JP2007216753A - 自動車用積載装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】、自動二輪車等の荷台への出し入れを容易にし、安全性を確保すること。
【解決手段】自動車1に可動荷台3をガイド4に沿って前進後退可能に載せると共に、可動荷台より後方には、車上と地上との間に斜めに架け渡すスロープ5を有し、側面視円弧状にスロープの上面を形成し、円弧の上側接線方向が可動荷台の底面と一致するか、底面よりも上方を向く大きさに円弧の半径を設定し、自動車前部とスロープの下端部に両端が固定されたチェーン18に沿って可動荷台を前進後退させながら昇降する往復装置7を設け、可動荷台の後部には、昇降時に可動荷台の後側を支える脚8を往復装置7に連動して回転可能に設け、可動荷台がスロープに沿って昇降する場合には可動荷台の前部がスロープに接しながら可動荷台の後部が脚で支持されることによってほぼ水平を保持することを特徴とする自動車用積載装置。
【選択図】 図4

Description

本発明は自動車に取り付ける積載装置に関するもので、主に自動二輪車や水上バイクを自動車トラックの荷台に載せるものに関する。
自動二輪車を自動車トラックの荷台に出し入れする場合には、荷台の後ろ側にスロープ板を斜めに取り付けて、スロープ板の傾斜に沿って自動二輪車を作業者がゆっくりと押しながら荷台から降ろしたり、載せたりする作業が用いられている。なお、車両用のスロープの構造については色々出願されている(特許文献1、2)
特開2005−046211号公報 特開2003−226186号公報
この作業方法は、小型の自動二輪車には有効であったが、スロープ板の傾斜ゆえに足場が不安定であり、大型になると、その重量からスロープ板に乗った作業者がバランスを崩しやすく、安全とは言い難かった。水上バイクについても同様である。
本発明は上記実情を考慮して創作されたもので、作業者が自動二輪車や水上バイク等を押さなくても荷台への出し入れを可能とし、安全性を確保できる自動車用積載装置を提供することを目的とする。
本発明は、自動車に可動荷台をガイドに沿って前進後退可能に載せると共に、可動荷台より後方には、車上と地上との間に斜めに架け渡すスロープを有し、側面視円弧状にスロープの上面を形成し、円弧の上側接線方向が可動荷台の底面と一致するか、底面よりも上方を向く大きさに円弧の半径を設定し、自動車前部とスロープの下端部に両端が固定されたチェーンに沿って可動荷台を前進後退させながら昇降する往復装置を設け、可動荷台の後部には、昇降時に可動荷台の後側を支える脚を往復装置に連動して回転可能に設け、可動荷台がスロープに沿って昇降する場合には可動荷台の前部がスロープに接しながら可動荷台の後部が脚で支持されることによってほぼ水平を保持することを特徴とする。
自動車がトラックならば荷台の上に可動荷台を載せると共に荷台の側板をガイドとし、自動車がルーフの上にレールの付いた構造であれば、レールをガイドとすると共に可動荷台の側面にガイドに沿って移動するスライダーを固定する。
また、自動車がトラックならば、荷台の後板の内面にスロープを予め固定してあっても良いし、後板とは別体のスロープを自動車に対して着脱可能に設ける構造であってよい。
往復装置の駆動用のモーターは、可動荷台に止めてあれば、可動荷台の下であっても良いが、下の場合、可動荷台のテーブル面が高くなり、高い積載物を積むと、不安定になりやすい。従って、テーブル面を低くするにはモーターを可動荷台の上に止めることが望ましい。また、上に止める場合、モーターを可動荷台の側方に置いてもよいが、荷台の側板を利用して積載物を支持するには、モーターを可動荷台の上面の前部横幅中央部に有することが望ましい。
本発明は、スロープの上面を上記円弧形状としてあるので、可動荷台の前部がスロープの円弧に沿って滑らかに移動することになり、可動荷台の円滑な昇降が確保される。また、脚を往復装置に連動して回転させることにより、昇降の際、可動荷台の後側を脚で支持し、一方、可動荷台の前側をスロープに支持させるので、ほぼ水平が保たれ、荷崩れが防止できる。さらに、地上に降ろした可動荷台に積載物を積めば、往復装置を駆動するだけで、荷台に積むことができ、同様にして荷台から積載物を降ろすこともできるので、荷台への出し入れが安全且つ容易となる。
また、可動荷台の上面横幅中央部にモーターを固定すれば、可動荷台のテーブル面を低くでき、しかも、荷台の左右側板を利用して積載物(例えば自動二輪車)を支持することもできる。
自動車用積載装置は図1に示すように、自動車1(トラック)の後部である荷台2に可動荷台3を載せ、荷台2の左右側板4をガイドとして可動荷台3を前後に移動可能に設け、地上と荷台2との間に斜めに架け渡すスロープ5を荷台2の後板6に止め、可動荷台3を前進後退させながら昇降する往復装置7を設け、昇降時に可動荷台3の後荷重を支える脚8を可動荷台3の後部に有するものである。
可動荷台3は図5に示すように平面視矩形であって、自動二輪車等を載せるテーブル9の底面には、縦横に組んだフレーム10を固定すると共に、フレーム10の左右側部には、荷台2の側板4に沿って摺動する横パネル11を固定し、前端部に荷崩れ防止板12を起立し、テーブル9の前部に往復装置7の大半を止め、テーブル9の後部には脚用回転装置13を、往復装置7の駆動に連動して設けてある。
荷台2の後板6は図1に示すように、閉鎖状態においてその下端部を荷台2の底板14の後端部に、支点15となるヒンジを介して開閉可能に連結してある。
スロープ5は図1又は図2に示すように、荷台2の閉鎖状態においてその下部を後板6の内面の横幅中央部分に止め、スロープ5の左右近傍に脚8の回転領域を確保してある。また、スロープ5は、荷台2の閉鎖状態において後板6よりも上方に突出するが、縦横に組んだ枠状に形成することによって、後板6よりも上側部分に視認部16(開口)を設け、自動車運転席から後方の視認性を向上してある。左右の視認部16の間の桟Sの上を、可動荷台3の前端部底面の前ローラー24が走行する。また、図4に示すように後板6を開いて、スロープ5を地上と荷台2との間に斜めに架け渡した状態を安定させるために、ロープ17を荷台2の後部下側とスロープ5の間に張る。スロープ5の上面は、その開閉先端部を地上に付けた傾斜状態において、上方に膨らむ側面視円弧状に形成してある。円弧の半径の設定は、円弧の上側の接線方向を荷台2の底板14の上面(可動荷台3の底面)に一致させる大きさに設定するのが可動荷台3の円滑な下降を開始するには理想的であるが、単なる平板よりも可動荷台3の円滑な下降を開始するには、円弧の上側の接線方向を荷台2の底板14の上面よりも上方を向く大きさに設定すれば良い。
往復装置7は図1又は図5に示すように、モーター駆動のチェーンブロックであって、チェーン18の両端を荷台2の前端部とスロープ5の開閉先端部の各横幅中央部に止めてある。また、チェーン18を部分的に逆U字状に掛ける滑車19,20,21は三つあって、そのうち一つ19をモーターMで駆動する原動用として中央に支持し、残りの二つ20,21を従動用として原動用滑車19に対して前後各下側に支持することによって、チェーン18を緊張した状態に保持する。各滑車19,20,21は横幅中央部を小径にすることによって、チェーン18の走行用の溝を形成してある。モーターMをテーブル9の上面に固定する関係上、チェーン18を通す切欠部(図示省略)をテーブル9にあけ、従動用滑車20,21の軸をフレーム10の下側にベアリングBを介して支持してある。往復装置7の駆動によって可動荷台3を図4に示すように地上に降ろした状態では、後側の従動用滑車21にチェーン18が架からないことから、チェーン18の原動用滑車に向かう部分と原動用滑車から折り返した部分との干渉を避けるために、干渉防止用滑車22を前後の従動用滑車20,21の間に支持してある。可動荷台3の底面が荷台2の上面に沿って摺動するのを防ぐべく、可動荷台3の底面には移動用ローラーを設けておくことが望ましく、干渉防止用滑車22と後の従動用滑車21は移動用ローラーの役割をも果たしている。
脚8は可動荷台3の後端部に回転可能に支持され、往復装置7の駆動に連動して回転するもので、脚8の先端部にはローラー23を止めてある。地上に降ろす際や荷台2に引き上げる際に積載物が倒れたりしないようにするためには、常に可動荷台3を前後から支持して、可動荷台3の姿勢をほぼ水平に保持することが求められる。具体的には、図2に示すように、脚8を水平に保持した状態で可動荷台3の引き降ろしを開始し、図3(イ)に示すように脚8が60度後方に回転して荷台2から可動荷台3が約1/2後方に引き出されるまでの間は、可動荷台3の全荷重を荷台2で支持している。そして、図3(ロ)に示すように荷台2から可動荷台3が約2/3後方に引き出されると、脚8は全体として約90度回転し、可動荷台3の前側が荷台2に支持され、可動荷台3の後側が脚8で支持される。また、図3(ハ)に示すように脚8が約120度回転して可動荷台3が完全に引き出される直前から図3(ニ)に示すように可動荷台3がスロープ5のカーブに沿って昇降する際には、可動荷台3の前側が荷台2、スロープ5に順次支持され、可動荷台3の後側が脚8で支持される。図4に示すように可動荷台3を完全に地上に降ろした際には脚8が180度回転してフレーム10の下側に位置し、可動荷台3の底面が接地して安定する。なお、図4又は図5に示すように可動荷台3の横パネル11の前方下端の隅角部分を面取りすると共に、面取り箇所の近傍に前ローラー24を支持してあるのは、可動荷台3の前部下端がスロープ5の上面に沿って移動する際に無理なストレスがかからないようするためと、地面に降ろした可動荷台3の前部下端を完全に接地させて可動荷台3の安定を確保するためである。
脚用回転装置13は図5に示すようにモーターMの回転をテーブル9の後方に伝達して脚8を回転させるもので、チェーン18との干渉を避けた箇所に配置してある。まず、テーブル9の横幅方向を軸線方向とする従動用滑車20の軸と、テーブル9の前後方向を軸線方向とする伝達軸25の各先端部に傘歯車26,27を付け、両傘歯車26,27を直交させて噛み合わせてある。また、伝達軸25の後端部にウォーム28を設け、ウォーム28に噛み合うウォームホイール29の軸に歯車30を連結すると共に、テーブル9の後端部の脚回転軸31に別の歯車32を連結し、両歯車30,32にタイミングチェーン33をそれぞれ掛け渡し、脚回転軸31を往復装置7に連動して回転させる。
脚回転軸31は図5に示すようにその両端部に脚8の付根部34を止めてある。脚8は荷台2上に可動荷台3を収容する場合には起立させ、スロープ5の付いた後板6を開いて往復装置7をまさに駆動する場合には水平とするために、その付根部34の固定角度を脚回転軸31に対して90度変更可能にしてある。即ち、脚回転軸31の両端部には放射状に直交して止め孔35をあけると共に、止め孔35に通じる貫通穴36を付根部34の筒にあけ、選択した止め孔35と貫通穴36とにピン37を差し込み、ピン37に図示しない外れ止めを施して、脚8を脚回転軸31に連結する。図1の脚8を起立した状態からピン37を外して、図2に示すように脚8を水平にしてから再度、ピン37を差し込んで脚回転軸31に脚8を連結する。
(イ)(ロ)図は自動車用積載装置の可動荷台を載せた状態を示す平面図、一部拡大側面図である。 (イ)(ロ)図は自動車用積載装置のスロープ、脚を倒した状態を示す平面図、側面図である。 (イ)(ロ)(ハ)(ニ)図は可動荷台を引き出す手順を示す側面図である。 (イ)(ロ)図は可動荷台を完全に地面に降ろした状態を示す平面図、一部拡大側面図である。 (イ)(ロ)(ハ)図は往復装置、脚用回転装置を示す一部切欠平面図、側面図、A−A線断面図である。
符号の説明
1自動車、2荷台、3可動荷台、4側板(ガイド)、5スロープ、6後板、7往復装置、8脚、9テーブル、10フレーム、11横パネル、12荷崩れ防止板、13脚用回転装置、14底板、15支点、16視認部、17ロープ、18チェーン、19,20,21滑車、Bベアリング、22干渉防止用滑車、23ローラー、24前ローラー、Mモーター、25伝達軸、26,27傘歯車、28ウォーム、29ウォームホイール、30歯車、31脚回転軸、32歯車、33タイミングチェーン、34付根部、35止め孔、36貫通穴、37ピン

Claims (2)

  1. 自動車(1)に可動荷台(3)をガイド(4)に沿って前進後退可能に載せると共に、可動荷台より後方には、車上と地上との間に斜めに架け渡すスロープ(5)を有し、側面視円弧状にスロープ(5)の上面を形成し、円弧の上側接線方向が可動荷台の底面と一致するか、底面よりも上方を向く大きさに円弧の半径を設定し、自動車前部とスロープ(5)の下端部に両端が固定されたチェーン(18)に沿って可動荷台を前進後退させながら昇降する往復装置(7)を設け、可動荷台(3)の後部には、昇降時に可動荷台の後側を支える脚(8)を往復装置(7)に連動して回転可能に設け、可動荷台(3)がスロープ(5)に沿って昇降する場合には可動荷台の前部がスロープに接しながら可動荷台の後部が脚(8)で支持されることによってほぼ水平を保持することを特徴とする自動車用積載装置。
  2. 往復装置(7)のモーター(M)を可動荷台(3)の上面の前部横幅中央部に有することを特徴とする請求項1記載の自動車用積載装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011105119A (ja) * 2009-11-17 2011-06-02 Furiiran:Kk 車両運搬用車両
CN104553927A (zh) * 2015-01-16 2015-04-29 中国重汽集团青岛重工有限公司 伸缩式移动平台

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