JP2007210390A - 車両用シート - Google Patents

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伸 前澤
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Abstract

【課題】シートクッションの着座長さが変更された場合にも、シートクッションとセンターコンソールとの間の拡大された隙間から小物が落下しないようにする。
【解決手段】シートクッションの幅広部10Bにはカバー部材32の前側部32Cが取り付けられており、カバー部材の後側部32Dは車両後方へ延長されている。この後側部32Dは、シート本体のロアパネル14へ取り付けられたゴムバンド36によって車両後方へ伸長されている。このため、シートクッション10が着座長さを変更するために車両前方へ移動され、センターコンソール28との間の隙間30が拡大されてもカバー部材32の後側32Dがこの隙間30を閉止し、この隙間30から小物が落下するのを防止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用シートに関する。
車両用シートクッションと、その側方にあるセンターコンソールとの間の隙間を埋めて、小物が隙間から落下しないようにした隙間隠しカバーが提案されている(特許文献1)。
この隙間隠しカバーは、シートクッションへ取りつけられ、先端がセンターコンソールに設けたガイド溝に入りこみ、シートクッションの前後方向移動時にセンターコンソールと相対移動するようになっている。
実開平7−17637号公報
しかしながら、この特許文献1に記載の発明では、カバー部材が車両シートと共に車両前後方向に移動するので、シートクッションがシートバックと相対移動して車両前方に移動する構造の場合には、シートクッションとセンターコンソールとの間に新たに隙間が生ずることになり、この部分からの小物の落下を防止することができない。
本発明は上記事実を考慮し、シートクッションがシート本体に対して移動した場合にもシートクッションと車体との間の隙間から小物の落下を防止することが可能な車両用シートを得ることが目的である。
請求項1に係る発明の車両用シートは、シートバックを含むシート本体と、このシート本体に対して着座前後方向へ移動可能とされるシートクッションと、一端側が前記着座前後方向の前側でシートクッション側方へ取り付けられ、他端側が着座前後方向の後側へ延び、シートクッションと車体との間の隙間を覆うカバー部材と、前記カバー部材の他端側を伸長状態に維持するカバー部材姿勢保持手段と、を有することを特徴としている。
請求項1に記載の発明では、カバー部材の他端側を伸長状態に維持するカバー部材姿勢保持手段が設けられているので、シートクッションが着座前後方向に移動された場合にも、カバー部材の他端側は常に伸長状態に維持されており、カバー部材がシートクッションと車体との間を閉止状態に維持して小物の落下を防止することができる。
請求項2に係る発明の車両用シートは、請求項1記載の車両用シートにおいて、前記カバー部材姿勢保持手段は、カバー部材の他端側へ張力を付与することによりカバー部材を伸長状態に維持することを特徴としている。
請求項2に記載の発明では、カバー部材姿勢保持手段はカバー部材の他端側へ張力を付与することによりカバー部材を伸長状態に維持するので、カバー部材は常に伸長状態に維持されて小物の落下を防ぐことができる。
請求項3に係る発明の車両用シートは、請求項2記載の車両用シートにおいて、前記カバー部材姿勢保持手段は、カバー部材の他端側とシート本体との間に介在された伸縮弾性体とされ、カバー部材の他端を着座前後方向の後方向へ引張ることを特徴としている。
請求項3に記載の発明では、カバー部材の他端を着座前後方向の後方向へ引張る弾性体が設けられるので、単に弾性体を設けるのみで、カバー部材の伸長状態が維持されることになる。
請求項4に係る発明の車両用シートは、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の車両用シートにおいて、カバー部材の他端側は、シートクッションの側方に立設されるバックル装置に対して、シートクッションの反対側に配置されることを特徴としている。
請求項4に係る発明では、カバー部材の他端側がバックル装置に対してシートクッションの反対側に配置されるので、カバー部材の他端側によってバックル装置と車体との間の隙間を閉止することができる。
以上説明したように、本発明に係る車両用シートは、カバー部材姿勢保持手段を設けることによって、シートクッションが移動した状態であっても車体とシートクッションとの間の隙間から小物の落下を防止できる効果を有する。
図1、2には、本発明が適用された車両用シートが示されている。この車両用シートは、シートクッション10と、シートバック12とを有している。シートバック12の下方には、シート本体の剛性部を構成するロアパネル14が設けられている。このロアパネル14は金属板材により形成され、このロアパネル14へ、シートバック12の両側部が図示しないリクライニング機構を介して支持されている。このため、シートバック12は、乗員がリクライニング機構を操作することにより背もたれ角度を調整可能となっている。リクライニング機構の車両内側には、カバープレート24が取り付けられて、リクライニング機構を覆っている。
このロアパネル14及びシートクッション10にはそれぞれスライダー17が車両下方へ延長されており、ガイドレール18のガイド溝18Aへ挿入されている(図2には、シートクッション10から延長されるスライダーは図示省略されている)。このガイドレール18は、車両前後方向(図1及び図2の矢印A方向及び矢印B方向)に長手方向とされ、両端部は取り付けボルト18Bを介して車両床部に取り付けられている。スライダー17は、ガイドレールの長手方向にスライドして、車両用シートを車両前後方向へ位置調節可能としているが、乗員の操作により所定位置で移動を停止し固定できる図示しないロック装置が設けられている。
一方、シートクッション10は、図示しない調節機構を介してロアパネル14へ取り付けられている。この調節機構は、シートクッション10をロアパネル14及び、シートバック12に対して乗員の着座前後方向(この実施形態では車両前後方向)へ所定量だけ移動可能としており、乗員がこの調節機構を操作することによりシートクッション10をシートバック12に対して相対移動させて着座長さを変更可能としている。この実施形態では、シートクッション10が、図1に示される着座前後方向の最後部(着座長さが最小状態)へと移動された状態から、図4に示されるように、着座前後方向の最前部(着座長さが最大状態)へと移動した状態までの間の任意の位置で停止できるようになっている。
なお、ロアパネル14の車両幅方向両端部は、インナーシールドパネル26で覆われている。
シートクッション10と車両幅方向略中央部に配置される小物入れであるセンターコンソール28との間には隙間30が形成されて、シートとセンターコンソールとが干渉しない配置になっている。この隙間30はカバー部材32によって閉止されている。このカバー部材32は乗員着座前後方向に長手方向とされ、長手方向から見て幅方向中央部が屈曲された円弧部32Aを有し、幅方向両端部32Bは互いに合致され、かつこの両端部32Bが縫糸35によって互いに縫着されている。この縫着部の縫糸35は、カバー部材32の長手方向のうちの一方側、すなわち着座前後方向の前側32Cのみがシートクッション10の幅広部10Bの側面へカバー部材32を固着しており、カバー部材32の長手方向のうちの他の一方側、すなわち着座前後方向の後側32Dは、シートクッション10の幅狭部10Aとの間に間隔をおいて着座前後方向の後側へ突出している。
このカバー部材32は柔軟な布材によって構成されることが好ましく、これによってシートクッション10とセンターコンソール28との間の隙間30に圧縮状態で弾性変形されて配置され、これによって隙間30を閉止するようになっている。
シートクッション10の幅狭部10Aとセンターコンソール28との間にはバックル装置34が配置されている。このバックル装置34は車両床部から立設されているので、シートクッション10が移動してもシートクッション10と共に移動することはなく、シートクッション10とは相対移動することになる。バックル装置34の上部には、車両用シートベルト装置のタングプレートが係合可能とされており、乗員がタングプレートをバックル装置34へ係合させる事によりシートベルトの装着状態となる。
このカバー部材32の後側32Dの端部にはカバー部材姿勢保持部材としての弾性体であるゴムバンド36の一端が縫い付けられている。このゴムバンド36の中間部は着座前後方向の後側へ延長されており、その端部がロアパネル14へとクリップ37によって固定されている。ロアパネル14の一部は図2に示される如く車両幅方向に延長された後に着座前後方向の前方に延びる延長部14Aとされており、ゴムバンド36の端部付近を屈曲させて案内している。
次に本発明の作用を説明する。
乗員がシートクッション10上へ着座してシートベルト装置のタングプレートをバックル装置34へ係合させると乗員はシートベルトの装着状態となる。ここで、シートクッション10とセンターコンソール28との間の隙間30(バックル装置34とセンターコンソール28との間の隙間を含む)はカバー部材32によって閉止されているので、この隙間30から小物が車両床方向へ落下するのを防ぐことができる。
次に乗員がシートクッション10の着座長さを長く変更するべくシートクッション10をシートバック12及びロアパネル14に対して着座前後方向前側(車両前方)へ移動させた場合には、図4に示される如くシートクッション10とシートバック12とは相対距離が長くなる。
したがって、シートクッション10の幅狭部10Aは車両前方へ移動するため、幅狭部10Aとセンターコンソール28との間には新たな隙間が生ずることになる。しかし、シートクッション10が車両前方に移動しても、シートクッション10とセンターコンソール28との間の車両前後方向に拡大される隙間30はカバー部材32の後側32Dがゴムバンド36によって常に伸長状態とされているので、閉止状態が維持される。
なお、バックル装置34の前方に配置されるシートクッション幅広部10Bとの間の隙間が拡大するが、この部分には、カバー部材32の後側32Dとシートクッション10の幅狭部10Aとの間を塞ぐ弾性体40を設けることによってこの部分の隙間をも閉塞することができる。この弾性体40としては、一部がカバー部材32に取り付けられたスポンジ状の柔軟弾性体とすることができ、シートクッション10が着座前後方向後側へ移動された場合にバックル装置34とカバー部材32とによって挟持される圧縮力を受けて体積を減少し、バックル装置34とカバー部材32との間に縮小して収容される構造とすることが好ましい。
また、上記実施形態においては、シートクッション幅狭部10Aとセンターコンソール28との間の間隔は比較的大きな寸法で示してあるが、実際には幅狭部10Aと幅広部10Bとの寸法差は大きくないので、弾性体40が配置される部分の隙間はさほど問題とはならない。
なお、上記実施形態においてはカバー部材姿勢保持手段としてゴムバンド36を示したが、カバー部材姿勢保持手段としては、カバー部材32の後側32Dをシートクッション10とセンターコンソール28との間の隙間30を閉塞することができるように、シートクッション幅広部10Bへ支持されておらず下方へ落下しようとする後側32Dを伸長状態に維持できる保持手段であればすべて適用可能であり、ゴムひも、引張コイルばね、柔軟な樹脂ひもなどの各種の長尺材が適用でき、さらにはカバー部材後側32Dを下方から支持して伸長状態に維持する添え板状であってもよい。
また、ゴムバンド36は、図1、4に示されるように、表面積の大きい平面部が上下に向いた状態で配置することにより、隙間30を閉塞する効果が増大されるが、本発明ではこのゴムバンドは、カバー部材後側32Dを伸長状態に維持するのが目的であるので、平面部が上下に向いた状態で配置することも可能である。
また、カバー部材としては、シートクッション10とセンターコンソール28との間の隙間30を閉塞することができる柔軟な材料であれば、布材以外にも、柔軟な樹脂材料や紙材料などの他の材料も全て適用可能である。
また、上記実施形態では、シートクッション10とセンターコンソール28との間の隙間30を埋める構成について説明したが、シートクッション10と、車両側壁などの、その他の車体部材との間を閉塞するためのカバー部材へと広く適用可能である。
本発明の実施形態に係る車両用シートを示す平面図である。 図1の主要部を示す分解斜視図である。 図2のIII−III線断面を示す断面図である。 図1のシートクッション移動状態を示す断面図である。
符号の説明
10 シートクッション
12 シートバック(シート本体)
14 ロアパネル(シート本体)
28 センターコンソール(車体)
30 隙間
32 カバー部材
32C 前側
32D 後側
36 ゴムバンド(伸縮弾性体、カバー部材姿勢保持手段)

Claims (4)

  1. シートバックを含むシート本体と、
    このシート本体に対して着座前後方向へ移動可能とされるシートクッションと、
    一端側が前記着座前後方向の前側でシートクッション側方へ取り付けられ、他端側が着座前後方向の後側へ延び、シートクッションと車体との間の隙間を覆うカバー部材と、
    前記カバー部材の他端側を伸長状態に維持するカバー部材姿勢保持手段と、
    を有する車両用シート。
  2. 前記カバー部材姿勢保持手段は、カバー部材の他端側へ張力を付与することによりカバー部材を伸長状態に維持することを特徴とする請求項1記載の車両用シート。
  3. 前記カバー部材姿勢保持手段は、カバー部材の他端側とシート本体との間に介在された伸縮弾性体とされ、カバー部材の他端を着座前後方向の後方向へ引張ることを特徴とする請求項2記載の車両用シート。
  4. 前記カバー部材の他端側は、シートクッションの側方に立設されるバックル装置に対して、シートクッションの反対側に配置されることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の車両用シート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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