JP2007215980A - 液晶シャッター装置、表示装置、遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】液晶シャッターの中央部分を駆動させようと中央のパターンニング部分へ電線を配設すると電線の痕跡が透明電極を使用しても液晶層の存在により見た目で認識されてしまうので、改良が望まれていた。
【解決手段】2枚の液晶シャッターA、Bを使用し、各液晶シャッターが凹凸になるように2次加工を行い、液晶層を取り除いた部分はPET層とITO膜層しかないため、光を透過することが可能となり、電極パターンを見た目で認識することがなくなる。
【選択図】図3
【解決手段】2枚の液晶シャッターA、Bを使用し、各液晶シャッターが凹凸になるように2次加工を行い、液晶層を取り除いた部分はPET層とITO膜層しかないため、光を透過することが可能となり、電極パターンを見た目で認識することがなくなる。
【選択図】図3
Description
本発明は、新規な構造を有する液晶シャッター装置、ならびにこれを用いた表示装置、遊技機に関する。
液晶シャッターは、基本的には図1に示すように、中央の液晶層1をITO膜層2とPET層3とで挟み、電極4を介して外部電源から電源供給を行うようになっている。
遊技機等で液晶表示パネルと組合せて使われる液晶シャッターでは、液晶シャッターの中央部分を駆動させようとすることがあり、その場合、従来の液晶シャッターでは、例えば図2のようなパターンニング2次加工を行っていた。図中5は中央のパターンニング部分、6はその外周のパターンニング部分であり、7は中央のパターンニング部分へ接続する電線である。
特開2005-185624号公報
特開2005-21612号公報
特開2005-65776号公報
このような従来の液晶シャッターでは、図1のような構造とした時、図2のようなパターンニング2次加工を行うと、最低でも電線パターン7の幅0.5mmと、2本の電線7の間隔0.5mmとで合計1.5mmの痕跡が透明電極を使用しても液晶層の存在により見た目で認識されてしまうので、改良が望まれていた。
本発明は上述した従来の問題点にかんがみてなしたもので、パターンニング部分へ接続する電極パターンをほとんどあるいは全く目では見えないようにすることができる液晶シャッター装置と、これを用いた表示装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る本発明の液晶シャッター装置は、複数の液晶シャッターを使用し、表面側から見て各液晶シャッターの液晶層が重ならないように配置したことを特徴とする。
同請求項2に係るものは、請求項1の液晶シャッター装置において、前記各液晶シャッターが、前記液晶層が重ならない配置となるように各液晶層を備えることを特徴とする。
同請求項3に係るものは、請求項1または2の液晶シャッター装置において、少なくとも一の前記各液晶シャッターの液晶層を複数部分に区画し、各区画ごとに液晶シャッターをオン・オフ可能としてなることを特徴とする。
同請求項4に係るものは、請求項3の液晶シャッター装置において、液晶シャッターの液晶層を複数部分に区画するために、該液晶シャッターの一面側からは他方の面側のITO膜まで切断し、他方の面側からは、一方の面側の液晶層まで切断してなることを特徴とする。
同請求項5に係るものは、請求項4の液晶シャッター装置において、少なくとも一方の前記切断を複数箇所で行ってなることを特徴とする。
同請求項6に係る表示装置は、請求項1から5のいずれかの液晶シャッター装置を用いてなることを特徴とする。
同請求項7に係る遊技機は、請求項1から5のいずれかの液晶シャッター装置を用いてなることを特徴とする。
同請求項8に係る遊技機は、請求項6の表示装置を用いてなることを特徴とする。
本発明は、複数の液晶シャッターを使用し、電極パターンを見た目で認識することがなくなる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、図に示す実施例を参照して説明する。なお以下において、液晶シャッターを2枚用いる例のみ図示し、説明するが、液晶シャッターは3枚以上用いても良く、本発明は図示の実施例には限定されない。また図示は省略するが、いわゆるパチスロやパチンコといった遊技機に利用可能であることは明白である。
図3は本発明に係る液晶シャッターの一実施例の概念的斜視図である。本実施例の液晶シャッターは、いわば2枚の液晶シャッターA、Bを使用し、図示のように、各液晶シャッターA、Bが凹凸になるように構成する。
すなわち、一方の液晶シャッターAは上層PET層11、上層ITO膜層12、液晶層13の中央部分Xが取り除いてあり、下側に下層ITO膜層14と下層PET層15とがある。その平面図が図4である。また他方の液晶シャッターBは、一方の液晶シャッターAで取り除いた中央部分Xに対応する位置に、この取り除いた部分Xに対応する外形状の部分xと、そこから外方向へ突出する部分yとを有する上層PET層16、上層ITO膜層17と、液晶シャッターAの中央部分Xに対応する外形状部分のみとした液晶層18を備え、その下側に下層ITO膜層19と下層PET層20とがある。その平面図が図5である。
すなわち、他方の液晶シャッターBでは、上層PET層16はもちろん、液晶層18をオン・オフさせるためのいわば電極配線たる上層ITO膜層17の突出部分yもともに透明であり、しかもその部分yには液晶層18がなく、一方の液晶シャッターAの液晶層13を取り除いた中央部分Xは下層ITO膜層14と下層PET層15しかないため光を透過する。
図6から良くわかるように、2枚の液晶シャッターA、Bの液晶層の無い部分を互いの液晶層13、18が補いあう形で2枚重ねすることで、一面側から見てあたかも1枚の液晶シャッターであるかのようにオンオフ動作することができ、かつ、実際には2枚の液晶シャッターA、Bを使用しているので、1枚ずつの独立的な動作制御も可能になり、図2のような電線パターン線を見た目で認識させることがなくなる。
図7は本発明に係る液晶シャッターの他の実施例の概念的分解平面図、図8は後述する液晶シャッターBのカット状態を示す図1相当の断面図である。液晶シャッターAは、表裏両面それぞれのPET層11、15の一部部分z1、z2を図示のように取り除き、露出するITO膜層12、14間に配線して液晶層13をオン・オフできるように配線してある。図中swはスイッチである。もちろんスイッチングのための配線は別途の形態でもかまわない。
一方、液晶シャッターBは、液晶シャッターA(幅a×b)の中央部分Xに対応する幅aを3分割するように一方の面側からレーザ等でカットし、また直交する幅b方向に対応するように離して、表裏両面からカットして、PET層16、20の一部部分を図示のように取り除き、露出するITO膜層17、19間に配線して3区分した液晶層18を、区分w1、w2、w3それぞれ個別にオン・オフできるように配線してある。なお幅a方向を3分割するカットは図7中にa1、a2と、幅b方向を分割するカットは同じくb1、b2としてある。図示の例では直線で示すカットラインは図の表面側からのカットであることを、点線で示すカットラインは図の裏面側からのカットであることを示す。
またなお、図では液晶層18をオン・オフするための配線は一つのみ示すが、もちろん液晶層18の区分数と同数の配線を行う。もちろんこちらの液晶シャッターでもスイッチングのための配線は別途の形態でかまわない
上述のように構成した液晶シャッターA、Bを組み合わさせる状態を示す。実際にこのような液晶シャッター装置を使用する場合には、前面側に液晶パネルをおいて図柄等々を表示させるのであるが、液晶層18の区分w1、w2、w3をオン・オフさせることにより、液晶シャッター装置の背面側にあるものを前面の液晶パネル側から見えたり、見えなくなったりさせることができるようになる。
A、B 液晶シャッター
11 上層PET層
12 上層ITO膜層
13 液晶層
14 下層ITO膜層
15 下層PET層
16 上層PET層
17 上層ITO膜層
18 液晶層
19 下層ITO膜層
20 下層PET層
21 電極配線
X 取り除いた中央部分
w1、w2、w3 液晶層18の区分
11 上層PET層
12 上層ITO膜層
13 液晶層
14 下層ITO膜層
15 下層PET層
16 上層PET層
17 上層ITO膜層
18 液晶層
19 下層ITO膜層
20 下層PET層
21 電極配線
X 取り除いた中央部分
w1、w2、w3 液晶層18の区分
Claims (8)
- 複数または多層の液晶シャッターを使用し、一面側から見て各液晶シャッターの液晶層が一面側あるいは他面側から見て、少なくとも見える領域で重ならない配置としたことを特徴とする液晶シャッター装置。
- 請求項1の液晶シャッター装置において、前記各液晶シャッターが、前記液晶層が重ならない配置となるように各液晶層を備えることを特徴とする液晶シャッター装置。
- 請求項1または2の液晶シャッター装置において、少なくとも一の前記各液晶シャッターの液晶層を複数部分に区画し、各区画ごとに液晶シャッターをオン・オフ可能としてなることを特徴とする液晶シャッター装置。
- 請求項3の液晶シャッター装置において、液晶シャッターの液晶層を複数部分に区画するために、該液晶シャッターの一面側からは他方の面側のITO膜まで切断し、他方の面側からは、一方の面側の液晶層まで切断してなることを特徴とする液晶シャッター装置。
- 請求項4の液晶シャッター装置において、少なくとも一方の前記切断を複数箇所で行ってなることを特徴とする液晶シャッター装置。
- 請求項1から5のいずれかの液晶シャッター装置を用いてなることを特徴とする表示装置。
- 請求項1から5のいずれかの液晶シャッター装置を用いてなることを特徴とする遊技機。
- 請求項6の表示装置を用いてなることを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006093359A JP2007215980A (ja) | 2006-01-19 | 2006-03-30 | 液晶シャッター装置、表示装置、遊技機 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006011773 | 2006-01-19 | ||
JP2006093359A JP2007215980A (ja) | 2006-01-19 | 2006-03-30 | 液晶シャッター装置、表示装置、遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007215980A true JP2007215980A (ja) | 2007-08-30 |
Family
ID=38493835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006093359A Pending JP2007215980A (ja) | 2006-01-19 | 2006-03-30 | 液晶シャッター装置、表示装置、遊技機 |
Country Status (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015198799A (ja) * | 2014-04-09 | 2015-11-12 | 株式会社三共 | 遊技機 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH05123438A (ja) * | 1991-10-31 | 1993-05-21 | Sankyo Kk | 遊技機 |
JPH0747165A (ja) * | 1993-09-13 | 1995-02-21 | Heiwa Corp | パチンコ機の図柄表示方法 |
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JP2005065776A (ja) * | 2003-08-20 | 2005-03-17 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
JP2005185624A (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-14 | Sophia Co Ltd | 弾球遊技機 |
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-
2006
- 2006-03-30 JP JP2006093359A patent/JP2007215980A/ja active Pending
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