JP2007218667A - エンコーダのオフセット補正回路 - Google Patents

エンコーダのオフセット補正回路 Download PDF

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満幸 谷口
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Abstract

【課題】サンプリング周期の長さやオフセットの大きさに関わらず、正しいオフセット量を得る。
【解決手段】位相が90度異なる第1相(A)と第2相(B)の信号を同一タイミングでサンプリングし、A/D変換したデジタル信号に基づき角度信号を検出するエンコーダで、第1相のA/D変換値(AD)が第1値(XA)の近傍の場合の第2の相のA/D変換値(BD)を用いて第2相(B)のオフセット値(Bofs)を求め、第2相のA/D変換値(BD)が第2値(XB)の近傍の場合の第1相のA/D変換値(AD)を用いて第1相(A)のオフセット値(Aofs)を求め、次回の第1及び第2オフセット値(Aofs)(Bofs)の算出時に、第1値(XA)には今回求めた第1オフセット値(Aofs)を用い、第2値(XB)には今回求めた第2オフセット値(Bofs)を用いるオフセット検出回路と、第1及び第2オフセット値(Aofs)(Bofs)を用いて第1及び第2相信号のオフセットを補正する。
【選択図】図6

Description

本発明は、本出願人による特許第3026949号「エンコーダのオフセット補正回路」の改良であって、NC工作機械,産業用ロボットに使用されるモータやリニアエンコーダの位置検出に用いられるエンコーダに関し、特にエンコーダのオフセットを補償するためのオフセット補正回路に関する。
移動体の移動量を角度量として求める場合、移動体の移動量を位置検出器によって正弦波や余弦波等のアナログ量として検出し、検出したアナログ量をデジタル量に変換した後、エンコーダによって角度量に変換して求める方法が知られている。
エンコーダは、分解能を向上させるために位相のずれたA相信号とB相信号の2つの信号を検出し、この2相の信号をそれぞれA/Dコンバータでデジタル信号に変換し、変換したデジタル信号を基にして角度を算出している。エンコーダ内において正弦波や余弦波のゼロレベルがずれると、オフセットが生じ、検出された角度量にも誤差が生じることになる。
図1は本出願人による上記特許第3026949号に記載のエンコーダのオフセット補正回路の概略ブロック線図である。図1において、破線で示されるオフセット補正回路1は、A相オフセット検出回路10Aと、B相オフセット検出回路10Bと、減算回路11A,11Bとを備えている。
A相オフセット検出回路10Aは、B相のA/D変換値が零の近傍の場合のA相のA/D変換値を用いてA相のオフセット値Aofsを求める検出回路であり、A相信号をA/D変換器2AでA/D変換したデジタル値ADと、B相信号をA/D変換器2BでA/D変換したデジタル値BDとを入力し、B相のA/D変換値BDが零の近傍にあるか否かを、0−Vd≦BD≦0+Vdを満たすかどうかにより判定し、B相が零近傍となるときのA/D変換のクロックのタイミング時においてA相側のA/D変換値を検出し、この値を用いてA相のオフセット値Aofsを求める。
また、B相オフセット検出回路10Bは、A相のA/D変換値が零の近傍の場合のB相のA/D変換値BDを用いてB相のオフセット値Bofsを求める検出回路であり、B相信号をA/D変換器2BでA/D変換したデジタル値BDと、A相信号をA/D変換器2AでA/D変換したデジタル値ADとを入力し、A相信号がゼロクロス時点の近傍のA相のA/D変換値を検出し、この値を用いてB相のオフセット値Boffを求める。
減算回路11A,11Bは、オフセット検出回路10A,10Bが検出したオフセット値を用いて、各相のA/D変換値に含まれるオフセットを補償する補償回路である。減算回路11Aは、A相のA/D変換値ADをP端子に入力しA相オフセット値AoffをN端子に入力して、(AD−Aoff)の減算演算を行う。また、減算回路11Bは、B相のA/D変換値BDをP端子に入力しB相オフセット値BoffをN端子に入力して、(BD−Boff)の減算演算を行う。減算回路11A,11Bからは、オフセット補正されたA相信号およびB相信号が出力され、角度検出回路3によって角度検出が行われる。
図2は図1に示した従来のオフセット検出回路のオフセット値の検出動作の一例を説明するための図であり、図3は図1に示した従来のオフセット検出回路のオフセット値の検出動作の他の一例を説明するための図である。図2及び図3において、円の一周はA相又はB相の信号の360°分を表しており、円上の白丸はサンプリング時点を表している。一点鎖線の縦軸と横軸が円と交わる点はそれぞれ、オフセットがゼロの場合のA相及びB相のゼロクロス時を表している。実線の縦方向の0及び横方向の0が円と交わる点はそれぞれ、オフセットが有限値である場合のA相及びB相のゼロクロス時を表している。
図示のように、実際の信号のサンプリングでは、必ずしもゼロクロス時と信号のサンプリング周期が一致するとは限らない。このため、信号がゼロクロスしたときにゼロクロスを検出するしきい値に幅(0±Vd)を持たせ、この範囲内で検出されたサンプリング値を、信号がゼロクロスしたときの各相のサンプリング値としている。
すなわち、オフセットが無い場合には、一点鎖線で示す座標上で、B相側のゼロクロス点でのA相側の正および負の値は絶対値が等しくなり、また、A相側のゼロクロス点でのB相側の正および負の値は絶対値が等しくなる。このときは(0±Vd)の範囲内でサンプリングされた値をA相及びB相の値とする。
また、オフセットが存在する場合には、実線で示す座標上で、B相側のゼロクロス点でのA相側の正の値Ap’(図2中のサンプリング時点21のサンプリング値)と負の値An’(図2中のサンプリング時点22のサンプリング値)の絶対値の平均値をA相の値とする。同様に、A相側のゼロクロス点でのB相側の正の値Bp’(図2中の白丸23)と負の値Bn’(図2中の白丸24)の絶対値の平均値をB相の値とする。
このように、従来の回路では、各相の電圧の検出を、他方の相のA/D変換値がゼロクロス時ではなく、ゼロクロス時の近傍(0±Vd)で行っている。この為、図2に示すように、サンプリング周期T1が入力信号の360°の周期(図2の円の一周)との相対関係において比較的大きい場合には、ゼロクロス時とサンプリング時がずれている場合にも、オフセット量を得る事が出来る。
特許第3026949号
しかし、図3に示すように、サンプリング周期T2が入力信号周期との相対関係において比較的小さい時は、(0±Vd)の範囲内に複数のサンプリング値が存在することになる。例えば、A相については、B相のA/D変換値が0±Vdの範囲内に複数のサンプリング時点41、42、43、44、45、46、47、48が存在する。図示反時計回りにサンプリング値を取得する場合には、B相のA/D変換値が0+Vdの場合のA相の正の変換値Ap’はサンプリング時点41〜44の中で最初のサンプリング時点41の値であり、B相のA/D変換値が0−Vdの場合のA相の正の変換値An’はサンプリング時点45〜48の中で最初のサンプリング時点45の値である。そして、この2つの値の平均値{(Ap’+An’)/2}をオフセット値としてしまう。
すなわち、オフセット値は以下のように表現される。
(Ap’+An’)/2={(Ap−ΔAp)+(An−ΔAn)}/2
=(Ap+An)/2−(ΔAp+ΔAn)/2
この問題を図4及び図5により説明する。
まず、図4の状態では問題がない。
図4の(a)はB相のオフセットが0の時のB相のゼロクロス点に対応するA相のサンプリング値のA/D変換値Apとそのオフセット値が−ΔApである場合のB相のゼロクロス点に対応するA相のサンプリング値のA/D変換値Ap’とを示すグラフであり、図4の(b)はB相のオフセットが0の時のB相のゼロクロス点に対応するA相のサンプリング値のA/D変換値Anとそのオフセット値が−ΔAnである場合のB相のゼロクロス点に対応するA相のサンプリング値のA/D変換値Ap’とを示すグラフである。この場合は、オフセット値−ΔAp及び−ΔAnが小さいので、
−ΔAp+(−ΔA)≒0
(Ap’+An’)/2≒(Ap+An)/2
となり、全体としてのオフセット値はオフセットがない場合にほぼ等しくなる。
同様にして、A相のゼロクロス近傍でのB相のサンプリング値のA/D変換値Bpとオフセット値ΔBp及びΔBnが比較的小さい場合には、
ΔBp+ΔBn≒0
(Bp’+Bn’)/2≒(Bp+Bn)/2
となり、全体としてのオフセット値はオフセットがない場合にほぼ等しくなる。
このように、両方の相でオフセット値が小さい場には、特に問題はない。
図5の(a)はB相のオフセットが0の時のB相のゼロクロス点に対応するA相のサンプリング値のA/D変換値Apとオフセット値が+ΔApである場合のB相のゼロクロス点に対応するA相のサンプリング値のA/D変換値Ap’とを示すグラフである。図5の(b)はB相のゼロクロス点に対応するA相のサンプリング値のA/D変換値Anとオフセット値+ΔAnが比較的大きい場合のB相のゼロクロス点に対応するA相のサンプリング値のA/D変換値An’とを示すグラフである。図5に示した場合では、オフセットの値+ΔAnが比較的大きいので、次の式で表されるように全体としてのオフセット値に大きな誤差αを含んでしまう。
ΔAp+ΔAn≠0
(Ap’+An’)/2=(Ap+An)/2−α
同様に、B相におけるオフセット値が大きい場合にも、平均値としてのオフセット値に大きな誤差を含んでしまう。
従って、従来技術では、少なくともいずれか一方の相のオフセットが大きく、サンプリング周期T2が入力信号周期との相対関係において小さい時には、正しいオフセット量を得る事が出来ないという問題点がある。
本発明の目的は、上記従来技術における問題に鑑み、サンプリング周期の長さやオフセットの大きさに関わらず、正しいオフセット量を得ることが可能なエンコーダのオフセット補正回路を提供することにある。
本発明の第1の態様によれば、位相が相互にほぼ90度異なる第1の相の信号及び第2の相の信号を同一タイミングでサンプリングし、A/D変換して得られるデジタル信号に基づいて角度信号を検出するエンコーダにおいて、第1の相のA/D変換値が第1の値の近傍の場合の第2の相のA/D変換値を用いて第2の相のオフセット値を求め、第2の相のA/D変換値が第2の値の近傍の場合の第1の相のA/D変換値を用いて第1の相のオフセット値を求め、次回の第1のオフセット値及び第2のオフセット値を算出する時に、第1の値には今回求めた第1のオフセット値を用い、第2の値には今回求めた第2のオフセット値を用いるオフセット検出回路と、第1のオフセット値及び第2のオフセット値を用いて第1の相信号及び第2の相信号のオフセットを補正する補正回路とを備えた事を特徴とするエンコーダのオフセット補正回路が提供される。
オフセット検出回路は、第1の値、第2の値の初期値を零とする事が好ましい。
さらに、オフセット検出回路は、第1の相のA/D変換値が第1の値の近傍のしきい値で設定される範囲内にある場合における、第2の相の正のA/D変換値と第2の相の負のA/D変換値との平均値を演算し、該平均値を第2の相のオフセット値として検出する事と、第2の相のA/D変換値が第2の値の近傍のしきい値で設定される範囲内にある場合における、第1の相の正のA/D変換値と第1の相の負のA/D変換値との平均値を演算し、該平均値を第1の相のオフセット値として検出する事も好ましい。
さらに、オフセット値は、複数の正のA/D変換値と複数の負のA/D変換値から算出した値である事も好ましい。
さらに、平均値を求める為の正のA/D変換値と負のA/D変換値は、交互に更新する事も好ましい。
さらに、補正回路は、一方の相のA/D変換値から、オフセット検出回路で求めた一方の相のオフセット値を減算する補償回路である事も好ましい。
従来技術では、オフセット量を得るための各相の電圧を検出する条件は”0±Vd”で固定であるが、本発明では、オフセット量を得るための各相の電圧を検出する条件は”XA±Vd”、”XB±Vd”で、XA、XBは算出したオフセット値に追従する。
その為、計算を繰り返すにつれ、算出したオフセット値が正しい値へと近づいていくという効果が得られる。
図6は本発明の実施例によるエンコーダのオフセット補正回路の概略ブロック図である。同図において、破線で示されるオフセット補正回路60は、A相オフセット回路62AとB相オフセット回路62Bと、減算回路63A,63Bとを備えている。A相信号とB相信号とは位相が相互にほぼ90度異なる。A相信号はA/D変換機61Aによりデジタル信号ADに変換されてA相オフセット検出回路62AとB相オフセット検出回路62Bに入力される。B相信号はA/D変換機61Bによりデジタル信号BDに変換されてA相オフセット検出回路62AとB相オフセット検出回路62Bに入力される。A相オフセット回路62A及びB相オフセット回路62BはこれらA相及びB相のデジタル信号に基づいて以下に記載する方法でオフセット値Aoff及びBoffを得る。
A相オフセット回路62Aは、B相のA/D変換値BDが値XBの近傍の場合のA相のA/D変換値ADを用いてA相のオフセット値Aofsを求める。そして、次回のオフセット値Aofsを算出する時に、値XBには今回求めたオフセット値Bofsを用いる。
また、B相オフセット回路62Bは、A相のA/D変換値ADが値XAの近傍の場合のB相のA/D変換値BDを用いてB相のオフセット値Bofsを求める。そして、次回のオフセット値Bofsを算出する時に、値XAには今回求めたオフセット値Aofsを用いる。
減算回路63A、63Bは、オフセット検出回路62A,62Bが検出したオフセット値を用いて、各相のA/D変換値に含まれるオフセットを補償する補償回路である。減算回路63Aは、A相のA/D変換値をP端子に入力しA相オフセット地をN端子に入力して、AD−Aofsの演算を行う。また、減算回路63Bは、B相のA/D変換値BDをP端子に入力しB相オフセット値BoffをN端子に入力して、(BD−Boff)の減算演算を行う。減算回路63A,63Bからは、オフセット補正されたA相信号およびB相信号が出力され、角度検出回路64によって角度検出が行われる。
次に本発明の実施例によるオフセット検出回路のオフセット検出動作を図7により説明する。
図7の(a)から(c)はそれぞれ時刻t=0、t=t1、t=t2の状態でのオフセット検出動作を説明するための図である。ここで、時刻tは0<t1<t2である。図からわかるように、t=0ではXAは比較的低い値であるが、t=1、t=2になると次第に高い値になっている。また、t=0ではXBも比較的低い値であるが、t=1、t=2になると次第に高い値になっている。これらの値XA、XBの変化に応じてサンプリング値Ap’,An’,Bp’、Bn’も時刻とともに変化している。
値XA,XBの初期値は零とする事が好ましい。
オフセット検出回路は、第1の相のA/D変換値ADが第1の値XAの近傍のしきい値で設定される範囲内にある場合における、B相の正のA/D変換値Bp’とB相の負のA/D変換値Bn’との平均値を演算し、その平均値をB相のオフセット値として検出する。第2の相のA/D変換値BDが第2の値XBの近傍のしきい値で設定される範囲内にある場合における、A相の正のA/D変換値Ap’とA相の負のA/D変換値An’との平均値を演算し、その平均値をA相のオフセット値として検出する。
オフセット値は、複数の正のA/D変換値と複数の負のA/D変換値から算出した値である。
平均値を求める為の正のA/D変換値と負のA/D変換値は、交互に更新する。
減算回路は、オフセット検出回路が検出したオフセット値を用いて、A相及びB相のA/D変換値に含まれるオフセットを補償する補償回路である。
NC工作機械,産業用ロボットに使用されるモータやリニアエンコーダの位置検出に用いられるエンコーダにおいて、サンプリング周期の長さやオフセットの大きさに関わらず、正しいオフセット量を得ることを可能にする。
本出願人による特許第3026949号に記載のエンコーダのオフセット補正回路の概略ブロック線図である。 図1に示した従来のオフセット検出回路のオフセット値の検出動作の一例を説明するための図である。 図1に示した従来のオフセット検出回路において、サンプリング周期が入力信号周期との関係で小さい時の問題を説明する図である。 図1に示した従来のオフセット検出回路において、サンプリング周期が入力信号周期との関係で小さい時でも問題がない場合を説明する図である。 図1に示した従来のオフセット検出回路において、サンプリング周期が入力信号周期との関係で小さい時の問題がある場合を説明する図である。 本発明の実施例によるエンコーダのオフセット補正回路の概略ブロック図である。 (a)から(c)はそれぞれ時刻t=0、t=t1、t=t2の状態でのオフセット検出動作を説明するための図である。
符号の説明
60 オフセット補正回路
61A,61B A/D変換器
62A,62B オフセット検出回路
63A,63B 減算回路
64 角度検出回路

Claims (6)

  1. 位相が相互にほぼ90度異なる第1の相の信号及び第2の相の信号を同一タイミングでサンプリングし、A/D変換して得られるデジタル信号に基づいて角度信号を検出するエンコーダにおいて、前記第1の相のA/D変換値が第1の値の近傍の場合の前記第2の相のA/D変換値を用いて前記第2の相のオフセット値(Bofs)を求め、前記第2の相のA/D変換値が第2の値の近傍の場合の前記第1の相のA/D変換値を用いて前記第1の相のオフセット値(Aofs)を求め、次回の前記第1のオフセット値(Aofs)及び前記第2のオフセット値(Bofs)を算出する時に、前記第1の値には今回求めた前記第1のオフセット値(Aofs)を用い、前記第2の値には今回求めた前記第2のオフセット値(Bofs)を用いるオフセット検出回路と、前記第1のオフセット値(Aofs)及び前記第2のオフセット値(Bofs)を用いて前記第1の相信号及び前記第2の相信号のオフセットを補正する補正回路とを備えた事を特徴とするエンコーダのオフセット補正回路。
  2. 前記オフセット検出回路は、前記第1の値、前記第2の値の初期値を零とする事を特徴とする請求項1記載のエンコーダのオフセット補正回路。
  3. 前記オフセット検出回路は、前記第1の相のA/D変換値が前記第1の値の近傍のしきい値で設定される範囲内にある場合における、前記第2の相の正のA/D変換値と前記第2の相の負のA/D変換値との平均値を演算し、該平均値を前記第2の相のオフセット値として検出する事と、前記第2の相のA/D変換値が前記第2の値の近傍のしきい値で設定される範囲内にある場合における、前記第1の相の正のA/D変換値と前記第1の相の負のA/D変換値との平均値を演算し、該平均値を前記第1の相のオフセット値として検出する事とを特徴とする請求項1および請求項2記載のエンコーダのオフセット補正回路。
  4. 前記オフセット値は、複数の正のA/D変換値と複数の負のA/D変換値から算出した値である事を特徴とする請求項3記載のエンコーダのオフセット補正回路。
  5. 平均値を求める為の前記正のA/D変換値と負のA/D変換値は、交互に更新する事を特徴とする請求項4記載のエンコーダのオフセット補正回路。
  6. 前記補正回路は、前記第1の相及び前記第2の相のいずれか一方の相のA/D変換値から、前記オフセット検出回路で求めた一方の相のオフセット値を減算する減算回路であることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項記載のエンコーダのオフセット補正回路。
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