JP2007215918A - X線診断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被検体に照射されたX線量を正確に求めることができるX線診断装置を提供することを目的とする。
【解決手段】X線検出器3から出力された全てのX線検出信号に対して、被検体Mを透過したX線に基づいて当該X線検出器3から出力されたX線検出信号の割合であるX線透過割合を演算する演算部5と、演算部5で演算されたX線透過割合を用いて、面積線量算出部2で算出されたX線管1から出力されたX線がX線照射面に入射するX線線量である面積線量を補正する線量補正部6と備えているので、線量補正部6により演算部5で演算されたX線透過割合を用いて、面積線量算出部2で算出された面積線量を補正することができる。したがって、被検体Mに照射されていないX線線量を排除し、実際に被検体Mに照射された正確なX線線量を求めることができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、X線管から患者(被検体)にX線を照射し、X線画像を取得するX線診断装置に係り、特に、被検体に照射されたX線線量を求めるための技術に関する。
従来、被検体の健康を考慮し、適切な診断や治療を行うために、被検体(患者)へ照射されたX線線量(被曝量)を把握することは重要な事項である。そこで、被検体に照射されたX線量を求めるために、X線管から照射されたX線を、このX線管の出力面に備えられた面積線量計により計測し、この計測された値から被検体に照射されるX線量を求めていた。また、別の方法として、X線管から照射されるX線の条件として設定されるX線撮影条件(管電圧,管電流,撮影時間など)などを用いて被検体に照射されるX線量を求めていた。これら面積線量計により計測した値を用いる場合およびX線撮影条件を用いる場合のどちらの場合においても、このX線管から出力されたX線の全てが被検体に照射されると仮定し、被検体に照射されたX線線量として求めたものである(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−203797号公報(5頁〜6頁、図1)
しかしながら、従来のX線診断装置では、次のような問題がある。例えば、被検体の撮影部位が食道や四技などの部位である場合には、X線管から出力されるX線の領域に対して、被検体の撮影部位が小さな領域となる場合があることから、X線管から照射された全てのX線が実際に被検体に照射されるとは限らない。つまり、X線管から照射されたX線と実際に被検体に照射されたX線とは異なることになり、被検体に照射されたX線線量を正確に求めることができないという問題がある。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、被検体に照射されたX線線量を正確に求めることができるX線診断装置を提供することを目的とする。
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載のX線診断装置の発明は、(A)被検体を挟んで互いに対向して配置された、X線を出力するX線出力手段及び当該X線出力手段から出力されたX線を検出し、X線検出信号として出力するX線検出手段と、(B)前記X線出力手段から出力されたX線が被検体に照射される面をX線照射面とし、当該X線出力手段から出力されたX線がX線照射面に入射するX線線量である面積線量を算出する面積線量算出手段と、(C)前記X線検出手段から出力された全てのX線検出信号に対して、被検体を透過したX線に基づいて当該X線検出手段から出力されたX線検出信号の割合であるX線透過割合を演算する演算手段と、(D)前記演算手段で演算されたX線透過割合を用いて、前記面積線量算出手段で算出された面積線量を補正する線量補正手段と、を備えていることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項1の発明の作用は次のとおりである。
まず、X線を出力するX線出力手段と、当該X線出力手段から出力されたX線を検出し、X線検出信号として出力するX線検出手段とは、被検体を挟んで互いに対向して配置されている。ここで、被検体のX線撮影部位の形状によっては、X線出力手段から出力された全てのX線が被検体を透過するのではなく、被検体を透過しないX線もある。これら、被検体を透過したX線および被検体を透過していないX線は、X線検出手段により検出され、X線検出信号として出力する。さらに、演算手段は、X線検出手段から出力された全てのX線検出信号を入力し、この全てのX線検出信号に対して、被検体を透過したX線に基づいて当該X線検出手段から出力されたX線検出信号の割合であるX線透過割合を演算する。また、X線出力手段から出力されたX線が被検体に照射される面をX線照射面とし、面積線量算出手段によりX線出力手段から出力されたX線がX線照射面に入射するX線線量である面積線量が算出される。さらに、線量補正手段により、演算手段で演算されたX線透過割合を用いて、面積線量算出手段で算出された面積X線線量の補正を行う。
このようにして、X線出力手段から出力され、面積線量算出手段で算出された面積線量のうち、被検体(患者)に照射されたX線の割合であるX線透過割合を求め、このX線透過割合を用いて、面積線量算出手段で算出された面積線量を補正することができる。したがって、被検体に照射されていないX線線量を排除し、実際に被検体に照射された正確なX線線量を求めることができる。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載のX線診断装置において、(E)前記X線出力手段は、X線を所定の期間に継続して出力することが可能であり、(F)前記X線検出手段は、前記X線出力手段から所定の期間に継続して出力されたX線に基づいて、当該X線検出手段での検出を複数回行い、(G)前記演算手段は、当該X線検出手段で検出がされる毎にX線透過割合を演算し、(H)前記線量補正手段は、当該演算手段でX線透過割合が演算される毎に、このX線透過割合を用いて、前記面積線量算出手段で算出された面積線量の補正を行い、(I)前記線量補正手段で補正された複数の面積線量を積算する積算手段を備えていることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項2の発明によれば、X線出力手段は、X線を所定の期間に継続して出力する。さらに、X線検出手段は、X線出力手段から所定の期間に継続して出力されたX線に基づいて、当該X線検出手段での検出を複数回行う。次に、演算手段は、当該X線検出手段で検出がされる毎にX線透過割合を演算し、線量補正手段は、当該演算手段でX線透過割合が演算される毎に、このX線透過割合を用いて、前記面積線量算出手段で算出された面積線量の補正を行い、この補正された複数の面積線量の値を積算手段に出力する。さらに、積算手段は、複数の面積線量を積算する。したがって、X線出力手段から所定の期間に継続して出力されたX線に基づいて、被検体に照射されたX線線量を積算することができる。つまり、X線診断で被検体に照射された全てのX線線量を精度よく求めることができる。
また、請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のX線診断装置において、前記演算手段は、(J)前記X線出力手段から出力され被検体を透過したX線は、被検体を透過していないX線よりX線検出手段で検出されるX線検出信号の大きさが小さく、これらX線検出手段で検出される被検体を透過したX線と、被検体を透過していないX線とのX線検出信号の大きさの境界を示す閾値を記憶する記憶手段と、(K)前記X線検出手段から出力された全てのX線検出信号を、前記記憶手段に記憶されている閾値と比較し、当該X線検出手段から出力されたX線検出信号がこの閾値より小さいか否かを判定する判定手段と、(L)前記判定手段で閾値より小さいと判定されたX線検出信号と前記X線検出手段から出力された全てのX線検出信号とを用いてX線透過割合を算出する透過割合算出手段と、を備えていることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項3の発明によれば、演算手段の記憶手段は、X線出力手段から出力され被検体を透過したX線は、被検体を透過していないX線よりX線検出手段で検出されるX線検出信号の大きさが小さく、これらX線検出手段で検出される被検体を透過したX線と、被検体を透過していないX線とのX線検出信号の大きさの境界を示す閾値を記憶している。また、演算手段の判定手段は、X線検出手段から出力された全てのX線検出信号を、記憶手段に記憶されている閾値と比較し、当該X線検出手段から出力されたX線検出信号がこの閾値より小さいか否かを判定する。さらに、演算手段の透過割合算出手段は、判定手段で閾値より小さいと判定されたX線検出信号、つまり、被検体を透過したX線に基づくX線検出信号とX線検出手段から出力された全てのX線検出信号とを用いて、この全てのX線検出信号に対する被検体を透過したX線に基づくX線検出信号の割合であるX線透過割合を算出する。したがって、記憶手段に記憶された閾値に基づいて、判定手段は、全てのX線検出信号の中から被検体を透過したX線に基づくX線検出信号を正確に判定することができ、精度が高いX線透過割合を算出することができる。その結果、被検体に照射されたX線量を正確に求めることができる。
本発明によれば、X線出力手段から出力され、面積線量算出手段で算出された面積線量のうち、被検体(患者)に照射されたX線の割合であるX線透過割合を求め、このX線透過割合を用いて、面積線量算出手段で算出された面積線量を補正することができる。したがって、被検体に照射されていないX線線量を排除し、実際に被検体に照射された正確なX線線量を求めることができる。
X線診断装置を図面に基づいて詳細に説明する。図1はX線診断装置の全体構成を示すブロック図である。図2は、X線管とX線検出器との関係を示す模式図である。図3は、食道を撮影したX線画像を示す模式図である。図4は、X線検出信号の大きさ(画素値)と画素数の分布の関係を示すグラフである。
X線撮像装置の全体の構成について図1および図2を用いて説明する。図1に示すように、X線診断装置は、X線を出力するX線管1と、X線管1から出力されたX線が被検体Mに照射される面をX線照射面とし、当該X線管1から出力されたX線がX線照射面に入射するX線線量である面積線量を算出する面積線量算出部2と、X線管1から出力され、被検体Mを透過したX線および被検体Mを透過していないX線を複数の検出領域で検出し、各X線検出信号として出力するX線検出器3とを備えている。また、これらX線管1とX線検出器3とは、被検体Mを挟んで互いに対向して配置されている。さらに、中央演算処理装置(CPU)などで構成され各構成部を統括する制御部4を備え、この制御部4には、X線検出器3から出力された全てのX線検出信号に対して、被検体Mを透過したX線に基づいて当該X線検出器3から出力されたX線検出信号の割合であるX線透過割合を演算する演算部5と、演算部5で演算されたX線透過割合を用いて、面積線量算出部2で算出された面積線量を補正する線量補正部6と、線量補正部6で補正された複数の面積線量を積算する積算部7などを備えている。
また、術者(X線撮影技師など)が種々の入力操作を行う入力部8と、X線管1に管電圧および管電流を与える高電圧発生部9と、X線管1の固有の情報である固有値情報を記憶する固有値情報メモリ10と、面積線量、およびX線検出器3で検出されたX線画像などを制御部4での制御によりモニタや制御盤などに出力する出力部11とを備えている。さらに、入力部8は、マウスやキーボードやタッチパネルなどに代表されるポインティングデバイスで構成され、X線管1からX線Bを、出力(撮影開始)や出力停止させる指示、天板12を移動させる指示やX線撮影条件としての管電圧V、管電流I、および撮影時間Tなどを入力設定する機能も備えている。以下、X線診断装置の各部構成を詳細に説明する。
X線診断装置を用いて、被検体Mの首Nの食道P(図3参照)についてX線撮影する場合について説明する。X線撮影装置は、図1に示すように、X線の出力であるX線ビームB(以下、適宜「X線B」と略記する)を天板12に載置された被検体Mの首Nに照射するためのX線管1を備えている。さらに、X線管1には、X線管1のX線焦点A(図2参照)から被検体Mの首Nまでの照射距離L1(図2参照)を計測する距離計13と、X線Bの照視野を制御するコリメータ14と、X線成分を抽出するフィルタ15とを備えている。なお、この距離計13は、例えば超音波距離計や、赤外線距離計などが用いられ、距離を計測する手段であれば、特に限定されない。なお、上述したX線管1は、本発明におけるX線出力手段に相当する。
次に、面積線量算出部2は、X線照射面の面積である照射面積S1(図2参照)における単位面積当たりのX線線量を導き出す線量導出部16と、その照射面積S1を導き出す照射面積導出部17と、X線照射面における全X線線量である面積線量を導き出す面積線量導出部18と、を備えている構成である。なお、上述した面積線量算出部2は、本発明における面積線量算出手段に相当する。
さらに、線量導出部16は、距離計13によって計測された照射距離L1、高電圧発生部9に関する設定値情報である撮影条件(管電圧V、管電流I、および撮影時間T)、および固有値情報メモリ10から読み出された固有値情報に基づいて、単位面積当たりのX線線量を導き出す。すなわち、照射距離L1、管電圧V、管電流I、撮影時間T、固有値情報である総ろ過補正係数aを用いて、単位面積当たりのX線線量Xは下記の(1)式のように表される。
X=a・V・I・T・(1/L12 ……(1)
ここで、固有値情報である総ろ過補正係数aとは、管電圧V、フィルタ15の材質および厚み、管電圧Vおよびフィルタ15の材質・厚みに対して相関関係にある係数であり、固有値情報メモリ10には、固有値情報が予め記憶されている。
照射面積導出部17は、下記のようにして照射面積S1を導出する。すなわち、コリメータ14の開き量をS2とし、X線焦点Aからコリメータ14までのコリメータ距離をL2とする。照射距離L1とコリメータ距離L2との比の2乗が、照射面積S1とコリメータ14の開き量S2との比に等しいことから、コリメータ14の開き量S2、照射距離L1、コリメータ距離L2に基づいて、下記の(2)式より照射面積S1を求める。
1=S2・(L1/L22 ……(2)
面積線量導出部18は、線量導出部16から求められたX線線量X、および照射面積導出部17から求められた照射面積S1に基づいて、面積線量Xを導き出す。すなわち、X線線量X、および照射面積S1を用いて、面積線量Yは下記の(3)式のように表される。
Y=X・S1 ……(3)
次に、X線検出器3は、例えば、フラットパネル型X線検出器が用いられる。このフラットパネル型X線検出器は、X線検出面に複数のX線検出素子(図示省略)が縦横に配列された構成となっている。例えば、縦30cm×横30cm程の検出領域のX線検出面にX線検出素子が縦1536×横1536のマトリックスで縦横に配列されている。また、これら複数のX線検出素子は、X線画像の各画素と対応関係にあり、フラットパネル型X線検出器のそれぞれから出力される各X線検出信号の大きさは、各画素値としても表され、また、X線検出素子の数を画素数として表される。さらに、フラットパネル型X線検出器から出力されるX線検出信号は、A/D変換器19でアナログ信号からデジタル信号に変換され、制御部4に出力される。なお、上述したX線検出器3は、本発明におけるX線検出手段に相当する。
次に、制御部4の演算部5は、閾値メモリ20と判定部21と透過割合算出部22とを備えており、X線検出器3から出力されたX線検出信号は、判定部21と透過割合算出部22に入力される構成となっている。さらに、演算部5について詳細に説明する。なお、上述した演算部5は、本発明における演算手段に相当する。
閾値メモリ20はX線管1から出力され被検体Mを透過したX線は被検体Mを透過していないX線よりX線検出器3で検出されるX線検出信号の大きさが小さく、これらX線検出器3で検出される被検体Mを透過したX線と、被検体Mを透過していないX線とのX線検出信号の大きさの境界を示す閾値を記憶する。
さらに、閾値メモリ20に記憶されている閾値について、図3〜図4を用いて具体的に説明する。まず、図3に示されるX線画像の左右方向の中央部には、被検体Mの首Nおよび食道Pが撮影されており、左右方向の端部の斜線部分には、被検体Mが存在しない部分である。つまり、この左右の端部の斜線部分は、X線管から出力されたX線が被検体Mを透過しないで、そのままX線検出器で検出されたものである。このように被検体Mを透過しない場合には、X線検出器3で検出されるX線検出信号の大きさ(画素値)が大きくなるため、図4に示されるようなX線検出信号の大きさ(画素値)と画素数の分布の関係を示すグラフにおいて、被検体Mを透過しないX線は、図4に示される右端の部分であるX線検出信号の大きい方に分布することになる。また、被検体Mを透過したX線に基づくX線検出信号は、図4に示されるX線検出信号の大きさが小さい場合から中ぐらいまでの箇所に分布することになる。つまり、図4の「閾値」と示されているX線検出信号の大きさが、X線検出器3で検出される被検体Mを透過したX線と、被検体Mを透過していないX線とのX線検出信号の大きさの境界を示す。
例えば、この閾値は、X線検出信号の大きさ(画素値)で80の大きさ、つまり、80未満のX線検出信号の大きさ(画素値)のものは、被検体Mを透過したX線であり、80以上のX線検出信号の大きさ(画素値)のものは、被検体Mを透過していないX線を示すものとする。なお、この閾値は、予め実験等により求められ、閾値メモリ20に記憶されている。なお、上述した閾値メモリ20は、本発明における記憶手段に相当する。
また、図1に示される判定部21は、X線検出器3から出力された全てのX線検出信号を、閾値メモリ20に記憶されている閾値と比較し、当該X線検出器3から出力されたX線検出信号がこの閾値より小さいか否かを判定する。具体的には、例えば、X線検出器3から出力されたX線検出信号(画素値)の大きさが90とし、閾値メモリ20に記憶されている閾値(画素値)の大きさが80の大きさとした場合(図4参照)には、X線検出信号(画素値)の大きさ90と、閾値(画素値)の大きさが80とを比較し、X線検出信号(画素値)の大きさは、閾値(画素値)の大きさより、小さくはないと判定される。また反対に、X線検出器3から出力されたX線検出信号(画素値)の大きさが60とし、閾値メモリ20に記憶されている閾値(画素値)の大きさが80の大きさとした場合には、X線検出信号(画素値)の大きさ60と、閾値(画素値)の大きさが80とを比較し、X線検出信号(画素値)の大きさは、閾値(画素値)の大きさより、小さいと判定され、これらの判定をX線検出器3から出力された全X線検出信号、例えば、X線検出素子が縦1536×横1536個の場合には、X線画像に対応した1536×1536=2359296のX線検出信号について行われる構成となっている。なお、上述した判定部21は、本発明における判定手段に相当する。
透過割合算出部22は、判定部21で閾値より小さいと判定されたX線検出信号とX線検出器3から出力された全てのX線検出信号とを用いてX線透過割合を算出する。具体的には、透過割合算出部22は、例えば、全X線検出信号が2359296個あり、判定部21でX線検出信号(画素値)の大きさが、閾値(画素値)の大きさより、小さいと判定されたX線検出信号の数が1651507であった場合には、X線透過割合は、0.7が算出される構成となっている。なお、上述した透過割合算出部22は、本発明における透過割合算出手段に相当する。
次に、制御部4の線量補正部6は、透過割合算出部22で算出されたX線透過割合が0.7である場合には、面積線量算出部2で算出された面積線量Yに、このX線透過割合0.7を掛け合わせ、面積線量Yを補正し、この補正された面積線量である補正面積線量を積算部7に出力する構成となっている。なお、上述した線量補正部6は、本発明における線量補正手段に相当する。
次に、制御部4の積算部7は、線量補正部6から出力された補正面積線量を入力する。ここで、積算部7は、上述したX線管1からX線が所定の期間に継続して出力され、X線検出器3は、X線管1から所定の期間に継続して出力されたX線に基づいて、当該X線検出器3の複数の検出領域での検出を複数回行い、演算部5は、当該X線検出器3で検出がされる毎にX線透過割合を演算し、線量補正部6は、当該演算部5でX線透過割合が演算される毎に、このX線透過割合を用いて、面積線量算出部2で算出された面積線量の補正が行われた場合に、線量補正部6から出力された複数の補正面積線量を積算する。
なお、上述した「X線管1からX線が所定の期間に継続して出力」とは、所定の期間にX線を出し続ける(連続)場合と、所定の期間にX線をパルス出力する場合とを含むものである。なお、上述した積算部7は、本発明における積算手段に相当する。
また、出力部11には、制御部4の制御により積算部7で積算された補正面積線量が出力される。したがって、術者などは、出力部11を見ることで実際に被検体Mに照射されたX線線量である補正面積線量の全てを容易に知ることができる構成となっている。
次に、面積線量算出部2で算出された面積線量を補正する動作の流れについて、図5を用いて詳細に説明する。図5は、面積線量算出部で算出された面積線量を補正する動作の流れを示すフローチャートである。
〔ステップS1〕照射距離の計測
被検体(患者)Mを天板に載置させ、さらに、X線管1とX線検出器3とを、被検体Mを挟んで互いに対向した状態に配置する。X線管1のX線焦点Aから被検体Mまでの照射距離L1を、距離計13が計測する。計測された照射距離L1は線量導出部16と照射面積導出部17とに与えられる。
〔ステップS2〕X線撮影条件の入力設定
X線撮影前にX線撮影技師などの術者は、入力部8からX線撮影条件(管電圧V、管電流I、および撮影時間T)の入力設定を行う。入力部8から入力されたX線撮影条件は、制御部4を介して高電圧発生部9に与えられる。その一方で、入力部8から入力された撮影条件のうち、管電圧Vは、制御部4を介して固有値情報メモリ10にも与えられる。そして、入力された管電圧Vの大きさに対応する総ろ過補正係数aを、固有値情報メモリ10から読み出す。読み出された総ろ過補正係数aは、制御部4を介して線量導出部16に与えられるとともに、高電圧発生部9に与えられた撮影条件は、制御部4を介して線量導出部16に与えられる。なお、ステップS1とS2とを同時に行わなくても、ステップS1,S2のいずれか一方を先に行った後に他方を行ってもよい。
〔ステップS3〕面積線量の導出
線量導出部16にそれぞれ与えられた、照射距離L1、撮影条件(管電圧V、管電流I、撮影時間T)、総ろ過補正係数aに基づいて、上記(1)式からX線線量Xを求める。次に、求められたX線線量Xは、面積線量導出部18に与えられる。照射面積導出部17に与えられた照射距離L1に基づいて、上記(2)式から照射面積S1を求める。求められた照射面積S1は、面積線量導出部18に与えられる。さらに、面積線量導出部18にそれぞれ与えられた、X線線量X、照射面積S1に基づいて、上記(3)式から面積線量Yを求める。求められた面積線量Yは制御部4の線量補正部6に与えられる。
〔ステップS4〕X線撮影開始
術者はX線撮影可能な状態と判断すると、入力部8の操作によりX線撮影開始(X線出力開始)を指示する。この入力部8の操作に基づいて、高電圧発生部9は設定された管電圧Vおよび管電流IをX線管1に与えて、与えられた管電圧Vと管電流Iとに基づいてX線管1はX線Bを出力する。さらに、X線管1から出力されたX線Bは、被検体Mを透過、または被検体Mを透過していない状態でX線検出器3の複数の検出領域で検出される。このX線検出器3で検出されたX線検出信号は、A/D変換器19を介して制御部4に出力される。
〔ステップS5〕判定部での判定
判定部21には、X線検出器3から出力された全てのX線検出信号が入力され、また閾値メモリ20に記憶されている閾値を読み出す。さらに、判定部21はX線検出器3から出力された全てのX線検出信号と、閾値と比較し、当該X線検出器3から出力されたX線検出信号がこの閾値より小さいか否かを判定する処理を行う。
〔ステップS6〕X線透過割合の算出
透過割合算出部22には、判定部21で閾値より小さいと判定されたX線検出信号とX線検出器3から出力された全てのX線検出信号とが入力され、これらのX線検出信号を用いてX線透過割合を算出する処理が行われる。
〔ステップS7〕面積線量を補正
線量補正部6には、透過割合算出部22で算出されたX線透過割合が入力され、このX線透過割合を用いて、ステップS3において入力された面積線量Yを補正する処理が行われる。さらに、この補正された面積線量である補正面積線量を積算部7に出力する。
〔ステップS8〕補正面積線量を積算
積算部7は、線量補正部6から出力された補正面積線量を入力し、線量補正部6から出力された複数の補正面積線量を積算する。さらに、出力部11には、制御部4の制御により積算部7で積算された補正面積線量が出力される処理が行われる。したがって、被検体Mに照射されたX線線量がリアルタイムに出力され、術者などは、出力部11を見ることで実際に被検体Mに照射されたX線線量である補正面積線量の全てを容易に知ることができる。
〔ステップS9〕X線撮影終了の判定
X線管1からX線が所定の期間に継続して出力されたか否か、つまり、入力部8で入力設定された撮影時間Tが経過したか否が判定される。ここで、撮影時間Tが経過していない場合には、ステップS5に戻り、ステップS5からステップS8までを繰り返して行われ、撮影時間Tが経過した場合には、X線撮影が終了される。
上述したようにX線診断装置によれば、X線管1から出力され、被検体Mを透過したX線および被検体Mを透過していないX線は、X線検出器3の複数の検出領域より検出され、各X線検出信号として出力される。ここで演算部5の閾値メモリ20は、X線管1から出力され被検体Mを透過したX線は被検体Mを透過していないX線よりX線検出器3で検出されるX線検出信号大きさが小さく、これらX線検出器3で検出される被検体Mを透過したX線と、被検体Mを透過していないX線とのX線検出信号の大きさの境界を示す閾値を記憶している。また、演算部5の判定部21は、X線検出器3から出力された全てのX線検出信号を、閾値メモリ20に記憶されている閾値と比較し、当該X線検出器3から出力されたX線検出信号がこの閾値より小さいか否かを判定する。さらに、演算部5の透過割合算出部22は、判定部21で閾値より小さいと判定されたX線検出信号、つまり、被検体Mを透過したX線に基づくX線検出信号とX線検出器3から出力された全てのX線検出信号とを用いて、この全てのX線検出信号に対する被検体Mを透過したX線に基づくX線検出信号の割合であるX線透過割合を算出する。また、X線管1から出力されたX線が被検体Mに照射される面をX線照射面とし、面積線量算出部2によりX線管1から出力されたX線がX線照射面に入射するX線線量である面積線量が算出される。さらに、線量補正部6により、演算部5で演算されたX線透過割合を用いて、面積線量算出部2で算出された面積線量の補正を行う。さらに、出力部11には、制御部4の制御により線量補正部6で補正された補正面積線量が出力される。したがって、被検体Mに照射されていないX線線量を排除し、実際に被検体Mに照射された正確なX線線量を、術者などは、出力部11を見ることで実際に被検体Mに照射されたX線線量である補正面積線量を容易に知ることができる。つまり、被検体(患者)Mへ照射されたX線線量(被曝量)を把握し、被検体Mの健康を考慮した適切な診断や治療を行うことができる。
また、X線管1は、X線を所定の期間に継続して出力する。さらに、X線検出器3は、X線管1から所定の期間に継続して出力されたX線に基づいて、当該X線検出器3の複数の検出領域での検出を複数回行う。次に、演算部5は、当該X線検出器3で検出がされる毎にX線透過割合を演算し、線量補正部6は、当該演算部5でX線透過割合が演算される毎に、このX線透過割合を用いて、面積線量算出部2で算出された面積線量の補正を行い、この補正された複数の面積線量の値を積算部7に出力する。さらに、積算部7は、複数の面積線量を積算する。したがって、X線管1から所定の期間に継続して出力されたX線に基づいて、被検体Mに照射されたX線線量を積算することができる。つまり、X線診断で被検体Mに照射された全てのX線線量を精度よく求めることができる。
この発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した実施例において、面積線量算出部2は、線量導出部16と、照射面積導出部17と、面積線量導出部18とを備えている構成であり、線量導出部16は、高電圧発生部9に関する設定値情報である撮影条件(管電圧V、管電流I、および撮影時間T)、および固有値情報メモリ10から読み出された固有値情報に基づいて、単位面積当たりのX線線量Xを求めるようにしていたが、面積線量算出部2は、X線管1に設けられたコリメータ14などのX線が出力される箇所に、このX線管1から出力されたX線線量を検出する出力線量検出手段、例えば、イオンチェンバーなどを備えるようにし、線量導出部16は、出力線量検出手段で検出されたX線線量に基づいて、単位面積当たりのX線線量Xを導き出すようにしてもよい。
(2)上述した実施例において、X線撮影時に行われる線量補正部6での面積線量を補正することについて説明したが、X線透視時にも線量補正部6による面積線量を補正するようにしてもよく、さらに、X線透視時に線量補正部6で補正された複数の補正面積線量を積算部7で積算させ、出力部11に出力するようにしてもよい。またX線透視時とX線撮影時との両方の補正面積線量を積算部7で積算させ、この両方の補正面積線量を出力部11に出力するようにしてもよい。したがって、術者などが出力部11を見ることで、X線透視時に線量補正部6で補正された補正面積線量やX線透視時とX線撮影時との両方が積算された補正面積線量を容易に知ることができる。
(3)上述した実施例において、X線管1からX線が所定の期間に継続して出力され、一度の診断において複数のX線撮影を行う場合について説明したが、一度の診断においてX線撮影が一回しか行われない場合においても線量補正部6は、面積線量算出部2で算出された面積線量を補正することができ、補正された面積線量である補正面積線量を出力部に出力させることが可能である。
(4)上述した実施例において、X線検出器3をフラットパネル型X線検出器とするようにしていたが、X線検出器3をI.I.(イメージインテンシファイア)管などとして、X線を検出するようにしてもよい。
(5)上述した実施例において、被検体Mの首Nの食道PについてX線撮影する場合について説明したが、その他の被検体Mの撮影部位についてX線撮影する場合においても実施可能である。
(6)上述した実施例において、固有値情報として、管電圧V、フィルタ15の材質・厚み、総ろ過補正係数aを挙げたが、X線管1に関する固有の情報をもっている物理量であれば、特に限定されない。
(7)上述した実施例において、X線検出器3は、複数のX線検出素子が縦横に配列された構成として説明したが、X線検出器3は、X線検出素子が単数である場合にも実施可能である。
X線診断装置の全体構成を示すブロック図である。 X線管とX線検出器との関係を示す模式図である。 食道を撮影したX線画像を示す模式図である。 X線検出信号の大きさ(画素値)と画素数の分布の関係を示すグラフである。 面積線量算出部で算出された面積線量を補正する動作の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 …X線管(X線出力手段)
2 …面積線量算出部(面積線量算出手段)
3 …X線検出器(X線検出手段)
5 …演算部(演算手段)
6 …線量補正部(線量補正手段)
7 …積算部(積算手段)
20 …閾値メモリ(記憶手段)
21 …判定部(判定手段)
22 …透過割合算出部(透過割合算出手段)
M …被検体

Claims (3)

  1. (A)被検体を挟んで互いに対向して配置された、X線を出力するX線出力手段及び当該X線出力手段から出力されたX線を検出し、X線検出信号として出力するX線検出手段と、(B)前記X線出力手段から出力されたX線が被検体に照射される面をX線照射面とし、当該X線出力手段から出力されたX線がX線照射面に入射するX線線量である面積線量を算出する面積線量算出手段と、(C)前記X線検出手段から出力された全てのX線検出信号に対して、被検体を透過したX線に基づいて当該X線検出手段から出力されたX線検出信号の割合であるX線透過割合を演算する演算手段と、(D)前記演算手段で演算されたX線透過割合を用いて、前記面積線量算出手段で算出された面積線量を補正する線量補正手段と、を備えていることを特徴とするX線診断装置。
  2. 請求項1に記載のX線診断装置において、(E)前記X線出力手段は、X線を所定の期間に継続して出力することが可能であり、(F)前記X線検出手段は、前記X線出力手段から所定の期間に継続して出力されたX線に基づいて、当該X線検出手段での検出を複数回行い、(G)前記演算手段は、当該X線検出手段で検出がされる毎にX線透過割合を演算し、(H)前記線量補正手段は、当該演算手段でX線透過割合が演算される毎に、このX線透過割合を用いて、前記面積線量算出手段で算出された面積線量の補正を行い、(I)前記線量補正手段で補正された複数の面積線量を積算する積算手段を備えていることを特徴とするX線診断装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のX線診断装置において、前記演算手段は、(J)前記X線出力手段から出力され被検体を透過したX線は、被検体を透過していないX線よりX線検出手段で検出されるX線検出信号の大きさが小さく、これらX線検出手段で検出される被検体を透過したX線と、被検体を透過していないX線とのX線検出信号の大きさの境界を示す閾値を記憶する記憶手段と、(K)前記X線検出手段から出力された全てのX線検出信号を、前記記憶手段に記憶されている閾値と比較し、当該X線検出手段から出力されたX線検出信号がこの閾値より小さいか否かを判定する判定手段と、(L)前記判定手段で閾値より小さいと判定されたX線検出信号と前記X線検出手段から出力された全てのX線検出信号とを用いてX線透過割合を算出する透過割合算出手段と、を備えていることを特徴とするX線診断装置。


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