JPH0772256A - 画像信号補正装置および方法 - Google Patents

画像信号補正装置および方法

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JPH0772256A
JPH0772256A JP21730793A JP21730793A JPH0772256A JP H0772256 A JPH0772256 A JP H0772256A JP 21730793 A JP21730793 A JP 21730793A JP 21730793 A JP21730793 A JP 21730793A JP H0772256 A JPH0772256 A JP H0772256A
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JP
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image signal
solid
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radiation
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JP21730793A
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English (en)
Inventor
Takashi Shiyouji
たか志 荘司
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/52Devices using data or image processing specially adapted for radiation diagnosis
    • A61B6/5258Devices using data or image processing specially adapted for radiation diagnosis involving detection or reduction of artifacts or noise

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数の固体光検出素子からなる放射線検出器
に設けられているアンプ容量の誤差、固体光検出素子の
感度のばらつき等により生じる画像のノイズを除去し、
高画質の放射線画像を得る。 【構成】 放射線検出器1からX線を照射しない状態に
おいて固体光検出素子18の各ライン毎の画像信号S1を
読み出しこの画像信号S1の値をオフセット補正値とし
て補正テーブル16に記憶する。次いで放射線検出器1に
一様なX線を照射して、固体光検出素子18の各ライン毎
の画像信号S1を補正テーブル16に記憶する。被写体を
実際に撮影することにより画像信号S1を得、画像信号
S1をオフセット調整手段11,AGCアンプ12において
オフセット、ゲインの補正を行い、これを対数変換手段
13,A/D変換手段14において変換し、この変換された
画像信号S2を再生手段に入力して再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像信号補正装置、とく
に詳細には照射された放射線を画像信号に変換する放射
線検出器から出力された画像信号を補正する装置および
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、医療診断を目的とする放射線
撮影の医療用放射線撮影、物質の被破壊検査等を目的と
する工業用放射線撮影等の種々の分野における放射線撮
影において、増感紙と放射線写真フイルムとを組合せた
いわゆる放射線写真法が利用されている。この方法によ
れば、被写体を透過したX線等の放射線が増感紙に入射
すると,増感紙に含まれる蛍光体はこの放射線のエネル
ギーを吸収して蛍光(瞬時発光)を発する。この発光に
より、増感紙に密着させるように重ね合わされた放射線
写真フイルムが感光し、放射線写真フイルム上には放射
線画像が形成される。このようにして放射線画像は直接
に放射線フイルム上に可視化された画像として得ること
ができる。
【0003】一方、放射線写真フイルムに記録された放
射線画像を光電的に読み取って画像信号を得、この画像
信号に適切な画像処理を施した後、画像を再生記録する
ことが種々の分野で行われている。たとえば、後の画像
処理に適合するように設計されたガンマ値の低いフイル
ムを用いてX線画像を記録し、このX線画像が記録され
たフイルムからX線画像を読み取って電気信号に変換
し、この電気信号(画像信号)に画像処理を施した後コ
ピー写真等に可視像として再生することにより、コント
ラスト,シャープネス,粒状性等の画質性能の良好な再
生画像を得ることが行われている(特公昭61-5193 号公
報参照)。
【0004】また本願出願人により、放射線(X線,α
線,β線,γ線,電子線,紫外線等)を照射するとこの
放射線エネルギーの一部が蓄積され、その後可視光等の
励起光を照射すると蓄積されたエネルギーに応じて輝尽
発光を示す蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)を利用して、
人体等の被写体の放射線画像情報を一旦シート状の蓄積
性蛍光体に記録し、この蓄積性蛍光体シートをレーザー
光等の励起光で走査して輝尽発光光を生ぜしめ、得られ
た輝尽発光光を光電的に読み取って画像信号を得、この
画像データに基づき被写体の放射線画像を写真感光材料
等の記録材料、CRT等に可視像として出力させる放射
線画像記録再生システムがすでに提案されている(特開
昭55-12429号,同56-11395号,同55-163472 号,同56-1
04645 号,同55- 116340号等)。
【0005】このシステムは、従来の銀塩写真を用いる
放射線写真システムと比較して極めて広い放射線露出域
にわたって画像を記録しうるという実用的な利点を有し
ている。すなわち、蓄積性蛍光体においては、放射線露
光量に対して蓄積後に励起によって輝尽発光する発光光
の光量が極めて広い範囲にわたって比例することが認め
られており、従って種々の撮影条件により放射線露光量
がかなり大幅に変動しても、蓄積性蛍光体シートより放
射される輝尽発光光の光量を読取ゲインを適当な値に設
定して光電変換手段により読み取って電気信号に変換
し、この電気信号を用いて写真感光材料等の記録材料、
CRT等の表示装置に放射線画像を可視像として出力さ
せることによって、放射線露光量の変動に影響されない
放射線画像を得ることができる。
【0006】しかしながら、このような放射線写真シス
テムにより放射線画像を得るためには、上述した放射線
画像を直接可視化する際に、撮影に用いる放射線写真フ
イルムと増感紙との感度領域を一致させて撮影を行う必
要がある。
【0007】また、上述した放射線写真フイルム、蓄積
性蛍光体シートを用いて光電的に放射線画像を読み取る
システムにおいては、上述したように放射線画像に画像
処理をおこなって目的に応じた濃度およびコントラスト
を有するように調整したり、放射線画像を一旦電気信号
に変換しなければならず、そのための画像読取装置を用
いて読取り走査を行う必要があり、放射線画像を得るた
めの操作が煩雑なものとなり、放射線画像を得るまでの
時間がかかるものとなっている。
【0008】そこで、従来のシステムにおける上記のよ
うな問題点を解決するために、放射線検出器が提案され
ている(例えば特開昭59-211263 号公報、特開平2-1640
67号公報、PCT国際公開番号WO92/06501号、Signa
l,noise,and read out considerations in the develop
ment of amorphous silicon photodiode arraysfor rad
iotherapy and diagnostic x-ray imaging ,L.E.Anton
uk et.al ,University of Michigan,R.A.Street Xero
x,PARC,SPIE Vol.1443 Medical Imaging V;Image Phy
sics(1991) ,p.108-119 )。
【0009】この放射線検出器は、例えば厚さ3mm の石
英ガラスからなる基板にアモルファス半導体膜を挟んで
透明導電膜と導電膜とからなるマトリクス状に配された
複数の固体光検出素子および互いに直交するようにマト
リクス状にパターン形成される複数の信号線と走査線と
から構成されている固体光検出器に、放射線を可視光に
変換するシンチレータを積層することにより構成されて
なるものである。
【0010】この放射線検出器をシンチレータが放射線
入射側の面を向くように配置し、放射線検出器に被写体
を透過した放射線を照射することにより、放射線がシン
チレータに直接入射して可視光に変換され、この変換さ
れた可視光が各固体光検出素子の光電変換部により検出
されて放射線画像情報を担持するアナログ画像信号に光
電変換される。このアナログ画像信号は、例えば2次元
状に配された各固体光検出素子の一ライン毎に設けられ
た複数のアンプにより適切に増幅され、さらに処理効率
の向上のために、所定数の固体光検出素子からなる複数
の素子群毎にA/D変換されてデジタル画像信号とさ
れ、さらに対数変換されて所定の画像処理がなされた後
にCRT等の再生手段により再生される。このような放
射線検出器を用いることにより、被写体の放射線画像を
煩雑な操作を行うことなく直ちに再生することができ、
直ちにリアルタイムで放射線画像を得ることができ、上
述した放射線写真システムの欠点を解消することができ
る。
【0011】一方、上述した放射線検出器において、シ
ンチレータを除去し、直接放射線を検出するタイプのも
のも提案されている。例えば、(i) 放射線の透過方向の
厚さが通常のものより10倍程度厚く設定された固体光検
出器(MATERIAL PARAMETERS IN THICK HYDROGENATED AM
ORPHOUS SILICON RADIATION DETECTORS,Lawrence Berke
ley Laboratory.University of California,Berkeley.C
A 94720 Xerox Parc.Palo Alto.CA 94304)、あるいは、
(ii)放射線の透過方向に、金属板を介して2つ以上積層
された固体光検出器(Metal/Amorphous Silicon Multila
yer Radiation Detectors,IEE TRANSACTIONS ONNUCLEAR
SCIENCE.VOL.36.NO.2.APRIL 1989) 、あるいは、(iii)
CdTe等の半導体放射線検出器(特開平1-216290号
公報)等が提案されている。このような放射線検出器は
シンチレータを介すことなく直接に放射線を検出して電
気信号等に変換して出力するものであり、上述したシン
チレータを用いた放射線検出器と同様に上述した従来の
システムの欠点を解消することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た放射線検出器においては、変換された画像信号を複数
のアンプにより増幅して出力するものであるため、各ア
ンプのゲインや、オフセット電圧がばらつくと、このば
らつきによるノイズが発生する。例えば、マトリクス状
に配された固体光検出素子の一ライン毎にアンプが設け
られている場合は、ライン状のノイズが発生するもので
ある。このノイズは、デジタル画像信号上では、量子化
の際の誤差のため完全に除去することができないもので
ある。
【0013】とくに医療用画像等、画像信号を対数変換
し、入射した放射線エネルギーの対数に比例した画像濃
度を得るような用途においては、デジタル信号上で補間
等を行って画像信号の補正を行っても、完全にはノイズ
を除去することは困難であり、得られる放射線画像の画
質が低下してしまうものであった。
【0014】また、上述したノイズはアンプによるもの
だけではなく、放射線検出器に設けられている負荷の容
量の誤差によるもの、あるいは各固体光検出素子の感度
のばらつきによるもの等、様々な原因によって生じるも
のである。
【0015】本発明は上記事情に鑑み、放射線検出器か
ら読み出された画像信号からノイズを除去し、高画質の
放射線画像を得ることができる画像信号を補正する装置
および方法を提供することを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の画像
信号補正装置は、画像情報を担持する放射線を検出して
全体として該画像情報を担持する画像信号に変換して出
力する1または2次元状に配された多数の固体光検出素
子を有する放射線検出器から出力される画像信号を補正
するための画像信号補正装置において、前記固体光検出
素子毎または所定数の前記固体光検出素子からなる素子
群毎に前記放射線を照射しないときの前記画像信号の値
が0となるように補正するとともに、一様な放射線を照
射したときの前記画像信号が全ての前記固体光検出素子
または前記素子群について略同一となるように補正する
補正値を記憶した記憶手段と、該記憶手段に記憶された
補正値に基づいて、前記固体光検出素子毎または前記素
子群毎に前記画像信号を補正する補正手段とからなるこ
とを特徴とするものである。
【0017】ここで、放射線検出器とは前述したような
画像情報を担持する放射線を可視光に変換するシンチレ
ータとシンチレータの各部により変換された可視光を検
出して画像情報を担持する画像信号に光電変換して出力
する固体光検出器とを積層させたもの、およびシンチレ
ータを配することなく直接放射線を検出して画像信号を
出力するもののいずれをも含むものである。
【0018】また、本発明による第2の画像信号補正装
置は、本発明による第1の画像信号補正装置において、
前記補正値が、前記固体光検出素子毎または前記素子群
毎に前記放射線を照射しないときの前記画像信号の値が
0となるように補正するオフセット補正値と、一様な放
射線を照射したときの前記画像信号が全ての前記固体光
検出素子または前記素子群について略同一となるように
補正するゲイン補正値とからなり、前記補正手段が、前
記記憶手段に記憶された前記オフセット補正値に基づい
て前記画像信号のオフセットを補正するオフセット補正
手段と、前記記憶手段に記憶された前記ゲイン補正値に
基づいて前記画像信号を補正するゲイン補正手段とから
なることを特徴とするものである。
【0019】さらに、本発明による第3の画像信号補正
装置は、本発明による第1の画像信号補正装置におい
て、前記補正値が、前記固体光検出素子毎または前記素
子群毎に前記放射線を照射しないときの前記画像信号の
値が0となるように補正するオフセット補正値と、一様
な放射線を照射したときの前記画像信号が全ての前記固
体光検出素子または前記素子群について略同一となるよ
うに補正するゲイン補正値とからなり、前記補正手段
が、前記記憶手段に記憶された前記オフセット補正値と
前記ゲイン補正値とに基づいて前記画像信号を補正する
補正手段であることを特徴とするものである。
【0020】また、本発明による第1の画像信号補正方
法は、本発明による第1の画像信号補正装置を用いるも
のであり、前記固体光検出素子毎または所定数の前記固
体光検出素子からなる素子群毎に前記放射線を照射しな
いときの前記画像信号の値が0となるように補正すると
ともに、一様な放射線を照射したときの前記画像信号が
全ての前記固体光検出素子または前記素子群について略
同一となるような補正値を記憶手段に記憶させ、該記憶
手段に記憶された補正値に基づいて、前記固体光検出素
子毎または前記素子群毎に前記画像信号を補正すること
を特徴とするものである。
【0021】さらに、本発明による第2の画像信号補正
方法は、本発明による第2の補正装置を用いるものであ
り、前記固体光検出素子毎または前記素子群毎に、前記
放射線検出器に前記放射線を照射しない状態において画
像信号を読み出し、該画像信号の値を前記オフセット補
正値として前記記憶手段に記憶し、前記放射線検出器に
一様な放射線を照射した状態において、前記記憶手段に
記憶された前記オフセット補正値に基づいて前記オフセ
ット補正手段による補正を行いつつ前記画像信号を読み
出して、該画像信号が全ての前記固体光検出素子または
前記素子群について略同一となるように補正するゲイン
補正値を求め、該ゲイン補正値を前記記憶手段に記憶
し、該記憶手段に記憶された前記オフセット補正値に基
づいて前記画像信号のオフセットを補正し、前記ゲイン
補正値に基づいて前記画像信号を補正することを特徴と
するものである。
【0022】さらに、本発明による第3の画像信号補正
方法は、本発明による第3の画像信号補正装置を用いる
ものであり、前記固体光検出素子毎または前記素子群毎
に、前記放射線検出器に前記放射線を照射しない状態に
おいて画像信号を読み出し、該画像信号の値を前記オフ
セット補正値として前記記憶手段に記憶し、前記放射線
検出器に一様な放射線を照射した状態において、前記記
憶手段に記憶された前記オフセット補正値に基づいて前
記オフセット補正手段による補正を行いつつ前記画像信
号を読み出して、該画像信号が全ての前記固体光検出素
子または前記素子群について略同一となるように補正す
るゲイン補正値を求め、該ゲイン補正値を前記記憶手段
に記憶し、該記憶手段に記憶された前記オフセット補正
値および前記ゲイン補正値に基づいて前記放射線検出器
から出力される前記画像信号を補正することを特徴とす
るものである。
【0023】ここで、所定数の固体光検出素子からなる
素子群とは、固体光検出器を構成する複数の固体光検出
素子のうちの所定数の固体光検出素子、例えば1ライン
毎の固体光検出素子を意味するものであり、さらには固
体光検出器を構成する全ての固体光検出素子をいう場合
も含むものとする。
【0024】
【作用および発明の効果】本発明による第1の画像信号
補正装置および方法は、放射線検出器を構成する固体光
検出素子毎に、あるいは所定数の固体光検出素子からな
る素子群毎に、放射線を照射しないときの画像信号の値
が0となるように補正するとともに、一様な放射線を照
射したときの画像信号が全ての固体光検出素子または素
子群について略同一となるように補正する補正値を求
め、この補正値に基づいて、放射線検出器から出力され
た画像信号を補正するようにしたものである。
【0025】また、本発明による第2の画像信号補正装
置および方法は、固体光検出素子毎または素子群毎に放
射線を照射しないときの画像信号の値が0となるように
補正するオフセット補正値と、一様な放射線を照射した
ときの画像信号が全ての固体光検出素子または素子群に
ついて略同一となるように補正するゲイン補正値とを求
めて、これら各補正値を記憶手段に記憶し、オフセット
補正値に基づいて画像信号のオフセットを補正し、ゲイ
ン補正値に基づいて画像信号を補正するようにしたもの
であり、さらに、本発明による第3の画像信号装置およ
び方法は、前述したオフセット補正値とゲイン補正値と
に基づいて画像信号の補正を行うようにしたものであ
る。
【0026】これにより、放射線検出器に設けられてい
るアンプのゲインやオフセット電圧のばらつき、負荷の
容量の誤差、あるいは固体光検出素子の感度のばらつき
などによって画像信号に生じるノイズを抑えることがで
きる。したがって、この画像信号を再生すればノイズが
除去された高画質の放射線画像を得ることができる。
【0027】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例について
説明する。
【0028】図1は本発明による画像信号補正装置の実
施例を表す図である。図1に示すように、本発明による
画像信号補正装置10は、照射された放射線を可視光に変
換する図示しないシンチレータと、このシンチレータに
より変換された可視光を検出し、この可視光を被写体の
放射線画像を担持する画像信号に光電変換する固体光検
出器2とからなる放射線検出器1と接続されているもの
である。
【0029】この固体光検出器2は、図1に示すように
シンチレータにより変換された可視光をアナログ画像信
号に光電変換する光電変換部18と、この光電変換部18に
より変換された画像信号を一時的に蓄電する転送部19と
からなる固体光検出素子25を2次元状に複数配してなる
ものである。また、固体光検出器2には、図1の縦方向
に並ぶ一ラインの固体光検出素子25から出力される画像
信号を増幅するためのアンプ20が設けられており、さら
に一ラインの固体光検出素子25から出力される画像信号
を一旦蓄電しておくための負荷容量21が設けられてい
る。
【0030】なお、各固体光検出素子25は図1に示すよ
うに信号線22a ,走査線22b により接続されており、信
号線22a は図1の垂直方向に延在してマルチプレクサ24
および各固体光検出素子25と接続されている。一方、走
査線22b は図1の水平方向に延在して走査パルス発生器
23および各固体光検出素子25の転送部19と接続されてい
る。
【0031】ここで、固体光検出素子25の詳細について
説明する。図2は固体光検出素子25の詳細を表す図であ
る。図2に示すように固体光検出素子25は、樹脂シート
からなる基板31の上にパターン成形した導電膜からなる
信号線32A ,32B があり、アモルファスシリコン33と透
明電極34とからなる光電変換部18としてのフォトダイオ
ード35、アモルファスシリコン36およびアモルファスシ
リコン36内に設けられた転送電極36A(ゲート)からなる
転送部19としての薄膜トランジスタ37により構成されて
なるものである。ここで信号線32B はドレインであり、
前述した信号線22a と接続されており、転送電極36A は
転送部19と接続され、この転送部19は走査線22b と接続
されている。そしてこのように構成された固体光検出素
子25を2次元状に複数配置することにより固体光検出器
2が構成され、この固体光検出器2をGd2 2 S,C
sI等の蛍光体からなるシンチレータ3と積層させるこ
とにより放射線検出器が構成されているものである。
【0032】一方、画像信号補正装置10は、放射線検出
器1から出力された画像信号S1のオフセットを調整す
るためのオフセット調整手段11と画像信号S1を調整す
るためのゲイン調整手段としてのオートゲインコントロ
ールアンプ(以下AGCアンプという)12、放射線検出
器1から出力された画像信号S1を対数変換する対数変
換手段13と、対数変換された画像信号をデジタル画像信
号に変換するA/D変換手段14と、A/D変換された画
像信号を一旦記憶するフレームメモリ15とからなるもの
である。さらに、放射線検出器1から出力された画像信
号S1のオフセットとゲインを調整するための補正値を
記憶し、この補正値をオフセット調整手段11とAGCア
ンプ12に入力するための補正テーブル16を有するもので
ある。
【0033】次いで本発明による画像信号補正装置を用
いた画像信号読出システムの動作について説明する。
【0034】図3は本発明による画像信号補正装置を用
いた画像信号読出システムの動作を表す図である。
【0035】まず、X線源4からX線5を出射しない状
態において放射線検出器1から画像信号S1を読み出
す。すなわち、図1に示す、走査パルス発生器23から図
1の縦方向に一列に並ぶ各固体光検出素子25に転送パル
スが送られ、最も左側の列の各固体光検出素子25のスイ
ッチが「入」状態(固体光検出素子25の転送電極36A に
電圧がかかり、信号線32A ,32B 間を電流が流れる状
態)となる。これにより最も左側の列の固体光検出素子
25の信号電荷はマルチプレクサ24に同時に送られ、負荷
容量21に一旦蓄電される。次いで、アンプ20のスイッチ
を入れることにより、負荷容量21に蓄電された信号電荷
が出力され、アンプ20により増幅されて放射線検出器1
から画像信号S1として出力される。
【0036】放射線検出器1から出力された画像信号S
1は、オフセット調整手段11、AGCアンプ12を通過し
て、対数変換手段13,A/D変換手段14により対数変換
され、デジタル信号に変換され、フレームメモリ15に入
力される。この操作を、放射線検出器1の固体光検出器
2を構成する各固体光検出素子25の縦方向に並ぶすべて
のライン毎に行い、各ライン毎の画像信号S1を得る。
【0037】ここで放射線検出器1から出力された画像
信号S1においては、放射線検出器1にX線5は照射さ
れていないために、画像信号S1の値は0となるはずで
ある。しかしながら、各固体光検出素子25の感度の違
い、アンプ20のオフセット電圧のばらつきによる誤差の
ために、各ライン毎の画像信号S1の値が0とはならな
くなってしまう。このため、X線5を照射しない状態に
おいて、固体光検出器2を構成する固体光検出素子25の
各ライン毎に出力された画像信号S1の値をオフセット
補正値としてフレームメモリ15から補正テーブル16に入
力し、これにより各ライン毎のオフセット補正値が補正
テーブル16に記憶される。
【0038】次いで、上述したオフセット補正値をオフ
セット調整手段11に入力してオフセットを0にした状態
でX線源4からX線5を出射し、放射線検出器1に一様
なX線5を照射した状態において、放射線検出器1から
画像信号S1を読み出す。すなわち、前述したX線5を
照射していない状態の場合と同様に、固体光検出器2を
構成する各固体光検出素子25の図示縦方向に並ぶ一ライ
ンの固体光検出素子25毎に画像信号S1が読み出され
る。読み出された画像信号S1は、オフセット調整手段
11において前述したオフセット補正値によりオフセット
が補正されて、AGCアンプ12を通過し、対数変換手段
13,A/D変換手段14により対数変換され、デジタル信
号に変換され、フレームメモリ15に入力される。
【0039】ここで、X線5を一様に照射した状態にお
いて、放射線検出器1から出力された画像信号S1にお
いては、各ライン毎に出力された画像信号S1の値は一
定となるはずであるが、上述したような各固体光検出素
子25の感度の違い、アンプ20のオフセット電圧のばらつ
き、さらには負荷容量21の誤差のために各ライン毎に異
なるものとなってしまう。そこで、フレームメモリ15に
入力された各ライン毎の画像信号S1のばらつきを求
め、このばらつきに基づいて、各ライン毎の画像信号S
1が一定となるようなゲイン補正値が求められる。求め
られたゲイン補正値は補正テーブル16に入力され、これ
により各ライン毎のゲイン補正値が補正テーブル16に記
憶される。
【0040】このようにして、オフセット補正値および
ゲイン補正値が求められ、補正テーブル16に記憶された
後に、被写体6のX線画像の撮影が行われる。すなわち
図3に示すように、X線源4より発せられたX線5は被
写体6に照射され、被写体6を透過する。被写体6を透
過したX線5は放射線検出器1に照射される。放射線検
出器1に照射されたX線5はシンチレータ3に照射され
可視光に変換される。変換された可視光は固体光検出器
2を構成する各固体光検出素子25のフォトダイオード15
により受光され、フォトダイオード15において信号電荷
が発生する。このようにして、各固体光検出素子25にお
いて可視光の発光輝度、すなわち入射した放射線のエネ
ルギーに比例した信号電荷が発生する。
【0041】次いで、フレームメモリ15からアドレス信
号Aが、走査パルス発生器23およびアンプ20に送られ、
各ライン毎の信号電荷が読み出される。すなわち、走査
パルス発生器23から最も左の列の各固体光検出素子25に
転送パルスが送られ、最も左の列の各固体光検出素子25
のスイッチは「入」状態(固体光検出素子25の転送電極
36A に電圧がかかり、信号線32A ,32B 間を電流が流れ
る状態)となる。すなわち、フォトダイオード35で発生
した信号電荷は転送部19としての薄膜トランジスタ37を
通じて転送される。これにより、最も左の列の各固体光
検出素子25の信号電荷はマルチプレクサ24に同時に送ら
れる。マルチプレクサ24からは各ライン毎のアナログ電
気信号(画像信号)が最も左の列から最も右の列まで時
系列的に取り出され、一旦負荷容量21に蓄電され、アン
プ20により増幅されて放射線検出器1から出力される。
【0042】このようにして、最も左の列から最も右の
列へと順次、各列毎に走査パルス発生器23から転送パル
スが送られ、各列毎の各固体光検出素子25からのアナロ
グ画像信号S1が放射線検出器1から時系列的に出力さ
れる。
【0043】一方、フレームメモリ15からは、補正テー
ブル16にもアドレス信号が送られており、放射線検出器
1から各ライン毎に出力された画像信号S1は、オフセ
ット調整手段11において補正テーブル16に記憶されてい
る各ライン毎のオフセット補正値により、まずオフセッ
トの補正がなされる。次いで、オフセットの補正がなさ
れた画像信号S1は、AGCアンプ12において、補正テ
ーブル16に記憶されている各ライン毎のゲイン補正値に
より、ゲインの補正がなされる。このようにオフセット
およびゲインの補正がなされた画像信号S1は対数変換
手段13において対数変換され、A/D変換手段14におい
てデジタル信号に変換され、フレームメモリ15に入力さ
れる。この処理を各ライン毎に行い、これにより被写体
6の放射線画像情報を担持する画像信号がフレームメモ
リ15に記憶される。
【0044】次いでフレームメモリ15から補正済の画像
信号S2が出力され、図3に示す再生手段8において可
視像として再生される。
【0045】このように、本発明による画像信号補正装
置は、固体光検出器2を構成する各固体光検出素子25の
各ライン毎にオフセットおよびゲインを調整するように
したため、各ライン毎の出力の相違に基づくライン状の
ノイズの発生を防止することができ、S/Nの良好な高
画質の画像を得ることができる。
【0046】なお、再生手段8としては、CRT等の電
子的に表示するもの、CRT等に表示された放射線画像
をビデオプリンタ等に記録するものなど種々のものを採
用することができる。また、被写体6の放射線画像は磁
気テープ、光ディスク等に記録保存するようにしてもよ
い。
【0047】次いで本発明の第2実施例について説明す
る。
【0048】図4は本発明による画像信号補正装置の第
2実施例を説明するための図である。なお図4において
は図1に示す本発明による第1の画像信号補正装置と同
一構成の部分については参照番号に「′」を付して示
し、ここでは詳細な説明は省略する。
【0049】図4に示すように、本発明による画像信号
補正装置の第2実施例は、補正テーブル16′に記憶され
ているオフセット補正値とゲイン補正値の2つの補正値
に基づいて放射線検出器1から出力された画像信号S
1′のオフセットとゲインの補正を同時に行う補正手段
40を備えてなるものである。
【0050】まず、前述した本発明による画像信号補正
装置の第1実施例と同様に、放射線検出器1′の固体光
検出器2を構成する各固体光検出素子25の図示縦方向に
並ぶ各ライン毎のオフセット補正値およびゲイン補正値
が求められ、補正テーブル16に記憶される。
【0051】次いで、図4に示すように、図1に示す実
施例と同様に、X線源4′より発せられたX線5′は被
写体6′に照射され、被写体6′を透過する。被写体
6′を透過したX線5′は放射線検出器1′に照射され
る。放射線検出器1′に照射されたX線5′はシンチレ
ータ3′に照射され可視光に変換される。変換された可
視光は固体光検出器2′を構成する各固体光検出素子2
5′により受光されて光電変換される。この際フレーム
メモリ15′からアドレス信号Aが走査パルス発生器23′
およびアンプ20′に送られ、各ライン毎に画像信号S
1′が出力される。
【0052】一方、フレームメモリ15′からは、前述し
た実施例と同様に、補正テーブル16′にもアドレス信号
が送られており、放射線検出器1′から各ライン毎に出
力された画像信号S1′は、補正手段40において、オフ
セットおよびゲインの補正がなされる。すなわち、補正
手段40において補正テーブル16′に記憶されたオフセッ
ト補正値およびゲイン補正値により、信号変換テーブル
が作成され、このテーブルに基づいて、各ライン毎に出
力された画像信号S1が補正されるのである。
【0053】このように補正がなされた画像信号は、フ
レールメモリ15′に入力され、補正画像信号S2′とし
て図示しない再生手段に入力され、この再生手段におい
て可視像として再生される。
【0054】なお、上述した実施例においては、放射線
検出器に何も照射しないときの画像信号および放射線検
出器に一様な放射線を照射した場合の一様画像信号によ
り、オフセット補正値およびゲイン補正値を求めて、補
正テーブルに記憶せしめるようにしているが、放射線検
出器のオフセット補正値およびゲイン補正値を画像信号
補正装置上ではなく、本装置とは別個に求め、この別個
に求められた各補正値を補正テーブルに記憶せしめ、こ
れに基づいて放射線検出器から出力される画像信号の補
正を行うようにしてもよい。
【0055】また、上述した実施例においては、オフセ
ット補正値とゲイン補正値とを別々に求め、これら各補
正値により、放射線検出器から出力された画像信号の補
正を行うようにしているが、オフセットとゲインの双方
の補正を同時に行うことのできる補正値(例えば、オフ
セットとゲインの値を適正な値に変換するテーブル)を
求め、これに基づいて出力される画像信号の補正を行う
ようにしてもよい。
【0056】さらに、上述した実施例においては、固体
光検出器を構成する固体光検出素子の一列に並ぶライン
毎にオフセット補正値およびゲイン補正値を求めるよう
にしているが、これに限定されるものではなく、例え
ば、図4に示すように、固体光検出器2をN個のエリア
に分割し、このエリア毎に補正値を求め、出力された画
像信号のエリア毎に補正を行うようにしてもよい。ま
た、各固体光検出素子毎に補正値を求め、各固体光検出
素子毎に補正を行うようにしてもよい。なお、このよう
なエリア、あるいは固体光検出素子の指定は、フレーム
メモリから出力されるアドレス信号により各エリア、各
固体光検出素子を指定することにより行うことができ
る。
【0057】また、上述した実施例においては、半導体
層としてアモルファスシリコン層を用いているが、これ
に限定されるものではなく、いかなる半導体層を用いる
ようにしてもよいものである。
【0058】さらに、上述した実施例においては、シン
チレータと固体光検出器との組み合わせからなる放射線
検出器を用いているが、とくにこれに限定されるもので
はなく、例えば、前述した特開平1-216290号公報等に開
示されているような、シンチレータを介することなく放
射線を直接検出して画像信号に光電変換して出力するタ
イプの放射線検出器を用いてもよいものである。
【0059】また、上述した実施例においては、固体光
検出素子を2次元状に配することにより固体光検出器を
構成しているが、これに限定されるものではなく、直線
状に配置した固体光検出素子により固体光検出器を構成
するようにしてもよいものである。
【0060】また、上述した実施例においては、本発明
による画像信号補正装置および方法は、被写体を透過し
て照射された放射線を検出することによって被写体の放
射線画像を得るために用いられているが、これに限定さ
れるものではなく、例えば被検体自身から発せられる放
射線を検出するとにより被検体の放射線画像を得るいわ
ゆるオートラジオグラフィーにも適用できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による画像信号補正装置を
表す図
【図2】固体光検出素子の詳細を表す断面図
【図3】本発明による画像信号補正装置を用いた画像信
号読出システムを表す図
【図4】本発明の第2実施例による画像信号補正装置を
表す図
【図5】固体光検出器を複数のエリアに分割した状態を
表す図
【符号の説明】
1 放射線検出器 2 固体光検出器 3 シンチレータ 4 X線源 5 X線 6 被写体 8 再生手段 10 画像信号補正装置 11 オフセット調整手段 12 AGCアンプ 13,13′ 対数変換手段 14,14′ A/D変換手段 15,15′ フレームメモリ 16,16′ 補正テーブル 25,25′ 固体光検出素子 40 補正手段 S1,S1′,S2,S2′ 画像信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01T 1/24 9014−2G G03B 42/02 Z H01L 27/14 H04N 5/32

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報を担持する放射線を検出して全
    体として該画像情報を担持する画像信号に変換して出力
    する1または2次元状に配された多数の固体光検出素子
    を有する放射線検出器から出力される画像信号を補正す
    るための画像信号補正装置において、 前記固体光検出素子毎または所定数の前記固体光検出素
    子からなる素子群毎に前記放射線を照射しないときの前
    記画像信号の値が0となるように補正するとともに、一
    様な放射線を照射したときの前記画像信号が全ての前記
    固体光検出素子または前記素子群について略同一となる
    ように補正する補正値を記憶した記憶手段と、 該記憶手段に記憶された補正値に基づいて、前記固体光
    検出素子毎または前記素子群毎に前記画像信号を補正す
    る補正手段とからなることを特徴とする画像信号補正装
    置。
  2. 【請求項2】 前記補正値が、前記固体光検出素子毎ま
    たは前記素子群毎に前記放射線を照射しないときの前記
    画像信号の値が0となるように補正するオフセット補正
    値と、一様な放射線を照射したときの前記画像信号が全
    ての前記固体光検出素子または前記素子群について略同
    一となるように補正するゲイン補正値とからなり、 前記補正手段が、前記記憶手段に記憶された前記オフセ
    ット補正値に基づいて前記画像信号のオフセットを補正
    するオフセット補正手段と、前記記憶手段に記憶された
    前記ゲイン補正値に基づいて前記画像信号を補正するゲ
    イン補正手段とからなることを特徴とする請求項1記載
    の画像信号補正装置。
  3. 【請求項3】 前記補正値が、前記固体光検出素子毎ま
    たは前記素子群毎に前記放射線を照射しないときの前記
    画像信号の値が0となるように補正するオフセット補正
    値と、一様な放射線を照射したときの前記画像信号が全
    ての前記固体光検出素子または前記素子群について略同
    一となるように補正するゲイン補正値とからなり、 前記補正手段が、前記記憶手段に記憶された前記オフセ
    ット補正値と前記ゲイン補正値とに基づいて前記画像信
    号を補正する補正手段であることを特徴とする請求項1
    記載の画像信号補正装置。
  4. 【請求項4】 前記固体光検出素子毎または所定数の前
    記固体光検出素子からなる素子群毎に前記放射線を照射
    しないときの前記画像信号の値が0となるように補正す
    るとともに、一様な放射線を照射したときの前記画像信
    号が全ての前記固体光検出素子または前記素子群につい
    て略同一となるような補正値を記憶手段に記憶させ、 該記憶手段に記憶された補正値に基づいて、前記固体光
    検出素子毎または前記素子群毎に前記画像信号を補正す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像信号補正装置を
    用いた画像信号補正方法。
  5. 【請求項5】 前記固体光検出素子毎または前記素子群
    毎に、前記放射線検出器に前記放射線を照射しない状態
    において画像信号を読み出し、該画像信号の値を前記オ
    フセット補正値として前記記憶手段に記憶し、 前記放射線検出器に一様な放射線を照射した状態におい
    て、前記記憶手段に記憶された前記オフセット補正値に
    基づいて前記オフセット補正手段による補正を行いつつ
    前記画像信号を読み出して、該画像信号が全ての前記固
    体光検出素子または前記素子群について略同一となるよ
    うに補正するゲイン補正値を求め、該ゲイン補正値を前
    記記憶手段に記憶し、 該記憶手段に記憶された前記オフセット補正値に基づい
    て前記画像信号のオフセットを補正し、前記ゲイン補正
    値に基づいて前記画像信号を補正することを特徴とする
    請求項2記載の画像信号補正装置を用いた画像信号補正
    方法。
  6. 【請求項6】 前記固体光検出素子毎または前記素子群
    毎に、前記放射線検出器に前記放射線を照射しない状態
    において画像信号を読み出し、該画像信号の値を前記オ
    フセット補正値として前記記憶手段に記憶し、 前記放射線検出器に一様な放射線を照射した状態におい
    て、前記記憶手段に記憶された前記オフセット補正値に
    基づいて前記オフセット補正手段による補正を行いつつ
    前記画像信号を読み出して、該画像信号が全ての前記固
    体検出素子または前記素子群について略同一となるよう
    に補正するゲイン補正値を求め、該ゲイン補正値を前記
    記憶手段に記憶し、 該記憶手段に記憶された前記オフセット補正値および前
    記ゲイン補正値に基づいて前記放射線検出器から出力さ
    れる前記画像信号を補正することを特徴とする請求項3
    記載の画像信号補正装置を用いた画像信号補正方法。
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