JP2007213662A - 音声再生装置 - Google Patents

音声再生装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007213662A
JP2007213662A JP2006030600A JP2006030600A JP2007213662A JP 2007213662 A JP2007213662 A JP 2007213662A JP 2006030600 A JP2006030600 A JP 2006030600A JP 2006030600 A JP2006030600 A JP 2006030600A JP 2007213662 A JP2007213662 A JP 2007213662A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
audio
output
stream
audio stream
sub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006030600A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Nakamichi
芳之 中道
Haruhiko Yoneda
晴彦 米田
Toshiki Iwahana
俊樹 岩鼻
Motoki Asano
基樹 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2006030600A priority Critical patent/JP2007213662A/ja
Publication of JP2007213662A publication Critical patent/JP2007213662A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

【課題】 記録媒体に別の音声ストリームが記録されていることを視聴者に知らせる。
【解決手段】 ディスク再生装置は、DVDからメインオーディオの音声ストリームを読出し、サブオーディオまたはエフェクトオーディオの音声ストリームが記録されている場合にはそれらをさらに読み出すシステムコントローラと、サブオーディオまたはエフェクトオーディオの音声ストリームが読み出されることに応じて(S01またはS02でYES)、サブオーディオまたはエフェクトオーディオの音声ストリームが存在すること報知する報知手段と(S03)、を備える。
【選択図】 図3

Description

この発明は音声再生装置に関し、特にHD DVD(High Definition−Digital Versatile Disc)ビデオ規格で記録された音声を再生する音声再生装置に関する。
現在、市場に流通しているDVD再生装置は、8つの音声ストリームのうちから選択された1つの音声ストリームが出力される。このため、音声回路は、1つの音声ストリームをビットストリームのまま出力する、または、デコードしたLPCM(Linear Pulse Code Modulation)を出力するためのデジタル出力端子と、アナログに変換したアナログ信号を出力するためのアナログ出力端子とを備えている。
一方、HD DVD規格が定められ、HD DVD規格で記録された映像および音声を再生する再生装置の開発が進められている。HD DVD規格では、メインオーディオ、サブオーディオおよびエフェクトオーディオの3つの音声オブジェクトがDVDに記録される。メインオーディオの音声オブジェクトは、8つの音声ストリームを含むことが可能であり、サブオーディオおよびエフェクトオーディオの音声オブジェクトは、それぞれ1つの音声ストリームを含む。メインオーディオの音声オブジェクトが含む最大で8つの音声ストリームそれぞれは、サブオーディオおよびエフェクトオーディオの音声オブジェクトそれぞれが含む音声ストリームと互いに同期する。HD DVD規格でDVDに記録された3つの音声オブジェクトを出力する際には、メインオーディオの音声オブジェクトに含まれる最大で8つの音声ストリームのうちから選択された1つの音声ストリームと、サブオーディオおよびエフェクトオーディオの音声オブジェクトそれぞれが含む音声ストリームとが出力される。このためDVD再生装置に、3つの音声ストリームを出力するために、3つのデジタル出力端子および3つのアナログ出力端子を備えることが考えられるが、製造コストの面から現実的でない。
そこで、単一のデジタル出力端子またはアナログ出力端子から3つの音声ストリームのうちから選択されたものを出力させるモードと、3つの音声ストリームをミキシングして出力させるモードとを設けて、いずれかのモードを選択することが考えられる。
しかしながら、3つの音声ストリームのうちから選択されたものを出力させるモードでは、選択されなかった音声ストリームは出力されないので、ユーザはそれらが存在することすらわからなくなってしまうといった問題がある。
特開2005−086486号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、記録媒体に別の音声ストリームが記録されていることを視聴者に知らせることが可能な音声出力装置を提供することである。
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、音声出力装置は、記録媒体から第1の音声ストリームを読出し、第1の音声ストリームに同期する第2の音声ストリームが記録されている場合には該第2の音声ストリームをさらに読み出す読出手段と、読出手段により第2の音声ストリームが読み出されることに応じて、第2の音声ストリームが存在することを報知する報知手段と、を備える。
この局面に従えば、記録媒体から第2の音声ストリームが読み出されると、第2の音声ストリームが存在することが報知される。このため、記録媒体に別の音声ストリームが記録されていることを視聴者に知らせることが可能な音声出力装置を提供することができる。
好ましくは、第1の音声ストリームと第2の音声ストリームとをミキシングしてミキシングデータを出力するミキシング手段と、第1の音声ストリームを出力する第1出力モードと、ミキシングデータを出力する第2出力モードとのいずれかに切換える切換手段と、報知手段は、第1出力モードにあるときに、第2の音声ストリームが存在することを報知する。
この局面に従えば、第1の音声ストリームを出力する第1出力モードにあるときに第2の音声ストリームが存在することが報知されるので、第1の音声ストリームと第2の音声ストリームとをミキシングしたミキシングデータを出力する第2出力モードに切換えることにより、第2の音声ストリームを第1の音声ストリームとともに出力させることができる。
好ましくは、報知手段は、第1モードにあるときは、読出手段により第2の音声ストリームが読み出されている間、第2の音声ストリームが存在することを報知する。
好ましくは、報知手段は、第2の音声ストリームが存在することを表示する表示手段を含む。
好ましくは、ディスプレイに表示するための画像を生成する画像表示制御手段をさらに備え、報知手段は、画像表示制御手段にディスプレイに表示するための画像の輝度を変化させる輝度変化手段を含む。
好ましくは、報知手段は、ディスプレイにメッセージを表示するメッセージ表示手段を含む。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態の1つにおけるディスク再生装置の全体構成を示す図である。図1を参照して、ディスク再生装置100は、画像および音声を圧縮符号化した画像データおよび音声データを記録したDVD20が装着され、そのDVD20から画像データおよび音声データを読み出して画像および音声を再生する。
ディスク再生装置100は、ディスク再生装置100の全体を制御するシステムコントローラ10と、それぞれがシステムコントローラ10に接続されたLAN(Local Area Network)インターフェース15、操作部12、表示部13、読み出し用バッファ26、再生バッファメモリ38、デマルチプレクサ31、オンスクリーンディスプレイ(OSD)回路37とを含む。
DVD20は、スピンドルモータ22によって回転される。サーボ回路23は、スピンドルモータ22の回転数、ピックアップ21のフォーカスサーボおよびトラッキングサーボを制御する。DVD20に記録されたタイトルを再生する場合、DVD20に記録されたデータは、ピックアップ21により読み取られる。ピックアップ21は、DVD20で反射した光を受光し、受光した光を光電変換素子により電気信号に変換して、復調部24に出力する。復調部24に入力される電気信号は、DVD20への記録に適した信号に変調された信号であるため、復調部24はこれを復調して元の形に戻す。誤り訂正部25は、リードソロモン積符号(RS−PC)の訂正方式でエラー訂正し、エラー訂正したデータを読み出し用バッファ26に記憶する。
システムコントローラ10は、ナビゲーション情報解析部11を含む。ナビゲーション情報解析部11は、読み出し用バッファ26からデータを読み出し、ナビゲーション情報を解析する。また、システムコントローラ10は、読み出し用バッファ26から読み出したビデオPES(Packetized Elementary Stream)とオーディオPESとを再生バッファメモリ38に記憶する。
再生バッファメモリ38に記憶されたビデオPESとオーディオPESとは、デマルチプレクサ31で読み取られ、デマルチプレクサ31は、ビデオPESをMPEGビデオデコーダ32に出力し、オーディオPESをオーディオ回路41に出力する。オーディオPESは、メインオーディオの音声ストリームと、サブオーディオの音声ストリームと、エフェクトオーディオの音声ストリームとの3種類を含む。オーディオ回路41は、システムコントローラ10により制御され、3種類の音声ストリームを処理して、デジタル出力端子HDMI(High−Definition Multimedia Interface)42、S/PDIF(Sony/Philips Digital Interface)43およびアナログ出力端子44から音声データを出力する。オーディオ回路41の詳細は後述する。
MPEGビデオデコーダ32は、入力されたビデオPESをMPEG方式で復号し、復号したビデオデータをビデオエンコーダ33に出力する。ビデオエンコーダ33は、ビデオデータをエンコードし、加算器35に出力する。ビデオエンコーダ33は、システムコントローラ10により制御され、映像の輝度を変化させる。
OSD回路37は、システムコントローラ10から出力指示された文字情報に基づくビットマップデータを加算器35に出力する。OSD回路37により、後述するサブオーディオおよびエフェクトオーディオが存在することを示すメッセージを表示するメッセージ画面が加算器35に出力される。加算器35は、ビデオエンコーダ33から入力されるビデオ信号の画像に、OSD回路37から入力されるメッセージ画面を重畳して、ビデオ出力端子36に出力する。ビデオ出力端子36は、たとえば、テレビジョン受像機と接続され、ビデオ信号の映像、または、OSD回路37からメッセージ画面が出力される場合にはビデオ信号の映像にメッセージ画面を重畳した映像を、テレビジョン受像機に出力する。
LANインターフェース15は、ディスク再生装置100をインターネット16に接続するための通信用のインターフェースである。ここでは、LANインターフェース15は、インターネット16に接続されており、システムコントローラ10は、そのインターネットに接続されたコンピュータ17と通信可能となっている。コンピュータ17は、MPEG規格で圧縮符号化されたデータを蓄積しており、ディスク再生装置100からの要求により、蓄積したデータを送信する。このため、ディスク再生装置100は、コンピュータ17からデータを受信して、上述したDVD20から読み出したデータと同様にして、映像および音声を再生する。
操作部12は、ディスク再生装置100の前面に備えられた複数のボタンスイッチを有する。操作部12では、ディスク再生装置100を操作するユーザの指示の入力が受付けられる。また、操作部12は、リモートコントローラ(リモコン)14と赤外線による無線通信が可能となっている。リモコン14は、操作部12と同様の指示を入力するためのボタンスイッチを有する。このため、ユーザは、操作部12に入力するのと同様の指示を、リモコン14を用いて入力することができる。
表示部13は、蛍光表示管であり、ディスク再生装置100の動作状態の表示、操作部12に入力されたユーザの指示の表示等を行う。なお、蛍光表示管に代えて、または、それとともに液晶表示装置、有機エレクトロルミネッセンスディスプレイまたはLED(Light Emitting Diode)パネル等を用いてもよい。
図2は、オーディオ回路の詳細な構成を示すブロック図である。図2を参照して、オーディオ回路41には、メインオーディオの音声ストリームと、サブオーディオの音声ストリームと、エフェクトオーディオの音声ストリームとが入力される。オーディオ回路41は、メインオーディオの音声ストリームをデコードするためのメインオーディオデコーダ51と、サブオーディオの音声ストリームをデコードするためのサブオーディオデコーダ52と、エフェクトオーディオの音声ストリームをデコードするためのエフェクトオーディオデコーダ53と、オーディオミキシングエンジン54と、第1切換器55と、第2切換器56と、デジタルアナログ変換部(DAC)57とを含む。
サブオーディオデコーダ52は、サブオーディオの音声ストリームが入力されている間、サブオーディオの音声ストリームが存在することを示す信号を、システムコントローラ10に出力する。また、エフェクトオーディオデコーダ53は、エフェクトオーディオの音声ストリームが入力されている間、エフェクトオーディオの音声ストリームが存在することを示す信号を、システムコントローラ10に出力する。
システムコントローラ10は、サブオーディオの音声ストリームまたはエフェクトオーディオの音声ストリームの少なくとも一方が入力される間、サブオーディオの音声ストリームまたはエフェクトオーディオの音声ストリームのいずれかが存在することをユーザに報知する。システムコントローラ10は、サブオーディオデコーダ52からサブオーディオの音声ストリームが存在することを示す信号が入力される間、サブオーディオの音声ストリームが入力されていることを検出する。また、システムコントローラ10は、エフェクトオーディオデコーダ53からエフェクトオーディオの音声ストリームが存在することを示す信号が入力される間、エフェクトオーディオが入力されていることを検出する。
システムコントローラ10による報知には、次の3つの方法がある。これらの3つの方法いずれか単独で報知するようにしてもよいし、2つ以上を組み合わせて報知するようにしてもよい。
(1)システムコントローラ10は、OSD回路37にメッセージを表示させる。メッセージは、例えば「サブオーディオがあります。」、「エフェクトオーディオがあります。」または「サブオーディオとエフェクトオーディオがあります。」である。
(2)システムコントローラ10は、表示部13に備えられた報知用のLEDを点灯させる。
(3)システムコントローラ10は、ビデオエンコーダ33を制御して、映像の輝度を変化させる。
オーディオミキシングエンジン54は、メインオーディオデコーダ51からデコードされたメインオーディオが入力され、サブオーディオデコーダ52からデコードされたサブオーディオが入力され、エフェクトオーディオデコーダ53からデコードされたエフェクトオーディオが入力される。オーディオミキシングエンジン54は、システムコントローラ10により制御され、メインオーディオ、サブオーディオおよびエフェクトオーディオをミキシングして、LPCMの音声信号を第2切換器56の入力端子aおよびDAC57に出力する。
第1切換器55は、入力端子aにメインオーディオの音声ストリーム(ビットストリーム)が入力され、入力端子bにサブオーディオの音声ストリームが入力される。第1切換器55は、システムコントローラ10により制御され、入力端子aに入力されるメインオーディオの音声ストリーム、または入力端子bに入力されるサブオーディオの音声ストリームのいずれかを、第2切換器56の入力端子bに出力する。
第2切換器56は、入力端子aにメインオーディオ、サブオーディオおよびエフェクトオーディオをミキシングしたLPCMの音声信号が入力され、入力端子bに第1切換器55の出力、すなわちメインオーディオまたはサブオーディオの音声ストリームのいずれかが入力される。第2切換器56は、システムコントローラ10により制御され、入力端子aに入力されるメインオーディオ、サブオーディオおよびエフェクトオーディオをミキシングしたLPCMの音声信号と、入力端子bに入力されるメインオーディオまたはサブオーディオの音声ストリームとのいずれかを、デジタル出力端子HDMI42,S/PDIF43に出力する。
システムコントローラ10は、ユーザが操作部12に入力した音声出力設定に従って、第1切換器55および第2切換器56を切換える。操作部12への音声出力設定の入力は、リモコン14への入力を含む。システムコントローラ10は、音声出力設定が、メインオーディオ出力に設定されている場合、第1切換器55を入力端子a側に切換え、第2切換器56を入力端子b側に切換える。システムコントローラ10は、音声出力設定が、サブオーディオ出力に設定されている場合、第1切換器55を入力端子b側に切換え、第2切換器56を入力端子b側に切換える。システムコントローラ10は、音声出力設定が、メインオーディオ出力、およびサブオーディオ出力のいずれにも設定されていなければ、第2切換器56を入力端子a側に切換える。ここでは、メインオーディオ出力、またはサブオーディオ出力の音声出力設定を、第1のモードといい、メインオーディオ出力、およびサブオーディオ出力のいずれでもない音声出力設定を第2のモードという。
DAC57は、オーディオミキシングエンジン54から入力されるメインオーディオ、サブオーディオおよびエフェクトオーディオをミキシングしたLPCMの音声信号をアナログに変換して、アナログ出力端子44に出力する。
図3は、検出表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。検出表示処理は、システムコントローラ10により実行される処理である。図3を参照して、システムコントローラ10は、サブオーディオの音声ストリームが入力されているか否かを判断する(ステップS01)。システムコントローラ10は、サブオーディオデコーダ52からサブオーディオの音声ストリームが存在することを示す信号が入力されていれば、処理をステップS03に進め、そうでなければ処理をステップS02に進める。ステップS02では、エフェクトオーディオの音声ストリームが入力されているか否かを判断する。システムコントローラ10は、エフェクトオーディオデコーダ53からエフェクトオーディオの音声ストリームが存在することを示す信号が入力されていれば、処理をステップS03に進め、そうでなければ処理をステップS04に進める。
システムコントローラ10は、ステップS03では、サブオーディオの音声ストリームまたはエフェクトオーディオの音声ストリームのいずれかが存在することをユーザに報知する。報知は、(1)OSD回路37によるメッセージを表示、(2)表示部13に備えられた報知用のLEDを点灯、(3)ビデオエンコーダ33による輝度の変化のいずれか、または、これらの2つ以上の組合せである。そして、再生が終了したか否かを判断し(ステップS05)、再生が終了していなければ処理をステップS01に戻し、再生が終了したならば処理を終了する。
一方、ステップS04では、ユーザへの報知を終了する。これにより、サブオーディオの音声ストリームまたはエフェクトオーディオの音声ストリームのいずれかが存在する間、それらのいずれかが存在することがユーザに報知される。
メインオーディオを出力する設定がされている場合には、サブオーディオまたはエフェクトオーディオの音声ストリームが存在しても、ユーザは、それらを視聴することができない。システムコントローラ10により検出表示処理が実行されると、サブオーディオまたはエフェクトオーディオの音声ストリームのいずれかが存在することがユーザに報知されるので、ユーザは、その存在を知ることができる。
図4は、音声出力制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。音声出力制御処理は、システムコントローラ10により実行される処理である。図4を参照して、システムコントローラ10は、ユーザによる音声出力設定が、メインオーディオ出力に設定されているか否かを判断する(ステップS11)。メインオーディオ出力に設定されていれば処理をステップS12に進め、そうでなければ処理をステップS21に進める。 ステップS12では、メインオーディオを出力するために、第1切換器55および第2切換器56を切換える。具体的には、第1切換器55を入力端子a側に切換え、第2切換器56を入力端子b側に切換える。これにより、メインオーディオの音声ストリームが、デジタル出力端子HDMI42,S/PDIF43から出力される。
次に、ミキシングをオンにする指示がユーザにより入力されたか否かが判断される(ステップS13)。ミキシングをオンにする指示は、ユーザが操作部12に備えられたミキシングボタンを指示することにより、システムコントローラ10に入力される。リモコン14は、ミキシングボタンを備え、ユーザがリモコン14のミキシングボタンを指示することによっても、ミキシングをオンにする指示がシステムコントローラ10に入力される。ミキシングをオンにする指示が入力されたならば処理をステップS14に進め、指示がなければ処理をステップS18に進める。
ステップS14では、ミキシングをオンにする指示があったときより前の音声ストリームを読み出す。上述したように、音声出力設定がメインオーディオの出力に設定されている場合、ユーザは、サブオーディオとエフェクトオーディオの存在が報知されることにより、それらの存在を認識する。したがって、ユーザがサブオーディオとエフェクトオーディオの存在に気付き、ミキシングをオンにする指示を入力した時点では、既にサブオーディオとエフェクトオーディオは、ある程度の再生時間が経過してしまっている。このため、サブオーディオおよびエフェクトオーディオを最初から再生するために、ミキシングをオンする指示があったときより前の音声ストリームを読み出す。なお、音声ストリームとビデオPESとは同期するため、ミキシングをオンする指示があったときより前の音声ストリームを読み出す際には、読み出す音声ストリームに同期するビデオPESを読み出す。これにより、音声と映像とが同期して出力される。
システムコントローラ10は、読み出し用バッファ26に記憶されているデータのうち、ミキシングをオンにする指示があった時より前のメインオーディオストリーム、サブオーディオストリームおよびエフェクトオーディオストリームを読み出す。また、読み出し用バッファに該当するデータが記憶されていない場合には、サーボ回路23を制御して、該当するデータをピックアップ21に読み出させる。ミキシングをオンにする指示があった時点より前のデータは、次の方法のいずれかでそのデータの位置が決定される。
(1)ミキシングをオンにする指示があった時点より予め定めた時間だけ前のデータの位置。
(2)サブオーディオまたはエフェクトオーディオのいずれか一方が存在することになった位置。システムコントローラ10は、サブオーディオまたはエフェクトオーディオが存在することになった位置を、サブオーディオデコーダ52およびエフェクトオーディオデコーダ53から入力される信号に基づいて記憶しており、その記憶しておいた位置のメインオーディオ、サブオーディオおよびエフェクトオーディオを読み出す。位置は、再生時間であってもよいし、DVDに記録されている位置であってもよい。
(3)ステップS13で指示があった時点のメインオーディオストリームが属するチャプタの先頭の位置。
ステップS15では、ミキシングしたLPCMを出力するために、第2切換器56を入力端子a側に切換える。これにより、メインオーディオ、サブオーディオおよびエフェクトオーディオをミキシングしたLPCMがデジタル出力端子HDMI42,S/PDIF43から出力される。
ステップS16では、ミキシングをオフにする指示が入力されたか否かが判断される。ミキシングをオフにする指示が入力されたならば処理をステップS17に進め、そうでなければミキシングしたLPCMの出力を継続する。ミキシングをオフにする指示は、ユーザが操作部12に備えられたミキシングボタンを指示することにより、システムコントローラ10に入力される。なお、ユーザによるミキシングをオフにする指示の入力に代えて、システムコントローラ10がサブオーディオの音声ストリームまたはエフェクトオーディオの音声ストリームのいずれもが存在しなくなったことを検出するようにしてもよい。さらに、システムコントローラ10が、ミキシングをオンにする指示がされた位置の音声ストリームが入力されたことを検出するようにしてもよい。
ステップS17では、メインオーディオを出力するために、第1切換器55を入力端子a側に切換え、第2切換器56を入力端子b側に切換える。これにより、メインオーディオの音声ストリームが、デジタル出力端子HDMI42,S/PDIF43から出力される。そして、ステップS18では、再生が終了したか否かを判断し、再生が終了していなければ処理をステップS13に戻し、再生が終了したならば処理を終了する。
一方、ステップS21では、システムコントローラ10は、ユーザによる音声出力設定が、サブオーディオ出力に設定されているか否かを判断する。サブオーディオ出力に設定されていれば処理をステップS22に進め、そうでなければ処理をステップS31に進める。ステップS22では、サブオーディオを出力するために、第1切換器55および第2切換器56を切換える。具体的には、第1切換器55を入力端子b側に切換え、第2切換器56を入力端子b側に切換える。これにより、サブオーディオの音声ストリームが、デジタル出力端子HDMI42,S/PDIF43から出力される。
ステップS23〜ステップS26の処理は、ステップS13〜ステップS16の処理とそれぞれ同じなのでここでは説明を繰り返さない。
ステップS27では、サブオーディオを出力するために、第1切換器55を入力端子b側に切換え、第2切換器56を入力端子b側に切換える。これにより、サブオーディオの音声ストリームが、デジタル出力端子HDMI42,S/PDIF43から出力される。そして、ステップS28では、再生が終了したか否かを判断し、再生が終了していなければ処理をステップS23に戻し、再生が終了したならば処理を終了する。
ステップS31では、ミキシングしたLPCMを出力するために、第2切換器56を入力端子a側に切換える。これにより、メインオーディオ、サブオーディオおよびエフェクトオーディオをミキシングしたLPCMがデジタル出力端子HDMI42,S/PDIF43から出力される。そして、ステップS32では、再生が終了したか否かを判断し、再生が終了していなければ、ミキシングしたLPCMの出力を継続し、再生が終了したならば処理を終了する。
以上説明したように本実施の形態におけるディスク再生装置100は、メインオーディオの音声ストリームを出力している状態で(ステップS12)、ミキシングをオンにする指示が入力されると(ステップS13)、ミキシングをオンにする指示があった時点より前のメインオーディオ、サブオーディオおよびエフェクトオーディオの音声ストリームが読み出されて(ステップS14)、それらをミキシングしたLPCMが出力される(ステップS15)。このため、サブオーディオおよびエフェクトオーディオを途中からではなく最初から出力することができる。また、ミキシングをオンにするために、リモコン14が備えるミキシングボタンを指示するといった簡単な操作で、メインオーディオの出力から、メインオーディオ、サブオーディオおよびエフェクトオーディオをミキシングしたLPCMの出力に切換えることができる。
<変形例>
図5は、変形例における音声出力制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。図5を参照して、システムコントローラ10は、メインオーディオを出力するために、第1切換器55を入力端子a側に切換え、第2切換器56を入力端子b側に切換える(ステップS41)。これにより、メインオーディオの音声ストリームが、デジタル出力端子HDMI42,S/PDIF43から出力される。
そして、サブオーディオの音声ストリームが入力されているか否かを判断する(ステップS42)。システムコントローラ10は、サブオーディオデコーダ52からサブオーディオの音声ストリームが存在することを示す信号が入力されていれば、処理をステップS44に進め、そうでなければ処理をステップS43に進める。ステップS43では、エフェクトオーディオの音声ストリームが入力されているか否かを判断する。システムコントローラ10は、エフェクトオーディオデコーダ53からエフェクトオーディオの音声ストリームが存在することを示す信号が入力されていれば、処理をステップS44に進め、そうでなければ処理をステップS41に戻す。
ステップS44では、ミキシングしたLPCMを出力するために、第2切換器56を入力端子a側に切換える。これにより、メインオーディオ、サブオーディオおよびエフェクトオーディオをミキシングしたLPCMがデジタル出力端子HDMI42,S/PDIF43から出力される。
ステップS45では、再生が終了したか否かを判断し、再生が終了していなければ処理をステップS42に戻し、再生が終了したならば処理を終了する。
変形例におけるディスク再生装置100は、DVD20からメインオーディオの音声ストリームが読み出されている場合にはメインオーディオの音声ストリームを出力し(ステップS41)、DVD20からサブオーディオまたはエフェクトオーディオの音声ストリームが読み出されている場合には(ステップS42でYES、または、ステップS43でYES)、メインオーディオ、サブオーディオおよびエフェクトオーディオをミキシングしたLPCMを出力する(ステップS44)。このため、デジタル端子HDMI42,S/PDIF43からできるだけメインオーディオの音声ストリームを出力しつつ、メインオーディオ、サブオーディオおよびエフェクトオーディオの全てを出力することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態の1つにおけるディスク再生装置の全体構成を示す図である。 オーディオ回路の詳細な構成を示すブロック図である。 検出表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。 音声出力制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 音声出力制御処理の別の流れの一例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 システムコントローラ、11 ナビゲーション情報解析部、12 操作部、13 表示部、14 リモコン、15 LANインターフェース、16 インターネット、17 コンピュータ、20 DVD、21 ピックアップ、22 スピンドルモータ、23 サーボ回路、24 復調部、25 誤り訂正部、26 読み出し用バッファ、31 デマルチプレクサ、32 MPEGビデオデコーダ、33 ビデオエンコーダ、35 加算器、36 ビデオ出力端子、37 OSD回路、38 再生バッファメモリ、41 オーディオ回路、42 HDMI、43 S/PDIF、44 アナログ出力端子、51 メインオーディオデコーダ、52 サブオーディオデコーダ、53 エフェクトオーディオデコーダ、54 オーディオミキシングエンジン、55 第1切換器、56 第2切換器、100 ディスク再生装置。

Claims (6)

  1. 記録媒体から第1の音声ストリームを読出し、前記第1の音声ストリームに同期する第2の音声ストリームが記録されている場合には該第2の音声ストリームをさらに読み出す読出手段と、
    前記読出手段により前記第2の音声ストリームが読み出されることに応じて、前記第2の音声ストリームが存在することを報知する報知手段と、を備えた音声出力装置。
  2. 前記第1の音声ストリームと前記第2の音声ストリームとをミキシングしてミキシングデータを出力するミキシング手段と、
    前記第1の音声ストリームを出力する第1出力モードと、前記ミキシングデータを出力する第2出力モードとのいずれかに切換える切換手段と、
    前記報知手段は、前記第1出力モードにあるときに、前記第2の音声ストリームが存在することを報知する、請求項1に記載の音声出力装置。
  3. 前記報知手段は、前記第1モードにあるときは、前記読出手段により前記第2の音声ストリームが読み出されている間、前記第2の音声ストリームが存在することを報知する、請求項2に記載の音声出力装置。
  4. 前記報知手段は、前記第2の音声ストリームが存在することを表示する表示手段を含む、請求項1に記載の音声出力装置。
  5. ディスプレイに表示するための画像を生成する画像表示制御手段をさらに備え、
    前記報知手段は、前記画像表示制御手段に前記ディスプレイに表示するための画像の輝度を変化させる輝度変化手段を含む、請求項1に記載の音声出力装置。
  6. 前記報知手段は、ディスプレイにメッセージを表示するメッセージ表示手段を含む、請求項1に記載の音声出力装置。
JP2006030600A 2006-02-08 2006-02-08 音声再生装置 Pending JP2007213662A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006030600A JP2007213662A (ja) 2006-02-08 2006-02-08 音声再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006030600A JP2007213662A (ja) 2006-02-08 2006-02-08 音声再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007213662A true JP2007213662A (ja) 2007-08-23

Family

ID=38491955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006030600A Pending JP2007213662A (ja) 2006-02-08 2006-02-08 音声再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007213662A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008310915A (ja) * 2007-06-18 2008-12-25 Sony Corp 音声再生装置および音声再生方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008310915A (ja) * 2007-06-18 2008-12-25 Sony Corp 音声再生装置および音声再生方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007180746A (ja) ディスク再生装置及びその映像データ出力方法
JP4218680B2 (ja) 光ディスク再生装置
JP2008197529A (ja) データ送受信システム
JP2005184071A (ja) 情報再生装置、情報再生方法及び情報再生用プログラム並びに情報記録媒体
JP2005080277A (ja) 映像信号処理装置及びこれを備えるコンピュータシステム
JP2005176369A (ja) デジタル保存メディアのトリック再生方法及びそれに適したデジタル保存メディア駆動器
JP2001078149A (ja) メディア再生装置とメディア再生方法
JP2006109113A (ja) 画像再生装置及び画像再生方法
JP2007213661A (ja) 音声再生装置
JP2007213662A (ja) 音声再生装置
US20060140080A1 (en) Multi-function digital optical disc player
JP3133558U (ja) デジタル−アナログ変換器を共用可能なavプレーヤーチップ、avシステム、及び関連する方法
JP2008054172A (ja) 映像・音声システムの信号出力設定方法及び映像音声出力装置
JP2011176537A (ja) 映像信号処理装置
JP2007243842A (ja) 情報再生装置および情報再生方法
JP4270084B2 (ja) 記録再生装置
JP2008058369A (ja) 映像信号出力装置及び音声信号出力装置
JP2007213663A (ja) 音声再生装置
JP5002447B2 (ja) 映像音声再生装置
JP4148181B2 (ja) 映像信号再生装置
EP2009915A1 (en) Playback apparatus and playback system
JP2008141322A (ja) 光ディスク再生装置及び光ディスク再生方法
JP2008299921A (ja) 再生装置および再生システム
JP2006135853A (ja) 記録再生装置一体型テレビジョン受像機
JP2004236066A (ja) 映像再生装置