JP2007208146A - Fpc実装構造及び折り畳み式電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】二軸ヒンジユニットに対するFPCの組付作業を容易にするFPC実装構造を提供する。
【解決手段】二つのヒンジ軸21・22を保持する二軸ヒンジユニット20と、この二軸ヒンジユニットに一部を沿わせて配置されるFPC30と、このFPC30の一部を二軸ヒンジユニット20に固定するFPC押え40と、を備える。FPC30の一部に位置決め孔34を形成する。FPC押え40のFPC押え面に位置決め突起を係止する。二軸ヒンジユニット20の一部に位置決め穴24を形成する。そして、FPC押え40の位置決め突起44が、FPC30の位置決め孔34を貫通して、二軸ヒンジユニット20の位置決め穴24に挿入した状態で、二軸ヒンジユニット20に対しFPC30の一部を介装してFPC押え40が固定されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、表示部を有する第一の筐体と、操作部を有する第二の筐体とを、二軸ヒンジ部を介して連結し、表示部を表にしても裏にしても折り畳めるようにした折り畳み式電子機器、特に、二軸ヒンジユニットに対するFPC(フレキシブルプリント基板)の実装構造に関する。
二軸ヒンジによる折り畳み式携帯電話機において、例えば特許文献1に提案されるFPC実装構造がある。特許文献1のFPC実装構造は、その図面中の符号も併記すれば、FPC2を二軸ヒンジユニットアッセンブリ10に固定するためのFPCホルダ5を具備する。
すなわち、FPCホルダ5は、当該ホルダにFPC2を仮固定するためのFPC挟止用爪部51〜53と、FPCホルダ5を二軸ヒンジユニットアッセンブリ10に取り付けるためのホルダ固定用爪部54、55を備える。
特開2005−311004号公報
しかしながら、特許文献1のFPC実装構造では、FPCホルダ5は、その裏面部分において、FPC載置面に平行な面内に設けられた三ヶ所のFPC挟止用爪部51〜53により、FPC2の一部を囲んだ状態にして仮固定する構成であるので、組付作業性が悪い問題がある。
また、FPCホルダ5は、その裏面に延長して設けられた一対のホルダ固定用爪部54、55が変形することにより、二軸ヒンジユニットアッセンブリ10に対しその中央部を挟み込んだ状態にして取り付ける構成であり、二軸ヒンジユニットアッセンブリ10をFPCホルダ5を取り付ける側から見て、FPCホルダ5の取り付け位置が明確でないので、この点でも組付作業性が悪い問題がある。
本発明の課題は、二軸ヒンジユニットに対するFPCの組付作業を容易にするFPC実装構造及びそれを用いた折り畳み式電子機器を提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
二つのヒンジ軸を保持する二軸ヒンジユニットと、
この二軸ヒンジユニットに一部を沿わせて配置されるFPCと、
このFPCの一部を前記二軸ヒンジユニットに固定するFPC押えと、を備えるFPC実装構造であって、
FPCの一部に位置決め孔を形成し、
FPC押えのFPC押え面に位置決め突起を形成し、
二軸ヒンジユニットの一部に位置決め穴を形成し、
FPC押えの前記位置決め突起が、FPCの前記位置決め孔を貫通するとともに、二軸ヒンジユニットの前記位置決め穴に挿入した状態で、
二軸ヒンジユニットに対しFPCの一部を介装してFPC押えが固定されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、FPC押えの位置決め突起を、FPCの位置決め孔に貫通させて、二軸ヒンジユニットの位置決め穴に挿入した状態にして、二軸ヒンジユニットに対しFPCの一部を介装してFPC押えを固定するので、二軸ヒンジユニットに対するFPCの組付作業が一本の位置決め突起により容易に行える。
請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載のFPC実装構造であって、
FPC押えの前記位置決め突起は、先端部が膨大部に形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、位置決め突起の先端部が膨大部となっているので、位置決め孔に通して膨大部によりFPCをFPC押えに仮止めする作業が容易に行える。
しかも、膨大部が位置決め孔から抜けにくいことから、FPC押えを二軸ヒンジユニットに組み付ける作業中において、FPCがFPC押えから外れる心配も少ない。
請求項3に記載の発明は、
請求項1または2に記載のFPC実装構造であって、
FPC押えは、前記FPC押え面部分に対し両側部分が折り曲げ可能となっていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、FPC押え面部分に対し両側部分が折り曲げ可能なFPC押えなので、位置決め突起を位置決め孔及び位置決め穴に挿入する際、FPC押えの両側部分を広げた状態で行えることから、位置合わせが容易に行える。従って、FPC押えの組付作業が容易に行える。
請求項4に記載の発明は、
請求項1から3のいずれか一項に記載のFPC実装構造であって、
前記位置決め穴は、二軸ヒンジユニットの二つのヒンジ軸を連結する連結部に形成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、
表示部を有する第一の筐体と、操作部を有する第二の筐体とを、二軸ヒンジ部を介して連結し、表示部を表にしても裏にしても折り畳めるようにした折り畳み式電子機器であって、
請求項1から4のいずれか一項に記載のFPC実装構造を備え、
前記FPCは、前記二軸ヒンジユニットを介して前記第一の筐体内と前記第二の筐体内とに掛け渡されていることを特徴とする。
本発明によれば、二軸ヒンジユニットに対するFPCの組付作業を一本の位置決め突起により容易に行うことができる。
以下、図を参照して本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
本発明を適用した折り畳み式電子機器の一実施形態として携帯電話機を示した図1から図3において、1は第一の筐体、2は第二の筐体、3は二軸ヒンジ部、4は表示部、5は受話部、6は操作部、7は送話部、8は内蔵アンテナ部、9はテレビ用アンテナである。
図示のように、第一の筐体1と第二の筐体2は二軸ヒンジ部3を介して互いに折り畳み自在に連結されている。第一の筐体1には、縦長大画面の表示部4と小孔による受話部5が設けられている。第二の筐体2には、各種キーによる操作部6、小孔による送話部7、内蔵アンテナ部8と、側面部のテレビ用アンテナ9等が設けられ、更に、図示していないが、裏面側にカメラ部が設けられている。
二軸ヒンジ部3は、第一のヒンジカバー11と第二のヒンジカバー12で覆われている。これら第一及び第二のヒンジカバー11・12により、図5に示すように、二軸ヒンジユニット20が覆われている。
二軸ヒンジユニット20は、第二の筐体2に対し第一の筐体1を折り畳み自在に支持する第一のヒンジ軸21と、第一のヒンジ軸21の中央部に対し連結部として機能するホルダ23を介して回転自在に組み付けられた第二のヒンジ軸22とから構成される。第一のヒンジカバー11は第一のヒンジ軸21とホルダ23を覆い、第二のヒンジカバー12は第二のヒンジ軸22を覆っている。
第二のヒンジ軸22は、第一のヒンジ軸21と直交方向に軸線を交差して設けられるもので、この第二のヒンジ軸22に第一の筐体1が固定されている。
以上の二軸ヒンジ部3により、実施形態の折り畳み式携帯電話機は、図1に示すような、第一のヒンジ軸21回りに第一及び第二の両筐体1・2を開いた状態(使用状態)と、図2に示すような、第一のヒンジ軸21回りに第一及び第二の両筐体1・2を閉じた折り畳み状態(非使用状態)の他、図3に示すような、第二のヒンジ軸22回りに第一の筐体1を180度回転させて表示部4を表側にした折り畳み状態(カメラ撮影やテレビ視聴できる状態)にすることができる。
図4は二軸ヒンジ部3のみを示したもので、同図(a)は二軸ヒンジ部3を上側から見た斜視図、同図(b)は同じく下側から見た斜視図である。25は第二のヒンジ軸22を支持するブラケット、25aは第一の筐体1にネジ止め固定されるブラケット25の取り付け片、26は第一のヒンジ軸21を支持するブラケット、26aは第二の筐体2に固定されるブラケット26の取り付け片、30は第一の筐体1内と第二の筐体2内とに掛け渡されて各々回路基板に接続されるFPCである。
図5は二軸ヒンジ部3を分解したもので、13・14は第一のヒンジカバー11を構成するカバーピース、15・16は第二のヒンジカバー12を構成するカバーピース、24は二軸ヒンジユニット20のホルダ23に形成した位置決め穴、40はFPC押えである。
第一のヒンジカバー11は前後分割のカバーピース13・14を合体して構成され、第二のヒンジカバー12は上下分割のカバーピース15・16を合体して構成される。
二軸ヒンジユニット20は、図8にも拡大して示したように、第一のヒンジ軸の中央部にホルダ23が一端部で固定され、このホルダ23の他端部に第二のヒンジ軸22が回転自在に備えられている。図12にも示すように、第二のヒンジ軸22の先端部にブラケット25が固定され、第一のヒンジ軸21の両端部にはブラケット26が回転自在に備えられている。
図6は二軸ヒンジ部3と表示側筐体との結合構成を示すもので、表示側筐体である第一の筐体1は、下ケース61、上ケース62及び中ケース63により構成されている。
二軸ヒンジ部3のブラケット25は、その取り付け片25aを回路基板64等のモジュールのシールドを兼ねるマグネシウム合金製の中ケース63の端部にネジ止めすることにより、中ケース63に固定される。そして、FPC30の接続端子部31が回路基板64に接続される。
図7は二軸ヒンジ部3と操作側筐体との結合構成を示すもので、操作側筐体である第二の筐体2は、下ケース71及び上ケース72(図1から図3参照)と中ケース73により構成されている。
二軸ヒンジ部3のブラケット26は、その取り付け片26aを回路基板74等のモジュールのシールドを兼ねるマグネシウム合金製の中ケース73の端部にネジ止めすることにより、中ケース72に固定される。そして、FPC30の接続端子部32が回路基板74に接続される。
図8は二軸ヒンジユニット20を拡大して示したもので、連結部23のFPC固定面側には、図8(a)のように、位置決め穴24が形成されている。また、連結部23のFPC固定面側には、その下端部に、FPC固定面と面一で下方に延びる係止突起27が形成されている。連結部23のFPC固定面側と反対側には、図8(b)のように、左右一対の係止穴28が形成されている。
図9は二軸ヒンジユニット20とFPC30及びFPC押え40を拡大してその組付方を示したもので、組付前において、FPC押え40は、図示のように平板状態である。
図10はFPC押え40の部品図で、FPC押え40は合成樹脂製で、中央部のFPC押え面部分41に対しその両側部分42が薄肉部43により折り曲げ可能となっている。
そして、FPC押え面部分41のFPC押え面の中央に位置決め突起44が一体に形成されている。この位置決め突起44は、図示のように、先端部が膨大部44aとなっている。
また、FPC押え40の平板状態において、図示のように、FPC押え面部分41の上方部には、一対の当接片45が位置決め突起44と同方向に突設されて、両側部分42の端部には、係止爪46がそれぞれ突設されている。
なお、FPC30は、図5、図9、図13及び図14に示すように、第一の筐体1側に接続される二つの接続端子部31と、第二の筐体2側に接続される一つの接続端子部32と、第二のヒンジカバー12側に接続される二つの接続端子部33とを有する帯状のものである。
そして、FPC30の一部である二軸ヒンジユニット20への固定部には、中央部に位置決め孔34が形成され、また、下端部側に係止孔37が形成されている。
また、FPC30において、位置決め孔34が形成された固定部から第一の筐体1側に延びる部分には、第一のヒンジ軸21の周囲に巻き付けられてループ状となる巻き付け部35が存在し、また、固定部から第二の筐体2側に延びる部分には、第二のヒンジ軸22の周囲に巻き付けられてループ状となる巻き付け部36が存在する。
次に、以上の構成による二軸ヒンジユニット20に対するFPC30及びFPC押え40の組付方について説明する。
まず、図9に示すように、FPC押え40を平板状態のまま、その位置決め突起44をFPC30の位置決め孔34に貫通させ、この状態でFPC30の係止孔37を二軸ヒンジユニット20のホルダ23の係止突起27に引っ掛け、FPC押え40を第二のヒンジ軸22側に引っ張りながら、FPC押え40の位置決め突起44を二軸ヒンジユニット20のホルダ23の位置決め穴24に挿入する。これにより、FPC押え40のFPC押え面部分41が二軸ヒンジユニット20のホルダ23の図示前面に重なる。なお、FPC30の係止孔37や二軸ヒンジユニット20のホルダ23の係止突起27は、FPC押え40のFPC押え面部分41がFPC30の固定部の下端部側まで覆う構成にすれば、設けなくてもよい。
そして、FPC押え40の両側部分42を、FPC押え面部分41に対し薄肉部43により内側に折り曲げて、二軸ヒンジユニット20のホルダ23の側面に当接片45とともに重ねる。このとき、FPC30の位置決め孔34の側方部分も一緒に折り曲げられて二軸ヒンジユニット20のホルダ23の側面に重なる。
同時に、FPC押え40の両端部の係止爪46が、ホルダ23の後面の係止穴28(図8参照)に嵌め込まれて係止状態になる。この状態を図11に示した。
図12は、組付前の二軸ヒンジユニット20において第一のヒンジ軸21及びブラケット26と第二のヒンジ軸22及びブラケット26をそれぞれ回転させて示したものである。
次に、二軸ヒンジユニット20に対するFPC30の装着の仕方を説明する。
図13及び図14は図11のFPC30のみを両方向から見たもので、第一及び第二のヒンジ軸21・22の周囲に各々巻き付けられる巻き付け部35・36は、それぞれループ状を為している。図15はFPC30が取り付けられた二軸ヒンジユニット20を図11とは別の方向から見た図である。また、図16はFPC30の巻き付け部36が位置する第一のヒンジ軸21の部分を示した図である。
そして、第一のヒンジカバー11と第二のヒンジカバー12を組み付ける。
図17及び図18はFPC30を省略して二軸ヒンジユニット20に対するカバーピース13・14・15・16の組み付け方を示したものである。
すなわち、図5にも示すように、第一のヒンジ軸21及びホルダ23を覆うように前後分割のカバーピース13・14を合体して第一のヒンジカバー11を組み付ける。
また、第二のヒンジ軸22を覆うように上下分割のカバーピース15・16を合体して第二のヒンジカバー12を組み付ける。このとき、FPC30に設けた二つの接続端子部33を下方のカバーピース16内(図18の斜線部参照)に接着固定する。この接続端子部33は、第二のヒンジカバー12内に収容されているステレオスピーカ17(図5参照)に対する駆動信号供給端子部となる。
以上により、図4に示したように、二軸ヒンジ部3のモジュールが得られる。この状態において、図示のように、第一のヒンジカバー11からは、FPC30に設けた一つの接続端子部32とブラケット26が露出し、第二のヒンジカバー12からは、FPC30に設けた二つの接続端子部31とブラケット25が露出している。
その後、図6に示すように、中ケース63にブラケット25をネジ止めして、回路基板64に、FPC30の二つの接続端子部31を接続する。そして、中ケース63を挟んで上ケース61及び下ケース62を合体しネジ止めして第一の筐体1を組み付ける。
また、図7に示すように、中ケース73にブラケット26をネジ止めして、回路基板74に、FPC30の一つの接続端子部32を接続する。そして、中ケース73を挟んで上ケース71及び下ケース72を合体しネジ止めして第二の筐体2を組み付ける。
以上、実施形態の折り畳み式携帯電話機によれば、FPC押え40の位置決め突起44を、FPC30の位置決め孔34に貫通させて、二軸ヒンジユニット20の位置決め穴24に挿入した状態にして、二軸ヒンジユニット20に対しFPC30の一部を介装してFPC押え40を固定するFPC実装構造のため、二軸ヒンジユニット20に対するFPC30の組付作業を、一本の位置決め突起34によって容易に行うことができる。
そして、位置決め突起44の先端部が膨大部44aとなっており、位置決め孔34に通して膨大部44aによりFPC30をFPC押え40に仮止めしておけるため、FPC押え40にFPC30を仮止めしておく作業を容易に行うことができる。
しかも、膨大部44aにより位置決め孔34から抜けにくいため、FPC押え40を二軸ヒンジユニット20に組み付ける作業中において、FPC30がFPC押え40の位置決め突起44から外れる心配も少ないといったメリットもある。
さらに、FPC押え面部分41に対し両側部分42が薄肉部43により折り曲げ可能なFPC押え40を用いるため、位置決め突起44を位置決め孔34及び位置決め穴24に挿入する際、FPC押え40の両側部分42を広げた状態で行って、容易に位置合わせできる。
従って、二軸ヒンジユニット20に対するFPC押え40の組付作業も容易に行うことができる。
また、第一のヒンジカバー11内において、そのヒンジカバーピース13内に対しFPC押え40が二軸ヒンジユニット20に対するスペーサとしても機能するといったメリットもある。
なお、以上の実施形態においては、折り畳み式電子機器として携帯電話機としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、ノート型PC、パームトップPC、PDA、その他の携帯型等の電子機器であっても良い。
また、FPCの形状、FPC押えの形状等も任意であり、その他、位置決め突起、位置決め孔、位置決め穴の具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。例えば二軸ヒンジユニットの位置決め穴や係止穴については凹部も含まれる。
本発明を適用した折り畳み式電子機器の一実施形態の構成を示すもので、折り畳み式携帯電話機を開いた状態の斜視図である。 図1の折り畳み式携帯電話機を閉じた状態の斜視図である。 図2の状態から表示部を表側にした状態の斜視図である。 図1の二軸ヒンジ部のみを示したもので、二軸ヒンジ部を上側から見た斜視図(a)と同じく下側から見た斜視図(b)である。 図4の二軸ヒンジ部の分解斜視図である。 二軸ヒンジ部と表示側筐体との結合構成を示す分解斜視図である。 二軸ヒンジ部と操作側筐体との結合構成を示す分解斜視図である。 図5の二軸ヒンジユニットを拡大してFPC固定面側から見た斜視図(a)とその反対側から見た斜視図(b)である。 図5の二軸ヒンジユニットとFPC及びFPC押えを拡大してその組付方を示したもので、組付前の状態を上方から見た分解斜視図である。 FPC押えの部品図で、FPC押え面から見た正面図(a)、平面図(b)、側面図(c)、背面図(d)、背面図(d)の矢印E−E線に沿った断面図(e)及び同じく矢印F−F線に沿った断面図(f)である。 組付後の状態を二軸ヒンジユニット側から見た斜視図である。 組付前の二軸ヒンジユニットを回転させて示した平面図である。 図11のFPCのみを一方向から見た斜視図である。 図13のFPCを反対側から見た斜視図である。 二軸ヒンジユニットとFPC及びFPC押えの組付状態を示したもので、図11の反対側から見た斜視図である。 図15の二軸ヒンジユニットの一部を下側から見た斜視図 二軸ヒンジユニットと第一のヒンジカバーの分解斜視図である。 二軸ヒンジユニットと第一及び第二の両ヒンジカバーの分解斜視図である。
符号の説明
1 第一の筐体
2 第二の筐体
3 二軸ヒンジ部
4 表示部
5 受話部
6 操作部
7 送話部
8 内蔵アンテナ部
9 テレビ用アンテナ
10 カメラ部
11 第一のヒンジカバー
12 第二のヒンジカバー
13・14 カバーピース
15・16 カバーピース
20 二軸ヒンジユニット
21 第一のヒンジ軸
22 第二のヒンジ軸
23 連結部
24 位置決め穴
25・26 ブラケット
27 係止突起
28 係止穴
30 FPC
31・32・33 接続端子部
34 位置決め孔
35・36 ループ部
37 係止孔
40 FPC押え
41 FPC押え部分
42 両側部分
43 薄肉部
44 位置決め突起
44a 膨大部
45 当接片
46 係止爪

Claims (5)

  1. 二つのヒンジ軸を保持する二軸ヒンジユニットと、
    この二軸ヒンジユニットに一部を沿わせて配置されるFPCと、
    このFPCの一部を前記二軸ヒンジユニットに固定するFPC押えと、を備えるFPC実装構造であって、
    FPCの一部に位置決め孔を形成し、
    FPC押えのFPC押え面に位置決め突起を形成し、
    二軸ヒンジユニットの一部に位置決め穴を形成し、
    FPC押えの前記位置決め突起が、FPCの前記位置決め孔を貫通するとともに、二軸ヒンジユニットの前記位置決め穴に挿入した状態で、
    二軸ヒンジユニットに対しFPCの一部を介装してFPC押えが固定されていることを特徴とするFPC実装構造。
  2. FPC押えの前記位置決め突起は、先端部が膨大部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のFPC実装構造。
  3. FPC押えは、前記FPC押え面部分に対し両側部分が折り曲げ可能となっていることを特徴とする請求項1または2に記載のFPC実装構造。
  4. 前記位置決め穴は、二軸ヒンジユニットの二つのヒンジ軸を連結する連結部に形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のFPC実装構造。
  5. 表示部を有する第一の筐体と、操作部を有する第二の筐体とを、二軸ヒンジ部を介して連結し、表示部を表にしても裏にしても折り畳めるようにした折り畳み式電子機器であって、
    請求項1から4のいずれか一項に記載のFPC実装構造を備え、
    前記FPCは、前記二軸ヒンジユニットを介して前記第一の筐体内と前記第二の筐体内とに掛け渡されていることを特徴とする折り畳み式電子機器。
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