JP2007208336A - テレビジョン放送受信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 デジタルTVの信号の受信品質が所定レベル付近にあるエリアに移動体がある場合、又は不安定な天候下でデジタルTVの信号の受信品質が所定レベル付近で上下するような場合において、アナログTV放送とデジタルTV放送とが頻繁に切り換わるという現象を極力防止することが可能な本発明のテレビジョン放送受信機を提供することである。
【解決手段】 デジタルテレビジョンの受信状態が第1の条件を満たしたときに外部機器への出力をアナログテレビジョン放送に切り換え、デジタルテレビジョンの受信状態が第2の条件を満たしたときに外部機器への出力をデジタルテレビジョン放送に切り換える出力切り換え手段と、デジタルテレビジョンの受信状態が第1の条件を満たしたときに、該第1の条件が満たされやすくなるように第1の条件を変更する、第1の条件変更手段と、を有する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、サイマル方式のデジタルテレビジョン放送(以下、デジタルTV放送と略記)とアナログテレビジョン放送(以下、アナログTV放送と略記)とを受信して捕捉するテレビジョン放送受信機に関する。
近年、地上波のデジタルTV放送が普及し始めている。しかしながらその普及には膨大な時間とコストを必要とし、現段階では一部の地域でしかデジタルTV放送を視聴することができない。また、デジタルTV放送を視聴できないTVのみを有するユーザも数多く存在する。これらの事情を鑑みて、現在、デジタルTV放送とアナログTV放送とのサイマル放送(すなわちデジタル及びアナログの両方式で同一時間に同一コンテンツを放送すること)が実施されている。
上述したように地域によってデジタルTV放送を受信できないところがある為、例えば車両に代表される移動体に搭載されたTV放送用の受信機では、移動による受信状態の変化に拘わらずTV番組をユーザが継続して視聴できるよう、デジタルTV放送とアナログTV放送の両放送を受信・捕捉できることが望ましい。この為、両放送を受信・捕捉可能なテレビジョン放送受信機が種々提案され、実用に供されている(例えば特許文献1)。なお、特許文献1に示されたテレビジョン放送受信機では、デジタルTV放送の受信感度に基づいて、出力映像及び音声をデジタルTV放送又はアナログTV放送のものに切り換えている。また、ここでいうユーザとは、例えば、車両停止中における運転手、或いは、助手席や後部座席に座っている同乗者などを示す。
特開2001−128078号公報
上記特許文献1に示されたような一般的な従来のテレビジョン放送受信機においてデジタルTV放送とアナログTV放送とを切り換える際、以下のような方針に基づいて切り換えを行う方法が考案されている。すなわち、デジタルTV放送を受信中に、受信しているデジタルTV放送の信号の受信品質が所定のレベルを下回った状態が所定時間以上続いた場合は、アナログTVへの切り換えが行われる。また、アナログTV放送を受信中に、そのアナログ放送と同じ番組を放映しているデジタルTV放送の信号の受信品質が所定のレベルを上回った状態が所定時間続いた場合は、デジタルTV放送への切り換えが行われる。
このような構成においては、デジタルTVの信号の受信品質が所定レベル付近にあるエリアに移動体がある場合、又は不安定な天候下でデジタルTVの信号の受信品質が所定レベル付近で上下するような場合は、アナログTV放送とデジタルTV放送とが頻繁に切り換わり、視聴時に不快感を生じ得る。
上記の課題を解決するため、本発明のテレビジョン放送受信装置は、デジタルテレビジョンの受信状態が第1の条件を満たしたときに外部機器への出力をアナログテレビジョン放送に切り換え、デジタルテレビジョンの受信状態が第2の条件を満たしたときに外部機器への出力をデジタルテレビジョン放送に切り換える出力切り換え手段と、デジタルテレビジョンの受信状態が第1の条件を満たしたときに、該第1の条件が満たされやすくなるように該第1の条件を変更する、第1の条件変更手段と、を有する。代替的又は追加的には、テレビジョン放送受信装置が、デジタルテレビジョンの受信状態が第2の条件を満たしたときに第1の条件が満たされにくくなるように第1の条件を変更する第2の条件変更手段、デジタルテレビジョンの受信状態が第2の条件を満たしたときに第2の条件が満たされやすくなるように第2の条件を変更する第3の条件変更手段、及び/又はデジタルテレビジョンの受信状態が第1の条件を満たしたときに第2の条件が満たされにくくなるように第2の条件を変更する第4の条件変更手段を有する。
このような構成とすると、デジタルテレビジョンの受信状態が第1の条件又は第2の条件を満たすたびに、アナログTV放送とデジタルTV放送との間での切り換わりが起こりにくくなるように第1の条件と第2の条件とが変更されるようになる。結果として、本発明によれば、アナログTV放送とデジタルTV放送とが頻繁に切り換わるという現象を極力防止することが可能となる。
なお、第1の条件とは、例えばデジタルテレビジョン放送の受信品質が所定値よりも低い状態が第1の時間以上続くことであり、また、第2の条件とは、例えばデジタルテレビジョン放送の受信品質が所定値よりも高い状態が第2の時間以上続くことである。ここで、デジタルテレビジョンの受信状態が第1の条件を満たしたときに第1の時間が短くなる、及び/又は第2の時間が長くなる。代替的又は追加的には、デジタルテレビジョンの受信状態が第2の条件を満たしたときに第1の時間が長くなる及び/又は第2の時間が短くなる。
以上のように、本発明のテレビジョン放送受信機によれば、デジタルTVの信号の受信品質が所定レベル付近にあるエリアに移動体がある場合、又は不安定な天候下でデジタルTVの信号の受信品質が所定レベル付近で上下するような場合において、アナログTV放送とデジタルTV放送とが頻繁に切り換わるという現象を極力防止することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態のテレビジョン放送受信機の構成及び作用について説明する。
本発明の実施の形態のテレビジョン放送受信機は、例えば移動体である車両に搭載されており、ユーザに、デジタルTV放送(ここでは地上波デジタルTV放送)が良好に受信できる地域とそうでない地域の間を移動する際にデジタルTV放送とアナログTV放送(ここでは地上波アナログTV放送)との切り換わりを自動的に行う機能を有する装置である。
図1は、本実施形態のテレビジョン放送受信機100の構成を示したブロック図である。本実施形態のテレビジョン放送受信機100は、制御部10、操作部12、記憶部14、及び、映像・音声切換部50を備えている。また、テレビジョン放送受信機100には、コンポーネント信号を出力するコンポーネント映像出力端子やコンポジット信号を出力するコンポジット映像出力端子(不図示)、及び音声信号を出力する音声出力端子(不図示)が設けられている。ユーザは、コンポーネント映像出力端子又はコンポジット映像出力端子のいずれかにTV番組の映像を表示させるモニタ(不図示)を接続し、更に音声出力端子に音声を出力させるスピーカ(不図示)を接続することによって、デジタルTV放送やアナログTV放送の番組を視聴することができる。
制御部10は、この制御部10自身に備えられた発振器が生成するクロックパルスに基づいて時間をカウントするカウント部10aを有しており、当該クロックパルスに合わせて作動し、テレビジョン放送受信機100全体の制御を統括して行う。また、操作部12は、テレビジョン放送受信機100をユーザに操作させる為に設けられたものである。また、記憶部14は、各種処理を実行する為に必要な様々な情報を記憶している。記憶部14に記憶された情報には、例えば、デジタルTV放送のチャンネル情報とそれに対応したアナログTV放送のチャンネル情報(ここでは、あるデジタルTV放送と同一時間に同一番組を放送しているアナログTV放送)とを関連付けたものがある。また、映像・音声切換部50は、制御部10に制御され、デジタルTV放送又はアナログTV放送のいずれか一方の映像信号及び音声信号を、それぞれ両映像出力端子及び音声出力端子に選択的に出力することができる。
なお、ユーザは、操作部12を操作することにより、例えば視聴したいTV放送のチャンネルを選択することができる。操作部12が操作されるとその操作に応じた信号が制御部10に入力される。これにより、制御部10は、現在設定されているTV放送のチャンネルなどを認識することができる。また、記憶部14に記憶されたデジタルTV放送のチャンネル情報とアナログTV放送のチャンネル情報との関連付けは、操作部12を操作することによってユーザが各自設定することもできる。
ここで、デジタルTV放送の番組を出力する為の構成及び作用について説明する。テレビジョン放送受信機100は、制御部10の制御下で作動する、デジタルTV放送の番組を出力する為の構成として、デジタル用アンテナ22、デジタル用チューナ24、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)部26、及び、MPEG(Moving Picture Experts Group)部28を備えている。
デジタル用アンテナ22は、デジタルTV放送を受信してデジタル用チューナ24に出力する。デジタル用チューナ24は、デジタル用アンテナ22が受信した信号の中から所定のチャンネルのデジタルTV放送(例えば操作部12の操作で設定されているチャンネル)を捕捉してOFDM部26に出力する。
本実施形態においては、デジタルTV放送はODFM方式によって送信されている。ODFM方式とは、送信側(放送局)でデジタル信号(本実施形態においてはMPEGフォーマットの信号)をシリアル−パラレル変換して複数の並列シンボルとし、さらにこれを逆フーリエ変換して複数個(例えば数千個)のキャリアを得、これをD/A変換した信号を送信するものである。OFDM部26は、デジタル信号をA/D変換し、ここから例えば複数個のキャリアを取得し、これをフーリエ変換して並列シンボルを得、これをパラレル−シリアル変換してデジタル信号に変換する。この変換されたデジタル信号はMPEG部28に送られる。
MPEG部28は、OFDM部26から出力されたMPEG信号を、デコードし、デジタルTV放送の映像信号及び音声信号として映像・音声切換部50に出力する。映像・音声切換部50がデジタルTV放送の映像信号及び音声信号を出力するように設定されている場合、これらの信号がモニタ及びスピーカから出力され、ユーザは、地上波のデジタルTV放送を視聴することができる。
次に、アナログTV放送の番組を出力する為の構成及び作用について説明する。テレビジョン放送受信機100は、制御部10の制御下で作動する、アナログTV放送の番組を出力する為の構成として、アナログ用アンテナ32、アナログ用チューナ34を備えている。
アナログ用アンテナ32は、アナログTV放送を受信してアナログ用チューナ34に出力する。アナログ用チューナ34は、アナログ用アンテナ32が受信した信号の中から所定のチャンネル(デジタル用チューナ24が捕捉したものに対応するチャンネル)のアナログTV放送の信号を捕捉して復調し、アナログTV放送の映像信号及び音声信号として映像・音声切換部50に出力する。映像・音声切換部50がアナログTV放送の映像信号及び音声信号を出力するように設定されている場合、これらの信号がモニタ及びスピーカから出力され、ユーザは、地上波のアナログTV放送を視聴することができる。
なお、映像・音声切換部50の出力設定は、制御部10の制御下で、デジタル用アンテナ22の受信品質に基づいて実行される。説明を加えると、制御部10は、デジタル用アンテナ22の受信品質を常時監視しており、デジタル用アンテナ22の受信品質が第1の条件(後述)を満たした場合には、モニタ及びスピーカへの出力信号がアナログTV放送の映像信号及び音声信号となるように映像・音声切換部50を制御する。また、デジタル用アンテナ22の受信品質が第2の条件(後述)を満たした場合には、当該出力信号デジタルTV放送の映像信号及び音声信号となるように映像・音声切換部50を制御する。
なお、受信品質としては、受信した信号の電界強度や、デジタル信号のビットエラーレートなど、既知のさまざまなものが使用され得る。
また、制御部10は、上述のデジタルTV放送の信号処理を実行しつつアナログTV放送の信号処理も並行して実行している。従って、映像・音声切換部50には、両方のTV放送の信号が常時入力されている。この為、映像・音声切換部50の出力設定が切り換えられると、切換後に設定された信号はモニタ及びスピーカに直ぐさま出力される。
本実施形態においては、第1、第2の条件はデジタル用アンテナの受信品質が所定のレベルDを連続して下回った時間及び、上回った時間を用いて定められる。具体的には、第1の条件は、デジタル用アンテナの受信品質が所定のレベルDを連続して下回った時間がTAを上回ることによって成立する。また、第2の条件は、デジタル用アンテナの受信品質が所定のレベルDを連続して上回った時間がTDを上回ることによって成立する。ここで、TA及びTDは固定値ではなく、第1の条件及び第2の条件が成立するたびに更新される。
図2は、本実施形態において、第1の条件と第2の条件に基づいてアナログTV放送とデジタル放送の切り換えを行うとともにTA、TDを更新するためのルーチンを示したフローチャートである。なお、このルーチンは制御部10によって実行される。
本ルーチンは、チャンネルの設定や電源オン等をトリガーとして実行される。この時、制御部10は、デジタル用チューナ24及びアナログ用チューナ34の両方でTV放送を捕捉する。また、本ルーチンが開始している時点では、デジタルTV放送の映像及び音声がモニタ及びスピーカに出力されるようになっている。本ルーチンが開始すると、ステップS1が実行される。
ステップS1では、各種初期設定が行われる。この時、TA及びTDには定数Mが代入される。ここで、MはTA、TDのとり得る最大値である。また、カウント部10aのカウント値Cを0にリセットする。さらに、フラグFがTrueにセットされる。このフラグFは、後述するステップS2で取得されるデジタルTV放送の信号品質の評価値が所定地Dを超えているかどうかを示すフラグである。FがTrueであるのならば、前回実施されたステップS2において取得された評価値がDを上回っていたことを示す。また、FがFalseであるのならば、前回実施されたステップS2において取得された評価値がDを下回っていたことを示す。ステップS1の段階では、まだステップS2は実施されていないが、暫定的にFにTrueが代入される。次いで、ステップS2に進む。
ステップS2では、デジタル放送の信号品質の評価が行われる。次いで、ステップS3に進む。
ステップS3では、ステップS2で取得した信号品質の評価値が定数Dを上回っているかどうかが判定される。評価値が定数Dを上回っている場合は(S3:YES)ステップS4に進み、下回っている場合は(S3:NO)ステップS10に進む。さらに、この時、この判定結果とFとの比較が行われる。すなわち、FがTrueであり、且つ信号品質の評価値が定数Dを下回っている場合は、FにFalseが代入されると共にカウンタ値Cが0にリセットされる。また、FがFalseであり、且つ信号品質の評価値が定数Dを上回っている場合は、FにTrueが代入されると共にカウンタ値Cが0にリセットされる。
ステップS4では、カウンタCの値がTDに達したかどうかの判定が行われる。前述のように、信号品質の評価値が定数Dを下回った状態から上回った状態に変わるときに、ステップS3でカウンタ値Cがリセットされるようになっているので、ステップS4時点でのカウンタ値Cは、信号品質の評価値が定数Dを連続して上回っていた時間である。カウンタCの値がTDに達した場合(すなわち信号品質の評価値が第2の条件を満たした場合)は(S4:YES)、ステップS5に進む。一方、カウンタCの値がTDに達していない場合(すなわち信号品質の評価値が第2の条件を満たしていない場合)は(S4:NO)、ステップS2に戻る。
ステップS5では、現在出力しているのがアナログTV放送であれば、デジタルTV放送に切り換える、デジタル切り換え動作が行われる。次いで、ステップS6に進む。
ステップS6では、TDが定数Lより大きいかどうかの判定が行われる。なお、定数Lは、TA、TDのとり得る最小値であり、M>Lである。TDがLより大きいのであれば(S6:YES)、ステップS7に進み、TDから1単位時間引いた後、ステップS8に進む。なお、本実施形態における単位時間が何秒に相当するかは、本受信機の設計時に適宜設定されるものである。
一方、ステップS6において、TDが定数Lより大きくない、すなわちTDがLに等しいと判断された場合は(S6:NO)、そのまま(すなわちTDの値はLのままで変化させず)ステップS8に進む。
ステップS8では、TAが定数Mより小さいかどうかの判定が行われる。TAがMより小さいのであれば(S8:YES)、ステップS9に進み、TAに1単位時間加えた後、ステップS2に戻る。一方、ステップS8において、TAが定数Mより小さくない、すなわちTAがMに等しいと判断された場合は(S6:NO)、そのまま(すなわちTAの値はMのままで変化させず)ステップS2に戻る。
以上のように、第2の条件が成立したときは、ステップS4〜9のルーチンによって、TDは1単位時間減少し、またTAは1単位時間増加する。この結果、信号品質の評価値が定数Dを連続して上回っている時間がより短くても第2の条件が成立するようになる。反対に、信号品質の評価値が定数Dを連続して下回っている時間がより長くならないと第1の条件が成立しないようになる。すなわち、第2の条件が成立したときは、第2の条件がより成立しやすくなり、また、第1の条件はより成立しにくくなる。換言すれば、第2の条件が成立したときは、デジタルTVの出力が維持される方向に、第1及び第2の条件が変更される。
一方、ステップS10では、カウンタCの値がTAに達したかどうかの判定が行われる。前述のように、信号品質の評価値が定数Dを上回った状態から下回った状態に変わるときに、ステップS3でカウンタ値Cがリセットされるようになっているので、ステップS10時点でのカウンタ値Cは、信号品質の評価値が定数Dを連続して下回っていた時間である。カウンタCの値がTAに達した場合(すなわち信号品質の評価値が第1の条件を満たした場合)は(S10:YES)、ステップS11に進む。一方、カウンタCの値がTAに達していない場合(すなわち信号品質の評価値が第1の条件を満たしていない場合)は(S10:NO)、ステップS2に戻る。
ステップS11では、現在出力しているのがデジタルTV放送であれば、アナログTV放送に切り換える、アナログ切り換え動作が行われる。次いで、ステップS12に進む。
ステップS12では、TAが定数Lより大きいかどうかの判定が行われる。TAがLより大きいのであれば(S12:YES)、ステップS13に進み、TAから1単位時間引いた後、ステップS14に進む。一方、ステップS12において、TAが定数Lより大きくない、すなわちTAがLに等しいと判断された場合は(S12:NO)、そのまま(すなわちTAの値はLのままで変化させず)ステップS14に進む。
ステップS14では、TDが定数Mより小さいかどうかの判定が行われる。TDがMより小さいのであれば(S14:YES)、ステップS15に進み、TDに1単位時間加えた後、ステップS2に戻る。一方、ステップS14において、TDが定数Mより小さくない、すなわちTDがMに等しいと判断された場合は(S14:NO)、そのまま(すなわちTDの値はMのままで変化させず)ステップS2に戻る。
以上のように、第1の条件が成立したときは、ステップS10〜15のルーチンによって、TAは1単位時間減少し、またTDは1単位時間増加する。この結果、信号品質の評価値が定数Dを連続して下回っている時間がより短くても第1の条件が成立するようになる。反対に、信号品質の評価値が定数Dを連続して上回っている時間がより長くならないと第2の条件が成立しないようになる。すなわち、第1の条件が成立したときは、第1の条件がより成立しやすくなり、また、第2の条件はより成立しにくくなる。換言すれば、第1の条件が成立したときは、アナログTVの出力が維持される方向に、第1及び第2の条件が変更される。
以上が本発明の実施形態である。本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく様々な範囲で変形が可能である。
なお、本実施形態のテレビジョン放送受信機は車載されたものであるが、別の実施例では人が携帯するような機器であっても良い。
本発明の実施の形態のテレビジョン放送受信機の構成を示したブロック図である。 本実施形態の制御部が実行する切り換え処理を示したフローチャートである。
符号の説明
10 制御部
10a カウント部
12 操作部
14 記憶部
22 デジタル用アンテナ
24 デジタル用チューナ
32 アナログ用アンテナ
34 アナログ用チューナ
50 映像・音声切換部
100 テレビジョン放送受信機

Claims (12)

  1. サイマル方式のデジタルテレビジョン放送とアナログテレビジョン放送とを受信して捕捉するテレビジョン放送受信機であって、
    デジタルテレビジョンの受信状態が第1の条件を満たしたときに外部機器への出力をアナログテレビジョン放送に切り換え、デジタルテレビジョンの受信状態が第2の条件を満たしたときに外部機器への出力をデジタルテレビジョン放送に切り換える出力切り換え手段と、
    デジタルテレビジョンの受信状態が第1の条件を満たしたときに、該第1の条件が満たされやすくなるように該第1の条件を変更する、第1の条件変更手段と、
    を有することを特徴とするテレビジョン放送受信機。
  2. 該第1の条件とは、デジタルテレビジョン放送の受信品質が所定値よりも低い状態が第1の時間以上続くことであり、
    前記第1の条件変更手段は、デジタルテレビジョンの受信状態が第1の条件を満たしたときに第1の時間を短くすること、
    を特徴とする請求項1に記載のテレビジョン放送受信機。
  3. 前記第1の条件変更手段は、第1の時間が所定の最小時間に設定されているときは、デジタルテレビジョンの受信状態が第1の条件を満たしたときに第1の時間を変更しないこと、を特徴とする請求項2に記載のテレビジョン放送受信機。
  4. サイマル方式のデジタルテレビジョン放送とアナログテレビジョン放送とを受信して捕捉するテレビジョン放送受信機であって、
    デジタルテレビジョンの受信状態が第1の条件を満たしたときに外部機器への出力をアナログテレビジョン放送に切り換え、デジタルテレビジョンの受信状態が第2の条件を満たしたときに外部機器への出力をデジタルテレビジョン放送に切り換える出力切り換え手段と、
    デジタルテレビジョンの受信状態が第2の条件を満たしたときに、該第1の条件が満たされにくくなるように該第1の条件を変更する、第2の条件変更手段と、
    を有することを特徴とするテレビジョン放送受信機。
  5. 該第1の条件とは、デジタルテレビジョン放送の受信品質が所定値よりも低い状態が第1の時間以上続くことであり、
    前記第2の条件変更手段は、デジタルテレビジョンの受信状態が第2の条件を満たしたときに第1の時間を長くすること、
    を特徴とする請求項4に記載のテレビジョン放送受信機。
  6. 前記第2の条件変更手段は、第1の時間が所定の最大時間に設定されているときは、デジタルテレビジョンの受信状態が第2の条件を満たしたときに第1の時間を変更しないこと、を特徴とする請求項5に記載のテレビジョン放送受信機。
  7. サイマル方式のデジタルテレビジョン放送とアナログテレビジョン放送とを受信して捕捉するテレビジョン放送受信機であって、
    デジタルテレビジョンの受信状態が第1の条件を満たしたときに外部機器への出力をアナログテレビジョン放送に切り換え、デジタルテレビジョンの受信状態が第2の条件を満たしたときに外部機器への出力をデジタルテレビジョン放送に切り換える出力切り換え手段と、
    前記テレビジョン放送受信機が、デジタルテレビジョンの受信状態が第2の条件を満たしたときに、該第2の条件が満たされやすくなるように該第2の条件を変更する、第3の条件変更手段と、
    を有することを特徴とするテレビジョン放送受信機。
  8. 該第2の条件とは、デジタルテレビジョン放送の受信品質が所定値よりも高い状態が第
    2の時間以上続くことであり、
    前記第3の条件変更手段は、デジタルテレビジョンの受信状態が第2の条件を満たしたときに第2の時間を短くすること、
    を特徴とする請求項7に記載のテレビジョン放送受信機。
  9. 前記第3の条件変更手段は、第2の時間が所定の最小時間に設定されているときは、デジタルテレビジョンの受信状態が第2の条件を満たしたときに第2の時間を変更しないこと、を特徴とする請求項2に記載のテレビジョン放送受信機。
  10. サイマル方式のデジタルテレビジョン放送とアナログテレビジョン放送とを受信して捕捉するテレビジョン放送受信機であって、
    デジタルテレビジョンの受信状態が第1の条件を満たしたときに外部機器への出力をアナログテレビジョン放送に切り換え、デジタルテレビジョンの受信状態が第2の条件を満たしたときに外部機器への出力をデジタルテレビジョン放送に切り換える出力切り換え手段と、
    前記テレビジョン放送受信機が、デジタルテレビジョンの受信状態が第1の条件を満たしたときに、該第2の条件が満たされにくくなるように該第2の条件を変更する、第
    4の条件変更手段と、
    を有することを特徴とするテレビジョン放送受信機。
  11. 該第2の条件とは、デジタルテレビジョン放送の受信品質が所定値よりも高い状態が第
    2の時間以上続くことであり、
    前記第4の条件変更手段は、デジタルテレビジョンの受信状態が第1の条件を満たしたときに第2の時間を長くすること、
    を特徴とする請求項10に記載のテレビジョン放送受信機。
  12. 前記第4の条件変更手段は、第2の時間が所定の最大時間に設定されているときは、デジタルテレビジョンの受信状態が第1の条件を満たしたときに第2の時間を変更しないこと、を特徴とする請求項10に記載のテレビジョン放送受信機。
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JP2011217013A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Clarion Co Ltd 受信装置、及び、受信装置の制御方法

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