JP2007207938A - 面発光半導体レーザ - Google Patents

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Abstract

【課題】分布ブラッグリフレクタに起因する抵抗の増加を小さくできる構造を有する面発光半導体レーザを提供する。
【解決手段】面発光半導体レーザ11では、半導体メサ15は、第1の分布ブラッグリフレクタ13と第2の分布ブラッグリフレクタ17との間に位置する。半導体メサ15は、第1の分布ブラッグリフレクタ13の第1のエリア13a上に設けられており、半導体メサ15では、活性領域29は第1導電型III−V化合物半導体層25と第2導電型III−V化合物半導体層27との間にある。埋め込み領域19は、第1の分布ブラッグリフレクタ13の第2のエリアと13b上において半導体メサ15を埋め込んでおり、また第1の第2導電型III−V化合物半導体からなる。スペーサ領域21は、第2の分布ブラッグリフレクタ17を埋め込んでおり、また第2の第2導電型III−V化合物半導体からなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、面発光半導体レーザに関する。
非特許文献1には、埋め込みヘテロ構造を有する垂直共振型面発光レーザ(VCSEL)が記載されている。薄膜ウエハ融着技術を用いて、InP系埋め込みヘテロ構造垂直共振型面発光レーザをGaAs−AlAs分布ブラッグリフレクタ上に作製している。この垂直共振型面発光レーザは、InGaAsP多重量子井戸構造を有しており、この多重量子井戸構造を埋め込むためにFeドープInP層およびn型InP層が形成される。この埋め込みにより、電流のブロックおよび横方向への光閉じ込めが達成される。
High Performance of 1.55-um Buried-Heterostructure Vertical-CavitySurface-Emitting Lasers, IEEE PHOTONICS TECHNOLOGY LETTERS, VOL.13, NO.9,SEPTEMBER 2001 pp.918-920
面発光半導体レーザの電流閉じ込めに、レーザ光を発生するための活性領域をメサ形状に加工した後、その周囲に高抵抗な半導体結晶を堆積して埋め込みヘテロ構造(BH構造)を形成する。この構造によって、注入電流が活性領域のみに閉じ込めされる。電流閉じ込め構造を用いた面発光半導体レーザ(VCSEL)では、アノード電極から活性領域までの電流経路に分布ブラッグリフレクタが含まれている。この分布ブラッグリフレクタは高抵抗である。この面発光半導体レーザでは、
(1)この分布ブラッグリフレクタの抵抗を低くすることが技術的に難しいので、上記電流経路の抵抗を低減することが難しい。
(2)半導体メサを高抵抗な半導体層で埋め込み、そして半導体メサ上に電極を形成する必要があるので、半導体メサの上面の面積を小さくできない。メサ面積を小さくすると、コンタクト面積が小さくなり、この結果、コンタクト抵抗が高くなる。
一方、アノード電極から活性領域までの電流経路のために高抵抗の分布ブラッグリフレクタと異なる半導体領域を形成することできる。この面発光半導体レーザでは、
(3)高抵抗半導体層の埋め込み層、コンタクト層、上部分布ブラッグリフレクタをそれぞれのエピタキシャル成長工程で形成するので、エピタキシャル成長回数が多くなり、プロセスも複雑になる。
(4)メサ形成後に高抵抗半導体層および上部分布ブラッグリフレクタを成長するので、エピタキシャル領域の平坦性が悪くなり、この結果として光学系の損失が多くなる。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、分布ブラッグリフレクタに起因する抵抗の増加を小さくできる構造を有する面発光半導体レーザを提供することを目的とする。
本発明の一側面によれば、面発光半導体レーザは、(a)第1のエリアと該第1のエリアを囲む第2のエリアとを有する主面、並びに所定の軸の方向に交互に配置された第1のIII−V化合物半導体層及び第2のIII−V化合物半導体層を含む第1の分布ブラッグリフレクタと、(b)第1導電型III−V化合物半導体層と、第2導電型III−V化合物半導体層と、前記第1導電型III−V化合物半導体層と前記第2導電型III−V化合物半導体層との間に設けられた活性領域とを含んでおり前記第1の分布ブラッグリフレクタの前記第1のエリア上に設けられた半導体メサと、(c)前記所定の軸の方向に交互に配置された第3のIII−V化合物半導体層及び第4のIII−V化合物半導体層を含んでおり前記半導体メサ上に設けられた第2の分布ブラッグリフレクタと、(d)前記半導体メサを埋め込んでおり第1の第2導電型III−V化合物半導体からなる埋め込み領域と、(e)前記第2の分布ブラッグリフレクタを埋め込んでおり第2の第2導電型III−V化合物半導体からなるスペーサ領域とを備える。
この面発光半導体レーザによれば、第2の分布ブラッグリフレクタが半導体メサ上に設けられると共に、半導体メサおよび第2の分布ブラッグリフレクタがそれぞれ埋め込み領域およびスペーサ領域によって埋め込まれるので、第2導電型III−V化合物半導体からなるスペーサ領域を介して、半導体メサの第2導電型III−V化合物半導体層にキャリアが提供される。このため、第2の分布ブラッグリフレクタは、該キャリアのための主要な経路にならない。
本発明に係る面発光半導体レーザでは、前記スペーサ領域の前記第2の第2導電型III−V化合物半導体の構成元素は、アルミニウムを含まず、前記第2導電型III−V化合物半導体層の材料の構成元素と同じであることが好ましい。
本発明に係る面発光半導体レーザでは、前記埋め込み領域の前記第1の第2導電型III−V化合物半導体のバンドギャップエネルギは前記第1導電型III−V化合物半導体層の材料のバンドギャップエネルギ以上であり、前記第1導電型III−V化合物半導体層の材料のバンドギャップエネルギは前記活性領域の材料のバンドギャップエネルギより大きいことが好ましい。
この面発光半導体レーザによれば、埋め込み領域により、半導体メサにキャリアを閉じ込めることができる。
本発明に係る面発光半導体レーザでは、前記第2導電型III−V化合物半導体層はGaInP混晶系半導体から成り、前記第1導電型III−V化合物半導体層はGaInP混晶系半導体から成り、前記埋め込み領域はGaInP混晶系半導体から成ることが好ましい。
本発明に係る面発光半導体レーザでは、前記活性領域は、V族元素として窒素およびヒ素を少なくとも含むIII−V化合物半導体層を含む。
この面発光半導体レーザによれば、本構造は、V族元素として窒素およびヒ素を少なくとも含むIII−V化合物半導体層、例えばGaInNAs層、を有する活性領域の面発光半導体レーザに好適である。
本発明に係る面発光半導体レーザは、(f)前記スペーサ領域上に位置しておりIII−V化合物半導体からなるコンタクト層と、(g)前記スペーサ領域および前記コンタクト層上に設けられた電極とを更に備える。
この面発光半導体レーザによれば、電極からのキャリアは、コンタクト層およびスペーサ層を介して半導体メサに到達する。
本発明に係る面発光半導体レーザでは、前記第1の分布ブラッグリフレクタと前記埋め込み領域とはpn接合およびpin接合のいずれかを成しており、前記第1導電型III−V化合物半導体層、前記第2導電型III−V化合物半導体層および前記活性領域は、pn接合およびpin接合のいずれかを成しており、前記第1の分布ブラッグリフレクタおよび前記埋め込み領域から成る接合のビルトインポテンシャルは、前記第1導電型III−V化合物半導体層、前記第2導電型III−V化合物半導体層および前記活性領域から成る接合のビルトインポテンシャルより大きい。
この面発光半導体レーザによれば、上記2つの接合のビルトインポテンシャルの差に従って、面発光半導体レーザが動作する。
本発明の上記の目的および他の目的、特徴、並びに利点は、添付図面を参照して進められる本発明の好適な実施の形態の以下の詳細な記述から、より容易に明らかになる。
以上説明したように、本発明によれば、分布ブラッグリフレクタに起因する抵抗の増加を小さくできる構造を有する面発光半導体レーザが提供される。
本発明の知見は、例示として示された添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮することによって容易に理解できる。引き続いて、添付図面を参照しながら、本発明の面発光半導体レーザに係る実施の形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付する。
(第1の実施の形態)
図1は、本実施の形態に係る面発光半導体レーザを示す図面である。面発光半導体レーザ11は、第1の分布ブラッグリフレクタ13と、半導体メサ15と、第2の分布ブラッグリフレクタ17と、埋め込み領域19と、スペーサ領域21とを備える。第1の分布ブラッグリフレクタ13は第1および第2のIII−V化合物半導体層23a、23bを含んでおり、第1のIII−V化合物半導体層23a及び第2のIII−V化合物半導体層23bは、所定の軸の方向に交互に配置されている。第1のIII−V化合物半導体層23aの屈折率は第2のIII−V化合物半導体層23bの屈折率と異なる。また、第1の分布ブラッグリフレクタ13は、第1のエリア13aと該第1のエリア13aを囲む第2のエリア13bとを持つ主面13cを有する。半導体メサ15は、第1の分布ブラッグリフレクタ13の第1のエリア13a上に設けられている。半導体メサ15は、第1導電型III−V化合物半導体層25と、第2導電型III−V化合物半導体層27と、活性領域29とを含む。活性領域29は、第1導電型III−V化合物半導体層25と第2導電型III−V化合物半導体層27との間に設けられている。第2の分布ブラッグリフレクタ17は、半導体メサ15上に設けられている。また、第2の分布ブラッグリフレクタ17は、第3のIII−V化合物半導体層31a及び第4のIII−V化合物半導体層31bを含んでおり、第3および第4のIII−V化合物半導体層31a、31bは、所定の軸の方向に交互に配置されている。第3のIII−V化合物半導体層31aの屈折率は第4のIII−V化合物半導体層31bの屈折率と異なる。埋め込み領域19は、半導体メサ15を埋め込んでおり、また第1の第2導電型III−V化合物半導体からなる。スペーサ領域21は、第2の分布ブラッグリフレクタ17を埋め込んでおり、また第2の第2導電型III−V化合物半導体からなる。
この面発光半導体レーザ11によれば、第2の分布ブラッグリフレクタ17が半導体メサ15上に設けられると共に、半導体メサ15および第2の分布ブラッグリフレクタ17がそれぞれ埋め込み領域19およびスペーサ領域21によって埋め込まれるので、第2導電型III−V化合物半導体からなるスペーサ領域21を介して、半導体メサ15の第2導電型III−V化合物半導体層27にキャリアが提供される。このため、第2の分布ブラッグリフレクタ17は、該キャリアのための主要な経路にならない。
面発光半導体レーザ11は、第2導電型のIII−V化合物半導体からなるコンタクト層33をさらに備える。コンタクト層33は、スペーサ領域21上に位置している。また、面発光半導体レーザ11は、スペーサ領域21およびコンタクト層33上に設けられた電極35を含む。この面発光半導体レーザ11によれば、電極35からのキャリアは、コンタクト層33およびスペーサ層21を介して半導体メサ15に到達する。
また、面発光半導体レーザ11は、支持基体37を更に備える。支持基体37は導電性を有しており、好ましくは半導体製である。支持基体37の主面37aには、第1の分布ブラッグリフレクタ13が設けられている。支持基体37の裏面37bには、第2の電極39が設けられている。また、コンタクト層33上の第1の電極35は、半導体メサ15からの光を遮ることはない。面発光半導体レーザ11からの光Lは、第1の電極35の開口35aを通過して出射される。
さらに、面発光半導体レーザ11の活性領域29は、例えば量子井戸構造43を有することができる。量子井戸構造43は、図1に示されるように、井戸層43aおよび障壁層43bを有する。井戸層43aおよび障壁層43bは交互に配列されている。井戸層43aのバンドギャップエネルギは障壁層43bのバンドギャップエネルギより小さい。活性領域29の構造は、量子井戸構造に限定されることなく、他の構造でもよい。
埋め込み領域19の第2導電型III−V化合物半導体のバンドギャップエネルギは第1導電型III−V化合物半導体層25の材料のバンドギャップエネルギ以上であることが好ましい。第1導電型III−V化合物半導体層25の材料のバンドギャップエネルギは活性領域29の材料のバンドギャップエネルギより大きいことが好ましい。この面発光半導体レーザによれば、埋め込み領域により、半導体メサにキャリアを閉じ込めることができる。
埋め込み領域19のバンドギャップは、井戸層43aのバンドギャップより大きい。また、埋め込み領域19のバンドギャップは、第2導電型III−V化合物半導体層27のバンドギャップより大きいことが好ましい。
スペーサ領域21のドーパント濃度はコンタクト層33のドーパント濃度よりも小さいことが好ましい。これにより、第2の分布ブラッグリフレクタ17を囲むスペーサ領域21による光吸収が小さくなる。スペーサ領域21のドーパント濃度の範囲は、1×1018cm−3以下であることが好ましい。また、コンタクト層33のドーパント濃度の範囲は、5×1019cm−3〜2×1019cm−3であることが好ましい。
スペーサ領域21の第2導電型III−V化合物半導体の構成元素は、アルミニウムを含まず、また第2導電型III−V化合物半導体層の材料の構成元素と同じであることが好ましい。この面発光半導体レーザによれば、化合物半導体層の酸化が防止でき、素子の信頼性を向上させることができるという利点がある。
面発光半導体レーザ11では、第2導電型III−V化合物半導体層27はGaInP混晶系半導体から成り、第1導電型III−V化合物半導体層25はGaInP混晶系半導体から成り、埋め込み領域19はGaInP混晶系半導体から成ることが好ましい。この面発光半導体レーザによれば、埋め込み成長時にPを流し、P雰囲気にして成長を開始するだけでV族の組成抜けを防止できるという利点がある。
図2は、本実施の形態に係る面発光半導体レーザの等価回路の一例を示す図面である。面発光半導体レーザ11では、第1の分布ブラッグリフレクタ13と埋め込み領域19とはpn接合およびpin接合のいずれかの接合D1を成すように配置されており、該接合D1は第1の分布ブラッグリフレクタ13と埋め込み領域19内に位置している。また、第1導電型III−V化合物半導体層25、第2導電型III−V化合物半導体層27および活性領域29は、pn接合およびpin接合のいずれかの接合D2を成すように配置されており、該接合D2は第1導電型III−V化合物半導体層25、第2導電型III−V化合物半導体層27および活性領域29内に位置している。
接合D1に対応するダイオードのカソードおよび接合D2に対応するダイオードのカソードは互いに接続点N1に接続されている。接続点N1とカソード(電極39)との間には、寄生抵抗R1が接続されている。接合D1に対応するダイオードのアノードおよび接合D2に対応するダイオードのアノードは互いに接続点N2に接続されている。接続点N2とアノード(電極35)との間には、スペーサ領域21および埋め込み領域19に対応する寄生抵抗R2が接続されている。接続点N2とアノード(電極35)との間には、第2の分布ブラッグリフレクタ21に対応する寄生抵抗R3が接続されている。本実施の形態に係る面発光半導体レーザ11は、第2導電型のスペーサ領域21を有しているので、寄生抵抗R2が寄生抵抗R3に比べて小さい。また、埋め込み領域19が導電性を有するので、コンタクト層33からのキャリアは、十分に第2導電型III−V化合物半導体に供給される。
第1の分布ブラッグリフレクタ13および埋め込み領域19から成る接合D1のビルトインポテンシャルVは、第1導電型III−V化合物半導体層25、第2導電型III−V化合物半導体層27および活性領域29から成る接合D2のビルトインポテンシャルVより大きい。この面発光半導体レーザ11によれば、上記2つの接合のビルトインポテンシャルの差に従って、面発光半導体レーザが動作する。
図3(A)及び図3(B)を参照しながら説明する。図3(A)は、図2に示された面発光半導体レーザの電流−電圧動作特性を示す図面である。図3(B)は、図2に示された面発光半導体レーザの電流−光出力特性を示す図面である。電源43を用いて面発光半導体レーザ11に電圧を印加していくと、電流Iが除々に増加する。印加電圧が、接合2に対応するビルトインポテンシャルVであるときに電流Iが流れる。印加電圧がビルトインポテンシャルVより大きくなると、接合2に対応するダイオードがターンオンする。図3(A)から理解されるように、急激に電流が増加する。この電流は接合2を流れるので、図3(B)に示されるように、レーザ光が生成される。レーザ光の波長は、第1の分布ブラッグリフレクタ13の反射スペクトル、第2の分布ブラッグリフレクタ17の反射スペクトルおよび活性領域29の発光特性によって決定される。さらに電圧を増加して、印加電圧が接合1に対応するビルトインポテンシャルVであるときに、電流Iが流れる。印加電圧がビルトインポテンシャルVより大きくなると、接合2に対応するダイオードだけでなく接合1に対応するダイオードもターンオンする。印加電流は、図3(A)から理解されるように、接合1および接合2の両方に流れるので、電流を増加しても電圧の増加は小さい。
面発光半導体レーザの一例(組成、膜厚、ドーパント濃度)は
・支持基体37:n型GaAs半導体基板
n型GaAsバッファ層、200nm、3×1018cm−3
・第1の分布ブラッグリフレクタ13:
第1のIII−V化合物半導体層23a:
n型GaAs、72.53nm、22層、3×1018cm−3
第2のIII−V化合物半導体層23b:
n型AlAs、86.51nm、23層、6×1017cm−3
第1GaAsカバー層、5nm、3×1018cm−3
第2GaAsカバー層、5nm、6×1017cm−3
・半導体メサ15:
第1導電型III−V化合物半導体層25(クラッド):
n型Ga0.52In0.48P半導体、121nm、7×1017cm−3
活性領域29(井戸層43a、障壁層43b):
障壁層:アンドープGaAs、14nm
井戸層:アンドープGa0.81In0.19As、8nm
障壁層:アンドープGaAs、8nm
井戸層:アンドープGa0.81In0.19As、8nm
障壁層:アンドープGaAs、14nm
組成傾斜層:アンドープGaInAsP、10nm
第2導電型III−V化合物半導体層27(クラッド):
p型Ga0.52In0.48P半導体、99.5nm、7×1017cm−3
組成傾斜層:GaInAsP、10nm、8〜9×1017cm−3
・第2の分布ブラッグリフレクタ17:
第3のIII−V化合物半導体層31a:
p型GaAs、72.65nm、22層、3×1018cm−3
第4のIII−V化合物半導体層31b:
p型AlAs、85.28nm、23層、7×1018cm−3
・埋め込み領域19:
p型Ga0.52In0.48P半導体、277nm、7×1017cm−3
・スペーサ領域21:
p型GaAs半導体、3548nm、5×1017cm−3
・コンタクト層33:GaAs、10nm、1×1018cm−3
である。
面発光半導体レーザ11では、活性領域29は、V族元素として窒素およびヒ素を少なくとも含むIII−V化合物半導体層を含むようにしてもよい。この面発光半導体レーザ11の構造は、V族元素として窒素およびヒ素を少なくとも含むIII−V化合物半導体層、例えばGaInNAs層、GaInAs層等を有する活性領域の面発光半導体レーザに好適である。
以上説明したように、半導体メサ15のために埋め込み領域19は高抵抗半導体層ではない。また、埋め込み領域19は上部クラッド層といった第2導電型III−V化合物半導体層27と同じ組成を用いることができる。埋め込み領域19のバンドギャップエネルギEg(19)、下部クラッド層といった第1導電型III−V化合物半導体層21のバンドギャップエネルギEg(21)、活性領域のバンドギャップエネルギEg(29)において、
Eg(19)≧Eg(21)>Eg(29)
の関係がある。バンドギャップエネルギ差を利用して、活性領域29に電流が閉じ込められる。
先行文献では、p型電極から活性領域29へ流れる電流は、必ずp側の分布ブラッグリフレクタを介して電流が流れる。p型の分布ブラッグリフレクタは一般に高抵抗であり、このため素子抵抗が大きくなる。その結果、駆動電圧の増大、発熱、CR時定数により高速変調ができない。一方、本実施の形態に係る構造(VCSEL)では、メサの周辺を導電性半導体で埋め込んでいるので、p型の分布ブラッグリフレクタのほかに、この導電性半導体層を経由して活性層への電流注入が可能となる。
(第2の実施の形態)
引き続いて、面発光半導体レーザを作製する方法を説明する。図4(A)は、第1のエピタキシャル工程を示す図面である。GaAsウエハ51上に、有機金属気相成長法を用いてエピタキシャル成長を行う。第1の分布ブラッグリフレクタのための半導体膜53、第1導電型III−V化合物半導体層のための半導体膜55、活性領域のための半導体膜57、第2導電型III−V化合物半導体層のための半導体膜59、および第2の分布ブラッグリフレクタのための半導体膜61をGaAsウエハ51上に成長する。
図4(B)は、マスク膜形成工程を示す図面である。半導体膜61上に、マスク膜を堆積する。このマスク膜63は、窒化シリコン等であることができる。例えば、窒化シリコンは、プラズマCVD法で成長された150nmのSiN膜であることができる。図4(C)は、マスク膜形成工程を示す図面である。次いで、マスク膜63上に、パターン形成されたレジストを形成する。レジスト65をマスクに用いてマスク膜63をエッチングし、マスク63aを形成する。エッチングにはフッ化水素酸を用いる。この後、レジスト65が除去される。
図5(A)は、エッチングにより形成された半導体メサを示す図面である。マスク63aを用いて、半導体膜55、半導体膜57、半導体膜59、および半導体膜61をエッチングして、メサ領域67を形成する。エッチングとしては、例えばドライエッチングを用いることができる。メサ領域67のサイズは、例えば5マイクロメートル径である。メサ領域67は、半導体メサ67aと、この半導体メサ67a上に形成された第2の分布ブラッグリフレクタのための半導体領域61aとを含む。半導体メサ67aは、エッチングされた半導体膜55a、エッチングされた半導体膜57aおよびエッチングされた半導体膜59aを含む。エッチングされること無く、第1の分布ブラッグリフレクタのための半導体膜53は残る。
図5(B)は、第2のエピタキシャル工程を示す図面である。まず、マスク63aを用いて、GaAsウエハ51上に埋め込み領域のための半導体膜69を堆積して、半導体メサ67aを埋め込む。半導体膜69の厚みは、エッチングされた半導体膜55a、エッチングされた半導体膜57aおよびエッチングされた半導体膜59aの総厚みにほぼ等しい。半導体膜69は、例えばp型GaInP半導体からなることができる。次いで、マスク63aを用いて、GaAsウエハ51上にスペーサ領域のための半導体領域71を堆積して、第2の分布ブラッグリフレクタのための半導体領域61aを埋め込む。半導体膜71の厚みは、エッチングされた半導体61aの厚みにほぼ等しい。半導体領域71は、例えばp型GaAs半導体からなることができる。この後に、コンタクト層のための半導体層73を半導体領域71上に堆積する。半導体層73は、例えばp型GaAs半導体からなることができる。
図5(C)は、マスク除去工程を示す図面である。マスク63aを除去する。マスク63aがSiNから成るときは、除去にはフッ化水素酸を用いる。
図6(A)は、アイソレーション工程を示す図面である。コンタクト層のための半導体領域73および第2の分布ブラッグリフレクタのための半導体領域61a上に、素子分離のためのパターン形成されたマスク75を形成する。マスク75を用いて半導体領域73、半導体領域71および半導体領域69をエッチングして、エッチングされた半導体領域73a、エッチングされた半導体領域71aおよびエッチングされた半導体領域69aを形成する。この工程により、メサ形状の半導体領域が形成される。メサ形状の半導体領域は、n型半導体領域上にアレイ状に配列されている。これ故に、素子分離のための構造が形成された。p型GaAs半導体コンタクト層およびp型GaAs半導体スペーサ領域は、例えばリン酸系エッチャントを用いてエッチングされる。p型GaInP半導体埋め込み領域は、例えば塩酸系エッチャントを用いてエッチングされる。ウエットエッチングの後に、マスク75を除去する。
図6(B)は、パッシベーション形成工程を示す図面である。メサ形状の半導体領域を覆うように、パッシベーション膜を堆積する。パッシベーション膜は、例えばSiON膜であることができる。SiON膜は例えばプラズマCVD法で形成される。このパッシベーション膜にフォトリソグラフィ法を適用して、光出射のための窓を作製する。この結果、パッシベーション膜77は、メサ領域67に位置合わせされた開口77aを有する。
図6(C)は、電極形成工程を示す図面である。アノード電極79およびカソード電極81を形成する。まず、パッシベーション膜77にフォトリソグラフィ法を適用して、アノード電極のための開口を有するパッシベーション膜77aを形成する。アノード電極のための金属膜(Ti/Pt/Au)を蒸着法で形成する。この後に、レジストを除去して、リフトオフ法でアノード電極79を形成する。また、カソード電極81は、GaAsウエハの裏面の全面にカソード電極のための金属膜(AuGeNi/Au/Ti/Pt/Au)を蒸着法で形成する。この後に、合金化のための熱処理を行う。熱処理温度は、例えば摂氏380度である。
これらの工程が、面発光半導体レーザの作製のための主要な工程である。n型クラッド、活性領域およびp型クラッド並びに第2の分布ブラッグリフレクタのために半導体膜を成長するために、1回目のエピタキシャル工程を用いる。n型クラッド、活性領域およびp型クラッド並びに第2の分布ブラッグリフレクタの両方を埋め込むために、2回目のエピタキシャル工程を用いる。
好適な実施の形態において本発明の原理を図示し説明してきたが、本発明は、そのような原理から逸脱することなく配置および詳細において変更され得ることは、当業者によって認識される。本発明は、本実施の形態に開示された特定の構成に限定されるものではない。したがって、特許請求の範囲およびその精神の範囲から来る全ての修正および変更に権利を請求する。
図1は、本実施の形態に係る面発光半導体レーザを示す図面である。 図2は、本実施の形態に係る面発光半導体レーザの等価回路の一例を示す図面である。 図3(A)及び図3(B)を参照しながら説明する。図3(A)は、図2に示された面発光半導体レーザの電流−電圧動作特性を示す図面である。図3(B)は、図2に示された面発光半導体レーザの電流−光出力特性を示す図面である。 図4(A)は、第1のエピタキシャル工程を示す図面である。図4(B)は、マスク膜形成工程を示す図面である。図4(C)は、マスク膜形成工程を示す図面である。 図5(A)は、エッチングにより形成された半導体メサを示す図面である。図5(B)は、第2のエピタキシャル工程を示す図面である。図5(C)は、マスク除去工程を示す図面である。 図6(A)は、アイソレーション工程を示す図面である。図6(B)は、パッシベーション形成工程を示す図面である。図6(C)は、電極形成工程を示す図面である。
符号の説明
11…面発光半導体レーザ、13…第1の分布ブラッグリフレクタ、13a…第1の分布ブラッグリフレクタの第1のエリア、13b…第1の分布ブラッグリフレクタの第2のエリア、15…半導体メサ、17…第2の分布ブラッグリフレクタ、19…埋め込み領域、21…スペーサ領域、23a…第1のIII−V化合物半導体層、23b…第2のIII−V化合物半導体層、25…第1導電型III−V化合物半導体層、27…第2導電型III−V化合物半導体層、29…活性領域、31a…第3のIII−V化合物半導体層、31b…第4のIII−V化合物半導体層、33…コンタクト層、35…電極、37…支持基体、39…第2の電極、35a…電極開口、43…量子井戸構造、43a…井戸層、43b…障壁層、51…GaAsウエハ、D1、D2…接合、N1、N2…接続点、R1、R2、R3…寄生抵抗、V…ビルトインポテンシャル、V…ビルトインポテンシャル、Eg(19)…埋め込み領域のバンドギャップエネルギ、Eg(21)…第1導電型III−V化合物半導体層のバンドギャップエネルギ、Eg(29)…活性領域のバンドギャップエネルギ、53…第1の分布ブラッグリフレクタのための半導体膜、55…第1導電型III−V化合物半導体層のための半導体膜、55a…エッチングされた半導体膜、57…活性領域のための半導体膜、57a…エッチングされた半導体膜、59…第2導電型III−V化合物半導体層のための半導体膜、59a…エッチングされた半導体膜、61…第2の分布ブラッグリフレクタのための半導体膜、63…マスク膜、63a…マスク、65…レジスト、67…メサ領域、67a…半導体メサ、69…埋め込み領域のための半導体膜、71…スペーサ領域のための半導体領域、73…コンタクト層のための半導体領域、75…マスク、77…パッシベーション膜、77a…開口、79…アノード電極、81…カソード電極

Claims (7)

  1. 第1のエリアと該第1のエリアを囲む第2のエリアとを有する主面、並びに所定の軸の方向に交互に配置された第1のIII−V化合物半導体層及び第2のIII−V化合物半導体層を含む第1の分布ブラッグリフレクタと、
    第1導電型III−V化合物半導体層と、第2導電型III−V化合物半導体層と、前記第1導電型III−V化合物半導体層と前記第2導電型III−V化合物半導体層との間に設けられた活性領域とを含んでおり前記第1の分布ブラッグリフレクタの前記第1のエリア上に設けられた半導体メサと、
    前記所定の軸の方向に交互に配置された第3のIII−V化合物半導体層及び第4のIII−V化合物半導体層を含んでおり前記半導体メサ上に設けられた第2の分布ブラッグリフレクタと、
    前記半導体メサを埋め込んでおり第1の第2導電型III−V化合物半導体からなる埋め込み領域と、
    前記第2の分布ブラッグリフレクタを埋め込んでおり第2の第2導電型III−V化合物半導体からなるスペーサ領域と
    を備える、ことを特徴とする面発光半導体レーザ。
  2. 前記スペーサ領域の前記第2の第2導電型III−V化合物半導体の構成元素は、アルミニウムを含まず、前記第2導電型III−V化合物半導体層の材料の構成元素と同じである、ことを特徴とする請求項1に記載された面発光半導体レーザ。
  3. 前記埋め込み領域の前記第1の第2導電型III−V化合物半導体のバンドギャップエネルギは前記第1導電型III−V化合物半導体層の材料のバンドギャップエネルギ以上であり、
    前記第1導電型III−V化合物半導体層の材料のバンドギャップエネルギは前記活性領域の材料のバンドギャップエネルギより大きい、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載された面発光半導体レーザ。
  4. 前記第2導電型III−V化合物半導体層はGaInP混晶系半導体から成り、
    前記第1導電型III−V化合物半導体層はGaInP混晶系半導体から成り、
    前記埋め込み領域はGaInP混晶系半導体から成る、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載された面発光半導体レーザ。
  5. 前記活性領域は、V族元素として窒素およびヒ素を少なくとも含むIII−V化合物半導体層を含む、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載された面発光半導体レーザ。
  6. 前記スペーサ領域上に位置しておりIII−V化合物半導体からなるコンタクト層と、
    前記スペーサ領域および前記コンタクト層上に設けられた電極と
    を更に備える、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載された面発光半導体レーザ。
  7. 前記第1の分布ブラッグリフレクタと前記埋め込み領域とはpn接合およびpin接合のいずれかを成しており、
    前記第1導電型III−V化合物半導体層、前記第2導電型III−V化合物半導体層および前記活性領域は、pn接合およびpin接合のいずれかを成しており、
    前記第1の分布ブラッグリフレクタおよび前記埋め込み領域から成る接合のビルトインポテンシャルは、前記第1導電型III−V化合物半導体層、前記第2導電型III−V化合物半導体層および前記活性領域から成る接合のビルトインポテンシャルより大きい、ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載された面発光半導体レーザ。
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