各子局11,12,13,1
4は、配電用変電所21,22からの配電線路31,3
2に設けられたセンサー内蔵遠制ガス開閉器41,4
2,43,44に対応するものであって、これらを作動
させるための電源装置51,52,53,54と共にそ
れぞれ設けられている。
テムの一形態例を示す概略系統図である。この配電線自
動化システムは、営業所等に設けられている親局10
と、この親局10に付随した複数の子局11,12,…
とにより構成されている。各子局11,12,13,1
4は、配電用変電所21,22からの配電線路31,3
2に設けられたセンサー内蔵遠制ガス開閉器41,4
2,43,44に対応するものであって、これらを作動
させるための電源装置51,52,53,54と共にそ
れぞれ設けられている。
【0008】各子局11,12,…には、各子局装置1
10,120,130,140と親局10との間の監
視,制御用データ通信手段として、通信線61,62を
利用した通信線方式のケーブル分岐ポット71,72、
あるいは、無線方式としてPHS回線を利用したPHS
中継装置を内蔵したPHS内蔵ポット81,82がそれ
ぞれ設けられている。
10,120,130,140と親局10との間の監
視,制御用データ通信手段として、通信線61,62を
利用した通信線方式のケーブル分岐ポット71,72、
あるいは、無線方式としてPHS回線を利用したPHS
中継装置を内蔵したPHS内蔵ポット81,82がそれ
ぞれ設けられている。
【0009】親局10には、前記通信線61,62を介
して通信線方式でケーブル分岐ポット71,72に接続
する親局DX装置101,102と、PHS回線のPH
S中継アンテナ91,92,92,…を介してPHS内
蔵ポット81,82に無線方式で接続するPHS通信チ
ャンネル103と、遠隔制御用マンマシン装置104
と、他の営業所や支社に親局10を接続するLAN端子
105等が設けられている。
して通信線方式でケーブル分岐ポット71,72に接続
する親局DX装置101,102と、PHS回線のPH
S中継アンテナ91,92,92,…を介してPHS内
蔵ポット81,82に無線方式で接続するPHS通信チ
ャンネル103と、遠隔制御用マンマシン装置104
と、他の営業所や支社に親局10を接続するLAN端子
105等が設けられている。
【0010】子局装置110,120,…やセンサー内
蔵遠制ガス開閉器41,42,…は、例えば、地絡事故
発生時は地絡遮断制御を行い、変電所では検出できない
断線発生時の零相電圧異常を検出して配電線事故の早期
復旧対応を可能としている。
蔵遠制ガス開閉器41,42,…は、例えば、地絡事故
発生時は地絡遮断制御を行い、変電所では検出できない
断線発生時の零相電圧異常を検出して配電線事故の早期
復旧対応を可能としている。
【0011】前記ケーブル分岐ポット71,72は、従
来と同様のものであって、通信線61,62により各種
データの授受を行う。このケーブル分岐ポット71,7
2は、現行の既存設備をそのまま利用することができ
る。
来と同様のものであって、通信線61,62により各種
データの授受を行う。このケーブル分岐ポット71,7
2は、現行の既存設備をそのまま利用することができ
る。
【0012】一方のPHS内蔵ポット81,82,…
は、PHS(Personal Handy-Phone System)を利用し
た無線通信により、親局と子局との間で、PHS通信網
のPHS中継アンテナ91,92,92,…を介して各
子局のデータ収集や設定値変更、開閉器制御を行うもの
であって、PHS中継アンテナ91,92が設置されて
いれば、既存のPHS通信網をそのまま利用することが
できる。
は、PHS(Personal Handy-Phone System)を利用し
た無線通信により、親局と子局との間で、PHS通信網
のPHS中継アンテナ91,92,92,…を介して各
子局のデータ収集や設定値変更、開閉器制御を行うもの
であって、PHS中継アンテナ91,92が設置されて
いれば、既存のPHS通信網をそのまま利用することが
できる。
【0013】PHS内蔵ポット81,82は、ケーブル
分岐ポット71,72と同じように、開閉器に内蔵され
ている電圧、電流検出センサによって各配電線路の電
圧、電流、力率、残留電圧、残留電流情報や、断線、地
絡、短絡の事故情報データを親局に伝送する。親局10
では、各子局から得られた情報に基づいて配電線の効率
的な運用を行う。
分岐ポット71,72と同じように、開閉器に内蔵され
ている電圧、電流検出センサによって各配電線路の電
圧、電流、力率、残留電圧、残留電流情報や、断線、地
絡、短絡の事故情報データを親局に伝送する。親局10
では、各子局から得られた情報に基づいて配電線の効率
的な運用を行う。
【0014】PHS内蔵ポット81,82における具体
的な機能としては、例えば、子局装置状態情報(SV情
報)を10秒間隔で監視し、状変が発生した場合に時刻
データを付加して状態情報としてメモリに記憶させる子
局装置状態情報監視機能、子局装置計測情報(TM情
報)を15分間隔で監視し、時刻データを付加してメモ
リに記憶させる子局装置計測情報監視機能、親局からの
要求によってメモリ内に記憶している全てのSV情報を
PHS回線を介して親局に転送する子局装置状態情報収
集機能、親局からの要求によってメモリ内に記憶してい
る全てのTM情報をPHS回線を介して親局に転送する
子局装置計測情報収集機能、メモリ内に記憶しているS
V情報及びTM情報を初期化(消去)する記憶データ初
期化制御機能、時刻データを親局から設定する時刻設定
機能、親局からの要求で開閉器制御指令や設定変更指令
を中継する遠方制御機能、配電線異常情報(零相電圧情
報)を親局に伝送する配電線異常通報機能、着信した発
信側電話番号を確認して親局の電話番号であれば応動
し、異なる場合は回線を切断する着信電話番号確認機能
等を挙げることができる。
的な機能としては、例えば、子局装置状態情報(SV情
報)を10秒間隔で監視し、状変が発生した場合に時刻
データを付加して状態情報としてメモリに記憶させる子
局装置状態情報監視機能、子局装置計測情報(TM情
報)を15分間隔で監視し、時刻データを付加してメモ
リに記憶させる子局装置計測情報監視機能、親局からの
要求によってメモリ内に記憶している全てのSV情報を
PHS回線を介して親局に転送する子局装置状態情報収
集機能、親局からの要求によってメモリ内に記憶してい
る全てのTM情報をPHS回線を介して親局に転送する
子局装置計測情報収集機能、メモリ内に記憶しているS
V情報及びTM情報を初期化(消去)する記憶データ初
期化制御機能、時刻データを親局から設定する時刻設定
機能、親局からの要求で開閉器制御指令や設定変更指令
を中継する遠方制御機能、配電線異常情報(零相電圧情
報)を親局に伝送する配電線異常通報機能、着信した発
信側電話番号を確認して親局の電話番号であれば応動
し、異なる場合は回線を切断する着信電話番号確認機能
等を挙げることができる。
【0015】また、PHS内蔵ポット81,82は、図
2に示すように、FSKモデム801,データ変換用C
PU802,PHS通信ユニット803,情報記憶用メ
モリー804とを備えており、FSKモデム801は、
データ変換用CPU802と子局装置110との情報伝
送に使用され、PHS通信ユニット803は、データ変
換用CPU802と親局10との情報伝送に使用され
る。
2に示すように、FSKモデム801,データ変換用C
PU802,PHS通信ユニット803,情報記憶用メ
モリー804とを備えており、FSKモデム801は、
データ変換用CPU802と子局装置110との情報伝
送に使用され、PHS通信ユニット803は、データ変
換用CPU802と親局10との情報伝送に使用され
る。
【0016】データ変換用CPU802は、FSKモデ
ム801とPHS通信ユニット803との間のデータ処
理を行い、また、一般電話からの誤着信と親局10から
の着信とを区別するために、着信した電話の発信側着信
番号を確認し、これが親局の電話番号であれば応動する
ようにし、電話番号が異なっていた場合は回線を切断す
る。したがって、この機能を生かす場合は、親局用PH
Sとして、電話番号通知機能を有するものを選択する必
要がある。
ム801とPHS通信ユニット803との間のデータ処
理を行い、また、一般電話からの誤着信と親局10から
の着信とを区別するために、着信した電話の発信側着信
番号を確認し、これが親局の電話番号であれば応動する
ようにし、電話番号が異なっていた場合は回線を切断す
る。したがって、この機能を生かす場合は、親局用PH
Sとして、電話番号通知機能を有するものを選択する必
要がある。
【0017】情報記憶用メモリー804は、不揮発性メ
モリを使用して停電時にも記憶した情報を保持できるも
のとし、記憶容量としては約20日分のデータを格納で
きるものとする。また、移設等が発生した場合を考慮し
て、保持した情報を親局からの初期化制御によって消去
できるようにしておく。この情報記憶用メモリー804
に格納するデータは、CPU内部のカレンダ機能を利用
して時刻データを付加した状態でメモリに書き込まれ
る。なお、PHS通信ユニット803は、PIAFSの
規格に準拠したものであって、データ通信速度は、最高
速度が32kbpsとなる。このデータ通信速度は、一
回の制御指令を60秒以内で行うのに十分な速度となっ
ている。
モリを使用して停電時にも記憶した情報を保持できるも
のとし、記憶容量としては約20日分のデータを格納で
きるものとする。また、移設等が発生した場合を考慮し
て、保持した情報を親局からの初期化制御によって消去
できるようにしておく。この情報記憶用メモリー804
に格納するデータは、CPU内部のカレンダ機能を利用
して時刻データを付加した状態でメモリに書き込まれ
る。なお、PHS通信ユニット803は、PIAFSの
規格に準拠したものであって、データ通信速度は、最高
速度が32kbpsとなる。このデータ通信速度は、一
回の制御指令を60秒以内で行うのに十分な速度となっ
ている。
【0018】このように、親局10と子局11,12,
…との間のデータ通信手段として、従来と同様の通信線
方式と、PHS回線等を利用した無線方式とを併用する
ことにより、子局11,12,…の設置場所や設置時期
に応じて両方式を選択使用することができ、PHS回線
の通信可能範囲内に子局を新設する場合は、該子局にP
HS内蔵ポットを設置するだけで所定の機能が得られ
る。したがって、通信線を新設する分のコストを削減で
きるとともに、通信線の長さ、分岐数、子機設置数によ
る制限を受けることがないので、子局の増設を容易にか
つ経済的に行うことができる。なお、無線方式は、上記
PHS回線を利用する以外に、携帯電話回線を利用する
こともでき、独自の無線方式を設立することもできる。
…との間のデータ通信手段として、従来と同様の通信線
方式と、PHS回線等を利用した無線方式とを併用する
ことにより、子局11,12,…の設置場所や設置時期
に応じて両方式を選択使用することができ、PHS回線
の通信可能範囲内に子局を新設する場合は、該子局にP
HS内蔵ポットを設置するだけで所定の機能が得られ
る。したがって、通信線を新設する分のコストを削減で
きるとともに、通信線の長さ、分岐数、子機設置数によ
る制限を受けることがないので、子局の増設を容易にか
つ経済的に行うことができる。なお、無線方式は、上記
PHS回線を利用する以外に、携帯電話回線を利用する
こともでき、独自の無線方式を設立することもできる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の配電線自
動化システムによれば、現行子局を有効に活用した専用
通信線方式と、PHS等の無線方式とを併用したハイブ
リッド通信方式による低コストなシステムを構築するこ
とができる。また、配電線路の異常を子局側から親局側
に送信することができ、また、無線方式の場合は、通信
線からの雷サージ等の侵入を考慮する必要がなく、サー
ジ対策が不要で、保護装置の設置も不要となる。
動化システムによれば、現行子局を有効に活用した専用
通信線方式と、PHS等の無線方式とを併用したハイブ
リッド通信方式による低コストなシステムを構築するこ
とができる。また、配電線路の異常を子局側から親局側
に送信することができ、また、無線方式の場合は、通信
線からの雷サージ等の侵入を考慮する必要がなく、サー
ジ対策が不要で、保護装置の設置も不要となる。
【0020】さらに、無線方式と併用するため、通信線
方式に接続する子局の数を少なくでき、分岐等による信
号減衰によって子局の設置数が制約されることもない。
しかも、親局側においても、安価なPHSモデムを使用
することが可能となるので、大幅にコストダウンを図っ
た機器の開発を行うことができる。
方式に接続する子局の数を少なくでき、分岐等による信
号減衰によって子局の設置数が制約されることもない。
しかも、親局側においても、安価なPHSモデムを使用
することが可能となるので、大幅にコストダウンを図っ
た機器の開発を行うことができる。
【図1】本発明の配電線自動化システムの一形態例を示
す概略系統図である。
す概略系統図である。
【図2】PHS内蔵ポット内の機器を示す系統図であ
る。
る。
10 親局 11,12,13,14 子局 21,22 配電用変電所 31,32 配電線路 41,42,43,44 センサー内蔵強制ガス開閉器 51,52,53,54 電源装置 61,62 通信線 71,72 ケーブル分岐ポット 81,82 PHS内蔵ポット 91,92 PHS中継アンテナ 110,120,130,140 子局装置 801 FSKモデム 802 データ変換用CPU 803 PHS通信ユニット 804 情報記憶用メモリー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大室 仁 東京都品川区荏原5丁目2番1号 株式会 社三英社製作所内 (72)発明者 永山 清 沖縄県浦添市牧港5丁目2番1号 沖縄電 力株式会社内 (72)発明者 名護 理 沖縄県浦添市牧港5丁目2番1号 沖縄電 力株式会社内 Fターム(参考) 5G064 AA01 AA04 AB03 CB02 DA01 5K067 AA41 BB04 BB27 BB28 DD28 DD30 EE02 EE10 EE22 FF05 FF07 FF20 GG12 HH23 KK15
Claims (4)
- 【請求項1】 自動開閉器用遠方制御等の監視・制御を
行う親局と子局とのデータ通信手段として通信線方式と
無線方式とを併用したことを特徴とする配電線自動化シ
ステム。 - 【請求項2】 前記子局から親局に通信されるデータと
して、配電線で変電所では感知できない配電線路の異常
が含まれていることを特徴とする請求項1記載の配電線
自動化システム。 - 【請求項3】 前記無線方式によるデータ通信を既設の
PHS公衆回線網を利用することを特徴とする請求項1
記載の配電線自動化システム。 - 【請求項4】 親局及び子局の無線方式としてPHSモ
デムを使用し、一つの親局のPHSモデムに対して複数
の子局のPHSモデムを対応可能としたことを特徴とす
る請求項1記載の配電線自動化システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000181297A JP2002010531A (ja) | 2000-06-16 | 2000-06-16 | 配電線自動化システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000181297A JP2002010531A (ja) | 2000-06-16 | 2000-06-16 | 配電線自動化システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002010531A true JP2002010531A (ja) | 2002-01-11 |
Family
ID=18682249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000181297A Pending JP2002010531A (ja) | 2000-06-16 | 2000-06-16 | 配電線自動化システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002010531A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006042540A (ja) * | 2004-07-29 | 2006-02-09 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 配電遠方監視制御システム |
JP2007221251A (ja) * | 2006-02-14 | 2007-08-30 | Hitachi Ltd | 多重伝送システム |
KR100992607B1 (ko) | 2010-04-22 | 2010-11-05 | 한국전력공사 | 이동 통신망을 이용한 배전 자동화 시스템 및 그 운영 방법 |
CN101951026A (zh) * | 2010-08-27 | 2011-01-19 | 广东电网公司茂名供电局 | 双机测控主备在线切换方法 |
CN102694420A (zh) * | 2012-06-08 | 2012-09-26 | 上海毅昊自动化有限公司 | 智能变电站网络化测控系统及其方法 |
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CN103475094A (zh) * | 2013-09-03 | 2013-12-25 | 南京国电南自美卓控制系统有限公司 | 智能发电控制及优化系统 |
JP2016111744A (ja) * | 2014-12-03 | 2016-06-20 | 愛知電機株式会社 | 配電線自動化システム |
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2000
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