JP2007220457A - プラズマ発光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、高い効率で殺菌効果を得ることができるプラズマ発光装置を提供することを目的とする。
【解決手段】マイクロ波エネルギーによりランプ3内の原料ガスを放電することでプラズマ化し、前記ランプ3の外側に位置する中空容器8の内表面に殺菌を施すプラズマ発光装置であり、天面及び下面が封止された円筒型容器2と、前記天面から円筒軸に平行に設けられ、マイクロ波エネルギーを注入するアンテナ4と、前記下面から円筒軸に平行に設けられ、前記アンテナ4とともに同軸導体を形成する金属導体5とを有し、前記円筒型容器2全体が一体の同軸の空洞共振器1(以下、空洞共振器1とする)として構成され、前記円筒型容器2にマイクロ波エネルギーを注入する手段が一体となっていることを特徴とするプラズマ発光装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、3次元中空容器、例えばプラスチックボトル、プラスチックカップ、プラスチックトレイ、紙容器、紙カップ、紙トレイ、その他中空のプラスチック成型品等の内表面をプラズマ発光法により殺菌するプラズマ発光装置に関する。
3次元中空容器は、食品分野や医薬品分野等の様々な分野で多用され、そのため品質において種々の機能が要求されている。この3次元中空容器のなかでも、プラスチック容器は、軽量、低コストとしての利便性から、広く用いられるようになってきている。近年、内容物の保護の面から、3次元中空容器に対して、殺菌処理を薬品など用いないで施すケミカルフリーのアセプティック滅菌の要求がなされている。このため、プラスチック容器に殺菌処理を施す技術が様々開発されている。
そして、これらの殺菌技術を用いた電極を有する装置が紹介されている(例えば、特許文献1参照。)。殺菌処理を有する方法としては、一般的に、3次元中空容器内に薬品を充填したり、浸漬したり、または薬品の使用と同時に水銀ランプ等で照射させて殺菌の効果を増大させる(例えば、特許文献2参照)等がある。
以下に先行技術文献を示す。
特開2001−68057号公報 特開2002−316041号公報
上述した殺菌処理方法においては、ランプ自体の電極部位の劣化からその殺菌効率の劣化を考慮した設計、またはいかに薬品等の残留物が存在しないかが重要である。
特許文献1及び2におけるプラズマ処理装置構成は、ケミカルフリー殺菌かケミカル殺菌とランプを合わせた構成となっている。これらの装置においては、特許文献1におけるランプ自体の電極部位の劣化の可能性、特許文献2におけるケミカル殺菌由来の残留物の可能性が各々問題となる可能性がある。
本発明は、このような従来技術の問題点を解決しようとするものであり、高い効率で殺菌効果を得ることができるプラズマ発光装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するために成されたものであり、本発明の請求項1に係る発明は、マイクロ波エネルギーによりランプ3内の原料ガスを放電することでプラズマ化し、前記ランプ3の外側に位置する中空容器8の内表面に殺菌を施すプラズマ発光装置であり、天面及び下面が封止された円筒型容器2と、前記天面から円筒軸に平行に設けられ、マイクロ波エネルギーを注入するアンテナ4と、前記下面から円筒軸に平行に設けられ、前記アンテナ4とともに同軸導体を形成する金属導体5とを有し、前記円筒型容器2全体が一体の同軸の空洞共振器1(以下、空洞共振器1とする)として構成され、前記円筒型容器2にマイクロ波エネルギーを注入する手段が一体となっていることを特徴とするプラズマ発光装置である。
本発明の請求項2に係る発明は、請求項1記載のプラズマ発光装置において、キセノン
、クリプトン、アルゴン、及びネオンよりなる群から選ばれる少なくとも1種の希ガス単体または前記希ガスにアンチモンまたはアンチモン化合物または水銀、スズを適宜混合し、ランプ3内に封入されてなる放電ランプを有することを特徴とするプラズマ発光装置である。
本発明の請求項3に係る発明は、請求項1又は2記載の発光装置において、マイクロ波エネルギーを供給する電源とこれを発光源とするランプ3において閃光放電が可能な高電力と発振時間を制御できることを特徴とするプラズマ発光装置である。
本発明の請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれか1項記載のプラズマ発光装置において、前記定在波の波長をλとすると、前記円筒型容器2がλ/2の整数倍にλ/4を加えた長さを有することを特徴とするプラズマ発光装置である。
本発明の請求項5に係る発明は、請求項1乃至4のいずれか1項記載のプラズマ発光装置において、前記アンテナ4と金属導体5との間隙の間隔dが前記空洞共振器1における定在波の波長をλとした場合、λ/2以下であることを特徴とするプラズマ発光装置である。
本発明の請求項6に係る発明は、請求項1乃至5のいずれか1項記載のプラズマ発光装置において、前記空洞共振器1における定在波の波長をλとした場合、前記アンテナ4がλ/4と、さらにλ/2の整数倍に、長さλ/2未満の所定の補正長α1を加算した長さであることを特徴とするプラズマ発光装置である。
本発明の請求項7に係る発明は、請求項1乃至6のいずれか1項記載のプラズマ発光装置において、前記空洞共振器1における定在波の波長をλとした場合、前記金属導体5が、λ/2の整数倍に、長さλ/2未満の所定の補正長α2を加算した長さであることを特徴とするプラズマ発光装置である。
本発明の請求項8に係る発明は、請求項1乃至7のいずれか1項記載のプラズマ発光装置において、前記空洞共振器1における定在波の波長をλとした場合、前記アンテナ4の補正長α1と前記金属導体5の補正長α2と、前記アンテナ4と金属導体5との間隙の間隔dを加算した長さがλ/2であること(α1+α2+d=λ/2)を特徴とするプラズマ発光装置である。
本発明に係るプラズマ発光装置は、マイクロ波エネルギーによりランプ内の原料ガスを放電することでプラズマ化し、前記ランプの外側に位置する中空容器の内表面に殺菌を施すプラズマ発光装置であり、天面及び下面が封止された円筒型容器と、前記天面から円筒軸に平行に設けられ、マイクロ波エネルギーを注入するアンテナと、前記下面から円筒軸に平行に設けられ、前記アンテナとともに同軸導体を形成する金属導体とを有し、前記円筒型容器全体が一体の同軸の空洞共振器(以下、空洞共振器とする)として構成され、前記円筒型容器にマイクロ波エネルギーを注入する手段が一体となっていることにより、電源側からのマイクロ波エネルギーとランプ内の原料ガスの種類、配合、圧力等を検討することでランプ内を無電極状態で放電しランプ内をプラズマ化状態にすることが可能となり、さらに電源側からのマイクロ波エネルギーの発振時間を制御することで閃光放電が可能となる。これにより、中空容器の内表面への均一でかつ高レベルの殺菌、滅菌を施すことができる。
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明するがこれに限定されるものではない。
図1(a)は本発明に係るプラズマ発光装置の1実施例を示す構成断面図であり、図1(b)は本発明に係るプラズマ発光装置における、中空ランプの形状を示す模式図であり、図1(c)は本発明に係るプラズマ発光装置における、丸棒ランプの形状を示す模式図であり、図2は空洞共振器1におけるアンテナ4の長さ、間隙の間隔dおよび金属導体5の長さの各長さによる電磁界の分布状態のシミュレーション結果を示す図であり、図3は空洞共振器1におけるアンテナ4の長さ、間隙の間隔dおよび金属導体5の長さの各長さによる電磁界の分布状態のシミュレーション結果を示す図であり、図4は空洞共振器1におけるアンテナ4の長さ、間隙の間隔dおよび金属導体5の長さの各長さによる電磁界の分布状態のシミュレーション結果を示す図であり、図5は空洞共振器1におけるアンテナ4の長さ、間隙の間隔dおよび金属導体5の長さの各長さによる電磁界の分布状態のシミュレーション結果を示す図であり、図6は空洞共振器1におけるアンテナ4の長さ、間隙の間隔dおよび金属導体5の長さの各長さによる電磁界の分布状態のシミュレーション結果を示す図であり、図7は空洞共振器1におけるアンテナ4の長さ、間隙の間隔dおよび金属導体5の長さの各長さによる電磁界の分布状態のシミュレーション結果を示す図であり、図8は空洞共振器1におけるアンテナ4の長さ、間隙の間隔dおよび金属導体5の長さの各長さによる電磁界の分布状態のシミュレーション結果を示す図である。
図1に示すように、空洞共振器1は、金属製の円筒型容器2において、ランプ3、アンテナ4及び金属導体5が所定の距離で、この円筒型容器2との導体による同軸構造体(以降、空洞共振器1)として配設されることで形成されており、前記金属導体5、さらに外側に位置するランプ3、そしてさらに外側に位置する中空容器8の内表面に殺菌を施す位置関係を有している。図示しないマイクロ波発振器から、インピーダンスマッチングを行うインピーダンス整合器を介して、方形導波管9においてマイクロ波が伝送され、導波管同軸変換部10において方形導波管9から棒状の導体(アンテナ4を含む)に対して、伝送モードの変換(導波管同軸変換)を行い、伝送モードの変換されたマイクロ波がアンテナ4に結合される。
ここで、マイクロ波発振器は、例えば発振周波数2.45GHzのマグネトロンが用いられているが、他の周波数のマグネトロンでも良い。上記インピーダンス整合器は、方形導波管9での整合器配置位置から、導波管同軸変換部10側をみたインピーダンスと、マイクロ波発振器側をみたインピーダンスをマッチングさせ、マイクロ波発振器側への反射波が発生しないように、これらのインピーダンスの整合を取るようにインピーダンス調整を行う。該インピーダンス整合器は、スリースタブチューナーや、E−Hチューナー(方形導波管9の一点においてE面T型分岐及びH面T型分岐を設けて、各々の分岐に稼動短絡器を組み込み、その短絡面を移動させて整合の調整を行う)が用いられている。
アンテナ4は、円筒型容器2の上部蓋となる天面板6の面中心部から、面に垂直な方向、すなわち、円筒型容器2の円筒軸に平行方向に配設されており、伝送されるマイクロ波を金属導体5へ結合させることにより、空洞共振器1内にマイクロ波エネルギーを注入する。 金属導体5は、円筒型容器2の下部蓋となる下面板7の面中心部から、面に垂直な方向、すなわち、円筒型容器2の円筒軸に平行方向に、アンテナ4に対向して配設されており、アンテナ4からマイクロ波を結合する。
ここで、アンテナ4と金属導体5との間隙の間隔(対向距離)dは、空洞共振器1内に立つ定在波の波長λの1/2、すなわちλ/2以下とする。この間隔dは、シミュレーションによる高周波の電磁界分布を解析した結果から推定される値である。このシミュレーション結果により、上記間隔dをλ/2以下とすることにより、アンテナ4及び金属導体5が半同軸導体としての機能を有することとなり、所定の周波数λの定在波が立ち、円筒型容器2内において、電磁界分布が均一に得られ、一様な強度のプラズマを得ることが推
定できる。
また、ランプ3は円筒型容器2の下部蓋となる下面板7の面中心部から、面に垂直な方向、すなわち、円筒型容器2の円筒軸に平行方向に、配設されている。このときマイクロ波が十分に共振されるように円筒軸対称な均一電磁界分布を得るためにもランプ3本体の形状、材質、原料ガスの種類、配合、圧力等の設計が不可欠となる。
金属導体5の外側に位置するランプ3の形状や円筒型容器2内での位置関係は例えば、図1(b)に示す、金属導体5の中心軸の同心円を共有する位置関係にある中空ランプ11(金属導体5とは、非接触)または、図1(c)に示す、金属導体5の中心軸の同心円上に複数本存在する位置関係にある丸棒ランプ12(金属導体5とは、非接触)を用いてさらに外側に位置する中空容器8の内表面に殺菌を施すプラズマ発光装置である。前記上述したアンテナ4及び金属導体5において、アンテナ4または金属導体5のいずれかに、また、アンテナ4及び金属導体5の双方に各々の長さを調整する長さ調整機構が設けられている。
前記ランプ3本体の原料ガスの種類としては、キセノン、クリプトン、アルゴン、及びネオンよりなる群から選ばれる少なくとも1種の希ガス単体または前記希ガスにアンチモンまたはアンチモン化合物または水銀、スズを適宜混合したものが使用される。このような原料ガスがランプ3内に封入されてなる放電ランプを有するプラズマ発光装置である。
また、該プラズマ発光装置は、マイクロ波エネルギーを供給する電源とこれを発光源とするランプ3において閃光放電が可能な高電力と発振時間を制御できるものである。
次に、上記シミュレーション結果を裏付けるため、本発明のプラズマ発光装置において、実際に中空容器8の内側からランプ3によるプラズマ発光をすることで、前記中空容器8の内側にあらかじめ塗布した黒カビを6Dレベルの殺菌効率で死滅させることが可能となる。このとき、均一な電磁界分布が得られている根拠としては塗布を中空容器8の各部位に均一に施し、プラズマ発光後に滅菌水で中空容器8内表面全てから黒カビを回収した状態での殺菌効率であることから裏付けられる。以下、上述した本発明の空洞共振器1内における電磁界分布のシミュレーションについて説明する。
本発明のプラズマ発光装置において、高周波3次元電磁界シミュレータHFSS(High−Frequency Structure Simulator、ANSOFT社製)により、空洞共振器1の寸法、ランプ3の形状をパラメータとして、空洞共振器1内に生成される電磁界のシミュレーションを以下に示す。この以下に示すシミュレーションにおいて、マイクロ波は、波長λ(空洞共振器1における定在波のλに等しい)を122mmにて設定した。
図2〜8は、表1に示すように、空洞共振器1の円筒軸方向の内部空洞の長さL330mmを固定し、アンテナ4の長さLa、金属導体5の長さLgを変化、すなわちα1、α2を変化させ、電磁界分布を確認したシミュレーションの結果における#1、#2、#3、#4、#5、#6、#7の電磁界分布それぞれを示している。
表1は、空洞共振器1の円筒軸方向の内部空洞の長さL330mmを固定し、アンテナ4の長さLa、金属導体5の長さLg、間隙の間隔dを変化させた各条件#1、#2、#3、#4、#5、#6、#7における電磁界分布状態の結果を記す。
このとき、アンテナ4の長さLaは、#1において「(λ/2)+(λ/4)+α1(
=0mm)」、#2において「(λ/2)+(λ/4)+α1(=5mm)」、#3において「(λ/2)+(λ/4)+α1(=10mm)」、#4において「(λ/2)+(λ/4)+α1(=19.5mm)」、#5において「(λ/2)+(λ/4)+α1(=15mm)」、#6において「(λ/2)+(λ/4)+α1(=20mm)」、#7において「(λ/2)+(λ/4)+α1(=25mm)」としている。
また、金属導体5の長さLgは、#1において「3λ/2+α2(=0mm)」、#2において「3λ/2+α2(=5mm)」、#3において「3λ/2+α2(=9mm)」、#4において「3λ/2+α2(=9mm)」、#5において「3λ/2+α2(=14mm)」、#6において「3λ/2+α2(=19mm)」、#7において「3λ/2+α2(=24mm)」としている。
この#1の条件は、図2のシミュレーションの結果から十分な電磁界分布(均一、かつ必要な強度の電磁界分布)が得られないことが判り、判定として「不可」の評価結果となる。
一方、#4及び#5の条件は、図4、図5各々のシミュレーションの結果から、アンテナ4から金属導体5に対して、マイクロ波エネルギーが効率良く結合し、均一性があり、必要な強度を有する電磁界分布が得られることが判り、判定として「良」の評価結果となる。
また、#2、#3、#6及び#7の条件は、図3、図4、図7、図8のシミュレーションの結果から、ある程度のマイクロ波エネルギーがアンテナ4から金属導体5に対して結合され、不十分であるが一定の電磁界分布が得られることが判り、判定として「可」の評価結果となる。
表1における電磁界分布の評価は、シミュレーション結果の各図において、上述した図(図2〜8)の評価と同様に、電磁界分布の均一性及び強度を、「良(良好な電磁界分布)」、「可(ある程度の電磁界分布)」、「不可(実用上問題のある電磁界分布)」として分類した結果である。
上述したシミュレーション結果から、α1+α2+d=λ/2の場合において、間隙の間隔dが「λ/2」である#1の条件の場合、不十分な電磁界分布しか得られず、一方、間隙の間隔dがλ/2未満である#2の条件の場合、ある程度の電磁界分布が得られていることから、間隙の間隔dがλ/2以下の範囲で、成膜に必要なプラズマを得る電磁界が得られることが推定できる。
また、#2、#3の条件の場合が電磁界分布の評価が「可」であり、#4、#5の条件の場合が電磁界分布の評価が「良」であり、#6、#7の条件の場合、再び電磁界分布の評価が「可」となることから、λ/2〜0の間に、間隙の間隔dの長さの変化に対する電磁界分布の良好なピークがあることが推定できる。
さらに、α1+α2+d=λ/2の際、補正長α1及びα2が0であるシミュレーション結果の電磁界分布が不均一であり、評価が「不可」であることから、補正長α1及びα2は「0」ではなく、ある数値を有する必要性があることも推定される。
また、表1に示す、各間隔dのシミュレーション結果から、電磁界の空洞共振器1内における分布が均一(すなわちプラズマが空洞共振器1内において一様に発生することが予想される)である間隙の間隔dとして、上述したように、λ/2以下で良好な電磁界分布が得られた。
次に、アンテナ4の長さLaは、シミュレーション結果から、基本長λ/4にλ/2の整数倍を加えたものが良いと考えられるが、すでに述べたように、本発明において、さらに補正長α1を加えた値として、La=λ/4+m×λ/2+α1としている。上記式において、mは0≦mの整数である。同様に、金属導体5の長さLgはアンテナ4と同様に基本的にλ/2の整数倍に補正長α2を加えた値として、Lg=n×λ/2+α2としている。上記式において、nは1≦nの整数である。
これは図2〜図8のシミュレーション結果より推定するものであり、アンテナ4をλ/4とλ/2の整数倍とを加えた長さに対し、また金属導体5をλ/2の整数倍の長さに対し、さらに補正分の長さ(補正長α1、α2)を加えた方が空洞共振器1の電磁界分布が均一となり、マイクロ波エネルギーが強く結合することが推定される。尚、前記補正長α1、α2の値は、λ/2未満、さらにはλ/4以下の値が好ましい。
本発明における空洞共振器1は、長さLが上述したように、アンテナ4の長さLaと、金属導体5の長さLgと、間隙の間隔dとの加算値により決定されており、α1+α2+d=λ/2である。このため、本発明の空洞共振器1は、
(λ/4+m×λ/2+α1)+(n×λ/2+α2)+d
=λ/4+(m+n)λ/2+(α1+α2+d)
=λ/4+(m+n+1)λ/2
となり、λ/4と、λ/2の整数倍とを加算した長さLを有している。アンテナ4と金属導体5とが直接的に接続された形状の同軸共振モードにおいては、一般的にはその合計長(すなわち該共振器1の長さ)がλ/2の整数倍の時に共振する。
しかしながら、本プラズマ発光装置の場合、アンテナ4が直接に円筒型容器2に接続されていないため、上記同軸共振としての共振モードは成り立たず、上述したように、本発明における空洞共振器1の長さLは、λ/2の整数倍にλ/4を加算した値で共振動作が起こっていると推定される(シミュレーションにおいても、実際に作製した装置においても同様に起こっている)。アンテナ4の長さLaがλ/2の整数倍にλ/4を加算した長さである理由としては、以下に示すことが考えられる。
ここで、アンテナ4が円筒型容器2の天面版6を横切る部分において、同軸管の断面積が急激に変化しているため、アンテナ4のインピーダンスが高くなる。このため、天面版6の位置において、入力されるマイクロ波により空洞共振器1に生成される電界定在波が極大(電界の腹)をとることとなり、一方、金属導体5が直接に下面板7に接続されているため、金属導体5の下面板7におけるインピーダンスが0であり、電界定在波が0レベル(電界の節)となる。すなわち、本発明の空洞共振器1における電界定在波が天面板6の位置にて電界の腹となり、下面板7の位置にて電界の節となるため、電界定在波の周期からこの空洞共振器1の長さLはλ/2の整数倍にλ/4を加算した値となる。
したがって、アンテナ4の長さは、天面板6の位置において電界定在波が腹となり、金属導体5と対向する部分で、金属導体5とインピーダンス整合する必要があるため、電界の節からα1を加えたλ/4+m×λ/2+α1となる。同様に、金属導体5の長さLgは、下面板7の位置において電界定在波が節となり、アンテナ4と対向する部分で、アンテナ4とインピーダンス整合する必要があるため、電界の節からα2を加えたn×λ/2+α2となる。
次に、このプラズマ発光装置による、中空容器8の内面へのプラズマ発光処理について説明する。先ず、図1における発光装置形態を用いて、実際に、中空容器8の内表面に対して殺菌処理をした結果について説明する。
例えば、中空容器8として、ポリエチレンテレフタレートで延伸成形した容器500ml、口内径25mm、平均肉厚0.5mmのPETボトルの内面に黒カビ個数が10-9/mlオーダーのものを準備する。次に滅菌済みの注射器を用いて前記黒カビを0.1ml計量することで10-8オーダーの濃縮溶液を準備し、これを前記中空容器8の内表面に均一に塗布した。プラズマ発光後に滅菌水100mlで中空容器8内表面全てから黒カビを回収した前記生菌数はその1mlを計量した段階で殺菌効果が全く得られなければ10―6オーダーの生菌数を有し、最大の殺菌効果が得られれば前記生菌数が1桁オーダーになることで6Dの殺菌効果となる。このときの装置の寸法は、図1に示す、空洞共振器1(円筒型容器2)の直径を100mm、円筒型容器2の下部蓋となる下面板7の面中心部から、面に垂直な方向、すなわち、円筒型容器2の円筒軸に平行方向に配設されているランプ3の直径を10mm、長さを210mmとする。(空洞共振器1の円筒軸方向の内部空洞の長さを330mmとする)。
このとき、ランプ3の原料ガスは、キセノンガスを主成分として適宜圧力を調整して封入されている。ここで用いられる中空容器8の基材としては、PET以外に、PE、PP、PIなどを選ぶことも可能であり、ブロー成形・射出成形・押出成形等により容器の形状に成形される。また、これらの材料の複数層からなる積層体を用いた容器もありうる。
本発明のプラズマ発光装置の装置構成としては、空洞共振器1の側面と直結する方形導波路9から、空洞共振器1に対してマイクロ波エネルギーを加える方式である。そして、図示しないマイクロ波発振器によって得られるマイクロ波エネルギーが方形導波路9を伝搬し、空洞共振器1内で均一な電磁界分布をランプ3付近で展開する。
該空洞共振器1の天面板6に設けられたアンテナ4から、該空洞共振器1に対してマイクロ波エネルギーを加える方式である。そして、図示しないマイクロ波発振器によって得られるマイクロ波エネルギーが方形導波管9を伝搬し、導波管同軸変換部10によって、導体9の伝送モードに変換され、アンテナ4を介して天面から導入される。さらに、このアンテナ4と空洞共振器1と同軸構造体をなす金属導体5により、アンテナ4から導入されたマイクロ波エネルギーを空洞共振器1内で結合させることで、空洞共振器1内に均一な電界が生成される。この中に存在するランプ3内の原料ガスを放電することでプラズマの発生が可能となる。さらに、このマイクロ波は周波数2.45GHzで発光時間を適宜調整して所定の殺菌を行う。この不連続な発光時間の調整がランプ3内の閃光放電の由来となる。
次に、上記プラズマ発光装置により、中空容器8の内面で殺菌された黒カビの評価を行う。この評価方法としては、寒天培地を用いた混釈法で中空容器8内表面全てから黒カビを回収し適宜希釈した状態で培養し30℃雰囲気下でその生菌数を1日毎に1回計測し、総計1週間に渡って安定するまで目視計測する。
本発明のプラズマ発光装置を用いてプラズマ発光の有無による生菌数を目視で計測するとプラズマ発光無しの場合は滅菌水100mlで中空容器8内表面全てから黒カビを回収した前記生菌数はその1mlを計量した段階で10-6オーダーとなる。これは混釈法で10倍希釈毎にその生菌数を目視で計測した場合、理論上1桁オーダーの生菌数になるまでどの希釈段階でも黒カビの存在が確認できる状態をさす。
一方、適宜調整されたプラズマ発光有りの場合は滅菌水100mlで中空容器8内表面全てから黒カビを回収した前記生菌数はその1mlを計量した段階で1桁オーダーとなる。これは混釈法で10倍希釈毎にその生菌数を目視で計測した場合、理論上生菌数が最初の原液1mlの場合でも1桁オーダーの生菌数しか目視計測されず、さらに10倍希釈さ
れた段階から以降は生菌数が目視計測されない状態をさす。
以下、本発明の具体的実施例を挙げて説明するが、それに限定されるものではない。
<実施例1>
中空容器8として、ポリエチレンテレフタレートで延伸成形した容器500ml、口内径25mm、平均肉厚0.5mmのPETボトルの内面に黒カビ個数が10-9/mlオーダーのものを準備した。次に滅菌済みの注射器を用いて前記黒カビを0.1ml計量することで10―8オーダーの濃縮溶液を準備し、これを前記中空容器8の内表面に均一に塗布した。
次に、プラズマ発光装置としては、図1に示す、空洞共振器1を用いた。アンテナ4の長さLaを111mm、金属導体5の長さLgを192mm、間隙の間隔dを27mm、ランプ3の直径を10mm、長さを210mm、該空洞共振器1(円筒型容器2)の直径を100mm、空洞共振器1の円筒軸方向の内部空洞の長さLを330mmとした。このとき、ランプ3の原料ガスは、キセノンガスを主成分として適宜圧力を調整して封入した。
マイクロ波発振器によって得られたマイクロ波エネルギーが方形導波管9を伝搬し、導波管同軸変換部10によって、棒状の導体(アンテナ4を含む)の伝送モードに変換され、前記アンテナ4を介して天面から導入された。このアンテナ4と空洞共振器1と金属導体5により、アンテナ4から導入されたマイクロ波エネルギーを空洞共振器1内で結合させることで、空洞共振器1内に均一な電磁界が生成された。この中に存在するランプ3内の前記原料ガスを放電することでプラズマの発生が可能となった。さらに、このマイクロ波は周波数2.45GHzで発光時間を適宜調整して所定の殺菌を行った。この中空容器8の内面で殺菌された黒カビの評価を行った。この評価方法としては、寒天培地を用いた混釈法で中空容器8内表面全てから黒カビを回収し適宜希釈した状態で培養し30℃雰囲気下でその生菌数を1日毎に1回計測し、総計1週間に渡って安定するまで目視計測した。その結果を表2に記す。
次に、比較例を示す。
<比較例1>
実施例1において、同軸の空洞共振器1を用いないで均一な電磁界分布を別の手段でプラズマ発光をさせた以外は実施例1と同様にして殺菌と評価を行った。その結果を表2に記す。
<比較例2>
実施例1において、プラズマ発光を行なわなかった以外は実施例1と同様にして評価を行った。その結果を表2に記す。
表2は、実施例1及び比較例1〜2の殺菌評価結果を記す。
<評価結果>
実施例1の場合は、回収原液の生菌数は目視計測されなかつた。一方、比較例1の場合は、前記生菌数は2個/mlであった。また、比較例2の場合は、前記生菌数は106個/mlであった。
(a)は本発明に係るプラズマ発光装置の1実施例を示す構成断面図であり、(b)は本発明に係るプラズマ発光装置における、中空ランプの形状を示す模式図であり、(c)は本発明に係るプラズマ発光装置における、丸棒ランプの形状を示す模式図である。 空洞共振器におけるアンテナの長さ、間隙の間隔および金属導体の長さの各長さによる電磁界の分布状態のシミュレーション結果を示す図である。 空洞共振器におけるアンテナの長さ、間隙の間隔および金属導体の長さの各長さによる電磁界の分布状態のシミュレーション結果を示す図である。 空洞共振器におけるアンテナの長さ、間隙の間隔および金属導体の長さの各長さによる電磁界の分布状態のシミュレーション結果を示す図である。 空洞共振器におけるアンテナの長さ、間隙の間隔および金属導体の長さの各長さによる電磁界の分布状態のシミュレーション結果を示す図である。 空洞共振器におけるアンテナの長さ、間隙の間隔および金属導体の長さの各長さによる電磁界の分布状態のシミュレーション結果を示す図である。 空洞共振器におけるアンテナの長さ、間隙の間隔および金属導体の長さの各長さによる電磁界の分布状態のシミュレーション結果を示す図である。 空洞共振器におけるアンテナの長さ、間隙の間隔および金属導体の長さの各長さによる電磁界の分布状態のシミュレーション結果を示す図である。
符号の説明
1・・・空洞共振器
2・・・円筒型容器
3・・・ランプ
4・・・アンテナ
5・・・金属導体
6・・・天面板
7・・・下面板
8・・・中空容器
9・・・方形導波管
10・・・導波管同軸変換部
11・・・中空ランプ
12・・・丸棒ランプ(複数個)
L・・・空洞共振器の内部空洞の長さ
La・・・アンテナの長さ
Lg・・・金属導体の長さ
d・・・間隙の間隔

Claims (8)

  1. マイクロ波エネルギーによりランプ内の原料ガスを放電することでプラズマ化し、前記ランプの外側に位置する中空容器の内表面に殺菌を施すプラズマ発光装置であり、天面及び下面が封止された円筒型容器と、前記天面から円筒軸に平行に設けられ、マイクロ波エネルギーを注入するアンテナと、前記下面から円筒軸に平行に設けられ、前記アンテナとともに同軸導体を形成する金属導体とを有し、前記円筒型容器全体が一体の同軸の空洞共振器(以下、空洞共振器とする)として構成され、前記円筒型容器にマイクロ波エネルギーを注入する手段が一体となっていることを特徴とするプラズマ発光装置。
  2. キセノン、クリプトン、アルゴン、及びネオンよりなる群から選ばれる少なくとも1種の希ガス単体または前記希ガスにアンチモンまたはアンチモン化合物または水銀、スズを適宜混合し、ランプ内に封入されてなる放電ランプを有することを特徴とする請求項1記載のプラズマ発光装置。
  3. マイクロ波エネルギーを供給する電源とこれを発光源とするランプにおいて閃光放電が可能な高電力と発振時間を制御できることを特徴とする請求項1又は2記載のプラズマ発光装置。
  4. 前記定在波の波長をλとすると、前記円筒型容器がλ/2の整数倍にλ/4を加えた長さを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のプラズマ発光装置。
  5. 前記アンテナと金属導体との間隙の間隔が前記空洞共振器における定在波の波長をλとした場合、λ/2以下であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のプラズマ発光装置。
  6. 前記空洞共振器における定在波の波長をλとした場合、前記アンテナがλ/4と、さらにλ/2の整数倍に、長さλ/2未満の所定の補正長α1を加算した長さであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載のプラズマ発光装置。
  7. 前記空洞共振器における定在波の波長をλとした場合、前記金属導体が、λ/2の整数倍に、長さλ/2未満の所定の補正長α2を加算した長さであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載のプラズマ発光装置。
  8. 前記空洞共振器における定在波の波長をλとした場合、前記アンテナの補正長α1と前記金属導体の補正長α2と、前記アンテナと金属導体との間隙の間隔を加算した長さがλ/2であること(α1+α2+d=λ/2)を特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項記載のプラズマ発光装置。
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