JP2007206330A - 自発光表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】表示装置システムの電源負担を小さくし、低消費電力化および画質劣化抑制を図る自発光表示装置を提供する。
【解決手段】自発光表示装置は、表示データ特徴検出部1の出力する信号と電力比較部3の出力する点灯パルス数とにより、水平同期毎に画面電力を算出する画面電力算出部2と、画面電力算出部2の出力する算出電力を目標電力と比較して、表示画面電力が水平同期毎に目標電力に近づくように、次水平同期期間の点灯用パルスのオン/オフの制御信号を出力する電力比較部3を有する。
【選択図】図1
【解決手段】自発光表示装置は、表示データ特徴検出部1の出力する信号と電力比較部3の出力する点灯パルス数とにより、水平同期毎に画面電力を算出する画面電力算出部2と、画面電力算出部2の出力する算出電力を目標電力と比較して、表示画面電力が水平同期毎に目標電力に近づくように、次水平同期期間の点灯用パルスのオン/オフの制御信号を出力する電力比較部3を有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、自発光素子を用いて映像信号を表示する自発光表示装置に関する。
従来の自発光表示装置は、例えば特許文献1に記載のように、入力した映像信号を有機EL素子を使用した自発光表示部に表示する。図11に、特許文献1に記載の従来の自発光表示装置を示す。
従来の自発光表示装置は、入力した輝度信号Yおよび色差信号Cb,CrをアナログのRGB信号に変換するRGBマトリクス回路40、有機ELパネル44の解像度(水平/垂直ドット数)に合わせるためにアナログのRGB信号の解像度変換の処理を行う解像度変換回路41、アナログのRGB信号をデジタルのRGB信号に変換するA/D変換回路42、A/D変換回路42から供給されるRGB信号のレベルに応じた制御信号を有機ELパネル44に出力するパネル制御回路43、及び自発光表示部である有機ELパネル44を有する。
さらに、従来の自発光表示装置は、アナログのRGB信号を合成する信号合成回路46、アナログ信号中に含まれるノイズ成分や高周波成分を取り除くローパスフィルタ(LPF)47、アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路48、及びA/D変換回路48によりサンプリングされた信号を入力し、1フィールド(1画面)分の総データを検出する総データ検出回路49を有する。
パネル制御回路43は、1フィールド分の総データを発光時間に変換するためのルックアップテーブル(LUT)45を有し、総データ検出回路49から供給される1フィールド分の総データに基づいて有機EL素子の発光時間を制御する。
LUT45の入力データと発光時間(デューティ比)の関係を図12に示す。例えば実線で示すように入力データに対して線形リニアな発光時間(デューティ比)が得られる。破線は、画質の好みや入力ソースに応じて特性を変化させた場合を示している。
特開2003−228331号公報
従来の自発光表示装置は、総データの検出結果を次フィールドにおける発光時間の制御に反映させているため、表示データと発光制御との間に遅延が発生する。そのため、総データが小さいフィールドから総データが大きなフィールドへ変化した場合に、大きな総データ画面に対して発光時間が大きい状態となり、大きな電力が消費されることになる。
本発明は、上記従来の問題を解決するもので、表示装置システムの電源負担を小さくして低消費電力化を図ると共に、画質の劣化を抑制する自発光表示装置を提供する。
本発明の自発光表示装置は、自発光素子により画素が構成される自発光表示部と、1フィールド内の所定期間において表示データの特徴を積算検出する表示データ特徴検出部と、前記表示データ特徴検出部の出力値から、前記自発光表示部の消費電力を水平期間毎に算出する画面電力算出部と、前記画面電力算出部の算出した電力を目標電力と比較して、比較結果に応じて水平期間毎に点灯パルスがオン又はオフの制御信号を出力する電力比較部と、前記制御信号に基づいて、前記自発光表示部の画素を発光させるための信号を出力する点灯用シフトレジスタと、を備えたことを特徴とする。
水平期間単位の点灯用パルス処理を行い、フィールド期間内における電力を制御することにより、自発光表示部に表示される表示データに応じた電力制御を時間遅延無く実現できる。
上記の自発光表示装置は、前フィールドの所定時間における電力値と最終点灯パルス数情報を保持するフィールド情報保持部を更に有し、前記電力比較部は、前記画面電力算出部の算出した電力を、目標電力及び前記フィールド情報保持部の情報と比較して、比較結果に応じて水平期間毎に、点灯パルスがオン又はオフの制御信号を出力しても良い。本構成によれば、自発光表示部に表示される表示データに応じた電力制御を時間遅延無く実現できるとともに、前フィールドとの相関性に基づいた制御を実現できる。
前記表示データ特徴検出部は、表示データを構成するRGB信号の1フィールド内の所定期間におけるレベル積算値を水平期間周期毎に出力しても良い。
前記画面電力算出部は、前記表示データ特徴検出部から出力される特徴検出データに対して前記自発光表示部のRGB画素別の電力消費特性に応じた重み付けを施し、前記電力比較部からの点灯パルス数情報を用いて前記自発光表示部の消費電力を算出しても良い。
前記電力比較部は、前記自発光表示部における最大電力に対する目標電力の割合相当までの発光デューティ期間は点灯パルスをオン状態に保ち、以後、前記画面電力算出部からの算出電力と目標電力とを水平期間毎に比較し、算出電力が目標電力より大きい場合は点灯パルスをオフし、そうでない場合はオンするとともに、前記画面電力算出部に対して点灯パルス数情報を出力しても良い。
前記電力比較部は、前記自発光表示部における最大電力に対する目標電力の割合相当までの発光デューティ期間は点灯パルスをオン状態に保ち、以後、前記画面電力算出部からの算出電力と目標電力とを水平期間毎に比較し、算出電力が目標電力より大きい場合は水平期間点灯パルスをオフし、そうでない場合はオンするとともに、前記画面電力算出部に対して点灯パルス数情報を出力しても良い。
前記電力比較部は、1フィールド期間の目標電力を比較値として持ち、前記画面電力算出部からの算出電力と目標電力とを水平期間毎に比較し、算出電力が目標電力より大きい場合は点灯パルスをオフし、そうでない場合はオンし、フィールド期間中の所定時間においては、前記フィールド情報保持部からの前フィールドの所定時間の電力値と現状電力値を比較し、電力差が所定の範囲以上であれば算出電力が目標電力に近づくように点灯パルスの制御を行い、電力差が所定の範囲内であれば前フィールドの最終点灯パルス数に近づけるように点灯パルスをオフ、オンしても良い。
上記の自発光表示装置は、表示データを前記自発光表示部に書き込むための制御信号およびデータ信号を出力する表示データ書き込み処理部と、前記自発光表示部に対してデータ信号を出力するソースドライバと、前記ソースドライバからの信号を前記自発光表示部に書き込むための制御信号を出力する書き込み用シフトレジスタと、を更に有しても良い。
本発明の自発光表示装置によれば、表示装置システムの電源負担を小さくして低消費電力化を実現すると共に、画質の劣化を抑制できるという格別な効果を奏する。
以下本発明を実施するための最良の形態について、図を参照して説明する。
《実施の形態1》
図1から図8を用いて、本発明の実施の形態1の自発光表示装置を説明する。図1に、本発明の実施の形態1の自発光表示装置の概略の構成を示す。本実施形態の自発光表示装置は、有機EL素子などの自発光素子により画素が構成される自発光表示部8を有し、入力した映像信号を自発光表示部8に表示する。
図1から図8を用いて、本発明の実施の形態1の自発光表示装置を説明する。図1に、本発明の実施の形態1の自発光表示装置の概略の構成を示す。本実施形態の自発光表示装置は、有機EL素子などの自発光素子により画素が構成される自発光表示部8を有し、入力した映像信号を自発光表示部8に表示する。
本実施形態の自発光表示装置は、水平同期信号、垂直同期信号、R信号、G信号、及びB信号を入力し、自発光表示部8に表示データを書き込むための制御信号である書き込み信号とデータ信号とを生成する表示データ書き込み処理部4、自発光表示部8に対してデータ信号を出力するソースドライバ5、及びデータ信号を自発光表示部8に書き込むための書き込み信号を自発光表示部8のライン毎にシフトさせて出力する書き込み用シフトレジスタ6を有する。
さらに、本実施形態の自発光表示装置は、水平同期信号、垂直同期信号、R信号、G信号、及びB信号を入力し、1フィールド内の所定期間において表示データの特徴を積算検出する表示データ特徴検出部1、自発光表示部8において消費される電力を水平期間毎に算出する画面電力算出部2、画面電力算出部2の結果と目標電力を比較して、比較結果に応じて水平期間毎に制御信号である発光走査信号を生成する電力比較部3、及び自発光表示部8の画素を発光させるための発光走査信号を自発光表示部8のライン毎にシフトさせて出力する点灯用シフトレジスタ7を有する。
図2に、表示データ特徴検出部1の検出状態を示す。図2(a)は、水平期間および垂直期間に対する表示エリアの位置付けを示す。図2(b)は、垂直期間と表示エリアの関係を示す。表示データ特徴検出部1は、垂直期間の先頭部分で、1フィールド分の表示データの特徴積算値をクリアする。その後、表示エリアの期間中、水平周期毎に水平期間中の表示エリア分の表示データを加算しながら、RGB各々の信号のSumデータを出力する。RGB各々の信号のSumデータは、画面電力算出部2に入力される。
図3に、画面電力算出部2の構成を示す。画面電力算出部2は、表示データ特徴検出部1から受け取ったRGB信号各々のSumデータに対して、自発光表示部8のRGB画素別の電力消費特性に応じた重み付け係数を乗算する。その後、画面電力算出部2は、RGB信号の全てのSumデータを加算し、その合計値に対して、電力比較部3から供給されるフィールドの先頭からその時点まで加算された点灯パルス数を乗算し、フィールド内の電力換算データ(算出電力データ)として出力する。算出電力データは、電力比較部3に入力される。
図4に、電力比較部3の制御状態を示す。電力比較部3は、自発光表示部8の消費電力が、図4の破線で示された目標電力カーブを超えないように制御する。電力比較部3は、目標電力カーブを比較値として持ち、画面電力算出部2からの算出電力データと目標電力カーブとを水平期間毎に比較する。電力比較部3は、算出電力データが目標電力カーブより大きい場合はオフの水平期間点灯パルスを出力し、算出電力データが目標電力カーブ以下の場合はオンの水平期間点灯パルスを出力する。電力比較部3は、オン又はオフを示す水平期間点灯パルスを発光走査信号として点灯用シフトレジスタ7に出力する。また、電力比較部3は、フィールドの先頭からその時点まで加算された点灯パルス数情報を画面電力算出部2に出力する。
なお、電力比較部3は図5に示す制御を行っても良い。図5に、電力比較部3の他の制御状態を示す。電力比較部3は、最大電力に対する目標電力の割合相当までの発光デューティ期間、点灯パルスをオン状態に保つ。以後、電力比較部3は、画面電力算出部2からの算出電力データと目標電力カーブとを水平期間毎に比較し、算出電力データが目標電力カーブより大きい場合はオフの水平期間点灯パルスを出力し、算出電力データが目標電力カーブ以下の場合はオンの水平期間点灯パルスを出力する。なお、図5の目標電力カーブは直線で示しているが、図4のような曲線で設定してもよい。
図6に、自発光表示部8の画素構成を示す。図6では、自発光素子が有機ELで構成される場合を例としている。自発光表示部8の画素は、ソースドライバ5の出力信号であるデータ信号を一端に入力されるTFT1(Thin Film Transistor、薄膜トランジスタ)、TFT1に接続されたコンデンサC1、TFT1とコンデンサC1との接続点に制御端子を接続されたTFT2、TFT2に直列に接続されたTFT3、及びTFT3に接続された自発光素子を有する。
TFT1は、書き込み用シフトレジスタ6の出力する書き込み信号に基づいてオン/オフを切り替える。1水平期間内に書き込み信号によりTFT1がオンすると、画素に書き込む信号レベルに応じたソースドライバ出力信号(データ信号)がコンデンサC1に保持される。
TFT3は、点灯用シフトレジスタ6の出力する発光走査信号に基づいてオン/オフを切り替える。書き込み信号がオフになった後、発光走査信号によりTFT3がオンすると、コンデンサC1に保持された電圧に応じた電流がTFT2に流れ、自発光素子は点灯する。
図7に、書き込み信号と発光走査信号の状態を示す。ソースドライバ5の出力するデータ信号を書き込み信号により書き込み、発光走査信号によりライン単位の発光が行われる。発光走査信号の点灯制御期間に、点灯パルスによる発光のオン/オフ制御が行われる。
図8に、電力制御状態を示す。図8(a)は、従来方式の電力制御状態を比較のために示しており、図8(b)は、本実施形態による電力制御状態を示している。図8(a)及び(b)において、目標電力は50%とし、表示状態が、全白表示で白レベルが50%の画面から全白100%の画面に移行し、その後、全白100%から全白50%と移行していく状態を示している。
従来の自発光表示装置は前フィールドの総電力情報から次フィールドの発光デューティを決めるため、図8(a)に示すように、全白50%の次のフィールドの点灯パルスは、発光デューティ100%となり、全白100%の次のフィールドの点灯パルスは、発光デューティ50%となる。結果として、全白50%から移行した時の全白100%画面において電力制御の遅れが発生し、大きな電力が消費されることになる。
これに対し、本実施形態の自発光表示装置は水平期間毎に逐次電力比較を行っているため、図8(b)に示すように、消費電力が目標の50%近辺に収まり、遅れの殆ど無い電力制御を実現できる。
このように、本実施形態によれば、目標電力制御を的確に行い大電流消費を防ぐことができる。そのため、本実施形態の自発光表示装置によれば、表示装置システムの電源負担を小さくして低消費電力化を実現すると共に、画質の劣化を抑制できるという効果が得られる。
《実施の形態2》
図9及び図10を用いて、本発明の実施の形態2の自発光表示装置について説明する。図9に、本発明の実施の形態2における自発光表示装置の概略の構成を示す。図9において、図1と同一部には同一の符号を付けている。実施の形態2の自発光表示装置は、フィールド情報保持部21をさらに有し、図1の電力比較部3の代わりに、電力比較部23を有することが、実施の形態1の自発光表示装置と異なる。実施の形態2のそれ以外の構成については、実施の形態1と同様である。
図9及び図10を用いて、本発明の実施の形態2の自発光表示装置について説明する。図9に、本発明の実施の形態2における自発光表示装置の概略の構成を示す。図9において、図1と同一部には同一の符号を付けている。実施の形態2の自発光表示装置は、フィールド情報保持部21をさらに有し、図1の電力比較部3の代わりに、電力比較部23を有することが、実施の形態1の自発光表示装置と異なる。実施の形態2のそれ以外の構成については、実施の形態1と同様である。
フィールド情報保持部21は、前フィールドの所定時間における電力値と、最終点灯パルス数情報を保持する。
電力制御情報部20は、画面電力算出部2の結果を目標電力及びフィールド情報保持部21からの情報と比較し、その結果に応じて、水平期間毎に制御信号である発光走査信号を出力する。
図10に、電力比較部23の制御状態を示す。電力比較部23は、自発光表示部8の消費電力が破線で示された目標電力カーブを超えないように制御する。電力比較部23は目標電力カーブを比較値として持ち、画面電力算出部2からの算出電力データと目標電力カーブとを水平期間毎に比較する。電力比較部23は、算出電力データが目標電力カーブより大きい場合はオフの水平期間点灯パルスを出力し、そうでない場合はオンの水平期間点灯パルスを出力する。
さらに、電力比較部23は、垂直期間内の所定の時間を前フィールド電力値の比較ポイントとして、その時点で算出された現在の算出電力値とフィールド情報保持部21から出力される前フィールドの同時点の算出電力値との差を比較する。その差が所定幅を超えている場合、つまり図10のBまたはCの値である場合は、そのまま算出電力データが目標電力カーブに近づくように点灯パルスのオン/オフ制御を行う。前フィールドとの電力差が所定幅以内である場合は、その後、現在の点灯パルス数が前フィールドの最終点灯パルス数に近づくように点灯パルス数制御を行う。これにより、概ね同様の消費電力の画面表示において、点灯パルス数のばらつきを抑制でき、静止画表示における画面のふらつき状態を防ぐことが可能となる。
本発明の自発光表示装置は、目標電力制御を的確に行い大電流消費を防ぐことで、表示装置システムの電源負担を小さくし、低消費電力化を実現すると共に、画質の劣化を抑制するという効果を有し、入力される映像信号を自発光素子により構成された表示部に表示する表示装置等として有用である。
1 表示データ特徴検出部
2 画面電力算出部
3、23 電力比較部
4 表示データ書き込み処理部
5 ソースドライバ
6 書き込み用シフトレジスタ
7 点灯用シフトレジスタ
8 自発光表示部
21 フィールド情報保持部
40 RGBマトリクス回路
41 解像度変換回路
42、48 A/D変換回路
43 パネル制御回路
44 有機ELパネル
45 LUT
46 信号合成回路
47 LPF
49 総データ検出回路
2 画面電力算出部
3、23 電力比較部
4 表示データ書き込み処理部
5 ソースドライバ
6 書き込み用シフトレジスタ
7 点灯用シフトレジスタ
8 自発光表示部
21 フィールド情報保持部
40 RGBマトリクス回路
41 解像度変換回路
42、48 A/D変換回路
43 パネル制御回路
44 有機ELパネル
45 LUT
46 信号合成回路
47 LPF
49 総データ検出回路
Claims (8)
- 自発光素子により画素が構成される自発光表示部と、
1フィールド内の所定期間において表示データの特徴を積算検出する表示データ特徴検出部と、
前記表示データ特徴検出部の出力値から、前記自発光表示部の消費電力を水平期間毎に算出する画面電力算出部と、
前記画面電力算出部の算出した電力を目標電力と比較して、比較結果に応じて水平期間毎に点灯パルスがオン又はオフの制御信号を出力する電力比較部と、
前記制御信号に基づいて、前記自発光表示部の画素を発光させるための信号を出力する点灯用シフトレジスタと、
を備えたことを特徴とする自発光表示装置。 - 前フィールドの所定時間における電力値と最終点灯パルス数情報を保持するフィールド情報保持部を更に有し、
前記電力比較部は、前記画面電力算出部の算出した電力を、目標電力及び前記フィールド情報保持部の情報と比較して、比較結果に応じて水平期間毎に、点灯パルスがオン又はオフの制御信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の自発光表示装置。 - 前記表示データ特徴検出部は、表示データを構成するRGB信号の1フィールド内の所定期間におけるレベル積算値を水平期間周期毎に出力することを特徴とする請求項1に記載の自発光表示装置。
- 前記画面電力算出部は、前記表示データ特徴検出部から出力される特徴検出データに対して前記自発光表示部のRGB画素別の電力消費特性に応じた重み付けを施し、前記電力比較部からの点灯パルス数情報を用いて前記自発光表示部の消費電力を算出することを特徴とする請求項1に記載の自発光表示装置。
- 前記電力比較部は、1フィールド期間の目標電力を比較値として持ち、前記画面電力算出部からの算出電力と目標電力とを水平期間毎に比較し、算出電力が目標電力より大きい場合は点灯パルスをオフし、そうでない場合はオンするとともに、前記画面電力算出部に対して点灯パルス数情報を出力することを特徴とする請求項1記載の自発光表示装置。
- 前記電力比較部は、前記自発光表示部における最大電力に対する目標電力の割合相当までの発光デューティ期間は点灯パルスをオン状態に保ち、以後、前記画面電力算出部からの算出電力と目標電力とを水平期間毎に比較し、算出電力が目標電力より大きい場合は点灯パルスをオフし、そうでない場合はオンするとともに、前記画面電力算出部に対して点灯パルス数情報を出力することを特徴とする請求項1記載の自発光表示装置。
- 前記電力比較部は、1フィールド期間の目標電力を比較値として持ち、前記画面電力算出部からの算出電力と目標電力とを水平期間毎に比較し、算出電力が目標電力より大きい場合は点灯パルスをオフし、そうでない場合はオンし、フィールド期間中の所定時間においては、前記フィールド情報保持部からの前フィールドの所定時間の電力値と現状電力値を比較し、電力差が所定の範囲以上であれば算出電力が目標電力に近づくように点灯パルスの制御を行い、電力差が所定の範囲内であれば前フィールドの最終点灯パルス数に近づけるように点灯パルスをオフ、オンすることを特徴とする請求項2記載の自発光表示装置。
- 表示データを前記自発光表示部に書き込むための制御信号およびデータ信号を出力する表示データ書き込み処理部と、
前記自発光表示部に対してデータ信号を出力するソースドライバと、
前記ソースドライバからの信号を前記自発光表示部に書き込むための制御信号を出力する書き込み用シフトレジスタと、
を更に有することを特徴とする請求項1記載の自発光表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006024500A JP2007206330A (ja) | 2006-02-01 | 2006-02-01 | 自発光表示装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008089956A (ja) * | 2006-10-02 | 2008-04-17 | Sony Corp | 消費電力情報算出装置、消費電力制御装置、画像処理装置、自発光表示装置、電子機器、消費電力情報算出方法、消費電力制御方法及びコンピュータプログラム |
JP2014026016A (ja) * | 2012-07-25 | 2014-02-06 | Sony Corp | 表示装置、画像処理装置、および画像処理方法 |
KR101455300B1 (ko) | 2013-05-03 | 2014-10-31 | 박종현 | 절약형 led 전광판의 구동 방법 |
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2006
- 2006-02-01 JP JP2006024500A patent/JP2007206330A/ja not_active Withdrawn
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