JP2010048184A - エンジンの空燃比制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 FC制御の実行終了後のリッチ寄せ制御実行中に実排気空燃比がストイキ近傍またはリーンである場合にストイキへの収束性を高めることができ、以って排気エミッションの悪化を防止すること。
【解決手段】 ECU1Aは、エンジン50のフューエルカット制御の実行終了後に、排気空燃比をリッチにするリッチ寄せ制御を行うリッチ寄せ制御手段と、空燃比フィードバック制御のフィードバック補正量につき、リッチ寄せ制御実行中に、目標空燃比がストイキである場合に設定する上下限ガード値よりも幅が狭い上下限ガード値を設定するリッチ寄せ時ガード値設定手段と、リッチ寄せ制御実行中に実排気空燃比がストイキ近傍またはリーンである場合に、リッチ寄せ時ガード値設定手段が設定する上下限ガード値の代わりに、該上下限ガード値よりも上限ガード値が大きい上下限ガード値を設定するリーン時ガード値設定手段とを備える。
【選択図】 図2
【解決手段】 ECU1Aは、エンジン50のフューエルカット制御の実行終了後に、排気空燃比をリッチにするリッチ寄せ制御を行うリッチ寄せ制御手段と、空燃比フィードバック制御のフィードバック補正量につき、リッチ寄せ制御実行中に、目標空燃比がストイキである場合に設定する上下限ガード値よりも幅が狭い上下限ガード値を設定するリッチ寄せ時ガード値設定手段と、リッチ寄せ制御実行中に実排気空燃比がストイキ近傍またはリーンである場合に、リッチ寄せ時ガード値設定手段が設定する上下限ガード値の代わりに、該上下限ガード値よりも上限ガード値が大きい上下限ガード値を設定するリーン時ガード値設定手段とを備える。
【選択図】 図2
Description
本発明はエンジンの空燃比制御装置に関し、特にフューエルカット(以下、単にFCとも称す)制御の実行終了後に、排気空燃比をリッチにするリッチ寄せ制御を行うエンジンの空燃比制御装置に関する。
従来、エンジンにおいては空燃比をフィードバック(以下、単にFBとも称す)制御する技術が知られている。この点、空燃比FB制御に関する技術として、実排気空燃比を目標空燃比に収束させようとする点で、本発明と関連性があると考えられる技術が例えば特許文献1で提案されている。そのほかリッチ寄せ制御を行う場合を対象とする技術という点で、本発明と関連性があると考えられる技術が例えば特許文献2または3で提案されている。
三元触媒などの酸素吸蔵能を有する触媒で排気を好適に浄化するには、一般に酸素吸蔵量が上限値の半分程度になっていることが好ましい。その一方で、車両減速時には燃費向上のためFC制御が行われる。そしてこのときには触媒に空気が流通することから、触媒が酸素を過剰に吸蔵した状態となる。このためリッチ寄せ制御はFC制御の実行終了後、触媒から酸素を放出させるために行われる。
一方、実排気空燃比は例えばA/Fセンサの出力に基づき検出されるところ、A/FセンサのIL特性(実排気空燃比に対してA/Fセンサの出力値がどうなっているのかを示す特性)のばらつきによって、実排気空燃比はリッチ寄せ制御実行中に過剰にリッチになるなどして目標空燃比からずれてしまうことがある。
一方、実排気空燃比は例えばA/Fセンサの出力に基づき検出されるところ、A/FセンサのIL特性(実排気空燃比に対してA/Fセンサの出力値がどうなっているのかを示す特性)のばらつきによって、実排気空燃比はリッチ寄せ制御実行中に過剰にリッチになるなどして目標空燃比からずれてしまうことがある。
図5はA/FセンサのIL特性を示す図である。センサ出力はIL特性のばらつきがあっても実排気空燃比がストイキの場合には原理上、不変となり、実排気空燃比がリッチまたはリーンになった場合にセンサ出力にばらつきが生じる。図5に示すように例えば目標空燃比が13.5である場合に、特性L1を示すA/Fセンサはエックスバー品(平均的な製造品)よりも実排気空燃比がリッチにずれるリッチずれ品となり、特性L2を示すA/Fセンサはエックスバー品よりも実排気空燃比がリーンにずれるリーンずれ品となる。すなわち、A/Fセンサのセンサ出力にはかかる公差が存在するため、リッチ寄せ制御実行中に実排気空燃比が目標空燃比からずれてしまうことがある。
この点、これに対しては、空燃比FB制御のFB補正量に以下に示すように上下限ガード値を設定することで過剰なリッチ化等を防止することができる。例えばストイキでの空燃比学習が完了している状態で実排気空燃比を13.0にしたい場合には、燃料噴射量をストイキの場合よりも12.3%増加させればよいといったことは計算上求めることができる。そして、このようにして燃料噴射量を増量した結果、A/Fセンサのセンサ出力値が13にならない場合にはセンサ出力値が13になるように空燃比FB制御をする。ところがこのときIL特性がずれていた場合には、実排気空燃比が空燃比FB制御でIL特性のずれの分だけずれてしまうことになる。
そこで、上下限ガード値を目標空燃比がストイキである場合に設定する上下限ガード値よりも幅が狭くなるように設定すれば、幅を狭めた上下限ガード値の範囲内にFB補正量を制限できるため、かかる排気空燃比のずれを防止することができる。このとき上下限ガード値の幅は具体的には上限ガード値をより小さく、下限ガード値をより大きく設定することで狭くなるように設定される。
そこで、上下限ガード値を目標空燃比がストイキである場合に設定する上下限ガード値よりも幅が狭くなるように設定すれば、幅を狭めた上下限ガード値の範囲内にFB補正量を制限できるため、かかる排気空燃比のずれを防止することができる。このとき上下限ガード値の幅は具体的には上限ガード値をより小さく、下限ガード値をより大きく設定することで狭くなるように設定される。
ところが、上記のようにリッチ寄せ制御を実行する場合であっても以下に示す問題がある。すなわち、実排気空燃比は上記のようにリッチ寄せ制御を行っている場合であっても、パージ制御などの外乱によってリーンになることがある。そしてこの場合には実排気空燃比と目標空燃比との間に大きな乖離が出来る。したがってこの場合には、上下限ガード値の幅を狭めたリッチ寄せ制御では、排気空燃比をリッチにすることができないばかりでなく、場合によっては排気空燃比がリーンのままとなってしまう。このためこの場合には、触媒から酸素を放出させることができず、この結果、排気エミッションが悪化するという問題があった。
そこで本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、FC制御の実行終了後のリッチ寄せ制御実行中に実排気空燃比がストイキ近傍またはリーンである場合にストイキへの収束性を高めることができ、以って排気エミッションの悪化を防止することができるエンジンの空燃比制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明のエンジンの空燃比制御装置は、エンジンのフューエルカット制御の実行終了後に、排気空燃比をリッチにするリッチ寄せ制御を行うリッチ寄せ制御手段と、空燃比フィードバック制御のフィードバック補正量につき、前記リッチ寄せ制御実行中に、目標空燃比がストイキである場合に設定する上下限ガード値よりも幅が狭い上下限ガード値を設定するリッチ寄せ時ガード値設定手段と、前記リッチ寄せ制御実行中に、実排気空燃比がストイキ近傍またはリーンである場合に、前記リッチ寄せ時ガード値設定手段が設定する上下限ガード値の代わりに、該上下限ガード値よりも上限ガード値が大きい上下限ガード値を設定するリーン時ガード値設定手段とを備えることを特徴とする。
また本発明のエンジンの空燃比制御装置は、エンジンのフューエルカット制御の実行終了後に、排気空燃比をリッチにするリッチ寄せ制御を行うリッチ寄せ制御手段と、空燃比フィードバック制御のフィードバック補正量につき、前記リッチ寄せ制御実行中に、目標空燃比がストイキである場合に設定する上下限ガード値よりも幅が狭い上下限ガード値を設定するリッチ寄せ時ガード値設定手段と、前記リッチ寄せ制御実行中に、実排気空燃比がストイキ近傍またはリーンである状態が所定時間以上継続した場合に、前記リッチ寄せ制御を中断するリッチ寄せ中断制御手段とを備えることを特徴とする。
また本発明のエンジンの空燃比制御装置は、エンジンのフューエルカット制御の実行終了後に、排気空燃比をリッチにするリッチ寄せ制御を行うリッチ寄せ制御手段と、空燃比フィードバック制御のフィードバック補正量につき、前記リッチ寄せ制御実行中に、目標空燃比がストイキである場合に設定する上下限ガード値よりも幅が狭い上下限ガード値を設定するリッチ寄せ時ガード値設定手段と、前記リッチ寄せ制御実行中に、実排気空燃比がストイキ近傍またはリーンである場合に、前記リッチ寄せ時ガード値設定手段が設定する上下限ガード値の代わりに、該上下限ガード値に対して上限値が次第に大きくなるようにした上限可変ガード値を設定する可変ガード値設定手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、FC制御の実行終了後のリッチ寄せ制御実行中に実排気空燃比がストイキ近傍またはリーンである場合にストイキへの収束性を高めることができ、以って排気エミッションの悪化を防止することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面と共に詳細に説明する。
図1は、ECU(Electronic Control Unit:電子制御装置)1Aで実現されている本実施例に係るエンジンの制御装置をエンジン50など関連する各構成とともに模式的に示す図である。吸気系10は、吸気を濾過するエアクリーナ11や、吸入空気量Gaを計測するエアフロメータ12や、吸入空気量Gaを調節するスロットル弁13や、吸気を一時的に貯蔵するサージタンク14や、吸気をエンジン50の各気筒に分配するインテークマニホールド15を有して構成されている。
排気系20は、各気筒からの排気を合流させるエキゾーストマニホールド21や、空燃比検出手段としてのA/Fセンサ22や、触媒23を有して構成されている。A/Fセンサ22は触媒23の上流側に設けられており、排気中の酸素濃度に基づき空燃比をリニアに検出する。触媒23は三元触媒であり、炭化水素HC及び一酸化炭素COの酸化と窒素酸化物NOxの還元を行う。触媒23は排気空燃比がリーンの場合に酸素を吸蔵する酸素吸蔵能を有している。なお、触媒23の下流側にはさらにサブ空燃比検出手段として、例えば排気中の酸素濃度に基づき空燃比が理論空燃比よりもリッチかリーンかを検出するためのO2センサが設けられてもよい。O2センサの出力はA/Fセンサ22の出力に基づく空燃比FB制御を補正するためのいわゆるサブ空燃比FB制御に用いることができる。
燃料噴射系30は燃料を供給及び噴射するための構成であり、燃料噴射弁31や燃料噴射ポンプ32や燃料タンク33などを有して構成されている。燃料噴射弁31は燃料を噴射するための構成であり、ECU1Aの制御のもと、適宜の噴射時期に開弁されて燃料を噴射する。また燃料噴射量は、ECU1Aの制御のもと燃料噴射弁31が閉弁されるまでの間の開弁期間の長さで調節される。燃料噴射ポンプ32は燃料を加圧して噴射圧を発生させるための構成であり、ECU1Aの制御のもと噴射圧を適宜の噴射圧に調節する。燃料噴射弁31はエンジン50の気筒毎に設けられており、本実施例では具体的には吸気ポート52aに気筒毎に設けられている。なお、燃料噴射弁31の配置はこれに限られず、例えば筒内に直接燃料を噴射可能な配置であってもよい。
エンジン50は、シリンダブロック51と、シリンダヘッド52と、ピストン53と、点火プラグ54と、吸気弁55と、排気弁56とを有して構成されている。本実施例に示すエンジン50は直列4気筒のガソリンエンジンである。但しエンジンは適宜の気筒配列構造及び気筒数を有していてよく、本発明の実施が可能なエンジンであれば特に限定されない。また図1ではエンジン50に関し、各気筒の代表としてシリンダ51aについて要部を示しているが本実施例では他の気筒についても同様の構造となっている。シリンダブロック51には、略円筒状のシリンダ51aが形成されている。シリンダ51a内には、ピストン53が収容されている。シリンダブロック51の上面にはシリンダヘッド52が固定されている。燃焼室57は、シリンダブロック51、シリンダヘッド52及びピストン53に囲まれた空間として形成されている。
シリンダヘッド52には燃焼室57に吸気を導くための吸気ポート52aのほか、燃焼したガスを燃焼室57から排気するための排気ポート52bが形成されている。またシリンダヘッド52にはこれら吸排気ポート52a及び52bを開閉するための吸排気弁55及び56が配設されている。点火プラグ54は、燃焼室57の上方略中央に電極を突出させた状態でシリンダヘッド52に配設されている。エンジン50には、クランク角センサ61やエンジン50の冷却水温を検出するための水温センサ62など各種のセンサが配設されている。
ECU1Aは、図示しないCPU、ROM、RAM等からなるマイクロコンピュータと入出力回路などを有して構成されている。ECU1Aは主にエンジン50を制御するように構成されており、本実施例では具体的には燃料噴射弁31や燃料噴射ポンプ32や図示しないイグナイタのほか、スロットル弁13などを制御するように構成されている。これらの制御対象はECU1Aに電気的に接続されている。また、ECU1Aにはエアフロメータ12や、A/Fセンサ22や、クランク角センサ61や、水温センサ62や、アクセルペダル(図示省略)の踏み込み量を検知するためのアクセル開度センサ63などの各種のセンサが電気的に接続されている。
ROMはCPUが実行する種々の処理が記述されたプログラムやマップデータなどを格納するための構成である。CPUがROMに格納されたプログラムに基づき、必要に応じてRAMの一時記憶領域を利用しつつ処理を実行することで、ECU1Aでは各種の制御手段や判定手段や検出手段や算出手段などが機能的に実現される。この点、本実施例では特に以下に示すFC制御手段と、空燃比FB制御手段と、ガード処理実行手段と、ガード値設定手段と、リッチ寄せ制御手段と、リッチ寄せ時ガード値設定手段と、リーン時ガード値設定手段とがECU1Aで機能的に実現される。
FC制御手段は、車両減速時に燃料噴射弁31からの燃料噴射を停止する。FC制御手段は具体的には所定以上の回転数NEでアクセルペダルがOFFになった場合に、実行条件が成立したとして燃料噴射を停止する。これによりFC制御が開始される。またFC制御手段はFC制御中にアクセルペダルがONになった場合や、回転数NEが所定値以下に低下した場合に、解除条件が成立したとしてFC制御を終了する。
空燃比FB制御手段は、A/Fセンサ22の出力に基づいて基本燃料噴射量Fbaseを補正し、排気空燃比を目標空燃比(例えばストイキ)に制御する。空燃比FB制御手段は、具体的にはまずA/Fセンサ22の出力に基づく排気空燃比abyfsと目標空燃比abyfrとの偏差DAFに応じてFB補正量DFBを算出する。さらに空燃比FB制御手段は、算出したFB補正量DFBを基本燃料噴射量Fbaseに加えることで、指示燃料噴射量Fiを算出する(すなわち基本燃料噴射量Fbaseを補正する)。
空燃比FB制御手段は、A/Fセンサ22の出力に基づいて基本燃料噴射量Fbaseを補正し、排気空燃比を目標空燃比(例えばストイキ)に制御する。空燃比FB制御手段は、具体的にはまずA/Fセンサ22の出力に基づく排気空燃比abyfsと目標空燃比abyfrとの偏差DAFに応じてFB補正量DFBを算出する。さらに空燃比FB制御手段は、算出したFB補正量DFBを基本燃料噴射量Fbaseに加えることで、指示燃料噴射量Fiを算出する(すなわち基本燃料噴射量Fbaseを補正する)。
この点、偏差DAFは具体的には次の式(1)に基づき算出される。
DAF=abyfs(k)−abyfr(k−N)・・・(1)
ここで、abyfs(k)は現在のA/Fセンサ22の出力に基づく排気空燃比abyfsであり、abyfr(k−N)は現在からNストローク前の時点の目標空燃比abyfrである。
式(1)で目標空燃比abyfrとして、目標空燃比abyfr(k−N)を用いるのは、目標空燃比abyfr(k−N)が、現在の排気空燃比abyfs(k)に対応する目標空燃比abyfrであるためである。すなわち、エンジン50で発生した燃焼ガスがA/Fセンサ22に検知され、実際に出力に反映されるまでの間には、燃焼ガスがエンジン50から排出されるまでの間に発生する工程遅れや、エンジン50から排出された排気がA/Fセンサ22に到達するまでの間に発生する輸送遅れや、A/Fセンサ22に到達した排気が実際に出力に反映されるまでの間に発生する応答遅れがあることによるものである。
DAF=abyfs(k)−abyfr(k−N)・・・(1)
ここで、abyfs(k)は現在のA/Fセンサ22の出力に基づく排気空燃比abyfsであり、abyfr(k−N)は現在からNストローク前の時点の目標空燃比abyfrである。
式(1)で目標空燃比abyfrとして、目標空燃比abyfr(k−N)を用いるのは、目標空燃比abyfr(k−N)が、現在の排気空燃比abyfs(k)に対応する目標空燃比abyfrであるためである。すなわち、エンジン50で発生した燃焼ガスがA/Fセンサ22に検知され、実際に出力に反映されるまでの間には、燃焼ガスがエンジン50から排出されるまでの間に発生する工程遅れや、エンジン50から排出された排気がA/Fセンサ22に到達するまでの間に発生する輸送遅れや、A/Fセンサ22に到達した排気が実際に出力に反映されるまでの間に発生する応答遅れがあることによるものである。
また、FB補正量DFBは具体的には次の式(2)に基づき算出される。
DFB=(Gp×DAF+Gi×SDAF)×KFB・・・(2)
ここで、Gp比例ゲイン、Giは積分ゲイン、SDAFは偏差DAFの時間積分値、KFBは係数である。なお、KFBは回転数NEや筒内吸入空気量等により可変とすることが好適であるが、ここでは「1」としている。
指示燃料噴射量Fiは具体的には次の式(3)に基づき算出される。
Fi=Fbase+DFB・・・(3)
この点、式(3)に基づき指示燃料噴射量Fiを算出するにあたって、FB補正量DFBはガード処理がなされた上で基本燃料噴射量Fbaseに加算される。
DFB=(Gp×DAF+Gi×SDAF)×KFB・・・(2)
ここで、Gp比例ゲイン、Giは積分ゲイン、SDAFは偏差DAFの時間積分値、KFBは係数である。なお、KFBは回転数NEや筒内吸入空気量等により可変とすることが好適であるが、ここでは「1」としている。
指示燃料噴射量Fiは具体的には次の式(3)に基づき算出される。
Fi=Fbase+DFB・・・(3)
この点、式(3)に基づき指示燃料噴射量Fiを算出するにあたって、FB補正量DFBはガード処理がなされた上で基本燃料噴射量Fbaseに加算される。
ガード処理はガード処理実行手段によって次のようにして行われる。FB補正量DFBが下限ガード値(<0)を下回った場合、ガード処理実行手段は、FB補正量DFBを下限ガード値に制限する。一方、FB補正量DFBが上限ガード値(>0)を超えた場合、ガード処理実行手段は、FB補正量DFBを上限ガード値に制限する。
この点、目標空燃比abyfrがストイキである場合には、ガード値設定手段が上下限ガード値を設定する。ガード値設定手段は本実施例では具体的には上限ガード値を「B(所定値)」、下限ガード値を「−B」と設定する。
一方、リッチ寄せ制御手段はFC制御の実行終了後に、排気空燃比をリッチにするリッチ寄せ制御を行うところ、リッチ寄せ制御実行中には、リッチ寄せ時ガード値設定手段が上下限ガード値を設定する。このときリッチ寄せ時ガード値設定手段は具体的にはガード値設定手段が設定する上下限ガード値「B」および「−B」よりも幅が狭い上下限ガード値「A(所定値)」および「−A」を設定する。ここで、「B>A」である。
さらにリッチ寄せ制御実行中であっても、実排気空燃比がストイキ近傍またはリーンである場合には、リーン時ガード値設定手段が上下限ガード値を設定する。このときリーン時ガード値設定手段は、リッチ寄せ時ガード値設定手段が設定する上下限ガード値「A」および「−A」の代わりに、この上下限ガード値よりも上限ガード値が大きい上下限ガード値「B」および「−A」を設定する。
リッチ寄せ制御手段は具体的には目標空燃比abyfrをFC後目標空燃比に設定することでリッチ寄せ制御を行う。FC後目標空燃比はリッチ空燃比であり、例えば14.6をストイキとした場合に14.6より小さくすることができる。
一方、リッチ寄せ制御手段はFC制御の実行終了後に、排気空燃比をリッチにするリッチ寄せ制御を行うところ、リッチ寄せ制御実行中には、リッチ寄せ時ガード値設定手段が上下限ガード値を設定する。このときリッチ寄せ時ガード値設定手段は具体的にはガード値設定手段が設定する上下限ガード値「B」および「−B」よりも幅が狭い上下限ガード値「A(所定値)」および「−A」を設定する。ここで、「B>A」である。
さらにリッチ寄せ制御実行中であっても、実排気空燃比がストイキ近傍またはリーンである場合には、リーン時ガード値設定手段が上下限ガード値を設定する。このときリーン時ガード値設定手段は、リッチ寄せ時ガード値設定手段が設定する上下限ガード値「A」および「−A」の代わりに、この上下限ガード値よりも上限ガード値が大きい上下限ガード値「B」および「−A」を設定する。
リッチ寄せ制御手段は具体的には目標空燃比abyfrをFC後目標空燃比に設定することでリッチ寄せ制御を行う。FC後目標空燃比はリッチ空燃比であり、例えば14.6をストイキとした場合に14.6より小さくすることができる。
次にECU1Aの動作を図2に示すフローチャートを用いて説明する。ECU1Aでは、図2のフローチャートに示す処理がごく短い時間間隔で繰り返し実行される。ECU1AはFC制御中であるか否かを判定する(ステップS11)。FC制御中であることは、FC制御の実行条件成立後であり、且つ解除条件が成立していないことで判定できる。ステップS11で肯定判定であれば、ECU1Aは触媒内酸素吸蔵量が所定以上であるか否かを判定する(ステップS12)。本ステップでは、触媒23から酸素を放出させる必要があるか否かが判定される。なお、触媒内酸素吸蔵量は例えば公知技術を利用することなどによって適宜検出(推定)されてよい。ステップS12で否定判定であれば、酸素を放出させる必要が特段ないと判断される。このときECU1Aは目標空燃比abyfrとして通常の目標空燃比(例えばストイキとして設定した14.6)を設定し(ステップS18)、上下限ガード値を「B」および「−B」に設定する(ステップS19)。これにより上下限ガード値を「B」および「−B」としてガード処理が行われる。
一方、ステップS12で肯定判定された場合には、ECU1AはFC後のリッチ寄せ制御実行中であるか否かを判定する(ステップS13)。ここで、FC制御中にはリッチ寄せ制御は行われないので、ステップS12で肯定判定された場合には、ステップS13で否定判定される。このときにはステップS18に進む。またステップS11で否定判定された場合には、FC制御の実行終了後でなければ、リッチ寄せ制御は行われないので、ステップS13で否定判定されてステップS18に進む。一方、ステップS11で否定判定された場合でも、FC制御の実行終了後であれば、リッチ寄せ制御が行われる。このためFC制御の実行終了後であれば、ステップS13で肯定判定される。このときECU1Aは目標空燃比abyfrとしてFC後目標空燃比を設定する(ステップS14)。これによりリッチ寄せ制御が開始される。
続いてECU1AはA/Fセンサ22の出力に基づき、実排気空燃比が所定以上(例えば14.6以上)であるか否かを判定する(ステップS15)。本ステップで、実排気空燃比がストイキ近傍またはリーンであるか否かが判定される。ステップS15で否定判定であれば、実排気空燃比がリッチであると判断される。このときECU1Aは上下限ガード値を「A」および「−A」に設定する(ステップS17)。これにより、過剰なリッチ化を防止することができる。一方、ステップS15で肯定判定であれば、ECU1Aは上下限ガード値を「B」および「−A」に設定する(ステップS16)。これにより、実排気空燃比のストイキへの収束性を高めることが(換言すればリーン状態の継続を防止することが)できる。そしてその後、実排気空燃比がストイキに収束すれば、ステップS15で否定判定されることから、上下限ガード値を「A」および「−A」に設定してリッチ寄せ制御を行うことも可能になる。そしてこれにより触媒23から酸素を放出できることから、排気エミッションの悪化を防止できる。
このようにECU1Aは、FC制御の実行終了後のリッチ寄せ制御実行中に実排気空燃比がストイキ近傍またはリーンである場合にストイキへの収束性を高めることができ、以って排気エミッションの悪化を防止することができる。
このようにECU1Aは、FC制御の実行終了後のリッチ寄せ制御実行中に実排気空燃比がストイキ近傍またはリーンである場合にストイキへの収束性を高めることができ、以って排気エミッションの悪化を防止することができる。
本実施例に係るECU1Bは、リーン時ガード値設定手段の代わりに、リッチ寄せ制御実行中に、実排気空燃比がストイキ近傍またはリーンである状態が所定時間以上継続した場合に、リッチ寄せ制御を中断する制御を行うリッチ寄せ中断制御手段を備えている点以外、ECU1Aと実質的に同一のものとなっている。なお、ECU1Bに関連する各構成はECU1Aの場合と同じとなっている。このため本実施例ではECU1Bその他関連する各構成については図示省略する。また、リッチ寄せ中断手段はECU1AのROMに格納されたプログラムを変更することで実現できる。
次にECU1Bの動作を図3に示すフローチャートを用いて説明する。なお、本フローチャートでは図2に示すフローチャートで前述した処理と同じ処理に同じステップ番号を付している。このためここでは特に図2に示すフローチャートとは処理が異なる部分について説明する。ECU1Bでは、ステップS14に続いてステップS17に示す処理が行われる。そしてステップS17に続いてECU1Bは、実排気空燃比が所定以上(例えば14.6以上)である状態が所定時間以上継続したか否かを判定する(ステップS21)。否定判定であれば、実排気空燃比がストイキに収束したと判断される。この場合には、上下限ガード値が「A」および「−A」であっても問題がないため、そのままリターンしてステップS11に戻る。
一方、ステップS21で肯定判定であれば、ECU1Bはリッチ寄せ制御を中断する(ステップS22)。これにより、次のルーチン以降で目標空燃比abyfrとして通常の目標空燃比が設定されるとともに(ステップS18)、上下限ガード値が「B」および「−B」に設定される(ステップS19)。このためこれにより、実排気空燃比のストイキへの収束性を高めることができる。そして実排気空燃比がストイキに収束すれば、その後、上下限ガード値を「A」および「−A」に設定してリッチ寄せ制御を行うことも可能になる。そしてこれにより触媒23から酸素を放出できることから、排気エミッションの悪化を防止できる。
このようにECU1Bは、FC制御の実行終了後のリッチ寄せ制御実行中に実排気空燃比がストイキ近傍またはリーンである場合にストイキへの収束性を高めることができ、以って排気エミッションの悪化を防止することができる。
このようにECU1Bは、FC制御の実行終了後のリッチ寄せ制御実行中に実排気空燃比がストイキ近傍またはリーンである場合にストイキへの収束性を高めることができ、以って排気エミッションの悪化を防止することができる。
本実施例に係るECU1Cは、リーン時ガード値設定手段の代わりに、リッチ寄せ制御実行中に、実排気空燃比がストイキ近傍またはリーンである場合に、リッチ寄せ時ガード値設定手段が設定する上下限ガード値(ここでは「A」および「−A」)の代わりに、この上下限ガード値「A」および「−A」に対して、上限ガード値「A」が次第に大きくなるようにした上限可変ガード値「C」および「−A」を設定する可変ガード値設定手段を備える点以外、ECU1Aと実質的に同一のものとなっている。ここで、「C=C+α(所定値)」であり、「C」は上下限ガード値の設定処理を行う際に更新されて、「α」だけ次第に大きくなる。なお、ECU1Cに関連する各構成はECU1Aの場合と同じとなっている。このため本実施例ではECU1Cその他関連する各構成については図示省略する。また、可変ガード値設定手段はECU1AのROMに格納されたプログラムを変更することで実現できる。
次にECU1Cの動作を図4に示すフローチャートを用いて説明する。なお、本フローチャートでは図2に示すフローチャートで前述した処理と同じ処理に同じステップ番号を付している。このためここでは特に図2に示すフローチャートとは処理が異なる部分について説明する。ステップS15で肯定判定であった場合、ECU1Cは上下限ガード値の上限ガード値「C」を「C+α」に更新する(ステップS31)。この上限値「C」の初期値は「A」であり、「C」は「B」以下になるように(換言すれば最大で「B」になるように)設定されている。続いてECU1Cは、上下限ガード値を「C」および「−A」に設定する(ステップS32)。
これにより上限ガード値「C」が実排気空燃比をストイキに制御可能な状態になるまで次第に大きくなることから、実排気空燃比をストイキに収束させることができる。そしてその後、実排気空燃比がストイキに収束すれば、ステップS15で否定判定されることから、上下限ガード値を「A」および「−A」に設定してリッチ寄せ制御を行うことも可能になる。そしてこれにより触媒23から酸素を放出できることから、排気エミッションの悪化を防止できる。
このようにECU1Cは、FC制御の実行終了後のリッチ寄せ制御実行中に実排気空燃比がストイキ近傍またはリーンである場合にストイキへの収束性を高めることができ、以って排気エミッションの悪化を防止することができる。
このようにECU1Cは、FC制御の実行終了後のリッチ寄せ制御実行中に実排気空燃比がストイキ近傍またはリーンである場合にストイキへの収束性を高めることができ、以って排気エミッションの悪化を防止することができる。
上述した実施例は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
例えばFC制御手段や空燃比FB制御手段やガード処理実行手段やガード値設定手段等を含め、リッチ寄せ制御手段やリッチ寄せ時ガード値設定手段やリーン時ガード値設定手段やリッチ寄せ中断制御手段や可変ガード値設定手段はECU1で実現することが合理的であるが、その他の電子制御装置や専用の電子回路などのハードウェアやこれらの組み合わせによって実現されてもよい。この点、本発明のエンジンの空燃比制御装置は例えば複数の電子制御装置や電子制御装置と電子回路等のハードウェアとの組み合わせで実現されてもよい。すなわち本発明のエンジンの空燃比制御装置は例えば分散制御的な態様で実現されてもよい。
例えばFC制御手段や空燃比FB制御手段やガード処理実行手段やガード値設定手段等を含め、リッチ寄せ制御手段やリッチ寄せ時ガード値設定手段やリーン時ガード値設定手段やリッチ寄せ中断制御手段や可変ガード値設定手段はECU1で実現することが合理的であるが、その他の電子制御装置や専用の電子回路などのハードウェアやこれらの組み合わせによって実現されてもよい。この点、本発明のエンジンの空燃比制御装置は例えば複数の電子制御装置や電子制御装置と電子回路等のハードウェアとの組み合わせで実現されてもよい。すなわち本発明のエンジンの空燃比制御装置は例えば分散制御的な態様で実現されてもよい。
1 ECU
10 吸気系
22 A/Fセンサ
23 触媒
30 燃料噴射系
50 エンジン
10 吸気系
22 A/Fセンサ
23 触媒
30 燃料噴射系
50 エンジン
Claims (3)
- エンジンのフューエルカット制御の実行終了後に、排気空燃比をリッチにするリッチ寄せ制御を行うリッチ寄せ制御手段と、
空燃比フィードバック制御のフィードバック補正量につき、前記リッチ寄せ制御実行中に、目標空燃比がストイキである場合に設定する上下限ガード値よりも幅が狭い上下限ガード値を設定するリッチ寄せ時ガード値設定手段と、
前記リッチ寄せ制御実行中に実排気空燃比がストイキ近傍またはリーンである場合に、前記リッチ寄せ時ガード値設定手段が設定する上下限ガード値の代わりに、該上下限ガード値よりも上限ガード値が大きい上下限ガード値を設定するリーン時ガード値設定手段とを備えることを特徴とするエンジンの空燃比制御装置。 - エンジンのフューエルカット制御の実行終了後に、排気空燃比をリッチにするリッチ寄せ制御を行うリッチ寄せ制御手段と、
空燃比フィードバック制御のフィードバック補正量につき、前記リッチ寄せ制御実行中に、目標空燃比がストイキである場合に設定する上下限ガード値よりも幅が狭い上下限ガード値を設定するリッチ寄せ時ガード値設定手段と、
前記リッチ寄せ制御実行中に、実排気空燃比がストイキ近傍またはリーンである状態が所定時間以上継続した場合に、前記リッチ寄せ制御を中断するリッチ寄せ中断制御手段とを備えることを特徴とするエンジンの空燃比制御装置。 - エンジンのフューエルカット制御の実行終了後に、排気空燃比をリッチにするリッチ寄せ制御を行うリッチ寄せ制御手段と、
空燃比フィードバック制御のフィードバック補正量につき、前記リッチ寄せ制御実行中に、目標空燃比がストイキである場合に設定する上下限ガード値よりも幅が狭い上下限ガード値を設定するリッチ寄せ時ガード値設定手段と、
前記リッチ寄せ制御実行中に、実排気空燃比がストイキ近傍またはリーンである場合に、前記リッチ寄せ時ガード値設定手段が設定する上下限ガード値の代わりに、該上下限ガード値に対して上限値が次第に大きくなるようにした上限可変ガード値を設定する可変ガード値設定手段とを備えることを特徴とするエンジンの空燃比制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008213696A JP2010048184A (ja) | 2008-08-22 | 2008-08-22 | エンジンの空燃比制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008213696A JP2010048184A (ja) | 2008-08-22 | 2008-08-22 | エンジンの空燃比制御装置 |
Publications (1)
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JP2010048184A true JP2010048184A (ja) | 2010-03-04 |
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ID=42065457
Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2010048184A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013160060A (ja) * | 2012-02-01 | 2013-08-19 | Toyota Motor Corp | 空燃比インバランス判定装置 |
WO2019198546A1 (ja) * | 2018-04-09 | 2019-10-17 | 株式会社デンソー | 空燃比制御装置 |
-
2008
- 2008-08-22 JP JP2008213696A patent/JP2010048184A/ja active Pending
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CN111936731B (zh) * | 2018-04-09 | 2022-12-09 | 株式会社电装 | 空燃比控制装置 |
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