JP2007208526A - 画像処理装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 撮像装置を制御して遠隔撮影を行う画像処理装置及びその制御方法において、撮影時の設定と、撮影された画像データの格納先の管理を容易にする。
【解決手段】 撮像装置の遠隔制御を行うアプリケーションにおける画像の格納先と、撮像装置の撮影動作を制御する設定とを、キーワードと対応付けて一元管理する。これにより、所望の撮影モードと、その撮影モードで撮影された画像の格納先とをまとめて設定可能となる他、撮影画像の管理も容易になる。
【選択図】 図16

Description

本発明は、デジタルカメラ(デジタルカメラ)等の画像撮影装置を用いて画像を入力するための画像処理装置及びその制御方法に関する。
従来、2次元CCDイメージセンサのような固体撮像素子から得られる映像情報を、メモリカードなどの記録媒体に静止画として記録する機能を有する撮像装置が広く知られている。デジタルカメラやデジタルビデオカメラはこのような撮像装置の代表例である。
また、このような撮像装置をパソコンに代表される情報処理装置と通信可能に接続し、情報処理装置から撮像装置に制御コマンドを送信して遠隔撮影を行い、撮像データを情報処理装置に転送する画像取得システムが考案されている(特許文献1参照)。この種のシステムでは、撮像データを情報処理装置が有する大容量の記憶装置へ転送する構成を有する、撮像装置が備える記録媒体の容量に制限されずに大量の画像を撮影できる。
すなわち、画像取得システムでは、撮像データの保存先として、情報処理装置が利用可能な記憶装置を指定しておき、遠隔撮影された画像データを、指定された保存先に転送、格納する。なお、保存先の記憶装置は、情報処理装置に内蔵されていても、外付けされていても、アクセス可能なネットワーク上に存在しても良い。
また、画像取得システムの中には、撮像装置の撮影モード変更など、詳細な撮影設定についても、情報処理装置からのコマンド送信により可能なものも存在する。
また、画像取得システムとは別に、遠隔撮影された画像データを効率的に閲覧するための画像表示システムも存在する。画像表示システムの操作者は、撮像画像が格納される記憶装置の所定の格納場所を参照することで、転送されてくる画像データを逐次確認していくことができる。
特開2003−274256号公報
上述のように、従来の、遠隔撮影を行う画像取得システムにおいては、情報処理装置が利用可能な記憶装置に対して画像転送先(保存先)を指定し、撮影した画像データを転送先へ順次格納していく。そのため、撮影した画像を即座に確認するためには、画像表示システムにおいても、画像取得システムで指定されている画像転送先を閲覧用画像の参照先として指定しておく必要がある。
そして、画像取得システムと画像表示システムとは独立しているため、画像取得システムが画像転送先を変更した場合、画像表示システムにおいても参照先の設定を同様に変更する必要がある。従って、操作者は、独立した2つのシステムをほぼ同時に操作していかなくてはならず、操作が煩雑である。また、通常、スタジオ撮影にかぎらず、職業的に画像を撮影する場合、短時間で、数百という枚数の画像をいろいろな設定で撮影するため、画像データの整理管理という点で、大量な撮影枚数を前にして煩雑かつ手間のかかる画像選択を行っていることも現実である。
本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、撮像装置を制御して遠隔撮影を行う画像処理装置及びその制御方法において、撮影時の設定と、撮影された画像データの格納先の管理を容易にすることにある。
上述の目的を達成するため、本発明による画像処理装置は、画像データを生成するためのデジタルカメラへの遠隔制御手段と、デジタルカメラから画像データを転送する転送手段と、転送された画像データを格納する記憶手段とを備え、遠隔制御手段は、デジタルカメラに対する制御設定と、転送された画像データの記憶手段における格納先を表す情報とを、キーワードに関連づけて記憶手段に記憶することを特徴とする。
また、上述の目的を達成するため、本発明による画像処理装置は、画像データを生成するためのデジタルカメラへの遠隔制御手段と、デジタルカメラから画像データを転送する転送手段と、転送された画像データを格納する記憶手段と、格納された画像データを閲覧表示するための画像表示手段とを備え、遠隔制御手段は、デジタルカメラに対する制御設定と、転送された画像データの記憶手段における格納先を表す情報とを、キーワードに関連づけて記憶手段に記憶するとともに、格納先を画像表示手段の閲覧表示する画像データの格納先として設定することを特徴とする。
このような構成により、本発明によれば、撮像装置を制御して遠隔撮影を行う画像処理装置において、撮影時の設定と、撮影された画像データの格納先の管理を容易にすることが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像処理システムの構成例を示す図である。本実施形態の画像処理システムは、画像処理装置として機能する、パーソナルコンピュータに代表される汎用情報処理装置と、これに接続された画像入力装置としての撮像装置から構成される。なお、本実施形態における撮像装置とは、たとえばデジタルカメラのように、CCD等のイメージセンサを利用して画像を電気信号として取得し、デジタルデータ化した後、画像データファイルとして少なくとも出力又は記録可能な装置を指す。なお、必要に応じ、所謂現像処理や、画像データファイル形式に応じた圧縮符号化処理、ファイル生成処理等を行う。例えばデジタルカメラの場合、画像データの形式としては、RAW形式、JPEG形式、TIFF方式(静止画の場合)、Motion JPEG方式、MPEG方式(動画の場合)などが用いられる。
本実施形態の画像処理装置として機能する情報処理装置100は、撮像装置を用いた遠隔撮影を制御する遠隔制御部1と、遠隔撮影された画像の表示処理を制御する画像表示制御部2とを有する。第1通信部3は、情報処理装置100と撮像装置との通信インターフェース及び通信制御を提供する。記憶装置4は本実施形態では情報処理装置が内蔵する記憶装置であり、具体的には例えばハードディスクドライブである。
表示装置6は例えばCRTモニタや液晶ディスプレイ(LCD)であり、情報処理装置100で動作する各種アプリケーションのユーザーインターフェースが表示される。入力部7は、本システムのユーザーがシステムに対して指示やデータの入力を行うための入力装置であり、一般的にはキーボードとマウスが用いられる。
制御部5は例えばCPUとRAM、ROMを含み、ROMや記憶装置4に記憶された制御プログラムをRAMに展開して実行することにより、情報処理装置100を本実施形態の画像処理装置として機能させるように各部を制御する。
なお、本実施形態において、遠隔制御部1と画像表示制御部2は情報処理装置100で稼働する独立したアプリケーションプログラムによって実現される。従って、その実際の動作主体は制御部5のCPUであるが、説明及び理解を容易にするため、以下の説明ではそれぞれが個別の機能ブロックであるものとする。また、説明を簡単にするため、本実施形態において、遠隔制御部1は、動作中、撮像装置110に一定時間毎に撮影を実行させ、撮影画像データを取得、格納する処理を実行しているものとする。
撮像装置110において、撮像部11は、レンズや絞りといった光学系、光学系によって結像された光束を画像信号として取り出すための撮像素子(イメージセンサ)、撮像素子が出力する画像信号をデジタルデータ化して出力するA/D変換器を有する。また、撮像部11は、自動焦点制御(AF)及び自動絞り制御(AE)を備える。
撮像部11が出力する画像データは、データ処理部13により、予め設定された形式に従った画像データファイルにされる。データ処理部13は、設定された形式に応じて必要な画像処理や圧縮符号化処理、ファイル生成処理等を行う。具体的には、例えばJPEG形式での画像データファイルを生成する場合、まず、ホワイトバランス処理や色補間処理といった、画像を再生するための所謂現像処理を行う。次に、再生した画像をJPEG形式にするための圧縮符号化処理を行う。なお、生成した画像データファイルは、第2通信部12へ供給される。また、第2通信部12から読み出し可能な図示しないメモリに一時的に記憶されてもよい。
第2通信部12は、情報処理装置100との通信インターフェース及び通信制御を提供する。データ処理部13が生成した画像データファイルは、第2通信部12が情報処理装置100との通信プロトコルに応じた形式に加工して通信を行う。
カメラ制御部10は、情報処理装置100からの制御コマンドに応じ、撮像部11、第2通信部12及びデータ処理部13の制御を行う。
本実施形態において、撮像装置110と情報処理装置100とは第1及び第2の通信部3及び12を介して通信可能に接続される。相互に通信可能であれば、その物理的な接続形態は限定されない。つまり、ケーブルにより直接有線接続されていてもよいし、ネットワークを経由して接続されてもよい。また、接続経路中の少なくとも一部に無線接続区間が含まれていても良い。
撮像装置110は、本実施形態ではカメラを例としてあげているが、フラットベッドスキャナやフィルムスキャナなどの原稿画像の入力装置であってもかまわない。つまり画像データを生成し、情報処理装置へそのデータを転送可能な装置であれば、その種別は問わない。
次に、第1の実施形態における画像処理装置の画像表示制御部を実現するプログラムと遠隔制御部を実現するプログラムの処理動作に関して説明する。
図2に画像表示制御部2を実現するプログラムとしてのアプリケーションソフトウェア(画像表示アプリケーション)が提供するGUI画面200の例を示す。なお、上述のように、画像表示制御部2は、情報処理装置100で動作する独立したアプリケーションとして実現されている。
GUI画面200は、情報処理装置100の記憶装置4のファイル記録構造をツリー表示するフォルダ選択表示部201と、フォルダ選択表示部201で選択されたフォルダに含まれる画像データの縮小画像(サムネール)を表示するサムネール表示領域201を有する。本実施形態において、画像表示アプリケーションは、遠隔制御アプリケーションから通知されたフォルダ、或いは初期設定されたフォルダが選択された状態で起動する。
ユーザーは、フォルダ選択領域201にツリー表示されたフォルダを、例えば入力部7に含まれるマウスを操作してクリックすることで任意のフォルダを閲覧対象のフォルダとして選択することができる。また、周知の操作方法によりフォルダ選択領域201を操作することで、任意の階層にあるフォルダを選択可能である。
このように、ユーザーは、フォルダ選択領域201を操作することにより、情報処理装置100の記憶装置4内の任意のフォルダ内の画像を閲覧することが可能である。画像表示アプリケーションは、記憶装置4の、フォルダ選択領域201で選択されたフォルダに対応するファイルディレクトリを参照する。そして、そのディレクトリに表示可能な画像ファイルが格納されていれば、サムネール表示領域に縮小画像を表示する。例えば、ファイルの拡張子から表示可能な画像ファイルを識別し、必要に応じて復号化処理とサムネール作成処理を行なって表示を行う。
以上が、画像表示アプリケーションが提供する基本的な画像表示機能である。
次に、図3に示すフローチャートを用いて、画像表示アプリケーションの起動時の動作について説明する。
まず、ステップS300において、情報処理装置100内で、予め定められた遠隔制御アプリケーションが動作中であるかどうかを確認する。すでに遠隔制御アプリケーションが動作中であれば(ステップS310,Y)、ステップS320で、遠隔制御アプリケーションに対し、自分の起動を通知し、ステップS330で、応答を一定時間待つ。
後述するように、本実施形態における遠隔制御部を実現するアプリケーション(遠隔制御アプリケーション)は、画像表示アプリケーションの起動通知に応答し、現在遠隔制御アプリケーションに設定されている画像格納先を通知する。
遠隔制御アプリケーションが動作中でない(ステップS310,N)か、一定時間経過以内に応答がない(ステップS340,N)ならば、予め初期設定ファイル等に登録されているフォルダを画像格納先とし、ステップS360で残りの初期化処理及び起動動作を続行する。
一方、起動通知に対する応答として、一定時間経過内に画像格納先の通知を受けた場合(ステップS340,Y)、画像格納先として通知されたフォルダを自アプリケーションの画像格納先フォルダとして設定する。そして、ステップS360で残りの初期化処理及び起動動作を続行する。このように、画像表示アプリケーションの起動時に遠隔制御アプリケーションが動作中の場合、遠隔制御アプリケーションで現在使用中の画像格納先の情報を取得し、自アプリケーションの初期閲覧先として自動設定する。これにより、単に画像表示アプリケーションを起動するだけで、遠隔制御アプリケーションに従って撮像装置から転送されてくる撮影画像データファイルを直ちにサムネール表示領域202に表示することが可能となる。
従って、遠隔制御アプリケーションが画像格納先フォルダを変更した場合であっても、ユーザーはそれを意識することなく、単に画像表示アプリケーションを起動するだけで直ちに撮像画像を確認することが可能となる。
次に、図4に示すフローチャートを用い、ユーザーが画像表示アプリケーションの参照先フォルダを変更した場合の動作について説明する。
上述の通り、ユーザーは、フォルダ選択領域201のツリー表示を操作することにより、記憶装置4内の任意のフォルダを閲覧先として指定し、画像閲覧を行うことが可能である。本実施形態のシステムでは、画像表示アプリケーションにおける閲覧先の変更に応答して、遠隔制御アプリケーションの画像格納先も自動変更するものとする。
この場合、まず、ステップS400で閲覧先のフォルダが変更されたかどうかを確認する。変更されたら、ステップS410にて、遠隔制御アプリケーションが動作中であるかどうかを確認する。そして、動作中であれば、ステップS420で、遠隔制御アプリケーションに対して、新しく選択された閲覧先フォルダのファイルパスを、格納先変更通知として通知する。遠隔制御アプリケーションは、この変更通知に基づき、自アプリケーションの画像格納先の設定を直ちに変更する。
ステップS410において、遠隔制御アプリケーションが動作中でない場合には特に何もしない。なお、ステップS410で、遠隔制御アプリケーションが動作中であることが確認できた場合であっても、なんらかの不測の事態により、遠隔制御アプリケーションが応答ができない場合がある。このような場合は、フォルダ変更の通知を行わないようにして、システム全体のパフォーマンスを下げないようにすることも可能である。
次に、第1の実施形態における画像処理装置の遠隔制御手段を実現するプログラム(遠隔制御アプリケーション)の動作について説明する。
図5は、遠隔制御アプリケーションの起動時の動作を説明するフローチャートである。遠隔制御アプリケーションが起動されると、まず、ステップS510で、情報処理装置100内で、予め定められた画像表示アプリケーションが動作中であるかどうかを確認する。すでに画像表示アプリケーションが動作中であれば(ステップS510,Y)、ステップS520で、画像表示アプリケーションに対し、自分の起動を通知し、ステップS530で、応答を一定時間待つ。
後述するように、本実施形態における画像表示アプリケーションは、遠隔制御アプリケーションの起動通知に応答し、現在画像表示アプリケーションで設定されている(選択されている)閲覧参照先を通知する。
画像表示アプリケーションが動作中でない(ステップS510,N)か、一定時間経過以内に応答がない(ステップS540,N)場合、予め初期設定ファイル等に登録されているフォルダを画像格納先として設定し(ステップS560)、残りの初期化処理及び起動動作を続行する(ステップS570)。
一方、起動通知に対する応答として、一定時間経過内に閲覧参照先の通知を受けた場合(ステップS540,Y)、通知されたフォルダを自アプリケーションの画像格納先フォルダとして設定する(ステップS550)。そして、ステップS570で残りの初期化処理及び起動動作を続行する。
このように、遠隔制御アプリケーションの起動時に画像表示アプリケーションが動作中の場合、画像表示アプリケーションで現在選択されている画像参照先の情報を取得し、自アプリケーションの初期画像格納先として自動設定する。これにより、単に遠隔制御アプリケーションを起動するだけで、動作中の画像表示アプリケーションで直ちに撮影画像データファイルをサムネール表示領域202に表示することが可能となる。
なお、ユーザーが画像表示アプリケーションを、遠隔制御アプリケーションによって撮影、取得された画像データの即時確認(モニタリング)ではなく、一般的な画像閲覧を目的として使用する場合も考えられる。従って、閲覧先が変更されても、直ちに変更を通知しないで、変更された閲覧先を遠隔制御アプリケーションにおける画像格納先として設定する旨の明示的な指示が与えられた場合のみ、通知を行うように構成することも可能である。
図6は、遠隔制御アプリケーションにおける、画像表示アプリケーションからの通知に対する処理動作を説明するフローチャートである。
まず、ステップS201では、画像表示アプリケーションから起動通知があったかどうかを確認する。通知がなければステップS207へ進む。通知があった場合には、ステップS203で、現在設定されている画像格納先を表す情報として、記憶装置4のファイルパスを取得し、ステップS205で画像表示アプリケーションへ応答する。
ステップS207では、画像表示アプリケーションから、閲覧先フォルダの変更通知があったかどうかを確認する。通知がなければステップS201へ戻る。通知があった場合には、ステップS209で、変更後の閲覧先を表す情報として、記憶装置4のファイルパスを通知から取得する。そして、取得したファイルパスを、次から受信する画像データファイルの格納先フォルダとして設定する(ステップS211)。
なお、図5を用いて説明したように、本実施形態の画像表示アプリケーションは、遠隔制御アプリケーションの起動通知に対し、その時点で選択されている閲覧先の情報を応答する。この動作を実現するため、画像表示アプリケーションにおいても、図6のステップS201〜S205と同様の動作を行う。
なお、本実施形態においては、遠隔制御アプリケーションで画像格納先を変更することを考慮していない。しかし、遠隔制御アプリケーション側で画像格納先を変更可能とし、変更された場合には変更後の格納先を画像表示アプリケーションに通知するようにしても良いことは言うまでもない。この場合、画像表示アプリケーションにおいて、図6のステップS207〜S211と同様の処理を行なう。
また、図7に示すように、いずれかのアプリケーションにおいて、ユーザーからの終了指示があった場合(ステップS600)には、もう一方のアプリケーションと連携中(もう一方のアプリケーションが動作中)かどうかを確認する(ステップS610)。連携中ならば、相手側のアプリケーションに対し、自アプリケーションがこれから終了することを通知する(ステップS620)。
この終了通知を受けたアプリケーションは、以降、連携に係る動作(例えば、画像表示アプリケーションにおける、参照先変更通知動作)の実施を中止する。これにより、連携の中止をスムーズに行うことができる。
以上、説明したように、本実施形態によれば、遠隔制御アプリケーションと、画像表示アプリケーションのうち、後から起動したものが、既に動作中のアプリケーションから参照先の情報を取得し、自動設定して起動する。これにより、遠隔制御アプリケーションと画像表示アプリケーションは、独立している存在ながら、使用者に対して、シームレスなアプリケーション連携を提供することが可能である。
<第2の実施形態>
図8は、本発明の第2の実施形態に係る画像処理システムの構成例を示す図である。
本実施形態のシステムは、第1の実施形態における情報処理装置100に、複数の撮像装置(カメラあるいは画像入力装置)が接続された構成を有する。
本実施形態の画像処理装置として機能する情報処理装置100では、接続された撮像装置毎に、それぞれを制御する遠隔制御アプリケーションが起動している。つまり、撮像装置と同数の遠隔制御アプリケーションが起動し、1対1で独立した撮影制御を行っている。
このようなシステム構成であっても、第1の実施形態と同様の処理を適用することが可能である。つまり、遠隔制御アプリケーションと、画像表示アプリケーションのうち、後から起動したものが、既に動作中のアプリケーションから参照先の情報を取得し、その参照先を自動設定して起動すればよい。
まず、図9のフローチャートを用いて、本実施形態における画像表示アプリケーションの起動時の動作を説明する。
ステップS800〜S840において、遠隔制御アプリケーションの起動チェックし、既に動作中の遠隔制御アプリケーションがあれば、起動を通知し、応答を待つ手順は第1の実施形態と同様である。
ただし、第1の実施形態とは異なり、動作中の遠隔制御アプリケーションの全てに対して起動を通知し、応答を待つ点、起動を通知した全ての遠隔制御アプリケーションから一定時間内に応答が無くても、閲覧参照先の設定を行う点が異なる。複数のアプリケーションに対して起動を通知する方法は特に制限が無く、同報通知であっても良いし、個別通知であっても良い。
一方、遠隔制御アプリケーション側でも、図6のステップS205の処理において、ファイルパスと共に、自アプリケーションを特定可能な情報、例えばIDを応答する。
ステップS840において、一定時間内に少なくとも1つの遠隔制御アプリケーションからの応答が有れば、ステップS850へ進む。そして、応答してきた遠隔制御アプリケーションのIDと、通知された画像格納先の情報とを対応付けて例えば記憶装置4に保存する。IDは、情報処理装置100が用いるオペレーティングシステム環境により、割り当てられているプロセス番号でもよい。また、ウインドウシステムであれば、ウインドウハンドルのようなものでもよい。つまり、アプリケーションを一意に特定できる任意の情報をIDとして使用可能である。
これにより、画像表示アプリケーションは、遠隔制御アプリケーション毎の画像格納先を区別して把握することが可能となる。次に、ステップS860で、最後に応答してきた遠隔制御アプリケーションからの通知から、画像格納先情報を抽出し、ステップS870で起動時の参照先フォルダとして自動選択する。なお、最後ではなく、最初に応答してきた遠隔制御アプリケーションから通知された格納先を自動設定するようにしてもよい。
あるいは、最初に撮影画像を確認したい撮像装置をユーザーに選択させるダイアログを表示し、入力部7の操作により選択された撮像装置を制御する遠隔制御アプリケーションの格納先を起動時に自動設定するようにしてもよい。画像表示アプリケーションが、ユーザーの指定した撮像装置に対応する遠隔制御アプリケーション1aからの通知を識別する方法は任意である。
例えば、予めアプリケーションのIDと制御する撮像装置との対応を記憶しておく。そして、ステップS850において、得られた応答の中から、ユーザーが指定した撮像装置を制御する遠隔制御アプリケーションのIDと合致するものを選択し、その応答で通知された格納先を取得、設定することができる。
その後、ステップS880で、初期化処理と起動処理を継続する。
起動後は、画像表示アプリケーションと遠隔制御アプリケーションとの関係が1対1となるので、第1の実施形態と同様にして閲覧参照先の変更時の処理を行なうことができる。
このように、本実施形態によれば、複数の撮像装置が接続されている場合であっても、ユーザーは所望の撮像装置が撮影する画像を、直ちに確認することが可能である。
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態における画像処理システムについて説明する。
本実施形態は、撮像装置の制御設定と撮像された画像の格納先とをキーワードと関連付けて一元管理することにより、制御設定と格納先との指定及び管理を容易にするものである。
なお、本実施形態では、遠隔制御アプリケーションで本実施形態の機能を実現するものとして説明するが、実際に撮像装置とやりとりする部分以外の機能は、画像表示アプリケーションによって提供されても良い。また、本実施形態の機能は、他の独立したアプリケーションによって提供されても良い。
本実施形態の画像処理システムの構成自体は第1の実施形態で説明した通りでよいため、説明を省略する。
図10は、第3の実施形態における画像処理システムの遠隔制御アプリケーションが具備するカメラ設定機能をユーザーに提供するためのGUI画面例を示す図である。
このカメラ設定画面1000においては、キーワード、画像格納先、及び撮影時に使用するカメラ制御設定の3大項目が設定可能である。
「キーワード」項目1010は、画像表示アプリケーションおよび遠隔制御アプリケーションが共通で参照する画像格納先と、撮像装置の設定とをユーザーが一意に特定するための文字列であり、ユーザーが任意に決定することができる。
「画像格納先」項目1020は、遠隔制御アプリケーションが撮像装置を制御して撮影した画像データを格納先(フォルダ)を指定する項目であり、情報処理装置100の記憶装置4のファイルシステムに応じた表記で格納先を指定することができる。
「カメラ制御設定」項目1030は、遠隔制御アプリケーションからカメラに送信する撮像装置の制御設定を指定する項目である。本例では、制御設定として、撮影モード、測光モード及びAFモードの3項目が設定可能な場合を例示しているが、設定可能な内容は、撮像装置の種類や型番に応じて異なっていてもよい。
例えば遠隔制御アプリケーションのメニューから、カメラ設定をユーザーが要求すると、遠隔制御アプリケーションはカメラ設定画面1000を表示装置6に呈示する。ユーザーは、カメラ設定画面1000に対し、入力部7を用いて各項目を設定する。OKボタン1040がクリックされると、設定値を、画像表示アプリケーションおよび遠隔制御アプリケーションの両方が参照可能な設定ファイルとして記憶装置4に保存し、設定画面を閉じる。例えば、設定ファイルは、図16に示すように、カメラ設定画面での設定内容が項目毎にデリミタで区切られて格納されたレコードを単位とするファイルであって良い。この場合、新たに登録された設定値は、新たなレコードとして設定ファイル中に追加される。
一方、キャンセルボタン1050がクリックされた場合には、何も保存せずに設定画面を閉じる。
以下、設定ファイルが保存されている状態において、画像表示アプリケーションと、遠隔制御アプリケーションがどのように連動して動作するかについて、図11、図12に示すフローチャートを用いて説明する。
図11は、本実施形態における画像表示アプリケーションが、遠隔制御アプリケーションよりも先に起動された場合の動作を説明するフローチャートである。つまり、第1の実施形態で説明した図3におけるステップS310で、動作中の遠隔制御アプリケーションが確認できない場合に実行される処理に相当する。
まず、ステップS1110で、設定ファイルの有無を確認し、設定ファイルがある場合には、各レコードからキーワード部分を読み込み、その一覧を選択可能に表示する(ステップS1120)。ステップS1120で表示するキーワード選択画面の例を図13に示す。
キーワード選択画面1300には、キーワードを選択するためのプルダウンメニュー1310と、プルダウンメニュー1310で現在表示されているキーワードに対応して登録されている設定内容を表示する設定内容表示領域1320が含まれる。図13の例では、設定内容表示表示領域1320に画像格納先を表示した場合を示すが、他の設定内容であったり、複数の設定内容を表示させても良い。また、プルダウンメニュー1310の操作により、選択状態にある(表示された)キーワードが変化した場合には、設定内容表示領域1320の表示内容も更新する。
例えばキーワード選択画面1300のキャンセルボタン1340がクリックされ、ユーザーがキーワードの選択をしなかった場合には、ステップS1160で、あらかじめ定義されている閲覧先を設定する。そして、ステップS1170で初期化処理及び起動処理を継続する。
一方、ユーザーがキーワードを選択し、OKボタン1330をクリックした場合、ステップS1140で、その選択されたキーワードに対応した設定内容のうち、画像格納先を設定ファイルから読み込む。そして、読み込んだ画像格納先を、起動時に用いる画像閲覧先として設定する(ステップS1150)。そして、ステップS1170で初期化処理及び起動処理を継続する。
なお、ここでは起動時にユーザーがキーワードを選択することで、起動時に用いる閲覧先の設定を行う場合について説明した。しかし、既に起動して動作中の状態で、設定変更がユーザから呼び出された際にも同様の処理を実行することができる。その場合、ステップS1170における初期化や起動処理については処理を省略するとともに、ステップS1140の前又は後で、設定ファイルの変更もしくは新たに選択されたキーワードを遠隔制御アプリケーションに通知する。遠隔制御アプリケーションでは、この通知に応答して、後述する図12のステップS1240〜S1260の処理を行ない、新たな設定ファイルに従った設定を行う。
次に、図12に示すフローチャートを用い、本実施形態における遠隔制御アプリケーションが、画像表示アプリケーション先に起動された場合の動作を説明する。この動作は、第1の実施形態で説明した図5におけるステップS510で、動作中の画像表示アプリケーションが確認できない場合に実行される処理に相当する。
まず、ステップS1210で、設定ファイルの有無を確認し、設定ファイルがある場合には、各レコードからキーワード部分を読み込み、その一覧を図13に示したキーワード選択画面1300を表示する(ステップS1220)。
例えばキーワード選択画面1300のキャンセルボタン1340がクリックされ、ユーザーがキーワードの選択をしなかった場合には、ステップS1270で、あらかじめ定義されている閲覧先を設定する。そして、ステップS1280で初期化処理及び起動処理を継続する。
一方、ユーザーがキーワードを選択し、OKボタン1330をクリックした場合、ステップS1240で、その選択されたキーワードに対応した設定内容のうち、画像格納先を設定ファイルから読み込む。そして、読み込んだ画像格納先を、起動時に用いるように設定する(ステップS1250)。つまり、遠隔制御アプリケーションは、撮影によって生成された画像データを、格納先に設定されたフォルダに格納する。さらにステップS1260にて、設定ファイル中のカメラ設定内容を読み出し、設定更新コマンドとともに撮像装置へ転送する。撮像装置110のカメラ制御部10は、このコマンドを受信すると、内部の図示しないメモリに記憶してある制御設定データを、コマンドとともに受信した設定内容を用いて更新する。そして、以後の撮影は、更新された設定に基づいて行う。そして、ステップS1270で初期化処理及び起動処理を継続する。
なお、ここでは起動時にユーザーがキーワードを選択することで、起動時に用いる閲覧先の設定を行う場合について説明した。しかし、既に起動して動作中の状態で、設定変更がユーザーから呼び出された際にも同様の処理を実行することができる。その場合、ステップS1280における初期化や起動処理については処理を省略するとともに、ステップS1250の前又は後で、設定ファイルの変更もしくは新たに選択されたキーワードを画像表示アプリケーションに通知する。画像表示アプリケーションでは、この通知に応答して、例えば図11のステップS1140及びS1150の処理を行ない、新たな設定ファイルに従った設定を行う。
このように、本実施形態によれば、第1の実施形態が達成する効果に加え、少なくとも画像の格納先と制御設定とを対応付けた設定ファイルを生成し、設定を確実且つ簡略化可能である。また、このような設定ファイルを用いることで、格納先の設定とともにカメラの設定も同時に行われるため、同一条件で撮影した画像データを一元管理することも可能となる。さらに、画像の格納先と制御設定との組み合わせに対し、ユーザーがキーワードを付与できるようにしたことにより、複数の組み合わせから所望の組み合わせをただちに読み出して利用することが可能となる。
<第4の実施形態>
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
第3の実施形態では、設定ファイルに付与するキーワードとして、カメラ設定画面1000のキーワード項目1010のテキストボックスに入力された文字列を用いていた。すなわち、ユーザーがキーワードを自分で入力する必要があった。
これに対し、本実施形態の遠隔制御アプリケーションは、設定ファイルに付与するキーワードを、ユーザーの指定した条件に応じて自動付与する機能をカメラ設定機能の一部として備えることを特徴とする。
なお、本実施形態においても、カメラ設定機能が画像表示アプリケーションや第3の独立したアプリケーションにより提供されても良い。
図14は、本実施形態の遠隔制御アプリケーションが呈示するカメラ設定画面の例を示す図である。
カメラ設定画面1400は、キーワード項目1010が無い点、カメラ設定項目の各々にチェックボックス1035が設けられている点で、図10のカメラ設定画面1000と異なる。
そして、チェックボックス1035がチェックされたカメラ設定項目の設定内容をキーワードとして用いる。すなわち、図14の例では、撮影モードに対応したチェックボックスがチェックされているので、設定内容の文字列「ProgramAE」が、第3の実施形態における文字列「スタジオ撮影」の代わりに用いた設定ファイルが生成される。
このように、本実施形態においては、カメラの設定内容がキーワードを兼ねており、どのような設定をして撮影するための設定ファイルであるのかが、キーワード自体から容易に類推できるという利点がある。そのため、アプリケーションの起動時などにおいて設定ファイルを選択する場合、プルダウンメニュー1310に示されるキーワードから、ユーザーが希望する設定を容易に選択することができる。
なお、同じキーワードがすでに用いられている場合、キーワードの後ろに連番を付与する(「ProgramAE2」,「ProgramAE3」・・・)等により、同じ設定値で撮影し、格納先を変更したい場合などに対応することができる。
また、画像表示アプリケーションにて、画像の閲覧先フォルダとして新規フォルダを作成可能とした場合、遠隔制御アプリケーションの画像格納先を新規フォルダに追従させることも可能である。
この場合、画像表示アプリケーションにおいて、自動生成されるキーワードと、閲覧先を表す情報(新規フォルダのファイルパス)と、フォルダ作成時に設定されていたカメラ設定値とを用い、設定ファイルに新たなレコードを追加する。そして、遠隔制御アプリケーションに新規キーワード登録完了の通知を送る。遠隔制御アプリケーションでは、この通知に基づいて設定ファイルを検索し、新しい格納先を取得して設定すればよい。
このように、本実施形態によれば、キーワードを自動生成するため、ユーザーの手間が省け、使い勝手が更に向上する。また、キーワードとしてカメラの制御項目の設定値を用いることで、同じ設定で撮影した画像データをまとめて管理することが容易となる。
<第5の実施形態>
本実施形態は、第4の実施形態を変形したものであり、自動付与するキーワードを使用して、画像格納先を決定することを特徴とする。
図15は、本実施形態の遠隔制御アプリケーションが呈示するカメラ設定画面の例を示す図である。
図15に示すように、第4の実施形態で説明した図14の設定画面とほぼ共通の内容を有するが、画像格納先の設定に、「キーワードを画像格納先名称に付加する」というチェックボックス1055が含まれる点で異なる。
このオプション項目がマークされた場合、ユーザーが画像格納先として入力したファイルパス(ここでは、”c:\Data\Image\2004_10_10”)の下位ディレクトリとして、キーワードとして選択されている文字列(”ProgramAE”)を付加する。従って、”c:\Data\Image\2004_10_10\ProgramAE”を、画像格納先として設定ファイルに登録する。
従って、キーワードProgramAEが選択された場合、遠隔制御アプリケーションではカメラの動作モードをProgramAEモードに変更して、撮影を開始し、かつ撮影された画像は、情報処理装置100内の記録装置4の「c:\Data\Image\2004_10_10\ProgramAE」というファイルパスを有する格納先フォルダに格納される。
撮影の最中に制御設定を他のモードを変えた場合にも、ユーザーが当初入力したフォルダ(c:\Data\Image\2004_10_10)の中に、新しい制御設定状態を示す文字列のフォルダが作成され、そこに画像が格納される。
このように、本実施形態によれば、ユーザーが指定した格納先フォルダの中に、カメラの撮影制御項目の設定値を名称とするサブフォルダを自動的に作成し、格納先として設定する。その結果、フォルダの名称から、そのフォルダに格納された画像がどのような動作モードで撮影されたか、一目瞭然となり、画像データの管理を容易に行うことが可能になる。
(他の実施形態)
上述の実施形態は、システム或は装置のコンピュータ(或いはCPU、MPU等)によりソフトウェア的に実現することも可能である。
従って、上述の実施形態をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給されるコンピュータプログラム自体も本発明を実現するものである。つまり、上述の実施形態の機能を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明の一つである。
なお、上述の実施形態を実現するためのコンピュータプログラムは、コンピュータで読み取り可能であれば、どのような形態であってもよい。例えば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等で構成することができるが、これらに限るものではない。
上述の実施形態を実現するためのコンピュータプログラムは、記憶媒体又は有線/無線通信によりコンピュータに供給される。プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記憶媒体、MO、CD、DVD等の光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリなどがある。
有線/無線通信を用いたコンピュータプログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバを利用する方法がある。この場合、本発明を形成するコンピュータプログラムとなりうるデータファイル(プログラムファイル)をサーバに記憶しておく。プログラムファイルとしては、実行形式のものであっても、ソースコードであっても良い。
そして、このサーバにアクセスしたクライアントコンピュータに、プログラムファイルをダウンロードすることによって供給する。この場合、プログラムファイルを複数のセグメントファイルに分割し、セグメントファイルを異なるサーバに分散して配置することも可能である。
つまり、上述の実施形態を実現するためのプログラムファイルをクライアントコンピュータに提供するサーバ装置も本発明の一つである。
また、上述の実施形態を実現するためのコンピュータプログラムを暗号化して格納した記憶媒体をユーザーに配布し、所定の条件を満たしたユーザーに、暗号化を解く鍵情報を供給し、ユーザーの有するコンピュータへのインストールを可能とすることも可能である。鍵情報は、例えばインターネットを介してホームページからダウンロードさせることによって供給することができる。
また、上述の実施形態を実現するためのコンピュータプログラムは、すでにコンピュータ上で稼働するOSの機能を利用するものであってもよい。
さらに、上述の実施形態を実現するためのコンピュータプログラムは、その一部をコンピュータに装着される拡張ボード等のファームウェアで構成してもよいし、拡張ボード等が備えるCPUで実行するようにしてもよい。
本発明の第1の実施形態に係る画像処理システムの構成例を示す図である。 画像表示制御部2を実現するプログラムとしてのアプリケーションソフトウェア(画像表示アプリケーション)が提供するGUI画面200の例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における画像表示アプリケーションの起動時の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第1の実施形態において、ユーザーが画像表示アプリケーションの参照先フォルダを変更した場合の動作について説明するフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における遠隔制御アプリケーションの起動時の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における遠隔制御アプリケーションの、画像表示アプリケーションからの通知に対する処理動作を説明するフローチャートである。 本発明の第1の実施形態において、遠隔制御アプリケーション又は画像表示アプリケーションの終了時の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る画像処理システムの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における画像表示アプリケーションの起動時の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第3の実施形態における画像処理システムの遠隔制御アプリケーションが具備するカメラ設定機能をユーザーに提供するためのGUI画面例を示す図である。 本発明の第3の実施形態における画像表示アプリケーションが、遠隔制御アプリケーションよりも先に起動された場合の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第3の実施形態における遠隔制御アプリケーションが、画像表示アプリケーション先に起動された場合の動作を説明するフローチャートである。 図11のステップS1120で表示するキーワード選択画面の例を示す図である。 本発明の第4の実施形態の遠隔制御アプリケーションが呈示するカメラ設定画面の例を示す図である。 本発明の第5の実施形態の遠隔制御アプリケーションが呈示するカメラ設定画面の例を示す図である。 本発明の第3の実施形態における設定ファイルの構成例を示す図である。

Claims (10)

  1. 画像データを生成するためのデジタルカメラへの遠隔制御手段と、
    前記デジタルカメラから画像データを転送する転送手段と、
    前記転送された画像データを格納する記憶手段とを備え、
    前記遠隔制御手段は、前記デジタルカメラに対する制御設定と、前記転送された画像データの前記記憶手段における格納先を表す情報とを、キーワードに関連づけて前記記憶手段に記憶することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記遠隔制御手段が、ユーザーにより選択されたキーワードに関連づけされた前記制御設定を前記記憶手段から読み出し、前記デジタルカメラへ設定するとともに、前記キーワードに関連づけされた格納先を表す情報を前記記憶手段から読み出し、当該格納先を表す情報に基づいて前記格納先を設定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 画像データを生成するためのデジタルカメラへの遠隔制御手段と、
    前記デジタルカメラから画像データを転送する転送手段と、
    前記転送された画像データを格納する記憶手段と、
    前記格納された画像データを閲覧表示するための画像表示手段とを備え、
    前記遠隔制御手段は、前記デジタルカメラに対する制御設定と、前記転送された画像データの前記記憶手段における格納先を表す情報とを、キーワードに関連づけて前記記憶手段に記憶するとともに、前記格納先を前記画像表示手段の閲覧表示する画像データの格納先として設定することを特徴とする画像処理装置。
  4. 前記遠隔制御手段が、ユーザーにより選択されたキーワードに関連づけされた前記制御設定を前記記憶手段から読み出し、前記デジタルカメラへ設定するとともに、前記キーワードに関連づけされた格納先を表す情報を前記記憶手段から読み出し、当該格納先を表す情報に基づいて前記格納先を設定することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記キーワードが、ユーザーにより入力された文字列であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記キーワードが、前記制御項目の設定値であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 画像データを生成するためのデジタルカメラへの遠隔制御手段と、
    前記デジタルカメラから画像データを転送する転送手段と、
    前記転送された画像データを格納する記憶手段とを備える画像処理装置の制御方法であって、
    前記デジタルカメラに対する制御設定と、前記転送された画像データの前記記憶手段における格納先を表す情報とを、キーワードに関連づけて前記記憶手段に記憶するステップを有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  8. 画像データを生成するためのデジタルカメラへの遠隔制御手段と、
    前記デジタルカメラから画像データを転送する転送手段と、
    前記転送された画像データを格納する記憶手段と、
    前記格納された画像データを閲覧表示するための画像表示手段とを備える画像処理装置の制御方法であって、
    前記デジタルカメラに対する制御設定と、前記転送された画像データの前記記憶手段における格納先を表す情報とを、キーワードに関連づけて前記記憶手段に記憶するステップと、
    前記格納先を前記画像表示手段の閲覧表示する画像データの格納先として設定するステップとを有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  9. コンピュータを、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の画像処理装置として機能させるプログラム。
  10. 請求項9記載のプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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