JP2007218267A - 内燃機関の空燃比制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】キャニスタ40に吸着された燃料蒸気を内燃機関1の吸気側のサージタンク5側へ放出するパージ制御において、空燃比が変更されてもパージソレノイドバルブ45によるパージ率が所定の比率となるように制御され、それに連れてインジェクタ7からの燃料噴射量が補正される。このように、パージ率を所定の比率としたパージ実行時に空燃比が変更されてもパージ制御におけるパラメータとしてのパージによる燃料噴射量TAUの補正またはパージソレノイドバルブ45の制御DutyPDにてパージ補正されることで安定した空燃比制御性を確保することができる。
【選択図】図13
Description
燃料噴射量設定ルーチンを図3に基づき、図4を参照して説明する。図4は冷却水温THW〔℃〕に対する目標空燃比λTGを示すマップである。なお、この燃料噴射量設定ルーチンは内燃機関1の回転に同期して360°CA毎にECU30内のCPU31にて実行される。
TAU=TP×FAF×FALL・・・(1)
このようにして設定された燃料噴射量TAUに基づく制御信号がインジェクタ7に出力されて開弁時間、即ち、実際の燃料噴射量が制御され、その結果、混合気が目標空燃比λTGに調整される。
目標空燃比設定ルーチンを図5に基づき、図6を参照して説明する。図6は酸素センサ27の出力である電圧信号VOX2に対応した目標空燃比λTGの遷移状態を示すタイムチャートである。なお、この目標空燃比設定ルーチンは内燃機関1の回転に同期して360°CA毎にECU30内のCPU31にて実行される。
目標空燃比設定ルーチンの変形例を図7に基づいて説明する。なお、この目標空燃比設定ルーチンの変形例は内燃機関1の回転に同期して360°CA毎にECU30内のCPU31にて実行される。
パージ率制御ルーチンを図8に基づき、図9及び図10を参照して説明する。図9は全開パージ率PGRMX〔%〕を示すマップであり、機関回転数NE〔rpm〕と吸気圧PM〔mmHg〕(本実施例では負荷を吸気圧としているが、その他、吸入空気量やスロットル開度でもよい)により決定される。このマップは、吸気通路3を通って内燃機関1に流入する全空気量に対するパージソレノイドバルブ45のデューティ比が100%のときに放出通路43,44を通って流れる空気量の比を示しており、ROM32内に格納されている。また、図10は目標TAU補正量KTPRG〔%〕を示すマップであり、機関回転数NE〔rpm〕と吸気圧PM〔mmHg〕(本実施例では負荷を吸気圧としているが、その他、吸入空気量やスロットル開度でもよい)により決定される。なお、このパージ率制御ルーチンは約4ms毎にECU30内のCPU31にて実行される。
図8において、まず、ステップS401で空燃比F/B(フィードバック)中であるか、ステップS402で冷却水温THWが40℃以上であるか、ステップS403でF/C(燃料カット)中であるかがそれぞれ判定される。なお、ステップS401の判定条件は始動時制御等の状態を排除するためであり、ステップS402の判定条件は水温補正によってパージ以外の燃料増量補正されている状態を排除するためであり、ステップS403の判定条件はF/C中にパージを実施しないようにするためである。ステップS401及びステップS402の判定条件が成立し、かつステップS403の判定条件が成立しないときには、ステップS404に移行し、パージ実施フラグXPRGが1とされる。
エバポ濃度検出ルーチンを図11に基づいて説明する。なお、このエバポ濃度検出ルーチンは約4ms毎にECU30内のCPU31にて実行される。
パージ率徐変制御ルーチンを図12に基づいて説明する。なお、このパージ率徐変制御ルーチンは約4ms毎にECU30内のCPU31にて実行される。
燃料噴射量制御ルーチンを図13に基づいて説明する。なお、この燃料噴射量制御ルーチンは約4ms毎にECU30内のCPU31にて実行される。
パージソレノイドバルブ制御ルーチンを図14に基づいて説明する。なお、このパージソレノイドバルブ制御ルーチンは100ms毎の時間割込によりECU30内のCPU31にて実行される。
[数2]
PD=(PGR/PGRMX)×(100−PV)×PPA+PV・・・(2)
この式(2)では、パージソレノイドバルブ45の駆動周期は100msとされている。また、PGRは図8で算出された最終パージ率、PGRMXはパージソレノイドバルブ45の各運転状態での全開パージ率(図9参照)、PVはバッテリ電圧の変動に対する電圧補正値、PPAは大気圧の変動に対する大気圧補正値である。
パージソレノイドバルブ制御ルーチンの変形例を図15に基づいて説明する。
PD={PGR/(PGRMX×λ)}×(100−PV )×PPA+PV ・・・(3)
この式(3)では、パージソレノイドバルブ45の駆動周期は100msとされている。また、PGRは図8で算出された最終パージ率、PGRMXはパージソレノイドバルブ45の各運転状態での全開パージ率(図9参照)、PVはバッテリ電圧の変動に対する電圧補正値、PPAは大気圧の変動に対する大気圧補正値である。
5 サージタンク
7 インジェクタ
30 ECU(電子制御装置)
31 CPU
40 キャニスタ
45 パージソレノイドバルブ
Claims (4)
- キャニスタに吸着された燃料蒸気を内燃機関の吸気側へ放出するときのパージバルブの開度を制御し、かつ燃料噴射量を補正するパージ制御手段と、
前記内燃機関の運転状態に応じて空燃比を変更自在な空燃比変更手段と、
前記空燃比変更手段による空燃比に応じて前記パージ制御手段に関わる制御パラメータを補正するパラメータ補正手段と
を具備することを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。 - 前記パラメータ補正手段は、前記制御パラメータをパージによる燃料補正量とすることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の空燃比制御装置。
- 前記パラメータ補正手段は、前記制御パラメータを前記パージバルブの開度とすることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の空燃比制御装置。
- 異なる空燃比に対応してキャニスタに吸着された燃料蒸気を内燃機関の吸気側へ放出するときのパージバルブの開度を制御するパージ制御手段と、
所定の空燃比に対して前記パージ制御手段によるパージの影響度合をパージ濃度として算出するパージ濃度演算手段と、
前記パージ濃度演算手段で算出されたパージ濃度に基づき前記内燃機関に供給される燃料噴射量を補正する燃料量補正手段とを具備することを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。
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