JP4701890B2 - X線診断装置 - Google Patents

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Description

この発明は、X線フラットパネル検出器などのX線検出器を用いたX線診断装置に係り、特に、X線検出器から出力される信号強度がX線照射の時間経過に伴い変動し、この信号強度の変動を解消するための補正を行う技術に関する。
例えばX線フラットパネル検出器を用いたX線診断装置において、このX線フラットパネル検出器はX線変換層、複数のX線検出素子、及びこれら複数のX線検出素子に接続された複数の信号増幅回路などにより構成されている。また、複数のX線検出素子はX線フラットパネル検出器の検出面にマトリックス状に配列されている。ここで、X線変換層は、製造工程で生じるX線変換層自体のバラツキにより、X線変換層の異なる領域におけるX線変換効率にバラツキが生じ、また、複数の信号増幅回路のそれぞれには固有の信号出力特性があり、このために複数の信号増幅回路間において信号出力にバラツキが生じる。したがって、X線フラットパネル検出器に同じX線が均一に照射された場合でも、複数のX線検出素子でX線の検出が行われるのに伴ってX線フラットパネル検出器から出力される、X線フラットパネル検出器の検出面の領域(複数のX線検出素子)に対応したX線検出信号の間には信号強度にバラツキが生じることになる。ここで、このバラツキを補正(校正)するために、診断前にX線フラットパネル検出器にX線を均一に照射したデータを収集し、この収集データをもとに補正を行っている(特許文献1参照)。
特開2003−299640号公報
しかしながら、従来のX線診断装置では、次のような問題がある。すなわち、X線フラットパネル検出器にX線を均一に照射したデータを収集し、この収集データをもとに補正を行うようにしていたが、この補正を行った場合でも、表示される画像に偽像が出現し、正確な診断を行うことができないという問題が生じていた。そこで、本発明者が、この問題の原因を追究した結果、X線照射の時間経過に伴いX線フラットパネル検出器から出力される信号強度が変動していることにより、表示される画像に偽像が出現されることが究明された。しかも、この信号強度の変動は、X線検出領域の全体で均等に起こるのではなく、検出領域の位置に応じて変動のレベルが違うことが判明した。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、X線照射の時間経過に伴いX線検出器から出力される信号強度の変動を解消するための補正を行い、表示される画像に偽像が出現することを防ぎ、正確な診断を行うことができるX線診断装置を提供することを目的とする。
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1にかかる発明は、X線診断装置であって、X線を照射するX線照射手段と、前記X線照射手段から照射されたX線を複数の検出領域で検出するX線フラットパネル検出器と、X線診断に先立って前記X線照射手段からX線を継続して照射したときに前記X線フラットパネル検出器の複数の検出領域からそれぞれ出力されるX線検出信号を取得して、各X線検出信号の経時的な変動量に関係した変動情報として、X線照射を開始してから所定時間経過した時点の各検出領域におけるX線検出信号の変動量とこれらの変動量のうち基準になる所定の検出領域の変動量との比の分布である感度分布データと、前記基準になる所定の検出領域におけるX線検出信号の経時的な変動態様を示す変動関数とを求める前記変動情報算出手段と、前記変動情報算出手段で求められた感度分布データを記憶する感度分布データ記憶手段と、前記変動情報算出手段で求められた変動関数を記憶する変動関数記憶手段とを有する変動情報記憶手段と、X線診断の際に前記X線照射手段からX線を継続して照射したときに前記X線フラットパネル検出器の複数の検出領域からそれぞれ出力されるX線検出信号に対して、前記感度分布データ記憶手段に記憶された感度分布データと前記変動関数記憶手段に記憶された変動関数とを用いた補正演算処理を行うことにより、各X線検出信号の経時的な変動を補正する前記補正演算処理手段と、を備えていることを特徴とする。
[作用・効果]請求項1の発明によれば、補正演算処理手段は、感度分布データ記憶手段に記憶されたX線照射を開始してから所定時間経過した時点の各検出領域におけるX線検出信号の変動量の分布である感度分布データと、変動関数記憶手段に記憶された各検出領域におけるX線検出信号の経時的な変動態様を示す単一の関数である変動関数とを用いて補正演算処理を行うことにより、各X線検出信号の経時的な変動を補正することができる。したがって、補正演算処理を行うために必要な変動情報として、感度分布データと変動関数とを記憶させるだけでよい。つまり、変動情報記憶手段に変動情報として記憶させる量を少なくさせることができ、変動情報記憶手段の負担を低減させることができる。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載のX線診断装置において前記補正演算処理手段で補正演算処理されたX線検出信号を画像として記憶する画像記憶手段を備え、前記画像記憶手段は、マスク画像として記憶するマスク画像記憶手段と、ライブ画像として記憶するライブ画像記憶手段と、を備え、前記マスク画像記憶手段に記憶されているマスク画像と前記ライブ画像記憶手段に記憶されているライブ画像とをサブトラクション処理するサブトラクション処理手段を備えていることを特徴とするものである。
[作用・効果] 請求項2の発明によれば、マスク画像記憶手段に記憶されているマスク画像とライブ画像記憶手段に記憶されているライブ画像とをサブトラクション処理するサブトラクション処理手段を備えているので、デジタルサブトラクションアンギオグラフィ(DSA)方式のX線診断装置に用いることができる。したがって、DSA方式のX線診断において、X線照射の時間経過に伴い各X線検出信号の経時的な変動を補正することができ、X線照射の時間経過に伴い前記X線フラットパネル検出器から出力される信号強度の変動を解消することができる。つまり、DSA方式のX線診断では、ライブ画像からマスク画像を減算するため、極僅かな信号強度の変動によりDSA処理後に表示される画像に偽像が出現することが問題となるが、このような極僅かな信号強度の変動を解消し、DSA方式のX線診断においても表示される画像に偽像が出現することを防ぎ、正確な診断を行うことができる。
本発明によれば、補正演算処理手段は、X線診断の際にX線照射手段からX線を継続して照射したときにX線検出手段の複数の検出領域からそれぞれ出力されるX線検出信号に対して、変動情報記憶手段で記憶された各検出領域に応じた変動情報を用いた補正演算処理を行うことにより、各X線検出信号の経時的な変動を補正することができるので、X線照射の時間経過に伴いX線検出手段から出力される信号強度の変動を解消することができ、表示される画像に偽像が出現することを防ぎ、正確な診断を行うことができる。
X線診断装置を図面に基づいて詳細に説明する。図1はX線診断装置の全体構成を示すブロック図である。図2(a)はX線検出器の構成を示す概略断面図である。図2(b)はX線検出器の構成を示す概略平面図である。図3は信号処理部の構成を示すブロック図である。図4はサブトラクション処理部の構成を示すブロック図である。
X線診断装置の構成について図1を用いて説明する。図1に示すように、X線診断装置は、X線を照射するX線管1と、X線管1から照射されたX線を複数の検出領域で検出するX線検出器2と、X線検出器2から出力されるX線検出信号に基づいて、X線画像を作成するための処理を行う信号処理部3と、信号処理部3で補正処理を行うための情報を記憶する補正情報記憶部4と、信号処理部3からのX線画像を記憶する画像記憶部5と、信号処理部3で処理されたX線画像を表示する表示モニタ6などが備えられている。つまり、被検体MへのX線照射に伴ってX線検出器2から出力されたX線検出信号に基づいて、X線画像が作成され、このX線画像を表示モニタ6に表示される構成となっている。
X線管1は、撮影対象としての天板7上の患者(被検体)MにX線を照射するように配置されている。またX線管1は、操作部8(例えば、キーボードやマウスなど)の操作に基づいて、制御部9がX線照射制御部10を制御し、このX線照射制御部10の制御により被検体MにX線を照射する。なお、上述した、X線管1は、本発明におけるX線照射手段に相当する。
X線検出器2は、X線管1と被検体Mを挟んで対向配置されており、図2(a)に示すように、バイアス電極11、入射したX線を感知し電気信号に変換するX線変換層12、TFTガラス基板13などが備えられている。さらに、TFTガラス基板13上には、図2(b)に示す複数のX線検出素子14が検出面に縦横に配列された構成になっており、本実施例では、この一つのX線検出素子14が配置された領域が一つの検出領域となる。例えば、X線検出素子14は、X線検出面に縦1024×横1024のマトリックスで縦横に配列されている。X線検出器2の各X線検出領域が信号処理部3で作成されるX線画像の各画素と対応関係にあり、X線検出器2から出力されたX線検出信号に基づいて信号処理部3でX線検出面に投影された透過X線像に対応するX線画像が作成される。なお、上述した、X線検出器2は、本発明におけるX線検出手段に相当する。
信号処理部3は、図3に示すように、X線検出器2からのデジタル化されたX線検出信号に種々の補正を行う補正処理部16と、補正処理部16で補正されたX線検出信号にサブトラクション処理を行うサブトラクション処理部17とを備えている。また、補正情報記憶部4は、X線非照射時において、X線検出器2の各X線検出領域から出力されるX線検出信号の値であるオフセット補正値を記憶するオフセット補正値メモリ18と、X線照射時にX線検出器2のX線変換層12によるX線変換率のバラツキや増幅器の増幅特性などに起因する各X線検出領域から出力されるX線検出信号の値であるゲイン補正値を記憶するゲイン補正値メモリ19と、変動情報記憶部20とを備えている。
信号処理部3の補正処理部16は、X線非照射時にX線検出器2の各X線検出領域で異なるオフセット特性のバラツキを補正するオフセット補正処理部21と、X線照射時にX線検出器2のX線変換層12によるX線変換率のバラツキや増幅器の増幅特性などに起因する各X線検出領域で異なるバラツキを補正するゲイン補正処理部22と、X線検出器2の各検出領域から出力されるX線検出信号の経時的な変動を補正するための変動情報算出部23と補正演算処理部24とを備えている。
オフセット補正処理部21は、X線診断時(X線撮影時)に、補正情報記憶部4のオフセット補正値メモリ18に記憶されているオフセット補正値を読み出して、X線検出器2の各X線検出領域から出力されたX線検出信号からオフセット補正値を減算する減算処理を行い、X線非照射時にX線検出器2の各X線検出領域で異なるオフセット特性のバラツキを補正する。
ゲイン補正処理部22は、X線診断時(X線撮影時)に、補正情報記憶部4のゲイン補正値メモリ19に記憶されている、補正値を読み出して、X線検出器2の各X線検出領域から出力されたX線検出信号からゲイン補正値を乗算する乗算処理を行い、X線照射時にX線検出器2のX線変換層12によるX線変換率のバラツキや増幅器の増幅特性などに起因する各X線検出領域で異なるバラツキを補正する。
したがって、これらオフセット補正処理部とゲイン補正処理部22とにより、X線検出器2自体に起因する各X線検出領域間のX線検出信号の出力バラツキを除いた、X線検出信号を得る構成となっている。ただし、オフセット補正処理部21とゲイン補正処理部22とは、X線管1からX線を継続して照射し、X線診断(X線撮影)する場合の撮影開始時において、X線検出器2の各X線検出領域間のX線検出信号バラツキを除くものであり、X線を継続して照射した場合のX線検出器2の各X線検出領域から出力されるX線検出信号の経時的な変動について補正されるものではない。
変動情報算出部23は、X線診断に先立ってX線管1からX線を継続して照射したときにX線検出器2の複数の検出領域からそれぞれ出力されるX線検出信号を取得して、各X線検出信号の経時的な変動量に関係した変動情報を各検出領域に応じて求める。変動情報の持ち方は任意であるが、本実施例では、変動情報として、変動関数と感度分布データとを持つようにしてある。本実施例において、変動関数は、各検出領域におけるX線検出信号の経時的な変動態様を代表的に示す単一の関数である。感度分布データは、X線照射を開始してから所定時間経過した時点の各検出領域におけるX線検出信号の変動量の分布である。なお、X線照射の時間経過に伴いX線検出器2から出力されるX線検出信号が変動しているが、この変動を発明者が追究した結果、規則性のある変動であることがわかり、各検出領域におけるX線検出信号の経時的な変動態様を代表的に示す単一の関数とX線照射を開始してから所定時間経過した時点の各検出領域におけるX線検出信号の変動量の分布により算出できることが究明されたため、変動情報として、変動関数と感度分布データとを持つようにしてある。なお、上述した、変動情報算出部23は、本発明における変動情報算出手段に相当する。
また、この変動情報算出部23で算出された各検出領域に応じた変動情報を変動情報記憶部20で記憶する。具体的に、変動情報記憶部20は変動情報算出部23で算出された、感度分布データを記憶する感度分布データメモリ25と変動関数を記憶すると変動関数メモリ26とを備えている。なお、上述した、変動情報記憶部20は、本発明における変動情報記憶手段に相当し、感度分布データメモリ25は、本発明における感度分布データ記憶手段に相当し、変動関数メモリ26は、本発明における変動関数記憶手段に相当する。
補正演算処理部24は、X線診断の際にX線管1からX線を継続して照射したときにX線検出器2の複数の検出領域からそれぞれ出力されるX線検出信号に対して、変動情報記憶部20で記憶された各検出領域に応じた変動情報である、感度分布データメモリ25に記憶された感度分布データと変動関数メモリ26に記憶された変動関数とを用いた補正演算処理を行うことにより、各X線検出信号の経時的な変動を補正する。なお、上述した、補正演算処理部24は、本発明における補正演算処理手段に相当する。
次に、サブトラクション処理部17は、図4に示すように、サブトラクション演算処理を行うサブトラクション演算器28と、サブトラクション像を構成する各画素の濃度を調整する階調変換回路29とで構成されている。また、画像記憶部5は、ライブ像を記憶するライブ像メモリ31と、マスク像を記憶するマスク像メモリ32とを備えている。なお、上述した、画像記憶部5は、本発明における画像記憶手段に相当し、上述した、マスク像メモリ32は、本発明におけるマスク像記憶手段に相当し、上述した、ライブ像メモリ31は、本発明におけるライブ像記憶手段に相当する。なお、上述した、サブトラクション処理部17は、本発明におけるサブトラクション処理手段に相当する。
サブトラクション演算器28は、ライブ像メモリ31に記憶されたライブ像からマスク像メモリ32に記憶されたマスク像を減算するサブトラクション処理を行い、血管像などのサブトラクション像を得る構成となっている。
階調変換回路29は、サブトラクション演算器28で得たサブトラクション像を表示モニタ6で表示した時に見やすい画像にするために、サブトラクション像を構成する各画素の濃度を調整する。
表示モニタ6はサブトラクション像を表示する構成となっている。
なお、X線照射制御部10、信号処理部3は、操作部8から入力される指示やデータあるいはX線撮影の進行に従って制御部9から送出される各種命令にしたがって制御・処理を実行する構成となっている。
なお、上述した「X線管1からX線を継続して照射する」における「継続して照射」とは、X線を出し続け(連続)照射する場合と、X線をパルス照射する場合とを含むものである。
次に、このX線診断装置を用いた、X線検出器2の各X線検出信号の経時的な変動を補正する流れについて、図5〜図8を用いて詳細に説明する。図5はX線検出器2の各X線検出信号の経時的な変動を補正する流れを示すフローチャートである。図6は変動関数を示す模式図である。図7(a)〜図7(c)は各X線検出信号の経時的な変動態様を示すグラフを示す模式図である。図8は感度分布データを示す模式図である。
〔ステップS1〕図5を用いて、X線検出器2の各X線検出信号の経時的な変動を補正する流れについて説明する。変動情報算出部23は、X線診断に先立ってX線管1からX線を継続して照射したときにX線検出器2の複数の検出領域からそれぞれ出力されるX線検出信号を取得する。具体的には、X線検出器2の前面である天板7上に均一な被写体を載置し、X線管1からX線を継続して照射する。例えば、X線管1から20秒間X線を照射し、各X線検出領域から出力された経時的に変動するX線検出信号を300個の継続したデータであるデータ列として取得する。また、この各X線検出信号の取得は複数回行われ、変動情報算出部23は複数回取得された各X線検出信号を平均化処理し、さらに時間的、空間的にフィルタ演算処理を行う。また、X線検出器2のX線検出領域が図2に示すような縦1024×横1024である場合は、1024×1024=1048576個のX線検出領域があり、この1048576個のX線検出領域ごとに経時的に変動するX線検出信号を取得する。
〔ステップS2〕さらに、変動情報算出部23は、X線検出器2の各X線検出領域からのX線検出信号をもとに、各X線検出信号の経時的な変動量に関係した変動情報(変動関数と感度分布データ)を各検出領域に応じて求める。
変動関数は、各検出領域におけるX線検出信号の経時的な変動態様を代表的に示す単一の関数F(t)である。例えば、変動関数F(t)は、図6に示すような時間t0の時に出力Aが最小値(0の値)となり、時間t1の時に最大値となるような関数である。この変動関数F(t)は、上述したように、実験的にX線管1から複数の検出領域をもつX線検出器2に一様にX線を照射することを何度か繰り返し行い、この結果得られた時間的変動のあるX線検出信号が一時的に記憶され、この記憶された時間的変動のあるX線検出信号に多項式近似または類似の近似法による処理を行うことにより算出される。
感度分布データは、X線照射を開始してから所定時間経過した時点の各検出領域におけるX線検出信号の変動量の分布である。具体的には、まず、図7(a)〜図7(c)に示されるX線検出器2からのX線検出信号の出力が最大(X線照射の開始時であるt0時)である値を基準値Prとした場合、この基準値Prと時間t1でのX線検出信号出力Pa,Pb,Pcとの差分を示す値(変動量)を求める。つまり、図7(a)に示される時間t1での変動量Maは、Ma=Pr−Pa、図7(b)に示される時間t1での変動量Mb=Pr−Pb、図7(c)に示される時間t1での変動量Mc=Pr−Pcで求められる。ここで、例えば、時間t1において全検出領域の中で変動量が最大となる検出領域の変動量を変動量Mr(図示省略)とし、この変動量MrをとるX線検出信号の経時的な変動態様を変動関数F(t)とする。次に、変動量Mrを基準とした、変動量Mrと各検出領域での変動量(ここでは、変動量Ma,Mb,Mcのみ例示)との比を求める。具体的には、Ma/Mr,Mb/Mr,Mc/Mrを求める。これらMa/Mr,Mb/Mr,Mc/Mrが感度分布データであり、例えば、感度分布データは図8に示すようなものである。
また、X線検出信号の経時的な変動量は、図7(a)〜図7(c)における縦方向の矢印(ここでは、各図に対して3つのみ例示)で示される量であり、時間tにおける変動量は、図7(a)でのF(t)×a,図7(b)でのF(t)×b,図7(c)でのF(t)×cにより求められる値である。なお、これら係数a,b,cは、a=Ma/Mr,b=Mb/Mr,c=Mc/Mrとする感度分布データである。
さらに、図8について説明する。図8は、X線検出器2の検出領域を示すものであり、縦10×横10=100個に区切られ、この区切られた一つがX線検出器2の一つの検出領域を示している。また、この検出領域内に表示されている数字が、この検出領域における感度分布データである。また、図8の中央部には、0〜1までの数字が表示された検出領域があり、数字が大きいほど変動量が大きいことを示し、0である場合は、変動がないことを示している。なお、図8では、X線検出器2の検出領域は、10×10=100個あるとして、100個の感度分布データを図示したが、X線検出器2の検出領域の数、例えば図2に示すようなX線検出器2であれば、1024×1024=1048576個の感度分布データが示される。
〔ステップS3〕変動情報算出部23で算出された、図6に示される変動関数を変動関数メモリ26に記憶し、図8に示される感度分布データを感度分布データメモリ25に記憶する。
〔ステップS4〕感度分布データメモリ25に記憶された感度分布データと変動関数メモリ26に記憶された変動関数とを用いて、各検出信号の経時的な変動量を算出する。具体的には、変動関数F(t)と、図8に示す感度分布データとから、各検出領域におけるX線検出信号の変動量が算出される。例えば、図8で表示されている値が「1」であれば、F(t)により各検出信号の経時的な変動量が算出され、図8で表示されている値が「0.8」であれば、F(t)×0.8により各検出信号の経時的な変動量が算出される。なお、表示されている値が「0」であれば、各X線検出信号の経時的な変動がないことを示す。
〔ステップS5〕補正演算処理部24は、X線診断の際にX線管1からX線を継続して照射したときにX線検出器2の複数の検出領域からそれぞれ出力されるX線検出信号に対して、各検出信号の経時的な変動量を補正(加算)する補正演算処理を行うことで各X線検出信号の経時的な変動を補正する。具体的には、この補正演算処理部24は、X線管1からX線が照射開始されてからの時間経過を画像フレーム数としてカウントしており、経過フレーム数に応じた各X線検出信号の変動量を補正に用いることで、X線照射時間に対応した補正が行われる。つまり、X線照射の時間経過に伴いX線検出器2から出力される信号強度の変動を除去したX線検出信号をサブトラクション処理部17に出力する。
次に、このX線診断装置を用いた、サブトラクション処理の動作について、図4を用いて説明する。
被検体Mに造影剤が投与され、X線透過像を撮影開始処理が実行される。この撮影開始処理が実行されると、X線管1からX線が照射され、X線透過像を撮影する。つまり、X線検出器2から出力されたX線検出信号(X線透過像)が補正処理部16で補正処理された後にサブトラクション処理部17に入力される。さらに、図4に示すように、X線透過像は、一方ではサブトラクション処理部17のライブ像メモリ31にライブ像として一時的に記憶され、他方ではマスク像をマスク像メモリ32に記憶する。
次に、マスク像メモリ32に記憶されたマスク像とこのマスク像が生成された時刻より以降に撮影されたライブ像メモリ31に記憶されたライブ像とをサブトラクション演算器28に同期して供給して、サブトラクション演算器28でマスク像とライブ像とのサブトラクション処理を行いサブトラクション像を得る。さらに、サブトラクション像は、階調変換回路29で各画素の濃度が調整され、表示モニタ6で表示される。したがって、表示モニタ6で偽像が出現しないサブトラクション処理された血管像などが表示される。
上述したようにX線診断装置によれば、補正演算処理部24は、感度分布データメモリ25に記憶されたX線照射を開始してから所定時間経過した時点の各検出領域におけるX線検出信号の変動量の分布である感度分布データと、変動関数メモリ26に記憶された各検出領域におけるX線検出信号の経時的な変動態様を示す単一の関数である変動関数とを用いて補正演算処理を行うことにより、各X線検出信号の経時的な変動を補正することができる。したがって、補正演算処理を行うために必要な変動情報として、感度分布データと変動関数とを記憶させるだけでよい。つまり、変動情報記憶部20に変動情報として記憶させる量を少なくさせることができ、変動情報記憶部20の負担を低減させつつ、X線照射の時間経過に伴いX線検出手段から出力される信号強度の変動を解消することができ、表示される画像に偽像が出現することを防ぎ、正確な診断を行うことができる。
また、マスク像メモリ32に記憶されているマスク画像とライブ像メモリ31に記憶されているライブ画像とをサブトラクション処理するサブトラクション処理部17を備えているので、デジタルサブトラクションアンギオグラフィ(DSA)方式のX線診断装置に用いることができる。したがって、DSA方式のX線診断において、X線照射の時間経過に伴い各X線検出信号の経時的な変動を補正することができ、X線照射の時間経過に伴いX線検出器2から出力される信号強度の変動を解消することができる。つまり、DSA方式のX線診断では、ライブ画像からマスク画像を減算するため、極僅かな信号強度の変動によりDSA処理後に表示される画像に偽像が出現することが問題となるが、このような極僅かな信号強度の変動を解消し、DSA方式のX線診断においても表示される画像に偽像が出現することを防ぎ、正確な診断を行うことができる。
この発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した実施例において、変動情報算出部23は、変動情報として感度分布データと変動関数とを求めるようにしていたが、変動情報算出部23は、感度分布データと変動関数以外の各X線検出信号の経時的な変動量に関係した変動情報とするようにしてもよい。例えば、X線診断に先立ってX線照射手段からX線を継続して照射したときに、X線検出手段の複数の検出領域からそれぞれ出力される全てのX線検出信号そのものを変動情報とするようにしてもよい。その結果、補正演算処理部24は、X線診断の際にX線管1からX線を継続して照射したときにX線検出器2の複数の検出領域からそれぞれ出力されるX線検出信号に対して、変動情報記憶部20で記憶された各検出領域に応じた変動情報を用いた補正演算処理を行うことにより、各X線検出信号の経時的な変動を補正することができるので、X線照射の時間経過に伴いX線検出手段から出力される信号強度の変動を解消することができ、表示される画像に偽像が出現することを防ぎ、正確な診断を行うことができる。
(2)上述した実施例において、X線診断装置は、デジタルサブトラクションアンギオグラフィ(DSA)方式のX線撮影を行うようにしていたが、このX線診断装置をX線透視に用いるようにしてもよい。
(3)上述した実施例において、フレームレートによって異なる感度分布データを記憶する感度分布データメモリ25と、フレームレートによって異なる変動関数メモリ26を記憶する変動関数メモリ26と、フレームレートを切換える操作が可能なフレームレート切換え部を備え、補正演算処理部24は、このフレームレート切換え部での切換え操作により切換えられたフレームレートに対応する感度分布データメモリ25に記憶された感度分布データと変動関数メモリ26に記憶された変動関数とを用いた補正演算処理を行うことにより、各X線検出信号の経時的な変動を補正するようにしてもよい。したがって、フレームレートごとに異なる感度分布データと変動関数とを用いた補正演算処理することができ、より表示される画像に偽像が出現することを防ぎ、正確な診断を行うことができる。
(4)上述した実施例において、X線検出器2は、一つのX線検出素子14が配置された領域を一つの検出領域となるようにしていたが、複数のX線検出素子14を一つの検出領域とするようにしてもよい。
(5)上述した実施例において、変動関数は、各検出領域におけるX線検出信号の経時的な変動態様を示す単一の関数としていたが、単一の関数ではなく、複数の関数とするようにしてもよい。また感度分布データは、X線照射を開始してから所定時間経過した時点の各検出領域におけるX線検出信号の変動量の分布としたが、感度分布データを所定時間経過した時点以外の時点についての各検出領域におけるX線検出信号の変動量の分布も含むようにしてもよい。
(6)上述した実施例において、補正演算処理部24は、各検出領域におけるX線検出信号の経時的な変動態様を代表的に示す単一の関数である変動関数を用いて、補正演算処理することについて説明したが、補正演算処理部24は、各X線強度に対応した変動関数を用いて補正演算処理部24で補正演算処理するようにしてもよい。
具体的には、実験結果から変動関数は、X線強度に応じて変わり、これら変動関数とX線強度(X線線量)とは、ほぼ比例した関係にあることが判明したことから、変動情報算出部23は、代表的な標準X線強度(X線線量)のX線が照射された場合の変動関数に対して、各X線強度に対応した係数を乗算する演算処理を行うことで、各X線強度に対応した変動関数を算出する。
まず、実験的にX線管1からX線強度(X線線量)を変えて複数の検出領域をもつX線検出器2に一様にX線を照射することを何度か繰り返し行い、変動情報算出部23でこの結果得られたX線強度ごとの時間的変動のあるX線検出信号が一時的に記憶される。ここで、所定の時間、例えば各X線強度での時間的変動のあるX線検出信号のうち、変動量が最も大きい時点における、各X線強度でのX線強度と変動量とから求められる値に最小二乗法による処理を行う。さらに、この処理後に、代表的な標準X線強度のX線が照射された場合のX線強度と変動量から求められる値を基準値とし、この基準値と各X線強度でのX線強度と変動量とから求められる値との比を各X線強度に対応した係数として求める。さらに、このX線強度に対応した係数を変動情報記憶部20に記憶させる。
次に、X線診断の際には、補正演算処理部24は、X線管1から照射されたX線強度を示す情報を制御部9から得て、変動情報記憶部20に記憶された係数と変動関数メモリ26に記憶されている代表的な標準X線強度の変動関数とから、X線強度に対応した変動関数を算出する。具体的には、代表的な標準X線強度の変動関数に対して、X線強度に対応したこの係数を乗算する演算処理を行うことで、例えば、図9中の(a)に示す標準の2倍のX線強度(X線線量)の場合の変動関数、図9中の(b)に示す標準のX線強度の場合の変動関数、図9中の(c)に示す標準の1/2倍のX線強度の場合の変動関数など、各X線強度に対応した変動関数が算出される。
さらに、このX線強度に対応した変動関数と感度分布データメモリ25に記憶されている感度分布データとを用いて各X線検出信号の経時的な変動量を算出し、X線強度に対応した各X線検出信号の経時的な変動量を補正(加算)する補正演算処理を行う。
また、変動情報算出部23で代表的な標準X線強度の変動関数に対して、X線強度に対応した係数を乗算する演算処理を行うことで、X線強度に対応した変動関数を算出したが、変動情報算出部23で各X線強度の時間的変動のあるX線検出信号から各X線強度に対応した変動関数を算出し、この各X線強度に対応した変動関数を変動関数メモリ26に記憶させ、X線診断の際には、補正演算処理部24は、X線管1から照射されたX線強度を示す情報を制御部9から得て、変動関数メモリ26に記憶されている、このX線強度に対応した変動関数と、感度分布データメモリ25に記憶されている感度分布データとを用いて各X線検出信号の経時的な変動量を算出し、X線強度に対応した各X線検出信号の経時的な変動量を補正(加算)する補正演算処理を行うようにしてもよい。
なお、図9中の(a)〜(c)に示される各X線強度に対応した変動関数は、例示的に示したものであり、X線管1から照射されるX線強度が強くなる(X線線量が増加すると)と相対的に出力Aが増加するようになっているが、逆にX線管1から照射されるX線強度が強くなると相対的に出力Aが低下することもある。
X線診断装置の全体構成を示すブロック図である。 (a)はX線検出器の構成を示す概略断面図であり、(b)はX線検出器の構成を示す概略平面図である。 信号処理部の構成を示すブロック図である。 サブトラクション処理部の構成を示すブロック図である。 X線検出器の各X線検出信号の経時的な変動を補正する流れを示すフローチャートである。 変動関数を示す模式図である。 (a)〜(c)は各X線検出信号の経時的な変動量を示す模式図である。 感度分布データを示す模式図である。 各X線強度に対応した変動関数を示す模式図である。
符号の説明
1 …X線管(X線照射手段)
2 …X線検出器(X線検出手段)
5 …画像記憶部(画像記憶手段)
17 …サブトラクション処理部(サブトラクション処理手段)
20 …変動情報記憶部(変動情報記憶手段)
23 …変動情報算出部(変動情報算出手段)
24 …補正演算処理部(補正演算処理手段)
25 …感度分布データメモリ(感度分布データ記憶手段)
26 …変動関数メモリ(変動関数記憶手段)
31 …ライブ像メモリ(ライブ画像記憶手段)
32 …マスク像メモリ(マスク画像記憶手段)

Claims (2)

  1. X線を照射するX線照射手段と、前記X線照射手段から照射されたX線を複数の検出領域で検出するX線フラットパネル検出器と、X線診断に先立って前記X線照射手段からX線を継続して照射したときに前記X線フラットパネル検出器の複数の検出領域からそれぞれ出力されるX線検出信号を取得して、各X線検出信号の経時的な変動量に関係した変動情報として、X線照射を開始してから所定時間経過した時点の各検出領域におけるX線検出信号の変動量とこれらの変動量のうち基準になる所定の検出領域の変動量との比の分布である感度分布データと、前記基準になる所定の検出領域におけるX線検出信号の経時的な変動態様を示す変動関数とを求める前記変動情報算出手段と、前記変動情報算出手段で求められた感度分布データを記憶する感度分布データ記憶手段と、前記変動情報算出手段で求められた変動関数を記憶する変動関数記憶手段とを有する変動情報記憶手段と、X線診断の際に前記X線照射手段からX線を継続して照射したときに前記X線フラットパネル検出器の複数の検出領域からそれぞれ出力されるX線検出信号に対して、前記感度分布データ記憶手段に記憶された感度分布データと前記変動関数記憶手段に記憶された変動関数とを用いた補正演算処理を行うことにより、各X線検出信号の経時的な変動を補正する前記補正演算処理手段と、を備えていることを特徴とするX線診断装置。
  2. 請求項1に記載のX線診断装置において、前記補正演算処理手段で補正演算処理されたX線検出信号を画像として記憶する画像記憶手段を備え、前記画像記憶手段は、マスク画像として記憶するマスク画像記憶手段と、ライブ画像として記憶するライブ画像記憶手段と、を備え、前記マスク画像記憶手段に記憶されているマスク画像と前記ライブ画像記憶手段に記憶されているライブ画像とをサブトラクション処理するサブトラクション処理手段を備えていることを特徴とするX線診断装置。
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