JP2007209045A - ケーブルハンガのケーブル配線装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】吊線に架設されたケーブルハンガに対して光ケーブル等の各種ケーブルを地上から容易に配線作業が行なえるようにする。
【解決手段】ケーブルハンガ59が所定の間隔で架設された吊線27の上を走行する走行輪9と、前記走行輪9を走行位置(図1、実線)とその走行位置から上昇する上昇位置(図1、鎖線)とに上下動自在にガイドする走行輪ガイド部材7と、前記走行輪ガイド部材7に設けられ前記走行輪9を走行位置に常時付勢する走行輪付勢手段21と、前記走行輪ガイド部材7を支持するベース部材5に取付けられた上下に長い竿状の操作杆3とで構成する。前記ベース部材5には、光ケーブル等の各種ケーブル53を連結した可撓性のロープ状に形成されたケーブル牽引部材29を装着セットして使用する。
【選択図】図1
【解決手段】ケーブルハンガ59が所定の間隔で架設された吊線27の上を走行する走行輪9と、前記走行輪9を走行位置(図1、実線)とその走行位置から上昇する上昇位置(図1、鎖線)とに上下動自在にガイドする走行輪ガイド部材7と、前記走行輪ガイド部材7に設けられ前記走行輪9を走行位置に常時付勢する走行輪付勢手段21と、前記走行輪ガイド部材7を支持するベース部材5に取付けられた上下に長い竿状の操作杆3とで構成する。前記ベース部材5には、光ケーブル等の各種ケーブル53を連結した可撓性のロープ状に形成されたケーブル牽引部材29を装着セットして使用する。
【選択図】図1
Description
本発明は、電柱と電柱の間に所定の間隔で架設されたケーブルハンガに対して光ケーブル等の各種ケーブルを配線するのに適するケーブルハンガのケーブル配線装置に関する。
一般に光ケーブル等の各種ケーブルを配線するのにケーブルハンガが用いられる。ケーブルハンガは、電柱と電柱の間に掛け渡された吊線の全領域にわたって架設する螺旋状に連続するケーブルハンガに対して、一箇、一箇が独立し、電柱と電柱の間に所定の間隔で吊線に架設するケーブルハンガが提案されている。
後者のケーブルハンガは、ケーブル配線支持部が上を向いたU字状の形状となるため、所定の間隔で架設されたケーブルハンガのケーブル配線支持部に対して光ケーブル等の各種ケーブルを端から順々に上方から落し入れることで配線される作業性に優れたケーブルハンガとなっている。
特願2005−152832号
ケーブルハンガのケーブル配線支持部は、配線作業が容易となるよう上向きU字状に形成されているため、強い風の影響で大きく揺れた時に内部に配線された各種ケーブルが外へ飛び出すことがないようにケーブル外れ防止ストッパを有している。
ケーブル外れ防止ストッパは、前記ケーブル配線支持部の上方を横切るよう片持ちの自由端に形成され、配線作業時には各種ケーブルをケーブル外れ防止ストッパを下方へ押し下げながら内部へ挿入する手作業となる。この場合、各種ケーブルは剛性があっても手作業で行なうため、さほど配線作業に支障は起きないが、例えば、ケーブルハンガに対して光ケーブル等の各種ケーブルを地上から配線作業を行なう場合には前記ケーブル外れ防止ストッパがネックとなって、円滑に配線作業を行なうことができず早急な対応がもとめられていたものである。
そこで、本発明にあっては、吊線に架設されたケーブルハンガに対して光ケーブル等の各種ケーブルを地上から容易に配線作業が行なえるケーブル配線装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明にあっては、ケーブルハンガが所定の間隔で架設された吊線の上を走行する走行輪と、前記走行輪を走行位置とその走行位置から上昇する上昇位置とに上下動自在にガイドする走行輪ガイド部材と、前記走行輪ガイド部材に設けられ前記走行輪を走行位置に常時付勢する走行輪付勢手段と、前記走行輪ガイド部材を支持するベース部材に取付けられた上下に長い竿状の操作杆と、前記ベース部材に取外し自在に装着セットされ光ケーブル等の各種ケーブルが連結される可撓性のロープ状に形成されたケーブル牽引部材とを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、光ケーブル等の各種ケーブルをケーブル牽引部材に連結した後、操作杆を持って上に持ち上げることで走行輪を吊線の上にセットすることができる。
また、操作杆を持ったまま吊線に沿って移動することで吊線の上を走行する走行輪によって連結した各種ケーブルの牽引が可能となる。
また、所定の間隔で配置されたケーブルハンガへ到達し乗り越えた時に、走行輪付勢手段に抗して操作杆を強く下方へ引き下げると、相対関係によって走行輪は吊線の上に残ると共に、走行輪ガイド部材、ベース部材、ケーブル牽引部材を一緒に下降させることができる。
この時、一緒に下降する下降時のケーブル牽引部材は、ケーブル外れ防止ストッパの自由端側を押し下げると共に可撓性のロープ形状によってストッパ先端を越えてケーブル配線支持部内へ進入することができる。したがって、ケーブル牽引部材の進入完了を見届けた後、操作杆を元へ上昇させ、再び走行輪を走行させれば、ケーブル牽引部材に連結された各種ケーブルをケーブルハンガのケーブル配線支持部内を通過させることができる。以下、ケーブルハンガの所で前記操作を繰返しながら吊線に沿ってケーブル配線装置を移動させることで、所定の間隔で配置されたケーブルハンガに対して各種ケーブルの配線作業を地上から容易に行なうことができる。
本発明にあっては、第1に、前記走行輪の外周に設けられた周面走行溝を、その周面走行溝へ向けて傾斜上昇する吊線誘導ガイド部に連続させることで、吊線の上に周面走行溝を容易にセットできるようにする。
第2に、前記操作杆を、取付部に対して着脱自在に取付けるようにすることで、上下に長い操作杆の取外しを可能とし現場までの搬送を容易にする。
第3に、前記ケーブル牽引部材を、ロープ部とロープ部の一方に設けられた先頭の重りとなる第1の重りと、他方に設けられ後方の重りとなる第2の重りとで構成し、第2の重りを、軸線方向に沿って複数に分割すると共に各種ケーブルのケーブル端末を結合するケーブル端末結合部を備えるようにすることで、特に、第2の重りがケーブル配線支持部を乗り越える時に、分割した部分が関節部となって順々に折れ曲り、ケーブルハンガの通過を容易とする。
以下、図1乃至図6の図面を参照しながら本発明の第1の実施形態について具体的に説明する。
図1は本発明にかかるケーブル配線装置の概要正面図、図2はその概要側面図をそれぞれ示している。
ケーブル配線装置1は、上下に長い竿状の操作杆3を取付けるベース部材5に走行輪ガイド部材7が支持されている。走行輪ガイド部材7には走行輪9が走行位置(図1、実線)と走行位置から上昇した上昇位置(図1、鎖線)とに上下動自在に装着支持されている。
走行輪ガイド部材7は、上下に長いロッド状に形成され、下部となる基端部は前記ベース部材5に固定支持され、上部は自由端となる頭部11となっている。
走行輪ガイド部材7には、前記走行輪9を回転自在に支持する走行輪支持部材13が上下動自在に装着支持されている。走行輪支持部材13は、上下一対の昇降部15と昇降部15に固着された走行輪装着部17とで構成されている。
昇降部15は、前記走行輪ガイド部材7に対してガイドキー19により回転が規制された状態で上下に昇降可能となっている。この時、昇降部15は上下一対の構造によって、昇降時に発生する回転負荷(図2矢印イ)に対しても2点支持となることで、安定した確実な昇降運動が得られるようになっている。
上位側の昇降部15には、前記走行輪ガイド部材7に介装された走行輪付勢手段となるコイルばね21が作用している。この時、下位側の昇降部15はストッパ部23と当接し、走行輪装着部17、即ち、走行輪9は走行位置(図1実線)に常時付勢され位置決めされている。
走行輪装着部17は、図3に示すようにフレームにより四角形に形成され、その上下・左右の外周四箇所が走行輪9の回動支持点17aとなっている。
したがって、回動支持点17aは、走行輪9が四点接触した状態で走行輪装着部17の外周を回転することで、全周面接触の回転に比べて、回転時の摺動抵抗を軽減し軸受部材等の手段を用いることなく円滑な回転が得られるようになっている。
走行輪9は、リング状に形成され内周面が回動支持点17aとなる前記走行輪装着部17の外周に回転自在に装着支持されている。リング状の外周面は断面V字状に形成された周面走行溝25となっていて、電柱と電柱(図示していない)の間に掛け渡された吊線27の上を走行可能となっている。
一方、ベース部材5には、ケーブル牽引部材29のケーブル牽引セット部31とケーブル案内ガイド板33と取付部35がそれぞれ設けられると共に、ベース部材5は、吊線27を走行輪9の周面走行溝25へ向けて誘導案内する吊線誘導ガイド部37を兼ねた形状となっている。
ケーブル牽引セット部31は、前記ストッパ部23とベース部材5の上面とでケーブル牽引部材29のロープ部39より若干径大のセットスペースに作られていて前方(図2右側)は開放した開口部となっている。ケーブル牽引セット部31の開放口は前記ケーブル案内ガイド板33と連続している。
ケーブル案内ガイド板33は、正面(図1)からみた時に逆八字状に左右一対バランスよく配置されると共に側面(図2)からみた時に正面側、図面右側へ向かって傾斜上昇する形状となっている。ケーブル案内ガイド板33の上端縁33aは、図4に示すように対向する前記走行輪ガイド部材7とで作られるV字状の解放空間内にケーブル牽引部材29のロープ部39を臨ませた時に、前記ケーブル牽引セット部31の開放口へ向けて自重により図4矢印ロのように滑り落ちるようガイドするテーパガイドとなっている。
取付部35は、固定ボルト41を有し、上下に長い竿状の操作杆3を前記取付部への挿入完了後に固定ボルト41を締付けることで操作杆3の取付けが可能となっている。
吊線誘導ガイド部37は、この実施形態では前記ベース部材5の裏面側を利用した手段となっていて、走行輪9の周面走行溝25へ向けて傾斜上昇するテーパ形状の傾斜面43となっている。
したがって、図2に示すように吊線27(鎖線)の上に吊線誘導ガイド部37となるベース部材5の裏面側を乗せることで、図2矢印ハの如くテーパ形状の傾斜面43に沿って移動し、周面走行溝25が吊線27(実線)へ向かう誘導が得られるようになっている。
ケーブル牽引部材29は、独立して作られていて図5に示すように可撓性のロープ部39とロープ部39の一方に設けられた第1の重り47とロープ部39の他方に設けられた第2の重り49とからなっている。
第1の重り47は、牽引時の先頭の重りとなっていてロープ部39を図1に示すようにケーブル牽引セット部31にセッとした時に、ケーブル牽引セット部31のスペースより大きく形成され、牽引時のロープ部39が抜け出るのを阻止するストッパとしての機能を備えている。
第2の重り49は、後方の重りとなっていて軸線方向に沿って複数に分割されると共に先端の重り49aは牽引方向に対して円錐の形状となっている。複数に分割された各重り49bの中心部位には前記先端部からロープ部39が挿通し、その端部は終端部の重り49cに固定ネジ51で固定されている。
終端部の重り49cは、光ケーブル等の各種ケーブル53の端末部が結合される結合ボルト55を備えたケーブル端部結合部57となっている。
第1の重り47と第2の重り49は、図6に示すように走行輪9が吊線27の上にセットされた状態でベース部材5を下方へ引き下げた時に、ケーブル牽引セット部31にセットされたケーブル牽引部材29も一緒に下降し、その下降時にロープ部39を下向きに押えつけるウエイトとして作用する。したがって、下降するロープ部39は可撓性のためケーブルハンガ59のケーブル外れ防止ストッパ61に沿って変形しながら下降するようになる。
この場合、本実施形態では規定の重りとしての条件を満たすために前記した如く第2の重り49を複数に分割し長くした手段を採用している。分割された各部分は、図1、鎖線で示すようにケーブル配線支持部63を乗り越える時に各重り49bの所で、折れ曲がりながら通過する関節部としての機能が得られるようになっている。
なお、ケーブルハンガ59は、一本のハンガ線を屈曲成形することで、吊線27に架設する吊線取付部65とU字状に形成されたケーブル配線支持部63とケーブル外れ防止ストッパ61とを有する一体に連続した形状となっている。
このように構成されたケーブル配線装置1によれば、操作杆3をベース部材5の取付部35から取外すことで、上下に長い操作杆3のみ独立させることができるため現場までの搬送が容易となる。
次に、現場において操作杆3を取付部35に取付ける。続いてケーブル牽引部材29のケーブル端部結合部57に光ケーブル等の各種ケーブル53を結合し、ケーブル牽引部材29のロープ部39を図4に示すように第1重り47、第2重り49が両側に位置するようケーブル牽引セット部31にセットする。この時、ロープ部39は、自重によってケーブル案内ガイド板33によって滑り落ちるため迅速にセットが完了する。
続いて、操作杆3を持って上に持ち上げ、走行輪9の周面走行溝25を吊線27の上にセットした後、そのまま吊線27に沿って移動することで走行輪9による移動走行が行なえる。この移動走行時に図1に示すようにケーブルハンガ59を越えた位置で操作杆3をコイルばね21に抗して強く下方へ引き下げる。この時、走行位置(図1実線)にある走行輪9は吊線27上に残ると共に、相対関係によって走行輪ガイド部材7、ベース部材5は下降する。この下降運動によって図6に示すようにケーブル牽引部材29のロープ部39は、ケーブルハンガ59のケーブル外れ防止ストッパ61の自由端側にならって変形し、ストッパ先端を容易に通り抜け、ケーブル配線支持部63内に収まる。この時点で下降させた操作杆3を再び上昇させて走行輪9を走行位置(図1実線)に戻し走行させる。
この走行により図1、鎖線で示すように後方の第2の重り49がU字状に形成されたケーブル配線支持部63を乗り越える時に、複数に分割された部分が関節部となって順々に折れ曲り、前後に長い第2の重り49は無理なく乗り越えることができると共に、後に続く各種ケーブル53はケーブル配線支持部63内を通過し配線される。以下、ケーブルハンガ59の所で前記動作を繰返し行いながら走行させることで、地上から各種ケーブル53の配線が容易に行なえるようになる。
図7から図10は走行輪をダブルにすることでケーブル配線装置1の安定した走行安定性が得られるようにした第2の実施形態を示したものである。
まず、図7、正面図を基準として矢印ニが進行方向とする。前後は紙面表から裏側へ向かう方向、左右は、図面左右方向、上下は、図面上下方向として以下説明する。
角筒状で、下向きコ字状に形成された上下に長い前後一対の走行輪ガイド部材67a,67bの内、前方の走行輪ガイド部材67aはベース部材69に固定支持されると共に、走行輪ガイド部材67aと走行輪ガイド部材67bとの間には左右方向に長い前後一対の支持ブラケット71が配置されている。
支持ブラケット71は前記走行輪ガイド部材67a,67bに設けられた上下に長い長孔73及び支持ブラケット71の中心部位を貫通したブラケット軸75を介して走行位置(図7実線)と上昇した上昇位置(図1、鎖線)とに上下動自在に支持されている。常時は、前記走行輪ガイド部材67a,67bの内部空間に設けられた走行輪付勢手段となるコイルばね77により常時走行位置(図7、実線)に付勢されている。
前後一対の支持ブラケット71の間でその左右両側には走行輪79,79が、さらに、後側となる後方に位置する支持ブラケット71には吊線誘導ガイド部37がそれぞれ設けられている。
走行輪79は車軸81により回転自在に支持されると共に外周は吊線27上を走行する円弧状の周面走行溝79aとなっている。吊線誘導ガイド部37は、後方、図8において左側から走行輪79の周面走行溝79aに向って上昇傾斜するテーパ形状となっている。
したがって、傾斜上昇する吊線誘導ガイド部37を図8、鎖線で示す吊線27の上に上から降ろすことで、矢印ホのように沿って移動し吊線27の上に周面走行溝79aがセットされるよう誘導案内され、吊線27の上に走行輪79を容易にセットすることが可能となっている。
走行輪ガイド部材67aを支持するベース部材69は、取付部35とケーブル牽引セット部31とストッパ部材83とを有し、取付部35には上下に長い竿状の操作杆3が固定ねじ41によって着脱自在に支持され、構造は第1の実施形態と同様となっている。
ケーブル牽引セット部31は、ケーブル牽引部材29のロープ部39が装着セッとされる所で、ロープ部39は、図8に示すように上下に対向し合う上位側案内部材85と下部案内部材87とによって作られる案内溝89によって上方から誘導案内され、ケーブル牽引セット部31内にセットされるようになっている。
上位側案内部材85は、左右一対に設けられ、前記走行輪ガイド部材67aの両側に固定支持されている。下位側案内部材87は、前記上位側案内部材85と案内部材85の間に位置し、下部となる基端側はベース部材69に固定支持され、上部は自由端となっている。
一方、ストッパ部材83は、図7、正面図においてベース部材69に取付けられた取付部83aの両サイドから垂直に垂直部83bが立上り、さらに垂直部83bから外側へ向けて水平に屈曲された水平部83cとから成っている。水平部83cは、図10に示すように、走行輪79が上昇した時、即ち、走行輪79が吊線27の上に載った状態においてベース部材69を強制的に下方へ引き下げた時に、ケーブルハンガ59のケーブル配線支持部63の上端縁63aを押し下げることでケーブルハンガ59を傾けるよう作用し、ケーブル牽引部材29のロープ部39がケーブル配線支持部63内へ入り易くするための手段となっている。
なお、ケーブル牽引部材29は第1の実施形態と同一のため同一符号を符して詳細な説明を省略する。
したがって、この第2の実施形態によれば第1の実施形態と同一の作用効果が得られる点に加えて、走行輪79が左右一対設けられているため吊線27の上を走行する時の走行安定性が向上する。また、ストッパ部材83の水平部83cによってケーブルハンガ59を傾けることができるため、図7に示すようにベース部材69の下降ストロークLが小さくてもケーブル牽引部材29のロープ部39を容易にケーブル配線支持部63内へ侵入させることができるようになり、配線時の作業性の向上が図れる。
3 操作杆
5 ベース部材
7 走行輪ガイド部材
9 走行輪
21 走行輪付勢手段(コイルばね)
25 周面走行溝
27 吊線
29 ケーブル牽引部材
37 吊線誘導ガイド部
39 ロープ部
47 第1の重り
49 第2の重り
53 各種ケーブル
57 ケーブル端末結合部
5 ベース部材
7 走行輪ガイド部材
9 走行輪
21 走行輪付勢手段(コイルばね)
25 周面走行溝
27 吊線
29 ケーブル牽引部材
37 吊線誘導ガイド部
39 ロープ部
47 第1の重り
49 第2の重り
53 各種ケーブル
57 ケーブル端末結合部
Claims (4)
- ケーブルハンガが所定の間隔で架設された吊線の上を走行する走行輪と、前記走行輪を走行位置とその走行位置から上昇する上昇位置とに上下動自在にガイドする走行輪ガイド部材と、前記走行輪ガイド部材に設けられ前記走行輪を走行位置に常時付勢する走行輪付勢手段と、前記走行輪ガイド部材を支持するベース部材に取付けられた上下に長い竿状の操作杆と、前記ベース部材に取外し自在に装着セットされ光ケーブル等の各種ケーブルが連結される可撓性のロープ状に形成されたケーブル牽引部材とを備えていることを特徴とするケーブルハンガのケーブル配線装置。
- 前記走行輪の外周に設けられた周面走行溝は、その周面走行溝へ向けて傾斜上昇する吊線誘導ガイド部と連続していることを特徴とする請求項1記載のケーブルハンガのケーブル配線装置。
- 前記操作杆は、ベース部材に対して着脱自在に取付けられていることを特徴とする請求項1記載のケーブルハンガのケーブル配線装置。
- 前記ケーブル牽引部材は、ロープ部とロープ部の一方に設けられ先頭の重りとなる第1の重りと、他方に設けられ後方の重りとなる第2の重りとで構成され、第2の重りは、軸線方向に沿って複数に分割されると共に各種ケーブルのケーブル端末を結合するケーブル端末結合部を備えていることを特徴とする請求項1記載のケーブルハンガのケーブル配線装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006021240A JP2007209045A (ja) | 2006-01-30 | 2006-01-30 | ケーブルハンガのケーブル配線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006021240A JP2007209045A (ja) | 2006-01-30 | 2006-01-30 | ケーブルハンガのケーブル配線装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007209045A true JP2007209045A (ja) | 2007-08-16 |
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ID=38488007
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JP2006021240A Withdrawn JP2007209045A (ja) | 2006-01-30 | 2006-01-30 | ケーブルハンガのケーブル配線装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007209045A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103852667A (zh) * | 2014-03-07 | 2014-06-11 | 云南电网公司西双版纳供电局 | 一种多功能变电站接地网测试便携装置 |
CN110880716A (zh) * | 2019-10-22 | 2020-03-13 | 国网河南省电力公司中牟县供电公司 | 高压开关柜线缆接入装置及施工方法 |
CN114243563A (zh) * | 2021-12-08 | 2022-03-25 | 陕西能源研究院有限公司 | 一种电网带电作业工具挂架装置 |
-
2006
- 2006-01-30 JP JP2006021240A patent/JP2007209045A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
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