JP2007206245A - 現像ユニット - Google Patents

現像ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2007206245A
JP2007206245A JP2006023308A JP2006023308A JP2007206245A JP 2007206245 A JP2007206245 A JP 2007206245A JP 2006023308 A JP2006023308 A JP 2006023308A JP 2006023308 A JP2006023308 A JP 2006023308A JP 2007206245 A JP2007206245 A JP 2007206245A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
developer
unit
developing
developing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006023308A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4845524B2 (ja
Inventor
Onori Nagao
大典 長尾
Hideya Muramoto
秀也 村本
Masato Ishino
正人 石野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2006023308A priority Critical patent/JP4845524B2/ja
Publication of JP2007206245A publication Critical patent/JP2007206245A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4845524B2 publication Critical patent/JP4845524B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】満杯以上に現像剤を補給することによる画質の低下を防止することにある。
【解決手段】現像ユニットは、画像データに基づいてカラー画像を形成する現像ユニットであって、複数の現像器16と、トナー搬送部材18と、トナー量検出部40とを備えている。複数の現像器16は、外部から現像剤を補給するためのトナー補給口22を有し、それぞれ現像剤を内部に収納している。トナー搬送部材18は、現像器16に補給された現像剤を現像器16内で均一になるようにトナー補給口22から現像器16全体に搬送する。トナー量検出部40は複数の現像器16内に存在する現像剤の量を検出する。また、トナー補給口22とトナー量検出部40との距離は、内部に収納している現像剤の流動性が悪い現像器16ほど短い。
【選択図】図1

Description

本発明は、現像ユニット、特に、画像データに基づいてフルカラー画像を形成する現像ユニットに関する。
フルカラーの画像を形成するための画像形成装置は、例えば内部にシアン、マゼンダ、イエロー、ブラックの色の現像剤を収納する4つの現像器を備えている。この画像形成装置は、現像剤の残量を画像のドットカウントなどによって検出しており、画像形成を行うことによって現像剤が減少すると外部に備えられたトナー収容部から現像剤を補給する(特許文献1参照)。
ここで、画像形成装置には、発光部と受光部とを備え、受光部が受光した受光量によって現像剤が一定量以上存在するかどうかを検出するものが存在する。このような画像形成装置では、補給された現像剤は現像器内の現像剤が均一になるように搬送部材によって全体に搬送される。そして、発光部が発光した光を受光部で受光できなくなったとき、すなわち現像剤によって発光部が発光した光が遮断されたときに現像剤の補給を停止するようになっている。
特開2005−308962号公報
このような画像形成装置では、種々の現像剤が使用されるが現像剤によっては流動性が異なっている。特に流動性の悪い現像剤の場合は、トナーが適切に補給されない場合がある。すなわち、流動性の悪い現像剤は、満杯(予定していた現像剤の補給量を補給した状態)まで補給が行われているにもかかわらず、残量の検出を行っている場所まで搬送されるのが流動性の良い現像剤に比べて遅れるために満杯ではないと判断され、現像剤が満杯以上に補給されてしまう場合がある。
このように、満杯以上に現像剤が補給されると、現像剤の自重やトナーどうしの摩擦などによって現像剤にストレスがかかり、現像剤が劣化することが考えられる。現像剤が劣化すると画質が低下する可能性がある。
本発明の課題は、満杯以上に現像剤を補給することによる画質の低下を防止することにある。
請求項1に係る現像ユニットは、画像データに基づいてフルカラー画像を形成する現像ユニットであって、複数の現像器と、現像剤搬送部材と、検出部とを備えている。複数の現像器は、外部から現像剤を補給するための補給口を有し、それぞれ現像剤を内部に収納している。現像剤搬送部材は、現像器に補給された現像剤を現像器内で均一になるように補給口から現像器全体に搬送する。検出部は複数の現像器内に存在する現像剤の量を検出する。また、補給口と検出部との距離は、内部に収納している現像剤の流動性が悪い現像器ほど短い。
この現像ユニットでは、画像の形成に伴って現像器内の現像剤が消費される。そして、現像器内の現像剤が減少すると、外部から現像器の補給口を通して現像剤が補給される。現像剤が補給口から補給されると、現像剤搬送部材によって現像器全体に搬送され、検出部によって現像剤の量が検出される。検出部によって現像剤の量が一定に達したことが検出されると、現像剤の補給が停止される。
ここでは、流動性の悪い現像剤が収納されている現像器は、その補給口が検出部の近くに配置されている。このために、現像剤の流動性が悪く現像剤の搬送が遅れることによって満杯以上に現像剤を補給するのを防止でき、このために画質の低下を防止できる。
請求項2に係る現像ユニットは、請求項1に記載の現像ユニットであって、複数の現像器のうち第1の現像器は粉砕法によって製造されるトナーを含む現像剤を収納し、第2の現像器は重合法によって製造されるトナーを含む現像剤を収納し、第1の現像器の補給口と検出部との距離は第2の現像器の補給口の距離より短い。
ここでは、粉砕法によって製造されるトナーの搬送が遅れて満杯以上にトナーを補給するのを防止でき、このために画質の低下を防止できる。
請求項3に係る現像ユニットは、請求項1または2に記載の現像ユニットであって、検出部は1つのセンサ部を有し、複数の現像器は回転可能なフレームに支持されており、1つのセンサ部によって複数の現像器の現像剤の量を検出する。
ここでは、1つのセンサ部によって複数の現像器の現像剤の量を検出することができるために経済的になる。
本発明は、満杯以上に現像剤を補給することによる画質の低下を防止することができる。
図1に本発明の一実施形態によるカラー画像形成装置としてのカラープリンタ1の概略を示す。
このカラープリンタ1は、図示しないコンピュータ等に接続されており、コンピュータ等から送られてくる画像データに基づいてカラー画像を用紙に印刷可能な装置である。また、このカラープリンタ1は、図1において右側がオペレータが操作する側であり、以下では、図1における装置の右側を手前側、左側を奥側とする。
カラープリンタ1は、画像を形成するための画像形成部12と、画像形成部12にトナーを補給するためのトナー補給部50と、図6に示すトナー補給部50によるトナー補給量を調整するトナー量検出部40と、画像形成部12で形成された画像を定着する定着装置9と、画像形成部12や定着装置9等に用紙を搬送する用紙搬送部51と、用紙搬送部51に用紙を給紙する給紙部52とを有する。ここで、図6はトナー量検出部40の模式図である。
画像形成部12は、表面に静電潜像やトナー像が形成される感光体ドラム2と、トナーを感光体ドラム2に供給するための回転現像装置3と、感光体ドラム2にレーザ光を照射するレーザユニット4と、感光体ドラム2のトナー像が転写される中間転写ベルト7と、中間転写ベルト7のトナー像を用紙に転写するための2次転写ローラ8とを有している。
感光体ドラム2は、表面に静電潜像が形成されるものであり、装置のほぼ中央に回転自在に設けられ、その回転軸は装置の手前側から見て横方向に延びるように、すなわち図1の紙面に対して垂直に延びるように設けられている。感光体ドラム2の上部には、感光体ドラム2の表面を一様に帯電するための帯電ローラ10が設けられている。また感光体ドラム2の側方には、感光体ドラム2の表面に残留したトナーや付着物を清掃するためのドラムクリーニング装置11が設けられている。
回転現像装置3の全体斜視図を図3に示す。回転現像装置3は、感光体ドラム2に形成された静電潜像を各色のトナーによって現像するものであり、感光体ドラム2に隣接して、中心が感光体ドラム2の中心とほぼ同じ高さ位置になるように設けられている。この回転現像装置3は、回転枠15と、4色のトナーに対応して設けられ回転枠15に支持された4つの現像器16とを有している。回転枠15は、感光体ドラム2の回転軸と平行な軸の回りに回転自在な円筒形状であり、図示しないモータやギアを含む駆動機構によって回転させられるようになっている。また、回転枠15は、回転軸の中心から放射状に延びる仕切枠によって円周方向に4等分された4つの区画を有しており、各区画にイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4つのトナー色に対応した現像器16が配置されている。ここで、ブラックのトナーは粉砕法によって製造されており、イエロー・シアン・マゼンダの色のトナーは重合法によって製造されている。
現像器16の断面図を図5に示す。各現像器16は、それぞれほぼ同様の構成であって、感光体ドラム2にトナーを供給する現像ローラ17と、トナーが均一になるようにトナーを搬送・撹拌するトナー搬送部材18(現像剤搬送部材)と、現像ローラ17にトナーを供給するトナー供給ローラ19と、内部にトナーを収納する容器本体14とを備える。
現像ローラ17は、感光体ドラム2に対向して配置された部材であって、円柱状の部材である。また、現像ローラ17は回転現像装置3の回転軸と平行に設置される回転軸を中心に回転する。容器本体14は、内部にトナーを収容可能なスペースを有しており、トナー補給を行うためのトナー補給口22(補給口)を備えている。トナー補給口22は、現像器16の表面に後述するトナー供給パイプ25が挿入可能な孔と、孔の表面に設けられたスリットが入った弾性部材とを有している。トナー搬送部材18は容器本体14の内部に配置された部材であって、トナー補給口22近傍のトナーを現像器16全体に搬送したりトナーを撹拌したりする為の部材である。また、トナー搬送部材18は、回転軸に複数の羽状部材が取り付けられたスクリュー状の部材である。トナー搬送部材18の回転軸は、現像ローラ17の軸と平行に配置されており、回転現像装置3の回転中心の近傍に配置されている。トナー供給ローラ19は、現像ローラ17に現像器16内の現像剤を供給するための部材であって、現像ローラ17に接触するように配置されている。
レーザユニット4は、外部のコンピュータ等から送られてきた画像データに基づいて、感光体ドラム2を走査露光するものであり、感光体ドラム2の上方で、かつ回転現像装置3の回転軸より装置奥側に配置されている。なお、レーザユニット4の内部の構成は、従来の構成と同様であり、レーザ光源、ポリゴンミラー、ポリゴンミラー駆動用モータ等を有している。また、レーザユニット4のレーザ光路の前方には、反射ミラー20が設けられている。したがって、図1の一点鎖線で示すように、レーザユニット4から発射されたレーザ光は、この反射ミラー20によって屈曲し、回転現像装置3の装置手前側上方を通過し、感光体ドラム2の表面に照射されるようになっている。
中間転写ベルト7は、感光体ドラム2に形成された各色のトナー画像が順次転写されるものであり、感光体ドラム2及びトナー収容部5の下方に配置されている。この中間転写ベルト7は、駆動ローラ35とバネ38によって駆動ローラ35から離れる側に付勢された従動ローラ36との間に掛け渡されている。また、中間転写ベルト7の感光体ドラム2と対向する部分は、1対の1次転写ローラ37a,37bによって感光体ドラム2に当接するように構成されている。
2次転写ローラ8は、中間転写ベルト7に転写された画像を、搬送されてきた用紙に転写するためのものであり、駆動ローラ35の下方に駆動ローラ35と対向するように配置されている。そして、この2次転写ローラ8には、図示しない電圧印加手段によって、用紙に対して、画像転写のためのバイアス電圧が印加されている。
トナー補給部50は、図1及びトナー補給部50を拡大して示す図2に示すように、回転現像装置3に供給するトナーを内部に収納するトナー収容部5と、トナー収容部5のトナーを回転現像装置3に供給する複数のトナー供給装置6とを有する。
トナー収容部5は、回転現像装置3の各現像器16に対して供給するトナーを収容する部分であり、感光体ドラム2の上方で、かつレーザユニット4と対向する側(装置手前側)に配置されている。このトナー収容部5は、横方向(図1の紙面垂直方向)に並べて配置されたイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックのそれぞれの各色のトナーを収容する4つの収容部を有している。また、このトナー収容部5は、装置の手前側に取り出しが可能となっている。
トナー供給装置6は、トナー収容部5に収容された各色のトナーを、対応する現像器16に供給するためのものであり、感光体ドラム2の上方において、レーザユニット4とトナー収容部5との間のスペースに配置されている。このトナー供給装置6は、図1の要部拡大図である図2に示すように、上下方向に移動可能な4つのトナー供給パイプ25と、トナー収容部5の各色のトナーを収容している部分と対応するトナー供給パイプ25とを連結する4つの搬送パイプ26と、各トナー供給パイプ25を上下動させるための駆動機構27とを有している。
トナー供給パイプ25は、上下方向に長く、上端が装置手前側に、下端が装置奥側に傾斜している。このトナー供給パイプ25は、先端が先細形状となっており、下方に移動した際には、先端が現像器16のトナー供給部に形成されたスリットを通って内部に進入可能である。また、トナー供給パイプ25の内部には、トナーを搬送するためのスパイラル部材30が回転可能に設けられている。
搬送パイプ26は、トナー供給パイプ25の上下動に追従して移動可能なように、可撓性を有するパイプである。そして、内部には、コイルスプリング31が配置されており、図示しない駆動機構によって回転させられて、これによりトナーが搬送パイプ26内を通ってトナー供給パイプ25側に搬送される。
駆動機構27は、駆動機構27を表す図4に示すように、トナー供給パイプ25の外周部に、軸方向に沿って設けられたラック32と、このラック32に噛み合うピニオンギア33とを有している。ピニオンギア33は装置のフレームに回転自在に支持されており、モータ33aによって駆動されるようになっている。そして、この駆動機構27によって、トナー供給パイプ25は、上方の待避位置と、下方で先端部が現像器16の内部に進入した供給位置とを取り得る。
トナー量検出部40は、図6及び図7に示すように現像器16内のトナー量が一定以上かどうかを検出するための部材であって、現像器16内に発光する発光センサ41及び発光センサ41の光を受光する受光センサ42(センサ部)と、発光センサ41からの光を受光センサ42に導く光ガイド部材43と、光ガイド部材43の表面をクリーニングするクリーニング機構44とを有する。なお、図7は現像器16の内部に配置されたクリーニング機構44と光ガイド部材43とを示している。
発光センサ41は、現像器16内に光を発光するための部材であって、レーザ光を発射する。この発光センサ41はカラープリンタ1の外枠に装着された部材であって、図1の紙面の上側に配置されている。受光センサ42は、発光センサ41が発光した光を受光するための部材であって、発光センサ41と並んで配置されている。光ガイド部材43は、発光センサ41の光を受光センサ42側に導くための部材であって、発光センサ41側の部材と受光センサ42側の部材とを有している。また、光ガイド部材43は、現像器16の壁面に配置されている。クリーニング機構44は、光ガイド部材43の発光センサ41側の部材と受光センサ42側の部材との間に配置されており、回転可能な円板状部材45と、円板状部材45の径方向最も外側に配置された一対の取り付け部材46と、一対の取り付け部材46の光ガイド部材43が配置されている側の面に装着された清掃部材47とを有する。クリーニング機構44は、円板状部材45が回転し、円板状部材45の回転に伴って一対の取り付け部材46が回転する。この回転によって清掃部材47と光ガイド部材43とが接触し、清掃部材47が光ガイド部材の表面をクリーニングする。ここで、流動性の悪いトナーを内部に含む容器本体14ほどトナー補給口22がトナー量検出部40に近くなっている。具体的には、発光センサ41及び受光センサ42が図3の紙面奥側に配置されており、図3に示すように、粉砕法によって製造されるブラックのトナーを内部に収納する現像器16aのトナー補給口22aを最も発光センサ41及び受光センサ42が配置されている側に設けられている。
定着装置9は、用紙上に転写されたトナーを溶融定着するためのものであり、回転現像装置3の下方で、かつ装置奥側に配置されている。この定着装置9は、ヒータを内蔵する加熱ローラ9aと加熱ローラ9aに圧接する加圧ローラ9bとを有しており、両ローラ間に用紙を挟持して搬送する。
用紙搬送部51は、後述する給紙カセット53に収納されている用紙を画像形成部12や定着装置9等を通して、カラー画像が印刷された用紙をカラープリンタ1の外枠に設けられた排出口間で搬送するための部分である。
給紙部52は、用紙を収納する給紙カセット53と、給紙カセット53から用紙を用紙搬送部51に給紙するためのローラ54等とによって構成されている。給紙カセット53は、カラー画像を印刷するための用紙が収納されている部分であって、カラープリンタ1の下側に配置されている。
次にカラープリンタ1の動作について説明する。
カラー画像を印刷する際には、コンピュータ等から画像データが送信されてきて、画像形成部12で画像データに基づいた画像が形成される。具体的には、感光体ドラム2上に静電潜像が形成され、回転現像装置3のそれぞれの色のトナーを収納する現像器16が順に感光体ドラム2上にそれぞれの色のトナーを供給する。このようにして、画像形成部12に搬送されてきた用紙にカラー画像が形成されると、カラー画像が形成された用紙は定着装置9に搬送される。定着装置9でカラー画像が用紙に定着されて、カラー画像が印刷された用紙が排出される。画像形成動作によって現像器16内のトナーが減少すると、トナー補給が行われる。
次にトナー補給動作について説明する。
トナーの補給は、トナー収容部5のトナーをトナー供給パイプ25によって現像器16内に供給することで行う。具体的には、トナー収容部5のトナーは搬送パイプ26によってトナー供給パイプ25に搬送され、トナー供給パイプ25が現像器16側に移動してトナー補給口22を通過した後にトナー補給位置、すなわちトナー供給パイプ25の先端が現像器16内にある位置に移動する。トナー補給位置にトナー供給パイプ25が位置すると、トナー供給パイプ25のトナーが現像器16内に供給される。トナー供給パイプ25によって現像器16内にトナーが供給されると、供給されたトナーはトナー搬送パイプ26によって現像器16全体が均一になるように搬送される。発光センサ41の光をトナーが遮って受光センサ42で受光できなくなるとトナー補給を終了する。ここでは、流動性の悪いブラックのトナーを内部に収納する現像器16のトナー補給口22がトナー量検出部40の発光センサ41及び受光センサ42に最も近い位置に配置されているので、トナーが一定量(発光センサ41の光を受光センサ42で受光できなくなる)になると補給を終了できる。このために、トナー補給を満杯以上に行うのを防止できる。従って、満杯以上にトナーを補給することによる画質の低下を防止することができる。
ここで、図8の(a)、(b)、(c)に実験の結果を示す。図8に結果が示された実験は、ホソカワミクロン製のパウダーテスター(形式:PT―E)を用いて振幅を0.3ミリ、時間を30秒、メッシュを235、セット量を10g、トナーの流動性((メッシュを通過したトナー量/セット量)*100で表される)をブラックのトナーが13.2%、カラーのトナーが50.1%に設定して行ったものである。図8の(a)は、流動性の悪いトナー、すなわち粉砕法で製造されたブラックのトナーが収納されている現像器16のトナー補給口22をトナー量検出部40から遠い距離に設定した場合の検出結果を示しており、図8の(b)は、流動性の悪いトナーが収納されている現像器16のトナー補給口22をトナー量検出部40から近い距離に設定した場合の検出結果を示しており、図8の(c)は、流動性の良いトナー、すなわち重合法で製造されたイエロー・シアン・マゼンダのトナーが収納されている現像器16のトナー補給口22をトナー量検出部40から遠い距離に設定した場合の検出結果を示している。これらの図の横軸は時間を示しており、縦軸はトナー残量を示している。
図8の(a)に示すように、流動性の悪いトナーが収納されている現像器16のトナー補給口22をトナー量検出部40から遠い距離に設定した場合には、トナー補給を行っていてもトナー量を検出する場所まで搬送するのが遅れるために、検知量の最大と最小と差が大きい。これに対して、図8の(b)はトナー補給口22とトナー量検出部40との距離が近いために、検知量の最大と最小と差が小さい。このために、トナー補給を満杯以上に行うのを防止でき、満杯以上にトナーを補給することによる画質の低下を防止することができる。なお、図8の(c)に示すように、流動性の良いトナーを内部に収納する現像器16のトナー補給口22とトナー量検出部40との距離が遠い場合であっても、流動性がよくトナーが搬送されるのが早いために検知量の最大と最小と差が小さい。このために、流動性の良いトナーを内部に収容する現像器16のトナー補給口22をトナー量検出部40から遠くに配置しても問題はない。
[他の実施形態]
上記実施形態では回転現像装置3を用いたが、本発明はこれに限られるものではなく、それぞれ別々の現像器を複数備えていても良い。
カラープリンタ1の概略図。 カラープリンタ1のトナー補給部50の図。 回転現像装置3の斜視図。 トナー供給パイプ25の駆動部27を示す図。 現像器16の概略断面図。 トナー量検出部の概略図。 光ガイド部材43とクリーニング機構44とを示す図。 実験結果を示す図。
符号の説明
1 カラープリンタ
2 感光体ドラム
3 回転現像装置
4 レーザユニット
5 トナー収容部
6 トナー供給装置
7 中間転写ベルト
8 2次転写ローラ
9 定着装置
16 現像器
18 トナー搬送部材(現像剤搬送部材)
22 トナー補給口(補給口)
40 トナー量検出部(検出部)
42 発光センサ
43 受光センサ
44 クリーニング機構
45 円板状部材

Claims (3)

  1. 画像データに基づいてカラー画像を形成する現像ユニットであって、
    外部から現像剤を補給するための補給口を有し、それぞれ現像剤を内部に収納した複数の現像器と、
    前記現像器に補給された現像剤を前記現像器内で均一になるように前記補給口から前記現像器全体に搬送する現像剤搬送部材と、
    複数の前記現像器内に存在する現像剤の量を検出する検出部とを備え、
    前記補給口と前記検出部との距離は、内部に収納している現像剤の流動性が悪い現像器ほど短い、
    現像ユニット。
  2. 複数の前記現像器のうち第1の現像器は粉砕法によって製造されるトナーを含む現像剤を収納し、第2の現像器は重合法によって製造されるトナーを含む現像剤を収納し、
    前記第1の現像器の前記補給口と前記検出部との距離は前記第2の現像器の前記補給口の距離より短い、
    請求項1に記載の現像ユニット。
  3. 前記検出部は1つのセンサ部を有し、
    複数の前記現像器は回転可能なフレームに支持されており、前記1つのセンサ部によって複数の前記現像器の現像剤の量を検出する、
    請求項1また2に記載の現像ユニット。
JP2006023308A 2006-01-31 2006-01-31 現像ユニット Expired - Fee Related JP4845524B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006023308A JP4845524B2 (ja) 2006-01-31 2006-01-31 現像ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006023308A JP4845524B2 (ja) 2006-01-31 2006-01-31 現像ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007206245A true JP2007206245A (ja) 2007-08-16
JP4845524B2 JP4845524B2 (ja) 2011-12-28

Family

ID=38485788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006023308A Expired - Fee Related JP4845524B2 (ja) 2006-01-31 2006-01-31 現像ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4845524B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014170155A (ja) * 2013-03-05 2014-09-18 Ricoh Co Ltd 現像装置、プロセスユニット、及び画像形成装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62182769A (ja) * 1986-02-06 1987-08-11 Ricoh Co Ltd 回転型多色現像装置
JPH09311533A (ja) * 1996-05-16 1997-12-02 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH11194602A (ja) * 1997-12-26 1999-07-21 Canon Inc 現像装置および画像形成装置
JP2000172059A (ja) * 1998-12-07 2000-06-23 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2001318522A (ja) * 2000-05-12 2001-11-16 Seiko Epson Corp 画像形成装置
JP2003107829A (ja) * 2001-10-02 2003-04-09 Canon Inc 画像形成装置
JP2004029090A (ja) * 2002-06-21 2004-01-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2005308962A (ja) * 2004-04-20 2005-11-04 Canon Inc 画像形成装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62182769A (ja) * 1986-02-06 1987-08-11 Ricoh Co Ltd 回転型多色現像装置
JPH09311533A (ja) * 1996-05-16 1997-12-02 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH11194602A (ja) * 1997-12-26 1999-07-21 Canon Inc 現像装置および画像形成装置
JP2000172059A (ja) * 1998-12-07 2000-06-23 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2001318522A (ja) * 2000-05-12 2001-11-16 Seiko Epson Corp 画像形成装置
JP2003107829A (ja) * 2001-10-02 2003-04-09 Canon Inc 画像形成装置
JP2004029090A (ja) * 2002-06-21 2004-01-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2005308962A (ja) * 2004-04-20 2005-11-04 Canon Inc 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014170155A (ja) * 2013-03-05 2014-09-18 Ricoh Co Ltd 現像装置、プロセスユニット、及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4845524B2 (ja) 2011-12-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5660312B2 (ja) 現像剤搬送装置、現像剤収容器、現像装置、プロセスユニット及び画像形成装置
JP5728970B2 (ja) 現像剤量検知装置、現像装置、プロセスユニット及び画像形成装置
JP4078372B2 (ja) 電子写真画像形成装置
JP6252442B2 (ja) 現像剤案内装置、これを備える画像形成装置
JP4702466B2 (ja) 現像器、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2007298716A (ja) 画像形成装置のトナー搬送装置
US8340555B2 (en) Toner supply container and image forming apparatus
JP6790370B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
EP1731972B1 (en) Developing cartridge and electrophotographic image forming apparatus having the same
JP2008083516A (ja) 画像形成装置および現像剤収容ボックス
JP2007293068A (ja) 画像形成装置
JP4749135B2 (ja) 画像形成装置
JP4845524B2 (ja) 現像ユニット
JP2006201474A (ja) 現像装置およびそれを用いた画像形成装置
JP2007249245A (ja) 電子写真画像形成装置
JP4609847B2 (ja) 画像形成装置
JP2008203582A (ja) 現像装置
JP4926614B2 (ja) 画像形成装置
JP2006284999A (ja) 現像装置及びプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP5069074B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP6330579B2 (ja) トナー供給装置および画像形成装置
JP4951662B2 (ja) トナーカートリッジ、画像形成装置および画像形成方法
JP6035747B2 (ja) 現像装置、画像形成装置
JP2009192730A (ja) 画像形成装置
JP2009122164A (ja) 現像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090105

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20090911

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091009

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110712

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110819

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110913

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111011

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141021

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141021

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141021

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees