JP2007206940A - 溝模様を有するシート群およびこれを用いた情報判別システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 図(a) 〜(h) に示す8種類のエンボスシートを用意する。太い黒線は幅1mmの溝、細い黒線は幅0.98mmの溝によって構成する。8種類のシートは、いずれも3つの領域A1〜A3に分割されており、分割態様は同一である。また、対応する領域に形成された溝の向きも同一である。太い黒線と細い黒線との幅の差は、図では誇張して描かれているが、実際には20μmしかなく、肉眼観察では差の認識はなされない。このため、肉眼観察時には、8種類のシートは、同一の模様を有し、溝内の反射光によりキラキラ光るデザインとして認識されるが、機械により画像を読み取れば、太い黒線の領域が「1」、細い黒線の領域が「0」として、埋め込まれたコードが認識される。
【選択図】図9
Description
溝部の幅および間隙部の幅を0.9mm以上に設定し、情報量をもたせるための変動量の最大範囲を40μm以下としたものである。
少なくとも溝部内面を鏡面反射する材質によって構成し、観察方向に応じて異なる反射模様が提示されるようにしたものである。
いずれのシートにも同一の溝模様が形成されており、この溝模様は、部分ごとにそれぞれ溝の形成方向が異なっているようにしたものである。
形状が同一でサイズが異なる複数の閉領域輪郭線を入れ子状に重ねてなる同一の入れ子状溝模様を各シートに形成したものである。
各シートは複数の領域に分割されており、この分割の態様はすべてのシートについて共通であり、
1つのシートに関して、1つの領域内には共通の方向に溝が形成されており、隣接する領域については互いに異なる方向に溝が形成されており、同じ観察方向から観察しても、各領域ごとに異なる反射模様が観察されるようにしたものである。
すべてのシートについて、それぞれ対応する領域内に形成されている溝の方向が共通するようにしたものである。
個々の領域ごとにそれぞれ異なる情報を埋め込むようにしたものである。
各シートは、少なくとも溝部内面が鏡面反射する材質によって構成され、かつ、複数の領域に分割されており、この分割の態様はすべてのシートについて共通であり、
1つのシートに関して、1つの領域内には共通の方向に溝が形成されており、隣接する領域については互いに異なる方向に溝が形成されており、同じ観察方向から観察しても、各領域ごとに異なる反射模様が観察され、
複数のシート間で、それぞれ対応する領域内に形成されている溝の方向を比較した場合、少なくとも1つの領域に関する溝の方向が異なるようにしたものである。
各シート上の個々の領域が、当該シート上に定義された所定の環状路に沿って配置されるようにし、溝の方向をこの環状路に沿ってローテーションシフトすることにより、複数のシート間でそれぞれ対応する領域についての溝の方向が異なるようにしたものである。
基本となるシート上の個々の領域について、それぞれ溝の方向を示す方位角θを定義し、他のシートについてはそれぞれ個々のシートに固有の偏差角δを定義し、基本となるシート上の個々の領域の方位角θに対して、他のシート上の対応する個々の領域の方位角がθ+δとなるように設定することにより、複数のシート間でそれぞれ対応する領域についての溝の方向が異なるようにしたものである。
少なくとも溝部内面を鏡面反射する材質によって構成し、観察方向に応じて異なる反射模様が提示されるようにしたものである。
多数の溝によって表面に模様が形成された複数N種類のシートと、
このN種類のシート表面の模様を、二次元画像として読み取る画像読取手段と、
画像読取手段で読み取った各シートについてのN種類の二次元画像を、それぞれ基準画像として格納する基準画像格納手段と、
N種類のシートの中の判別対象となる判別対象シートについて画像読取手段が読み取った判別対象画像を、基準画像格納手段に格納されている各基準画像と比較し、最も類似する画像を最類似画像と判別する画像判別手段と、
を設け、
基準画像格納手段内に格納されているN種類の基準画像が相互に異なる画像となるように、N種類のシートには、溝部の幅もしくは間隙部の幅またはその双方がそれぞれ異なるように溝を形成するようにしたものである。
可視光が回折現象を生じないように、溝部の幅および間隙部の幅が設定されており、かつ、溝部の幅もしくは間隙部の幅またはその双方を、肉眼では認識不能な微小な変動量だけ変動させることにより、N種類の基準画像が相互に異なる画像となるようにしたものである。
各シートの溝部および間隙部がそれぞれ肉眼観察可能となるように、溝部の幅および間隙部の幅を設定し、かつ、溝部の幅もしくは間隙部の幅またはその双方を、肉眼では認識不能な微小な変動量だけ変動させることにより、N種類の基準画像が相互に異なる画像となるようにしたものである。
各シートの溝部の幅および間隙部の幅を0.9mm以上に設定し、その変動量の最大範囲を40μm以下としたものである。
少なくとも溝部内面が鏡面反射する材質によって各シートを構成し、観察方向に応じて異なる反射模様が提示されるようにしたものである。
いずれのシートにも同一の溝模様を形成し、この溝模様は、部分ごとにそれぞれ溝の形成方向が異なっている模様となるようにしたものである。
形状が同一でサイズが異なる複数の閉領域輪郭線を入れ子状に重ねてなる同一の入れ子状溝模様を各シートに形成したものである。
各シートは複数の領域に分割されており、この分割の態様はすべてのシートについて共通であり、
1つのシートに関して、1つの領域内には共通の方向に溝が形成されており、隣接する領域については互いに異なる方向に溝が形成されており、同じ観察方向から観察しても、各領域ごとに異なる反射模様が観察されるようにしたものである。
すべてのシートについて、それぞれ対応する領域内に形成されている溝の方向が共通するようにしたものである。
個々の領域ごとにそれぞれ異なる情報が埋め込まれているようにしたものである。
多数の溝によって表面に模様が形成された複数N種類のシートと、
このN種類のシート表面の模様を、二次元画像として読み取る画像読取手段と、
画像読取手段で読み取った各シートについてのN種類の二次元画像を、それぞれ基準画像として格納する基準画像格納手段と、
N種類のシートの中の判別対象となる判別対象シートについて画像読取手段が読み取った判別対象画像を、基準画像格納手段に格納されている各基準画像と比較し、最も類似する画像を最類似画像と判別する画像判別手段と、
を設け、
各シートは、少なくとも溝部内面が鏡面反射する材質によって構成され、かつ、複数の領域に分割されており、この分割の態様はすべてのシートについて共通であり、
1つのシートに関して、1つの領域内には共通の方向に溝が形成されており、隣接する領域については互いに異なる方向に溝が形成されており、同じ観察方向から観察しても、各領域ごとに異なる反射模様が観察され、
複数のシート間で、それぞれ対応する領域内に形成されている溝の方向を比較した場合、少なくとも1つの領域に関する溝の方向が異なるようにしたものである。
各シート上の個々の領域が、当該シート上に定義された所定の環状路に沿って配置されるようにし、溝の方向をこの環状路に沿ってローテーションシフトすることにより、複数のシート間でそれぞれ対応する領域についての溝の方向が異なるようにしたものである。
基本となるシート上の個々の領域について、それぞれ溝の方向を示す方位角θを定義し、他のシートについてはそれぞれ個々のシートに固有の偏差角δを定義し、基本となるシート上の個々の領域の方位角θに対して、他のシート上の対応する個々の領域の方位角がθ+δとなるように設定することにより、複数のシート間でそれぞれ対応する領域についての溝の方向が異なるようにしたものである。
多数の溝を配置することにより表面に模様が形成された複数N種類のシートと、
このN種類のシート表面の模様を、二次元画像として読み取る画像読取手段と、
画像読取手段で読み取った各シートについてのN種類の二次元画像を、それぞれ基準画像として格納する基準画像格納手段と、
N種類のシートの中の判別対象となる判別対象シートについて画像読取手段が読み取った判別対象画像を、基準画像格納手段に格納されている各基準画像と比較し、最も類似する画像を最類似画像と判別する画像判別手段と、
を設け、
基準画像格納手段内に格納されているN種類の基準画像が相互に異なる画像となるように、N種類のシートには、それぞれランダムに多数の溝を配置するようにしたものである。
少なくとも溝部内面が鏡面反射する材質によって構成されており、観察方向に応じて異なる反射模様が提示されるシートを用いるようにしたものである。
記録面上に規則的に配置された複数の格子点を定義する格子点定義段階と、
各格子点の位置を乱数に基づいてランダムに移動させ、移動後の各点の位置にそれぞれ起点となるべき第1番目の構成点P1を定義する起点定義段階と、
第i番目の構成点Piについて、所定の成長方向に対してランダムにずれた方位ベクトルViを求め、この方位ベクトルViの方向に、この構成点Piからランダムに定めた距離Liだけ隔たった位置に、第(i+1)番目の構成点P(i+1)を定義する処理を、i=1〜Iまで合計I回繰り返し行い、第1番目の構成点P1から第(I+1)番目の構成点P(I+1)に至るまでの合計(I+1)個の構成点を順に連結する曲線に基づいて1本のヘアラインを定義する処理を、すべての起点について実行するヘアライン定義段階と、
シートの原材料となる素材上に、定義された各ヘアラインに沿った溝を形成する溝形成段階と、
を行うようにしたものである。
本発明において、所定のコードを記録する対象となる媒体は、多数の溝によって表面に模様が形成されたシートであり、溝模様を有するエンボスシートと呼ぶべきシートである。なお、本願において「シート」という文言は、材質を問わず平板状の媒体を広く意味するものであり、形態としては、カード状、シール状、ロール状のものなどを広く含むものである。もちろん、商品パッケージの一部もしくは商品自身の表面の一部を利用して本発明を実施することも可能であり、この場合、当該商品パッケージの一部もしくは商品自身の表面の一部が、本発明にいう「シート」に該当することになる。
ここでは、溝部Gの幅W1もしくは間隙部Sの幅W2に情報量をもたせることにより、各シートごとにそれぞれ異なる所定のコードを埋め込む方法を説明する。まず、図3(a) ,(b) の平面図に示すような単純なストライプ模様をもったエンボスシートを考える。両シートは同一形状、同一サイズのシートであり、いずれも実際には三次元の凹凸構造をもったシートであるが、ここでは説明の便宜上、溝部Gを黒色部分として示し、間隙部Sを白色部分として示すことにする。図3(a) に示すシートの場合、溝部Gの幅はW1a、間隙部Sの幅はW2aであり、図3(b) に示すシートの場合、溝部Gの幅はW1b、間隙部Sの幅はW2bである。このエンボスシートEのうち、少なくとも溝部Gの内面は、鏡面反射する材質によって構成されており、§1で述べたように、観察方向に応じて異なる反射模様が提示される。
上述した§2では、幅に情報量をもたせる基本的な方法を、図3の実施形態に基づいて説明した。しかしながら、この図3に示す溝模様は、単なるストライプ模様であり、実用上は、それほど意匠性に優れたものではない。ここでは、より意匠性に優れた具体的な溝模様をいくつか例示する。
いずれのシートにも同一の溝模様を形成するようにし、しかも、この溝模様は、部分ごとにそれぞれ溝の形成方向が異なっているようにすればよい。たとえば、図5(a) ,(b) に示す2枚のシートでは、いずれも同心円状パターンという同一の溝模様を有しており、しかも円からなるパターンであるため、溝の向き(円の接線方向)は、各円周上の位置によって異なっている。また、図6(a) ,(b) に示す2枚のシートでは、いずれも正方形の入れ子状パターンという同一の溝模様を有しており、しかも正方形からなるパターンであるため、溝の向き(正方形の各辺の方向)は、個々の辺によって異なっている。
続いて、溝の向きに情報量をもたせる方法を説明する。図11は、その典型的な実施形態に係るシートの平面図である。ここで、図11(a) に示すシートは、図9(a) に示すシートと全く同一のシートであり、3つの領域A1,A2,A3に分割されている。図9に示すシート群は、溝の幅に情報量をもたせた例であるため、図9(a) 〜(h) に示すシートの各領域には、太い溝か細い溝かのいずれかが形成されていた。これに対して、図11(a) ,(b) に示す2枚のシートの各領域には、いずれも太い溝のみが形成されている。ただ、両シートで対応する領域内の溝の向きを比較すると、両者では異なっている。
次に、溝の配置パターンに情報量をもたせる方法を説明する。この方法では、多数の溝をランダムに配置することにより表面に模様が形成されたシート群を作成し、溝の配置パターンに情報量をもたせることにより、各シートごとにそれぞれ異なる所定のコードを埋め込むようにする。実用上は、これまで述べてきた実施形態と同様に、少なくとも溝部内面が鏡面反射する材質によって各シートを構成し、観察方向に応じて異なる反射模様が提示されるようにするのが好ましい。
これまで述べたとおり、本発明によれば、多数の溝によって表面に模様が形成された複数のシートに、それぞれ異なる識別コードを記録することが可能になる。そこで、ここでは、これら本発明に係るシート群を利用した情報判別システムの構成例を述べることにする。
20:画像読取手段
30:画像判別手段
40:基準画像格納手段
A1〜A3:各領域
Cj:第j番目の溝の輪郭線
D1:エンボスシートEの厚み
D2:溝Gの深さ
E:エンボスシート
F:矩形領域
G:溝部
Hj:第j番目のヘアライン
L:溝の向きを示す直線
L1(j)〜L6(j):隣接する構成点間の距離
P11〜P14:基準画像
P(x+dx,y+dy),P1(1)〜P1(8):ヘアラインの起点
P1(j)〜P6(j):記録面上の構成点
S:間隙部
T(x,y):格子点
tx,ty:格子点のピッチ
V1(j)〜V5(j):方位ベクトル
W1,W1a,W1b:溝部Gの幅
W2,W2a,W2b:間隙部Sの幅
Claims (30)
- 多数の溝によって表面に模様が形成されたシート群において、可視光が回折現象を生じないように、溝部の幅および間隙部の幅が設定されており、かつ、溝部の幅もしくは間隙部の幅またはその双方を、肉眼では認識不能な微小な変動量だけ変動させて情報量をもたせることにより、各シートごとにそれぞれ異なる所定のコードが埋め込まれるようにしたことを特徴とする溝模様を有するシート群。
- 多数の溝によって表面に模様が形成されたシート群において、溝部および間隙部がそれぞれ肉眼観察可能となるように、溝部の幅および間隙部の幅が設定されており、かつ、溝部の幅もしくは間隙部の幅またはその双方を、肉眼では認識不能な微小な変動量だけ変動させて情報量をもたせることにより、各シートごとにそれぞれ異なる所定のコードが埋め込まれるようにしたことを特徴とする溝模様を有するシート群。
- 請求項2に記載のシート群において、
溝部の幅および間隙部の幅を0.9mm以上に設定し、情報量をもたせるための変動量の最大範囲を40μm以下としたことを特徴とする溝模様を有するシート群。 - 請求項1〜3のいずれかに記載のシート群において、
少なくとも溝部内面が鏡面反射する材質によって構成されており、観察方向に応じて異なる反射模様が提示されることを特徴とする溝模様を有するシート群。 - 請求項4に記載のシート群において、
いずれのシートにも同一の溝模様が形成されており、この溝模様は、部分ごとにそれぞれ溝の形成方向が異なっていることを特徴とする溝模様を有するシート群。 - 請求項4に記載のシート群において、
形状が同一でサイズが異なる複数の閉領域輪郭線を入れ子状に重ねてなる同一の入れ子状溝模様が各シートに形成されていることを特徴とする溝模様を有するシート群。 - 請求項4に記載のシート群において、
各シートは複数の領域に分割されており、この分割の態様はすべてのシートについて共通であり、
1つのシートに関して、1つの領域内には共通の方向に溝が形成されており、隣接する領域については互いに異なる方向に溝が形成されており、同じ観察方向から観察しても、各領域ごとに異なる反射模様が観察されることを特徴とする溝模様を有するシート群。 - 請求項7に記載のシート群において、
すべてのシートについて、それぞれ対応する領域内に形成されている溝の方向が共通することを特徴とする溝模様を有するシート群。 - 請求項7または8に記載のシート群において、
個々の領域ごとにそれぞれ異なる情報が埋め込まれていることを特徴とする溝模様を有するシート群。 - 多数の溝によって表面に模様が形成されたシート群であって、
各シートは、少なくとも溝部内面が鏡面反射する材質によって構成され、かつ、複数の領域に分割されており、この分割の態様はすべてのシートについて共通であり、
1つのシートに関して、1つの領域内には共通の方向に溝が形成されており、隣接する領域については互いに異なる方向に溝が形成されており、同じ観察方向から観察しても、各領域ごとに異なる反射模様が観察され、
複数のシート間で、それぞれ対応する領域内に形成されている溝の方向を比較した場合、少なくとも1つの領域に関する溝の方向が異なることを特徴とする溝模様を有するシート群。 - 請求項10に記載のシート群において、
各シート上の個々の領域が、当該シート上に定義された所定の環状路に沿って配置されるようにし、溝の方向を前記環状路に沿ってローテーションシフトすることにより、複数のシート間でそれぞれ対応する領域についての溝の方向が異なるようにしたことを特徴とする溝模様を有するシート群。 - 請求項10に記載のシート群において、
基本となるシート上の個々の領域について、それぞれ溝の方向を示す方位角θを定義し、他のシートについてはそれぞれ個々のシートに固有の偏差角δを定義し、前記基本となるシート上の個々の領域の方位角θに対して、他のシート上の対応する個々の領域の方位角がθ+δとなるように設定することにより、複数のシート間でそれぞれ対応する領域についての溝の方向が異なるようにしたことを特徴とする溝模様を有するシート群。 - 多数の溝をランダムに配置することにより表面に模様が形成されたシート群において、溝の配置パターンに情報量をもたせることにより、各シートごとにそれぞれ異なる所定のコードが埋め込まれていることを特徴とする溝模様を有するシート群。
- 請求項13に記載のシート群において、
少なくとも溝部内面が鏡面反射する材質によって構成されており、観察方向に応じて異なる反射模様が提示されることを特徴とする溝模様を有するシート群。 - 多数の溝によって表面に模様が形成された複数N種類のシートと、
前記N種類のシート表面の模様を、二次元画像として読み取る画像読取手段と、
画像読取手段で読み取った前記各シートについてのN種類の二次元画像を、それぞれ基準画像として格納する基準画像格納手段と、
前記N種類のシートの中の判別対象となる判別対象シートについて前記画像読取手段が読み取った判別対象画像を、前記基準画像格納手段に格納されている各基準画像と比較し、最も類似する画像を最類似画像と判別する画像判別手段と、
を備え、
前記基準画像格納手段内に格納されているN種類の基準画像が相互に異なる画像となるように、前記N種類のシートには、溝部の幅もしくは間隙部の幅またはその双方がそれぞれ異なるように溝が形成されていることを特徴とする情報判別システム。 - 請求項15に記載の情報判別システムにおいて、
可視光が回折現象を生じないように、溝部の幅および間隙部の幅が設定されており、かつ、溝部の幅もしくは間隙部の幅またはその双方を、肉眼では認識不能な微小な変動量だけ変動させることにより、N種類の基準画像が相互に異なる画像となるようにしたことを特徴とする情報判別システム。 - 請求項15に記載の情報判別システムにおいて、
各シートの溝部および間隙部がそれぞれ肉眼観察可能となるように、溝部の幅および間隙部の幅が設定されており、かつ、溝部の幅もしくは間隙部の幅またはその双方を、肉眼では認識不能な微小な変動量だけ変動させることにより、N種類の基準画像が相互に異なる画像となるようにしたことを特徴とする情報判別システム。 - 請求項17に記載の情報判別システムにおいて、
各シートの溝部の幅および間隙部の幅を0.9mm以上に設定し、その変動量の最大範囲を40μm以下としたことを特徴とする情報判別システム。 - 請求項15〜18のいずれかに記載の情報判別システムにおいて、
少なくとも溝部内面が鏡面反射する材質によって構成されており、観察方向に応じて異なる反射模様が提示されるシートを用いることを特徴とする情報判別システム。 - 請求項19に記載の情報判別システムにおいて、
いずれのシートにも同一の溝模様が形成されており、この溝模様は、部分ごとにそれぞれ溝の形成方向が異なっていることを特徴とする情報判別システム。 - 請求項19に記載の情報判別システムにおいて、
形状が同一でサイズが異なる複数の閉領域輪郭線を入れ子状に重ねてなる同一の入れ子状溝模様が各シートに形成されていることを特徴とする情報判別システム。 - 請求項19に記載の情報判別システムにおいて、
各シートは複数の領域に分割されており、この分割の態様はすべてのシートについて共通であり、
1つのシートに関して、1つの領域内には共通の方向に溝が形成されており、隣接する領域については互いに異なる方向に溝が形成されており、同じ観察方向から観察しても、各領域ごとに異なる反射模様が観察されることを特徴とする情報判別システム。 - 請求項22に記載の情報判別システムにおいて、
すべてのシートについて、それぞれ対応する領域内に形成されている溝の方向が共通することを特徴とする情報判別システム。 - 請求項22または23に記載の情報判別システムにおいて、
個々の領域ごとにそれぞれ異なる情報が埋め込まれていることを特徴とする情報判別システム。 - 多数の溝によって表面に模様が形成された複数N種類のシートと、
前記N種類のシート表面の模様を、二次元画像として読み取る画像読取手段と、
画像読取手段で読み取った前記各シートについてのN種類の二次元画像を、それぞれ基準画像として格納する基準画像格納手段と、
前記N種類のシートの中の判別対象となる判別対象シートについて前記画像読取手段が読み取った判別対象画像を、前記基準画像格納手段に格納されている各基準画像と比較し、最も類似する画像を最類似画像と判別する画像判別手段と、
を備え、
各シートは、少なくとも溝部内面が鏡面反射する材質によって構成され、かつ、複数の領域に分割されており、この分割の態様はすべてのシートについて共通であり、
1つのシートに関して、1つの領域内には共通の方向に溝が形成されており、隣接する領域については互いに異なる方向に溝が形成されており、同じ観察方向から観察しても、各領域ごとに異なる反射模様が観察され、
複数のシート間で、それぞれ対応する領域内に形成されている溝の方向を比較した場合、少なくとも1つの領域に関する溝の方向が異なることを特徴とする情報判別システム。 - 請求項25に記載の情報判別システムにおいて、
各シート上の個々の領域が、当該シート上に定義された所定の環状路に沿って配置されるようにし、溝の方向を前記環状路に沿ってローテーションシフトすることにより、複数のシート間でそれぞれ対応する領域についての溝の方向が異なるようにしたことを特徴とする情報判別システム。 - 請求項25に記載の情報判別システムにおいて、
基本となるシート上の個々の領域について、それぞれ溝の方向を示す方位角θを定義し、他のシートについてはそれぞれ個々のシートに固有の偏差角δを定義し、前記基本となるシート上の個々の領域の方位角θに対して、他のシート上の対応する個々の領域の方位角がθ+δとなるように設定することにより、複数のシート間でそれぞれ対応する領域についての溝の方向が異なるようにしたことを特徴とする情報判別システム。 - 多数の溝を配置することにより表面に模様が形成された複数N種類のシートと、
前記N種類のシート表面の模様を、二次元画像として読み取る画像読取手段と、
画像読取手段で読み取った前記各シートについてのN種類の二次元画像を、それぞれ基準画像として格納する基準画像格納手段と、
前記N種類のシートの中の判別対象となる判別対象シートについて前記画像読取手段が読み取った判別対象画像を、前記基準画像格納手段に格納されている各基準画像と比較し、最も類似する画像を最類似画像と判別する画像判別手段と、
を備え、
前記基準画像格納手段内に格納されているN種類の基準画像が相互に異なる画像となるように、前記N種類のシートには、それぞれランダムに多数の溝が配置されていることを特徴とする情報判別システム。 - 請求項28に記載の情報判別システムにおいて、
少なくとも溝部内面が鏡面反射する材質によって構成されており、観察方向に応じて異なる反射模様が提示されるシートを用いることを特徴とする情報判別システム。 - 請求項13もしくは14に記載のシート群または請求項28もしくは29に記載の情報判別システムに用いるシートを製造する製造方法において、
記録面上に規則的に配置された複数の格子点を定義する格子点定義段階と、
前記各格子点の位置を乱数に基づいてランダムに移動させ、移動後の各点の位置にそれぞれ起点となるべき第1番目の構成点P1を定義する起点定義段階と、
第i番目の構成点Piについて、所定の成長方向に対してランダムにずれた方位ベクトルViを求め、この方位ベクトルViの方向に、この構成点Piからランダムに定めた距離Liだけ隔たった位置に、第(i+1)番目の構成点P(i+1)を定義する処理を、i=1〜Iまで合計I回繰り返し行い、第1番目の構成点P1から第(I+1)番目の構成点P(I+1)に至るまでの合計(I+1)個の構成点を順に連結する曲線に基づいて1本のヘアラインを定義する処理を、すべての起点について実行するヘアライン定義段階と、
シートの原材料となる素材上に、定義された各ヘアラインに沿った溝を形成する溝形成段階と、
を有することを特徴とする溝模様を有するシートの製造方法。
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