JP2007216253A - 鋳造方法及び鋳造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】切断刃を使用することなく、簡単な構成で製品部と不要部を分離することができる鋳造方法及び鋳造装置を提供する。
【解決手段】鋳造品10を成形する鋳造装置100であって、内部にキャビティ113が形成される開閉自在な鋳造金型110と、キャビティ113内に溶湯を充填して成形された鋳造品10のうち、製品部11を離型方向に押す第1押圧機構120と、鋳造品10のうち、製品部11に繋がる製品部以外の不要部12を離型方向に押す第2押圧機構130と、第1押圧機構120と第2押圧機構130が異なるタイミングで作動するように制御するコントローラ140とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、鋳造方法及び鋳造装置に関するものである。
従来、開閉自在な鋳造金型内に形成されるキャビティに溶湯を供給し、鋳造品を成形する場合、鋳造金型から鋳造品を取り出した後で、切断専用の装置又は手作業によって、鋳造品を製品部と製品部に繋がる製品部以外の不要部とに分離するのが一般的である。これに対し、後工程での切断作業を無くすための鋳造方法、鋳造装置が提案されている(特許文献1,2参照)。
特許文献1においては、移動可能なゲート切断用中子の一端を切刃部とし、溶湯が凝固した状態で、切刃部の面に対向するゲート切断用補助中子をゲートに対して後退させるとともに、ゲート切断用中子をゲートに対して前進させて、ゲート部の固化溶湯を切断するようにしている。
特許文献2においては、鋳造金型を開いて鋳造品を取り出す際に、不要部を破断するためのトリミング刃を、鋳造金型が開く動作に連動して不要部を破断する位置まで移動させ、鋳造品を鋳造金型から押し出すとともに不要部をトリミング刃によって破断するようにしている。
特開2001−150117号公報 特開2005−944号公報
しかしながら、特許文献1に示される鋳造方法によれば、金型内にゲート部を挟む態様で複雑な切断機構を設ける必要がある。また、鋳造金型を閉じた状態で凝固した溶湯を切断するので、切刃部の耐久性、焼き付き等の問題が生じる。
また、特許文献2に示される鋳造方法及び鋳造装置によれば、トリミング刃を所定位置に移動させる連動手段が必要であり、装置構成が複雑である。また、溶湯を完全に凝固しない状態で切断するので、トリミング刃の耐久性、焼き付き等の問題が生じる。
本発明は上記問題点に鑑み、切断刃を使用することなく、簡単な構成で製品部と不要部を分離することができる鋳造方法及び鋳造装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する為に請求項1〜9に記載の発明は、開閉自在な鋳造金型内に形成されるキャビティに溶湯を供給し、鋳造品を成形する鋳造方法である。先ず、請求項1に記載の発明は、溶湯が凝固した状態で鋳造金型を所定量開き、鋳造品の製品部及び当該製品部に繋がる製品部以外の不要部の一方を離型方向に押して製品部と不要部とを分離する分離工程と、分離工程後、分離工程において離型方向の押されなかった製品部及び不要部の他方を離型方向に押して鋳造金型から取り出す取出工程と、を含むことを特徴とする。
このように本発明によれば、製品部及び不要部のいずれか一方を押圧して破断により両者を分離するようにしている。また、従来は押出ピンによる押圧で鋳造品を鋳造金型から離型させて取り出すが、本発明では押圧を2段で実施することで、製品部と不要部との分離と、鋳造金型からの鋳造品の離型をするようにしている。従って、切断刃を使用することなく、簡単な構成で製品部と不要部を分離することができる
請求項2に記載のように、取出工程の前に実施される分離工程において、製品部と不要部とを分離するとともに、離型方向に押された製品部及び不要部の一方を鋳造金型から取り出すと良い。この場合、製品部と不要部を異なるタイミングで鋳造金型から取り出すので、製品部と不要部の選別が容易となる。尚、請求項3に記載のように、分離工程において、製品部と不要部とを分離した状態で、離型方向に押された製品部及び不要部の一方をエアブローすることで、鋳造金型から取り出しやすくすることができる。
製品部を押圧して分離する場合、押圧による痕跡が残ると製品上好ましくないことも考えられる。そこで、請求項4に記載のように、分離工程において不要部を押し、取出工程において製品部を押すことが好ましい。その際、請求項5に記載のように、分離工程において、鋳造金型が完全に開いていない状態で不要部を押し、取出工程において、鋳造金型が完全に開いた状態で製品部を押すようにしても良い。
請求項6に記載のように、製品部及び不要部の一方を離型方向に押す前に、不要部の製品部との接続部位を不要部の他部位と比べて薄肉とする工程を含んでも良い。これにより、押圧による分離がしやすくなる。
また、請求項7に記載のように、分離工程において、製品部及び不要部の一方を離型方向に押すとともに、製品部及び不要部の残り(他方)を離型方向とは逆に押して、製品部と不要部とを分離しても良い。これによっても、押圧による分離がしやすくなる。具体的には、請求項8に記載のように、製品部及び不要部の一方を離型方向とは逆に押した状態で、残りの他方を離型方向に押すと良い。
尚、請求項1〜8いずれか1項に記載の鋳造方法は、請求項9に記載のように、ダイカスト用の鋳造金型、すなわちダイカスト法に好適である。
次に、上述した鋳造方法を実現するための鋳造装置に関する発明である。先ず請求項10に記載の発明は、内部にキャビティが形成される開閉自在な鋳造金型と、キャビティ内に溶湯を充填して成形された鋳造品のうち、製品部を離型方向に押す第1押圧手段と、鋳造品のうち、製品部に繋がる製品部以外の不要部を離型方向に押す第2押圧手段と、第1押圧手段と第2押圧手段が異なるタイミングで作動するように制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
このように本発明によれば、第1押圧手段及び第2押圧手段によって、鋳造品を構成する製品部と不要部をそれぞれ異なるタイミングで押すことができる。すなわち、製品部と不要部との分離と、鋳造金型からの鋳造品の離型をすることができる。従って、切断刃を使用することなく、簡単な構成で製品部と不要部を分離することができる。尚、第1押圧手段及び第2押圧手段を、別個に設けても良いが、請求項11に記載のように、2段の押圧機構として構成すると構成を簡素化することができる。
請求項12に記載のように、第1押圧手段が製品部を鋳造金型から押し出し、第2押圧手段が不要部を鋳造金型から押し出すように構成すると良い。このように構成すると、第1押圧手段及び第2押圧手段の作動によって、製品部と不要部をそれぞれ鋳造金型から取り出すことができる。
請求項13〜15に記載の発明は、その作用効果がそれぞれ請求項3〜5に記載の発明の作用効果と同様であるので、その記載を省略する。
請求項16に記載のように、鋳造金型において、不要部の製品部との接続部位が不要部の他部位と比べて薄肉となるように構成すると良い。これにより、第1押圧手段又は第2押圧手段による押圧によって製品部と不要部を分離しやすくなる。また、型形状によって薄肉とするので、装置構成を簡素化することができる。しかしながら、薄肉を構成する機構を設けても良い。
請求項17に記載のように、鋳造金型において、製品部及び不要部のうち、いずれかの押圧手段によって後に押される側を構成する面の、押圧手段の押圧方向に沿う一部にアンダーカット部を設けても良い。アンダーカット部とはマイナス側の抜き勾配の部分を示している。これにより、第1押圧手段又は第2押圧手段による押圧によって製品部と不要部を分離する際に、押圧された不要部(或いは製品部)とともに製品部(或いは不要部)が離型されるのを防ぐことができる。すなわち、製品部と不要部の異なるタイミングで鋳造金型から取り出しやすくなる。
請求項18,19に記載の発明は、その作用効果がそれぞれ請求項8,9に記載の発明の作用効果と同様であるので、その記載を省略する。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、鋳造品を説明するための概略断面図であり、(a)は製品部と不要部の分離前、(b)は分離後を示している。図2は、本発明の第1実施形態に係る鋳造装置の要部を、鋳造金型を型締めした状態で示す概略断面図である。図3は、押圧機構を説明するための拡大断面図である。図4は、保持機構を説明するための拡大断面図である。図5は、鋳造装置の要部を、鋳造金型を僅かに型開きした状態で示す概略断面図である。図6は、鋳造装置の要部を、図5において第2押圧機構を作動させた状態で示す概略断面図である。図7は、鋳造装置の要部を、鋳造金型を完全に型開きし、第1押圧機構を作動させた状態で示す概略断面図である。
図1(a)に示すように、鋳造金型に形成されるキャビティに供給された溶湯(例えばアルミニウム合金)を凝固してなる鋳造品10は、鋳造後において、製品部11とオーバーフロー、ランナービスケット等の製品部分以外をなす不要部12とが繋がった(接続された)状態で凝固している。従って、この鋳造品10において、図1(b)に示すように、製品部11と不要部12とを分離する必要がある。本実施形態に係る鋳造装置及び鋳造方法は、鋳造品10に対する一連の加工処理の迅速化を図るために、鋳造サイクル内で製品部11と不要部12の分離を実施するようにしている。
図2に示すように、鋳造装置100は、主要部として、内部にキャビティ113が形成される開閉自在な鋳造金型110と、キャビティ113内に溶湯を充填して成形された鋳造品10のうち、製品部11を離型方向に押す第1押圧機構120と、鋳造品10のうち、不要部12を離型方向に押す第2押圧機構130と、第1押圧機構120と第2押圧機構130が異なるタイミングで作動するように制御するコントローラ140とを含んでいる。
鋳造金型110は、固定型111と、当該固定型111に対して接近離反可能に設けられた可動型112を含んでいる。可動型112には、ボールネジとサーボモータ、流体圧(油圧、空圧)シリンダなどからなる公知の型締機構が設けられ、所定の型締め力で固定型111に対して型締めされる。固定型111と可動型112とを型締めすると、対向面(型面)同士が突き合わされ、製品の外形形状に対応するキャビティ113が形成される。尚、図2においては、符号114は図示されない可動支持台に可動型112を固定するための支持プレート、符号115はスペーサである。また、符号116は、型締機構を構成する、固定型11に対して可動型112を前進後退させるためのアクチュエータである。具体的にはアクチュエータ116としてサーボモータを含む構成としている。従って、開状態における可動型112の停止位置の精度を向上することができる。
第1押圧機構120は、鋳造品10のうち、製品部11を押圧するように構成されており、特許請求の範囲に示す第1押圧手段に相当する。具体的には、図2及び図3に示すように、可動型112に摺動自在に挿通される複数本(本実施形態においては2本)の第1押出ロッド121と、第1押出ロッド121が取り付けられる第1押出プレート122と、第1押出プレート122を金型開閉方向に沿って進退駆動するアクチュエータ123とを有している。アクチュエータ123は、例えばボールネジとサーボモータから構成されている。それ以外にも、流体圧(油圧、空圧)シリンダ、スプリング等などを含む公知の構成を採用することができる。アクチュエータ123を作動して第1押出プレート122を固定型111に向けて前進駆動すると、第1押出ロッド121が可動型112から固定型111に向けて突出し、鋳造品10のうち、製品部11の背面を押圧する。これにより、製品部11が可動型112から離型される。このように、アクチュエータ123としてサーボモータを含む構成を採用すると、第1押出ロッド121の押出位置を任意に精度良く調整することができる。
第2押圧機構130は、鋳造品10のうち、不要部12を押圧するように構成されており、特許請求の範囲に示す第2押圧手段に相当する。具体的には、図2及び図3に示すように第1押圧機構120と同様の構成であり、可動型112に摺動自在に挿通される複数本(本実施形態においては2本)の第2押出ロッド131と、第2押出ロッド131が取り付けられる第2押出プレート132と、第2押出プレート132を金型開閉方向に沿って進退駆動するアクチュエータ133とを有している。アクチュエータ133は、例えばボールネジとサーボモータから構成されている。それ以外にも、流体圧(油圧、空圧)シリンダ、スプリングなどを含む公知の構成を採用することができる。アクチュエータ133を作動して第2押出プレート132を固定型111に向けて前進駆動すると、第2押出ロッド131が可動型112から固定型111に向けて突出し、鋳造品10のうち、不要部12の背面を押圧する。これにより、不要部12が可動型112から離型される。このように、アクチュエータ133としてサーボモータを含む構成を採用すると、第2押出ロッド131の押出位置を任意に精度良く調整することができる。
尚、本実施形態においては、第1押圧機構120と第2押圧機構130が2段の押圧機構として一体的に構成されており、アクチュエータ123とアクチュエータ133が共通化されている。このように構成すると、装置100を簡素化することができる。また、図3に示すように、第1押出ロッド121のストロークST1のほうが第2押出ロッド131のストロークST2よりも長く設定されている。各ストロークST1,ST2は適宜設定されれば良い。従って、ストロークST2をストロークST1より長く設定しても良いし、両ストロークST1,ST2を略同等としても良い。
コントローラ140は、CPUを主体として構成され、タイマや、メモリなどを含んでいる。このコントローラ140が、特許請求の範囲に示す制御手段に相当する。タイマは、可動型112、第1押圧機構120、及び第2押圧機構130の作動タイミングなどをカウントする。メモリには、鋳造装置100全体の制御を実行するプログラムなどが格納されている。
コントローラ140からは、アクチュエータ116、アクチュエータ123,133に対して、それぞれの作動を制御する制御信号が出力される。コントローラ140は、可動型112を作動し、所定量型開きした状態でアクチュエータ133を作動し、不要部12を構成する領域17に第2押出ロッド131の先端を突出させる。すなわち、第2押出ロッド131によって不要部12を押し、可動型112から離型させる。このとき、製品部11は可動型112に保持され、製品部11と不要部12が分離される。そして、コントローラ140は、製品部11を取り出すために鋳造金型110を開いた後に、アクチュエータ123を作動し、製品部11を構成するキャビティ113に第1押出ロッド121の先端を突出させる。すなわち、第1押出ロッド121によって製品部11を押し、可動型112から離型させる。
また、本実施形態に係る鋳造装置100は、保持機構150を含んでいる。保持機構150は、第1ロッド121による押圧方向(すなわち可動型112に対する離型方向)とは逆向きに、製品部11を押圧するように構成されており、特許請求の範囲に示す保持手段に相当する。具体的には、図2及び図4に示すように、固定型111に摺動自在に挿通される複数本(本実施形態においては2本)の保持ロッド151と、リターンロッド152と、保持ロッド151及びリターンロッド152が取り付けられる保持プレート153と、保持プレート153を金型開閉方向に沿って進退駆動するアクチュエータ154とを有している。アクチュエータ154は、例えばスプリング式機構として構成されている。それ以外にも、流体圧(油圧、空圧)シリンダ式機構、サーボモータ方式などの公知の構成を採用することができる。このアクチュエータ154の作動も、コントローラ140によって制御される。
具体的には、コントローラ140は、所定量型開きした状態で、アクチュエータ133を作動する前にアクチュエータ154を作動する。すると保持プレート152が可動型112に向けてストロークST3分前進駆動し、保持ロッド151が固定型111から可動型112に向けて突出して、鋳造品10のうち、製品部11の正面を押圧する。これにより、製品部11が可動型112に保持される。そして、製品部11を可動型112に保持した状態で、アクチュエータ133を作動し、不要部12を構成する領域17に第2押出ロッド131の先端を突出させる。この保持機構150は必ずしも必要なものではない。しかしながら、保持機構150を設けると、製品部11と不要部12との間でそれぞれ逆向きの応力を印加することができるので、製品部11と不要部12の破断による分離が容易となる。また、ストロークST3は、固定型111に対する可動型112の位置(型開き状態)に応じて、製品部11を可動型112に保持可能に適宜設定されれば良い。
尚、図2において、符号160は、固定型111に取り付けられ、キャビティ113に連通する射出スリーブであり、この射出スリーブ160内に、供給された溶湯をキャビティ113内に射出するために射出プランジャ161が摺動自在に設けられている。固定型111および可動型112を型締めすると、射出スリーブ160は、固定型111と可動型112との間に形成されるゲート部162を介して、キャビティ113に連通する。
このように構成される鋳造装置100の動作(鋳造方法)について説明する。先ず、コントローラ140からの制御信号によってアクチュエータ116を作動し、可動型112を閉じる方向に移動して、固定型111と可動型112とを型締めする。この型締め状態において、第1押出ロッド121、第2押出ロッド131、保持ロッド151、及びリターンピン152は、コントローラ140からの制御信号によって、それぞれの先端が例えば配設された側の型面の一部を構成するように後退限位置に移動している。この状態で所定量の溶湯が射出スリーブ160に供給され、射出プランジャ161が射出位置まで駆動されて、溶湯がゲート部162を介してキャビティ113内に射出される。以上が鋳造工程である。
コントローラ140は、溶湯が凝固したタイミングでアクチュエータ116を作動し、可動型112を開く方向に所定量移動する。本実施形態においては、ゲート部162の厚さ以上であり、完全に型開きしない状態で一旦型開きを停止させる。この状態で、鋳造品10は、鋳造金型110の基本構成により、可動型112側へ取られている。また、コントローラ140は、所定量型開きした状態で、保持機構150のアクチュエータ154を作動する。これにより、図5に示すように、保持ロッド151が固定型111から可動型112に向けて突出し、鋳造品10の製品部11に接触する。すなわち、製品部11に対して可動型112の離型方向とは逆向きの力で押圧し、製品部11を可動型112に保持する。
次に、コントローラ140は、第2押圧機構130のアクチュエータ133を作動する。これにより、図6に示すように、第2押出ロッド131が可動型112から固定型111に向けて突出し、鋳造品10の不要部12を可動型112から離型方向に押す。従って、不要部12が可動型112から離型されるとともに、上記押圧によって製品部11と不要部12とが破断により分離される。
製品部11と不要部12との分離後、コントローラ140はアクチュエータ116を作動する。これにより、可動型112を開く方向に移動されて、鋳造金型110が完全に型開きした状態となる。本実施形態においては、完全に型開きした状態、又は、完全に型開きするまでの可動型112の移動途中で、分離された不要部12が鋳造金型110から自然落下し、型外に取り出される。以上が分離工程である。
そして、不要部12が取り出され、鋳造金型110が完全に型開きした状態で、コントローラ140はアクチュエータ123を作動する。これにより、図7に示すように、第1押出ロッド121が可動型112から固定型111に向けて突出し、鋳造品10の製品部11を可動型112から離型方向に押す。従って、製品部11が可動型112から離型され、鋳造金型110の外部へ取り出される。
このように本実施形態に係る鋳造装置100及び鋳造方法によれば、第1押圧機構120及び第2押圧機構130によって、鋳造品10を構成する製品部11と不要部12をそれぞれ異なるタイミングで押すことができる。すなわち、製品部11と不要部12との分離と、鋳造金型110からの鋳造品10の離型をすることができる。従って、切断刃を使用することがない。また、従来から鋳造装置に採用されている鋳造品10を鋳造金型110から押し出す押圧機構(押出装置)を採用しているので、簡単な構成で製品部11と不要部12を分離することができる。
また、本実施形態においては、第1押圧機構120及び第2押圧機構130を、2段の押圧機構として一体的に構成している。従って、装置構成を簡素化することができる。しかしながら、第1押圧機構120と第2押圧機構130を別個に構成しても良い。
また、本実施形態においては、分離工程において不要部12を鋳造金型110から取り出し、取出工程において製品部11を鋳造金型110から取り出す。従って、製品部11と不要部12の選別が容易である。尚、分離工程において、製品部11を鋳造金型110から取り出し、取出工程において不要部12を鋳造金型110から取り出しても良い。しかしながら、製品部12を押圧して分離する場合、押圧による痕跡が残ると製品上好ましくないことも考えられる。このように外観上問題となる場合には、本実施形態に示すように、分離工程において不要部12を押し、取出工程において製品部11を押すことが好ましい。
尚、保持機構150を有さない構成としても、第2押圧機構130によって不要部12を可動型112に対して離型方向に押すことで、製品部11と不要部12とを分離することが可能である。しかしながら、本実施形態に示したように、分離工程において、保持機構150によって製品部11を可動型112に対して離型方向とは逆に押した状態で、第2押圧機構130によって不要部12を可動型112に対して離型方向に押すことが好ましい。この場合、製品部11を可動型112に保持しつつ不要部12のみを可動型112から離型して、製品部11と不要部12とを破断により容易に分離することができる。本実施形態においては保持機構150が製品部11を押す例を示したが、分離工程において製品部11を離型方向に押圧する場合には、保持機構150によって不要部12を離型方向とは逆に押圧すれば良い。また、保持機構150による製品部11の押圧タイミングとしては、本実施形態に示す例に限定されるものではない。第2押圧機構130と同時でも良いし、第2押圧機構130よりも遅らせても良い。
また、鋳造金型110が完全に開いた状態で分離工程と取出工程を実施しても良い。しかしながら、本実施形態に示したように、分離工程において、鋳造金型110が完全に開いていない状態で不要部12を押し、取出工程において、鋳造金型110が完全に開いた状態で製品部11を押すと良い。この場合、鋳造金型110が完全に開いた状態で分離工程を実施する場合に比べて、サイクルタイムを短縮することも可能である。また、保持機構150のストロークST3を短くすることができるので、装置100を小型化することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を、図8に基づいて説明する。図8は、本発明の第2実施形態に係る鋳造装置100の要部を、鋳造金型110を型開きした状態で示す概略断面図である。
第2実施形態に係る鋳造装置100及び鋳造方法は、第1実施形態に示した鋳造装置100及び鋳造方法と共通するところが多いので、以下、共通部分については詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。
本実施形態に係る鋳造装置100は、第1実施形態に示した鋳造装置100に対し、図8に示すようにエアブロー装置170を追加し、当該エアブロー装置170によって、分離後の不要部12をエアブローする点を特徴とする。
エアブロー装置170は、図8に示すように、ノズル171と当該ノズル171に配管を介して接続された加圧タンク172とを含んでいる。そして、加圧タンク172からノズル171への加圧エアの供給タイミングがコントローラ140からの制御信号によって制御されるように構成されている。
具体的には、第2押圧機構130(第2押出ロッド131)が作動し、不要部12を押圧して不要部12と製品部11とを分離した状態で、コントローラ140からの制御信号によって加圧タンク172から加圧エアがノズル171に供給される。これにより、ノズル171から加圧エアが噴出し、不要部12の離型が促進されて鋳造金型110から不要部12が取り出される。
尚、本実施形態においては、図8に示すように、エアブローする時点で、コントローラ140からの制御信号によって保持機構150のアクチュエータ154が作動し、保持ロッド151及びリターンピン152が後退減位置に移動している。すなわち、不要部12の取り出しに際に、保持機構150が邪魔にならないようにしている。しかしながら、保持機構150を作動させずに(保持ロッド151によって製品部11を押圧した状態で)、エアブローしても良い。
このように本実施形態に係る鋳造装置100及び鋳造方法によれば、第1実施形態に記載の効果に加えて、分離工程において、製品部11と不要部12とを分離した状態で、離型方向に押された不要部12をエアブローすることで、鋳造金型から取り出しやすくすることができる。尚、分離工程において製品部11を離型方向に押す場合には、製品部11をエアブローすれば良い。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態を、図9に基づいて説明する。図9は、本発明の第3実施形態に係る鋳造装置100の要部を示す概略断面図である。
第3実施形態に係る鋳造装置100及び鋳造方法は、第1実施形態に示した鋳造装置100及び鋳造方法と共通するところが多いので、以下、共通部分については詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。
本実施形態に係る鋳造方法は、製品部11及び不要部12の一方を離型方向に押す前に、不要部12の、製品部11との接続部位を不要部12の他部位と比べて薄肉とする工程を含む点を特徴とする。この鋳造方法を実現するための鋳造装置100としては、例えば図9に示すように、鋳造金型110において、不要部12の、製品部11との接続部位が不要部12の他部位と比べて薄肉となるように構成した点を特徴とする。
具体的には、図9に示すように、不要部12の、製品部11との接続部位12aが不要部12の他部位と比べて薄肉(例えば破断方向に切れ込みの入った形状)となるように可動型112を構成している。従って、不要部12(製品部11)を押圧することで、接続部位12aにおいて製品部11と不要部12を容易に分離することができる。
このように、本実施形態に係る鋳造装置100及び鋳造方法によれば、第1実施形態に記載の効果に加え、鋳造金型110の構造によって、製品部11と不要部12とを分離しやすくすることができる。
尚、本実施形態においては、鋳造金型110の構造によって、接続部位12aを薄肉とする例を示した。それ以外にも、例えば鋳造金型110に設けた可動式の装置によって、製品部11及び不要部12の一方を離型方向に押す前に、接続部位12aを薄肉とすることも可能である。しかしながら、別途装置を構成すると、装置100の小型化が困難となり、コストも増加する。従って、本実施形態に示すように、鋳造金型110の構造によって接続部位12aを薄肉とすることが好ましい。
また、本実施形態に示す構成を、第2実施形態に記載の構成と組み合わせることも可能である。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態を、図10に基づいて説明する。図10は、本発明の第4実施形態に係る鋳造装置100の要部を示す概略断面図である。
第4実施形態に係る鋳造装置100及び鋳造方法は、第3実施形態に示した鋳造装置100及び鋳造方法と共通するところが多いので、以下、共通部分については詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。
本実施形態に係る鋳造装置100は、例えば図10に示すように、鋳造金型110において、製品部11及び不要部12のうち、後に押される側(取出工程にて押される側)を構成する面の、押出ロッド121(131)の押圧方向に沿う一部にアンダーカット部118を設けた点を特徴とする。本実施形態においては、図10に示すように、可動型112のキャビティ113を構成する面の一部にアンダーカット部118を設けている。尚、アンダーカット部とはマイナス側の抜き勾配の部分を示している。このように構成すると、不要部12の押圧時(離型時)に、製品部11が離型されにくくなる。
このように本実施形態に係る鋳造装置100によれば、第3実施形態に記載の効果に加え、製品部11と不要部12の異なるタイミングで鋳造金型110から取り出しやすくなる。
尚、本実施形態においては、分離工程において不要部12を押圧するため、可動型112のキャビティ113を構成する面の一部にアンダーカット部118を設ける例を示した。しかしながら、分離工程において製品部11を押圧する場合には、可動型112の不要領域117を構成する面の一部にアンダーカット部118を設ければ良い。
また、本実施形態においては、第3実施形態に示す鋳造装置100に、アンダーカット部118を追加する例を示した。しかしながら、第1,第2実施形態に記載の構成と組み合わせることも可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
本実施形態においては、ダイカスト鋳造に適した実施形態を示した。しかしながら、ダイカスト以外の他の鋳造方法や鋳造装置にも適用が可能である。
本実施形態においては、可動型112に第1押圧機構120と第2押圧機構130を設け、固定型111に保持機構150を設ける例を示した。しかしながら、その逆の構成も可能である。また、可動型112に一方の押圧機構120(又は130)を設け、固定型111に他方の押圧機構130(又は120)を設けることも可能である。
鋳造品を説明するための概略断面図であり、(a)は製品部と不要部の分離前、(b)は分離後を示している。 第1実施形態に係る鋳造装置の要部を、鋳造金型を型締めした状態で示す概略断面図である。 押圧機構を説明するための拡大断面図である。 保持機構を説明するための拡大断面図である。 鋳造装置の要部を、鋳造金型を僅かに型開きした状態で示す概略断面図である。 鋳造装置の要部を、図5において第2押圧機構を作動させた状態で示す概略断面図である。 鋳造装置の要部を、鋳造金型を完全に型開きし、第1押圧機構を作動させた状態で示す概略断面図である。 第2実施形態に係る鋳造装置の要部を、鋳造金型を型開きした状態で示す概略断面図である。 第3実施形態に係る鋳造装置の要部を示す概略断面図である。 第4実施形態に係る鋳造装置の要部を示す概略断面図である。
符号の説明
10・・・鋳造品
11・・・製品部
12・・・不要部
100・・・鋳造装置
110・・・鋳造金型
111・・・固定型
112・・・可動型
113・・・キャビティ
116・・・アクチュエータ
120・・・第1押圧機構(第1押圧手段)
121・・・第1押出ロッド
123・・・アクチュエータ
130・・・第2押圧機構(第2押出手段)
131・・・第2押出ロッド
133・・・アクチュエータ
140・・・コントローラ(制御手段)
150・・・保持機構(保持手段)
151・・・保持ロッド
154・・・アクチュエータ

Claims (19)

  1. 開閉自在な鋳造金型内に形成されるキャビティに溶湯を供給し、鋳造品を成形する鋳造方法であって、
    前記溶湯が凝固した状態で前記鋳造金型を所定量開き、前記鋳造品の製品部及び当該製品部に繋がる製品部以外の不要部の一方を離型方向に押して、前記製品部と前記不要部とを分離する分離工程と、
    前記分離工程後、前記分離工程において離型方向に押されなかった前記製品部及び前記不要部の他方を離型方向に押して、前記鋳造金型から取り出す取出工程と、を含むことを特徴とする鋳造方法。
  2. 前記分離工程において、前記製品部と前記不要部とを分離するとともに、離型方向に押された前記製品部及び前記不要部の一方を前記鋳造金型から取り出すことを特徴とする請求項1に記載の鋳造方法。
  3. 前記分離工程において、前記製品部と前記不要部とを分離した状態で、離型方向に押された前記製品部及び前記不要部の一方をエアブローすることを特徴とする請求項2に記載の鋳造方法。
  4. 前記分離工程において、前記不要部を押し、
    前記取出工程において、前記製品部を押すことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の鋳造方法。
  5. 前記分離工程において、前記鋳造金型が完全に開いていない状態で前記不要部を押し、
    前記取出工程において、前記鋳造金型が完全に開いた状態で前記製品部を押すことを特徴とする請求項4に記載の鋳造方法。
  6. 前記製品部及び前記不要部の一方を離型方向に押す前に、前記不要部の前記製品部との接続部位を前記不要部の他部位と比べて薄肉とする工程を含むことを特徴とする請求項1〜5いずれか1項に記載の鋳造方法。
  7. 前記分離工程において、前記製品部及び前記不要部の一方を離型方向に押すとともに、前記製品部及び前記不要部の残りの他方を離型方向とは逆に押して、前記製品部と前記不要部とを分離することを特徴とする請求項1〜6いずれか1項に記載の鋳造方法。
  8. 前記製品部及び前記不要部の一方を離型方向とは逆に押した状態で、前記製品部及び前記不要部の他方を離型方向に押すことを特徴とする請求項7に記載の鋳造方法。
  9. 前記鋳造金型は、ダイカスト用の鋳造金型であることを特徴とする請求項1〜8いずれか1項に記載の鋳造方法。
  10. 内部にキャビティが形成される開閉自在な鋳造金型と、
    前記キャビティ内に溶湯を充填して成形された鋳造品のうち、製品部を離型方向に押す第1押圧手段と、
    前記鋳造品のうち、前記製品部に繋がる前記製品部以外の不要部を離型方向に押す第2押圧手段と、
    前記第1押圧手段と前記第2押圧手段が異なるタイミングで作動するように制御する制御手段とを備えることを特徴とする鋳造装置。
  11. 前記第1押圧手段及び前記第2押圧手段は、2段の押圧機構として構成されていることを特徴とする請求項10に記載の鋳造装置。
  12. 前記第1押圧手段は、前記製品部を前記鋳造金型から押し出し、
    前記第2押圧手段は、前記不要部を前記鋳造金型から押し出すことを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の鋳造装置。
  13. 前記製品部及び前記不要部のうち、いずれかの前記押圧手段によって先に押される側をエアブローするエアブロー手段を備え、
    前記制御手段は、先に作動するいずれかの前記押圧手段の作動タイミングに応じて、前記エアブロー手段の作動を制御することを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の鋳造装置。
  14. 前記制御手段は、前記第2押圧手段の作動後に前記第1押圧手段が作動するように制御することを特徴とする請求項10〜13いずれか1項に記載の鋳造装置。
  15. 前記制御手段は、前記鋳造金型が完全に開いていない状態で前記第2押圧手段が作動し、前記鋳造金型が完全に開いた状態で前記第1押圧手段が作動するように制御することを特徴とする請求項14に記載の鋳造装置。
  16. 前記鋳造金型は、前記不要部の前記製品部との接続部位が前記不要部の他部位と比べて薄肉となるように構成されていることを特徴とする請求項10〜15いずれか1項に記載の鋳造装置。
  17. 前記鋳造金型は、前記製品部及び前記不要部のうち、いずれかの前記押圧手段によって後に押される側を構成する面の、前記押圧手段の押圧方向に沿う一部にアンダーカット部が設けられていることを特徴とする請求項10〜16いずれか1項に記載の鋳造装置。
  18. 前記製品部及び前記不要部のうち、いずれかの前記押圧手段によって後に押される側を離型方向とは逆に押す保持手段を備え、
    前記制御手段は、先に作動するいずれかの前記押圧手段の作動タイミングに応じて、前記保持手段の作動を制御することを特徴とする請求項10〜17いずれか1項に記載の鋳造装置。
  19. 前記鋳造金型は、ダイカスト用の鋳造金型であることを特徴とする請求項10〜18いずれか1項に記載の鋳造装置。
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