JP2007213643A - 光ディスク再生装置 - Google Patents
光ディスク再生装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007213643A JP2007213643A JP2006029978A JP2006029978A JP2007213643A JP 2007213643 A JP2007213643 A JP 2007213643A JP 2006029978 A JP2006029978 A JP 2006029978A JP 2006029978 A JP2006029978 A JP 2006029978A JP 2007213643 A JP2007213643 A JP 2007213643A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tracking
- balance correction
- error signal
- correction value
- tracking error
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B7/0901—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following only
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
【課題】トラッキングエラー信号とトラッキングドライブ信号との関係を求めることによって、光ピックアップのトラッキング精度を向上させることができる光ディスク再生装置を提供する。
【解決手段】立ち上げ時の調整過程において、トラッキングドライブ信号ＴＤとトラッキングエラー信号のバランス変化量との関係を表す傾きα、トラッキングエラー信号のバランス補正値に対するバランス補正量の関係を表す傾きγを実測し、これに基づいて出力されたトラッキングドライブ信号に対して出力すべきバランス補正値βを決定する。このように、立ち上げ時に実測した値に基づいてバランス補正値を決定するため、常に的確なバランス補正を行うことができる。
【選択図】図４
【解決手段】立ち上げ時の調整過程において、トラッキングドライブ信号ＴＤとトラッキングエラー信号のバランス変化量との関係を表す傾きα、トラッキングエラー信号のバランス補正値に対するバランス補正量の関係を表す傾きγを実測し、これに基づいて出力されたトラッキングドライブ信号に対して出力すべきバランス補正値βを決定する。このように、立ち上げ時に実測した値に基づいてバランス補正値を決定するため、常に的確なバランス補正を行うことができる。
【選択図】図４
Description
この発明は、光ディスクに記録された情報を再生する光ディスク再生装置に関し、特に、光ピックアップに備えられる対物レンズのレンズシフト時におけるトラッキングエラーバランスの補正に関する。
光ディスク再生装置においては、光ピックアップに対するトラッキングサーボはトラッキングエラー信号に従って行われている。
例えば、対物レンズが光ディスク上のトラックの内周側にシフトすると、このときのトラッキングエラー信号に基づくトラッキングサーボにより、対物レンズをトラックに対する正常位置に戻すため対物レンズを外周側の方向へ移動させるようにトラッキングドライブ電圧をトラッキングアクチュエータのトラッキングコイルに印加し、対物レンズをトラックに対する正常位置になるように駆動制御している。即ち、トラッキングエラーバランスが零になるように補正している。
このような技術を開示した文献としては、特許文献１や特許文献２がある。
特開２００３−１２３２８３公報
特開２００５−３１０２５７公報
しかしながら、対物レンズがシフトすると、対物レンズと受光素子の位置関係がずれ、トラッキングエラー信号のバランスが変化する。このバランス変化を無視してトラッキングサーボ制御を行っていると、制御が不安定になり、トラック外れが起きる可能性があるという問題点があった。特に、プッシュプル方式のトラッキングエラー信号（ＰＰＴＥ）はレンズシフト時のバランス特性が悪いため、このトラッキング外れが頻繁に起きるという問題点があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、トラッキングエラー信号とトラッキングドライブ信号との関係を求めることによって、光ピックアップのトラッキング精度を向上させることができる光ディスク再生装置を提供することを目的とする。
（１） この発明は、レーザ光を光ディスクのトラックに照射し、その反射光を受光する光ピックアップと、この光ピックアップの対物レンズをトラッキング方向にシフトさせるためのトラッキングアクチュエータと、前記光ピックアップが受光した反射光に基づいてトラッキングエラー信号を出力するトラッキングエラー信号検出回路と、トラッキングエラー信号に基づいてトラッキングドライブ信号を生成し、このトラッキングドライブ信号を前記トラッキングアクチュエータに対して出力する位相補償回路と、を備えた光ディスク再生装置において、
前記位相補償回路が出力したトラッキングドライブ信号に応じてトラッキングエラー信号のバランス補正値を算出するバランス補正値算出回路と、前記トラッキングエラー信号検出回路が検出したトラッキングエラー信号に前記バランス補正値を加算して補正した値を前記位相補償回路に入力するバランス補正回路と、立ち上げ時の調整過程において、０ｖを含む正負複数段階の電圧のトラッキングドライブ信号を出力してトラッキングドライブ信号に対するトラッキングエラー信号のバランス変化量αを測定するとともに、０を含む正負複数段階のバランス補正値を出力してバランス補正値に応じたトラッキングエラー信号のバランス補正量γを測定し、これらバランス変化量α、バランス補正量γに基づいて、トラッキングドライブ信号に対して出力すべきバランス補正値βを決定するシステムコントローラと、を備えたことを特徴とする。
前記位相補償回路が出力したトラッキングドライブ信号に応じてトラッキングエラー信号のバランス補正値を算出するバランス補正値算出回路と、前記トラッキングエラー信号検出回路が検出したトラッキングエラー信号に前記バランス補正値を加算して補正した値を前記位相補償回路に入力するバランス補正回路と、立ち上げ時の調整過程において、０ｖを含む正負複数段階の電圧のトラッキングドライブ信号を出力してトラッキングドライブ信号に対するトラッキングエラー信号のバランス変化量αを測定するとともに、０を含む正負複数段階のバランス補正値を出力してバランス補正値に応じたトラッキングエラー信号のバランス補正量γを測定し、これらバランス変化量α、バランス補正量γに基づいて、トラッキングドライブ信号に対して出力すべきバランス補正値βを決定するシステムコントローラと、を備えたことを特徴とする。
（２） この発明は、レーザ光を光ディスクのトラックに照射し、その反射光を受光する光ピックアップと、この光ピックアップの対物レンズをトラッキング方向にシフトさせるためのトラッキングアクチュエータと、前記光ピックアップが受光した反射光に基づいてトラッキングエラー信号を出力するトラッキングエラー信号検出回路と、トラッキングエラー信号に基づいてトラッキングドライブ信号を生成し、このトラッキングドライブ信号を前記トラッキングアクチュエータに対して出力する位相補償回路と、を備えた光ディスク再生装置において、
前記位相補償回路が出力したトラッキングドライブ信号に応じてトラッキングエラー信号のバランス補正値を算出するバランス補正値算出回路と、前記トラッキングエラー信号検出回路が検出したトラッキングエラー信号に前記バランス補正値を加算して補正した値を前記位相補償回路に入力するバランス補正回路と、を備えたことを特徴とする。
前記位相補償回路が出力したトラッキングドライブ信号に応じてトラッキングエラー信号のバランス補正値を算出するバランス補正値算出回路と、前記トラッキングエラー信号検出回路が検出したトラッキングエラー信号に前記バランス補正値を加算して補正した値を前記位相補償回路に入力するバランス補正回路と、を備えたことを特徴とする。
この発明では、トラキングドライブ信号による対物レンズのシフトに応じてトラッキングエラー信号のバランス値を補正する。これにより、トラッキングドライブ信号により対物レンズがシフトしてトラッキングエラー信号によるサーボ制御のバランスが変化した場合でも正しくトラッキングサーボを行うことができ、トラッキング外れを無くすことができる。
（３） この発明は、立ち上げ時の調整過程において、トラッキングドライブ信号に対するトラッキングエラー信号のバランス変化量αを測定するとともに、バランス補正値に応じたトラッキングエラー信号のバランス補正量γを測定し、これらバランス変化量α、バランス補正量γに基づいて、トラッキングドライブ信号に対して出力すべきバランス補正値βを決定するシステムコントローラを備えたことを特徴とする。
この発明では、立ち上げ時の調整過程において、トラッキングドライブ信号ＴＤとトラッキングエラー信号のバランス変化量との関係を表す傾きα、トラッキングエラー信号のバランス補正値に対するバランス補正量の関係を表す傾きγを実測し、これに基づいて出力されたトラッキングドライブ信号に対して出力すべきバランス補正値βを決定する。このように、立ち上げ時に実測した値に基づいてバランス補正値を決定するため、常に的確なバランス補正を行うことができる。
（４） この発明は、前記バランス変化量αの測定は、０ｖを含む正負複数段階の電圧のトラッキングドライブ信号を出力して行い、前記バランス補正量γの測定は、０を含む正負複数段階のバランス補正値を出力して行うことを特徴とする。
この発明では、傾きα，傾きγを実測する場合に、０を含む正負の操作量を入力してそれに対する制御量を測定している。これにより、正側の操作と負側の操作で特性が異なる場合でも、的確な制御が可能になる。
以上のように本発明によれば、立ち上げ時にトラッキングドライブ信号ＴＤとトラッキングエラー信号のバランス変化量との関係を表す傾きα、トラッキングエラー信号のバランス補正値に対するバランス補正量の関係を表す傾きγを実測し、これに基づいて出力されたトラッキングドライブ信号に対して出力すべきバランス補正値βを決定するようにしたことにより、立ち上げ時に実測した値に基づいてバランス補正値を決定するため、常に的確なバランス補正を行うことができる。
以下、図面を参照しつつ、この発明の実施の形態について説明する。図１は本発明の一実施形態に係る光ディスク再生装置の構成を示すブロック図である。
図１において、この光ディスク再生装置は、光ディスク１に記録された情報を再生するためにレーザ光を出射すると共に光ディスク１からの反射光を受光する光ピックアップ３と、光ディスク１を回転させるスピンドルモータ２と、このスピンドルモータ２を駆動するスピンドルドライブ回路１９と、光ピックアップ３のトラッキングサーボを行うトラッキングアクチュエータ（不図示）を駆動するトラッキングドライブ回路１７と、光ピックアップ３のフォーカスサーボを行うアクチュエータを駆動するフォーカスドライブ回路１６と、光ピックアップ３を光ディスク１の半径方向に移動させるスレッド４と、このスレッド４を駆動するスレッドドライブ回路１８とを備えている。
図１において、この光ディスク再生装置は、光ディスク１に記録された情報を再生するためにレーザ光を出射すると共に光ディスク１からの反射光を受光する光ピックアップ３と、光ディスク１を回転させるスピンドルモータ２と、このスピンドルモータ２を駆動するスピンドルドライブ回路１９と、光ピックアップ３のトラッキングサーボを行うトラッキングアクチュエータ（不図示）を駆動するトラッキングドライブ回路１７と、光ピックアップ３のフォーカスサーボを行うアクチュエータを駆動するフォーカスドライブ回路１６と、光ピックアップ３を光ディスク１の半径方向に移動させるスレッド４と、このスレッド４を駆動するスレッドドライブ回路１８とを備えている。
また、この光ディスク再生装置は、光ディスク１の再生時に光ディスク１からの再生信号（読取信号）を入力して該再生信号よりＲＦ信号を作成して増幅するＲＦアンプ５と、ＶＣＯ（ｖｏｌｔａｇｅ ｃｏｎｔｒｏｌｌｅｄ ｏｓｃｉｌｌａｔｏｒ）を含むＰＬＬ（ｐｈａｓｅ ｌｏｃｋｅｄ ｌｏｏｐ）８を備えＲＦアンプ５からのＲＦ信号を入力してデータと同期信号を分離するデータ／同期信号分離回路６と、このデータ／同期分離回路６で分離されたデータを入力してデコード化することによりエラーチェックを行いデータに誤りがある場合はエラー訂正を行って正しいデータを出力するデータデコードエラー訂正回路９と、このデータデコードエラー訂正回路９から正しいデータを入力しデコード化してビデオ信号とオーディオ信号を出力するＡＶデコード回路１０とを備えている。
また、このディスク再生装置は、光ピックアップ３からの再生信号に含まれるトラッキングエラー信号（ＰＰＴＥ）を検出するトラッキングエラー検出回路１１と、光ピックアップ３からの再生信号に含まれるフォーカスエラー信号を検出するフォーカスエラー検出回路１２を備えている。
また、この光ディスク再生装置は、装置全体の処理を行うＣＰＵ１５に従って上記各構成要素を制御するシステムコントローラ２０を備えている。このシステムコントローラ２０は、光ピックアップ３からの再生信号に含まれるフォーカスエラー信号に基づいて光ピックアップ３のフォーカスサーボのための制御、光ピックアップ３からの再生信号に含まれるトラッキングエラー信号に基づいて光ピックアップ３のトラッキングサーボのための制御、スレッドドライブ回路１８を介してスレッド４を駆動して光ピックアップ３を光ディスク１の半径方向に移動させる制御、スピンドルドライブ回路１９を介してスピンドルモータ２を回転させる制御などを行う。
スレッド４には、光ピックアップが搭載されている。光ピックアップの対物レンズを搭載するレンズホルダは、スレッド４に対して光ディスク１の半径方向（トラッキング方向）に動けるように、トラッキングアクチュエータによって可動自在に支持されている。トラッキンアクチュエータは、トラッキングドライブ回路１７から供給されるトラッキングドライブ電圧ＴＤによりレンズホルダをトラッキング方向に移動（シフト）させる。
システムコントローラ２０は、トラッキングエラー検出回路１１から出力されたトラッキングエラー信号に基づきトラッキングドライブ電圧ＴＤを決定してトラッキングドライブ回路１７にその電圧を発生するように指示する。以上がトラッキングサーボ制御である。
図２は、前記トラッキングエラー検出回路１１、システムコントローラ２０、トラッキングドライブ回路１７、光ピックアップ３からなるトラッキング制御系統を示す図である。システムコントローラ２０は、制御プログラムにより、バランス補正回路２１、位相補償会２２、ドランス補正値算出回路２３を構成する。トラッキングエラー検出回路１１が検出したトラッキングエラー信号は、システムコントローラ２０に入力される。システムコントローラ２０は、このトラッキングエラー信号の検出値に応じたトラッキングドライブ信号ＴＤを生成して、トラッキングドライブ回路１７に出力する。このトラッキングドライブ信号ＴＤは、システムコントローラ２０内に機能的に構成されている位相補償回路２２が生成する。トラッキングドライブ回路１７は、このトラッキングドライブ回路ＴＤに応じた電圧を生成して、トラッキングアクチュエータを駆動し、光ピックアップ３の対物レンズをトラッキング方向にシフトさせる。
ここで、トラッキングサーボのために、トラッキングアクチュエータを駆動して対物レンズをシフトさせると、対物レンズの光軸と４分割の受光素子との位置関係がずれ、トラッキングのバランス状態が、トラッキングエラー信号０の位置から外れることになる。そこで、システムコントローラ２０は、トラッキングドライブ信号ＴＤによって対物レンズがシフトしているときに、このシフトによるトラッキングエラー信号のバランス変化を修正するためのバランス補正値を、トラッキングドライブ信号ＴＤの値に応じて生成するバランス補正値算出回路２２、および、このバランス補正値をトラッキングエラー信号に加算するバランス補正回路２１を機能的に備えている。
バランス補正回路２１は、トラッキングエラー検出回路１１が検出したトラッキングエラー信号ＰＰＴＥにバランス補正値を加算して、トラッキングエラー信号のバランス変化を補正する。バランス補正回路２１は、この補正したトラッキングエラー信号を位相補償回路２２に出力する。位相補償回路２２は、この補正されたトラッキングエラー信号に基づいてトラッキングドライブ信号ＴＤを生成する。このトラキングドライブ信号ＴＤは、トラッキングドライブ回路１７に出力されるとともに、バランス補正値算出回路２３にも入力される。バランス補正値算出回路２３は、入力されたトラッキングドライブ信号ＴＤに基づいてバランス補正値を算出してバランス補正回路２１に出力する。
上記構成の光ディスク再生装置において、システムコントローラ２０は、立ち上げ時の調整過程において、トラッキングドライブ信号ＴＤに応じたバランス補正値を決定するためのＰＰＴＥバランス設定処理を実行する。
図３のフローチャートおよび図４のグラフを参照してＰＰＴＥバランス設定処理について説明する。
まず、光ディスクを回転させたトラッキングオフの状態で、フォーカスのみオンし（ｓ１）、トラッキングドライブ回路１７に複数段階のトラッキングドライブ電圧ＴＤ（例えば＋３０ｍＶ，０Ｖ，−３０ｍＶ等）を印加するように指示する（ｓ２）。各トラッキングドライブ電圧ＴＤに対応して出力されるトラッキングエラー信号（ＰＰＴＥ）のバランス変化量を検出する（ｓ３）。これによって検出したＴＤとＰＰＴＥバランス変化量の傾きαを求める（ｓ４：図４（Ａ）参照）。次に、バランス補正値算出回路２３に複数段階のバランス補正値を出力させる（ｓ５）。このバランス補正値は０を含む正負複数段階の値とする。このバランス補正値により、どの程度トラッキングエラー信号のバランスが補正されるかを検出する（ｓ６）。これによって検出したＰＰＴＥバランス補正値とＰＰＴＥバランス補正量の傾きγを求める（ｓ７：図４（Ｂ）参照）。以上検出した傾きαと傾きγにより、ＴＤ出力に対応して生成すべきＰＰＴＥバランス補正値を算出するための一次関数の傾きβを求める（ｓ８）。ただし、β＝−α／γである。
そして、この算出された傾きβをバランス補正値算出回路２３に設定する（ｓ９）。
この処理は、電源オン時の立ち上げ時のみに行ってもよく、光ディスクがセットされる毎に行ってもよい。
１ 光ディスク
３ 光ピックアップ
４ スレッド
１４ ＲＡＭ
２０ システムコントローラ
２１ バランス補正回路
２２ 位相補償回路
２３ バランス補正値算出回路
３ 光ピックアップ
４ スレッド
１４ ＲＡＭ
２０ システムコントローラ
２１ バランス補正回路
２２ 位相補償回路
２３ バランス補正値算出回路
Claims (4)
- レーザ光を光ディスクのトラックに照射し、その反射光を受光する光ピックアップと、この光ピックアップの対物レンズをトラッキング方向にシフトさせるためのトラッキングアクチュエータと、前記光ピックアップが受光した反射光に基づいてトラッキングエラー信号を出力するトラッキングエラー信号検出回路と、トラッキングエラー信号に基づいてトラッキングドライブ信号を生成し、このトラッキングドライブ信号を前記トラッキングアクチュエータに対して出力する位相補償回路と、を備えた光ディスク再生装置において、
前記位相補償回路が出力したトラッキングドライブ信号に応じてトラッキングエラー信号のバランス補正値を算出するバランス補正値算出回路と、
前記トラッキングエラー信号検出回路が検出したトラッキングエラー信号に前記バランス補正値を加算して補正した値を前記位相補償回路に入力するバランス補正回路と、
立ち上げ時の調整過程において、０ｖを含む正負複数段階の電圧のトラッキングドライブ信号を出力してトラッキングドライブ信号に対するトラッキングエラー信号のバランス変化量αを測定するとともに、０を含む正負複数段階のバランス補正値を出力してバランス補正値に応じたトラッキングエラー信号のバランス補正量γを測定し、これらバランス変化量α、バランス補正量γに基づいて、トラッキングドライブ信号に対して出力すべきバランス補正値βを決定するシステムコントローラと、
を備えたことを特徴とする光ディスク再生装置。 - レーザ光を光ディスクのトラックに照射し、その反射光を受光する光ピックアップと、この光ピックアップの対物レンズをトラッキング方向にシフトさせるためのトラッキングアクチュエータと、前記光ピックアップが受光した反射光に基づいてトラッキングエラー信号を出力するトラッキングエラー信号検出回路と、トラッキングエラー信号に基づいてトラッキングドライブ信号を生成し、このトラッキングドライブ信号を前記トラッキングアクチュエータに対して出力する位相補償回路と、を備えた光ディスク再生装置において、
前記位相補償回路が出力したトラッキングドライブ信号に応じてトラッキングエラー信号のバランス補正値を算出するバランス補正値算出回路と、
前記トラッキングエラー信号検出回路が検出したトラッキングエラー信号に前記バランス補正値を加算して補正した値を前記位相補償回路に入力するバランス補正回路と、
を備えたことを特徴とする光ディスク再生装置。 - 立ち上げ時の調整過程において、トラッキングドライブ信号に対するトラッキングエラー信号のバランス変化量αを測定するとともに、バランス補正値に応じたトラッキングエラー信号のバランス補正量γを測定し、これらバランス変化量α、バランス補正量γに基づいて、トラッキングドライブ信号に対して出力すべきバランス補正値βを決定するシステムコントローラを備えた請求項２に記載の光ディスク再生装置。
- 前記バランス変化量αの測定は、０ｖを含む正負複数段階の電圧のトラッキングドライブ信号を出力して行い、前記バランス補正量γの測定は、０を含む正負複数段階のバランス補正値を出力して行う請求項３に記載の光ディスク再生装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006029978A JP4186995B2 (ja) | 2006-02-07 | 2006-02-07 | 光ディスク再生装置 |
| US11/702,647 US7755987B2 (en) | 2006-02-07 | 2007-02-06 | Optical disk replay device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006029978A JP4186995B2 (ja) | 2006-02-07 | 2006-02-07 | 光ディスク再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2007213643A true JP2007213643A (ja) | 2007-08-23 |
| JP4186995B2 JP4186995B2 (ja) | 2008-11-26 |
Family
ID=38333919
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2006029978A Expired - Fee Related JP4186995B2 (ja) | 2006-02-07 | 2006-02-07 | 光ディスク再生装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US7755987B2 (ja) |
| JP (1) | JP4186995B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012256381A (ja) * | 2011-06-07 | 2012-12-27 | Funai Electric Co Ltd | 光ディスク装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7420348B2 (en) * | 2005-02-22 | 2008-09-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Drive apparatus |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0638294B2 (ja) | 1987-11-11 | 1994-05-18 | 三菱電機株式会社 | 光デイスクのトラツキング制御装置 |
| KR100197631B1 (ko) * | 1996-11-29 | 1999-06-15 | 윤종용 | 트래킹밸런스 보정장치 |
| JP3442984B2 (ja) * | 1997-12-26 | 2003-09-02 | シャープ株式会社 | 光ピックアップの位置制御装置 |
| JP3839298B2 (ja) | 2001-10-15 | 2006-11-01 | アルパイン株式会社 | ディスク再生装置の調整機構および調整方法 |
| JP4214030B2 (ja) | 2003-10-07 | 2009-01-28 | パナソニック株式会社 | トラッキング制御装置および情報記録再生装置 |
| JP2005310257A (ja) | 2004-04-21 | 2005-11-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光ディスク装置 |
-
2006
- 2006-02-07 JP JP2006029978A patent/JP4186995B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2007
- 2007-02-06 US US11/702,647 patent/US7755987B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012256381A (ja) * | 2011-06-07 | 2012-12-27 | Funai Electric Co Ltd | 光ディスク装置 |
| US8477575B2 (en) | 2011-06-07 | 2013-07-02 | Funai Electric Co., Ltd. | Optical disc apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4186995B2 (ja) | 2008-11-26 |
| US7755987B2 (en) | 2010-07-13 |
| US20070183277A1 (en) | 2007-08-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4186995B2 (ja) | 光ディスク再生装置 | |
| KR20030005380A (ko) | 디스크드라이브장치와 정보독출방법 | |
| JP2008112514A (ja) | 光ディスク装置および光ディスク記録方法 | |
| JP4556675B2 (ja) | チルト調整装置及びチルト調整方法 | |
| JP2005310257A (ja) | 光ディスク装置 | |
| US8675459B2 (en) | Optical disk apparatus | |
| JP3791795B2 (ja) | 光ディスク再生装置 | |
| JP2005038582A (ja) | 情報記録再生装置及び情報記録再生方法 | |
| JP2008027557A (ja) | 光ディスク装置およびピックアップ位置決め方法 | |
| KR20070095344A (ko) | 반경 방향 대 수직 방향의 누화를 감소시키기 위한 광학포커스 에러 오프셋 | |
| JP2007234184A (ja) | 光ディスク装置 | |
| JP2004022077A (ja) | 光ディスク記録再生装置 | |
| JP4161939B2 (ja) | 光ディスク装置 | |
| JP2006134447A (ja) | 光ディスク再生装置 | |
| JP2006196093A (ja) | 光ディスク装置 | |
| JP4155221B2 (ja) | 光ディスク装置 | |
| WO2007080861A1 (ja) | 情報再生装置及びサーボ調整方法等 | |
| JP2005276257A (ja) | 光ディスク装置およびそのフォーカスサーチ方法 | |
| JP2006294188A (ja) | 光ディスク装置のトラッキング制御方法及び光ディスク装置 | |
| JPWO2008132784A1 (ja) | チルト制御方法、集積回路、および光ディスク装置 | |
| JP2010165386A (ja) | 光ディスク装置およびその制御方法 | |
| JP2008135086A (ja) | 信号処理装置及び光ディスク再生装置 | |
| JP2007200381A (ja) | 光ディスク装置運転方法および光ディスク装置 | |
| JP2005129185A (ja) | 光ディスク装置および光ディスクのチルト補正方法 | |
| JP2005203062A (ja) | 光ディスク再生装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080327 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080520 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080716 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080819 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080901 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120919 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120919 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130919 Year of fee payment: 5 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |